JP3933645B2 - フランジ付き軸部材 - Google Patents
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Description
なお、電磁成形とは、電気エネルギーの投入により、電磁成形用コイルがきわめて短時間の強力な磁場を形成し、この磁場内におかれたワーク(被加工物)が磁場の反発力(フレミングの左手の法則に従ったLorentz力)によって強い拡張力や収縮力を受けて、高速で塑性変形することを利用し、ワークを所定形状に成形する技術であり、下記特許文献2〜5及び非特許文献1等にも記載されているように、それ自体公知技術である。
例えば、図17,18に示すように、中央に板厚方向に貫通する円形の穴2を形成した板状のフランジ部材1を、図示しない手段により位置決めし、この穴2に仮想線で示す円形断面の素材管3を嵌挿し、かつ素材管3の端部(突出部3a)を前方に突出させ、この状態で図示しない手段により位置決めする。続いて、素材管3の内部に電磁成形用コイル4を装入して、電磁成形を行う。これにより、フランジ部材1の面内では素材管3は拡径して穴2の内周面に密着し、フランジ部材1の前方側では突出部3aが放射方向に拡開して、その背面が穴2の周囲のフランジ面(前面)に当接密着し、フランジ部材1の後方側では素材管3は磁場の反発力による拡張力の大きさに応じて膨出し、素材管3は端部に軸フランジ6とその後方側に張出部7を有する軸部材5となり、フランジ部材1と軸部材5が接合されたフランジ付き軸部材8(図16参照)が成形される。なお、フランジ付き軸部材8の製造にあたり、この例では、電磁成形により素材管3を全長にわたって拡径するのではなく、フランジ部材1の近傍のみを拡径している。従って、図17に示すように、軸部材5にはフランジ部材1の前方側に軸フランジ6と、フランジ部材1の後方側に張出部7が形成されているが、軸部材5の張出部7より後方側の部分は管素材のままの径を保っている。
なお、以上説明した例では、素材管3の周囲に金型を配置せず、張出部7の成形は自由拡管するにまかせたが、必要に応じて、図17に仮想線で示すように、素材管3の周囲を金型9で取り囲み、フランジ部材1と素材管3の位置決めを行うと同時に、張出部7の形状を規制することもできる。
フランジ部材1と軸部材5の間にこのようなゆるみや相対的な回転が生じると、穴2の内周面と軸部材5が摺動し、その接触部でいずれか一方又は双方の部材の摩耗が起こり、ゆるみが促進されていく。これによりフランジ部材1を介して取り付けられる相手方部材をも含めた全体構造(例えばバンパーリインフォースとステイからなるバンパー構造体)の剛性が損なわれるととともに振動を起こす原因になるなど、部材使用上の問題点が生じ得る。
なお、本発明において、板状部材の穴の位置からみて軸フランジの側を前方、反対側を後方とし、前方を向いた面を前面、後方を向いた面を背面とする。
このような形状の穴を有するフランジ部材を用いることにより、電磁成形後の軸部材とフランジ部材の穴の内周面が互いに掛止し合い、フランジ部材と軸部材の相対的な回転が防止される。これに対し、図16のフランジ付き軸部材8では、穴2の形状が軸部材5の軸方向にみたとき円形であるため、軸部材5と穴2の内周面は互いに掛止し合うことはない。
このような背面形状を有するフランジ部材を用いることにより、電磁成形後の張出部とフランジ部材の背面側が互いに掛止し合い、フランジ部材と軸部材の相対的な回転が防止される。これに対し、前記穴の周縁部においてフランジ部材の背面の形状が軸部材の軸に対して軸対称である場合、張出部とフランジ部材の背面側に互いに掛止し合う箇所がなく、強い回転力が掛かったときフランジ部材と軸部材の相対的な回転は防止されない。例えば図16のフランジ付き軸部材8では、穴2が形成されたフランジ部材1の内側部12の背面は軸部材5の軸Xに垂直な平面であり、穴2の周縁部においてフランジ部材の背面の形状は軸Xに対して軸対称ということができる。
そして、フランジ部材の前面側又は背面側あるいは穴の内周面のいずれかの形状を、先に述べた特定の形状とすることにより、電磁成形後のフランジ部材と軸部材が互いに掛止し合い、両者の相対的な回転を防止することができる。
図1〜図6は、フランジ部材の前面の形状(特に穴の周囲の軸フランジが当接する領域)が軸部材の軸に対し軸対称でないタイプのフランジ付き軸部材を示す。
図1に示すフランジ付き軸部材21は、板状のフランジ部材22と、該フランジ部材22が端部に接合された管状の軸部材23からなる。フランジ部材22はアルミニウム合金押出材からなり、図4に示すように、該押出材を押出方向に垂直な面内で所定長さに切断したもので(切断線を仮想線で示す)、左右の外側部24と内側部25及び両者を接続する傾斜した左右の段差部26からなる。外側部24と内側部25は互いに平行な板であり、外側部24の前面は内側部25の前面より前方側に位置し、外側部24の前面が図示しない相手方部材の被取付面(平面)に当接する取付面となっている。軸部材23は内側部25に対して垂直に接合している。
軸部材23は円形断面のアルミニウム合金押出材からなり、素材管は押出方向に垂直な面内で所定長さに切断されている。
なお、フランジ部材22の材質としては、強度が高く導電率が低いものが望ましく、JIS5000系や、JIS6000,7000系のT5調質材が好適である。また、軸部材の材質は、成形しやすく導電率が高いものが望ましく、例えば6063等のJIS6000系が好適である。軸部材としては、アルミニウム合金押出材が好適であるが、例えばアルミニウム合金板を曲げ加工したものを用いることもできる。
続いて、図17において説明したと同じ要領で、素材管29の内部に図示しない電磁成形用コイルを装入して、電磁成形を行う。これにより、図1〜図3に示すように、穴28の内側では、素材管29は拡径して穴28の内周面に密着し、穴22から前方側に突出していた突出部29aが放射方向外向きに拡開して軸フランジ31を形成し、その背面31aが穴28の周囲の内側部25の前面(突条27の前面を含む)に打ち当たって密着当接し、さらに、穴28の後方側では、素材管29は磁場の反発力による拡張力の大きさに応じて半径方向外側に膨出し張出部32が形成される。
フランジ部材22の前面の形状について、特に穴28の周囲の軸フランジ31が当接する領域に着目すると、該領域におけるフランジ部材22の前面は、突条27の部分を除いて軸部材23の軸Xに垂直な1つの平面内にあるが、突条27があることにより前記軸Xに対し軸対称な形状ではなく、さらに軸対称でないことにより軸フランジ31とフランジ部材22(突条27)の噛み合いが生じている。なお、このフランジ部材22は押出材であるため、突条27は穴28の周囲の軸フランジ31が当接する領域外にも存在するが、当然そこでは軸フランジ31とフランジ部材22(突条27)の噛み合いがなく、従って、当該領域外に突条27が存在するかしないかは、本発明の課題を達成するうえで問題にならない。
フランジ部材22において、前面に突条27の代わりに凹溝を形成しても、同様の作用を得ることができる。
軸部材43はアルミニウム合金押出材からなり、図6に示すように、素材管49は押出方向に垂直な面内で所定長さに切断されている。
フランジ部材42の前面の形状について、特に穴48の周囲の軸フランジ51が当接する領域に着目すると、内側部45の前面は軸部材43の軸Xに垂直な平面であるが、段差部46が前記領域に含まれることから、前記領域におけるフランジ部材42の前面形状は軸部材43の軸Xに対し軸対称ではなく、さらに軸対称でないことにより軸フランジ51とフランジ部材42(段差部46)の噛み合いが生じている。
図7に示すフランジ付き軸部材61は、板状のフランジ部材62と、該フランジ部材62が端部に接合された管状の軸部材63からなる。フランジ部材62は、図8に示すように、フランジ部材42と同じ断面のアルミニウム合金押出材を、押出方向に垂直な面内で所定長さに切断したもので、左右の外側部64と内側部65及び両者を接続する傾斜した左右の段差部66からなり、全体がほぼ均一な厚さの板状部材であり、外側部64の前面が図示しない他部材の被取付面に当接する取付面となっている。内側部65に板厚方向に開けられた穴68は、円形の周の一部が半径方向外側に円弧状に張り出した形状(張出部68a)を有する。軸部材63は内側部65に対して垂直に接合している。
なお、非円形な穴の形状として、上記穴68のように円形の周の一部が半径方向外側に張り出した形状だけでなく、円形の周の一部が半径方向内側に張り出した形状の穴、円形の周の一部が直線になった穴(例えばレーストラックに似た形状)、全体が楕円形の穴など、種々のものが考えられる。
図9に示すフランジ付き軸部材81は、板状のフランジ部材82と、該フランジ部材82が端部に接合された管状の軸部材83からなる。フランジ部材82はアルミニウム合金押出材からなり、該押出材を押出方向に垂直な面内で所定長さに切断したもので、図10に示すように、左右の外側部84と内側部85及び両者を接続する傾斜した左右の段差部86からなり、外側部84の前面が図示しない他部材の被取付面に当接する取付面となっている。内側部85の背面側中央部に断面矩形状の突条87が形成され、ここでは厚肉となり、また、内側部85には中央部に円形の穴88が形成され、該穴88はその周方向の一部が前記突条87を通って板厚方向に貫通している。このフランジ部材82は、ちょうど図4に示すフランジ部材22において前面に形成された突条27をなくして、その代わりに背面に突条87を形成した形状と考えてよい。軸部材83はアルミニウム合金押出材からなり、内側部85に対して垂直に接合している。
フランジ部材82において、背面に突条87の代わりに凹溝を形成しても、同様の作用を得ることができる。
図11に示すフランジ付き軸部材101は、板状のフランジ部材102と、該フランジ部材102が端部に接合された管状の軸部材103からなる。フランジ部材102はアルミニウム合金押出材からなり、該押出材を押出方向に垂直な面内で所定長さに切断したもので、図13に示すように、左右の外側部104と内側部105及び両者を接続する傾斜した左右の段差部106からなり、外側部104の前面が図示しない他部材の被取付面に当接する取付面となっている。フランジ部材102は全体としてほぼ均一な肉厚であるが、内側部105の中央部に前方側に台形状に突出する突条107(背面側からみると凹溝109)が形成され、また、内側部105には中央部に円形の穴108が形成され、該穴108はその周方向の一部が前記突条107を通って板厚方向に貫通している。この例では、突条107の前面の高さは、外側部104の前面の高さと等しく設定されている。軸部材103はアルミニウム合金押出材からなり、内側部105に対して垂直に接合している。
軸部材123は円形断面のアルミニウム合金押出材からなり、図15に示すように、素材管129の前端は押出方向に垂直な面に対して傾斜した面内で切断され、後端は押出方向に垂直な面内で切断されている。
フランジ付き軸部材121は、図14,15に示すように、穴128の内側では、素材管129は拡径して穴128の内周面に密着し、穴128から前方側に突出していた突出部128aが放射方向外向きに拡開して軸フランジ131を形成し、穴128の後方側では、素材管129は磁場の反発力による拡張力の大きさに応じて半径方向外側に膨出し張出部132が形成される。
また、以上の例では、軸部材の一方の端部にのみフランジ部材を接合したが、必要に応じて、両端にフランジ部材を接合することができる。
また、本発明に係るフランジ付き軸部材は、他のフランジ付き軸部材、例えば車両のインストルメントパネル用リインフォース、クロスメンバー、タワーバー、インストルメントパネル用付属パイプ(一端がインストルメントパネル用リインフォースに取り付けられてインストルメントパネルやダクトなどを支持するパイプ)、ピラー、シートフレーム、インテークマニホールド、マフラー、プロペラシャフト、ステアリングコラム、二輪車(自転車を含む)用スイングアームのほか、航空機用のシートフレーム、いす用のフレーム、その他、各種用途の継ぎ手類等、相手方部材に取り付けられるフランジ付き軸部材一般に適用できる。
22,42,62,82,102,122 フランジ部材
23,43,63,83,103,123 軸部材
24,44,64,84,104,124 外側部
25,45,65,85,105,125 内側部
26,46,66,86,106,126 段差部
27,87,107 突条
28,48,68,88,108,128 穴
31,51,71,91,111,131 軸フランジ
32,52,72,92,112,132 張出部
109 凹溝
Claims (9)
- 前面に相手方部材の被取付面に当接する取付面を有し、中央部に穴が形成された板状のフランジ部材と、前記穴に嵌挿され、かつ電磁成形により拡径されて前記穴の内周面に密着し、前記フランジ部材に接合された円管状の軸部材からなり、前記軸部材はアルミニウム合金からなり、前記穴から前方側に突出した部分が放射方向外向きに拡開して軸フランジを形成し、その背面が前記フランジ部材の穴の周囲に当接し、前記穴の後方側が放射方向外側に膨出して張出部が形成され、前記軸フランジと張出部の間に前記フランジ部材が挟まれ、前記穴の形状が前記軸部材の軸方向にみたとき円形であり、前記フランジ部材が前記軸部材の軸に垂直な面に対して傾斜し、これにより前記フランジ部材の前面の形状が少なくとも前記穴の周囲の前記軸フランジが当接する領域において前記軸部材の軸に対し軸対称でないことを特徴とするフランジ付き軸部材。
- 前記フランジ部材が、段差のある外側部と内側部及び両者を接続する段差部からなり、前記外側部の前面が前記取付面となり、前記内側部に前記穴が形成されていることを特徴とする請求項1に記載されたフランジ付き軸部材。
- 前面に相手方部材の被取付面に当接する取付面を有し、中央部に穴が形成された板状のフランジ部材と、前記穴に嵌挿され、かつ電磁成形により拡径されて前記穴の内周面に密着し、前記フランジ部材に接合された管状の軸部材からなり、前記軸部材はアルミニウム合金からなり、前記穴から前方側に突出した部分が放射方向外向きに拡開して軸フランジを形成し、その背面が前記フランジ部材の穴の周囲に当接し、前記穴の後方側が放射方向外側に膨出して張出部が形成され、前記軸フランジと張出部の間に前記フランジ部材が挟まれ、前記穴の形状が前記軸部材の軸方向にみたとき円形であり、前記フランジ部材が段差のある外側部と内側部及び両者を接続する傾斜した段差部からなり、前記外側部の前面が前記取付面となり、前記穴が前記内側部に形成され、前記軸フランジが前記内側部及び段差部の前面に当接し、これにより前記フランジ部材の前面の形状が少なくとも前記穴の周囲の前記軸フランジが当接する領域において前記軸部材の軸に対し軸対称でないことを特徴とするフランジ付き軸部材。
- 前面に相手方部材の被取付面に当接する取付面を有し、中央部に穴が形成された板状のフランジ部材と、前記穴に嵌挿され、かつ電磁成形により拡径されて前記穴の内周面に密着し、前記フランジ部材に接合された円管状の軸部材からなり、前記軸部材はアルミニウム合金からなり、前記穴から前方側に突出した部分が放射方向外向きに拡開して軸フランジを形成し、その背面が前記フランジ部材の穴の周囲に当接し、前記穴の後方側が放射方向外側に膨出して張出部が形成され、前記軸フランジと張出部の間に前記フランジ部材が挟まれ、前記穴の形状が前記軸部材の軸方向にみたとき円形であり、前記フランジ部材が前記軸部材の軸に垂直な面に対して傾斜し、これにより前記フランジ部材の背面の形状が少なくとも前記穴の周縁部において前記軸部材の軸に対し軸対称ではないことを特徴とするフランジ付き軸部材。
- 前記フランジ部材が、段差のある外側部と内側部及び両者を接続する段差部からなり、前記外側部の前面が前記取付面となり、前記内側部に前記穴が形成されていることを特徴とする請求項4に記載されたフランジ付き軸部材。
- 前面に相手方部材の被取付面に当接する取付面を有し、中央部に穴が形成された板状のフランジ部材と、前記穴に嵌挿され、かつ電磁成形により拡径されて前記穴の内周面に密着し、前記フランジ部材に接合された円管状の軸部材からなり、前記軸部材はアルミニウム合金からなり、前記穴から前方側に突出した部分が放射方向外向きに拡開して軸フランジを形成し、その背面が前記フランジ部材の穴の周囲に当接し、前記穴の後方側が放射方向外側に膨出して張出部が形成され、前記軸フランジと張出部の間に前記フランジ部材が挟まれ、前記穴の形状が前記軸部材の軸方向にみたとき円形であり、前記フランジ部材が前記軸部材の軸に垂直な面に対して傾斜し、これにより前記フランジ部材の前面の形状が少なくとも前記穴の周囲の前記軸フランジが当接する領域において前記軸部材の軸に対し軸対称でなく、かつ前記フランジ部材の背面の形状が少なくとも前記穴の周縁部において前記軸部材の軸に対し軸対称ではないことを特徴とするフランジ付き軸部材。
- 前記フランジ部材が、段差のある外側部と内側部及び両者を接続する段差部からなり、前記外側部の前面が前記取付面となり、前記内側部に前記穴が形成されていることを特徴とする請求項6に記載されたフランジ付き軸部材。
- 前記フランジ部材がアルミニウム合金押出材からなることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載されたフランジ付き軸部材。
- 前記フランジ付き軸部材が自動車のバンパーステイであることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載されたフランジ付き軸部材。
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