JP3924284B2 - 弁当提供システム - Google Patents

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Description

本発明は、温めて食する食物および冷して食する食物を含む弁当を提供先に提供する弁当提供システムに関するものである。
従来、例えば温めて食する食物および冷して食する食物をトレイ上に載せた状態で配送車により冷蔵保存しながら患者宅まで配送し、患者宅では、それら食物を一旦冷蔵庫で冷蔵保管した後、食事時になったら専用の電子レンジで加熱制御データを読み取って所望の食物を加熱する弁当提供システムが記載されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−33152号公報
しかしながら、上記従来の弁当提供システムでは、例えば昼食時或いは夜食時等の食事時に、一食分の食物をトレイごと冷蔵庫から電子レンジに移さなければならないという問題がある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、食物を冷蔵庫から電子レンジに移すことなく、温かい食物および冷たい食物を適切に得ることができる弁当提供システムを提供することを目的とする。
請求項1記載の弁当提供システムは、温めて食する食物および冷して食する食物を1回分の弁当とし、複数回分の弁当を提供先に提供する弁当提供システムであって、温めて食する食物および冷して食する食物を低温状態に維持したまま提供先まで配送する配送手段と、前記提供先に設置され、保管時には温めて食する食物および冷して食する食物を低温状態に保管し、加熱時には食事時の温めて食する食物のみを加熱し、他の温めて食する食物および冷して食する食物を低温状態に維持する加熱機能付冷却装置とを備え、前記加熱機能付冷却装置は、食事時ごとの1回分の各弁当が別々に出し入れ可能に収納され複数の収納部を有するものである。
請求項2記載の弁当提供システムは、温めて食する食物を入れる第1容器、冷して食する食物を入れる第2容器および前記両容器を載置するトレイを有するトレイセットを用いて、提供先に複数回分の弁当を提供する弁当提供システムであって、前記トレイセットをこのトレイセットの前記第1容器内の食物および前記第2容器内の食物を低温状態に維持したまま提供先まで配送する配送手段と、前記提供先に設置され、前記トレイセットが出し入れ可能に収納され、保管時には収納された前記トレイセットの前記第1容器内の食物および前記第2容器内の食物を低温状態に保管し、加熱時には食事時の前記第1容器内の食物のみを加熱し、他の前記第1容器内の食物および前記第2容器内の食物を低温状態に維持する加熱機能付冷却装置とを備え、前記加熱機能付冷却装置は、食事時ごとの1回分の各トレイセットが別々に出し入れ可能に収納され複数の収納部を有するものである。
請求項3記載の弁当提供システムは、温めて食する食物を入れる第1容器、冷して食する食物を入れる第2容器および前記両容器を載置するトレイを有する昼食用のトレイセットおよび夜食用のトレイセットを用いて、提供先に複数回分の弁当を提供する弁当提供システムであって、前記昼食用および夜食用のトレイセットをこれらトレイセットの前記第1容器内の食物および前記第2容器内の食物を低温状態に維持したまま提供先まで配送する配送手段と、前記提供先に設置され、前記昼食用のトレイセットが出し入れ可能に収納される第1収納部および前記夜食用のトレイセットが出し入れ可能に収納される第2収納部を有する加熱機能付冷却装置とを備え、前記加熱機能付冷却装置は、保管時には前記昼食用および夜食用のトレイセットの前記第1容器内の食物および前記第2容器内の食物を低温状態に保管し、予め設定された昼食加熱時になると、前記夜食用のトレイセットの前記第1容器内の食物および前記第2容器内の食物と前記昼食用のトレイセットの前記第2容器内の食物とを低温状態に維持しつつ、前記昼食用のトレイセットの前記第1容器内の食物のみを加熱し、予め設定された夜食加熱時になると、前記夜食用のトレイセットの前記第2容器内の食物を低温状態に維持しつつ、前記夜食用のトレイセットの前記第1容器内の食物のみを加熱するものである。
本発明によれば、食物を冷蔵庫から電子レンジに移すことなく、温かい食物および冷たい食物を適切に得ることができる
本発明の弁当提供システムの一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の弁当提供システムの概念図であり、給食施設等の提供元1では、各家庭等の提供先2からの注文に応じてクックチル調理等が行われ、温めて食する食物(米飯、魚料理・肉料理等)および冷して食する食物(サラダ、デザート等)が冷却機3内でチルド保存される。
そして、温めて食する食物は第1容器6内に入れられ、冷して食する食物は第2容器7内に入れられる。すなわち例えば、2種類の第1容器6中の一方の第1容器6には主食である米飯が入れられ、他方の第1容器6には魚料理・肉料理等の主菜が入れられる。また、2種類の第2容器7中の一方の第2容器7にはサラダ等の冷菜が入れられ、他方の第2容器7には果物等のデザートが入れられる。
また、提供元1では、米飯を入れた第1容器6、主菜を入れた第1容器6、冷菜を入れた第2容器7およびデザートを入れた第2容器7がトレイ8上に載置されるとともにそれら4つの容器6,7に対してまとめて蓋9が被せられ、1つの昼食用のトレイセット11と1つの夜食用のトレイセット12とが一人分の2食セット13として注文人数分だけ作られる。なお、注文人数分の2食セット13は、その状態のまま配送時までチルド保存される。
そして、配送時には、2食セット13つまり昼食用のトレイセット11および夜食用のトレイセット12はカート15内に収納され、そのカート15が、冷却機能付の配送手段である配送車16の冷却室16a内に収納されて提供先2まで配送される。すなわち、配送車16は、カート15内の各トレイセット11,12をこの各トレイセット11,12の第1容器6内の食物および第2容器7内の食物を低温状態、例えばチルド保存状態に維持したまま提供元1から提供先2まで配送する。
一方、提供先2では、食物が入った2食セット(昼食用のトレイセット11および夜食用のトレイセット12)13が出し入れ可能に収納され、保管時には収納された2食セット13の第1容器6内の食物および第2容器7内の食物を低温状態、例えばチルド保存状態に保管し、昼食加熱時には夜食用のトレイセット12の第1容器6・第2容器7内の食物および昼食用のトレイセット11の第2容器7内の食物を低温状態、例えばチルド保存状態に維持しつつ昼食用のトレイセット11の第1容器6内の食物のみを加熱し、夜食加熱時には夜食用のトレイセット12の第2容器7内の食物を低温状態、例えばチルド保存状態に維持しつつ夜食用のトレイセット12の第1容器6内の食物のみを加熱する加熱機能付冷却装置21、例えば再加熱機能付チルド庫が設置されている。
なお、空となった2食セット13は、例えば次の日の朝、その日の分の弁当の入った2食セット13を運んできた配送車16にて回収され、提供元1に戻される。そして、汚れた第1容器6、第2容器7、トレイ8および蓋9は、次回に備えて洗浄保管される。
そして、図2ないし図11は、ヒータ式加熱機能付冷却装置およびトレイセット(トレイ、蓋および容器)の一例を示す図である。
図2ないし図4に示す加熱機能付冷却装置21は、冷却装置本体22を備え、この冷却装置本体22は、上下方向に並んだ複数、例えば2つの冷却室23を有している。これら互いに独立した各冷却室23は、上面部24、下面部25、右面部26、左面部27および後面部28にて区画形成され、その前面開口29が扉体30にて開閉可能となっている。
なお、複数、例えば2つの冷却室23中の上側の冷却室23が昼食用のトレイセット11が出し入れ可能に収納される第1収納部23aとなっており、2つの冷却室23中の下側の冷却室23が夜食用のトレイセット12が出し入れ可能に収納される第2収納部23bとなっている。
また、冷却装置本体22は、冷却室23内に冷気を供給して冷却室23内を冷却する冷却手段31を有している。冷却手段31は、圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器およびファン等にて構成され、この冷却手段31の作動により上下2つの冷却室23内つまり第1収納部23a内および第2収納部23b内が常時所望の低温状態、例えばチルド保存状態に維持される。さらに、冷却装置本体22の前面下部には、操作パネル32が設けられている。
また一方、冷却室23の底部分に面した下面部25には、図6ないし図9に示すように、通電により発熱する抵抗発熱式の再加熱用ヒータである米飯再加熱用ヒータ(加熱部)41が前側に設けられ、通電により発熱する抵抗発熱式の主菜再加熱用ヒータ42が後側に設けられている。そして、米飯再加熱用ヒータ41および主菜再加熱用ヒータ42は、冷却室23の底部分にこの底部分に面して位置する平面状の加熱面部43,44を有している。
また、冷却室23内に出し入れ可能に収納されるトレイセット11,12のトレイ8は、図5ないし図9に示すように、平板状のトレイ本体板部52を有し、このトレイ本体板部52の下面周縁部には下面部25と接触する脚部53が下方に向って突設されている。また、トレイ本体板部52の上面周縁部には突部54が上方に向って突設されている。
さらに、トレイ本体板部52には、米飯用容器用孔部56および主菜用容器用孔部57がそれぞれ形成されている。また、トレイ本体板部52の米飯用容器用孔部56の周縁に臨んだ部分が上方に向って凸状の米飯用容器受け部58となっており、トレイ本体板部52の主菜用容器用孔部57の周縁に臨んだ部分が上方に向って凸状の主菜用容器受け部59となっている。
そして、米飯を入れた第1容器である米飯用容器6は、米飯用容器用孔部56に挿通された状態でトレイ8の米飯用容器受け部58上に載置されるが、トレイ8が冷却室23内に収納されて下面部25上に載置された状態時には、米飯用容器受け部58から上方に離れた状態となる。すなわち、米飯再加熱用ヒータ41の加熱面部43からの熱で加熱される米飯用容器6は、トレイ8の冷却室23内への収納時には、底面部62および加熱面部43間に底面部62と加熱面部43とを面接触させない焦げ防止用の間隙63を形成する間隙形成部である間隙形成凸部64が加熱面部43と略線状に接触した状態で米飯再加熱用ヒータ41の加熱面部43上に載置され、その結果、米飯用容器6の段部66が米飯用容器受け部58から離れる。
また同様に、主菜を入れた第1容器である主菜用容器6は、主菜用容器用孔部57に挿通された状態でトレイ8の主菜用容器受け部59上に載置されるが、トレイ8が冷却室23内に収納されて下面部25上に載置された状態時には、主菜用容器受け部59から上方に離れた状態となる。すなわち、主菜再加熱用ヒータ42の加熱面部44からの熱で加熱される主菜用容器6は、トレイ8の冷却室23内への収納時には、主菜再加熱用ヒータ42の加熱面部44上にその底面部72が加熱面部44と面接触した状態で載置され、その結果、主菜用容器6の張出し部76が主菜用容器受け部59から離れる。
なお、冷菜を入れた第2容器である冷菜用容器7およびデザートを入れた第2容器であるデザート用容器7は、トレイ本体板部52のうち孔部56,57が形成されていない部分上に載置される。
ここで、米飯用容器6は、図10および図11にも示すように、平面視で略矩形をなす上面開口状のもので、略矩形状で平面状の底面部62を有し、この底面部62の周縁部から垂直状の周側面部65が立ち上がっている。この周側面部65には、トレイ8の米飯用容器受け部58と接触する段部66が形成されている。そして、米飯用容器6の底面部62の周縁近傍には、4箇所で切り欠かれた略矩形環状の間隙形成凸部(糸尻部分)64が下方に向って一体に突設され、この間隙形成凸部64が加熱面部43と接触する。なお、間隙形成凸部64は、底面部62の角部に対応して位置する底面視で略L字状をなす4つのL字状部分64aにて構成されている。
主菜用容器6は、米飯用容器6よりやや大きい平面視で略矩形をなす上面開口状のもので、略矩形状で平面状の底面部72を有し、この底面部72の周縁部から傾斜状の周側面部73が立ち上がっている。また、この周側面部73の上端部からは、トレイ8の主菜用容器受け部59と接触する張出し部76が外側方に向って張り出している。
冷菜用容器7は、平面視で略円形をなす上面開口状のもので、円板状の底面部77とこの底面部77から周縁から立ち上がった円筒状の周側面部78とにて構成されている。
デザート用容器7は、冷菜用容器7よりやや小さい平面視で略円形をなす上面開口状のもので、円板状の底面部79とこの底面部79から周縁から立ち上がった円筒状の周側面部80とにて構成されている。
また一方、トレイ8上に載置されて4つの容器6,7すべてを同時に覆う1つの断熱性の蓋9は、図5ないし図9に示すように、その外形寸法がトレイ8と略同じで、トレイ8とともに容器6,7を挟持するようになっている。
この蓋9の下面側には、米飯用容器用凹部82および主菜用容器用凹部83がそれぞれ下方に向って凹状に形成されている。
そして、米飯用容器用凹部82には、熱伝導性の高い材料で作られた伝熱カバー85が取り付けられている。伝熱カバー85は、米飯用容器6を覆う覆い部86および加熱面部43と接触する接触部87を有している。
覆い部86は、図9から明らかなように、米飯用容器6の周側面部65の全周を覆う側面覆い部88と、米飯用容器6の上面開口部6aを周側面部65の上端と接触しない状態で覆う上面開口覆い部89とにて構成されている。一方、接触部87は、蓋9の一部分であってトレイ8の米飯用容器用孔部56に挿通される部分9aの下面に設けられている。
なお、覆い部86の上面開口覆い部89には、米飯用容器6の上面開口部6aから米飯用容器6内に進入する凸部90が一体に形成されている。また、主菜用容器用凹部83には、主菜用容器6の上面開口部6aから主菜用容器6内に進入する断面三角形状の凸部91が一体に形成されている。
また、蓋9の下面側には、両端面を開口したトンネル状の溝凹部93が下方に向って凹状に形成され、この溝凹部93内に冷菜用容器7およびデザート用容器7が位置し、各周側面部78,80の上端が溝凹部93の上面と接触している(図7および図8参照)。
なお、容器6,7、トレイ8および蓋9等にて、トレイセット11,12が構成されている。また、米飯再加熱用ヒータ41、主菜再加熱用ヒータ42およびトレイセット11,12等にて、加熱装置96が構成されている。
次に、上記弁当提供システムを使用して各家庭に弁当(配達弁当)を提供するサービスの流れについて説明する。
温めて食する食物および冷して食する食物からなる弁当が盛り付けられたトレイセット11,12は、カート15内に収納された状態で、配送車16により提供先2まで配送される。このとき、配送車16の冷却室16a内に位置するトレイセット11,12の第1容器(米飯用容器および主菜用容器)6内の食物および第2容器(冷菜用容器およびデザート用容器)7内の食物は、いずれもチルド保存状態に維持したまま、提供先2まで配送される。
提供先2に到達すると、トレイセット11,12は、加熱機能付冷却装置21の冷却室23内に収納される。すなわち、昼食用のトレイセット11は第1収納部23a内に収容され、そのトレイセット11内の食物がチルド保存され、かつ、夜食用のトレイセット12は第2収納部23b内に収容され、そのトレイセット12内の食物もチルド保存される。
そして、予め設定された昼食加熱時(食事時)になると、第1収納部23a側つまり上段の冷却室23側の米飯再加熱用ヒータ41の加熱面部43が発熱し、米飯用容器6および伝熱カバー85が加熱され、その結果、米飯用容器6内の米飯全体がムラなく温められる。また同時に、上段の冷却室23側の主菜再加熱用ヒータ42の加熱面部44が発熱し、主菜用容器6が加熱され、その結果、主菜用容器6内の主菜が温められる。
なお、このヒータ41,42の発熱時においても冷却手段31は作動しており、冷菜用容器7内の冷菜およびデザート用容器7内のデザートは、チルド保存状態にあり、また夜食用のトレイセット12内の食物もチルド保存状態にある。
したがって、各家庭における加熱機能付冷却装置21の使用者(例えば在宅老人等の健常者)は、ヒータ41,42による再加熱完了後、昼食用のトレイセット12を冷却室23内から取り出し、温かい米飯および主菜を食することができるとともに冷たい冷菜およびデザートを食することができる。
また、予め設定された夜食加熱時(食事時)になると、昼食の場合と同様に、第2収納部23b側つまり下段の冷却室23側のヒータ41,42が発熱して夜食用のトレイセット12内の米飯および主菜が加熱されて温められるため、使用者は、ヒータ41,42による再加熱完了後、夜食用のトレイセット12を冷却室23内から取り出し、温かい米飯および主菜を食することができるとともに冷たい冷菜およびデザートを食することができる。
なお、空のトレイセット11,12は、例えば次の日の朝、その日の分のトレイセット11,12を運んできた配送車16にて回収されて提供元1に戻され、提供元1で洗浄保管される。
そして、上記弁当提供システムによれば、加熱機能付冷却装置21が昼食時或いは夜食時等の食事時に冷して食する食物を低温状態に維持しつつ温めて食する食物を加熱するため、食物を冷蔵庫から電子レンジに移すことなく、温かい食物および冷たい食物を適切に得ることができる。すなわち例えば在宅老人は、食事のたびに食物を冷蔵庫から電子レンジに移すという煩雑な作業を行うことなく、温かい食物を所望の温熱状態で食べることができ、冷たい食物を所望の低温状態で食べることができる。
また、米飯用容器6の底面部62および加熱面部43間の間隙63により、米飯再加熱用ヒータ41の加熱面部43と米飯用容器6の底面部62とが面接触しないため、米飯用容器6内の米飯の底部分だけが先に短時間で急激に加熱されてその底部分がカリカリになってしまうようなことがなく、米飯を適切に再加熱でき、しかも間隙形成凸部64にて米飯用容器6の底面部62の補強が図られている。
さらに、トレイセット11,12の蓋9の米飯用容器用凹部82には伝熱カバー85が取り付けられているため、米飯用容器6内の米飯全体をふっくらさせた状態でムラなく温めることができ、米飯の食味の低下を防止できる。
なお、加熱機能付冷却装置21およびトレイセット11,12は、図2ないし図11に示すようなものには限定されず、例えば図12ないし図16に示すものでもよい。
図12ないし図14に示す加熱機能付冷却装置21は、冷却装置本体102を備え、この冷却装置本体102は、上下方向に並んだ複数、例えば2つの冷却室103を有している。これら互いに独立した各冷却室103は、上面部104、下面部105、右面部106、左面部107および後面部108にて区画形成され、その前面開口109が扉体110にて開閉可能となっている。
なお、複数、例えば2つの冷却室103中の上側の冷却室103が昼食用のトレイセット11が出し入れ可能に収納される第1収納部103aとなっており、2つの冷却室103中の下側の冷却室103が夜食用のトレイセット12が出し入れ可能に収納される第2収納部103bとなっている。
また、冷却装置本体102は、冷却室103内に冷気を供給して冷却室103内を冷却する冷却手段111を有している。冷却手段111は、圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器およびファン等にて構成され、この冷却手段111の作動により上下2つの冷却室103内が常時所望の低温状態に維持される。
さらに、冷却装置本体102の前面下部には、操作パネル112が設けられている。また、冷却装置本体102の前面側には、左右方向の回動軸113を中心として上下方向に回動する補助板114が設けられている。
また一方、各冷却室103の天井部分に面した上面部104側には、それぞれ、対応する冷却室103内にその天井部分側から加熱用である再加熱用のマイクロ波を供給するマイクロ波供給手段121が設けられている。
これら上下2つのマイクロ波供給手段121は、同一構造もので、例えばマグネトロンおよび導波管等にて構成されている。また、冷却室103の天井部分に面した上面部104の左右方向略中央には、マイクロ波遮蔽突板部122が下方に向って突設されている。冷却室103の底部分に面した下面部105には、トレイ載せ台部123が上方に向って突設されている。
また、各冷却室103内に出し入れ可能に収納されてトレイ載せ台部123上に載せられるトレイ8は、図15および図16に示すように、温めて食する食物を入れる複数、例えば2つの平面視矩形状の第1容器6が載置される凹状の第1載置部134、および、冷して食する食物を入れる複数、例えば2つの平面視円形状の第2容器7が載置される凹状の第2載置部137を有している。
2つの第1容器6のうちの容量が小さい第1容器6には米飯が入れられ、容量が大きい第1容器6には魚料理・肉料理等の主菜が入れられる。また、2つの第2容器7のうちの容量が大きい第2容器7にはサラダ等の冷菜が入れられ、容量が小さい第2容器7には果物等のデザートが入れられる。
そして、このトレイ8のうち第2載置部137のみには、金属箔、金属紛含有プレート或いは金属コーティングプレート等からなる薄板状のマイクロ波遮蔽材140が設けられている。すなわち例えばトレイ8は、その第2載置部137のみがマイクロ波を反射するマイクロ波遮蔽材140を含んだ材料にて作られている。トレイ8の第1載置部134にマイクロ波遮蔽材140を設けないのは、第1載置部134上の第1容器6内の食物を周囲から効率よく加熱するためである。もっとも図示しないが第1載置部134を含む略全体にマイクロ波遮蔽材140を設けるようにしてもよい。
なお、第1載置部134には、第1容器6の横ずれを防止する横ずれ防止凸部141が設けられている。第2載置部137には、第2容器7の横ずれを防止する横ずれ防止凸部142が設けられているとともに第2容器7の上面を第1容器6の上面に合わせる底上げ凸部143が設けられている。また、各容器6,7は、いずれも上面開口状のもので、平面状の底面部144とこの底面部144から周縁から立ち上がった周側面部145とにて構成されている。
さらに、トレイ8上に載置された状態でトレイ8および4つの容器6,7とともに各冷却室103内に出し入れ可能に収納される蓋9は、2つの第1容器6の上面開口部146および周側面部145を覆う下方に向って凹状の第1蓋部154、および、2つの第2容器7の上面開口部146および周側面部145を覆う下方に向って凹状の第2蓋部156を有している。この蓋9は、トレイ8上に載置されて4つの容器6,7すべてを同時に覆うもので、その外形寸法がトレイ8と略同じでトレイ8とともに4つの容器6,7を上下から挟持するようになっている。
そして、この蓋9のうち第2蓋部156のみには、金属箔、金属紛含有プレート或いは金属コーティングプレート等からなる薄板状のマイクロ波遮蔽材160が設けられている。すなわち例えば蓋9は、その第2蓋部156のみがマイクロ波を反射するマイクロ波遮蔽材160を含んだ材料にて作られている。
なお、蓋9の4つの角部付近には、下方に突出し第1載置部134および第2載置部137の各凹状部分に挿嵌して蓋9の横ずれを防止する蓋合わせ部161が設けられている。
また、トレイ8のマイクロ波遮蔽材140と蓋9のマイクロ波遮蔽材160とにて、マイクロ波供給手段121による冷却室103内へのマイクロ波の供給時に、2つの第2容器7の全体を包囲するように位置し、それら第2容器7内の食物つまり冷して食する食物がマイクロ波により加熱されるのを抑制、例えば阻止する加熱抑制手段であるマイクロ波遮蔽手段163が構成されている。また、容器6,7、トレイ8および蓋9等にて、トレイセット11,12が構成されている。
そして、このマイクロ波加熱機能付冷却装置21等を備えた弁当提供システムを使用して各家庭に配達弁当を提供するサービスの流れについて説明する。
温めて食する食物および冷して食する食物を含む弁当が盛り付けられたトレイセット11,12は、カート15内に収納された状態で、配送車16により提供先2まで配送される。このとき、配送車16の冷却室16a内に位置するトレイセット11,12の第1容器(米飯用容器および主菜用容器)6内の食物および第2容器(冷菜用容器およびデザート用容器)7内の食物は、いずれもチルド保存状態に維持したまま、提供先2まで配送される。
提供先2に到達すると、トレイセット11,12は、加熱機能付冷却装置21の冷却室103内に収納される。すなわち、昼食用のトレイセット11は第1収納部103a内に収容され、そのトレイセット11内の食物がチルド保存され、かつ、夜食用のトレイセット12は第2収納部103b内に収容され、そのトレイセット12内の食物もチルド保存される。
そして、予め設定された昼食加熱時(食事時)になると、第1収納部103a側つまり上段の冷却室103側のマイクロ波供給手段121が作動してマイクロ波が上段の冷却室103内に供給され、その結果、昼食用のトレイセット11の一方の第1容器6内の米飯が加熱されるとともに、昼食用のトレイセット11の他方の第1容器7内の主菜が加熱される。
このとき、マイクロ波供給手段121からのマイクロ波はマイクロ波遮蔽手段163のマイクロ波遮蔽材140,160にて反射され、昼食用のトレイセット11の第2容器7内の冷菜およびデザートはマイクロ波にて加熱されない。
なお、このマイクロ波供給手段121のマイクロ波による加熱時においても冷却手段111は作動しており、第2容器7内の冷菜およびデザートは、チルド保存状態にあり、また夜食用のトレイセット12内の食物もチルド保存状態にある。
したがって、各家庭における加熱機能付冷却装置21の使用者(在宅老人等の健常者)は、マイクロ波による再加熱完了後、昼食用のトレイセット11を冷却室103内から取り出し、温かい米飯および主菜を食することができるとともに、冷たい冷菜およびデザートを食することができる。
なお、トレイセット11の取り出し時に、補助板114を下方回動により前側に倒してこの補助板114上にトレイセット11を一旦載せることにより、トレイセット11を容易に取り出せる。
また、予め設定された夜食加熱時(食事時)になると、昼食の場合と同様に、第2収納部23b側つまり下段の冷却室103側のマイクロ波供給手段121が作動してマイクロ波が下段の冷却室103内に供給され、夜食用のトレイセット12内の米飯および主菜のみが加熱されるため、使用者は、マイクロ波による再加熱完了後、夜食用のトレイセット12を冷却室103内から取り出し、温かい米飯および主菜を食することができるとともに冷たい冷菜およびデザートを食することができる。
なお、空のトレイセット11,12は、例えば次の日の朝、その日の分のトレイセット11,12を運んできた配送車16にて回収されて提供元1に戻され、提供元1で洗浄保管される。
そして、この弁当提供システムでも、加熱機能付冷却装置21が昼食時或いは夜食時等の食事時に冷して食する食物を低温状態に維持しつつ温めて食する食物を加熱するため、食物を冷蔵庫から電子レンジに移すことなく、温かい食物および冷たい食物を適切に得ることができる。すなわち例えば在宅老人は、食事のたびに食物を冷蔵庫から電子レンジに移すという煩雑な作業を行うことなく、温かい食物を所望の温熱状態で食べることができ、冷たい食物を所望の低温状態で食べることができる。
また、冷して食する食物用の第2容器7の全体を包囲して位置するマイクロ波遮蔽手段163が、マイクロ波供給手段121による冷却室103内へのマイクロ波の供給時に第2容器7内の食物が加熱されるのを阻止するため、冷して食する食物を冷却室103内に入れたまま、第1容器6内の温めて食する食物をマイクロ波で適切に加熱できる。よって、使用者は、温かい米飯および主菜を食することができるとともに、冷たい冷菜およびデザートを食することができる。
なお、加熱機能付冷却装置21は、例えば図17および図18に示すように、1つの冷却室103に複数、例えば2つのトレイセット(2食セット13)11,12をまとめて収納するような構成でもよい。
図17に示す加熱機能付冷却装置21は、1つの冷却室103を有する冷却装置本体102を備え、1つの冷却室103が上面部104、下面部105、右面部106、左面部107および後面部108にて区画形成され、その前面開口109が扉体110にて開閉可能となっている。
なお、冷却室103の上側部分が昼食用のトレイセット11が出し入れ可能に収納される第1収納部103aとなっており、冷却室103の下側部分が夜食用のトレイセット12が出し入れ可能に収納される第2収納部103bとなっている。また、冷却室103に面した左右面部106,107には前後方向に長手状の上下2段のガイドレール部171,172が設けられ、このガイドレール部171,1272に沿ってトレイセット11,12が冷却室103内に対して出し入れされる。
また、この冷却装置本体102に設けられたマイクロ波供給手段121は、冷却室103の天井部分に面した上面部104に2つのスポット放射口(マイクロ波導入口)121aを有し、このスポット放射口121aは2つの第1容器6の上方に位置する。
さらに、図18に示すトレイセット11,12は、第1容器6が載置される平板状の第1載置部134および第2容器7が載置される平板状の第2載置部137を有するトレイ8と、トレイ8上に載置され第1容器6の上面開口部146および周側面部145全体を覆う第1蓋体173と、この第1蓋体173とは別体でトレイ8上に載置され第2容器7の上面開口部146および周側面部145全体を覆う第2蓋体174とを備えている。そして、トレイ8の第1載置部134および第2載置部137にはマイクロ波遮蔽材140が設けられ、第2蓋体174にはマイクロ波遮蔽材160が設けられ、これらマイクロ波遮蔽材140,160にて加熱抑制手段であるマイクロ波遮蔽手段163が構成されている。
そして、図17および図18に示す加熱機能付冷却装置21を用いた場合、マイクロ波遮蔽手段163がスポット放射口121aからの冷却室103内へのマイクロ波の供給時に第2容器7内の食物が加熱されるのを阻止するため、冷して食する食物を冷却室103内に入れたまま、温めて食する食物をマイクロ波で適切に加熱できる。
また、例えば昼食時に上段のガイドレール部171に沿って取り出した昼食用のトレイセット11を冷却室103内に戻さないようにすることにより、夜食時にはスポット放射口121aからのマイクロ波で夜食用のトレイセット12内の温めて食する食物のみを加熱できる。なお、トレイ8の第1載置部134にマイクロ波遮蔽材140が設けられているため、昼食時において上段にある昼食用を加熱する場合にマイクロ波が昼食用のトレイを通過して夜食用のトレイセット12内の温めて食する食物が加熱されるようなことはない。
なお、第2容器7内の食物が加熱されるのを抑制する加熱抑制手段は、マイクロ波を反射(或いは吸収)して第2容器7内の食物の加熱を阻止するものには限定されず、例えばマイクロ波の遮蔽量を調節して第2容器7内の食物(例えば冷凍食品等)を食べごろの状態に解凍するもの等でもよい。
また、冷却装置本体22,102には、昼食用のトレイセット11および夜食用のトレイセット12を収納できるように2つのトレイセット収納部(冷却室)を形成した構成について説明したが、例えば冷却装置本体22,102にトレイセット収納部を3つ以上形成した構成でもよい。
さらに、1つの蓋9によって4つの容器6,7すべてを同時に覆う構成について説明したが、例えば各容器6,7を個別的に蓋するようにしてもよい。
また、第1容器である米飯用容器6の底面部62と加熱面部43とが面接触しないよう米飯用容器6の底面部62および米飯再加熱用ヒータ41の加熱面部43間に間隙63を形成する間隙形成部は、底面部62に設けられた間隙形成凸部64には限定されず、例えば加熱面部43に設けられた間隙形成凸部でもよく、また容器6やヒータ41とは別体としてもよい。
さらに、加熱機能付冷却装置21は、加熱時に第2容器7内の食物をチルド保存状態に維持しつつ第1容器6内の食物を加熱するものには限定されず、例えば第2容器7内の食物を冷蔵保存状態或いは冷凍保存状態に維持しつつ第1容器6内の食物を加熱するもの等でもよい。また加熱機能付冷却装置21は、加熱手段で第1容器6内の食物を加熱する際に第2容器7内の食物が常温程度に加熱されるようなものでもよい。
また、加熱機能付冷却装置21の加熱手段は、電子レンジ式やヒータ式(抵抗発熱式)には限定されず、誘導加熱式のもの等でもよい。
さらに、マイクロ波供給手段121を作動させて米飯や主菜を加熱する場合、予め設定された時間ではなく、使用者が食したい任意の時間に加熱できるようにしてもよい。
本発明の弁当提供システムの一実施の形態の概念図である。 同上弁当提供システムの加熱機能付冷却装置の正面図である。 同上加熱機能付冷却装置の側面図である。 同上加熱機能付冷却装置の扉体を省略した状態の正面図である。 同上加熱機能付冷却装置のトレイセットの側面図である。 同上トレイセットの平面図である。 図6におけるA−A断面図である。 図6におけるB−B断面図である。 図6におけるC−C断面図である。 第1容器である米飯用容器の側面図である。 第1容器である米飯用容器の底面図である。 本発明の他の実施の形態の加熱機能付冷却装置を示す一部切欠側面図である。 同上加熱機能付冷却装置の扉体を省略した正面図である。 同上加熱機能付冷却装置の正面図である。 同上加熱機能付冷却装置のトレイセット(蓋なし状態)の平面図である。 図15におけるA−A断面図である。 本発明のさらに他の実施の形態の加熱機能付冷却装置を示す斜視図である。 同上加熱機能付冷却装置のトレイセットの断面図である。
符号の説明
2 提供先
6 第1容器
7 第2容器
8 トレイ
11 昼食用のトレイセット
12 夜食用のトレイセット
16 配送手段である配送車
21 加熱機能付冷却装置
23a,103a 第1収納部
23b,103b 第2収納部

Claims (3)

  1. 温めて食する食物および冷して食する食物を1回分の弁当とし、複数回分の弁当を提供先に提供する弁当提供システムであって、
    温めて食する食物および冷して食する食物を低温状態に維持したまま提供先まで配送する配送手段と、
    前記提供先に設置され、保管時には温めて食する食物および冷して食する食物を低温状態に保管し、加熱時には食事時の温めて食する食物のみを加熱し、他の温めて食する食物および冷して食する食物を低温状態に維持する加熱機能付冷却装置とを備え、
    前記加熱機能付冷却装置は、食事時ごとの1回分の各弁当が別々に出し入れ可能に収納され複数の収納部を有する
    ことを特徴とする弁当提供システム。
  2. 温めて食する食物を入れる第1容器、冷して食する食物を入れる第2容器および前記両容器を載置するトレイを有するトレイセットを用いて、提供先に複数回分の弁当を提供する弁当提供システムであって、
    前記トレイセットをこのトレイセットの前記第1容器内の食物および前記第2容器内の食物を低温状態に維持したまま提供先まで配送する配送手段と、
    前記提供先に設置され、前記トレイセットが出し入れ可能に収納され、保管時には収納された前記トレイセットの前記第1容器内の食物および前記第2容器内の食物を低温状態に保管し、加熱時には食事時の前記第1容器内の食物のみを加熱し、他の前記第1容器内の食物および前記第2容器内の食物を低温状態に維持する加熱機能付冷却装置とを備え、
    前記加熱機能付冷却装置は、食事時ごとの1回分の各トレイセットが別々に出し入れ可能に収納され複数の収納部を有する
    ことを特徴とする弁当提供システム。
  3. 温めて食する食物を入れる第1容器、冷して食する食物を入れる第2容器および前記両容器を載置するトレイを有する昼食用のトレイセットおよび夜食用のトレイセットを用いて、提供先に複数回分の弁当を提供する弁当提供システムであって、
    前記昼食用および夜食用のトレイセットをこれらトレイセットの前記第1容器内の食物および前記第2容器内の食物を低温状態に維持したまま提供先まで配送する配送手段と、
    前記提供先に設置され、前記昼食用のトレイセットが出し入れ可能に収納される第1収納部および前記夜食用のトレイセットが出し入れ可能に収納される第2収納部を有する加熱機能付冷却装置とを備え、
    前記加熱機能付冷却装置は、
    保管時には前記昼食用および夜食用のトレイセットの前記第1容器内の食物および前記第2容器内の食物を低温状態に保管し、
    予め設定された昼食加熱時になると、前記夜食用のトレイセットの前記第1容器内の食物および前記第2容器内の食物と前記昼食用のトレイセットの前記第2容器内の食物とを低温状態に維持しつつ、前記昼食用のトレイセットの前記第1容器内の食物のみを加熱し、
    予め設定された夜食加熱時になると、前記夜食用のトレイセットの前記第2容器内の食物を低温状態に維持しつつ、前記夜食用のトレイセットの前記第1容器内の食物のみを加熱する
    ことを特徴とする弁当提供システム。
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