JP3522898B2 - 認証媒体発行装置および通行管理システムおよび通行管理方法 - Google Patents

認証媒体発行装置および通行管理システムおよび通行管理方法

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JP3522898B2
JP3522898B2 JP13218895A JP13218895A JP3522898B2 JP 3522898 B2 JP3522898 B2 JP 3522898B2 JP 13218895 A JP13218895 A JP 13218895A JP 13218895 A JP13218895 A JP 13218895A JP 3522898 B2 JP3522898 B2 JP 3522898B2
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、ICカードな
どの個人の認証情報が記録された携帯可能記録媒体を個
人の認証媒体として用い、セキュリティを必要とする部
屋や施設への入室、入場を管理する入室管理システム、
入場管理システム等の通行管理システム、通行管理方
法、その認証媒体を発行する認証媒体発行装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、情報化に伴う企業内などにおける
セキュリティ確保の重要性から、各個人が所持する、そ
の個人の認証情報が記録された認証媒体を用いて、部屋
や施設への入室、入場をチェックする入室管理システ
ム、入場管理システム等の通行管理システムが種々開発
されている。
【0003】このような通行管理システムは、部屋や施
設に入室、入場しようとする通行者の個人データを登録
するためのホストコンピュータ、このホストコンピュー
タに接続され、登録された個人データを各個人が所持す
るICカード、磁気カード等の携帯可能記録媒体に記録
して、個人の認証媒体として発行するカード発行機、通
行管理を行う必要のある各所に設置され、入室、入場を
しようとする通行者が所持する例えば磁気カードから読
取った認証情報と、ホストコンピュータからダウンロー
ドされた各個人の認証情報を照合して、その通行者の通
行可否を判断する複数のゲート装置から構成される。
【0004】ホストコンピュータに登録される各個人の
個人データは、個人の認識番号(ID番号、自動発番さ
れるシリアル番号)、有効期限、その人物の氏名、会社
名等が含まれる。
【0005】この登録された個人データをもとに、カー
ド発行機では、例えば磁気カードの表面に個人の氏名等
を印刷したり、磁気エンコーダを用いて磁気ストライプ
に個人の認証情報を記録して、その磁気カードを個人の
認証媒体として発行するようになっている。
【0006】ホストコンピュータに登録された個人デー
タは、このホストコンピュータに接続された複数のゲー
ト装置のそれぞれに、各個人の認識情報としてダウンロ
ード(登録)される。
【0007】カード発行機で発行された認証媒体を所持
した通行者は、その認証媒体を各所に設けられたゲート
装置に挿入して、ゲート装置がその認証媒体を受け入れ
ると、ゲート装置は、例えば、磁気ストライプに記録さ
れた個人の認証情報を読取り、その読取った認証情報と
あらかじめ各ゲート装置にダウンロードされた各個人の
認証情報とを照合して、その通行者の通行可否を判断す
るようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、カード発
行機では、磁気カード等を個人の認証媒体として発行す
る際、その磁気カードに表面印刷を行うとともに、例え
ば、磁気ストライプに対し、その認証媒体を所持する通
行者の通行可否を判断するためにゲート装置により照合
されるその通行者の認証情報、すなわち、個人の認識番
号(ID番号、自動発番されるシリアル番号)、有効期
限等が記録される。
【0009】しかし、このようにして発行された認証媒
体が、後に、その表面印刷に誤り等があり、そのため、
再度発行し直す場合、すでに発行された認証媒体には、
ゲート装置により照合される認証情報が全てエンコード
されて例えば磁気ストライプに記録されているため、同
一の使用可能な認証媒体が複数存在することになる。
【0010】これらの使用可能な同一の認証媒体が誤っ
て世間に出回ってしまうと、登録された正規のユーザ以
外の者により不正に使用される可能性があり、また、一
度世間に出回ってしまうと、その不正に使用されている
認証媒体を回収することも困難で、入室、入場等の通行
管理のセキュリティ確保が達成されないという問題点が
あった。
【0011】そこで、本発明は、認証媒体の発行の際、
同一の複数の認証媒体の氾濫を防止し、運用効率の向上
が図れる認証媒体発行装置、および、その認証媒体発行
装置を用いた通行管理システムおよび通行管理方法を提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の認証媒体発行装
置は、登録された各個人の情報をもとに、携帯可能記録
媒体の表面に所定の情報を印刷するとともに、各個人を
認証するための複数の認証情報を、そのうち少なくとも
1つの認証情報を除き前記携帯可能記録媒体の記録部
記録し、各個人の認証媒体として発行する発行手段と、
前記登録された個人の情報をもとに、前記発行手段で発
行された認証媒体の記録内容とその認証媒体の表面の印
刷内容との間に誤りがないか確認するために前記記録部
に記録された内容を表示する表示手段を備えた確認手段
と、この確認手段の表示手段を用いることにより前記認
証媒体の印刷内容および記録内容に誤りがないことが確
認されたのに基づき、前記発行手段で記録されず除かれ
ていた少なくとも1つの各個人を認証するための認証情
報を前記認証媒体の記録部に記録する記録手段とを具備
している。
【0013】また、本発明の認証媒体発行装置は、登録
された各個人の情報をもとに、携帯可能記録媒体の表面
に所定の情報を印刷するとともに、少なくとも有効期限
を含む各個人を認証するための複数の認証情報を、その
うち前記有効期限を除き、携帯可能記録媒体の記録部
記録し、各個人の認証媒体として発行する発行手段と、
前記登録された個人の情報をもとに、前記発行手段で発
行された認証媒体の記録内容とその認証媒体の表面の印
刷内容との間に誤りがないか確認するために前記記録部
に記録された内容を表示する表示手段を備えた確認する
確認手段と、この確認手段の表示手段を用いることによ
前記認証媒体の印刷内容および記録内容に誤りがない
ことが確認されたのに基づき、前記発行手段で記録され
ず除かれていた前記有効期限を前記認証媒体の記録部
記録する記録手段とを具備している。
【0014】また、本発明の通行管理システムは、登録
された各個人の情報をもとに、携帯可能記録媒体の表面
に所定の情報を印刷するとともに、各個人を認証するた
めの複数の認証情報を、そのうち少なくとも1つの認証
情報を除き前記携帯可能記録媒体の記録部に記録し、各
個人の認証媒体として発行する発行手段と、前記登録さ
れた個人の情報をもとに、前記発行手段で発行された認
証媒体の記録内容と、その認証媒体の表面の印刷内容と
の間に誤りがないか確認するために前記記録部に記録さ
れた内容を表示する表示手段を備えた確認手段と、この
確認手段の表示手段を用いることにより前記認証媒体の
印刷内容および記録内容に誤りがないことが確認された
のに基づき、前記発行手段で記録されず除かれていた少
なくとも1つの各個人を認証するための認証情報を前記
認証媒体の記録部に記録する記録手段と、この記録手段
で前記発行手段で記録されなかった認証情報を前記認証
媒体の記録部に記録した後、通行管理を行う必要のある
場所に設けられ、各個人が所持する前記認証媒体を受け
入れて、その個人の通行可否を判断する複数のゲート装
置のそれぞれに対し、前記各個人の認証情報を登録する
登録手段と、前記複数のゲート装置のそれぞれにおい
て、各個人が所持する前記認証媒体を受け入れ、その認
証媒体に記録された前記認証情報と前記登録手段で前記
複数のゲート装置のそれぞれに登録された各個人の認証
情報とを照合し、その個人の通行可否を判断する通行可
否判断手段とを具備している。
【0015】
【0016】さらに、本発明の通行管理方法は、登録さ
れた各個人の情報をもとに、携帯可能記録媒体の表面に
所定の情報を印刷するとともに、少なくとも有効期限を
含む各個人を認証するための複数の認証情報を、そのう
ち前記有効期限を除き、携帯可能記録媒体の記録部に記
録し、各個人の認証媒体として発行手段により発行する
発行工程と、前記登録された個人の情報をもとに、前記
発行手段により発行された認証媒体の記録内容とその認
証媒体の表面の印刷内容との間に誤りがないか確認する
ために前記記録部に記録された内容を表示手段により表
示する表示工程と、この表示工程により表示された表示
内容により前記認証媒体の印刷内容および記録内容に誤
りがないことが確認されたのに基づき、前記発行工程に
おいて記録されず除かれていた前記有効期限を前記認証
媒体の記録部に記録手段により記録する記録工程と、こ
の記録工程により前記有効期限を前記認証媒体の記録部
に記録した後、通行管理を行なう必要のある場所に設け
られ、その個人の通行可否を判断する複数のゲート装置
のそれぞれに対し、前記各個人の認証情報を登録手段に
より登録する登録工程と、前記複数のゲート装置のそれ
ぞれにおいて、前記認証媒体に記録された前記認証情報
と前記登録された各個人の認証情報とを照合手段により
照合することにより、その個人の通行可否を判断する照
合工程とを具備している
【0017】
【作用】登録された各個人の情報をもとに、携帯可能記
録媒体の表面に所定の情報を印刷するとともに、各個人
を認証するための複数の認証情報を、そのうち少なくと
も1つを除き前記携帯可能記録媒体に記録して、各個人
の認証媒体として発行し、前記登録された個人の情報を
もとに、発行された認証媒体の記録内容と、その認証媒
体の表面の印刷内容とを確認した後、記録されなかった
認証情報を前記認証媒体に記録することにより、認証媒
体の発行の際、唯一の正規の認証媒体のみが発行され、
同一の複数の認証媒体の氾濫を防止し、運用効率の向上
が図れる。
【0018】また、登録された各個人の情報をもとに、
携帯可能記録媒体の表面に所定の情報を印刷するととも
に、各個人を認証するための複数の認証情報を、そのう
ち少なくとも1つを除き前記携帯可能記録媒体に記録し
て、各個人の認証媒体として発行し、前記登録された個
人の情報をもとに、発行された認証媒体の記録内容と、
その認証媒体の表面の印刷内容とを確認した後、記録さ
れなかった認証情報を前記認証媒体に記録し、その後、
通行管理を行う必要のある場所に設けられ、各個人が所
持する前記認証媒体を受け入れて、その個人の通行可否
を判断する複数のゲート装置のそれぞれに対し、前記各
個人の認証情報を登録し、前記複数のゲート装置のそれ
ぞれにおいて、各個人が所持する認証媒体を受け入れ、
その認証媒体に記録された前記認証情報と、前記複数の
ゲート装置のそれぞれに登録された各個人の認証情報と
を照合し、その個人の通行可否を判断することにより、
システム全体の運用効率の向上が図れる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は、本実施例に係る通行管理システ
ムの構成を概略的に示したもので、通行者がセキュリテ
ィを必要とする部屋や施設への入室、入場する際に、そ
の通行者が所持する認証媒体として、例えば磁気カード
の記録内容をもとに通行可否を判断し、あらかじめ通行
が許可されている者のみ入室、入場が可能となるように
通行管理を行うものである。
【0020】図1において、この通行管理システムは、
部屋や施設に入室、入場しようとする通行者の個人デー
タを登録するためのホストコンピュータ1、このホスト
コンピュータ1に接続されたカード発行機2、個人デー
タ確認用端末装置(以下、簡単に確認用端末と呼ぶ)
3、確認用端末3に接続されたカードリーダライタ5、
確認用端末3に接続され、通行管理を行う必要のある入
場施設等の各ゲート毎に設置された複数のゲート装置4
から構成される。
【0021】なお、各個人が所持する認証媒体として、
磁気カードの場合について説明する。ホストコンピュー
タ1には、個人の識別番号(ID番号、登録時に自動発
番されるシリアル番号)、有効期限、氏名、会社名等の
個人データがキーボード、画像読取装置等の各種入力装
置を介して入力されて、登録される。
【0022】カード発行機2は、ホストコンピュータ1
に登録された個人データをもとに、磁気カードに表面印
刷を行うとともに、磁気ストライプに対し、磁気エンコ
ーダを用いて、個人の識別番号等の所定の認証情報を記
録し、認証媒体として発行する。このとき、磁気ストラ
イプに記録される認証情報には、有効期限は含まれてい
ない。また、磁気カードに表面印刷される情報として
は、例えば、個人の氏名、会社名等がある。
【0023】確認用端末3では、ホストコンピュータ1
に登録された個人データと、カード発行機2でその磁気
ストライプに有効期限以外の認証情報が記録された磁気
カードの記録内容、および、その磁気カードの表面に印
刷された内容とを確認するようになっている。このと
き、確認用端末3に接続されたリーダライタ5に記録内
容および印刷内容を確認しようとする認証媒体を挿入し
て、その認証媒体の磁気ストライプに記録された認証情
報を読出し、その読み出した内容を確認用端末3に具備
されたディスプレイ装置に表示するようになっている。
【0024】次に、確認用端末3において、カード発行
機2で発行された認証媒体の記録内容、印刷内容の確認
方法について説明する。まず、確認用端末3に具備され
たディスプレイ装置にホストコンピュータ1に登録され
た個人データを表示する。このためには、まず、確認用
端末3に具備された例えば、キーボードから記録内容お
よび印刷内容を確認しようとする認証媒体に対応する個
人の識別番号を入力し、その入力された識別番号に対応
する個人データをホストコンピュータ1から読出して、
確認用端末3のディスプレイ装置に表示する。あるい
は、リーダライタ5に挿入された認証媒体に記録された
認証情報としての個人の識別番号をもとに、自動的に、
その識別番号に対応する個人データをホストコンピュー
タ1から読出して、確認用端末3のディスプレイ装置に
表示するようにしてもよい。
【0025】このようにして確認用端末3のディスプレ
イ装置に表示された内容をもとに、認証媒体の記録内容
および印刷内容が、ホストコンピュータ1に登録された
個人データと誤りがないかどうかが確認できる。
【0026】磁気カードの記録内容に間違いがないとき
は、すでにホストコンピュータ1に登録されている、そ
の個人の識別番号に対応する有効期限をリーダライタ5
でエンコードして、その磁気カードの磁気ストライプに
記録する。
【0027】この有効期限の書込みは、磁気カード1枚
につき1回限りとし、個人の識別番号に対応する有効期
限は必ず1つのみである。また、有効期限の書込みを行
う際、ホストコンピュータ1にすでに登録されている有
効期限に誤りがあるときは、まず、確認用端末3で修正
を行ってから磁気カードにエンコードしたり、ホストコ
ンピュータ1に再び登録を行うこともできる。
【0028】さらに、確認用端末3では、全ての磁気カ
ードに有効期限を記録する処理を終了した後、そのとき
ホストコンピュータ1に登録されている個人データをも
とに、各個人の認証情報を複数のゲート装置4のそれぞ
れにダウンロード(登録)するようになっている。
【0029】各ゲート装置4への登録が正常に終了した
後、全ての認証情報が記録された認証媒体(リーダライ
タ5で有効期限が書き込まれた磁気カード)は、各個人
に配布される。
【0030】各個人に配布された認証媒体は、通行管理
を行う必要のある各所に設置されたゲート装置4に挿入
されて、その認証媒体4が受け入れられると、ゲート装
置4は、その認証媒体4から認証情報を読出し、その認
証情報と、あらかじめそのゲート装置4に登録されてい
る個人の認証情報とを照合し、その認証媒体を所持する
者の通行可否を判断するようになっている。
【0031】次に、図2に示すフローチャートを参照し
て、図1の通行管理システムの認証媒体発行処理につい
て説明する。まず、ステップS1に進み、ホストコンピ
ュータ1に個人データを登録し、その個人データを登録
する(ステップS2)。ホストコンピュータ1は、カー
ド発行機2を駆動して、ホストコンピュータ1に登録さ
れた個人データをもとに、磁気カードに表面印刷を行う
とともに、磁気ストライプに対し、磁気エンコーダを用
いて、有効期限以外の所定の認証情報を記録して、認証
媒体として発行する(ステップS3)。
【0032】次に、ステップS4に進み、ステップS3
で発行された認証媒体の記録内容および印刷内容をホス
トコンピュータ1に登録された個人データをもとに確認
する。すなわち、リーダライタ5で対象となる認証媒体
に記録された認証情報を読取るとともに、その対象とな
る認証媒体に対応するホストコンピュータ1にすでに登
録されている個人データを読取り、それらの記録内容を
確認用端末3に表示して、両者の内容を確認する。
【0033】磁気カードの記録内容に間違いがなけれ
ば、次に、ホストコンピュータ1に登録されている有効
期限を確認して(ステップS5)、その内容に間違いが
あれば、確認用端末3を介して修正して、ホストコンピ
ュータ1にその有効期限を再登録し(ステップS6)、
間違いがなければ、そのまま、ホストコンピュータ1に
登録されている有効期限をリーダライタ5を介して磁気
カードの磁気ストライプに書き込む(ステップS7)。
【0034】以上の処理が、全ての認証媒体について終
了した後、そのとき、ホストコンピュータ1に登録され
ている個人データをもとに、複数のゲート装置4のそれ
ぞれに各個人の認証情報をダウンロードし(ステップS
8)、各ゲート装置4への登録が正常に終了したら、発
行された認証媒体を各個人に配布する(ステップS
9)。
【0035】尚、ステップS4で磁気カードの記録内容
および印刷内容を確認した結果、その内容に間違いがあ
ることが分かった場合、その磁気カードには、ゲート装
置4により照合されるべき個人の認証情報の一部である
有効期限が書き込まれていないので、使用不可能であ
る。従って、再度同一の認証媒体を発行し直しても、同
一の使用可能な認証媒体が複数存在することはない。
【0036】以上説明したように、上記実施例によれ
ば、ホストコンピュータ1に登録された個人データをも
とに、カード発行機2で、各個人についての認証情報
を、そのうち有効期限を除き、磁気カードに記録すると
ともに、磁気カードの表面に所定の情報を印刷して、認
証媒体として発行し、その認証媒体の記録内容および印
刷内容を確認用端末3に表示されたホストコンピュータ
1に登録された個人データをもとに確認した後に、記録
されなかった有効期限をリーダライタ5で磁気カードに
記録することにより、認証媒体の発行の際、唯一の正規
の認証媒体のみが発行され、同一の複数の認証媒体の氾
濫を防止し運用効率の向上が図れる。
【0037】また、ホストコンピュータ1に登録された
個人データをもとに、カード発行機2で、各個人につい
ての認証情報を、そのうち有効期限を除き、磁気カード
に記録するとともに、磁気カードの表面に所定の情報を
印刷して、認証媒体として発行し、その認証媒体の記録
内容および印刷内容を確認用端末3に表示されたホスト
コンピュータ1に登録された個人データをもとに確認し
た後に、記録されなかった有効期限をリーダライタ5で
磁気カードに記録し、その後、通行管理を行う必要のあ
る場所に設けられ、各個人が所持する前記認証媒体を受
け入れて、その個人の通行可否を判断する複数のゲート
装置4のそれぞれに対し、ホストコンピュータ1に登録
された個人データをもとに、各個人の認証情報をダウン
ロードし、複数のゲート装置4のそれぞれにおいて、各
個人が所持する認証媒体を受け入れ、その認証媒体に記
録された前記認証情報と、そのゲート装置4に登録され
た各個人の認証情報とを照合し、その個人の通行可否を
判断することにより、ホストコンピュータ1に登録され
る個人データ、発行された認証媒体に記録された認証情
報、複数のゲート装置4のそれぞれにダウンロードされ
た各個人の認証情報との整合がとれ、システム全体の運
用効率の向上が図れる。
【0038】尚、上記実施例では、カード発行機2で、
有効期限以外の認証情報を記録するようになっている
が、この場合に限らず、ゲート装置4で通行可否の判断
を行う際に照合される認証情報であるならば、有効期限
に限らず、例えば、個人の識別番号以外の認証情報を記
録するようにしてもよいし、また、必要であれば、複数
の認証情報を除いた認証情報を磁気カードに記録するよ
うにしてもよい。
【0039】また、上記実施例では、認証媒体として、
磁気カードを例にとり説明したが、この場合に限らず、
ICカード等の他の携帯可能記録媒体でも適用できる。
その際、採用する携帯可能記録媒体に応じて、認証情報
の書込み、読出し方法を変更すればよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、認
証媒体の発行の際、同一の複数の認証媒体の氾濫を防止
し、運用効率の向上が図れる認証媒体発行装置、およ
び、その認証媒体発行装置を用いた通行管理システムを
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る通行管理システムの構
成を概略的に示した図。
【図2】図1の通行管理システムの認証媒体発行処理に
ついて説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…ホストコンピュータ、2…カード発行機、3…個人
データ確認用端末装置、4…ゲート装置、5…カードリ
ーダライタ。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 登録された各個人の情報をもとに、携帯
    可能記録媒体の表面に所定の情報を印刷するとともに、
    各個人を認証するための複数の認証情報を、そのうち少
    なくとも1つの認証情報を除き前記携帯可能記録媒体の
    記録部に記録し、各個人の認証媒体として発行する発行
    手段と、 前記登録された個人の情報をもとに、前記発行手段で発
    行された認証媒体の記録内容とその認証媒体の表面の印
    刷内容との間に誤りがないか確認するために前記記録部
    に記録された内容を表示する表示手段を備えた確認手段
    と、 この確認手段の表示手段を用いることにより前記認証媒
    体の印刷内容および記録内容に誤りがないことが確認さ
    れたのに基づき、前記発行手段で記録されず除かれてい
    た少なくとも1つの各個人を認証するための認証情報を
    前記認証媒体の記録部に記録する記録手段と、 を具備したことを特徴とする認証媒体発行装置。
  2. 【請求項2】 登録された各個人の情報をもとに、携帯
    可能記録媒体の表面に所定の情報を印刷するとともに、
    少なくとも有効期限を含む各個人を認証するための複数
    の認証情報を、そのうち前記有効期限を除き、携帯可能
    記録媒体の記録部に記録し、各個人の認証媒体として発
    行する発行手段と、 前記登録された個人の情報をもとに、前記発行手段で発
    行された認証媒体の記録内容とその認証媒体の表面の印
    刷内容との間に誤りがないか確認するために前記記録部
    に記録された内容を表示する表示手段を備えた確認する
    確認手段と、 この確認手段の表示手段を用いることにより前記認証媒
    体の印刷内容および記録内容に誤りがないことが確認さ
    れたのに基づき、前記発行手段で記録されず除かれてい
    た前記有効期限を前記認証媒体の記録部に記録する記録
    手段と、 を具備したことを特徴とする認証媒体発行装置。
  3. 【請求項3】 登録された各個人の情報をもとに、携帯
    可能記録媒体の表面に所定の情報を印刷するとともに、
    各個人を認証するための複数の認証情報を、そのうち少
    なくとも1つの認証情報を除き前記携帯可能記録媒体の
    記録部に記録し、各個人の認証媒体として発行する発行
    手段と、 前記登録された個人の情報をもとに、前記発行手段で発
    行された認証媒体の記録内容と、その認証媒体の表面の
    印刷内容との間に誤りがないか確認するために前記記録
    部に記録された内容を表示する表示手段を備えた確認手
    段と、 この確認手段の表示手段を用いることにより前記認証媒
    体の印刷内容および記録内容に誤りがないことが確認さ
    れたのに基づき、前記発行手段で記録されず除かれてい
    た少なくとも1つの各個人を認証するための認証情報を
    前記認証媒体の記録部に記録する記録手段と、 この記録手段で前記発行手段で記録されなかった認証情
    報を前記認証媒体の記録部に記録した後、通行管理を行
    う必要のある場所に設けられ、各個人が所持する前記認
    証媒体を受け入れて、その個人の通行可否を判断する複
    数のゲート装置のそれぞれに対し、前記各個人の認証情
    報を登録する登録手段と、 前記複数のゲート装置のそれぞれにおいて、各個人が所
    持する前記認証媒体を受け入れ、その認証媒体に記録さ
    れた前記認証情報と前記登録手段で前記複数のゲート装
    置のそれぞれに登録された各個人の認証情報とを照合
    し、その個人の通行可否を判断する通行可否判断手段
    と、 を具備したことを特徴とする通行管理システム。
  4. 【請求項4】 登録された各個人の情報をもとに、携帯
    可能記録媒体の表面に所定の情報を印刷するとともに、
    少なくとも有効期限を含む各個人を認証するための複数
    の認証情報を、そのうち前記有効期限を除き、携帯可能
    記録媒体の記録部に記録し、各個人の認証媒体として
    行手段により発行する発行工程と、 前記登録された個人の情報をもとに、前記発行手段によ
    発行された認証媒体の記録内容とその認証媒体の表面
    の印刷内容との間に誤りがないか確認するために前記記
    録部に記録された内容を表示手段により表示する表示工
    程と、 この表示工程により表示された表示内容により前記認証
    媒体の印刷内容および記録内容に誤りがないことが確認
    されたのに基づき、前記発行工程において記録されず除
    かれていた前記有効期限を前記認証媒体の記録部に記録
    手段により記録する記録工程と、 この記録工程により 前記有効期限を前記認証媒体の記録
    部に記録した後、通行管理を行なう必要のある場所に設
    けられ、その個人の通行可否を判断する複数のゲート装
    置のそれぞれに対し、前記各個人の認証情報を登録手段
    により登録する登録工程と、 前記複数のゲート装置のそれぞれにおいて、前記認証媒
    体に記録された前記認証情報と前記登録された各個人の
    認証情報とを照合手段により照合することにより、その
    個人の通行可否を判断する照合工程と、 を具備した ことを特徴とする通行管理方法。
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