JPS63152015A - 磁気ヘツドスライダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は情報記録再生用変換器に係り、特に高密度記録
に好適な磁気ヘッドに関する。

〔従来の技術〕

従来の磁気へラドスライダは、特開昭５５−９５５６５
号公報に記載のように平面スライダが中央に設けられた
幅、深さ共一定の溝によりほぼ均等に分離され、その片
側に磁気コアが埋め込まれたものとなっていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術は磁気コアの周囲に安定して狭スペーシン
グを確保てる点について配慮されておらず高密度記録が
できない問題があり、かつ、狭スペーシングを得るため
無理にスライダを記録媒体に押しつけると記録媒体の損
傷ン招（危険もあった。

本発明の目的とするところは、記録媒体を損傷すること
なく高密度記録音達成する為の狭スペーシングを広範囲
に安定に得ることにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、磁気コアが埋め込まれた記録媒体と対向す
るスライダ面に媒体走行方向に対し直交するスライダ幅
方向に徐々に断面積が拡大する溝を設け、記録媒体の走
行による流体の作用により溝に大気圧に対して負の圧カ
ン発生させ、磁気コアχ記録媒体に押圧せしめることに
よって達成される。

〔作用〕

記録媒体走行方向に対して徐々に断面積が拡大する溝は
、記録媒体の走行によって生ずる空気流が溝の断面積の
拡大に伴って減圧作用が得られるので記録媒体とスライ
ダの密着力が強まり、磁抵コアと媒体との狭スペーシン
グが安定に得られる。

従って、高密度記録が可能となり、スライダの押付力も
小さくできるので媒体損傷を招（危険もない。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図により説明する。

磁気へラドスライダは、平行幅で深さ一定の滑走面分離
溝６で分離された滑走面１，２を持つ。

−万の滑走面１は磁気コア５が埋め込まれると共に、磁
気コア５に隣接して設けられた深さが一定で幅が変化す
る溝６により５つの面に分離される。

磁気コア５は、記録再生用のリードライトコア５４と記
録再生用空隙５７．更に、記録トラックの両側？消去す
るイレーズコア５Ｇとイレーズ用空隙５ｄがある。リー
ドライトコア５ａとイレーズコア５Ｇには、各々リード
ライトコイル７とイレーズコイル８が設けられ、電磁変
換作用が行なわれる。

２個の磁気へラドスライダは、第２図のように記録媒体
９に対向して配置され、少な（とも一方から押圧する支
持機構乞備える。

記録媒体９が第１図矢印人の方向に走行すると溝６に沿
って流れる空気流の作用で周囲より溝６内は負の圧力と
なり、記録媒体９は磁気コア５に密着（狭スペーシング
を保って）して走行する。

従って、他方のスライダの滑走面２かろ過大に押圧され
ることなく、磁気コア５が記録媒体９に狭スペーシング
を保ち安定して走行できるので、高密度の記録が可能と
なる。

また、第１図のような磁気ヘッドスライダを製作するに
は、第５図のような磁気コアとスライダチップχ形成し
た後に組み合わせれば良く、溝６となる切欠きは、深さ
一定で良い為、加工精度が数μｍから十数μｍという幅
一定で深さが変わる溝を形成するより容易である。つま
り、最終的に滑走面χ仕上げながら磁気コアのギャップ
深さを加工する際に深さ方向に寸法が変化する溝は、溝
の一部がつぶれたり、深さの寸法が過大で負圧効果が発
生しない場合が生ずるが、本実施例によればこのような
欠点は溝深さが一定の為、発生しない。

〔発明の効果〕

本発明によれば、磁気コアの周囲が広範囲に狭スペーシ
ングとできるので、記録媒体に高密度記録することが可
能となる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の磁気へラドスライダの斜視
図、第２図は゛実装状態の斜視図、第３図はスライダ構
成を示す斜視図である。 １．２・・・滑走面、　　　　５・・・滑走面分離溝。 ５・・・磁気コア、　　　　　６・・・溝。 ７・・・リードライトコイル。 ８・・・イレーズコイル。 、＼

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、記録媒体に対向して配置され、情報記録再生用変換
   器と滑走面から成る変換器スライダにおいて、滑走面幅
   方向に断面積が変化して成る溝を設けたことを特徴とす
   る磁気ヘッドスライダ。