JP3936084B2 - 磁気ヘッドおよびその製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、磁気ヘッドスライダーおよびその製造方法に関し、より詳しくはヘッドの不測の破損や浮上特性の変動を防止したものである。
【0002】
【従来の技術】
図2Aに示すように、磁気ヘッドを保持するスライダー10は、ハードディスク装置に搭載されている磁気ディスクの上方にサスペンション12によって支持されている。磁気ディスク14が回転すると、スライダー10はディスク14の上方に浮上してディスク14に情報を書き込みあるいはディスク14から情報を読み出す。もし浮上しているスライダー10に外的ショックが加えられると、スライダー10の位置は変化する。
【0003】
図2Bに示すように、もしスライダー10が外的ショックによりサスペンションとともにディスク14からはね上がると、図2Cに示すようにその反動でディスク14に着地する。この場合、磁気ヘッドはディスク14の表面をたたきつける。このヘッドのたたきつけ(ヘッドスラップ)はディスク面の損傷やスライダーの破損の原因となる。
【0004】
ディスク14の表面の損傷やスライダー10の破損を防止するために、図3Aおよび図3Bに示す対策が施されていた。図3Aはスライダーの底面図であり、図3Bは図3AのIII B−III Bの線に沿った断面図である。スライダーのディスク対向面16上に形成されたレールであるエアーベアリング面(ABS)18,20は、全周縁部28が面取りされ丸みがつけられて、面取り部22が形成されている。面取り部22は、ヘッドスラップが生じた時にディスク14の表面に加えられる局部的な衝撃を和らげて、ディスク14の表面の損傷やスライダー10の破損を防止する。
【0005】
面取り部を形成する方法としてエッジブレンド法が用いられていた。図4に示すように、スライダー10のABS18,20に対し研磨テープ24をゆるく押し当てて、面取り部28を形成するようにABS18,20の全周縁部28は擦られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、外的ショックによってスライダーがディスク表面に衝突した時にディスク表面を傷つけたりスライダーに欠けが生じたりするのを防止することができ、かつスライダーの浮上特性の変化を防止することのできる磁気ヘッドスライダーを提供することである。
【0007】
本発明の他の目的は、磁気ヘッド素子の静電気放電破壊(静電破壊)および磁性体の磁気特性の劣化を防止することのできる磁気ヘッドスライダーの製造方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、スライダーと、前記スライダーの空気流出側端面に設けられた薄膜磁気変換素子とを有する磁気ヘッドにおいて、
磁気ディスクと対向するディスク対向面には、第2の面から突出するエアーベアリング面(ABS)を有し、
前記ABSは、前記スライダーの幅方向の中央の空気流出端側で突出形成された前記磁気変換素子の表面が露出する空気流出端側ABSと、前記空気流出端側ABSよりも空気流入端側であって、前記スライダーの幅方向の両側で突出形成されたサイドABSとを備え、
前記サイドABSの外側縁における3次元コーナー、前記空気流出端側ABSの空気流出端側縁(後縁)における3次元コーナー、及び、前記第2の面の空気流出端側縁(後縁)における3次元コーナーが、夫々、面取り加工されており、それ以外の3次元コーナー、及び、2つの面が交わるライン状の2次元コーナーのうち、少なくとも前記サイドABS及び前記空気流出端側ABSの側縁での前記2次元コーナー及び前記第2の面の前記2次元コーナーは面取りされないことを特徴とするものである。
【0009】
本発明は、スライダーと、前記スライダーの空気流出側端面に設けられた薄膜磁気変換素子とを有する磁気ヘッドの製造方法において、
磁気ディスクと対向する前記スライダーのディスク対向面をエッチングすることにより、周辺に縁を有する突出したエアーベアリング面(ABS)、および前記ABSよりも低い位置にある第2の面を形成し、このとき、前記スライダーの幅方向の中央の空気流出端側に前記磁気変換素子の表面が露出する空気流出端側ABSを突出形成するとともに、前記空気流出端側ABSよりも空気流入端側であって、前記スライダーの幅方向の両側にサイドABSを突出形成する工程と
前記ディスク対向面を液体樹脂で塗布し、塗布した樹脂を乾燥させ、前記サイドABS、前記空気流出端側ABS及び第2の面のコーナーを構成する3次元コーナーでの樹脂の厚さを、前記サイドABS、前記空気流出端側ABSおよび前記第2の面の他の部分での樹脂の厚さよりも薄くする工程と
前記空気流出端側ABSに露出した前記磁気変換素子の表面を前記樹脂にて保護した状態で、ディスク対向面に粒子を衝突させ、前記3次元コーナーを粒子の衝突により徐々に露出し、前記3次元コーナーを面取りするようにエッチングし、2つの面が交わるライン状の2次元コーナーがエッチされる前、または2次元コーナーのエッチングが実質的に進行する前に粒子の衝突を停止する樹脂エッチング工程と、
前記エッチング工程後ディスク対向面上に残された樹脂を除去する工程とを含むものである。
【0010】
周縁を有するABSを持つディスク対向面上に液体樹脂を塗布し、表面張力と樹脂の落下(重力)のバランスにより樹脂膜の厚さが3次元コーナーで薄くなるようにすることができる。この状態で、粒子を衝突させ、3次元コーナーのエッチングが他の部分よりも優先的に進むようにし、3次元コーナーの面取りを行なう。この粒子の衝突は、例えばイオンミリングで行うことができる。
【0011】
研磨テープを用いる方法と異なり、この方法はラビング(摩擦)を用いないため、静電荷によって引き起こされる磁気抵抗(MR)素子の破壊および磁気材料の磁気特性の劣化を防止することができる。従って、この方法はMRヘッド(GMRヘッドを含む)に適用可能である。
【0012】
塗布した液体樹脂を加熱すると、流動性が増大し、3次元コーナーと他の部分における樹脂膜厚の差を大きくすることができる。従って、3次元コーナーのみを信頼性高く面取りすることができる。スライダー上に設けられた磁気ヘッド素子のポール端面が樹脂で覆われた状態でエッチングを行なえば、ポール端面がエッチングされることを防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態の説明に先だち従来の磁気ヘッドの解析を行なう。
【0014】
従来のハードディスクドライブには、スイングアームヘッド運搬機構を用いてスライダーをディスクの半径方向に運搬するものがある。スライダーの長さ方向と、トラックの接線方向との間の角度(スキュー角)は、スライダーのディスク半径方向の位置に応じて変化する。スキュー角を有する浮上スライダーは、ABSの側縁においても、浮上エアーの吹き込み及び吹き出しを伴う。従って、ABS側部の辺の形は、スライダーの浮上特性に著しく影響を与える。例えば、図3A,3Bに示したABS18及び20の全周縁に渡って面取り部22が形成されたスライダー10の構造を考察する。この構造においては、面取り部22を高精度で形成することが難しく、浮上(浮上高、浮上姿勢その他)特性を正確に制御すること難しい。
【0015】
ABS18および20の上に載置された磁気ヘッド素子30及び32が誘導型薄膜磁気ヘッド素子である場合には、図4に示した研磨テープ24を用いて面取り部22を形成する方法は何の問題もない。しかしながら、MR(磁気抵抗)型薄膜磁気変換素子を用いる場合には、研磨テープ24によって発生した静電気により素子は静電気放電(ESD)破壊を受け得る。ポール端面はABS18及び20の表面に露出しているため、研磨テープ24は磁気変換素子30及び32のポール端面30a及び30bに直接接触し得る。この場合、薄膜磁気変換素子がMR型であるか誘導型であるかに係わらず、磁気材料の磁気特性は研磨テープを用いるラビング工程の間印加されるストレスによって劣化し得る。
【0016】
ローリングまたはピッチングが生じると、スライダーが衝突する時ディスク表面に最初に接触するスライダー領域は、図5Aに示すABS18及び20の3次元コーナー34のいずれかになる。3次元コーナー34は、幅、高さ及び深さ方向に沿った3本の収束線によって画定される点である。
【0017】
図5Bは、図5Aの矢印VBに沿って見た側面図であり、図5Cはディスクと衝突するスライダーを示す。3次元コーナー34は、鋭い端を有する。この鋭い端がディスクと衝突する時、ディスク表面の損傷及びこのエッジの欠けが起り得る。
【0018】
ABSの外辺の3次元コーナー及びスライダーの最も外側の辺を面取りし、ファセットを形成することにより、スライダーがディスクに衝突する時のディスク表面に印加される局所的衝突が和らげられ、ディスク表面の損傷及びスライダーのコーナーの欠けが防止される。ABSの側縁を形成する2次元コーナーラインは、ABSとレールの側面との交わりによって形成される。この2次元コーナーラインは、面取りをせず、スキュー角の存在する場合浮上特性を制御し、浮上特性の変化を防止する。
【0019】
ABSの前端及び後端を構成する2次元コーナーラインをほぼ又は完全に面取りしないことにより、浮上特性を正確に制御することができる。ABSの形状によっては、ABSの内側縁の3次元コーナーがディスク表面に衝突することもあり得る。従って、これらのコーナーも面取りする。これらの構造は、正圧型及び負圧型の両スライダーに適用可能である。これらの構造は、磁気ヘッド素子の種々の型例えばMR型−誘導型複合磁気ヘッド素子、GMR(巨大磁気抵抗)型誘導型複合磁気ヘッド素子及び誘導型磁気ヘッド素子等を有するスライダーに適用可能である。
【0020】
図1A〜1Cは、参考例によるスライダー型磁気ヘッドを示す。図1Aは、底面図であり、図1Bは矢印1Bに沿う側面図であり、図1Cは、矢印ICに沿う斜視図である。
【0021】
スライダー36は、例えばAl2 3 −TiC等の材料で形成される。レール型の突出したABS40および42が、スライダー36のディスク対向面38の両辺(図1Aの上辺及び下辺)近傍に直線的に形成されている。このスライダーは、正圧型のカタマラン型スライダーである。ABS40および42の空気流入側の表面は、場合によっては面取りしてもよい。ABS40および42の空気流出側の端部近傍に、磁気変換素子44および46が埋め込まれている。磁気ヘッド素子44及び46は、誘導型記録素子とMR型再生素子(GMR型を含む)から構成されるMR型−誘導型複合薄膜磁気ヘッドでよい。磁気ヘッド素子44および46のポール端面44aおよび46aはABS40および22の表面に露出される。
【0022】
ABS40の上側周辺48では、3次元コーナー50,52,54,56が3次元方向に面取りされ丸めこまれて面取り部(チャンファー)を形成する。下側周辺48では、側縁(外側および内側側縁)を形成する2次元コーナーライン58および60が面取りされず(非面取り部として残され)鋭い縁を有するように形成されている。上側周辺48においては、前縁および後縁を構成する2次元コーナーライン62および64が面取り(非面取り部として残され)鋭い縁を有するように形成される。レールはスライダーの他の面から突出している。結果として、ABS40および42と異なる高さを有する第2表面57aおよび57bがABS40および42の側縁に隣接して設けられる。
【0023】
ABS42の上側周縁部66は、ABS40と同様に構成される。即ち、ABS42の上側周縁部66においては3次元コーナー68,70,72,74が面取りされ3次元方向に滑らかに丸めこまれた面取り部を形成する。また、スライダー36の第2表面の4つのコーナー49,55,67,73の全ては面取りされる。上側周縁部66においては、側縁(外側および内側側縁)を形成する2次元コーナー76および78は面取りされず鋭い縁を有するように形成される。上側周縁部66においては、前縁および後縁を構成する2次元コーナー80および82が面取りされず鋭い縁を有するように形成される。
【0024】
ABS40および42の外側縁の3次元コーナー50,56,68,74および上述のように構成されたスライダー36の第2面は、面取りされファセットを形成する。従って、これらのコーナー50,56,68,74がヘッドスラップによってディスク表面に衝突しても、コーナー50,56,67,74は面接触的にディスク表面と衝突するようになる。ディスク表面に局所的に印加される衝突は緩和され、ディスク表面の損傷およびスライダーの3次元コーナー50,56,68,74の破壊を防止することができる。
【0025】
これに対し、もしコーナーがファセット化されていないと、コーナーはディスク表面に点接触的に接触することになる。さらに、ABS40および42の側縁にある2次元コーナー58,60,76,78は面取りされず、鋭い縁を有するように成型されるため、スキュー角を有するスライダー36の浮上特性は精密に制御できる。ABS40および42の前縁および後縁の2次元コーナーライン62,80,64,82も面取りされず鋭い縁を有するように成型される。従って、スライダー36の浮上特性は精密に制御できる。
【0026】
図1A〜1Cに示すスライダー36の製造プロセスの例を図6AA〜6Eを参照して説明する。
【0027】
(1) ABSプロセス
図6AA,6ABは、ABSプロセス後のスライダーの底面図および側面図である。各スライダー36に切断される前のロー(row)−バ−段階での基板または切断されたスライダー36を準備する。スライダー36は、通常の機械的切断またはイオンミリングにより、ディスク対向面38上で所定の寸法のABS40および42を形成するように加工される。この切断またはミリングの後、ABS40および42の周縁部48および66は垂直に切断された鋭い縁を有する。3次元コーナー50,52,54,56,68,70,72,74は、鋭くとがったコーナーである。
【0028】
(2) 樹脂コーティング
図6Bは、樹脂でコートされたスライダーの断面図である。スライダー36は水平に支持され、ディスク対向面38が上側を向く。高分子樹脂またはその溶液がスプレー法、スピン塗布、ディップ塗布等によりディスク対向面38の全表面上に均一に塗布され、その後、樹脂は乾燥される。高分子樹脂はホトレジストに用いられるノボラック樹脂、アクリル樹脂等の種々の高分子材料から選択することができる。
【0029】
樹脂溶液が重力および樹脂溶液の表面張力のバランスにより、周縁部から落下することにより、周縁部48および66の樹脂膜厚はABS40および42の平坦部86および88での厚さよりも薄くなる。特に、3次元コーナー50,52,54,56,68,70,72,74は、2次元コーナーライン58,60,62,64,76,78,80,82での樹脂層厚よりも薄い樹脂層厚を有する。また、スライダー36の第2面の4つのコーナー49,55,67,73での樹脂厚は、スライダー36の最外側の2次元コーナーラインにおける樹脂厚よりも薄くなる。磁気ヘッド素子44および46のポール端面44aおよび46aは、樹脂84により十分に被覆される。
【0030】
(3) 加熱による流動化
図6CA,6CBは、流動化した樹脂膜を有するスライダーの断面図および概略図である。樹脂84を乾燥した後または乾燥する前に、樹脂は加熱され軟化される。樹脂は約150℃で軟化する。軟化した樹脂84はその表面張力によりさらに引張られる。従って、ABS40および42の平坦部86および88上の樹脂は加熱、軟化前より厚くなり、周縁部48および99上の樹脂は加熱、軟化前よりも薄くなる。特に3次元コーナー49,50,52,54,55,56,67,68,70,72,73,74の樹脂は最も薄くなる。
【0031】
プロセス条件を制御することにより、3次元コーナー49,50,52,54,55,56,67,68,70,72,73,74は、その鋭い先端部においてほとんど露出される。
【0032】
(4) イオンミリング
図6DA,6DB,6DCは断面図であり、図6F,6G,6Hはイオンミリングプロセスを示すためのスライダーの斜視図である。図6DAおよび6Fに示すように、Arのようなミリングイオン90は、ディスク対向面38に向って下方に衝突され、イオンミリングにより固化した樹脂84をエッチする。衝突するミリングイオン90の角度は、ディスク対向面38に対して0度、30度、45度、60度でよい。
【0033】
図6DBおよび6Gに示すように、エッチングがスタートすると、最も薄い樹脂膜厚を有する3次元コーナー49,50,52,54,55,56,67,68,70,72,73,74の樹脂84および側壁89上の樹脂84は除去され、その後これらの3次元コーナーを構成するスライダー基板が軽くエッチされる。
【0034】
図6DCおよび6Hに示すように、エッチングが進行し、樹脂膜厚が薄くなると、スライダー基板のエッチされた面積が増加する。このように、面取りはファセットを形成するように行なわれる。ABS40および42の2次元コーナー58,60,62,64,76,78,80,82およびスライダー36の最外壁の2次元コーナーラインが露出される前に、またはこれらが若干露出されてもエッチングがさらに進行する前に、エッチングは停止される。側縁を構成する2次元コーナーラインは実質的にエッチされないように制御される。例えば、2次元コーナーの面取り部の幅はABSの幅の1/100に制御される。
【0035】
なお、イオンミリングに代えてサンドブラスト法あるいは液体ホーニング法によりエッチングしてもよい。これらの方法による場合は、ディスク対向面38に対して垂直に粒子を衝突させる。
【0036】
(5) 樹脂除去
図6Eは、断面図であり、図6Iは、樹脂除去プロセス後のスライダーの斜視図である。ディスク対向面38に残された樹脂84は除去され、溶媒によって洗浄される。
【0037】
上述の製造方法によれば、以下のような利点、効果が得られる。
【0038】
(a) ヘッドスラップの際ディスク表面を破損したかもしれない3次元コーナー49,50,52,54,55,56,67,68,70,72,73,74の鋭くとがった先端の全ては有効に面取りされる。
【0039】
(b) スライダーの浮上プロファイルに悪影響を与えるABS40および42の側縁を構成する2次元コーナーライン58,60,62,64,76,78,80,82に対する面取りは行なわれないか、最小化される。従って、浮上プロファイルは安定に維持される。
【0040】
(c) ラビングプロセスは用いられないため、静電荷によるESD破損は減少する。この方法はMRヘッドにも適用できる。
【0041】
(d) 磁気変換素子44および46のポール先端44aおよび46aはエッチングの間樹脂84によって保護されるため、ポール先端面44aおよび46aのエッチングを防止することができる。
【0042】
上述の実施例においては、例としてカタマラン型スライダーを用いた。上述の方法は、他の型のスライダーにも適用可能である。他の型の3つの例が図7A〜9Bに示されている。図7A,7B,8A,8B,9A,9Bに図示されたスライダーは図6AA〜6Eに示したプロセスによって形成された3次元コーナーの面取り部を有する。従って、ABS94および96からディスク面に関して後退した第3面122a,122c,122e,122gがABS94および96の両側面上に設けられる。第4面122b,122d,122f,122gは、第3面122a,122c,122e,122gよりさらに後退し、それぞれ第3面122a,122c,122e,122gの両側部に設けられる。磁気ヘッド素子121および123のポール先端面121a,123aは、ABS94および96の最も高い段の縁近傍で露出される。各段差の3次元コーナー101〜116およびスライダー92の4つのコーナーの3次元コーナー117〜120は全て面取りされている。ABS94及び96の外側側面上の最も高い段にある3次元コーナー102,107,110,115のみを選択的に面とりしてもよい。
【0043】
図7Aおよび7Bは、正圧型横方向圧制御(TPC)型スライダー92の底面図および側面図である。ABS94および96の側壁上に2つの段差が形成されている。
【0044】
図8Aおよび8Bは、正圧型の3パッド型スライダー122の底面図および側面図である。ABS124および126の空気流入側縁124aおよび126aはスライダー122の前縁に到達しているが、空気流出側縁124bおよび126b側のABS124および126はスライダー122の中間位置で切断されている。小さな突起のABS128が幅方向の中央でスライダー122の後縁近傍に形成される。磁気ヘッド素子130は、このABS128中に埋め込まれる。磁気ヘッド130のポール端面130aは、ABS128の表面上に露出される。
【0045】
ABS124,126,128の3次元コーナー131〜142およびスライダー122の4つの角における3次元コーナー143〜146は全て面取りされる。ABS124および126の外側縁における3次元コーナー131,134,136,137、スライダー122の後縁における3次元コーナー145,146およびABS128の後縁における3次元コーナー139,142のみを選択的に面取りしてもよい。
【0046】
図9Aおよび9Bは、負圧型のスライダー148の底面図および側面図である。ABS150は、右側レール154、左側レール152、側部レール154及び152の端部を相互に接続するクロスレール156、クロスレール156の幅方向中央部から下流に向って所定距離延在するセンターレール158から構成される。サイドレール152および154の内側側壁にリセス160および162が形成される。クロスレール156の上流の部分164は、ABS150よりも低く、ABS150に囲まれた凹部166よりも高い中間高を有する。部分164と同一の高さを有する側部182および183は、右側及び左側サイドレール154,152に沿って延在する。
【0047】
磁気ヘッド素子168および170は、その後縁近傍でサイドレール152および154に埋め込まれる。磁気ヘッドのポール端面168aおよび170aはサイドレール152および154の表面上に露出される。
【0048】
ABS150の3次元コーナー171〜176,179,181、スライダー148の右側および左側前縁角部の3次元コーナー171,178,184,185は全て面取りされる。
【0049】
本発明を好ましい実施の形態に沿って説明した。本発明は上記実施の形態に制限されるものではない。種々の変更、改良、組み合せ等が当業者によってなされ得ることは自明であろう。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 参考例によるスライダー型磁気ヘッドの底面図である。
【図1B】 同側面図である。
【図1C】 同透視図である。
【図2A】 ヘッドスラップの例を示した概略側面図である。
【図2B】 ヘッドスラップの例を示した概略側面図である。
【図2C】 ヘッドスラップの例を示した概略側面図である。
【図3A】 従来のスライダー型磁気ヘッドを示す底面図である。
【図3B】 同側面図である。
【図4】 図2Aから図2Cに示すスライダーの面取り部を形成するためのエッジブレンド法を示す概略側面図である。
【図5A】 ヘッドスラップの解析を示す、スライダー型磁気ヘッドの底面図である。
【図5B】 同側面図である。
【図5C】 同透視図である。
【図6AA】 図1Aから図1Cに示したスライダーの製造工程を示す底面図である。
【図6AB】 同側面図である。
【図6B】 同工程の断面図である。
【図6CA】 同工程の断面図である。
【図6CB】 同工程の透視図である。
【図6DA】 同工程の断面図である。
【図6DB】 同工程の断面図である。
【図6DC】 同工程の断面図である。
【図6E】 同工程の断面図である。
【図6F】 図6DAの透視図である。
【図6G】 図6DBの透視図である。
【図6H】 図6DCの透視図である。
【図6I】 図6Eの透視図である。
【図7A】 参考例の形態によるスライダー型磁気ヘッドの底面図である。
【図7B】 同側面図である。
【図8A】 発明実施の形態によるスライダー型磁気ヘッドの底面図である。
【図8B】 同側面図である。
【図9A】 参考例の形態によるスライダー型磁気ヘッドの底面図である。
【図9B】 同側面図である。

Claims (14)

  1. スライダーと、前記スライダーの空気流出側端面に設けられた薄膜磁気変換素子とを有する磁気ヘッドにおいて、
    磁気ディスクと対向するディスク対向面には、第2の面から突出するエアーベアリング面(ABS)を有し、
    前記ABSは、前記スライダーの幅方向の中央の空気流出端側で突出形成された前記磁気変換素子の表面が露出する空気流出端側ABSと、前記空気流出端側ABSよりも空気流入端側であって、前記スライダーの幅方向の両側で突出形成されたサイドABSとを備え、
    前記サイドABSの外側縁における3次元コーナー、前記空気流出端側ABSの空気流出端側縁(後縁)における3次元コーナー、及び、前記第2の面の空気流出端側縁(後縁)における3次元コーナーが、夫々、面取り加工されており、それ以外の3次元コーナー、及び、2つの面が交わるライン状の2次元コーナーのうち、少なくとも前記サイドABS及び前記空気流出端側ABSの側縁での前記2次元コーナー及び前記第2の面の前記2次元コーナーは面取りされずに残されていることを特徴とする磁気ヘッド。
  2. 面取りされた部分が滑らかな曲面に形成されている請求項1記載の磁気ヘッド。
  3. 前記サイドABS及び空気流出端側ABSの前縁部および後縁部を構成する2次元コーナが実質的に面取りされていない請求項1記載の磁気ヘッド。
  4. 前記サイドABS及び第2の面の、夫々の側縁での前記2次元コーナーがスライダーの長手方向に沿って延在している請求項1記載の磁気ヘッド。
  5. 前記薄膜磁気変換素子は、MR型誘導型複合薄膜磁気ヘッド素子である請求項1記載の磁気ヘッド。
  6. 前記スライダーが正圧を発生する形状に形成されている請求項1記載の磁気ヘッド。
  7. 前記スライダーが負圧を発生する形状に形成されている請求項1記載の磁気ヘッド。
  8. 前記スライダーが、ディスク面との関係で前記第2の面よりも低い第3の面を有し、前記第3の面は、前記第2の面の幅方向の両側に位置し、前記スライダーの第3の面の空気流出端側縁(後縁)における3次元コーナーが面取りされ、前記第3の面の側縁を構成する2次元コーナー面取りされていない請求項1記載の磁気ヘッド。
  9. 前記スライダーが、ディスク面との関係で前記第3の面よりも低い第4の面を有し、前記第4の面は、前記第3の面の幅方向の両側に位置し、前記スライダーの第4の面の空気流出端側縁(後縁)における3次元コーナーが面取りされ、前記第4の面の側縁を構成する2次元コーナー面取りされていない請求項8記載の磁気ヘッド。
  10. スライダーと、前記スライダーの空気流出側端面に設けられた薄膜磁気変換素子とを有する磁気ヘッドの製造方法において、
    磁気ディスクと対向する前記スライダーのディスク対向面をエッチングすることにより、周辺に縁を有する突出したエアーベアリング面(ABS)、および前記ABSよりも低い位置にある第2の面を形成し、このとき、前記スライダーの幅方向の中央の空気流出端側に前記磁気変換素子の表面が露出する空気流出端側ABSを突出形成するとともに、前記空気流出端側ABSよりも空気流入端側であって、前記スライダーの幅方向の両側にサイドABSを突出形成する工程と、
    前記ディスク対向面を液体樹脂で塗布し、塗布した樹脂を乾燥させ、前記サイドABS、前記空気流出端側ABS及び第2の面のコーナーを構成する3次元コーナーでの樹脂の厚さを、前記サイドABS、前記空気流出端側ABSおよび前記第2の面の他の部分での樹脂の厚さよりも薄くする工程と、
    前記空気流出端側ABSに露出した前記磁気変換素子の表面を前記樹脂にて保護した状態で、ディスク対向面に粒子を衝突させ、前記3次元コーナーを粒子の衝突により徐々に露出し、前記3次元コーナーを面取りするようにエッチングし、2つの面が交わるライン 状の2次元コーナーがエッチされる前、または2次元コーナーのエッチングが実質的に進行する前に粒子の衝突を停止する樹脂エッチング工程と、
    前記エッチング工程後ディスク対向面上に残された樹脂を除去する工程とを含む磁気ヘッドの製造方法。
  11. 前記樹脂成膜する工程が、塗布された樹脂を加熱して、前記樹脂の流動性を増加させ、前記サイドABS、前記空気流出端側ABSおよび第2の面の3次元コーナーおける樹脂膜厚と前記サイドABS、前記空気流出端側ABSおよび第2の面の他の部位における樹脂膜厚の差を相対的に増大させる工程を含む請求項10記載の磁気ヘッドの製造方法。
  12. 前記三次元コーナーをイオンミリングで面取りする請求項10又は11に記載の磁気ヘッドの製造方法。
  13. 前記スライダーが、ディスク面との関係で前記第2の面よりも低い第3の面を有し、このとき前記第3の面を前記第2の面の幅方向の両側に形成し、
    前記3の面の3次元コーナーを面取り加工し、該第3の面の側縁を構成する2次元コーナー面取りない請求項10ないし12のいずれかに記載の磁気ヘッドの製造方法。
  14. 前記スライダーが、ディスク面との関係で前記第3の面よりも低い第4の面を有し、このとき前記第4の面を前記第3の面の幅方向の両側に形成し、
    前記4の面の3次元コーナーを面取り加工し、該第4の面の側縁を構成する2次元コーナー面取りない請求項13記載の磁気ヘッドの製造方法。
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