JP3919811B2 - 基礎ラッカー、ならびに金属支持体およびプラスチック支持体を直接塗装するための方法 - Google Patents

基礎ラッカー、ならびに金属支持体およびプラスチック支持体を直接塗装するための方法 Download PDF

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    • C09D175/04Polyurethanes

Description

本発明はプラスチック支持体および金属支持体を被覆するための基礎ラッカー中に使用される充填剤ペーストを含有する基礎ラッカーならびにプラスチック支持体および金属支持体を直接塗装するための方法に関する。
自動車両、自動車工業用の付属部材ならびに多数の自動車以外に使用される部材が多種多様の金属から仕上げられており、かつますますプラスチックからも仕上げられている。
プラスチック被覆は、一方ではそれぞれのプラスチック支持体上で良好な付着性を有するべきであり、他方ではプラスチック支持体表面の欠陥を覆わなくてはならない。常法によるプラスチック支持体上での効果基礎ラッカーまたは単一ラッカーの直接塗装ひいては下塗りなしの塗装は、予めの下塗りなしでの表面の欠陥、例えば流れすじが十分に覆われることができないので、問題である。
そのようなプラスチック支持体の場合および金属支持体の場合の表面の欠陥、例えば溝、細孔、凹所または流れすじは、通常厚手の層のプライマーおよび/または被覆ラッカーによって覆われる。視覚的な性質および他の工業的な性質に対して高い要求が課されている単一基礎ラッカーまたは効果基礎ラッカーを使用する場合、プライマーもしくは充填剤の予めの塗布は不可欠である。したがって、基礎ラッカーの直接の、プライマー不含もしくは充填剤不含の塗装は、極性プラスチック表面もしくは金属表面が製造に原因して不均一である場合、専ら明白な品質の犠牲下にのみ可能である。
固体に富む、所謂ハイソリッド(HS−)基礎ラッカーを使用することは公知である。しかし、基礎ラッカーの多量の固体はメタリック効果(“フロップ(Flop)”)の形成を明らかに劣化させ、その上この種のハイソリッド基礎ラッカーはプラスチックの低温乾燥にはもともと制限的にのみ使用可能である。もう1つの欠点は、ハイソリッドラッカーから生じる被覆の不十分な研磨性にあり、このことはハイソリッド基礎ラッカーが一般に鉱物性充填剤を含有していないことに帰因する。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第4014212号明細書の記載から、ポリプロピレン支持体を被覆する効果−基礎ラッカーが公知であり、この場合、効果基礎ラッカーは物理的に乾燥性の結合剤、塩素化されたポリオレフィン、セルロースアセトブチレート、効果顔料、例えばメタリック顔料または雲母薄片もしくはマイカ(Mica)薄片を基礎とする顔料、場合によっては着色顔料および有機溶剤を含有する。記載された基礎ラッカーは、付着の問題を生じることなく、直接プラスチック支持体上に塗布されることができる。しかし、ドイツ連邦共和国特許出願公開第4014212号明細書の記載から公知の、プラスチック支持体を被覆するための効果基礎ラッカーを予めのプラスチック支持体の下塗りなしに使用する場合、既存の表面の欠陥、例えば流れすじは十分に覆うことができないという問題が起こる。その上、効果基礎ラッカーで塗装したプラスチック支持体を自動車部門で使用する場合、砕石安定性に関連した問題が生じる。前記の金属支持体用基礎ラッカーの使用可能性はドイツ連邦共和国特許出願公開第4014212号明細書からは明らかでない。
従って、本発明に基礎として課された課題は、前述された公知技術水準の欠点を排除することにあった。即ち、常用の、殊に極性のプラスチック支持体、例えばポリカーボネート、ポリアミド、ポリスチロール、スチロールコポリマー、ポリエステル、ポリフェニレンオキシド、前処理された、即ち表面活性化されたポリオレフィン、ならびにこれらの化合物と他のプラスチックとの配合物、反応性プラスチック、例えばPUR−RIM、SMC、BMC等、ならびに金属支持体を被覆する基礎ラッカーが提供されるべきであり、これらのラッカーを用いてこれらの支持体の直接の塗装が可能になり、即ち、これらのラッカーを使用する場合、プラスチック支持体の場合のプライマーの使用もしくは、自動車の塗装に適当なはずである金属支持体の場合の充填剤の使用は省略されることができ、その結果、著しく費用が節約される。この基礎ラッカーは支持体上で良好な付着性を有するはずであり、かつ基礎ラッカーは下塗りの節約にもかかわらず、殊に、表面の欠陥、例えば溝および流れすじの良好な被覆をもたらすはずである。
この課題は驚くべきことに、基礎ラッカー中に使用される充填剤ペーストA)を含有する、極性プラスチック支持体および金属支持体を直接被覆、即ちプライマー不含の被覆もしくは下塗りなしの被覆に適当な基礎ラッカーB)によって解決される。
本発明は、金属支持体およびプラスチック支持体を被覆する基礎ラッカーB)に関し、この場合、基礎ラッカーB)は、
a1)1つまたは複数のポリウレタン樹脂5〜50重量%、有利に30〜45重量%、
a2)1つまたは複数のアミノプラスト樹脂および/または1つまたは複数のブロックトポリイソシアネート0〜30重量%、
a3)1つまたは複数のa1)と異なる物理的に乾燥性の結合剤0〜50重量%、有利に0〜10重量%、この場合物理的乾燥力とは、ラッカーフィルムから有機溶剤を排除された後の結合剤が、約50℃未満での乾燥の際にラッカーフィルムに粘着性の性質をもはや付与しないことを意味し、
a4)1つまたは複数の充填剤および/またはエキステンダー5〜35重量%、
a5)着色顔料および/または効果顔料0〜15重量%、
a6)1つまたは複数のレオロジー助剤0〜5重量%および
a7)有機溶剤20〜60重量%
を含有する充填剤ペーストA)10〜70重量%、この場合成分a1)からa7)までの合計が全部で100重量%であり、
1つまたは複数の結合剤、場合によってはレオロジー助剤と着色顔料および/または効果顔料と有機溶剤とを含有する常用の基礎ラッカー組成物C)90〜30重量%を含有し、この場合着色顔料および/または効果顔料は、充填剤/エキステンダーとして使用されず、基礎ラッカーB)の全重量は、100重量%であることによって特徴付けられる。
以下に本発明により充填剤ペーストA)の個々の成分を詳説する。
充填剤ペーストA)は1つまたは複数のポリウレタン樹脂a1) 5〜50重量%、有利に30〜45重量を含有する。この場合、充填剤ペーストA)が架橋剤成分a2)を含有しない場合には、良好な物理的乾燥力および高い比容積を有する、弾性、芳香族および/または脂肪族、分枝鎖状または線状のポリウレタンエラストマーが重要である。ポリウレタンエラストマーは遊離の、架橋のため使用されるヒドロキシル基を有していてよい。物理的に乾燥性のポリウレタンエラストマーは一方では高分子量であり、他方では高い分子量にもかかわらず良好な溶解性もしくは比較的低い粘度を有する。適当なポリウレタン樹脂は市場で、ウラフレックス(Uraflex)XP221およびXP222(製造者:DSM)ならびにデスモラック(Desmolac)2100(製造者:バイヤー(Bayer))の商標で得られる。
充填剤ペーストA)が架橋剤成分a2)を含有する場合には、成分a1)として、十分に高いヒドロキシル価を有する少なくとも1つのポリウレタン樹脂が使用され、即ち、ポリウレタン樹脂は50〜500mg KOH/gの範囲、有利に100〜350mg KOH/gの範囲内でOH価を有する。ヒドロキシル基含有ポリウレタン樹脂の製造に使用されるポリオールは低分子量および/または高分子量であってよい。比較的高分子量のポリオール成分としては、400〜5000の分子量を有する飽和または不飽和ポリエステルポリオールおよび/またはポリエーテルポリオールが使用される。ポリエステルポリオールは有機ジカルボン酸または有機ジカルボン酸の無水物と有機ジオールとをエステル化することによって製造されるか、またはポリエステルポリオールはヒドロキシカルボン酸またはラクトンから誘導される。分枝鎖状ポリエステルポリオールを製造するため、比較的高い原子価を有するポリオールまたはポリカルボン酸はごく僅かに使用されてよい。ポリウレタン樹脂の製造に使用されるイソシアネートは、1分子当たり少なくとも2つのイソシアネート基を有する脂肪族ポリイソシアネート、脂環式ポリイソシアネートおよび/または芳香族ポリイソシアネートである。有利には有機ジイソシアネートの異性体または異性体混合物である。またポリイソシアネート成分は高い原子価のポリイソシアネートの含分も有していてよい。平均官能価は場合によってはモノイソシアネートを添加することによって低下させることができる。適当なポリイソシアネートの例は、1,3−ビス(2−イソシアネートプロプ−2−イル)ベンゾール、フェニレンジイソシアネート、トルイレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、ビフェニレンジイソシアネート、ナフチレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、シクロペンチレンジイソシアネート、シクロヘキシレンジイソシアネート、メチルシクロヘキシレンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、トリメチレンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシアネート、ペンタメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、プロピレンジイソシアネート、エチルエチレンジイソシアネートおよびトリメチルヘキサンジイソシアネートである。
ヒドロキシル基含有ポリウレタン樹脂は、ポリイソシアネートとポリオール過剰量とを同時に反応させることによって製造されることができる。反応は段階法によって行なわれてもよい。製造は、場合によっては触媒、例えば有機錫化合物および/または第3アミンの存在下に実施されることができる。反応は常法により、ツェレウィチノフ(Zerewitinoff)による活性水素不含の有機溶剤の存在下に実施される。
本発明によれば、充填剤ペーストA)は成分a2)として1つまたは複数のアミノプラスト樹脂および/または1つまたは複数のブロックトポリイソシアネート0〜30重量%を含有する。充填剤ペーストA)が専ら物理的に乾燥性のポリウレタン樹脂(成分a1))を含有する場合、アミノプラスト樹脂およびブロックトポリイソシアネートは使用されない。成分a1)が十分な数の架橋性ヒドロキシル基を有する1つのポリウレタン樹脂を含有する場合、充填剤ペーストA)はアミノプラスト樹脂またはブロックトポリイソシアネートを架橋剤として含有する。
代表的なアミノプラスト樹脂はメラミン−ホルムアルデヒド樹脂、ベンゾグアナミン−ホルムアルデヒド樹脂および尿素−ホルムアルデヒド樹脂である。有利にはこれらのアミノプラスト樹脂は低級アルコール、大抵はメタノールおよび/またはブタノールを用いてエーテル下した形で使用される。適当なアミノプラスト樹脂は、例えばシメル(Cymel)、ルウィパル(Luwipal)、マプレナール(Maprenal)およびビートル(Beetle)の商標で市場で得られる。特に有利には成分a2)としてメラミン樹脂が使用される。
適当なアミノプラスト樹脂は、例えばヘキサメトキシメチルメラミンである。
もちろん、ホルムアルデヒドとの縮合生成物とともに、他のアルデヒドとのものも使用可能である。
代表的なブロックトポリイソシアネートは、例えばヘキサメチレンジイソシアネートまたはトルイレンジイソシアネートの型のポリイソシアネートと、適当な遮断剤、例えばマロン酸ジエチルエステル、アセト酢酸エステル、ヒドロキシルアミン、カプロラクタム、アリールメルカプタンおよびアルキルメルカプタン、モノメチルアニリン、アセトンオキシム、ジフェニルアミン、フェノレンおよびα−ピロリドンとの付加生成物である。これらは市場では例えばデスモジュール(Desmodur)の商標で入手可能である。
ブロックトポリイソシアネートの製造には、もちろんNCO−プレポリマーも使用されてよく、ブロックトイソシアネートは例えば、トリレンジイソシアネートおよび1つのトリオール成分を基礎とする、フェノールで遮断されたポリイソシアネートである(市販の製品 デスモジュールAP、バイヤー社(Bayer AG);Mondur S, Mobay; Suprasec 5100, ICI)。
90℃を上回る乾燥温度が適用される場合には、成分a2)の架橋剤樹脂が使用される。これは金属支持体を塗装する場合であり、他方プラスチック支持体を塗装する場合は低い乾燥温度が望ましい。プラスチック支持体の場合成分a1)として使用されるポリウレタン樹脂は専ら物理的に乾燥され、従って成分a2)は使用されない。
成分a3)としては本発明による充填剤A)は1つまたは複数のa1)とは異なる物理的に乾燥性の結合剤 0〜50重量%、有利に0〜10重量%を含有する。物理的乾燥力とは、ラッカーフィルムから有機溶剤を排除された後の結合剤が、約50℃未満での乾燥の際にラッカーフィルムに粘着性の性質をもはや付与しないことを意味する。この種の結合剤は当業者に周知であり;この場合、ラッカー原料として市場で入手できるような、常用の結合剤である。適当な物理的に乾燥性の結合剤の例は、ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、ポリアクリレート樹脂、セルロース誘導体、メラミン樹脂等である。成分a3)の物理的に乾燥性の結合剤は工業技術的な性質、例えば上塗り可能性および乾燥挙動に影響を及ぼす。有利には成分a1)と異なる、物理的に乾燥性の結合剤(a3)が0〜10重量%の含量で使用される。
本発明によれば、充填剤ペーストA)は、1つまたは複数の充填剤および/またはエキステンダー(成分a4) 5〜35重量%、有利に20〜30重量%を含有する。適当な充填剤および/またはエキステンダーの例は、珪酸塩充填剤、例えばカオリン(チャイナクレー)、滑石、珪酸質白亜、種々の雲母、例えば天然産雲母状酸化鉄、ならびに炭化珪素および石英粉末;炭酸塩充填剤、例えば白亜およびドロマイト;硫酸塩充填剤、例えば硫酸バリウムおよび硫酸カルシウムである。成分a4)は充填剤ペーストA)の1つの本質的な成分であり、一方では機械的−工業技術的水準(例えば砕石安定性に関連して)が明白に改善され、他方ではしかし支持体の欠陥を十分に視覚的に覆うことが達成されるようにする。
場合によっては本発明により充填剤ペーストA)中では着色顔料および/または効果顔料15重量%までが使用されてよい。適当な無機着色顔料の例は、白色顔料、例えば二酸化チタン、鉛白、亜鉛白、黒色顔料、例えばカーボンブラック、有彩顔料、例えば酸化鉄顔料および酸化クロム顔料、酸化物混合相顔料である。効果顔料としては本発明によれば、充填剤ペーストA)中に、金属顔料または、雲母薄片もしくはマイカ(Mica)薄片を基礎とする効果顔料が使用されてよく、これらは例えば自動車のラッカー塗布の領域で常用されているものである。またプラスチック支持体を塗布するための特殊な、導電性顔料も使用されてよい。カーボンブラックを含めて着色顔料および効果顔料の使用は任意であり、かつ色調精度に対する高い要求が課される場合にのみ使用される。大抵の場合、明るい色調には明灰色に調色したペースト添加剤が推奨され、および暗い色調には暗灰色に調色した添加剤が推奨される。本発明による充填剤ペーストA)の顔料/結合剤比は約1:0.6〜2.0、有利に1:1.3〜1.8であり、この場合、顔料/結合剤比を決定する際には、“顔料”の概念は全ての無機成分、例えばエキステンダーおよび無機レオロジー助剤を包含する。
本発明によれば、充填剤ペーストA)は1つまたは複数のレオロジー助剤、例えば蝋、会合濃稠化剤、層状珪酸塩、有機変性鉱物性物質等 0〜5重量%を含有し、これらの物質は当業者に周知であり、商業的に入手可能である。レオロジー助剤の使用は任意であり、湿式フィルムの安定性に対する高い要求を満たすために使用される。既に、選択された結合剤/顔料の組合せによって、ならびに選択された結合剤/顔料比によって極めて良好な安定性が保証され、従って層厚が保証される。
本発明によれば、充填剤ペーストの成分a7)は有機溶剤20〜60重量%からなる。この場合、常用のラッカー溶剤、例えば低分子量のエステル、芳香族化合物、グリコールエステル、グリコールエーテル等が重要であり、この場合、有機溶剤は殊に使用されるポリウレタン樹脂(成分a1)との相溶性に合わせられる。従って、脂肪族増量剤および芳香族増量剤の使用は専ら制限的に可能である。特に好適な有機溶剤の例はキシロール、酢酸ブチルおよびプロピレングリコールのエーテルもしくはエステルである。
本発明によれば、充填剤ペーストA)は、準備された顔料およびエキステンダーが全結合剤の一部の量で予め分散され、引続き十分な微細粒度に粉砕されることによって製造される。補修塗装用混合物としては、残りの結合剤量ならびにレオロジー助剤および溶剤が使用される。
有利に本発明による基礎ラッカーB)は充填剤ペーストA) 30〜60重量%ならびに常用の基礎ラッカー組成物C) 70〜40重量%を含有する。
本発明により充填剤ペーストA)と一緒になって本発明による基礎ラッカーB)へと組合せられる常用の基礎ラッカー組成物C)は市販の原料、例えばポリエステル、ポリアクリレート、セルロース誘導体、レオロジー助剤、例えば蝋、ならびに着色顔料および/または効果顔料、例えば金属顔料および雲母薄片からなるようなものである。常用の着色顔料は、既に充填剤A)の成分a5)を詳述した際に記載された顔料である。この種の基礎ラッカーは当業者には公知であり、従ってこれ以上記載される必要はない。特に有利には基礎ラッカー組成物C)用の結合剤として、ポリアクリレート樹脂、ポリエステル樹脂およびアルキド樹脂が使用され、これらにセルロースアセトブチレートが添加される。
前述された本発明による基礎ラッカーB)は、予め金属支持体上に下塗りおよび充填剤を使用せずに、もしくは予めプラスチック支持体上に下塗りせずに塗布されてよく、この場合、得られた被覆は特に優れた付着性を有し、かつ表面の欠陥、殊に溝および流れすじは著しく良好に覆われる。自動車塗装用の被覆された金属支持体の場合のように、耐食性に対する要求の高い場合、基礎ラッカーB)の使用は、電着塗装を用いて下塗りした金属支持体上に直接行なわれる。
従って、本発明は、同様に金属支持体およびプラスチック支持体を直接塗装する方法に関し、この方法は支持体上に直接、充填剤ペーストA)を含有する基礎ラッカーB)が塗布され、短い中間空気暴露の後に充填剤ペーストA)を含有しない基礎ラッカーが塗布され、短い空気暴露の後にクリヤラッカーで上塗りされ、引続き一緒に加熱下に硬化されることによって特徴付けられる。即ち、本発明による基礎ラッカーB)は本発明によれば、直接支持体上に塗付される。プラスチック支持体を被覆する場合、支持体が前処理される(か焼、プラズマ、コロナ)ことは可能であるが、必ずしも必要というわけではない。次に、短い中間空気暴露の後に、充填剤ペーストA)を含有しない基礎ラッカーが塗布される。充填剤ペーストA)を含有しない適当な基礎ラッカーの例は、既に上記した、1つまたは複数の結合剤、レオロジー助剤、着色顔料および/または効果顔料および有機溶剤を含有する常用の基礎ラッカー組成物C)である。新たに空気暴露された後、被覆された金属支持体またはプラスチック支持体は常用のクリヤラッカーで上塗りされる。引続き、塗布された層は一緒に加熱下に硬化される。短い空気暴露とは、例えば20〜50℃の温度での空気暴露である。クリヤラッカーとしては市場で入手可能な耐候性クリヤラッカーが使用される。このため適当であるのは、例えばポリエステル樹脂またはアクリレート樹脂を基礎とするイソシアネート硬化性の二成分系クリヤラッカーであり、ならびに金属の高温乾燥に適当な、ポリエステル樹脂またはポリアクリレート樹脂基礎の自己架橋性の一成分系クリヤラッカーである。この種のラッカー系は常用であり、かつ当業者に公知である。例は刊行物“Produkte fuer die Lackindustrie”、第2巻、Desmodur/Desmophen der Firma Bayer sowie in Houben Weyl“Methoden der Organischen Chemie”、第14/2巻、Makromolekulare Stoffe、57頁、Polyurethane、E.Mueller編に記載されている。
充填剤ペーストA)を含有する基礎ラッカーB)は、乾燥フィルム層厚が12〜17μmの範囲内で生じるように塗布される。短い中間空気暴露の後に使用される充填剤ペースト不含の基礎ラッカーは常法により7〜10μmの乾燥層厚で塗布される。
上記の方法は特に、自動車工業の場合のプラスチック付属部材の被覆に適当である。プラスチック支持体は極性プラスチック、例えばポリカーボネート、ポリアミド、ポリスチロール、スチロールコポリマー、ポリエステル、ポリフェニレンオキシドならびに特にこれらのプラスチック型の配合物、反応性プラスチック、例えばPUR−RIM、SMC、BMC等である。ポリオレフィン支持体が比較的高い弾性ゴム含量を有するならば、場合によってはまたポリエチレン型およびポリプロピレン型のポリオレフィン支持体であってもよく、例えばケルタン(Keltan)TP 0550(製造者 DSM)の商標下に公知のPP−EPDM、ならびに特にか焼等を用いて表面活性化されたポリオレフィン型である。
金属支持体を被覆する場合、これらの被覆は外部使用に決められているのか、内部使用に決められているのかに注目すべきである。外部使用、例えば自動車の車体を製造するための金属支持体の場合には、主に電着塗装または他の方法によって耐腐食性にされた金属を使用することが必要である。この場合、本発明により充填剤ペーストA)を用いて塗装する際には、充填剤の使用は断念されてよく、このことは著しい利点である。内部使用のための金属支持体、特に家事用具である場合には、充填剤ペーストA)を含有する基礎ラッカーは直接むきだしの金属上に塗布されてよい。
更に本発明は、電着塗装により下塗りされた金属支持体を上塗り塗装する方法に関し、この方法は、電着塗装により下塗りされた金属支持体上に充填剤ペーストA)を含有する基礎ラッカーB)が塗布され、短い中間空気暴露の後に充填剤ペーストA)を含有しない基礎ラッカーが塗布され、短い空気暴露の後クリヤラッカーが上塗りされ、引続き一緒に加熱下に硬化されることによって特徴付けられる。充填剤ペーストA)を含有しない適当な基礎ラッカー、適当なクリヤラッカーおよび常用の乾燥フィルム層厚に関しては、前記に示されている。金属支持体もしくは電着塗装により下塗りされた金属支持体を被覆する本発明による方法の特別な利点は、通常基礎ラッカーの塗布前に塗布される充填剤の使用が断念されてよいことに帰因している。充填剤層の断念が可能であることは、莫大な節約可能性を意味し、従って経済的理由および生態学的理由から特に有利である。
本発明による方法の利点は、殊に、常法により必要なプラスチック支持体の場合の予め行なわれる下塗りもしくは前塗装および場合によっては下塗りが断念されてよいことであるが、しかしいずれにせよ常法により必要な充填剤層の使用が断念されてよいことにある。本発明によれば、充填剤ペーストA)を常用の基礎ラッカー系C)に添加することによって、優れた付着性ならびに同時に通常の支持体の欠陥、例えば溝、流れすじおよび細孔の傑出した覆いが達成される。引続き充填剤ペーストA)を含有しない基礎ラッカーで被覆することによって、得られた被覆の傑出した耐候性および色調精度が達成される。充填剤ペーストA)の使用は、例えば砕石安定性に関する、全系の高い工業技術的水準に対して役立つ。既に第一の、変性された基礎ラッカー層中での望ましい色調の着色顔料および/または効果顔料の存在は、極めて薄い最終的な基礎ラッカー層で上塗りすることを可能にする。全てのラッカー層の塗布は、通常空気圧による噴霧塗布によって行なわれる。プラスチックの塗装ならびに一般的な金属支持体の被覆の際に、本発明によれば、充填剤ペーストA)中で導電性顔料を使用する場合には、他のラッカー層の静電塗装は可能である。
本発明は同様にプラスチック支持体および金属支持体を下塗りなしに被覆するための基礎ラッカー中での充填剤ペーストA)の使用、ならびに電着塗装を用いて下塗りした金属支持体を被覆するための基礎ラッカーB)中での充填剤ペーストA)の使用に関する。
次に実施例につき本発明を詳説する。この場合、他に記載がない限り、部は重量部を表わす。
明色の顔料ペーストA1の製造:
51%のポリウレタンエラストマー溶液(市販品Uraflex XP 221、DSM社)50%および二酸化チタン(市販品Titan Rutil 2057)50%を15分間溶解し、引続き最大50℃で45分間パールミル上で<15μmの粒度になるまで粉砕する。全処方物の50%として計算された粉砕物に、更に同一のポリウレタン樹脂50%を塗布する。
暗色の導電性充填剤ペーストA2の製造:
明色の顔料ペーストA1の製造と同様に処理するが、しかし、二酸化チタン50%に代わって二酸化チタン47%、および導電性カーボンブラック(市販品Ketjen Black、AKZO社)3%を粉砕する。
明色の顔料ペーストA3の製造:
明色の顔料ペーストA1の製造と同様に処理するが、しかし、ポリウレタンエラストマーUraflex XP 221 50%に代わってこの溶液40%、ならびにメラミン樹脂溶液(市販品Maprenal MF 800、イソブタノール中に55%で)10%を使用する。
変性された基礎ラッカーB1の製造:
常用のミディアムソリッドメタリック基礎ラッカー(GE 70〜79列、BASF Lacke + Farben社)70%を撹拌下に充填剤ペーストA1と反応させ、酢酸ブチルと、メトキシプロピルアセテートと、キシロールとからなる1:2:1の混合物を用いて20 DIN 4秒の噴霧粘度に調節する。
変性された基礎ラッカーB2の製造:
変性された基礎ラッカーB1の製造の場合のように処理するが、しかし、充填剤ペーストA1に代わって充填剤ペーストA2を使用する。
変性された基礎ラッカーB3の製造:
変性された基礎ラッカーB1の製造の場合のように処理するが、しかし、充填剤ペーストA1に代わって充填剤ペーストA3を使用する。
例1:
プラスチック部材の空気圧塗装
ポリカーボネート配合物からなる平板または取り付け部材をイソプロパノールで洗浄し、かつ乾燥させる。前記の基礎ラッカーB1を流出粘度計のカップを装着したガン(噴霧圧:4〜5バール、ノズル1.3mm)を用いて交叉路(Kreuzgang)中で塗布する。この場合、乾燥層厚は12〜17μmに達する。キャビネット温度での約2〜3分間の空気暴露後、変性されていない基礎ラッカーの塗布をもう1つの交叉路中で行なう。変性されていない基礎ラッカー層の乾燥層厚は約7〜10μmである。室温で5分間で空気暴露を行なう。次にポリエステルを基礎とする市販の二成分系ポリウレタンクリヤラッカー(市販品GP 71-0102、BASF Lacke + Farben AG)を空気暴露工程後に同一の噴霧パラメーターを用いて2つの交叉路中で塗布し、その結果25〜35μmの乾燥フィルム層厚が生じる。塗装されたプラスチック部材を、さらに80℃での10〜15分間空気暴露の後、30分間空気循環炉中で乾燥させる。
例2:
プラスチック部材の静電塗装
2つの基礎ラッカー層の塗布を例1と同様に実施し、この場合、充填剤ペースト変性された基礎ラッカーとして基礎ラッカーB2を使用する。さて、例1中で使用されたクリヤラッカーの塗装を、この部材の接地後、静電保護された空気圧ガンを介してか、または高速回転型ベル(Hochrotationsglocke)を介して行なう。
例3:
金属部材の空気圧塗装
リン酸塩処理された鋼(Bonder 26、Firma Chemetall)からなる平板または成形体をイソプロパノールで洗浄し、乾燥させ、引続き例1に記載されたように被覆し、この場合、充填剤ペーストとして含有する基礎ラッカーB3の基礎ラッカーおよび、引続き相応して変性された、即ち充填剤ペースト不含の基礎ラッカーを使用する。2つの基礎ラッカー層を空気暴露した後に、同一の噴霧パラメーターを有するアクリレート樹脂を基礎とする市販の自己架橋性クリヤラッカー(市販品FF 92-0102、BASF Lacke + Farben AG)を2つの交叉路中で塗布し、その結果25〜35μmの乾燥フィルム層厚が生じる。完成塗装された金属部材をさらに5分間空気暴露した後、空気循環炉中で130℃で20分間乾燥させる。
工業技術的試験:
塗装された部材を室温で7日間もしくは過重に負荷をかけて60℃で24時間老化させる。次の試験結果は例1、2および3の記載から得られる:
テサ(Tesa)テープ引剥がしを用いた賽の目試験(DIN 53151):数値 0
BMWによる蒸気噴射試験:i.O.(剥落なし)
BMWによる砕石落下試験:0(剥落なし)
一定の気象条件での240時間後の気泡:mogo/gt同様に0

Claims (6)

  1. 金属支持体およびプラスチック支持体を被覆する基礎ラッカーB)において、基礎ラッカーB)が
    a1)1つまたは複数のポリウレタン樹脂5〜50重量%
    2)1つまたは複数のアミノプラスト樹脂および/または1つまたは複数のブロックトポリイソシアネート0〜30重量%、
    a3)1つまたは複数のa1)と異なる物理的に乾燥性の結合剤0〜50重量%
    の場合物理的乾燥力とは、ラッカーフィルムから有機溶剤を排除された後の結合剤が、約50℃未満での乾燥の際にラッカーフィルムに粘着性の性質をもはや付与しないことを意味し、
    a4)1つまたは複数の充填剤および/またはエキステンダー5〜35重量%、
    a5)着色顔料および/または効果顔料0〜15重量%、
    a6)1つまたは複数のレオロジー助剤0〜5重量%および
    a7)有機溶剤20〜60重量%
    を含有する充填剤ペーストA)10〜70重量%、この場合成分a1)からa7)までの合計が全部で100重量%であり、
    1つまたは複数の結合剤、場合によってはレオロジー助剤と着色顔料および/または効果顔料と有機溶剤とを含有する常用の基礎ラッカー組成物C)90〜30重量%を含有し、この場合着色顔料および/または効果顔料は、充填剤/エキステンダーとして使用されず、基礎ラッカーB)の全重量は、100重量%であることを特徴とする、金属支持体およびプラスチック支持体を被覆する基礎ラッカーB)。
  2. 基礎ラッカーB)がa1)1つまたは複数のポリウレタン樹脂30〜45重量%を含有する充填剤ペーストA)を含有する、請求項1記載の金属支持体およびプラスチック支持体を被覆する基礎ラッカーB)。
  3. 基礎ラッカーB)がa3)1つまたは複数のa1)と異なる物理的に乾燥性の結合剤0〜10重量%を含有する充填剤ペーストA)を含有する、請求項1記載の金属支持体およびプラスチック支持体を被覆する基礎ラッカーB)。
  4. プラスチック支持体を直接塗装する方法において、支持体上に直接、請求項1に記載の充填剤ペーストA)を含有する基礎ラッカーB)を塗布し、短い中間空気暴露の後に充填剤ペーストA)を含有しない基礎ラッカーを塗布し、短い空気暴露後にクリヤラッカーを上塗りし、引続き一緒に加熱下に硬化させることを特徴とする、プラスチック支持体を直接塗装する方法。
  5. 金属支持体を直接塗装する方法において、金属支持体上に直接、請求項1に記載の充填剤ペーストA)を含有する基礎ラッカーB)を塗布し、短い中間空気暴露の後に充填剤ペーストA)を含有しない基礎ラッカーを塗布し、短い空気暴露後にクリヤラッカーを上塗りし、引続き一緒に加熱下に硬化させることを特徴とする、金属支持体を直接塗装する方法。
  6. 電着塗装によって下塗りされた金属支持体を塗装する方法において、電着塗装法により下塗りされた金属支持体上に、請求項1の記載の充填剤ペーストA)を含有する基礎ラッカーB)を塗布し、短い中間空気暴露後に充填剤ペーストA)を含有しない基礎ラッカーを塗布し、短い空気暴露後にクリヤラッカーを上塗りし、引続き一緒に加熱下に硬化させることを特徴とする、電着塗装により下塗りされた金属支持体を塗装する方法。
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