JP3937170B2 - 水性インクジェットインク組成物 - Google Patents

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Description

本発明は水性インクジェットインク組成物に関する。特に、本発明は、−40℃〜150℃のガラス転移温度(Tg)を有する水性エマルジョンポリマー;顔料;および水溶性表面剤(surface agent)を含む、疎水性表面上の印刷に適した水性インクジェットインク組成物に関する。本発明はさらに、疎水性表面上に画像を提供する方法であって、インク組成物を疎水性表面上に噴射し;インク組成物を乾燥するか、または乾燥することを許容することを含む方法を提供する。さらに、本発明は該方法により形成される疎水性表面上の画像に関する。
本発明は特に、追加の処理、例えば、ラミネーション、表面の前処理、およびオーバープリントワニスまたは他のコーティングの施用などの必要無しに、疎水性基体の表面上に耐久性画像を印刷するのに適した水性インクジェットインク組成物に関する。かかる画像は、多くの用途について有効であり得るが、ラベリング、バナー、店頭広告、広告用ポスター、バスラップ、ビルボードおよび他の耐久性印刷用途に特に適している。印刷された画像は典型的には、例えば、スモールフォーマット、ラベルのデスクトッププリンティング、バナーまたはポスターのワイドフォーマットプリンティングからビルボードのグランドフォーマットプリンティングまでの様々なフォーマットサイズにおいて有用である。
インクジェットプリンティングにおいて、水性インクは、小さな孔から、熱的(サーマル)または機械的(ピエゾ、連続)のいずれかで形成されるパルスを刺激する電気シグナルにより、液滴の形態において噴射される。このパルスに応答して、インクはノズルから噴射され、液滴を形成し、これは基体表面上の特定の位置へと推進される。一旦表面上につくと、この液滴は、適当な解像度の画像を形成するために十分にその位置および寸法を維持しなければならず、その後、液滴は乾燥され、表面に十分に付着しなければならない。画像を水性インクで疎水性表面に付着させることは困難である;画像の形成前に、表面をインクジェット受容層でコーティングすることにより表面を前処理することが公知である。かかるコーティングは、画像の質および表面への付着性を向上させることができるが、コーティングは基体のコストを増大させ、画像の耐水性を低下させ得る。
米国特許第6,087,416号は、疎水性基体への直接印刷における使用に適したインクジェットインク組成物を開示し、該インクは、水性ビヒクル、不溶性着色剤、ポリマー分散剤、シリコンまたはフッ素化界面活性剤、および任意に、水性ビヒクル中に可溶性のグラフトコポリマーバインダーを含む。しかしながら、グラフトコポリマーバインダーはインクの水性ビヒクル中に可溶性であるので、グラフトコポリマーバインダーの分子量および量はインク粘度に実質的に影響を及ぼし;実際には、逆の関係がさらに影響を及ぼす。すなわち、必要とされる低いインク粘度は、グラフトコポリマーバインダーの分子量および量を制限する。従って、インクビヒクル中に不溶性であり、インクビヒクル中に分散される水性エマルジョンポリマーを含み、それによりインク粘度がポリマーバインダー成分の分子量および量により比較的影響を受けないインクジェットインク組成物を提供するのが望ましい。−40℃〜150℃のガラス転移温度(Tg)を有する水性エマルジョンポリマー;顔料;および水溶性表面剤を含む水性インクジェットインク組成物がこの要求を満たすことが見いだされた。
米国特許第6,087,416号明細書
本発明の第一の態様において、−40℃〜150℃のガラス転移温度(Tg)を有する水性エマルジョンポリマー;顔料;および水溶性表面剤を含む水性インクジェットインク組成物が提供される。
本発明の第二の態様において、疎水性表面上に画像を提供する方法であって、−40℃〜150℃のTgを有する水性エマルジョンポリマー;顔料;および水溶性表面剤を含む水性インクジェットインク組成物を形成し;前記インク組成物を前記疎水性表面上に噴射し;前記インク組成物を乾燥するか、または乾燥するのを許容することを含む方法が提供される。
本発明の第三の態様において、本発明の第二の態様の方法により形成された疎水性表面上の画像が提供される。
本発明の水性インクジェットインク組成物は、水性エマルジョンポリマーを含む。本発明において「水性」なる用語は、メディアの重量基準で少なくとも50重量%の水を含むメディアまたは単一相を意味する。水性エマルジョンポリマーは乳化重合プロセスにより調製され、少なくとも一つの共重合したエチレン性不飽和非イオン性モノマーを含む。本発明における「非イオン性モノマー」とは、pH範囲が1〜14の電気的に中性のモノマーを意味する。エチレン性不飽和非イオン性モノマーとしては、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、イソデシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、およびヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートをはじめとする(メタ)アクリルエステルモノマー;(メタ)アクリルアミド、(メタ)アクリロニトリル;スチレンおよび置換スチレン;ブタジエン;酢酸ビニル、酪酸ビニルおよび他のビニルエステル;およびビニルモノマー、例えば塩化ビニル、塩化ビニリデンが挙げられる。好ましいのは、全てアクリル、およびスチレン/アクリルポリマーである。好ましいのは、アクリルが主成分の水性エマルジョンポリマーである。本発明において「アクリルが主成分」とは、ポリマーが、50重量%より多い、例えば(メタ)アクリレートエステル、(メタ)アクリルアミド、(メタ)アクリロニトリル、および(メタ)アクリル酸などの(メタ)アクリルモノマー由来の共重合単位を含むことを意味する。本開示全体にわたって用いられるように、その後に、例えばアクリレートまたはアクリルアミドなどの別の語が続く「(メタ)」なる用語の使い方は、それぞれ、アクリレートまたはアクリルアミドおよびメタクリレートおよびメタクリルアミドの両方を意味する。
いくつかの態様において、水性エマルジョンポリマーは、ポリマーの重量に基づいて、全モノマー重量基準で0重量%〜15重量%の共重合したモノエチレン性不飽和酸モノマー、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、フマル酸、マレイン酸、モノメチルイタコネート、モノメチルフマレート、モノブチルフマレート、無水マレイン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、ビニルスルホン酸、スチレンスルホン酸、1−アリルオキシ−2−ヒドロキシプロパンスルホン酸、アルキルアリルスルホコハク酸、スルホエチル(メタ)アクリレート、ホスホアルキル(メタ)アクリレート、例えばホスホエチル(メタ)アクリレート、ホスホプロピル(メタ)アクリレート、およびホスホブチル(メタ)アクリレート、ホスホアルキルクロトネート、ホスホアルキルマレエート、ホスホアルキルフマレート、ホスホジアルキル(メタ)アクリレート、ホスホジアルキルクロトネート、およびアリルホスフェートを含む。
本発明のある態様において用いられる水性エマルジョンポリマーは、モノマーの重量基準で0重量%〜5重量%の共重合した多エチレン性不飽和モノマー、例えば、アリルメタクリレート、ジアリルフタレート、1,4−ブチレングリコールジメタクリレート、1,2−エチレングリコールジメタクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、およびジビニルベンゼンを含む。
水性エマルジョンポリマーのガラス転移温度(本明細書において「Tg」)は−40℃〜150℃、好ましくは−20℃〜100℃;さらに好ましくは40℃〜80℃であり;所望のポリマーTg範囲を達成するために選択されるモノマーおよびモノマーの量は当該分野においてよく知られている。本発明において用いられる「Tg」は、Fox式(T.G.Fox,Bull.Am.Physics Soc.、第1巻、Issue No.3、123ページ(1956))、すなわち、モノマーM1およびM2のコポリマーのTgの計算については、
1/Tg(計算値)=w(M1)/Tg(M1)+w(M2)/Tg(M2)
(式中、
Tg(計算値)はコポリマーについて計算されたガラス転移温度である。
w(M1)はコポリマー中のモノマーM1の重量分率である。
w(M2)はコポリマー中のモノマーM2の重量分率である。
Tg(M1)はM1のホモポリマーのガラス転移温度である。
Tg(M2)はM2のホモポリマーのガラス転移温度である。
全ての温度は°Kで表される)を用いることにより計算されるものである。
ホモポリマーのガラス転移温度は、例えば、「Polymer Handbook」(J.BrandrupおよびE.H.Immergut編、Interscience Publishers)において見いだすことができる。
水性エマルジョンポリマーは、50〜1000ナノメートル、好ましくは70〜300ナノメートルの平均粒径を有し、これはBrookhaven Instruments Corporation,Holtsville NY製のBrookhaven Model BI−90粒径測定器を用いて決められ、「有効径(effective diameter)」として報告されるものである。米国特許第5,340,858号;第5,350,787号;第5,352,720号;第4,539,361号および第4,456,726号に教示されているような、2つ以上の異なる粒径または非常に広い分布が提供されるマルチモード粒径エマルジョンポリマーも対象となる。
水性エマルジョンポリマーの調製のために用いられる重合プロセスは良く知られている。従来の乳化重合界面活性剤、例えば、アニオン性または非イオン性界面活性剤のいずれか、またはその組み合わせを用いることができる。有用な界面活性剤としては、例えば、アルキル、アリール、もしくはアルキルアリールのスルフェート、スルホネートもしくはホスホネートのアルカリ金属またはアンモニウム塩;アルキルスルホン酸;スルホコハク酸;脂肪酸;エチレン性不飽和界面活性剤モノマー;およびエトキシル化アルコールまたはフェノールが挙げられる。共重合可能な界面活性剤も用いることができる。好ましい重合可能な界面活性剤モノマーは、ノニルフェノキシプロペニルポリエトキシル化スルフェート(例えば、Dai−ichi Corpから得られるHitenol);ナトリウムアルキルアリルスルホスクシネート(例えば、Henkel Corpから得られるTrem LF−40);アンモニウムジ−(トリシクロ(5.2.1.0 2,6)デセ−3−エン−(8または9)オキシエチル)スルホスクシネート;およびアンモニウムジ−(トリシクロ(5.2.1.0 2,6)デセ−3−エン−(8または9)スルホスクシネートである。さらに、不飽和C〜C30有機酸のアンモニウムおよび金属塩も、単独または前記界面活性剤との組み合わせにおいて使用することができる。これらの酸の例は:アルファメチルケイ皮酸、アルファフェニルケイ皮酸、オレイン酸、リノール酸(US−A−5362832に記載)、リシノール酸、トール油ロジンおよび脂肪酸の不飽和フラクション、不均化ロジン酸、大豆油脂肪酸、オリーブ油脂肪酸、ヒマワリ油脂肪酸、アマニ油脂肪酸、ベニバナ油脂肪酸、ソルビタンモノオレエート、アビエチン酸、ポリ(オキシエチレン)ソルビトールセスキオレエート、およびEmpol 1010ダイマー酸である。適当な重合可能な界面活性剤モノマーはさらに、例えば、マレエート誘導体(US−A−4246387に記載)、およびアルキルフェノールエトキシレートのアリル誘導体(JP−62227435に記載)を包含する。用いられる界面活性剤の量は、通常、モノマーの重量を基準にして0.1重量%〜6重量%である。また、乳化重合において、例えば、ポリビニルアルコール、部分的アセチル化ポリビニルアルコール、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリN−ビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロースおよびアラビアゴムのような保護コロイドを、単独でまたは界面活性剤と組み合わせて用いることができる。反応温度は、典型的には、反応プロセスを通じて100℃より低い温度に維持される。30℃〜95℃の反応温度が好ましく、より好ましくは50℃〜90℃である。熱的またはレドックス開始プロセスを用いることができる。モノマー混合物は、そのままで、または水中エマルジョンとして添加することができる。モノマー混合物は、反応期間中、一回または数回に分けてまたは連続的に、一定速度でまたはそれ以外の態様で、あるいはそれらを組み合わせた態様で添加することができる。適当な水性エマルジョンポリマーは、EP1108758およびEP1108759に開示されている。
さらに、水性エマルジョンポリマーの分子量を調節するためにいくつかの態様においては、例えば、イソプロパノール、ハロゲン化化合物、n−ブチルメルカプタン、n−アミルメルカプタン、n−ドデシルメルカプタン、t−ドデシルメルカプタン、アルキルチオグリコレート、メルカプトプロピオン酸、およびアルキルメルカプトアルカノエートのような連鎖移動剤が、モノマー重量を基準に0〜5重量%の量において用いられる。
本発明の別の実施形態において、組成が異なる少なくとも2つの段が順次重合される多段乳化重合プロセスにより水性エマルジョンポリマーが調製される。そのような方法によれば、通常、少なくとも2つの相互に非相溶性のポリマー組成物が形成され、それにより、ポリマー粒子中に少なくとも2つの相が形成される。そのような粒子は、例えば、コア/シェルまたはコア/シース粒子、シェル相がコアを不完全に被包するコア/シェル粒子、複数のコアを有するコア/シェル粒子、および相互侵入ネットワーク粒子のような種々のジオメトリーの2つ以上の相からなる。これらの場合すべてにおいて、粒子の表面積の過半部分が少なくとも1つの外側相で占められ、粒子の内側は少なくとも1つの内側相で占められる。多段エマルジョンポリマーの各段は、モノマー、界面活性剤、保護コロイド、開始システム、連鎖移動剤など、水性エマルジョンポリマーについてここで先に例示されたもののいくつかを含む。多段ポリマー粒子の場合、本発明の目的のための組成は、段または相の数に拘わらずエマルジョンポリマーの全組成を用いて計算される。そのような多段エマルジョンポリマーを調製するために用いられる重合技術は、例えば、米国特許第4,325,856号、第4,654,397号および第4,814,373号のような当該分野において良く知られている。
水性エマルジョンポリマーは、当業者に良く知られているようなバッチ、半バッチ、徐添加または連続プロセスにより調製することができる。
本発明のインク組成物は典型的には、インク組成物の合計重量基準で、0.1重量%〜25重量%、好ましくは0.5重量%〜15重量%の量で水性エマルジョンポリマーを含む。
本発明の水性インクジェットインク組成物は、顔料を含む。この顔料は、有機顔料でも無機顔料、有機/無機複合顔料、またはその混合物でも良い。ここで「有機顔料」は、主に有機化合物または有機化合物の混合物である顔料を意味し、具体的にはカーボンブラックが含まれる。
適当な有機顔料は、例えば、アントロキノン、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン、ジアゾ、モノアゾ、ヘテロサイクリックイエロー、ピランスロン、キナクリドン顔料、ジオキサジン顔料、インジゴ、チオインジゴ顔料、ペリノン顔料、ペリレン顔料、イソインドレン、少なくとも1つの空隙を有するポリマー粒子等を包含する。カーボンブラックは、炭化水素の熱分解により気相中に形成された小さな粒径の炭素粒子に対する一般名称であり、例えば、ファーネスブラック、ランプブラック、チャンネルブラック、アセチレンブラックとして当該分野で知られている物質を含む。カーボンブラックは、さらに、処理されたカーボンブラック、変性されたカーボンブラック、および酸化されたカーボンブラックを含む。適当な無機顔料は、二酸化チタン、酸化鉄および他の金属粉末を含む。通常、用いられる顔料の量は、インクの合計重量を基準に1重量%〜15重量%、好ましくは2重量%〜8重量%である。顔料粒径は、その中でインクが用いられる印刷装置上のノズルを顔料粒子が詰まらせない程度に充分小さくなければならない。インクジェットプリンターの典型的ノズル開口の直径は10〜60ミクロンである。好ましくは、顔料粒径は直径が0.02〜2、より好ましくは0.02〜1、最も好ましくは0.02〜0.3ミクロンである。
本発明の水性インクジェットインク組成物は水溶性表面剤を含む。本発明における「表面剤(surface agent)」なる用語は、インク組成物の印刷に適している疎水性表面と相互作用する物質を意味する。表面との相互作用は、表面上に薬剤を一滴、室温で、時計皿の下に1時間置き、薬剤を除去した直後に、表面の接触した領域を視覚的に観察することにより決められる。表面のゆがみまたは光沢の喪失のいずれか、あるいはその両方が表面との相互作用と見なされ、それを生ずる薬剤は表面剤である。好ましい水溶性表面剤は、ある種のアルキレングリコールのモノアルキルエーテルであり、ここにおいてアルキルはC1−C4アルキルから選択され、アルキレングリコールは、モノ−、ジ−、およびトリ−エチレングリコール並びにモノ−、ジ−、およびトリ−プロピレングリコール;2−ピロール;N−メチルピロリドン;スルホラン;およびその混合物から選択される。インク中の水溶性表面剤の量は、インクの合計重量に基づいて、典型的には3重量%〜30重量%であり、好ましくは5重量%〜20重量%であり、さらに好ましくは5重量%〜15重量%である。
本発明の水性インクジェットインク組成物は、ポリマー顔料分散剤を含み得る。ポリマー顔料分散剤は、噴出が確実なインクを提供するために、顔料の分散および安定化に役立つように選択される。適当なポリマー顔料分散剤は、ランダムポリマーおよびブロックまたはグラフトポリマー、好ましくは陰イオンに荷電したポリマーを含む。このような分散剤は典型的には同じ分子において親水性および疎水性特性を含む。いくつかの態様において、あらかじめ分散された顔料、すなわち、あらかじめ調製された顔料分散液、好ましくは水性分散液が使用され、これによりポリマー顔料分散剤、または界面活性剤が顔料とともにインクジェットインク組成物に提供される。顔料重量に対するポリマー顔料分散剤の量(重量)は、典型的には1:1〜1:10である。
インクジェットインク組成物は、液滴形成、表面湿潤およびプリントされたイメージにおける液滴の融合の制御に役立つ界面活性剤を含み得る。アニオン性および非イオン性界面活性剤が好ましい。典型的には、界面活性剤の量は、22dynes/cm〜36dynes/cmのインクジェットインク組成物の表面張力を提供するのに有効である。
インク組成物は、例えば、保湿剤、キレート剤、消泡剤、緩衝剤、殺生物剤、殺真菌剤、粘度調節剤、殺菌剤、界面活性剤、抗カール剤、抗ブリード剤および表面張力調節剤(全て、当該分野で知られているもの)のような水混和性または水溶性物質も含むことができる。有用な保湿剤には、エチレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,8−オクタンジオール、1,2−プロパンジオール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、2,3−ブタンジオール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ポリエチレングリコールであって平均分子量が200、300、400、600、900、1000、1500および2000であるもの、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコールであって平均分子量が425、725、1000および2000であるもの、グリセロール、1,2,6−ヘキサントリオール、ソルビトール、2−ピロリドン、1−メチル−2−ピロリドン、1−メチル−2−ピペリドン、N−エチルアセトアミド、N−メチルプロピオンアミド、N−アセチルエタノールアミン、N−メチルアセトアミド、ホルムアミド、3−アミノ−1,2−プロパンジオール、2,2−チオジエタノール、3,3−チオジプロパノール、テトラメチレンスルホン、ブタジエンスルホン、炭酸エチレン、ブチロールアセトン、テトラヒドロフルフリルアルコール、グリセロール、1,2,4−ブテントリオール、トリメチルプロパン、パントテノールおよびLiponic EG−1がある。好ましい保湿剤は、ポリエチレングリコールであって平均分子量が200〜1000であるもの、グリセロール、1,2,6−ヘキサントリオール、およびソルビトールである。
インク中の用いられる保湿剤の量は、インクの合計重合を基準に典型的には1〜30重量%、好ましくは5〜15重量%の範囲である。
インク中の消泡剤の量は、典型的には、インクの合計重量を基準に0〜2.0重量%の範囲である。顔料の水性分散液の形成において有用な消泡剤は当該分野において良く知られ、市販されている例にはSURFYNOL(商標) 104EおよびSURFYNOL DF−37(ペンシルベニア州アレンタウン、Air Products 社製)がある。
本発明の水性インクジェットインク組成物は、典型的には1.5cps〜60cpsの粘度を有し、特にある種の低エネルギーピエゾプリンティングヘッドについては1.5cps〜5cpsの好ましい粘度を有する。
本発明の疎水性表面上に画像を提供する方法において、本発明において記載される水性インクジェットインク組成物は疎水性表面上に噴射され;乾燥されるか、または乾燥することを許容される。これらの用途に使用される疎水性表面は、多くの形態において提供することができる。これらは、不透明および透明ポリエステルフィルムまたは成形ポリエステル、例えば、ポリエチレンテレフタレート、キャストビニルシート、押出ビニルシート、ビニルスクリム、およびビニルコートされた紙基体を包含する。本発明における「ビニル」とは、可塑化または無可塑ポリ塩化ビニル(そのコポリマーまたはブレンドを包含する)を意味する。加えて、これらの基体は艶消しまたは光沢仕上げにすることができ、自己粘着性フリーシートであってもよい。
施用されたインクジェットインク組成物は、乾燥されるかまたは乾燥することを許容される。水性エマルジョンポリマーが周囲よりも高いTgを有する態様において、表面および/またはその上に描かれた画像は、フィルムの形成ならびにビヒクルの蒸発を促進するために加熱することができる。フィルムの形成に加えて、加熱により画像の定着が促進されてその解像度が向上され、画像を乾燥させるのに必要な時間が減少し、フィルムの表面への付着性を向上させることができる。好ましくは、加熱はプリンターで行うことができるが、プリンティングプロセスが完了した後、オーブン中で行うこともできる。付着性および画像品質におけるさらなる利点は、典型的には、画像滴が表面上に噴射される前に表面が予熱される場合に生じる。
水性エマルジョンポリマーが周囲よりも高いTgを有する別の態様において、ポリマーのフィルム形成温度を低下させ、表面の加湿に役立つために、造膜助剤が水性インクジェットインク組成物中に組み入れられる。
実施例において使用される試験法:
印刷法
印刷試験は、ブラックカートリッジプリントヘッドを用いてHP890またはLexmark2070で行った。表面は、Averyから得られる光沢のある自己接着性裏付ビニル(モデル番号MP1005)であった。サンプルを試験前に1分間150℃のオーブン中で乾燥させた。
アブラッシブ付着性試験法
クロックメーター試験ユニット、2500グリットサンドペーパー、10サイクルで、クロック試験前後のO.D.における差を測定した。
スクラッチ付着性試験法
硬化したインクを中程度の圧力でティッシュでこすることによりインクの付着性を試験した。ティッシュについたインクの量および隣接する印刷されていない領域についたインクの量を調べることにより付着性を定性的に評価した。画像を中程度の圧力で指の爪で引っ掻くことにより付着性をさらに試験した。
実施例1〜3 インクジェットインク組成物および評価
次の成分を表示された順序で混合した。
Figure 0003937170
注:SURFYNOLはAir Products Co.(ペンシルべニア州アレンタウン)の商標であり;ACRYJETはRohm and Haas Company(ペンシルベニア州フィラデルフィア)の商標であり;CARBITOLはUnion Carbide Corp.(コネチカット州ダンベリー)の商標であり;ZONYLはDuPont Chemicals Co.(デラウェア州ウィルミントン)の商標である。
Figure 0003937170
ビニル上に印刷された本発明の実施例1〜3のインクは、良好なティッシュ摩擦耐性を示した。さらに好ましいTgを有する水性エマルジョンポリマーを含む実施例2〜3のインクは、指の爪での引っ掻き試験においても高い耐性を示した。本発明の実施例3のインクはさらに、3〜4の良好なプリント品質を示した(5が最高)。
実施例4〜7 インクジェットインク組成物の調製および評価
以下に列挙する成分を使用して実施例4〜7のインクを調製した。
Figure 0003937170
サーマルインクジェットプリンティングに適した本発明の実施例4〜7のインクをEncad NovaJet500を用いて印刷した。これらのインクは優れた印刷品質を有し(4〜5)、熱に対して安定である。これらのインクのふたを取った状態の再スタートは優秀である(プリンター外、カートリッジ中で2ヶ月)。疎水性表面に対する付着性は良好であることが期待される。
実施例8〜11 インクジェットインクの形成およびピエゾインクジェットプリンティング
Figure 0003937170
ピエゾインクジェットプリンティングに適した本発明の実施例8〜11のインクを、Epson3000プリンターで印刷した。プリント品質は、光沢のあるビニル上で良好であり、スクリムビニル上で最高であった。
K、Y、およびCインクは、5日間60℃で熱老化させた後に安定であった(「HAPS」)。粒径は、MICROTRAC(商標) UPA−150粒径分析器(Microtrac Co.フロリダ州ノースラーゴ)を用いて測定された(表8.1に示す);100%PSはそのサイズより大きな粒子は見られないことを意味する。
Figure 0003937170

Claims (8)

  1. 疎水性表面上に画像を提供する方法であって:
    (i)(a)40℃〜80℃のガラス転移温度(Tg)を有する水性エマルジョンポリマー;
    (b)顔料;および
    (c)アルキレングリコールのモノアルキルエーテル(ここで、アルキルはC1〜C4アルキルから選択され、かつアルキレングリコールはモノ−、ジ−およびトリ−エチレングリコール並びにモノ−、ジ−およびトリ−プロピレングリコールから選択される);2−ピロール;N−メチルピロリドン;スルホラン;およびこれらの混合物;からなる群から選択される水溶性表面剤を含み;かつ
    (d)1.5センチポイズ〜60センチポイズの粘度を有する;水性インクジェットインク組成物を形成し;
    (ii)前記インクジェットインク組成物を前記疎水性表面上に噴射し;さらに
    (iii)前記インクジェットインク組成物を乾燥することを含む方法。
  2. 前記疎水性表面がポリ塩化ビニルを含む請求項記載の方法。
  3. 請求項記載の方法により形成される疎水性表面上の画像。
  4. インクジェットインク組成物が1.5センチポイズ〜5センチポイズの粘度を有する、請求項1記載の方法
  5. 水溶性表面剤が2−ピロール;N−メチルピロリドン;およびこれらの混合物からなる群から選択される、請求項1記載の方法
  6. インク中の水溶性表面剤の量が、インクジェットインクの総重量基準で、5〜15重量%である、請求項1記載の方法
  7. インクジェットインク組成物がアニオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、およびそれらの混合物からなる群から選択される界面活性剤をさらに含む、請求項1記載の方法
  8. 界面活性剤の量が、22dynes/cm〜36dynes/cmのインクジェットインク組成物の表面張力を提供するのに有効な量である、請求項7記載の方法
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