JP3920463B2 - 導電性有機分子薄膜の製造方法、導電性有機分子薄膜を有する構造体及びチオフェン誘導体 - Google Patents

導電性有機分子薄膜の製造方法、導電性有機分子薄膜を有する構造体及びチオフェン誘導体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば分子デバイス、有機トランジスタの構築に有用なユニットであり、例えば半導体基板の酸化膜上に導電性分子を化学吸着させることにより、良質で安定な導電性有機分子薄膜を製造する方法、及び導電性有機分子薄膜を有する構造体、並びに導電性有機分子薄膜を製造するにあたって使用できる新規な導電性有機分子に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体デバイスのパターンが微細化し、回路の集積度も増々高くなっていく傾向にあることから、数ナノメートル(nm)〜数十nmの導電性薄膜を形成する技術の確立が望まれている。このような薄い導電性薄膜は、規則性の高い分子膜によって実現できる。これまで半導体上に導電性薄膜を形成する技術としては、薄膜の構成物質またはその前駆体を基板の表面に塗布して基板を回転させるスピンコート法、LB(Langmuir Blogett)法、真空中で処理ガスを熱、電界等で分解して気相反応を起こさせるCVD(Chemical Vapor Deposit)法などが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらスピンコート法では、膜厚が数百nmまでが限界であり、また、用いたポリマーの構造を制御することが難しい。LB法では分子内に親水性基と疎水性基とが存在する必要があり、これらを両方有しない分子には適用できない。またCVD法では、比較的高分子量の化合物や熱安定性の低い化合物には適用できない。特に分子が導電性を発現するためには比較的長い共役系を必要とするため分子量が数百以上になり、CVD法を適用することは難しい。
【0004】
このようなことからスピンコート法及びCVD法では、規則性の高い導電性単分子膜を形成することは実質不可能である。一方LB法では一様な規則性のある膜を作成することは可能であるが、パターニング等の微細加工を分子レベルで行うことは不可能である。そこで近年において有機分子を用いた自己組織化(Self Assembling)薄膜が提唱されている。これは有機分子の一部を基板の一部の表面の官能基と結合させたもので、極めて欠陥が少なく、高い秩序性をもった薄膜である。SA薄膜の場合、分子と基板との相互佐用により、結合を形成するため、分子レベルでの微細加工が可能である。LB膜が物理吸着で基板に付着しているのに対し、SA膜は化学吸着又は化学結合により基板に結合しているため、膜が作成後も安定である。しかしながらSA薄膜ついては研究が立ち遅れているのが実情である。
【0005】
本発明はこのような事情の下になされたものであり、その目的は、分子の自己組織化を利用して規則性の高い、膜厚が数nm〜数十nmの導電性薄膜を簡便に大量に作成することのできる技術を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、前記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、分子自体の導電性を減らすことなく溶解度を向上させる置換基を用いることにより、規則性の高い導電性薄膜が得られることを見いだし、本発明を完成するに至った。
【0007】
本発明の導電性有機分子薄膜の製造方法は、少なくとも表面部が絶縁性であって、表面に水酸基を有する基板に、下記一般式(8)で表される有機シリコン化合物の溶液または蒸気を接触させて、当該有機シリコン化合物を前記水酸基と反応させて導電性である有機シリコン化合物の分子薄膜を基板表面に形成することを特徴とする。
【0008】
【化8】
Figure 0003920463
式中Xは共役系の分子、R1、R2及びR3のうちの一つは水酸基の水素と反応して共有結合を形成する基、R1、R2及びR3のうちの残り二つは水酸基の水素と反応しない基、R4及びR5は水酸基の水素と反応しない基を夫々示す。
【0009】
水酸基の水素と反応して共有結合を形成する基とは、例えばハロゲン基またはアルコキシ基であり、具体的には、Cl、Br、F、OCH3 、OC2 5 などが挙げられる。水酸基の水素と反応しない基とは、例えばアルキル基、アリ−ル基またはヒドロ基であり、具体的にはCH3 、C2 5 、C6 5 、Hなどが挙げられる。
【0010】
前記有機シリコン化合物は、R1、R2、R3のうちの一つを介して基板に化学吸着される。この有機シリコン化合物は炭素の二重結合と同様な電子構造をもつケイ素−ケイ素結合を有するので導電性であり、また分子の自己組織化により薄膜が形成されるので分子が規則的に配列され、従って電子が分子間で自由に動き回れるので導電性の大きな薄膜が得られる。
【0011】
Xは一例として下記一般式(9)で表される。
【0012】
【化9】
Figure 0003920463
ただし式中Yは炭素同士が二重結合または三重結合された炭素結合物、Zは二重結合を有する環状炭化水素化合物、R6はアルキル基、アリ−ル基またはヒドロ基、aは0または1以上の正の整数、bは1以上の正の整数である。
【0013】
上述のZは例えば下記一般式(10)で表される化合物であり、R6は例えばフェニル基またはnオクチル基である。
【0014】
【化10】
Figure 0003920463
環状炭化水素化合物としては上記のチオフェン誘導体に限らず、ベンゼン環やピロ−ル、フランなどであってもよい。
【0015】
基板としては、シリコン半導体基板、ゲルマニウム半導体基板または化合物半導体基板であって、その表面部が酸化されて酸化膜が形成されているものである。前記薄膜を所望のパタ−ンで形成するためには、基板上に水酸基を有する領域と水酸基を有しない領域とを形成し、有機シリコン化合物の溶液または蒸気を基板に接触させた後、この基板を洗浄することにより、水酸基を有する領域のみに有機シリコン化合物の分子薄膜を形成して当該分子薄膜のパタ−ンを形成することができる。水酸基を有する領域とは、例えば酸化膜の一部が水酸化物に変わった領域である。なお基板はガラス基板であってもよい。
【0016】
本発明は導電性有機分子薄膜を有する構造体としても成立する。この構造体は、少なくとも表面部が絶縁性である基板の表面に、上記一般式(8)で表される有機シリコン化合物がR1、R2またはR3の位置にて酸素を介して結合することにより、導電性である有機シリコン化合物の分子薄膜を基板表面に形成してなることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態に係る導電性有機分子薄膜を有する構造体は、少なくとも表面部が絶縁性であって、表面に水酸基を有する基板と、例えば図1に示す分子式で表わされる、有機シリコン化合物であるオリゴチオフェン誘導体とを用いて製造される。前記基板は半導体基板例えばシリコン基板の表面部にシリコン酸化膜が形成されたものが用いられる。この酸化膜は自然酸化膜、水蒸気酸化膜あるいはドライ雰囲気の熱酸化膜などであり、これら酸化膜の表面には図2(a)に示すように通常水酸基が形成されている。
【0019】
図2(a)中10は、例えば単結晶シリコン層11の表面にシリコン酸化膜12が形成された基板である。また2は前記チオフェン誘導体であり、このチオフェン誘導体2のシリコンに結合している塩素がシリコン酸化膜12の表面の水酸基の水素と反応して塩化水素になって抜けると共に、図2(b)に示すようにチオフェン誘導体の前記シリコンが、水酸基から水素が抜けて残った酸素と結合する。なお図2中斜線が引かれた斜線の部分は、図1に示すチオフェン誘導体の右から2番目のシリコンから左側の構造に相当するものである。
【0020】
こうしてシリコン酸化膜12の表面に、有機分子の自己組織化を利用した単分子薄膜が形成される。そしてこの単分子薄膜は、図1に示すオリゴチオフェン誘導体の構造から分かるようにSi(ケイ素)−Si(ケイ素)結合が分子内に存在し、この結合はC(炭素)−C(炭素)二重結合と同様な電子構造を有している。またこの単分子薄膜は自己組織化薄膜であるため高い規則性を有しており、従って分子間を電子が自由に動き回ることができ、膜全体の導電性が大きく、ナノメートルスケールの導電性薄膜を作成することができる。
【0021】
次に単分子薄膜を基板上に形成する方法について述べる。基板10としてはシリコンやゲルマニウムなどの半導体基板上に酸化膜を形成したもの、GaAs(カリウム ヒ素)等の化合物半導体上に酸化膜を形成したもの、あるいはガラス基板などを用いることができる。ガラス基板の場合には、通常は空気中の水分が吸着されていて、表面のSiにOH基が形成されている。
【0022】
そして先ず図3(a)に示すように基板10の表面に水酸基を有する領域3と水酸基を有しない領域4とを形成する。水酸基を有しない領域4とは、水酸基が全く存在しない場合に限らず、単分子が散在して付着し単分子群を電流が流れない程度つまり導電路を形成しない程度に水酸基が存在する場合も含まれる。水酸基を有する領域3のパターンを形成する手法としては、例えば原子間力顕微鏡で基板10の表面を見ながら導電性のカンチレバーを用いて、基板とカンチレバーとのに間に数V程度(7〜10V)の電圧を印加する方法が挙げられる。この方法は電界支援酸化法と呼ばれ、電界が印加された領域に二重酸化膜が形成される。この二重酸化膜の表面は水酸基が少ないので、結果として電界の印加されない領域が水酸基を有する領域、電界の印加された領域が水酸基を有しない領域となる。続いて図3(b)に示すように基板の酸化膜の表面に導電性分子20を化学吸着させるが、その前に基板の表面を例えば硫酸:過酸化水素=2:1溶液で煮沸後水洗し、次いでアセトンで洗浄しまたはトリクロロエチレンで洗浄した後、アルゴン等の不活性ガス雰囲気下で乾燥させるのが好ましい。
【0023】
その後、有機シリコン化合物である、図1にその構造を示すチオフェン誘導体の溶液例えば脱水トルエンで1mMに希釈した2−(フェニルエチニル)−5−(1,1,2,2−テトラメチル−2−クロロジシラニル)チオフェン溶液に基板を例えば数十分〜数日間、好ましくは1日〜3日間浸漬する。しかる後基板を例えば乾燥トルエンで洗浄し、単分子薄膜のパターンを形成した基板10が得られる。
【0024】
上記チオフェン誘導体は、保存するときはケイ素に結合している塩素を水素に変えておくこと、即ち図4にその構造を示す2−(フェニルエチニル)−5−(1,1,2,2−テトラメチル−2−ヒドロジシラニル)チオフェンとしておくことが好ましい。その理由は塩素基が形成されている状態では、水酸基の存在によりチオフェン誘導体に結合している塩素と水酸基の水素とが反応して塩酸を生成し、その結果水酸基の酸素とチオフェン誘導体のケイ素とが結合してSi−O−Siを形成し、チオフェン誘導体同士が酸素を介して結合されてしまうからである。基板に単分子膜を形成する場合には、後述の実施例にも記載しているように、例えば四塩化炭素溶液に触媒量のラジカル開始剤を加え、図4に示すチオフェン誘導体から図1に示すチオフェン誘導体を得るようにする。この際ラジカル開始剤はできるだけ微量に抑えることが好ましい。なお本発明ではチオフェン誘導体の溶液の代りに蒸気に基板を接触させるようにしてもよい。
【0025】
チオフェン誘導体としては、一例として図1に示す構造のものを挙げているが、ケイ素に結合している塩素の代りに、他のハロゲン例えば臭素(Br)やフッ素(F)などであってもよいし、アルコキシ基例えば−OCH3 や−OC2 H5 などであってもよい。要は基板の酸化膜の表面に付着している水酸基の水素と反応するものであればよく、例えばアルコキシ基であれば、水素と反応してメタノールとなる。またケイ素に結合しているメチル基の代りに、基板の水酸基の水素と反応しないものであれば他のアルキル基やアリール基、あるいはヒドロ基などであってもよい。
【0026】
図5に示す構造式は、特許請求の範囲に示す化学式1と同じもので、本発明で用いる有機シリコン化合物の一般式である。この図5に示す構造式と図1に示すチオフェン誘導体の構造式とを対応させると、右端のケイ素に結合しているR1がクロロ基(−Cl)、R2及びR3がメチル基であるが、R1、R2、R3の一つが水酸基の水素と結合する基であり、かつ残りの2つが水酸基の水素と結合しない基であればよい。例えばR1、R2、R3の中の2つが前記水素と結合する基例えばクロロ基であると、次のような不都合がある。チオフェン誘導体2のクロロシラン部分(Si−Cl)が系中のH2 Oにより加水分解され、Si−OHに変換される。そしてこのSi−OHが他のクロロシラン部分と反応してSi−O−Siとなる。従って図6に示すように酸化膜12に酸素を介して結合しているチオフェン誘導体に対して、更に別のチオフェン誘導体2が結合してしまう。この結果連鎖的に複数のチオフェン誘導体2が結合されるので線幅が大きくなってしまい、しかもその大きさをコントロールすることができなくなってしまう。
【0027】
【実施例】
本発明を以下の実施例によって、更に具体的に説明するが、本発明は、実施例に限定されるものではない。なお実施例1〜4はチオフェン誘導体の製法について記載してあり、実施例5〜11は、導電性有機単分子薄膜の製法について記載してある。
【0028】
(実施例1)
2−(フェニルエチニル)−5−(1,1,2,2−テトラメチル−2−クロロジシラニル)チオフェンの合成
[2−(フェニルエチニル)チオフェン]
図7に示すようにフェニルアセチレン(2.12g, 20.7mmol)のテトラヒドロフラン(25.0cm3 )溶液を0℃に冷却し、1.6M n−ブチルリチウム(12.5cm3 )を滴下した。そのまま約2時間攪拌後、塩化亜鉛(2.80g, 20.5mmol)のテトラヒドロフラン(15.0cm3 )溶液を加え、更に1時間0℃にて攪拌した。この溶液を2−ブロモチオフェン(3.28g, 20.1mmol)と5mol%Pd(PPh3 4 (940mg)のテトラヒドロフラン溶液に0℃にて滴下し、一晩、攪拌した。2規定塩酸水溶液に反応溶液を注ぎ、有機層を分離した後、水層をエーテルで、抽出し、有機層をまとめて、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。高速液体クロマトグラフィー(溶媒;クロロホルム)または、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン)にて精製した。
収率 46.5%.
Mass (EI)m/e 184(M+ ).
[2−(フェニルエチニル)−5−(1,1,2,2−テトラメチル−2−ジシラニル)チオフェン]
図8に示すように2−(フェニルエチニル)チオフェン(1.70g, 9.25mmol)のテトラヒドロフラン(20.0cm3 )溶液を−78℃に冷却し、1.6M n−ブチルリチウム(6.0cm3 )を滴下した。そのまま約1時間攪拌後、1,1,2,2−テトラメチル−1,2−ジクロロジシラン(2.50g, 13.3mmol)のテトラヒドロフラン(20cm3 )溶液を加え、約1時間攪拌した。この溶液をリチウムアルミニウムヒドリド(0.506g)のテトラヒドロフラン(40.0cm3 )溶液懸濁液にゆっくり滴下し、一晩攪拌を続けた。反応混合物を水に注ぎ、ヘキサンにて抽出し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。溶媒を留去し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン)にて精製した。
収率 28.4%.
スペクトルデータ;
H NMR(CDCl3 )δ0.24(6H,d,J=4.4Hz),0.48(6H,s),3.84(1H,sept,J=4.4Hz),7.14−7.57(7H,m).
13C NMR(CDCl3 )δ−6.8(q),−2.5(q),82.6(s),94.3(s),123.0(s),128.3(dx2),131.3(d),133.0(d),134.0(d),134.9(s),142.2(s).Mass(EI)m/e300(M+ ).
[2−(フェニルエチニル)−5−(1,1,2,2−テトラメチル−2−クロロジシラニル)チオフェン]
図9に示すように2−(フェニルエチニル)−5−(1,1,2,2−テトラメチル−2−ジシラニル)チオフェンの四塩化炭素溶液に触媒量のラジカル開始剤を加え、70−80℃で、一晩加熱したところ、2−(フェニルエチニル)−5−(1,1,2,2−テトラメチル−2−クロロジシラニル)チオフェンが、定量的に得られ、減圧蒸留により精製した。
スペクトルデータ;
Mass(EI)m/e334(M+ ).
【0029】
(実施例2)
2−(n−オクチニル)−5−(1,1,2,2−テトラメチル−2−ヒドロジシラニル)チオフェンの合成
フェニルアセチレンの代わりに、n−オクチンを用いて、実施例1と同様に図10に示す2−(n−オクチニル)−5−(1,1,2,2−テトラメチル−2−ヒドロジシラニル)チオフェンの合成を合成した。
収率 65.5%.
スペクトルデータ;
1H NMR(CDCl3 )δ0.17(6H,d,J=4.5Hz),0.42(6H,s),0.92(3H,t,J=6.8Hz),1.29−1.63(8H,m),2.44(2H,t,J=7.0Hz),3.77(1H,sept,J=4.5Hz),7.03(1H,d,J=3.4Hz),7.17(1H,d,J=3.4Hz).13C NMR(CDCl3 )δ−6.8(q),−2.5(q),11.1(t),19.8(t),20.6(t),28.57(t),28.61(q),31.4(t),73.6(s),95.8(s),126.7(s),132.0(d),133.8(d),140.3(s).Mass(EI)m/e308(M+ ).
2−(n−オクチニル)−5−(1,1,2,2−テトラメチル−2−クロロジシラニル)チオフェンの合成
2−(n−オクチニル)−5−(1,1,2,2−テトラメチル−2−ヒドロジシラニル)チオフェンを四塩化炭素中、触媒量のラジカル開始剤の存在下で加熱することにより実施例1と同様に合成した。
Mass(EI)m/e342(M+ ).
【0030】
(実施例3)
2−(フェニルエチニル)−5’−(1,1,2,2−テトラメチル−2−ヒドロジシラニル)−5,2’−ビチオフェンの合成
2ーブロモチオフェンの代わりに、5−ヨード−2,2’−ビチオフェンを用いて、実施例1と同様に図11に示すように2−(フェニルエチニル)−5’−(1,1,2,2−テトラメチル−2−ヒドロジシラニル)−5,2’−ビチオフェンを合成した。
収率 45.5%.
スペクトルデータ;
1 H NMR(CDCl3 )δ0.20(6H,d,J=4.5Hz),0.44(6H,s),3.80(1H,sept,J=4.5Hz),7.08−7.54(9H,m).13C NMR(CDCl3 )δ−6.8(q),−2.4(q),82.7(s),94.1(s),121.8(s),122.8(s),123.6(d),125.6(d),128.37(d),128.42(d),131.3(d),132.8(d),135.1(d),138.9(s),139.2(s),141.9(s).
Mass(EI)m/e382(M+ ).
2−(フェニルエチニル)−5’−(1,1,2,2−テトラメチル−2’−クロロジシラニル)−5,2’−ビチオフェンの合成
2−(フェニルエチニル)−5’−(1,1,2,2−テトラメチル2−ヒドロジシラニル)−5、2’−ビチオフェンを四塩化炭素中、触媒量のラジカル開始剤存在下加熱することにより、実施例1と同様に合成した。
Mass(EI)m/e416(M+ ).
【0031】
(実施例4)
2−(フェニルエチニル)−5”’−(1,1,2,2−テトラメチル−2−ヒドロジシラニル)−5,2,2”’−テトラチオフェンの合成
2ーブロモチオフェンの代わりに、5−ヨード−2,2”−ビチオフェンを用いて、実施例1と同様に図12に示すように2−(フェニルエチニル)−5”’−(1,1,2,2−テトラメチル−2−ヒドロジシラニル)−5,2,2”’−テトラチオフェンを合成した。
収率 25.0%.
スペクトルデータ;
1 H NMR(CDCl3 )δ0.16(6H,d,J=4.5Hz),0.40(6H,s),3.76(1H,sept,J=4.5Hz),7.04−7.52(9H,m).Mass(EI)m/e546(M+ ).
2−(フェニルエチニル)−5”’−(1,1,2,2−テトラメチル−2−クロロジシラニル)−5,2”’−テトラチオフェンの合成
2−(フェニルエチニル)−5”’−(1,1,2,2−テトラメチル−2−ヒドロジシラニル)−5,2,2”’−テトラチオフェンを四塩化炭素中、触媒量のラジカル開始剤存在下、加熱することにより、実施例1と同様に合成した。
Mass(EI)m/e580(M+ ).
【0032】
(実施例5)
窒素雰囲気下、2−(フェニルエチニル)−5−(1,1,2,2−テトラメチル−2−クロロジシラニル)チオフェン(0.2mmol)、乾燥したトルエン(10mL)に自然酸化膜で覆われたSi(111)試料S(Sは、予め、トリクロロエチレン煮沸、アセトン中、超音波洗浄しておいた。)を浸し、10時間以上放置した。基板を引き上げ、乾燥したトルエンで洗浄後、トルエン中に浸し、超音波洗浄器にて、10分間洗浄した。窒素気流下、試料Sを乾燥させた。得られた試料SをX線光電子分光法で調べたところ、S(2s)(229.0eV)およびC(1s)(285.0eV)のピークが検出された。これによって、Si酸化膜表面上に2−(フェニルエチニル)−5−(1,1,2,2−テトラメチル−2−ジシラニル)チオフェン分子からなる単分子膜が形成されていることが明らかとなった。
【0033】
(実施例6)
窒素雰囲気下、2−(フェニルエチニル)−5−(1,1,2,2−テトラメチル−2−クロロジシラニル)チオフェン(0.2mmol)、乾燥したトルエン(10mL)に自然酸化膜で覆われたSi(100)試料Sを浸し、10時間以上放置した。基板を引き上げ、乾燥したトルエンで洗浄後、トルエン中に浸し、超音波洗浄器にて、10分間洗浄した。窒素気流下、試料Sを乾燥させた。得られた試料SをX線光電子分光法で調べたところ、S(2s)(229.0eV)およびC(1s)(285.0eV)のピークが検出された。これによって、Si酸化膜表面上に2−(フェニルエチニル)−5−(1,1,2,2−テトラメチル−2−ジシラニル)チオフェン分子からなる単分子膜が形成されていることが明らかとなった。
【0034】
(実施例7)
窒素雰囲気下、2−(n−オクチニル)−5−(1,1,2,2−テトラメチル−2−クロロジシラニル)チオフェン(0.2mmol)、乾燥したトルエン(10mL)に自然酸化膜で覆われたSi(111)試料Sを浸し、10時間以上放置した。基板を引き上げ、乾燥したトルエンで洗浄後、トルエン中に浸し、超音波洗浄器にて、10分間洗浄した。窒素気流下、試料Sを乾燥させた。得られた試料SをX線光電子分光法で調べたところ、S(2p)(229.0eV)およびC(1s)(285.0eV)のピークが検出された。これによって、Si酸化膜表面上に2−(n−オクチニル)−5−(1,1,2,2−テトラメチル−2−ジシラニル)チオフェン分子からなる単分子膜が形成されていることが明らかとなった。
【0035】
(実施例8)
窒素雰囲気下、2−(n−オクチニル)−5−(1,1,2,2−テトラメチル−2−クロロジシラニル)チオフェン(0.2mmol)、乾燥したトルエン(10mL)に自然酸化膜で覆われたSi(001)試料Sを浸し、10時間以上放置した。基板を引き上げ、乾燥したトルエンで洗浄後、トルエン中に浸し、超音波洗浄器にて、10分間洗浄した。窒素気流下、試料Sを乾燥させた。得られた試料SをX線光電子分光法で調べたところ、S(2p)(228.7eV)およびC(1s)(285.0eV)のピークが検出された。これによって、Si酸化膜表面上に2−(n−オクチニル)−5−(1,1,2,2−テトラメチル−2−ジシラニル)チオフェン分子からなる単分子膜が形成されていることが明らかとなった。
【0036】
(実施例9)
窒素雰囲気下、2−(フェニルエチニル)−5’−(1,1,2,2−テトラメチル−2−クロロジシラニル)−5,2’−ビチオフェン(0.2mmol)、乾燥したトルエン(10mL)に自然酸化膜で覆われたSi(001)試料Sを浸し、10時間以上放置した。基板を引き上げ、乾燥したトルエンで洗浄後、トルエン中に浸し、超音波洗浄器にて、10分間洗浄した。窒素気流下、試料Sを乾燥させた。得られた試料SをX線光電子分光法で調べたところ、S(2s)(228.6eV)およびC(1s)(284.6eV)のピークが検出された。これによって、Si酸化膜表面上に2−(フェニルエチニル)−5’−(1,1,2,2−テトラメチル−2−ジシラニル)−5,2’−ビチオフェン分子からなる単分子膜が形成されていることが明らかとなった。また、表面を高感度反射赤外分光法で、分光したところ、チオフェン環のC−H伸縮振動に由来する吸収が、3015cm−1 に観測された。
【0037】
(実施例10)
予め水酸基を有する部分と有しない部分とで、パターニングしておいたシリコン基板を窒素雰囲気下、2−(フェニルエチニル)−5−(1,1,2,2−テトラメチル−2−クロロジシラニル)チオフェン(0.2mmol)、乾燥したトルエン(10mL)に浸し、20時間以上放置した。基板を引き上げ、乾燥したトルエンで洗浄後、トルエン中に浸し、超音波洗浄器にて、10分間洗浄した。窒素気流下、試料Sを乾燥させた。得られた試料Sを原子間力顕微鏡により観察したところ、元の基板が水酸基を有する部分にのみ自己組織化膜が形成されており、水酸基を有しない部分には、自己組織化膜が形成されていないことが分かった。
【0038】
(実施例11)
窒素雰囲気下、2−(フェニルエチニル)−5”’−(1,1,2,2−テトラメチル−2−クロロジシラニル)−5,2”’−テトラチオフェン(0.2mmol)、乾燥したトルエン(10mL)に自然酸化膜で覆われたSi(001)試料Sを浸し、10時間以上放置した。基板を引き上げ、乾燥したトルエンで洗浄後、トルエン中に浸し、超音波洗浄器にて、10分間洗浄した。窒素気流下、試料Sを乾燥させた。得られた試料SをX線光電子分光法で調べたところ、S(2s)(228.7eV)およびC(1s)(284.9eV)のピークが検出された。これによって、Si酸化膜表面上に2−(フェニルエチニル)−5”’−(1,1,2,2−テトラメチル−2−ジシラニル)−5,2”’−テトラチオフェン分子からなる単分子膜が形成されていることが明らかとなった。
【0039】
【発明の効果】
上記の本発明を用いることにより、分子デバイスや有機トランジスタの構築に有用な高い規則性を有する数ナノメートルスケールの構造を分子から組み立てて作成することができる。この方法により、簡便に、大量に良質の導電性薄膜を作成することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いるチオフェン誘導体の一例の構造を示す説明図。
【図2】 チオフェン誘導体が基板に吸着される様子を示す概念図。
【図3】基板に水酸基を有する領域と水酸基を有しない領域とを形成し、水酸基を有する領域にチオフェン誘導体の薄膜を形成する様子を示す概念図。
【図4】本発明で用いるチオフェン誘導体の具体例の構造を示す説明図。
【図5】本発明で用いられる有機シリコン化合物の一般式を示す説明図。
【図6】チオフェン誘導体が単分子薄膜とならずに連鎖する様子を示す概念図。
【図7】チオフェン誘導体の一例の製造方法を説明するための説明図。
【図8】チオフェン誘導体の一例の製造方法を説明するための説明図。
【図9】チオフェン誘導体の一部のヒドロ基をクロロ基に変える様子を示す説明図。
【図10】本発明で用いるチオフェン誘導体の一例の構造を示す説明図。
【図11】本発明で用いるチオフェン誘導体の一例の構造を示す説明図。
【図12】本発明で用いるチオフェン誘導体の一例の構造を示す説明図。
【符号の説明】
10 基板
11 単結晶シリコン層
12 酸化膜
2 チオフェン誘導体
20 導電性分子
3 水酸基を有する領域
4 水酸基を有しない領域

Claims (13)

  1. 少なくとも表面部が絶縁性であって、表面に水酸基を有する基板に、下記一般式(1)で表される有機シリコン化合物の溶液または蒸気を接触させて、当該有機シリコン化合物を前記水酸基と反応させて導電性である有機シリコン化合物の分子薄膜を基板表面に形成することを特徴とする導電性有機分子薄膜の製造方法。
    Figure 0003920463
    (式中Xは共役系の分子、R1、R2及びR3のうちの一つは水酸基の水素と反応して共有結合を形成する基、R1、R2及びR3のうちの残り二つは水酸基の水素と反応しない基、R4及びR5は水酸基の水素と反応しない基を夫々示す)
  2. 水酸基の水素と反応して共有結合を形成する基はハロゲン基またはアルコキシ基であることを特徴とする請求項1記載の導電性有機分子薄膜の製造方法。
  3. 水酸基の水素と反応しない基はアルキル基、アリ−ル基またはヒドロ基であことを特徴とする請求項1または2記載の導電性有機分子薄膜の製造方法。
  4. Xは下記一般式(2)で表される化合物であることを特徴とする請求項1、2または3記載の導電性有機分子薄膜の製造方法。
    Figure 0003920463
    (式中Yは炭素同士が二重結合または三重結合された炭素結合物、Zは二重結合を有する環状炭化水素化合物、R6はアルキル基、アリ−ル基またはヒドロ基、aは0または1以上の正の整数、bは1以上の正の整数である。)
  5. Zは下記一般式(3)で表される化合物であることを特徴とする請求項4記載の導電性有機分子薄膜の製造方法。
    Figure 0003920463
  6. R6はフェニル基またはnオクチル基である請求項4または5記載の導電性有機分子薄膜の製造方法。
  7. 基板は、シリコン半導体基板、ゲルマニウム半導体基板または化合物半導体基板であって、その表面部が酸化されて酸化膜が形成されているものであることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかの導電性有機分子薄膜の製造方法。
  8. 基板は水酸基を有する領域と水酸基を有しない領域とを備えており、有機シリコン化合物の溶液または蒸気を基板に接触させた後、この基板を洗浄することにより、水酸基を有する領域のみに有機シリコン化合物の分子薄膜を形成して当該分子薄膜のパタ−ンを形成することを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の導電性有機分子薄膜の製造方法。
  9. 水酸基を有する領域とは、酸化膜の一部が水酸化物に変わった領域であることを特徴とする請求項8記載の導電性有機分子薄膜の製造方法。
  10. 基板はガラス基板であることを特徴とする請求項1ないし9記載の導電性有機分子薄膜の製造方法。
  11. 少なくとも表面部が絶縁性である基板の表面に、下記一般式(4)で表される有機シリコン化合物がR1、R2またはR3の位置にて酸素を介して結合することにより、導電性である有機シリコン化合物の分子薄膜を基板表面に形成してなることを特徴とする導電性有機分子薄膜を有する構造体。
    Figure 0003920463
    (式中Xは共役系の分子、R1、R2及びR3のうちの一つは水酸基の水素と反応して共有結合を形成する基、R1、R2及びR3のうちの残り二つは水酸基の水素と反応しない基、R4及びR5は水酸基の水素と反応しない基を夫々示す)
  12. Xは下記一般式(5)で表される化合物であることを特徴とする請求項11記載の導電性有機分子薄膜を有する構造体。
    Figure 0003920463
    (式中Yは炭素同士が二重結合または三重結合された炭素結合物、Zは二重結合を有する環状炭化水素化合物、R6はアルキル基、アリ−ル基またはヒドロ基、aは0または1以上の正の整数、bは1以上の正の整数である。)
  13. Zは下記一般式(6)で表される化合物であることを特徴とする請求項12記載の導電性分子薄膜を有する構造体。
    Figure 0003920463
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