JP3098292U - 弁当ケース - Google Patents
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Abstract
【解決手段】有底の容器であって、内部には間仕切り壁11・11…が配設され、これらの間仕切り壁11・11…に囲まれて収容部12・12…が形成される外容器1
と、前記食品Fが収容可能な有底の内容器2とを具備して構成されており、
前記外容器1の収容部12内には食品Fを直接収容可能である一方、これら外容器1の収容部12・12…の少なくとも一つに適合する形状に作製された前記内容器2が個別に取り出し可能に構成するという技術的手段を採用した。
【効果】各食品を収容した容器のうちから、必要なものだけを取り外すことができるように構成したことによって、希望の食品のみを他の食品と独立させて個別に加熱や冷却処理をすることができる。
【選択図】 図4
Description
【考案の属する技術分野】
本考案は、弁当ケースの改良、更に詳しくは、各食品を収容した容器のうちから、必要なものだけを取り外して他の食品と独立させて個別に加熱や冷却処理をすることができる弁当ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知のとおり、近年の生活様式の多様化により、弁当を宅配するサービスなどが行われており、特に、在宅の老人介護における需要が高い。ところで、弁当は調理から手元に届くまでには不可避的に時間が経ってしまい、衛生管理上、大腸菌が発生し難い温度にするために、本考案者が嘗て発明して特許出願した弁当ケースの冷蔵方法(特願2002−370659号)などによって、積極的に冷却して運搬する必要がある。そして、届けられた弁当を美味しく食べるためには、食べる直前に電子レンジなどで再加熱することが望ましい。
【0003】
しかしながら、通常、弁当は一食分が同じケース内に詰め込まれているため、このように加熱処理を加えようとすると、例えば、生野菜や、デザートの果物などの加熱すると却って本来の風味を損なってしまうものまでも一緒に加熱されてしまうという不都合がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、従来の弁当ケースに上記のような問題があったことに鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、各食品を収容した容器のうちから、必要なものだけを取り外して他の食品と独立させて個別に加熱や冷却処理をすることができる弁当ケースを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案者が上記課題を解決するために採用した手段を添付図面を参照して説明すれば次のとおりである。
【0006】
即ち、本考案は、調理済み食品Fを収容するためのプラスチック製の弁当ケースであって、
有底の容器であって、内部には間仕切り壁11・11…が配設され、これらの間仕切り壁11・11…に囲まれて収容部12・12…が形成される外容器1と、前記食品Fが収容可能な有底の内容器2とを具備して構成されており、
前記外容器1の収容部12内には食品Fを直接収容可能である一方、これら外容器1の収容部12・12…の少なくとも一つに適合する形状に作製された前記内容器2が個別に取り出し可能に構成するという技術的手段を採用した。
【0007】
また、本考案は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、内容器2の開口部外周縁にフランジ21が形成されており、このフランジ21が外容器1の間仕切り壁11に接合して収容部12に嵌合状態に位置決め可能にするという技術的手段を採用した。
【0008】
更にまた、本考案は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、内容器2の底面に脚部突起22が形成されており、この脚部突起22が外容器1の収容部12の底面に衝止して容器下部に空間を形成できるようにするという技術的手段を採用した。
【0009】
更にまた、本考案は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、外容器1の収容部12の底面および/または内容器2の底面を凹面に形成するという技術的手段を採用した。
【0010】
更にまた、本考案は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、外容器1および/または内容器2をポリエチレンテレフタレートで作製するという技術的手段を採用した。
【0011】
【考案の実施の形態】
本考案の実施形態を具体的に図示した図面に基いて更に詳細に説明すると次のとおりである。
【0012】
本考案の実施形態を図1から図4に基いて説明する。図中、符号1で指示するものは外容器であり、この外容器1は有底の容器であって、内部には間仕切り壁11・11…が配設され、これらの間仕切り壁11・11…に囲まれて収容部12・12…が形成されている(図2参照)。また、符号2で指示するものは内容器であり、この内容器2は前記食品Fを収容可能な有底の容器である(図3参照)。また、外容器1には、適宜、蓋部材3を被冠することができる。
【0013】
本実施形態では、内容器2の開口部外周縁にフランジ21が形成されており、このフランジ21を外容器1の間仕切り壁11に接合して収容部12の開口周縁部に嵌合することにより、容易に位置決めが可能であるとともに、当該フランジ21を摘んで外容器1から取り出し易くすることもできる。
【0014】
しかして、この弁当ケースは、調理済み食品Fを収容するためのプラスチック製の弁当ケースであって、本実施形態では、外容器1および/または内容器2をポリエチレンテレフタレート(PET)で作製し、より耐熱性に優れた製品にすることができ、しかもコストを抑えることもできる。
【0015】
そして、図4に示すように、外容器1の収容部12内には食品Fを直接収容(盛り付け)可能であり、これら外容器1の収容部12・12…の少なくとも一つに適合する形状に作製された前記内容器2が個別に取り出し可能に構成されている。
【0016】
また、図示したように、食品Fのうち、生野菜のサラダや漬物、デザートの果物などの冷却好適食品FCは内容器2に収容することにより、ご飯やおかずなどの加熱好適食品FHとは分けて処理することができる。なお、加熱好適食品FHを内容器2に収容して、それのみを個別に加熱処理するようにした盛り付けの組み合わせは当然に変更することができる。
【0017】
また、必要に応じて、内容器2の底面に脚部突起22を形成することにより、この脚部突起22が外容器1の収容部12の底面に衝止して容器下部に空間が形成されるので、内容器2への収容量を調節することができるとともに、この空間内の熱伝導により冷却または保温効率を向上させることができる。
【0018】
更にまた、外容器1の収容部12の底面および/または内容器2の底面が凹面に形成することによって、隅や隙間などに汚れが溜まらないので、使用後の洗浄作業を容易にすることができる。
【0019】
本考案は概ね上記のように構成されるが、本考案は図示の実施形態に限定されるものでは決してなく、「実用新案登録請求の範囲」の記載内において種々の変更が可能であって、例えば、弁当ケース1の使用材料は、プラスチック材料であれば、ポリエチレンテレフタレートに限らず、ポリプロピレン(PP)などの材料を使用しても良く、また、外容器1の収容部12の形状および内容器2の形状を変更することも可能であり、何れのものも本考案の技術的範囲に属する。
【0020】
【考案の効果】
以上、実施形態をもって説明したとおり、本考案にあっては、各食品を収容した容器のうちから、必要なものだけを取り外すことができるように構成したことによって、希望の食品のみを他の食品と独立させて個別に加熱や冷却処理をすることができる。また、プラスチック製であるので、成形性が良く、安価であり、大量生産が可能であることから、実用的価値は頗る高いものがあると云える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施形態の弁当ケースの構造を表わす斜視図である。
【図2】本考案の実施形態の弁当ケースの外容器をを表わす斜視図である。
【図3】本考案の実施形態の弁当ケースの内容器をを表わす説明断面図である。
【図4】本考案の実施形態の弁当ケースの使用状態を表わす斜視図である。
【符号の説明】
1 外容器
11 間仕切り壁
12 収容部
2 内容器
21 フランジ
22 脚部突起
3 蓋部材
F 食品
FC 冷却好適食品
FH 加熱好適食品
Claims (5)
- 調理済み食品Fを収容するためのプラスチック製の弁当ケースであって、
有底の容器であって、内部には間仕切り壁11・11…が配設され、これらの間仕切り壁11・11…に囲まれて収容部12・12…が形成される外容器1と、前記食品Fが収容可能な有底の内容器2とを具備して構成されており、
前記外容器1の収容部12内には食品Fを直接収容可能である一方、これら外容器1の収容部12・12…の少なくとも一つに適合する形状に作製された前記内容器2が個別に取り出し可能に構成したことを特徴とする弁当ケース。 - 内容器2の開口部外周縁にフランジ21が形成されており、このフランジ21が外容器1の間仕切り壁11に接合して収容部12に嵌合状態に位置決め可能であることを特徴とする請求項1記載の弁当ケース。
- 内容器2の底面に脚部突起22が形成されており、この脚部突起22が外容器1の収容部12の底面に衝止して容器下部に空間を形成できることを特徴とする請求項1または2記載の弁当ケース。
- 外容器1の収容部12の底面および/または内容器2の底面が凹面に形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の弁当ケース。
- 外容器1および/または内容器2がポリエチレンテレフタレートで作製されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の弁当ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003003210U JP3098292U (ja) | 2003-06-03 | 2003-06-03 | 弁当ケース |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003003210U JP3098292U (ja) | 2003-06-03 | 2003-06-03 | 弁当ケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3098292U true JP3098292U (ja) | 2004-02-26 |
Family
ID=43252052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003003210U Expired - Lifetime JP3098292U (ja) | 2003-06-03 | 2003-06-03 | 弁当ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3098292U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020116360A (ja) * | 2019-01-23 | 2020-08-06 | 株式会社イマムラ・スマイル・コーポレーション | 加温容器収納付きuv印刷装飾性香り高い木製弁当容器。 |
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2003
- 2003-06-03 JP JP2003003210U patent/JP3098292U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020116360A (ja) * | 2019-01-23 | 2020-08-06 | 株式会社イマムラ・スマイル・コーポレーション | 加温容器収納付きuv印刷装飾性香り高い木製弁当容器。 |
JP7390525B2 (ja) | 2019-01-23 | 2023-12-04 | 株式会社イマムラ・スマイル・コーポレーション | 加温容器収納付きuv印刷装飾性香り高い木製弁当容器。 |
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