JP3938415B2 - カーボンブラック、その製造方法及び該カーボンブラックを含有するタイヤ用ゴムコンパウンド - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、特にゴム工業用補強カーボンブラックとして適当な新規カーボンブラックならびにこの種のカーボンブラックの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
工業的に極めて重要なカーボンブラック製造方法は、炭素含有カーボンブラック原料の酸化熱分解を基礎にしている。この場合カーボンブラック原料は高温で酸素の存在で不完全燃焼される。この種のカーボンブラック製造方法には、例えばファーネスブラック(Furnaceruss)法、ガスブラック(Gasruss)法及びフレームブラック(Flammruss)法が属する。炭素含有カーボンブラック原料としては、主として多核芳香族カーボンブラック油が使用される。酸化熱分解の生成物流は、水素及び一酸化炭素を含有する廃ガス及びその中に懸濁された微細なカーボンブラックから成り、このカーボンブラックはフィルター装置で廃ガスから分離される。このようにして得られたカーボンブラックは次に、取扱いをよくするために、大部分湿式又は乾式造粒法で粒状カーボンブラックに調製される。製造工程に由来するカーボンブラックの水分は、最終的乾燥によって1重量%未満に低減される。
【0003】
工業的に製造されたカーボンブラックは、タイヤ工業用ゴムコンパウンドの製造の際に、90%以上は充填剤及び補強材として使用される。代表的なゴムコンパウンドは、天然−及び/又は合成ゴム20〜70重量%、カーボンブラック20〜50重量%、鉱油及び他の助剤ならびに加硫剤としての硫黄を含有する。
【0004】
カーボンブラックは、その特性によって完成タイヤの摩耗抵抗、転がり抵抗(Rollwiderstand)及び湿潤滑り特性(Nassrutschverhalten)に影響を及ぼす。タイヤのトレッド(Laufflaeche)として有用なゴムコンパウンド、いわゆるトレッドコンパウンドの場合には、高い摩耗抵抗が要求されるけれども、同時に転がり抵抗はできるだけ小さく、湿潤滑り特性は良好でなければならない。小さい転がり抵抗は自動車の燃料消費量を小さくする。
【0005】
転がり抵抗及び湿潤滑り特性は、トレッドコンパウンドの粘弾性挙動によって影響される。粘弾性挙動は、周期的変形の場合には機械的損失ファクター(Verlustfaktor)tanδによって記載され、伸長又は圧縮の場合には動的伸長弾性率(dynamischer Dehnmodul)|E*|によって記載されうる。二つの量は極めて温度に依存する。この場合トレッドコンパウンドの湿潤滑り特性は一般に約0℃での損失ファクターtanδ0と相関しており、転がり抵抗は約60℃での損失ファクターtanδ60に相関している。低温での損失ファクターが大きければ大きい程、タイヤコンパウンドの湿潤滑り特性は一般には良好である。これに対して転がり抵抗を低減するためには、高温でのできるだけ小さい損失ファクターが要求される。
【0006】
摩耗抵抗及びトレッドコンパウンドの粘弾性、従ってまた損失ファクターは、使用された補強カーボンブラックの特性によって著しく規定される。
【0007】
重要な影響量は比表面積、特にカーボンブラックのゴムに働く表面積部分の尺度であるCTAB−表面積である。摩耗抵抗及びtanδはCTAB−表面積の増大と共に増大する。
【0008】
他の重要なカーボンブラックパラメーターは、原構造の基準値としてのDBP−吸収値及びカーボンブラックの機械的応力後になお残っている残余構造の尺度としての24M4−DBP−吸収値である。
【0009】
トレッドコンパウンドにとっては、80〜180m2/gのCTAB−表面積及び80〜140ml/100gの24M4−DBP−吸収値を有するカーボンブラックが適当である。
【0010】
従来のカーボンブラックは、トレッドコンパウンドが同じか又は比較的良好な湿潤滑り特性の場合に比較的小さい転がり抵抗を有するようには、損失ファクターtanδの温度依存性に十分に影響を及ぼすことはできないことが判明した。転がり抵抗の所望の低減は一般には湿潤滑り特性の劣化と直接関連している。小さい転がり抵抗を有するカーボンブラックは、いわゆる“低ヒステリシス”−カーボンブラックと称される。
【0011】
近年、タイヤの転がり抵抗はカーボンブラックを珪酸と完全に又は部分的に交換することによって低減されうることが判った(ヨーロッパ特許第0447066号明細書)。珪酸をゴムのポリマー構成要素と結合するためには、シラン−カップリング試薬が必要になる。珪酸を含有するゴムコンパウンドは50%まで低減された損失ファクターtanδ60を有する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、天然ゴム又は合成ゴム又はその混合物から成るゴムコンパウンドに低減された転がり抵抗を付与し、同時に湿潤滑り特性を改良しかつ摩耗抵抗を増大させる新規カーボンブラックを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記課題は、40〜180m2/gのCTAB−表面積、80〜140ml/100gの24M4−DBP−吸収値及び40〜250m2/gのBET−比表面積を有するカーボンブラックによって解決される。該カーボンブラックは、その全重量に対して0.01〜15重量%の珪素を含有することを特徴としている。
【0014】
珪素は製造工程でカーボンブラック集合体(Russaggregat)中に導入される。この目的のために例えば珪素含有化合物がカーボンブラック原料中に混入されうる。適当な珪素含有化合物は、オルガノシラン、オルガノクロルシラン、シロキサン及びシラザンのような有機珪素化合物である。特に四塩化珪素、シロキサン及びシラザンが適当である。有利には珪酸メチル−又はエチルエステル、シロキサン及びシラザンが使用される。
【0015】
選択された出発化合物は、カーボンブラック集合体中への珪素原子の結合に対しては僅かしか影響を及ぼさない。X線写真電子分析法(XPS)及び二次イオン質量分析法を用いると、珪素原子が酸化的に結合されていて、カーボンブラック集合体中に均一に分配されていることが立証されうる。酸化結合は大部分二酸化珪素から成る。シラノール基が他の部分を形成する。シラノール基は大体においてカーボンブラック集合体の表面に存在しているが、二酸化珪素はこの集合体の断面にわたって均一に配置されている。カーボンブラック集合体の表面の珪素含有基は、ゴムコンパウンド中に組み込んだ後、充填剤とポリマーゴム成分との相互作用に影響を及ぼす。カーボンブラックのシラノール基をコンパウンドポリマーに共有結合するためには、ゴムコンパウンドに二官能価シラン、例えばデグッサ(Degussa)社製Si69[ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルファン]を、カップリング試薬として添加することができる。
【0016】
窒素含有珪素化合物、例えばシラザンを使用する場合には、カーボンブラック中には酸化的に結合された珪素原子の他に、窒素原子もアミノ官能性基の形で見出すことができる。このようなカーボンブラックは出発化合物の窒素分及びカーボンブラック中での同化合物の濃度に応じて0.01〜1重量%の窒素を含有することができる。
【0017】
新規カーボンブラックを用いて製造したトレッドコンパウンドは、カップリング試薬を加えることなくすでに、従来の比較カーボンブラック、すなわち同一粒度及び珪素分なしの構造を有するカーボンブラックに比べてtanδ0値の増大及びtanδ60値の減少を示す。これらの値は明らかに改善された湿潤滑り特性に相応しており、同時にトレッドの転がり抵抗の寄与は明らかに減少している。ゴムコンパウンドの特性像は二官能価シランを加えることによって珪酸の場合と同様にさらに改善することができる。
【0018】
カーボンブラックの製造のためには、ファーネスブラック法、ガスブラック法及びフレームブラック法が適当である。タイヤ工業用カーボンブラックは今回殆ど専らファーネスブラック法により製造される。従って次に、この方法による本発明のカーボンブラックの製造を説明する。
【0019】
ファーネスブラック法によれば、カーボンブラック原料の酸化熱分解は高耐火性材料でライニングされた反応器で行われる。このような反応器では、反応器の軸に沿って連続的に存在しかつ反応媒体が順次に通過する3個のゾーンが相互に区別されうる。
【0020】
第一ゾーン、いわゆる燃焼ゾーンは、大体において反応器の燃焼室を包含する。ここでは、燃料、一般には炭化水素が過剰の予熱燃焼空気又は他の酸素含有ガスで燃焼されることによって熱プロセスガスが製造される。燃料としては今日主として天然ガスが使用されるが、軽質及び重質燃料油のような液状炭化水素も使用することができる。燃料の燃焼は通常酸素過剰下で行われる。この場合空気過剰は燃料の完全な転化を促進しかつカーボンブラックの品質を調節するために役立つ。燃料は通常1個以上のバーナー管(Brennerlanze)によって燃焼室に導入される。
【0021】
カーボンブラック反応器の第二ゾーン、いわゆる反応ゾーン又は熱分解ゾーンでは、カーボンブラックの形成が行われる。このためにカーボンブラック原料、一般にはいわゆるカーボンブラック油(Russoel)が熱プロセスガス流中に注入されて混合される。反応ゾーン中に導入されている炭化水素量は、燃焼ゾーン中で完全反応しなかった酸素量に対して過剰に存在する。従ってここで通常カーボンブラックの形成が始まるのである。
【0022】
カーボンブラック油は種々の方式で反応器中に注入することができる。例えば1個の軸方向油注入管又は一平面において流動方向に対して垂直に反応器の周囲に配置されている1個もしくは数個の半径方向油管(Oellanze)が適当である。反応器は、流動方向に沿って半径方向油管を有する数個の平面を有することができる。油管の頭部には噴霧ノズル又は圧入ノズル(Spritzduese)が存在していて、ノズルを用いてカーボンブラック油がプロセスガス流中に混入される。
【0023】
カーボンブラック原料としてカーボンブラック油及びガス状炭化水素、例えばメタンを同時に使用する場合には、ガス状炭化水素はカーボンブラック油とは別個に独特な一組のガス管を介して熱廃ガス流中に注入してもよい。
【0024】
カーボンブラック反応器の第三ゾーン、いわゆる中止ゾーン(急冷ゾーン)では、カーボンブラックを含有するプロセスガスの迅速な冷却によってカーボンブラックの形成が中止される。これによって望ましくない後反応が回避される。このような後反応があると多孔質のカーボンブラックが生じる。反応の中止は通常適当な噴霧ノズルによる水の噴射によって達成される。カーボンブラック反応器は大抵水の噴射、もしくは“急冷”のための、反応器に沿った数個の位置を有しており、その結果反応ゾーン中におけるカーボンブラックの滞留時間を変えることができる。プロセスガスの残余熱は後続の熱交換器で利用されて、燃焼空気及びカーボンブラック油を予熱する。
【0025】
本発明のカーボンブラックは、前記の珪素含有化合物をカーボンブラック原料中に混入するか又は別個にカーボンブラック反応器の燃焼室又は熱分解ゾーン中に噴射することによって製造することができる。珪素含有化合物のカーボンブラック中への混入は、同化合物がカーボンブラック中に可溶であるか又はエマルジョンの形で存在する場合には、溶液の形で行うことができる。この手段によってカーボンブラック一次粒子中への珪素原子の均等な組み込みが達成される。カーボンブラック反応器の熱分解ゾーン中に珪素含有化合物を別個に噴射するためには、通常カーボンブラック原料の噴射のために使用される、1個以上の油管を使用することができる。
【0026】
次に若干の実施例により本発明を詳述する。
【0027】
【実施例】
図1に図示したカーボンブラック反応器1で幾つかの本発明のカーボンブラックを製造した。同反応器は燃焼室2を有しており、ここでカーボンブラック油の熱分解用熱プロセスガスが過剰の空気酸素の供給下に製造される。燃料は軸方向バーナー管(Brennerlanze)3を介して燃焼室中に導入される。
【0028】
燃焼空気の供給は燃焼室の前面壁の開口4を介して行われる。燃焼室は狭部5に対してテーパーをもつ。反応ガス混合物は狭部を通過した後膨張して反応室6に入る。
【0029】
カーボンブラック油を油管7を用いて熱プロセスガス中に注入するための種々の位置は、A、B及びCで表してある。油管はそれらの頭部に適当に噴霧ノズルを有する。各注入位置には4個のインゼクターが反応器の周囲上に配置されている。
【0030】
本発明方法にとって重要な燃焼ゾーン、反応ゾーン及び中止ゾーンは、図1ではローマ数字I〜IIIによって表してある。これらのゾーンは厳密に相互に分離することはできない。これらの軸方向範囲は、バーナー管、油管及び急冷水管8のその都度の位置決めに依存する。
【0031】
使用された反応器の寸法は次の一覧表から知ることができる:
前記の反応器で製造したすべてのカーボンブラックは、特性決定及びゴムコンパウンド中への混入前に常法により乾式粒状化した。
【0032】
本発明のカーボンブラックを製造するためには、燃料として天然ガス及び炭素分93.4重量%及び水分5.9重量%を有するカーボンブラック油を使用した。
【0033】
本発明のカーボンブラックを製造するための反応器パラメーターは、表1に記載してある。大体において同一の反応器パラメーターで4種のカーボンブラックを製造した(カーボンブラックR1〜R3及び対照カーボンブラックN234)。製造条件は、カーボンブラック油に混和する、珪素含有化合物としてのヘキサメチルジシラザン(HMDS)の量についてのみ相違している。本発明のカーボンブラックに関しては、完成カーボンブラックが1、2及び6.5重量%の珪素を含有するように計量を選択した。
【0034】
【表1】
【0035】
製造したカーボンブラックのカーボンブラック分析特性値は次の規格により測定して、第2表に記載してある:
CTAB−表面積: ASTM D−3765
DBP−吸収値: ASTM D−2414
24M4−DBP−吸収値:ASTM D−3493
【0036】
【表2】
【0037】
適用例
ゴムコンパウンドを製造するためにカーボンブラックR1〜R3及び対照カーボンブラックN234を使用した。ゴムコンパウンドについては粘弾性を測定した。
【0038】
前記のカーボンブラックで補強したゴムコンパウンドの粘弾性はDIN53513により測定した。特に0℃及び60℃での損失ファクターを測定した。ゴムコンパウンドの使用した試験処方を第3表に記載してある。
【0039】
【表3】
【0040】
SSBRゴム成分は、25重量%のスチロール含分及び75重量%のブタジエン含分を有する溶液重合されたSBR−コポリマーである。ブタジエンについては1,2 73重量%、シス1,4 10重量%及びトランス1,4 17重量%が結合されている。前記コポリマーは油37.5phrを含有しており、商品名Buna VSL 1955 S 25(Bayer AG 社製)で市販されている。そのムーニー粘度(ML1+4/100℃)は約50である。
【0041】
BRゴム成分は、シス 1,4の含分92重量%、トランス 1,4の含分4重量%及び1,2の含分4重量%を有しかつ44〜50のムーニー粘度を有するシス 1,4−ポリブタジエン(チタン型)である。この成分は商品名Buna
CB 24(Bayer AG 社製)で市販されている。
【0042】
芳香族油としてはChemetall 社のナフトール(Naftole)ZDを使用した。試験処方のPPD成分はヴルカノキシ(Vulkanox)4020であり、CBS成分はヴルカシット(Vulkacit)CZであり、DPGはヴルカシットDであり、TMTDはヴルカシット・チウラム(Thiuram)である[すべてBayer AG 社製]。ロウとしてはHB-Fuller GmbH 社のプロテクトール(Protector) G35を使用した。
【0043】
ゴムコンパウンド中へのカーボンブラックの混入は、次に示す一覧表により3段階で行った:
【0044】
【表4】
【0045】
【表5】
【0046】
【表6】
【0047】
次に、ゴム技術的特性、つまりショアー硬度、引張応力M100及びM300、0℃及び60℃での弾性反撥力、0℃及び60℃での損失ファクターtanδ及び0℃での動的伸長弾性率|E*|の測定を、前記の規格により行った。粘弾性の測定条件は第4表にまとめてある。
【0048】
【表7】
【0049】
その都度5個の試験体の測定値の中央値を使用する。
【0050】
ゴム技術的試験の成績は第5表にまとめてある。本発明のカーボンブラックはいわゆる転化カーボンブラック(Inversionsruss)の代表的な特性を示す。本発明のカーボンブラックは対照カーボンブラックに対してゴムコンパウンドに60℃での減少された損失ファクター及び0℃での高められた損失ファクターを付与する。従ってこのようなゴムコンパウンドから製造されたタイヤから、転がり抵抗が減少されると同時に、湿潤滑り特性が改善されることを期待することができる。
【0051】
【表8】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカーボンブラックの製造のために使用した反応器の縦断面図である。
【符号の説明】
1 カーボンブラック反応器
2 燃焼室
3 バーナー管
4 開口
5 狭部
6 反応室
7 油管
8 急冷水管
Claims (5)
- 40〜180m2/gのCTAB表面積、40〜140ml/100gの24M4−DBP−吸収値及び80〜250m2/gのBET比表面積を有するカーボンブラックにおいて、該カーボンブラックがその全重量に対して0.01〜15重量%の珪素及び0.01〜1重量%の窒素を含有することを特徴とする前記カーボンブラック。
- 炭素含有カーボンブラック原料の酸化熱分解によってカーボンブラックを製造するに当たり、炭素含有カーボンブラック原料に、窒素を含有する珪素含有化合物を添加することを特徴とする、請求項1記載のカーボンブラックの製造方法。
- 炭素含有カーボンブラック原料の酸化分解によってカーボンブラックを製造するに当たり、窒素を含有する珪素含有化合物を、カーボンブラック反応器の燃焼室又は反応室中に噴霧することを特徴とする、請求項1記載のカーボンブラックの製造方法。
- 珪素含有化合物として有機珪素化合物、すなわちオルガノシラン、オルガノクロルシラン、珪酸エステル、シロキサン又はシラザンを使用する、請求項2又は3記載の方法。
- 補強カーボンブラックとして請求項1記載のカーボンブラックを含有する、低減された転がり抵抗及び改善された湿潤滑り特性を有するタイヤ用ゴムコンパウンド。
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