JP3926908B2 - 自動改札装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、鉄道施設等の自動改札装置に係り、特に、その利用券としての記録媒体である乗車券に対する他駅乗車判定機能を有する自動改札装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動改札機による他駅乗車(A駅発行切符でB駅乗車ができること)は、既に実施されている。
これは、係員によるスイッチの設定切替によってあるいは恒久処置として自動改札機に対して他駅乗車許可/禁止の設定切替機能を持たせるようにすることにより、既に実施されているものである。
【0003】
他駅乗車とは、他駅で発行された乗車券でも自駅での自動改札機を通行することすなわち他駅で発行された乗車券で利用者に自駅での乗車を認めるようにすることである。
【0004】
例えば、通常では、A駅で発行された切符ではA駅でのみ乗車が認められ、B駅では乗車が認められていないが、近接する数駅での上下車が可能なイベント会場の利用者の便宜を図るために、ある特定期間(時間)に限ってあるいは恒久処置として他駅乗車を認めることにより、A駅で発行された切符でA駅のみならずB駅でも乗車が認められるようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような自動改札機における従来の他駅乗車の許可/禁止の設定切替には、以下のような問題点があった。
すなわち、従来、他駅乗車の許可/禁止の設定切替は、駅係員による手作業であるため、他駅乗車の許可/禁止の設定切替を忘れる可能性がある。
【0006】
また、従来、他駅乗車可能駅が固定であるため、他駅乗車可能駅の可変性が考慮されていない。
また、従来、他駅乗車に関する初乗り運賃判定を行っていないので、精算時に鉄道会社及び利用者の双方に不都合が生じる場合がある。
【0007】
また、従来、他駅乗車に関する上り/下り判定を行っていないので、乗車時及び精算時に鉄道会社及び利用者の双方に不都合が生じる場合がある。
また、従来では、他駅乗車時、乗車券に対する印字、エンコード書換え、集計処理を行っていないので、乗車時及び精算時に鉄道会社及び利用者の双方に不都合が生じる場合がある。
【0008】
本発明は以上のような問題点に鑑みてなされたもので、例えば、鉄道施設等の自動改札装置において、特に、その利用券としての記録媒体である乗車券に対する他駅乗車の許可/禁止の設定切替機能、他駅乗車に関する初乗り運賃判定機能、他駅乗車に関する上り/下り判定機能、他駅乗車時、乗車券に対する印字、エンコード書換え、集計処理機能を有する自動改札装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題を解決するために、ドアを有し、通路を形成している本体部に通行者が利用券としての記録媒体を提示したとき、前記記録媒体の記録内容を読み取り、その読み取り結果により前記ドアを開閉して前記通行者の通過を許可または阻止する自動改札装置において、当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体による乗車を許可するために駅名及び初乗り運賃情報を含む設定情報を設定する乗車駅名設定手段と、前記本体部に前記通行者によって前記当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体が提示されたとき、前記記録媒体の記録内容を読み取る読取手段と、前記読取手段による読み取った乗車可能な駅名が前記乗車駅名設定手段により設定された駅名であるか否かを判定する判定手段と、この判定手段により、前記乗車駅名設定手段により設定された駅名であると判定されたとき、前記読取手段による読み取り結果と、前記乗車駅名設定手段による設定情報としての初乗り運賃情報とを照合することにより、その照合結果に応じて前記記録媒体による利用を許可するか、否かを判定する初乗り運賃判定手段と、を具備したことを特徴とする自動改札装置が提供される。
【0011】
また、本発明によると、上記課題を解決するために、
上り、下りホーム別に設置されるもので、ドアを有し、通路を形成している本体部に通行者が利用券としての記録媒体を提示したとき、前記記録媒体の記録内容を読み取り、その読み取り結果により前記ドアを開閉して前記通行者の通過を許可または阻止する自動改札装置において、
当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体による乗車を許可するために駅名及び上り、下り方向別の運賃情報を含む設定情報を設定する乗車駅名設定手段と、
前記本体部に前記通行者によって前記当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体が提示されたとき、前記記録媒体の記録内容を読み取る読取手段と、
前記読取手段による読み取った乗車可能な駅名が前記乗車駅名設定手段により設定された駅名であるか否かを判定する判定手段と、
この判定手段により、前記乗車駅名設定手段により設定された駅名であると判定されたとき、前記読取手段による読み取り結果と、前記乗車駅名設定手段による設定情報としての上り、下り方向別の運賃情報とを照合することにより、その照合結果に応じて前記記録媒体による利用を許可するか、否かを判定する上り、下り判定手段と、
を具備したことを特徴とする自動改札装置が提供される。
【0012】
また、本発明によると、上記課題を解決するために、
上り、下りホーム別に設置されるもので、ドアを有し、通路を形成している本体部に通行者が利用券としての記録媒体を提示したとき、前記記録媒体の記録内容を読み取り、その読み取り結果により前記ドアを開閉して前記通行者の通過を許可または阻止する自動改札装置において、
当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体による乗車を許可するために駅名及び初乗り運賃情報並びに上り、下り方向別の運賃情報を含む設定情報を設定する乗車駅名設定手段と、
前記本体部に前記通行者によって前記当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体が提示されたとき、前記記録媒体の記録内容を読み取る読取手段と、
前記読取手段による読み取った乗車可能な駅名が前記乗車駅名設定手段により設定された駅名であるか否かを判定する判定手段と、
この判定手段により、前記乗車駅名設定手段により設定された駅名であると判定されたとき、前記読取手段による読み取り結果と、前記乗車駅名設定手段による設定情報としての初乗り運賃情報とを照合する初乗り運賃判定手段と、
この初乗り運賃判定手段による照合結果が一致したとき、前記読取手段による読み取り結果と、前記乗車駅名設定手段による設定情報としての上り、下り方向別の運賃情報とを照合することにより、その照合結果に応じて前記記録媒体による利用を許可するか、否かを判定する上り、下り判定手段と、
を具備したことを特徴とする自動改札装置が提供される。
【0014】
また、本発明によると、上記課題を解決するために、
ドアを有し、通路を形成している本体部に通行者が利用券としての記録媒体を提示したとき、前記記録媒体の記録内容を読み取り、その読み取り結果により前記ドアを開閉して前記通行者の通過を許可または阻止する自動改札装置において、
当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体による乗車を許可するために駅名及び初乗り運賃情報を含む設定情報を設定する乗車駅名設定手段と、
前記本体部に前記通行者によって前記当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体が提示されたとき、前記記録媒体の記録内容を読み取る読取手段と、
前記読取手段による読み取った乗車可能な駅名が前記乗車駅名設定手段により設定された駅名であるか否かを判定する判定手段と、
この判定手段により、前記乗車駅名設定手段により設定された駅名であると判定されたとき、前記読取手段による読み取り結果と、前記乗車駅名設定手段による設定情報としての初乗り運賃情報とを照合することにより、その照合結果に応じて前記記録媒体による利用を許可するか、否かを判定する初乗り運賃判定手段と、
この初乗り運賃判定手段による照合結果が一致したとき、前記当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体の記録内容を書き換える書き換え手段と、
を具備したことを特徴とする自動改札装置が提供される。
【0015】
また、本発明によると、上記課題を解決するために、
上り、下りホーム別に設置されるもので、ドアを有し、通路を形成している本体部に通行者が利用券としての記録媒体を提示したとき、前記記録媒体の記録内容を読み取り、その読み取り結果により前記ドアを開閉して前記通行者の通過を許可または阻止する自動改札装置において、
当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体による乗車を許可するために駅名及び上り、下り方向別の運賃情報を含む設定情報を設定する乗車駅名設定手段と、
前記本体部に前記通行者によって前記当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体が提示されたとき、前記記録媒体の記録内容を読み取る読取手段と、
前記読取手段による読み取った乗車可能な駅名が前記乗車駅名設定手段により設定された駅名であるか否かを判定する判定手段と、
この判定手段により、前記乗車駅名設定手段により設定された駅名であると判定されたとき、前記読取手段による読み取り結果と、前記乗車駅名設定手段による設定情報としての上り、下り方向別の運賃情報とを照合することにより、その照合結果に応じて前記記録媒体による利用を許可するか、否かを判定する上り、下り判定手段と、
この上り、下り判定手段による照合結果が一致したとき、前記当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体の記録内容を書き換える書き換え手段と、
を具備したことを特徴とする自動改札装置が提供される。
【0016】
また、本発明によると、上記課題を解決するために、
上り、下りホーム別に設置されるもので、ドアを有し、通路を形成している本体部に通行者が利用券としての記録媒体を提示したとき、前記記録媒体の記録内容を読み取り、その読み取り結果により前記ドアを開閉して前記通行者の通過を許可または阻止する自動改札装置において、
当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体による乗車を許可するために駅名及び初乗り運賃情報並びに上り、下り方向別の運賃情報を含む設定情報を設定する乗車駅名設定手段と、
前記本体部に前記通行者によって前記当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体が提示されたとき、前記記録媒体の記録内容を読み取る読取手段と、
前記読取手段による読み取った乗車可能な駅名が前記乗車駅名設定手段により設定された駅名であるか否かを判定する判定手段と、
この判定手段により、前記乗車駅名設定手段により設定された駅名であると判定されたとき、前記読取手段による読み取り結果と、前記乗車駅名設定手段による設定情報としての初乗り運賃情報とを照合する初乗り運賃判定手段と、
この初乗り運賃判定手段による照合結果が一致したとき、前記読取手段による読み取り結果と、前記乗車駅名設定手段による設定情報としての上り、下り方向別の運賃情報とを照合することにより、その照合結果に応じて前記記録媒体による利用を許可するか、否かを判定する上り、下り判定手段と、
この上り、下り判定手段による照合結果が一致したとき、前記当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体の記録内容を書き換える書き換え手段と、
を具備したことを特徴とする自動改札装置が提供される。
【0018】
また、本発明によると、上記課題を解決するために、
ドアを有し、通路を形成している本体部に通行者が利用券としての記録媒体を提示したとき、前記記録媒体の記録内容を読み取り、その読み取り結果により前記ドアを開閉して前記通行者の通過を許可または阻止する自動改札装置において、
当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体による乗車を許可するために駅名及び初乗り運賃情報を含む設定情報を設定する乗車駅名設定手段と、
前記本体部に前記通行者によって前記当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体が提示されたとき、前記記録媒体の記録内容を読み取る読取手段と、
前記読取手段による読み取った乗車可能な駅名が前記乗車駅名設定手段により設定された駅名であるか否かを判定する判定手段と、
この判定手段により、前記乗車駅名設定手段により設定された駅名であると判定されたとき、前記読取手段による読み取り結果と、前記乗車駅名設定手段による設定情報としての初乗り運賃情報とを照合することにより、その照合結果に応じて前記記録媒体による利用を許可するか、否かを判定する初乗り運賃判定手段と、
この初乗り運賃判定手段による照合結果が一致したとき、前記当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体の記録内容を書き換える書き換え手段と、
この書き換え手段による前記当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体の記録内容の書き換え結果を集計する集計手段と、
を具備したことを特徴とする自動改札装置が提供される。
【0019】
また、本発明によると、上記課題を解決するために、
上り、下りホーム別に設置されるもので、ドアを有し、通路を形成している本体部に通行者が利用券としての記録媒体を提示したとき、前記記録媒体の記録内容を読み取り、その読み取り結果により前記ドアを開閉して前記通行者の通過を許可または阻止する自動改札装置において、
当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体による乗車を許可するために駅名及び上り、下り方向別の運賃情報を含む設定情報を設定する乗車駅名設定手段と、
前記本体部に前記通行者によって前記当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体が提示されたとき、前記記録媒体の記録内容を読み取る読取手段と、
前記読取手段による読み取った乗車可能な駅名が前記乗車駅名設定手段により設定された駅名であるか否かを判定する判定手段と、
この判定手段により、前記乗車駅名設定手段により設定された駅名であると判定されたとき、前記読取手段による読み取り結果と、前記乗車駅名設定手段による設定情報としての上り、下り方向別の運賃情報とを照合することにより、その照合結果に応じて前記記録媒体による利用を許可するか、否かを判定する上り、下り判定手段と、
この上り、下り判定手段による照合結果が一致したとき、前記当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体の記録内容を書き換える書き換え手段と、
この書き換え手段による前記当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体の記録内容の書き換え結果を集計する集計手段と、
を具備したことを特徴とする自動改札装置が提供される。
【0020】
また、本発明によると、上記課題を解決するために、
上り、下りホーム別に設置されるもので、ドアを有し、通路を形成している本体部に通行者が利用券としての記録媒体を提示したとき、前記記録媒体の記録内容を読み取り、その読み取り結果により前記ドアを開閉して前記通行者の通過を許可または阻止する自動改札装置において、
当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体による乗車を許可するために駅名及び初乗り運賃情報並びに上り、下り方向別の運賃情報を含む設定情報を設定する乗車駅名設定手段と、
前記本体部に前記通行者によって前記当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体が提示されたとき、前記記録媒体の記録内容を読み取る読取手段と、
前記読取手段による読み取った乗車可能な駅名が前記乗車駅名設定手段により設定された駅名であるか否かを判定する判定手段と、
この判定手段により、前記乗車駅名設定手段により設定された駅名であると判定されたとき、前記読取手段による読み取り結果と、前記乗車駅名設定手段による設定情報としての初乗り運賃情報とを照合する初乗り運賃判定手段と、
この初乗り運賃判定手段による照合結果が一致したとき、前記読取手段による読み取り結果と、前記乗車駅名設定手段による設定情報としての上り、下り方向別の運賃情報とを照合することにより、その照合結果に応じて前記記録媒体による利用を許可するか、否かを判定する上り、下り判定手段と、
この上り、下り判定手段による照合結果が一致したとき、前記当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体の記録内容を書き換える書き換え手段と、
この書き換え手段による前記当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体の記録内容の書き換え結果を集計する集計手段と、
を具備したことを特徴とする自動改札装置が提供される。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の一実施形態を説明する。
図1は、本発明が適用される駅務システムのシステム構成を示すブロック図である。
【0022】
すなわち、この駅務システムは、各駅に設置される1号機からN号機までの複数の自動改札機11、12、…1Nと、これらの複数の自動改札機11、12、…1Nに対してデータ通信回線21、22、…を介して接続される遠隔監視装置31、32、…と、これらの遠隔監視装置31、32、…に対してデータ通信回線41、42、…を介して接続されるホストマシン51とによって構成されている。
【0023】
なお、複数の自動改札機11、12、…1Nは、それぞれドア11a、12a、…1Naを有する通路11b、12b、…1Nbを形成している本体部11c、12c、…1Ncに、通行者が利用券としての記録媒体である磁気情報が記録されている乗車券を提示したとき、前記記録媒体の記録内容を読み取り、その読み取り結果により前記ドア11a、12a、…1Naを開閉して前記通行者の通過を許可または阻止する構成となっている。
【0024】
図2は、本発明が適用される駅務システムにおける自動改札機の機能ブロックを示すブロック図である。
すなわち、この自動改札機は、自動改札機における乗車券投入口から磁気面を下にして投入された乗車券の磁気情報を読み取るために、自動改札機の乗車券搬送路に沿って下側に、読み取りヘッド、書き込みヘッド及びベリファイヘッドが配設されると共に、同じく磁気面を上にして投入された乗車券の磁気情報を読み取るために、自動改札機の乗車券搬送路に沿って上側に、読み取りヘッド、書き込みヘッド及びベリファイヘッドが配設されており、これらの磁気ヘッド80からの磁気情報に基づいて所定の制御を行う制御部81が設けられている。
【0025】
すなわち、この制御部81は、自動改札機の所定の制御のための所定のプログラムが格納されているプログラムメモリ82と、このプログラムメモリ82に格納されている所定のプログラムに基づいて上記所定の制御としての通路制御機能を遂行する通路制御機能部83と、上記の磁気ヘッドからの磁気情報に基づいて乗車券に対する所定の判定を行う乗車券判定機能部84と、後述するような他駅乗車の許可/禁止の設定切替機能部85と、他駅乗車判定機能部86、他駅乗車に関する初乗り運賃判定機能部87と、他駅乗車に関する上り/下り判定機能部88と、他駅乗車時、乗車券に対する印字、エンコード書換え、集計処理機能部89とを有している。
【0026】
すなわち、本発明では、従来の問題点を解決するために、利用券としての記録媒体である乗車券に対する他駅乗車の許可/禁止の設定切替機能、他駅乗車判定機能、他駅乗車に関する初乗り運賃判定機能、他駅乗車に関する上り/下り判定機能、他駅乗車時、乗車券に対する印字、エンコード書換え、集計処理機能を有する自動改札装置及びその制御システムを提供するため、図1及び図2に示した構成に基づいて以下のような種々の機能を盛り込むようにしている。
【0027】
次に、この種々の機能について図3乃至図6に示すようなフローチャート並びに図7及び図8に示す参考図を参照して説明する。
まず、図3に示すようなフローチャートを参照して他駅乗車の処理の全体の流れを説明する。
【0028】
他駅乗車の処理は、予めなされる他駅乗車の許可/禁止の設定切替機能部85による他駅乗車の許可設定切替に基づいて、他駅乗車に関する駅、日時判定、初乗り運賃判定、上り・下り判定、印字・エンコード処理の順に行う(ステップS1〜S8)。
【0029】
すなわち、ステップS1、S2では、他駅乗車判定機能部86により他駅乗車の駅、日時判定が行われる。
この他駅乗車判定機能部86による他駅乗車の駅、日時判定がOKならば、ステップS3、S4では、他駅乗車に関する初乗り運賃判定機能部87により他駅乗車に関する初乗り運賃判定が行われる。
【0030】
この他駅乗車に関する初乗り運賃判定機能部87による他駅乗車に関する初乗り運賃判定がOKならば、ステップS5、S6では、他駅乗車に関する上り/下り判定機能部88により他駅乗車に関する上り・下り判定が行われる。
【0031】
この他駅乗車に関する上り/下り判定機能部88による他駅乗車に関する上り・下り判定がOKならば、ステップS7では、他駅乗車時、乗車券に対する印字、エンコード書換え、集計処理機能部89による他駅乗車時、乗車券に対する印字、エンコード書換え、集計処理が行われる。
【0032】
なお、ステップS2、S4、S6での、他駅乗車の駅、日時判定、他駅乗車に関する初乗り運賃判定、他駅乗車に関する上り・下り判定がそれぞれOKでない場合には、いずれの場合にも、ステップS8での他駅乗車NGの判定が行われることになる。
【0033】
次に、図4に示すようなフローチャートを参照して上述した他駅乗車の処理における駅、日時判定の流れをより詳しく説明する。
この他駅乗車の駅、日時判定においては、まず、投入券の発行駅と複数の自動改札機11、12、…1Nに予め設定されている乗車許可券発行駅とを比較し、それらが一致するかどうかを他駅乗車判定機能部86により判定する(ステップS11、S12)。
【0034】
次に、他駅乗車判定機能部86では、券投入日時と複数の自動改札機11、12、…1Nに予め設定されている乗車許可時間とを比較し、投入日時が許可時間内であるかどうかを判定する(ステップS13、S14)。
【0035】
以下に具体例を示す。
例えば、1月1日の8時から20時までA駅発行の券でB駅での他駅乗車を許可する場合
Figure 0003926908
この情報を遠隔監視装置31(32)…からあるいはデータ通信回線41、42、…を介して接続されるホストマシン51から複数の自動改札機11、12、…1Nの他駅乗車の許可/禁止の設定切替機能部85により設定し、他駅乗車判定機能部86での駅、日時判定時に使用する。
【0036】
以下に判定例(1)〜(3)を示す。
(1)A駅発行の券が1月1日の9時にB駅の複数の自動改札機11、12、…1Nのいずれかに投入された場合
この場合には、券発行駅と乗車許可駅が一致すると共に、券投入日時が乗車許可日時の範囲内であるので、駅判定、日時判定のいずれもが0Kとなり、その利用者は乗車することができることになる(ステップS15)。
【0037】
(2)駅発行の券が1月1日の21時にB駅の複数の自動改札機11、12、…1Nのいずれかに投入された場合
この場合には、券発行駅と乗車許可駅が一致するものの、券投入日時が乗車許可日時の範囲外であるので、乗車許可時間外となり、その利用者は乗車することができないことになる(ステップS16)。
【0038】
(3)C駅発行の券がB駅の複数の自動改札機11、12、…1Nのいずれかに投入された場合
この場合には、券発行駅と乗車許可駅が不一致であるので、乗車許可駅でないため、その利用者は乗車することができないことになる(ステップS16)。
【0039】
なお、この他駅乗車の処理における駅、日時情報は、上述した一例に限らず複数設定可能である。
例えば、1月2日の8時から20時までA駅発行の券及びC駅発行の券でB駅での他駅乗車を許可する場合
Figure 0003926908
この場合の他駅乗車の処理における駅判定、日時判定は、上述に準じて処理することが可能である。
【0040】
次に、図5に示すようなフローチャートを参照して上述した他駅乗車の処理における初乗り運賃判定の流れをより詳しく説明する。
すなわち、この初乗り運賃判定においては、初乗り運賃が券発行駅ごとに異なる場合があるため、他駅乗車に関する初乗り運賃判定機能部87により、初乗り運賃判定を行い、他駅乗車を認めるかどうか判定するものである。
【0041】
なお、初乗り運賃以下の乗車券での乗車の場合、どの駅で降車しても精算しなければならないので、この初乗り運賃判定は係員のスイッチ制御により初乗り運賃判定を行うかどうかの設定を可能とするようにしてもよい。
【0042】
以下に具体例を示す。
例えば、A駅発行100円券でB駅で(他駅)乗車する場合(ただし、B駅の初乗り運賃は15O円とする)
まず、スイッチ制御による初乗り運賃判定機能がOFFの場合には、複数の自動改札機11、12、…1Nのいずれかに投入されたA駅発行券に対する他駅乗車に関する初乗り運賃判定機能部87による判定は0Kとする(ステップS21、S22、S25)。
【0043】
次に、スイッチ制御による初乗り運賃判定機能が0Nの場合、他駅乗車に関する初乗り運賃判定機能部87では、予め設定されている初乗り運賃と複数の自動改札機11、12、…1Nのいずれかに投入されたA駅発行券の運賃を比較し、発行券の運賃の方が少ない場合には、判定NGとする。
【0044】
この例の場合には、発行券の運賃100円が乗車駅であるB駅の初乗り運賃15O円より少ないため、判定NGとなる(ステップS21、S22、S23、S24、S26)。
【0045】
なお、初乗り運賃と発行券の運賃を比較し、発行券の運賃の方が多い場合には、他駅乗車に関する初乗り運賃判定機能部87による判定はOKとする(ステップS21、S22、S23、S24、S25)。
【0046】
次に、図6に示すようなフローチャートを参照して上述した他駅乗車の処理における上り/下り判定の流れをより詳しく説明する。
すなわち、この上り/下り判定は、上りホーム乗車口と下りホーム乗車口とが別れている場合において、他駅乗車に関する上り/下り判定機能部88により他駅乗車時、利用客の乗車ホーム間違いを入場時に判定するものである。
【0047】
なお、この上り/下り判定は係員のスイッチ制御により初乗り運賃判定を行うかどうかの設定を可能とするようにしてもよい。
例えば、図7に示すように、A駅でD駅までの500円の自線内券を購入し、B駅で他駅乗車すると仮定する。
【0048】
まず、スイッチ制御による上り/下り判定機能がOFFの場合には、上りホーム乗車口と下りホーム乗車口との複数の自動改札機11、12、…1Nのいずれかに投入されたA駅発行券に対する他駅乗車に関する上り/下り判定機能部88による判定は0Kとする(ステップS31、S32、S33、S36、S38、S39、S42)。
【0049】
次に、スイッチ制御による上り/下り運賃判定機能が0Nの場合、他駅乗車に関する上り/下り判定機能部88では、予め設定されている上り/下り方向別の各区間ごとの運賃と上りホーム乗車口と下りホーム乗車口との複数の自動改札機11、12、…1Nのいずれかに投入されたA駅発行券の運賃を比較して、以下のように判定する。
【0050】
例えば、図7に示すように、500円の自線内券で他駅乗車する場合、その乗車方向が自線内で500円未満の区間しかないならば、利用客が乗車方向を間違っているとし、判定NGとする。
【0051】
まず、上りホーム乗車の場合には、その複数の自動改札機11、12、…1Nのいずれかに投入されたA駅発行券の運賃に相当する500円までの区間があるので、乗車可能とする(ステップS31、S32、S33、S34、S35、S36)。
【0052】
しかるに、下りホーム乗車の場合には、200円までの区間しかないため、利用客が乗車方向を間違っているとし、判定NGとする(ステップS31、S38、S39、S40、S41、S43)。
【0053】
なお、A駅発行200円の自線内券で下りホームから他駅乗車する場合には、その複数の自動改札機11、12、…1Nのいずれかに投入されたA駅発行券の運賃に相当する200円までの区間があるので、乗車可能とする(ステップS31、S38、S39、S40、S41、S42)。
【0054】
また、他社連絡券で他駅乗車する場合、その方向にその他社連絡線がないならば、利用客が乗車方向を間違っているとし、判定NGとする。
次に、上述した他駅乗車時、乗車券に対する印字、エンコード書換え、集計処理機能部89による他駅乗車時、印字、エンコード、集計処理についてより詳しく説明する。
【0055】
以上に説明したような形態で他駅乗車を許可した場合、他駅乗車時、乗車券に対する印字、エンコード書換え、集計処理機能部89では、その乗車駅の印字を行い、投入券のエンコード情報の発行駅を乗車駅に書き換える。
【0056】
例えば、図8に示すように、A駅で自線内券を購入し、B駅で他駅乗車する場合に、その複数の自動改札機11、12、…1Nのいずれかに投入されたA駅発行券に対して、他駅乗車時、乗車券に対する印字、エンコード書換え、集計処理機能部89では、A駅の印字部に抹消線を付し、その下部にB駅と印字する。
【0057】
これにより、他駅乗車時の乗車駅が明確になり、運賃精算を行う場合、真の乗車駅からの正しい運賃を求めることができる。
また、他駅乗車した場合、他駅乗車時、乗車券に対する印字、エンコード書換え、集計処理機能部89では、その券の発行駅と区数の集計を行う。
【0058】
これにより、券発行駅の売上げと他駅乗車駅の集計の整合性をとることができる。
すなわち、本発明では、従来のように他駅乗車可能駅等が固定でなく、他駅乗車許可の駅設定、時刻設定が複数可能となるように他駅乗車可能駅の可変性が考慮されている。
【0059】
そして、本発明では、他駅乗車許可情報を予め自動改札機情報として設定しておくことにより、駅係員のスイッチ操作などの作業をなくし、全て自動化することができる。
【0060】
また、本発明では、従来のように係員操作でなく、自動改札機で自動的に他駅乗車許可/禁止を判断することができる。
このように、本発明では他駅乗車の初乗り運賃判定許可/禁止設定を行うことにより、初乗り運賃以下の乗車券での乗車の許可、禁止を自動制御することができる。
【0061】
また、本発明では、初乗り運賃判定を行うので、精算時に鉄道会社及び利用者の双方に不都合が生じない。
また、本発明では、初乗り運賃判定機能を0FFにすることにより、初乗り運賃以下の他駅乗車も可能となる。
【0062】
また、本発明では、上り/下り判定を行うことにより、利用客の乗車間違いを防ぐことができる。
このように、本発明では上りホーム乗車口、下りホーム乗車口が別れている駅で、他駅乗車駅の上り/下り判定を行うことにより、利用客の乗車間違いを自動改札機利用時(駅入場前)に防ぐことができる
また、本発明では、他駅乗車時、券面印字、発行駅エンコード書換えを行うため、乗車駅からの正しい運賃の算日が可能となる。
また、本発明では、集計を行うことにより、他駅乗車した券の発行駅、区数が明確となる。
【0063】
【発明の効果】
従って、以上詳述したように、本発明によれば、例えば、鉄道施設等の自動改札装置において、特に、その利用券としての記録媒体である乗車券に対する他駅乗車の許可/禁止の設定切替機能、他駅乗車判定機能、他駅乗車に関する初乗り運賃判定機能、他駅乗車に関する上り/下り判定機能、他駅乗車時、乗車券に対する印字、エンコード書換え、集計処理機能を有する自動改札装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明が適用される駅務システムのシステム構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、本発明が適用される駅務システムにおける自動改札機の機能ブロックを示すブロック図である。
【図3】図3は、本発明が適用される駅務システムにおける自動改札機による他駅乗車の処理の全体の流れを示すフローチャートである。
【図4】図4は、本発明が適用される駅務システムにおける自動改札機による他駅乗車の駅、日時判定機能を示すフローチャートである。
【図5】図5は、本発明が適用される駅務システムにおける自動改札機による他駅乗車の初乗り運賃判定機能を示すフローチャートである。
【図6】図6は、本発明が適用される駅務システムにおける自動改札機による他駅乗車の上り・下り判定機能を示すフローチャートである。
【図7】図7は、本発明が適用される駅務システムにおける自動改札機による他駅乗車の上り・下り判定機能を説明するための参考図である。
【図8】図8は、本発明が適用される駅務システムにおける自動改札機による他駅乗車の乗車券に対する印字、エンコード書換え、集計処理機能部89による他駅乗車時、乗車券に対する印字書換え機能を説明するための参考図である。
【符号の説明】
11、12、…1N…複数の自動改札機、
21、22、……データ通信回線、
31、32、……遠隔監視装置、
41、42、……データ通信回線、
51…ホストマシン、
11a、12a、…1Na…ドア、
11b、12b、…1Nb…通路、
11c、12c、…1Nc…本体部、
71…乗車券投入口、
72…乗車券搬送路、
73…読み取りヘッド、
74…書き込みヘッド、
75…ベリファイヘッド、
76…読み取りヘッド、
77…書き込みヘッド、
78…ベリファイヘッド、
81…制御部、
82…プログラムメモリ、
83…通路制御機能部、
84…乗車券判定機能部、
85…他駅乗車の許可/禁止の設定切替機能部、
86…他駅乗車判定機能部、
87…他駅乗車に関する初乗り運賃判定機能部、
88…他駅乗車に関する上り/下り判定機能部、
89…他駅乗車時、乗車券に対する印字、エンコード書換え、集計処理機能部機能部。

Claims (9)

  1. ドアを有し、通路を形成している本体部に通行者が利用券としての記録媒体を提示したとき、前記記録媒体の記録内容を読み取り、その読み取り結果により前記ドアを開閉して前記通行者の通過を許可または阻止する自動改札装置において、
    当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体による乗車を許可するために駅名及び初乗り運賃情報を含む設定情報を設定する乗車駅名設定手段と、
    前記本体部に前記通行者によって前記当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体が提示されたとき、前記記録媒体の記録内容を読み取る読取手段と、
    前記読取手段による読み取った乗車可能な駅名が前記乗車駅名設定手段により設定された駅名であるか否かを判定する判定手段と、
    この判定手段により、前記乗車駅名設定手段により設定された駅名であると判定されたとき、前記読取手段による読み取り結果と、前記乗車駅名設定手段による設定情報としての初乗り運賃情報とを照合することにより、その照合結果に応じて前記記録媒体による利用を許可するか、否かを判定する初乗り運賃判定手段と、
    を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  2. 上り、下りホーム別に設置されるもので、ドアを有し、通路を形成している本体部に通行者が利用券としての記録媒体を提示したとき、前記記録媒体の記録内容を読み取り、その読み取り結果により前記ドアを開閉して前記通行者の通過を許可または阻止する自動改札装置において、
    当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体による乗車を許可するために駅名及び上り、下り方向別の運賃情報を含む設定情報を設定する乗車駅名設定手段と、
    前記本体部に前記通行者によって前記当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体が提示されたとき、前記記録媒体の記録内容を読み取る読取手段と、
    前記読取手段による読み取った乗車可能な駅名が前記乗車駅名設定手段により設定された駅名であるか否かを判定する判定手段と、
    この判定手段により、前記乗車駅名設定手段により設定された駅名であると判定されたとき、前記読取手段による読み取り結果と、前記乗車駅名設定手段による設定情報としての上り、下り方向別の運賃情報とを照合することにより、その照合結果に応じて前記記録媒体による利用を許可するか、否かを判定する上り、下り判定手段と、
    を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  3. 上り、下りホーム別に設置されるもので、ドアを有し、通路を形成している本体部に通行者が利用券としての記録媒体を提示したとき、前記記録媒体の記録内容を読み取り、その読み取り結果により前記ドアを開閉して前記通行者の通過を許可または阻止する自動改札装置において、
    当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体による乗車を許可するために駅名及び初乗り運賃情報並びに上り、下り方向別の運賃情報を含む設定情報を設定する乗車駅名設定手段と、
    前記本体部に前記通行者によって前記当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体が提示されたとき、前記記録媒体の記録内容を読み取る読取手段と、
    前記読取手段による読み取った乗車可能な駅名が前記乗車駅名設定手段により設定された駅名であるか否かを判定する判定手段と、
    この判定手段により、前記乗車駅名設定手段により設定された駅名であると判定されたとき、前記読取手段による読み取り結果と、前記乗車駅名設定手段による設定情報としての初乗り運賃情報とを照合する初乗り運賃判定手段と、
    この初乗り運賃判定手段による照合結果が一致したとき、前記読取手段による読み取り結果と、前記乗車駅名設定手段による設定情報としての上り、下り方向別の運賃情報とを照合することにより、その照合結果に応じて前記記録媒体による利用を許可するか、否かを判定する上り、下り判定手段と、
    を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  4. ドアを有し、通路を形成している本体部に通行者が利用券としての記録媒体を提示したとき、前記記録媒体の記録内容を読み取り、その読み取り結果により前記ドアを開閉して前記通行者の通過を許可または阻止する自動改札装置において、
    当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体による乗車を許可するために駅名及び初乗り運賃情報を含む設定情報を設定する乗車駅名設定手段と、
    前記本体部に前記通行者によって前記当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体が提示されたとき、前記記録媒体の記録内容を読み取る読取手段と、
    前記読取手段による読み取った乗車可能な駅名が前記乗車駅名設定手段により設定された駅名であるか否かを判定する判定手段と、
    この判定手段により、前記乗車駅名設定手段により設定された駅名であると判定されたとき、前記読取手段による読み取り結果と、前記乗車駅名設定手段による設定情報としての初乗り運賃情報とを照合することにより、その照合結果に応じて前記記録媒体による利用を許可するか、否かを判定する初乗り運賃判定手段と、
    この初乗り運賃判定手段による照合結果が一致したとき、前記当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体の記録内容を書き換える書き換え手段と、
    を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  5. 上り、下りホーム別に設置されるもので、ドアを有し、通路を形成している本体部に通行者が利用券としての記録媒体を提示したとき、前記記録媒体の記録内容を読み取り、その読み取り結果により前記ドアを開閉して前記通行者の通過を許可または阻止する自動改札装置において、
    当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体による乗車を許可するために駅名及び上り、下り方向別の運賃情報を含む設定情報を設定する乗車駅名設定手段と、
    前記本体部に前記通行者によって前記当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体が提示されたとき、前記記録媒体の記録内容を読み取る読取手段と、
    前記読取手段による読み取った乗車可能な駅名が前記乗車駅名設定手段により設定された駅名であるか否かを判定する判定手段と、
    この判定手段により、前記乗車駅名設定手段により設定された駅名であると判定されたとき、前記読取手段による読み取り結果と、前記乗車駅名設定手段による設定情報としての上り、下り方向別の運賃情報とを照合することにより、その照合結果に応じて前記記録媒体による利用を許可するか、否かを判定する上り、下り判定手段と、
    この上り、下り判定手段による照合結果が一致したとき、前記当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体の記録内容を書き換える書き換え手段と、
    を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  6. 上り、下りホーム別に設置されるもので、ドアを有し、通路を形成している本体部に通行者が利用券としての記録媒体を提示したとき、前記記録媒体の記録内容を読み取り、その読み取り結果により前記ドアを開閉して前記通行者の通過を許可または阻止する自動改札装置において、
    当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体による乗車を許可するために駅名及び初乗り運賃情報並びに上り、下り方向別の運賃情報を含む設定情報を設定する乗車駅名設定手段と、
    前記本体部に前記通行者によって前記当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体が提示されたとき、前記記録媒体の記録内容を読み取る読取手段と、
    前記読取手段による読み取った乗車可能な駅名が前記乗車駅名設定手段により設定された駅名であるか否かを判定する判定手段と、
    この判定手段により、前記乗車駅名設定手段により設定された駅名であると判定されたとき、前記読取手段による読み取り結果と、前記乗車駅名設定手段による設定情報としての初乗り運賃情報とを照合する初乗り運賃判定手段と、
    この初乗り運賃判定手段による照合結果が一致したとき、前記読取手段による読み取り結果と、前記乗車駅名設定手段による設定情報としての上り、下り方向別の運賃情報とを照合することにより、その照合結果に応じて前記記録媒体による利用を許可するか、否かを判定する上り、下り判定手段と、
    この上り、下り判定手段による照合結果が一致したとき、前記当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体の記録内容を書き換える書き換え手段と、
    を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  7. ドアを有し、通路を形成している本体部に通行者が利用券としての記録媒体を提示したとき、前記記録媒体の記録内容を読み取り、その読み取り結果により前記ドアを開閉して前記通行者の通過を許可または阻止する自動改札装置において、
    当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体による乗車を許可するために駅名及び初乗り運賃情報を含む設定情報を設定する乗車駅名設定手段と、
    前記本体部に前記通行者によって前記当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体が提示されたとき、前記記録媒体の記録内容を読み取る読取手段と、
    前記読取手段による読み取った乗車可能な駅名が前記乗車駅名設定手段により設定された駅名であるか否かを判定する判定手段と、
    この判定手段により、前記乗車駅名設定手段により設定された駅名であると判定されたとき、前記読取手段による読み取り結果と、前記乗車駅名設定手段による設定情報としての初乗り運賃情報とを照合することにより、その照合結果に応じて前記記録媒体による利用を許可するか、否かを判定する初乗り運賃判定手段と、
    この初乗り運賃判定手段による照合結果が一致したとき、前記当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体の記録内容を書き換える書き換え手段と、
    この書き換え手段による前記当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体の記録内容の書き換え結果を集計する集計手段と、
    を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  8. 上り、下りホーム別に設置されるもので、ドアを有し、通路を形成している本体部に通行者が利用券としての記録媒体を提示したとき、前記記録媒体の記録内容を読み取り、その読み取り結果により前記ドアを開閉して前記通行者の通過を許可または阻止する自動改札装置において、
    当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体による乗車を許可するために駅名及び上り、下り方向別の運賃情報を含む設定情報を設定する乗車駅名設定手段と、
    前記本体部に前記通行者によって前記当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体が提示されたとき、前記記録媒体の記録内容を読み取る読取手段と、
    前記読取手段による読み取った乗車可能な駅名が前記乗車駅名設定手段により設定された駅名であるか否かを判定する判定手段と、
    この判定手段により、前記乗車駅名設定手段により設定された駅名であると判定されたとき、前記読取手段による読み取り結果と、前記乗車駅名設定手段による設定情報としての上り、下り方向別の運賃情報とを照合することにより、その照合結果に応じて前記記録媒体による利用を許可するか、否かを判定する上り、下り判定手段と、
    この上り、下り判定手段による照合結果が一致したとき、前記当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体の記録内容を書き換える書き換え手段と、
    この書き換え手段による前記当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体の記録内容の書き換え結果を集計する集計手段と、を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  9. 上り、下りホーム別に設置されるもので、ドアを有し、通路を形成している本体部に通行者が利用券としての記録媒体を提示したとき、前記記録媒体の記録内容を読み取り、その読み取り結果により前記ドアを開閉して前記通行者の通過を許可または阻止する自動改札装置において、
    当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体による乗車を許可するために駅名及び初乗り運賃情報並びに上り、下り方向別の運賃情報を含む設定情報を設定する乗車駅名設定手段と、
    前記本体部に前記通行者によって前記当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体が提示されたとき、前記記録媒体の記録内容を読み取る読取手段と、
    前記読取手段による読み取った乗車可能な駅名が前記乗車駅名設定手段により設定された駅名であるか否かを判定する判定手段と、
    この判定手段により、前記乗車駅名設定手段により設定された駅名であると判定されたとき、前記読取手段による読み取り結果と、前記乗車駅名設定手段による設定情報としての初乗り運賃情報とを照合する初乗り運賃判定手段と、
    この初乗り運賃判定手段による照合結果が一致したとき、前記読取手段による読み取り結果と、前記乗車駅名設定手段による設定情報としての上り、下り方向別の運賃情報とを照合することにより、その照合結果に応じて前記記録媒体による利用を許可するか、否かを判定する上り、下り判定手段と、
    この上り、下り判定手段による照合結果が一致したとき、前記当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体の記録内容を書き換える書き換え手段と、
    この書き換え手段による前記当該駅以外の駅から乗車可能な記録媒体の記録内容の書き換え結果を集計する集計手段と、
    を具備したことを特徴とする自動改札装置。
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