JP3922994B2 - 電解コンデンサの駆動用電解液及び電解コンデンサ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電解コンデンサ及びその駆動用電解液(以下、電解液と称す)の改良に関するものである。特に電解コンデンサの耐電圧を改良するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、高圧用アルミニウム電解コンデンサ用の電解液はエチレングリコール等の溶媒に、カルボン酸またはその塩を溶解したものを使用していた。耐電圧が高い電解液を得るには分子量の多い電解質を選択する方法が採られていた。使用されている代表的なカルボン酸には、セバシン酸、1,6−デカンジカルボン酸(特開昭56−108229号公報)、側鎖を有する第二級モノカルボン酸(特公平4−19691号公報)、5,6−デカンジカルボン酸(特公昭63−15738号公報)が知られている。
しかしながら、カルボン酸は分子量が多くなるにつれてエチレングリコール等の溶媒に溶解しにくくなる欠点を有していた。また、高分子量のカルボン酸を主溶質として使用すれば高い耐電圧の確保が可能であるが電導度の低下が著しく、耐電圧及び電導度を共に高めることは困難であった。
【0003】
カルボン酸を主溶質とする電解液の耐電圧向上の手段として、ホウ酸と多価アルコールの添加及びポリビニルアルコール等の高分子化合物の添加が知られていた。ホウ酸と多価アルコールとはエステル化合物を生成し、その生成物が電極箔表面に保護皮膜を形成することで電解液の耐電圧が向上する。しかし炭素数が6程度の多価アルコールであるマンニトール、ソルビトール等も耐電圧を向上させるが、その効果は緩慢であり、耐電圧を大幅に向上させるには添加量の増加が必要となり、電導度の顕著な低下を伴う原因となっていた。
【0004】
また、ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコール(特許文献1号参照)、ポリプロピレングリコール、またはポリオキシエチレン,ポリオキシプロピレングリコールのランダム共重合体及びブロック共重合体等の高分子化合物は、電極箔及び電解紙上に保護皮膜を形成するため、添加する事により電解液の耐電圧を一層向上させることが可能であった。
【0005】
【特許文献1】
特公平3−76776号公報(第1〜3頁)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
これらの高分子化合物は、少量の添加で電解液の耐電圧向上が図れるがエチレングリコールを主成分とする溶媒に対する溶解性が極めて低いため、多量の添加ができない上、少量の添加においても長時間の電解液の加熱と攪拌が必要になるという問題を有していた。
本発明は上記課題を解決し、電解液の電導度低下を抑制しつつ、耐電圧の上昇を図ることが可能な電解コンデンサ用の電解液を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者は上記課題を解決するため、エチレングリコール等の溶媒に対する溶解度が高く、且つ耐電圧の高い電解質を検討した結果、主鎖に−C−C−C−部と−C−C−O−部を組み合わせる術を見出した。本発明の化合物またはその塩は熱安定性が良好で、溶媒に対する溶解度が高いために工業的生産性が高い事を確認した。
すなわち、本発明は下記式(1)で表される化合物またはその塩を含有することを特徴とする電解コンデンサの駆動用電解液を供するものである。
【0008】
【化2】
【0009】
(式中のOAは炭素数2〜4のオキシアルキレン基を、nはオキシアルキレン基の数を表し、nの範囲は1〜50である。式中のa及びbはメチレン基の数を表し、a及びbの範囲は1〜10である。また、上記式中、a及びbは同一もしくは異なっていてもよい。)
【0010】
本発明を表わす式(1)で表される化合物またはその塩は、主鎖に−C−C−O−部を有しているため、エチレングリコール等の溶媒に対する溶解度が高く、−C−C−C−部をも有しているため電解質の化成速度を損なう事が無い高電導度及び高耐電圧を有するコンデンサ電解液用電解質を提供することができる。
【0011】
炭素数2〜4のオキシアルキレン基としては、オキシエチレン基、オキシプロピレン基、オキシブチレン基、オキシテトラメチレン基等が挙げられ、オキシエチレン基が好ましい。これらのうち単独または二種以上を含んでいても良い。二種以上のオキシアルキレン基を含む場合にはエチレングリコール等の溶媒に対して溶解度をより高くできる点から、オキシエチレン基を有することが好ましく、ブロック状付加またはランダム状付加のいずれでもよい。また、nはオキシアルキレン基の繰り返し数であり、nが0であると耐電圧が低く、nが50を超えると電導度が低くなる。このnの好ましい値は1〜20である。
【0012】
a及びbはメチレン単位の繰り返し数であり、aまたはbが0であると高温条件下での安定性が劣り、aまたはbが10を超えるとエチレングリコール等の溶媒に対する溶解性が劣る。高温条件下での安定性と溶媒への溶解性を高くできるることから、a及びbが3〜10であるのが好ましい。
【0013】
カルボン酸の塩としては、アンモニウム塩、メチルアミン、エチルアミン、t−ブチルアミン等の一級アミン塩、ジメチルアミン、エチルメチルアミン、ジエチルアミン等の二級アミン塩、トリメチルアミン、ジエチルメチルアミン、エチルジメチルアミン、トリエチルアミン等の三級アミン塩、テトラメチルアンモニウム、トリエチルメチルアンモニウム、テトラエチルアンモニウム等の四級アンモニウム塩、イミダゾリニウム塩等の溶融塩を例示することができる。好ましくはアンモニウム塩である。
【0014】
溶媒としては、エチレングリコール、プロピレングリコール等のグリコール類、γ−ブチロラクトン、N−メチル−2−ピロリドン等のラクトン類、N−メチルホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、N−エチルホルムアミド、N,N−ジエチルホルムアミド、N−メチルアセトアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−エチルアセトアミド、N,N−ジエチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホリックアミド等のアミド類、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、イソブチレンカーボネート等の炭酸類、アセトニトリル等のニトリル類、ジメチルスルホキシド等のオキシド類、ベンジルアルコール等のアルコール類、エーテル類、ケトン類、エステル類、スルホラン、スルホラン誘導体、水等を例示することができ、これらの溶媒は一種だけでなく、二種以上を混合して使用することができる。好ましい溶媒は、エチレングリコール、またはこれと水との混合液である。
【0015】
上記の式(1)で表される化合物またはその塩にはエチレングリコール等の溶媒の他に、漏れ電流の低減、耐電圧向上、ガス吸収等の目的で種々の添加剤を加えることができる。添加剤の例として、リン酸化合物、ホウ酸化合物、多価アルコール類、ニトロ化合物、ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールのランダム共重合体及びブロック共重合体に代表される高分子化合物等が挙げられる。
【0016】
必要に応じ電解液の電導度の低減及び特性向上等を目的として、上記の式(1)で表される化合物以外に他のカルボン酸を添加し、電解液を作成することができる。カルボン酸の例として、ギ酸、酢酸、ラウリン酸、ステアリン酸、デカン酸、安息香酸、サリチル酸、マレイン酸、フタル酸、フマル酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、1,10−デカンジカルボン酸、2−メチルアゼライン酸、1,6−デカンジカルボン酸、5,6−デカンジカルボン酸、7−ビニルヘキサデセン−1,16−ジカルボン酸が挙げられる。
【0017】
上記式(1)で表される化合物またはその塩の溶解量は、電解質の種類及び溶媒の種類により異なるが、各電解質の飽和濃度以下であり、最適な溶解量は1〜20wt%である。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の式(1)で表される化合物は、ポリアルキレングリコール化合物とジカルボン酸化合物のエステル化反応により得ることができる。エステル化反応に際しては、通常知られているようなアルカリ金属化合物やアルカリ土類金属化合物、遷移金属化合物を触媒として用いても良く、また通常知られているように無触媒にて反応を行っても良い。前記エステル化反応は通常知られているように不活性ガス通気下80〜250℃にて行うのが好ましく、化合物の熱劣化を少なくできることから80〜160℃にて行うのがより好ましい。
【0019】
一般に、ポリアルキレングリコール化合物は、単一の分子量に揃った化合物を得難く、製品を平均分子量で表わしている。ポリエチレングリコールの場合は、平均分子量が200である製品をPEG200というように表示する。ポリエチレングリコールについて、PEG番手と平均分子量とオキシエチレン基の数の理論平均値との関係を示せば表1のようになる。
【0020】
【表1】
【0021】
【実施例1】
無水コハク酸4.0モルと平均分子量400のポリエチレングリコール(PEG400)2.0モルとに、エステル化反応触媒として酸化カルシウム粉末を添加し、乾燥窒素吹込み下で、温度120℃、圧力5kPaで3時間保持した。その後、大気圧に戻し、温度80℃で酸化カルシウムを濾別し、PEG400−コハク酸ジエステルを得、さらにアンモニアガスを吹込み、PEG400−コハク酸ジエステル二アンモニウムを得た。この化合物の構造式を式2として示す。
【0022】
【化3】
【0023】
【実施例2〜8】
実施例2〜5としてそれぞれPEG200とセバシン酸、PEG600とアジピン酸、PEG1000とアゼライン酸、PEG2000とピメリン酸を用い、実施例1に準ずる手法でエステル化し、アンモニアガスで処理してアンモニウム塩を得た。
実施例6〜8としてそれぞれPEG600とコハク酸、PEG200とアゼライン酸、PEG1000とアジピン酸をエステル化し、これらをそれぞれモノメチルアミン、ジェチルアミン、トリメチルアミンと反応させ、そのアミン塩を得た。
【0024】
これらの実施例を純水及びエチレングリコールの混合液に溶解して作成した電解液の組成を表2に示す。
【0025】
【表2】
【0026】
【比較例1〜5】
比較例1〜4としてグルタル酸二アンモニウム、セバシン酸二アンモニウム、1,6−デカンジカルボン酸二アンモニウム、1,14−テトラデカンジカルボン酸二アンモニウムを用意した。また、比較例5として式(3)のジカルボン酸アンモニウム塩を用意した。
【0027】
【化4】
【0028】
【比較例6〜10】
比較例6〜10として、カルボン酸アンモニウム塩とポリエチレングリコールとを単に混合しただけの試料を用意した。これらの比較例を純水及びエチレングリコールの混合液に溶解して得た電解液の組成を表3に示す。
【0029】
【表3】
【0030】
上記実施例及び比較例の電解液の物性を表4に示す。
【0031】
【表4】
【0032】
表4の電解液の比抵抗は、電解液を30℃に保ち、電極表面に白金黒メッキを施した二極型白金セルを用い、LCRメーターにより測定を行った。
【0033】
また、表2及び表3の電解液を用い、直径16.0mm、長さ25.0mm、定格電圧450V、静電容量22μFのアルミ電解コンデンサを各1個を作成し、105℃の恒温槽に収容し、電流2.5mmAで通電試験を行い、電圧が300Vに達するまでの時間と、コンデンサが破壊した電圧とを表4に示した。
【0034】
表4において、実施例はすべて300Vに到達する時間及び耐電圧の面で満足できるものであった。しかし実施例5及び8は比抵抗の面で若干遜色があったが、実施例5ではオキシエチレン基の数n平均45.0と本発明の上限値n=50に近いためであり、実施例8では溶質の濃度が0.5wt%と低かったためである。
【0035】
表4において、比較例1〜3は溶質がカルボン酸のアンモニウム塩のみからなる例であり、比抵抗の面では満足できるが、耐電圧の面では不充分で、高耐圧用電解コンデンサには適さない。比較例4は溶質が完全に溶媒に溶けなかったがこれはカルボン酸の分子量が非常に大きかったためである。また比較例5は溶質がカルボキシル基とポリオキシアルキレン基との間のエステル結合を有していない例であり、オキシエチレン基の数が68.6と非常に大きいことと相俟って300V到達時間が非常に長く、実用に適さない。
【0036】
表4において、比較例6〜10は、カルボン酸を主溶質とする電解液にポリアルキレングリコールを単に混合しただけの電解液であり、特許文献1に記載された発明に相当する比較例であるが、耐電圧が不充分で、高耐圧用コンデンサには適さない。
【0037】
【発明の効果】
以上の実施例及び比較例から明らかなように、本発明の式(1)で表わされる化合物またはその塩を溶解した電解液を使用すれば、電解液の電導度低下を伴わずに耐電圧の向上を図ることができ、製品の信頼性を高めることができる。
Claims (5)
- 溶媒に式(1)で表わされる化合物またはその塩を溶解したことを特徴とする請求項1記載の電解コンデンサの駆動用電解液。
- 溶媒がエチレングリコールまたはこれと水との混合液である請求項2記載の電解コンデンサの駆動用電解液。
- 式(1)で表される化合物またはその塩が1〜20wt%溶解していることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3記載の電解コンデンサの駆動用電解液。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の電解コンデンサの駆動用電解液を用いることを特徴とする電解コンデンサ。
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