JP3924570B2 - 電磁誘導加熱装置 - Google Patents

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Description

本発明は主にホテルやレストラン、病院、学校などでの業務用として、各種食材の調理にふさわしい電磁誘導加熱装置に関する。
一般に電磁誘導加熱コイルの1個を使用して、ボール鍋や平底鍋、平鉄板(ホットプレート)などの導電性調理器を電磁誘導加熱する場合、その加熱用インバーターからの供給電力を調理器へ効率良く吸収させるために必要な加熱コイルの太さと巻き数は理論的に決まっており、その加熱コイルのリッツ線径が約5mm、同じく巻き数が約20〜24回であるとされている関係上、実用的な好ましい一例として、現在最も入手しやすい安価な小出力5KW程度の加熱用インバーターを使えるようにするためには、その加熱コイルの巻き径を大きくとも約240mmとして、調理器の底面へ臨ませる必要がある。
これを換言すれば、調理器が業務用の大型品として、上記加熱コイルの巻き径−約240mmよりも過大となる場合には、インダクタンスとの関係上巻き数を増すことができないため、その調理器の大型化に応じて1個の加熱コイルを荒く大きな巻き径に粗巻きする必要があり、それだけ大出力の高価な加熱用インバーターを使わざるを得なくなる。
そうすると、その1個の加熱用インバーターでは大きな調理器の加熱温度を局部的に高低調整することができず、特に食材の種類やその調理方法などに応じた多様な加熱モードを得られない問題が起り、熱効率にも劣るのである。
そこで、大きな調理器の電磁誘導加熱上、その加熱コイルの別個な複数を全体的な同芯の渦巻き状態として組み合わせ配列設置することにより、上記安価な小出力の加熱用インバーターを使えるようにすることが考えられ、既に実用化されているが、このような電磁誘導加熱装置では加熱コイルに対応する加熱用インバーターの周波数が、その複数の相互間において異なるため、図19の断面模式図に示す如く、巻き径の小さな中央加熱コイル(C1)と巻き径の大きな周辺加熱コイル(C2)との隣り合う内外相互間に、狭くとも約60mmの間隙(D)を確保して、その磁力線の相互干渉を防ぐ必要がある。さもなければ、相手方の加熱用インバーターが破壊されてしまう。
そうすると、調理器(A)の底面が上記間隙(D)と対応する位置だけ充分加熱されず、その底面全体の温度分布を均一に保つことができない結果となり、食材の加熱ムラを招来する。
本発明はこのような課題の抜本的な解決を目的としており、その目的を達成するための構成上、請求項1では各種食材を収納する業務用の導電性ボール鍋と、そのボール鍋円錐状底面に臨むコイル支持ベースと、その支持ベースへ全体的な同芯の渦巻き状態として各個に固定支持された巻き径が異なる複数の電磁誘導加熱コイルとを備え、その電磁誘導加熱コイルにより上記ボール鍋の底面を加熱する電磁誘導加熱装置において、
上記コイル支持ベースを巻き径が小さな中央電磁誘導加熱コイルの支持ベースと、少なくとも1個の巻き径が大きな周辺電磁誘導加熱コイルの支持ベースとから成る別個な複数に分割し、
上記支持ベースの複数をその隣り合う内外相互間に環状の仕切りスカート用逃し入れ溝が開口形成される関係状態として、複数の連結ブラケットと連結ボルトにより着脱自在に連結一体化すると共に、
上記仕切りスカート用逃し入れ溝へ臨むこととなる環状の導電性仕切りスカートを、上記ボール鍋の底面から一体的に張り出して、その仕切りスカートにより上記電磁誘導加熱コイル同志の磁力線が干渉しないように遮断したことを特徴とする。
請求項2ではボール鍋の底面よりも厚肉な仕切りスカートを、そのボール鍋の底面から短かくともコイル支持ベースによる電磁誘導加熱コイルの支持面まで到達する張り出し長さとして、上記ボール鍋の底面へ溶接一体化したことを特徴とする。
又、請求項3では中央電磁誘導加熱コイルの支持ベースが、ボール鍋の中心部に臨む径小な円板型の集束スリーブと、その集束スリーブから放射方向へ一体的に派出する多数の放射スポークと、その放射スポークの派出先端部から屈曲した脚杆部の下端に悉く溶接一体化された径大な縁取り環と、その縁取り環へ全体的な放射対称分布型として取り付け固定された複数の支持ステーとを備え、
その各支持ステーの真下位置に対応分布する連結ブラケットから一体的に垂立するスタッドボルトを、上記支持ステーへ差し込み貫通させた上、昇降調整ナットを介して締結することにより、
上記支持ベースに固定支持された中央電磁誘導加熱コイルと、ボール鍋における底面中央部との向かい合う上下相互間隙を広狭調整できるように定めたことを特徴とする。
請求項4では中央電磁誘導加熱コイル支持ベースの縁取り環を、電流が流れる無端な閉鎖回路を形作らないように、その任意な中途部での切り離した端部同志において、向かい合う一対の電気絶縁板とその複数づつの貫通ボルト並びに固定ナットにより締結一体化したことを特徴とする。
更に、請求項5では周辺電磁誘導加熱コイルの支持ベースが、ボール鍋の開口径よりも径大な縁取り環と、その縁取り環から求心方向へ一体的に派出する多数の求心スポークと、その求心スポークの派出先端部から屈曲した脚杆部の下端を受け止めるスポーク保持環と、そのスポーク保持環の下面ヘ全体的な放射対称分布型として取り付け固定された複数の支持ステーと、上記縁取り環へ同じく全体的な放射対称分布型として取り付け固定された複数のハンガーステーとを備え、
その各ハンガーステーをボール鍋用受け止め包囲台の天板から一体的に垂下するハンガーボルトへ差し込んだ上、昇降調整ナットを介して締結する一方、
各支持ステーの真下位置に対応分布する連結ブラケットから一体的に垂立するスタッドボルトを、上記支持ステーへ差し込み貫通させた上、昇降調整ナットを介して締結することにより、
上記支持ベースに固定支持された周辺電磁誘導加熱コイルと、ボール鍋における底面周辺部との向かい合う上下相互間隙を広狭調整できるように定めたことを特徴とする。
請求項6では周辺電磁誘導加熱コイルの縁取り環を、電流が流れる無端な閉鎖回路を形作らないように、その任意な中途部での切り離した端部同志において、向かい合う一対の電気絶縁板とその複数づつの貫通ボルト並びに固定ナットにより締結一体化したことを特徴とする。
請求項1の上記構成によれば、複数の全体として同芯の渦巻き状態にある電磁誘導加熱コイルの隣り合う内外相互間が、導電性ボール鍋の底面から一体的に張り出す環状の仕切りスカートを介して遮断されているため、その電磁誘導加熱コイルの各個に独立した磁力線となり、その磁力線の相互干渉による加熱用インバーターの破壊や違和音の発生などを防止でき、しかも仕切りスカートがこれと隣接する電磁誘導加熱コイルからの磁力線を吸収して、ボール鍋に伝熱作用する結果、あたかも1個の電磁誘導加熱コイルを使用した如く、そのボール鍋の底面全体を均一な温度分布状態に加熱し得る効果がある。
しかも、中央電磁誘導加熱コイルの支持ベースと周辺電磁誘導過熱コイルの支持ベースとが別個に分割されているため、業務用として大きく深いボール鍋の円錐状底面と、その電磁誘導加熱コイルとの向かい合う上下相互間隙を便利良く広狭調整することができ、この効果は請求項3や請求項5の構成を採用することによって、ますます向上する。
又、請求項2の構成を採用するならば、そのボール鍋の底面よりも厚肉な環状の仕切りスカートにより、これと隣り合う電磁誘導加熱コイルの磁力線を確実に吸収し尽くして、その電磁誘導加熱コイル同志の内外相互間隙と対応位置するボール鍋の底面も安定良く加熱することができ、その底面の部分的な加熱ムラを生じるおそれがないほか、ボール鍋の底面に対する溶接の面積により、仕切りスカートからボール鍋への伝熱面積を調整し得る効果もある。
更に、中央電磁誘導加熱コイルの支持ベースと周辺電磁誘導過熱コイルの支持ベースとを、請求項3や請求項5のようなボール鍋の底面に対する包囲篭として形作る場合に、請求項4や請求項6の構成を採用するならは、その支持ベースの縁取り環に電流が流れるおそれを防止することもできる。
以下、図面に基いて本発明の具体的構成を詳述すると、図1〜14はその本発明の電磁誘導加熱装置を示しており、これは各種食材を収納する業務用の導電性ボール鍋(A)と、そのボール鍋(A)の底面に臨むコイル支持ベース(B)と、その支持ベース(B)へ全体的な同芯の渦巻き状態として、各個に固定支持された巻き径が異なる複数(図例では合計2個)の電磁誘導加熱コイル(C1)(C2)とから成る。
先ず、ボール鍋(A)は一定な厚み(例えば約3mm)の銅板から例えば約190リットルの容量に作成されている。しかも、そのほぼ円錐状の底面にはやはり銅板から成る一定な張り出し長さ(L)(例えば約25mm)の環状仕切りスカート(1)が、好ましくは底面と直交する指向状態に溶接一体化されている。その仕切りスカート(1)の一定な厚み(T)はボール鍋(A)の底面よりも厚く、例えば約6mmである。
このようなボール鍋(A)の底面から一体的に張り出す環状の仕切りスカート(1)は、図1〜5に示す如く、コイル支持ベース(B)に固定支持された巻き径が異なる電磁誘導加熱コイル(C1)(C2)同志の隣り合う内外相互間を遮断できる対応的な位置関係として、その相互間へ介挿使用されることになり、上記電磁誘導加熱コイル(C1)(C2)の磁力線が干渉し合う悪影響を無くすものである。
上記ボール鍋(A)の底面とこれから張り出す環状の仕切りスカート(1)には、磁性体である鉄粉などの発熱被膜(2)が溶着一体化されることにより、導電性が与えられている。但し、そのボール鍋(A)と仕切りスカート(1)を鉄板や、鉄とステンレスとのクラッド鋼板、アルミとステンレスとのクラッド鋼板、その他の磁性体である金属板から作成しても良く、又上記仕切りスカート(1)を図5と対応する図6の変形実施形態に示す如く、ボール鍋(A)の底面から非直交状態に張り出し垂下させてもさしつかえない。
(M)は上記ボール鍋用受け止め包囲台であって、ステンレス鋼板から一定深さに枠組み一体化されており、その天板(3)から連続的に垂立する環状の受け座(4)によって、ボール鍋(A)の開口リムフランジ(5)を安定良く受け止め支持する。(6)は同じく受け止め包囲台(M)の天板(3)から一体的に垂下された複数(図例では合計12本)のハンガーボルトであって、コイル支持ベース(B)を安定良く吊り下げるため、その2本づつの1組として全体的な放射対称分布型に点在している。(7)は上記受け止め包囲台(M)の下端部から内向き一体的に張り出された環状の底板である。
次に、コイル支持ベース(B)は巻き径の小さな中央電磁誘導加熱コイル支持ベース(B1)と、巻き径の大きな周辺電磁誘導加熱コイル支持ベース(B2)との分割された複数から、その全体的にボール鍋(A)の底面とほぼ対応する大きさ・形状(円錐状)の包囲篭として組み立てられており、そのコイル支持ベース(B1)(B2)同志の隣り合う内外相互間には上記ボール鍋(A)の環状仕切りスカート用逃し入れ溝(S)が開口形成されている。
即ち、中央電磁誘導加熱コイル(C1)の支持ベース(B1)はボール鍋(A)の中心部に臨む径小(例えば直径−約55mm)な1個の集束スリーブ(8)と、その中心部の集束スリーブ(8)から放射方向へ一体的に派出する多数(図例では合計24本)の放射スポーク(9)と、その放射スポーク(9)の派出先端部から屈曲垂下した脚杆部(9a)の下端へ、悉く溶接一体化された径大(例えば直径−約700mm)な縁取り環(10)とを備えている。
(11)はその縁取り環(10)へ全体的な放射対称分布型として、各々固定ビス(12)により脱落不能に取り付けられた複数(図例では合計6個)のアングル状支持ステー、(13)はその各支持ステー(11)の真下位置に対応分布する連結ブラケットであり、これから一体的に垂立するスタッドボルト(14)が、上記支持ステー(11)へ差し込み貫通された上、昇降調整ナット(15)を介して締結固定されている。
その場合、上記集束スリーブ(8)は硬質な合成樹脂やベークライトなどの電気絶縁材から、図10のような円板型をなし、その中心部には電磁誘導加熱コイル用の導通配線口(16)が、同じく集束スリーブ(8)の周辺部には多数の放射スポーク用受け入れ孔(17)が各々開口形成されており、ここへ上記放射スポーク(9)の脚杆部(9a)が図9のような集束状態に差し込み係止されている。(18)はその集束部を固定する被覆状態に塗布されたシリコン系のコーティング剤である。
他方、周辺電磁誘導加熱コイル(C2)の支持ベース(B2)は上記ボール鍋(A)の開口径(例えば約866mm)よりも径大(例えば直径−約910mm)な縁取り環(19)と、これから求心方向へ上記中央電磁誘導加熱コイル支持ベース(B1)側の放射スポーク(9)と同じ配列分布状態として、一体的に派出する多数(図例ではやはり合計24本)の求心スポーク(20)と、その求心スポーク(20)の派出先端部から屈曲垂下した脚杆部(20a)を受け止めるスポーク保持環(21)とから成る。
茲に、スポーク保持環(21)は硬質な合成樹脂やベークライトなどの電気絶縁材から、上記中央電磁誘導加熱コイル支持ベース(B1)側の縁取り環(10)よりも或る程度だけ径大(例えば直径−約720mm)に造形されており、このようなスポーク保持環(21)へ上記求心スポーク(20)の脚杆部(20a)が悉く差し込み固定されている。
(22)は上記周辺電磁誘導加熱コイル支持ベース(B2)の縁取り環(19)へやはり全体的な放射対称分布型として、各々固定ビス(23)により脱落不能に取り付けられた複数(図例では合計6個)のアングル状ハンガーステーであり、これが上記ボール鍋用受け止め包囲8(M)の天板(3)から2本づつの1組として垂下しているハンガーボルト(6)へ差し込まれ、且つ昇降調整ナット(24)を介して締結固定されている。
又、(25)は同じく周辺電磁誘導加熱コイル支持ベース(B2)を形作る上記スポーク保持環(21)の下面へ全体的な放射対称分布型として、各々固定ビス(26)により脱落不能に取り付けられた複数(図例ではやはり合計6個)のアングル状支持ステー、(27)はその各支持ステー(25)の真下位置に対応分布する連結ブラケットであり、これから一体的に垂立するスタッドボルト(28)が、上記支持ステー(25)へ差し込み貫通された上、昇降調整ナット(29)を介して締結固定されている。
そして、このような周辺電磁誘導加熱コイル支持ベース(B2)側の連結ブラケット(27)と、上記中央電磁誘導加熱コイル支持ベース(B1)側の対応位置する連結ブラケット(13)とが、各々連結ボルト(30)を介して着脱自在に連結一体化されている。しかも、上記周辺電磁誘導加熱コイル支持ベース(B2)側の連結ブラケット(27)は各々ボルト・ナット(31)によって、上記ボール鍋用受け止め包囲台(M)から内向き一体的に張り出す環状の底板(7)へ取り付け固定されている。
(32)はそのボール鍋用受け止め包囲台(M)の底板(7)に対する上記連結ブラケット(27)の取り付け用ボルト・ナット(31)を兼用して、その底板(7)から吊り下げられた漏斗型のカバー環であり、その中央部には硬質な合成樹脂製の防水板(33)が固定されている。
つまり、中央電磁誘導加熱コイル支持ベース(B1)と周辺電磁誘導加熱コイル支持ベース(B2)とから上記ボール鍋(A)の底面を包囲するコイル支持ベース(B)は、全体としてボール鍋用受け止め包囲台(M)の就中天板(3)から吊り下げられているわけであり、その中央電磁誘導加熱コイル支持ベース(B1)側の放射スポーク(9)から屈曲垂下した脚杆部(9a)と、周辺電磁誘導加熱コイル支持ベース(B2)側の求心スポーク(20)から対応的に屈曲垂下した脚杆部(20a)との向かい合う内外相互間が、一定な開口幅(W)(例えば約17mm)の環状仕切りスカート用逃し入れ溝(S)として区画形成されている。
更に言えば、上記ボール鍋(A)をその受け止め包囲台(M)の受け座(4)へ係止させた使用状態において、そのボール鍋(A)の底面から一体的に張り出す環状の仕切りスカート(1)が、必らずや上記逃し入れ溝(S)の就中入口部へ臨むこととなり、中央電磁誘導加熱コイル支持ベース(B1)に固定支持された中央電磁誘導加熱コイル(C1)と、周辺電磁誘導加熱コイル支持ベース(B2)に固定支持された周辺電磁誘導加熱コイル(C2)との向かい合う内外相互間を遮断できるようになっているのである。
尚、上記中央電磁誘導加熱コイル支持ベース(B1)の放射スポーク(9)と縁取り環(10)や、周辺電磁誘導加熱コイル支持ベース(B2)の求心スポーク(20)と縁取り環(19)は、例えば直径−約4〜6mmのステンレス鋼棒やアルミ丸棒、その他の金属材から成り、その悉くガラス繊維などの電気絶縁テープ(34)によって被覆されている。
但し、上記中央電磁誘導加熱コイル支持ベース(B1)の縁取り環(10)と周辺電磁誘導加熱コイル支持ベース(B2)の縁取り環(19)は、何れも電流の流れる無端な閉鎖回路を形作らないように、その任意な中途部での切り離された端部同志が図11の拡大図に示す如く、向かい合う一対の電気絶縁板(35)とその複数(図例では合計4本)の貫通ボルト(36)並びに固定ナット(37)を介して、各々強固に締結一体化されている。
図例の場合、上記コイル支持ベース(B1)(B2)に固定支持された電磁誘導加熱コイル(C1)(C2)の直径が何れも約8mmとして、これらとボール鍋(A)の底面との向かい合う上下相互間隙(Y)が約10mmに寸法化されているけれども、上記中央電磁誘導加熱コイル支持ベース(B1)の支持ステー(11)は連結ブラケット(13)のスタッドボルト(14)へ、又周辺電磁誘導加熱コイル支持ベース(B2)の支持ステー(25)とハンガーステー(22)は、その対応的な連結ブラケット(27)のスタッドボルト(28)とボール鍋用受け止め包囲台(M)のハンガーボルト(6)へ、何れも昇降調整ナット(29)(24)を介して締結されているため、その昇降操作により上記ボール鍋(A)の底面と電磁誘導加熱コイル(C1)(C2)との向かい合う上下相互間隙(Y)を広狭に調整することができる。
又、図例では上記コイル支持ベース(B1)(B2)における環状の仕切りスカート用逃し入れ溝(S)が、約17mmの開口幅(W)として区画形成されていると共に、ボール鍋(A)の底面からその仕切りスカート用逃し入れ溝(S)の入口部まで、約25mmの一定長さ(L)だけ張り出す環状の仕切りスカート(1)と、これに隣接する電磁誘導加熱コイル(C1)(C2)との向かい合う内外相互間隙(X)が、各々約10mmの均等に寸法化されているけれども、上記支持ステー(11)(25)に開口するスタッドボルト(14)(28)の受け入れ孔(図示省略)と、上記ハンガーステー(22)に開口するハンガーボルト(6)の受け入れ孔(図示省略)とを、何れも内外方向へ延在する水平な長孔として開口させることにより、上記電磁誘導加熱コイル(C1)(C2)とその仕切りスカート(1)との内外相互間隙(X)も広狭に調整することができる。
このようなボール鍋(A)の包囲篭として枠組み造形されたコイル支持ベース(B)のうち、その中央電磁誘導加熱コイル支持ベース(B1)にはボール鍋(A)の底面中央部を加熱する巻き径の小さな中央電磁誘導加熱コイル(C1)が、又周辺電磁誘導加熱コイル支持ベース(B2)には同じくボール鍋(A)の底面周辺部を加熱する巻き径の大きな周辺電磁誘導加熱コイル(C2)が、その何れも上方から固定設置されていることは言うまでもない。その中央電磁誘導加熱コイル(C1)によるボール鍋(A)の加熱面積と、周辺電磁誘導加熱コイル(C2)によるボール鍋(A)の加熱面積は、そのほぼ均等に関係設定されている。
上記電磁誘導加熱コイル(C1)(C2)の複数は先に例示した直径−約8mmの銅線(リッツ線)から、同芯の渦巻き状態に粗巻き又は密巻きされており、しかもこれらとその対応的なコイル支持ベース(B1)(B2)の放射スポーク(9)や求心スポーク(20)との交叉部が、図12のように各々ガラス繊維などの電気絶縁紐(38)によって結束されている。
(F1)(F2)は上記中央電磁誘導加熱コイル(C1)と周辺電磁誘導加熱コイル(C2)へ、交互に位相変化する全体的な放射対称分布型(千鳥配列状態)として点在された複数づつ(図例では合計12個づつ)の磁束調整板であって、何れもフェライトコアーなどの強磁性体から成り、磁力線の間隔を均等化すべく調整作用する。このような磁束調整板(F1)(F2)は各々上記放射スポーク(9)同志の隣り合う相互間や、上記求心スポーク(20)同志の隣り合う相互間に位置しつつ、その中央電磁誘導加熱コイル(C1)や周辺電磁誘導加熱コイル(C2)へ、やはりガラス繊維などの電気絶縁紐(39)によって結束されている。
そして、上記中央電磁誘導加熱コイル(C1)と周辺電磁誘導加熱コイル(C2)は図13の制御回路から明白なように、その対応的に並列する加熱用インバーター(40)(41)と接続配線されており、これらから高周波電流の供給を受けるようになっている。図例の場合、その加熱用インバーター(40)(41)の出力は何れも約15KW、その電流の周波数は約20〜50KHZである。
そのため、加熱用インバーター(40)(41)から上記中央電磁誘導加熱コイル(C1)と周辺電磁誘導加熱コイル(C2)へ各別に高周波電流を供給して、ボール鍋(A)と交差する磁束を発生させれば、そのボール鍋(A)の底面に渦電流が流れ、これが通路となるボール鍋(A)の抵抗によって電力損失を生じ、その発生したジュール熱によりボール鍋(A)の底面が加熱されることとなる。
その際、中央電磁誘導加熱コイル(C1)と周辺電磁誘導加熱コイル(C2)との隣り合う内外相互間は、ボール鍋(A)の底面から一体的に張り出す環状の仕切りスカート(1)によって遮断されているため、その仕切りスカート(1)が中央電磁誘導加熱コイル(C1)と周辺電磁誘導加熱コイル(C2)の磁力線を吸収して加熱され、これからの伝熱作用によりボール鍋(A)の底面全体を図14のように、あたかも1個の電磁誘導加熱コイルによって加熱した如く、その均一な温度分布に保つことができるのである。
殊更、図例の上記数値から示唆されるように、環状仕切りスカート(1)の厚み(T)をボール鍋(A)の底面よりも厚肉化すると共に、その底面からの張り出し長さ(L)を短かくともコイル支持ベース(B)による電磁誘導加熱コイル(C1)(C2)の支持面まで到達する寸法として、ボール鍋(A)へ溶接一体化するならば、これと隣り合う電磁誘導加熱コイル(C1)(C2)の磁力線を確実に吸収し尽くして、その電磁誘導加熱コイル(C1)(C2)同志の内外相互間隙と対応位置するボール鍋(A)の底面も安定良く加熱することができるのであり、その底面の部分的な加熱ムラを生じるおそれがない。
又、上記仕切りスカート(1)からボール鍋(A)の底面に波及する伝熱作用は、その仕切りスカート(1)の面積のみならず、ボール鍋(A)の底面に対する溶接の面積によっても調整することができる。他方、複数の電磁誘導加熱コイル(C1)(C2)は並列する各別の加熱用インバーター(40)(41)に接続配線されているため、例えば上記ボール鍋(A)の底面中央部のみをその中央電磁誘導加熱コイル(C1)によって、独立に加熱したり、ボール鍋(A)の底面中央部と底面周辺部とを意図的に異なる加熱温度として加熱したりすることも可能となり、食材の種類やその調理方法などに応じた希望の多様な加熱モードを得られるのである。
図15〜18は各種食材の攪拌機に組み込んだ本発明の使用例を示しており、上記ボール鍋用受け止め包囲台(M)が攪拌機における据付け機筐(42)(43)の左右相互間へ、水平な回動鞘筒(44)(45)を介して転倒自在に枢支されている。(46)(47)はそのボール鍋用受け止め包囲台(M)から一体的に張り出す回動鞘筒(44)(45)の軸受フランジであり、上記据付け機筐(42)(43)の壁面に各々取り付け固定されている。
その場合、ボール鍋用受け止め包囲台(M)の左右両側面には、上記回動鞘筒(44)(45)の内部と連通する通風口(48)(49)の向かい合う一対が開口形成されている。(50)はその一方(図18の左側)の回動鞘筒(44)へ通風ダクト(51)を介して接続された送風ファンであり、これから図18の矢印方向へ上記ボール鍋(A)を包囲する如く送風して、その電磁誘導加熱装置の電磁誘導加熱コイル(C1)(C2)を冷却するようになっている。その送風ファン(50)は同じ一方の据付け機筐(42)に内蔵されているが、その据付け機筐(42)の外部から吸気し得る。先に一言した電磁誘導加熱用インバーター(40)(41)の複数も、その一方の据付け機筐(42)に内蔵設置されている。
(52)は他方(図18の右側)の回動鞘筒(45)からカバーフランジ(53)を介して、その他方の据付け機筐(43)内まで一体回動し得るように延長された回動芯軸であり、これにはウォームホイール(54)が嵌め付け一体化されている。そのウォームホイール(54)と噛合したウォーム(55)を回動操作ハンドル(56)によって、上記据付け機筐(43)の外部から回動させれば、ボール鍋用受け止め包囲台(M)が図16の鎖線に示す如く転倒し、そのボール鍋(A)から調理済みの食材を前下方へ便利良く取り出せるようになっている。(57)は上記回動鞘筒(45)のカバーフランジ(53)に開口分布された排気孔であり、その回動鞘筒(45)の内部と連通していることは言うまでもない。
又、(58)は同じ他方の据付け機筐(43)上へ、片持ち状態に搭載された駆動ボックスであって、上記ボール鍋(A)の真上位置まで水平に張り出し延長されている。(59)はその駆動ボックス(58)内の基端部に支架された攪拌羽根回転用の駆動モーターであり、同じく駆動ボックス(58)の張り出し先端部から垂下する攪拌センター軸(60)と、無端な伝動チェン(61)を介して伝動連結されている。(62)(63)はその攪拌センター軸(60)から偏心して、その廻りを公転運動する攪拌羽根と加熱温度センサーであり、その何れもボール鍋(A)の内部へ上方から挿入されている。
(64)は上記駆動ボックス(58)の基端部から据付け機筐(43)の内部へ一体的に垂下された前後一対の支持ステーであり、その下端部を貫通する水平な回動支軸(65)が、上記据付け機筐(43)内のピローブロック(66)によって軸受けされている。(67)はその支持ステー(64)の前後相互間に介在しつつ、上記回動支軸(65)へ嵌め付け一体化されたウォームホイールであり、これと噛合したウォーム(68)を回動操作ハンドル(69)によって、上記据付け機筐(43)の外部から回動させれば、駆動ボックス(58)が図15の鎖線に示す如く、その回動支軸(65)を中心として起し上げられることになり、上記攪拌羽根(62)と加熱温度センサー(63)をボール鍋(A)の内部から抜き出すことができる。その結果、上記ボール鍋(A)の受け止め包囲台(M)を転倒させることも可能となる。
尚、図13の制御回路に記入した符号(70)は操作パネルであり、上記した一方の据付け機筐(42)に付属設置されている。(71)は攪拌羽根回転用の駆動モーター(59)を制御するインバーターである。
本発明に係る被加熱物の半欠截断面図である。 図1の底面図である。 本発明の電磁誘導加熱装置を示す断面図である。 図3の部分拡大図である。 図4の部分拡大図である。 図5に対応する変形実施形態の部分拡大図である。 コイル支持ベースに固定支持された電磁誘導加熱コイルを示す平面図である。 図7の部分拡大図である。 同じく図7の部分拡大断面図である。 集束スリーブを抽出して示す平面図である。 縁取り環の切り離し連結状態を示す部分拡大断面図である。 コイル支持ベースに対する電磁誘導加熱コイルと磁束調整板の結束状態を示す部分拡大断面図である。 本発明の電磁誘導加熱装置の制御回路図である。 本発明の加熱温度分布を示す断面模式図である。 本発明の電磁誘導加熱装置を業務用の食材攪拌機に組み込んだ使用例の正面図である。 図15の側面図である。 図15の平面図である。 図15の拡大断面図である。 図14に対応する従来の加熱温度分布を示す断面模式図である。
符号の説明
(1)・環状仕切りスカート
(2)・発熱被膜
(6)・ハンガーボルト
(8)・集束スリーブ
(9)・放射スポーク
(9a)・脚杆部
(10)・縁取り環
(11)・支持ステー
(12)・固定ビス
(13)・連結ブラケット
(14)・スタッドボルト
(15)・昇降調整ナット
(19)・縁取り環
(20)・求心スポーク
(20a)・脚杆部
(21)・スポーク保持環
(22)・ハンガーステー
(23)・固定ビス
(24)・昇降調整ナット
(25)・支持ステー
(26)・固定ビス
(27)・連結ブラケット
(28)・スタッドボルト
(29)・昇降調整ナット
(30)・連結ボルト
(31)・ボルト・ナット
(32)・カバー環
(33)・防水板
(35)・電気絶縁板
(36)・貫通ボルト
(37)・固定ナット
(38)(39)・電気絶縁紐
(40)(41)・加熱用インバーター
(42)(43)・据付け機筐
(44)(45)・回動鞘筒
(50)・送風ファン
(51)・通風ダクト
(52)・回動芯軸
(54)・ウォームホイール
(55)・ウォーム
(56)・回動操作ハンドル
(58)・駆動ボックス
(59)・攪拌羽根回転用駆動モーター
(60)・攪拌センター軸
(61)・伝動チェン
(62)・攪拌羽根
(63)・加熱温度センサー
(65)・回動支軸
(67)・ウォームホイール
(68)・ウォーム
(69)・回動操作ハンドル
(70)・操作パネル
(A)・ボール鍋
(B)・コイル支持ベース
(B1)・中央電磁誘導加熱コイル支持ベース
(B2)・周辺電磁誘導加熱コイル支持ベース
(C1)・中央電磁誘導加熱コイル
(C2)・周辺電磁誘導加熱コイル
(F1)(F2)・磁束調整板
(L)・仕切りスカートの張り出し長さ
(M)・ボール鍋用受け止め包囲台
(S)・仕切りスカート用逃し入れ溝
(T)・仕切りスカートの厚み
(W)・開口幅
(X)・内外相互間隙
(Y)・上下相互間隙

Claims (6)

  1. 各種食材を収納する業務用の導電性ボール鍋(A)と、そのボール鍋(A)の円錐状底面に臨むコイル支持ベース(B)と、その支持ベース(B)へ全体的な同芯の渦巻き状態として各個に固定支持された巻き径が異なる複数の電磁誘導加熱コイル(C1)(C2)とを備え、その電磁誘導加熱コイル(C1)(C2)により上記ボール鍋(A)の底面を加熱する電磁誘導加熱装置において、
    上記コイル支持ベース(B)を巻き径が小さな中央電磁誘導加熱コイル(C1)の支持ベース(B1)と、少なくとも1個の巻き径が大きな周辺電磁誘導加熱コイル(C2)の支持ベース(B2)とから成る別個な複数に分割し、
    上記支持ベース(B1)(B2)の複数をその隣り合う内外相互間に環状の仕切りスカート用逃し入れ溝(S)が開口形成される関係状態として、複数の連結ブラケット(13)(27)と連結ボルト(30)により着脱自在に連結一体化すると共に、
    上記仕切りスカート用逃し入れ溝(S)へ臨むこととなる環状の導電性仕切りスカート(1)を、上記ボール鍋(A)の底面から一体的に張り出して、その仕切りスカート(1)により上記電磁誘導加熱コイル(C1)(C2)同志の磁力線が干渉しないように遮断したことを特徴とする電磁誘導加熱装置。
  2. ボール鍋(A)の底面よりも厚肉な仕切りスカート(1)を、そのボール鍋(A)の底面から短かくともコイル支持ベース(B1)(B2)による電磁誘導加熱コイル(C1)(C2)の支持面まで到達する張り出し長さ(L)として、上記ボール鍋(A)の底面へ溶接一体化したことを特徴とする請求項1記載の電磁誘導加熱装置。
  3. 中央電磁誘導加熱コイル(C1)の支持ベース(B1)がボール鍋(A)の中心部に臨む径小な円板型の集束スリーブ(8)と、その集束スリーブ(8)から放射方向へ一体的に派出する多数の放射スポーク(9)と、その放射スポーク(9)の派出先端部から屈曲した脚杆部(9a)の下端に悉く溶接一体化された径大な縁取り環(10)と、その縁取り環(10)へ全体的な放射対称分布型として取り付け固定された複数の支持ステー(11)とを備え、
    その各支持ステー(11)の真下位置に対応分布する連結ブラケット(13)から一体的に垂立するスタッドボルト(14)を、上記支持ステー(11)へ差し込み貫通させた上、昇降調整ナット(15)を介して締結することにより、
    上記支持ベース(B1)に固定支持された中央電磁誘導加熱コイル(C1)と、ボール鍋(A)における底面中央部との向かい合う上下相互間隙(Y)を広狭調整できるように定めたことを特徴とする請求項1記載の電磁誘導加熱装置。
  4. 中央電磁誘導加熱コイル支持ベース(B1)の縁取り環(10)を、電流が流れる無端な閉鎖回路を形作らないように、その任意な中途部での切り離した端部同志において、向かい合う一対の電気絶縁板(35)とその複数づつの貫通ボルト(36)並びに固定ナット(37)により締結一体化したことを特徴とする請求項3記載の電磁誘導加熱装置。
  5. 周辺電磁誘導加熱コイル(C2)の支持ベース(B2)がボール鍋(A)の開口径よりも径大な縁取り環(19)と、その縁取り環(19)から求心方向へ一体的に派出する多数の求心スポーク(20)と、その求心スポーク(20)の派出先端部から屈曲した脚杆部(20a)の下端を受け止めるスポーク保持環(21)と、そのスポーク保持環(21)の下面ヘ全体的な放射対称分布型として取り付け固定された複数の支持ステー(25)と、上記縁取り環(19)へ同じく全体的な放射対称分布型として取り付け固定された複数のハンガーステー(22)とを備え、
    その各ハンガーステー(22)をボール鍋用受け止め包囲台(M)の天板(3)から一体的に垂下するハンガーボルト(6)へ差し込んだ上、昇降調整ナット(24)を介して締結する一方、
    各支持ステー(25)の真下位置に対応分布する連結ブラケット(27)から一体的に垂立するスタッドボルト(28)を、上記支持ステー(25)へ差し込み貫通させた上、昇降調整ナット(29)を介して締結することにより、
    上記支持ベース(B2)に固定支持された周辺電磁誘導加熱コイル(C2)と、ボール鍋(A)における底面周辺部との向かい合う上下相互間隙(Y)を広狭調整できるように定めたことを特徴とする請求項記載の電磁誘導加熱装置。
  6. 周辺電磁誘導加熱コイル(B2)の縁取り環(19)を、電流が流れる無端な閉鎖回路を形作らないように、その任意な中途部での切り離した端部同志において、向かい合う一対の電気絶縁板(35)とその複数づつの貫通ボルト(36)並びに固定ナット(37)により締結一体化したことを特徴とする請求項5記載の電磁誘導加熱装置。
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