JP3917837B2 - 電子機器の取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は携帯用電話機や近距離無線データ通信(Bluetooth)等の送受信ユニット等からかる電子機器の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電子機器の取付構造の構成を図3,図4に基づいて説明すると、矩形状をなす回路基板51は、それぞれ対向する二対の辺51a、51bと、この一対の対向する辺51a側に位置する端面51cに設けられた複数の切り欠き部51dとを有する。
【0003】
また、この回路基板51の上下面には、導電パターン52が形成されると共に、この導電パターン52に接続され、導電パターン52の一部を形成する端面電極53が切り欠き部51dに形成されている。
そして、回路基板51の上面には、種々の電気部品(図示せず)が搭載されると共に、回路基板51の下面にも、回路基板51の中央部から外れた位置において、クリスタル(発振子)等の電気部品54が配設されて、所望の電子回路が形成されている。
【0004】
金属板からなる箱形のカバー55は、矩形状の上面板55aと、この上面板55aの4辺から下方に折り曲げ形成された4つの側面板55bとで構成され、このカバー55は、回路基板51の上面を覆うように、回路基板51の上面に取り付けられて、電子機器K2が形成されている。
【0005】
プリント基板からなるマザー基板56は、その上面に導電配線部57が形成されており、そして、このマザー基板56への電子機器K2の取付方法は、先ず、導電配線部57上にクリーム半田(図示せず)が塗布等により形成する。
次に、クリーム半田上に端面電極53を位置させて、マザー基板56上に電子機器K2を載置した状態で、加熱炉に通してクリーム半田を溶かして、電子機器K2の端面電極53を導電配線部57に半田58付けするようになっている。
【0006】
しかし、回路基板51の下面に配設された電気部品54は、回路基板51の中央部から外れた位置にあるため、電子機器K2の重さによるバランスが崩れ、図3に示すように、電気部品54の下端部がマザー基板56に当接した状態で、マザー基板56に対して回路基板51が傾いた状態になると共に、傾いた状態で回路基板51が半田58付けされるようになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の電子機器の取付構造は、マザー基板56に対して回路基板51が傾いた状態で半田58付けされるため、電子機器K2の位置が安定せず、このため、半田58付け位置がずれて、半田付け不良を生じるという問題がある。
【0008】
そこで、本発明は電子機器の姿勢が正確で安定し、半田付けの確実な電子機器の取付構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第1の解決手段として、円形状の広幅ランド部とこの広幅ランド部と繋がった細幅ランド部とで構成されるランド部を含む導線パターンが設けられた回路基板と、この回路基板の上面を覆うように前記回路基板に取り付けられたカバーと、前記回路基板の下面に配設された電気部品と、前記回路基板の下面側に配置され、前記回路基板を取り付けるマザー基板とを備え、前記カバーの側面板には、前記回路基板の下面から下方に突出し、前記マザー基板に対して前記回路基板の傾きを防ぐ突出部を設け、この突出部の下端部が前記マザー基板の上面に当接した状態で、前記導電パターンの広幅ランド部が前記マザー基板に設けられた導線配線部に半田付けされた構成とした。
【0010】
また、第2の解決手段として、前記電気部品が前記回路基板の中央部から外れた位置に配設された構成とした。
また、第3の解決手段として、前記突出部が複数個設けられた構成とした。
また、第4の解決手段として、前記回路基板は矩形状をなし、前記回路基板の対向する一対の辺側のそれぞれには、前記突出部が配置された構成とした。
【0011】
また、第5の解決手段として、前記マザー基板には孔が設けられると共に、前記カバーには、前記孔に嵌合して位置決めを行うための凸部が設けられた構成とした。
また、第6の解決手段として、前記凸部が前記突出部の下端部から突出して設けられた構成とした。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の電子機器の取付構造の図面を説明すると、図1は本発明の電子機器の取付構造を示す要部の断面側面図、図2は本発明の電子機器の取付構造に係り、電子機器の下面図である。
【0013】
次に、本発明の電子機器の取付構造の構成を図1,図2に基づいて説明すると、矩形状をなす回路基板1は、それぞれ対向する二対の辺1a、1bと、この一対の対向する辺1a側に位置する端面1cに設けられた複数の切り欠き部1dとを有する。
【0014】
この回路基板1の上下面には、導電パターン2が形成されると共に、この導電パターン2に接続され、導電パターン2の一部を形成する端面電極3が切り欠き部1dに形成されている。
また、回路基板1の下面には、導電パターン2の一部を形成するランド部4が設けられ、このランド部4は、円形状の広幅ランド部4aと、この広幅ランド部4aと繋がった細幅ランド部4bとで構成されると共に、このランド部4は端面電極部3と接続されている。
【0015】
なお、このランド部4は、回路基板1の下面に設けられた導電パターン2に接続されても良い。
そして、回路基板1の下面に絶縁材からなる半田レジスト(図示せず)を印刷するなどして、下面から所望の形状で露出したランド部4が形成されたものとなっている。
【0016】
更に、回路基板1の上面には、種々の電気部品(図示せず)が搭載されると共に、回路基板1の下面にも、回路基板1の中央部から外れた位置において、クリスタル(発振子)等の電気部品5が配設されて、所望の電子回路が形成されている。
【0017】
金属板からなる箱形のカバー6は、矩形状の上面板6aと、この上面板6aの4辺から下方に折り曲げ形成された4つの側面板6bと、対向する一対の側面板6bの下端から下方に突出する複数個の突出部6cと、この突出部6cの下端から下方に突出する凸部6dとを有する。
【0018】
このカバー6は、回路基板1の上面を覆うように、回路基板1の上面に取り付けられている。
そして、カバー6が取り付けられた際、突出部6cは、回路基板1の一対の辺1b側のそれぞれに位置すると共に、回路基板1の下面から下方に突出した状態となっている。
このような構成によって、電子機器K1が形成されている。
【0019】
プリント基板からなるマザー基板7は、凸部6dに対応した位置に孔7aを有すると共に、マザー基板7の上面には、導電配線部8が形成されている。
そして、このマザー基板7への電子機器K1の取付方法は、先ず、導電配線部8上にクリーム半田(図示せず)が塗布等により形成されると共に、ランド部4にも、クリーム半田(図示せず)が塗布等により形成される。
【0020】
次に、マザー基板7の孔7aにカバー6の凸部6dを嵌合して、電子機器K1のマザー基板7への位置決めを行うと共に、マザー基板7上のクリーム半田上には、ランド部4に設けたクリーム半田を位置させて、マザー基板7上に電子機器K1を載置した状態で、加熱炉に通してクリーム半田を溶かして、電子機器K1のランド部4を導電配線部8に半田9付けするようになっている。
【0021】
そして、細幅ランド部4bやマザー基板7上のクリーム半田は、クリーム半田が溶けた際、広幅ランド部4a側に引き寄せられて、広幅ランド部4aにおける半田9の盛り上がり量が多くなり、半田9の高さが高くなる。
このため、半田9付けを確実にできると共に、特に、回路基板1の下面側に電気部品5を配置したものにおいて、半田9付けを確実できる。
【0022】
そして、クリーム半田が溶けて半田9付けされた際、突出部6cの下端部がマザー基板7の上面に当接し、この複数個の突出部6cによって、マザー基板7に対する回路基板1の姿勢は、傾きの無い平行状態に維持され、この状態で、電子機器K1がマザー基板7に半田9付けされている。
【0023】
即ち、電気部品5が回路基板1の中央部から外れた位置に配置されて、電子機器K1の重さによるバランスが崩れた状態にあっても、突出部6cがマザー基板7に対する回路基板1の傾きを防ぐようになって、半田9付けを確実に行うことができる。
【0024】
なお、上記実施例では、複数個の突出部6cで、マザー基板7に対して回路基板1を平行状態に維持するようにしたが、回路基板1の中央部を挟んで、電気部品5と反対側の位置に突出部を設け、電気部品5の下端部マザー基板7に当接させると共に、反対側に位置する突出部をマザー基板7に当接させて、マザー基板7に対して回路基板1を平行状態に維持するようにしても良い。
【0025】
また、突出部は、回路基板1の辺1a側に配置しても良く、更に、突出部は1個でも良い。
また、凸部6dは、突出部6cの下端部以外の箇所に設けても良い。
また、突出部、或いは凸部において、マザー基板7に設けた導電配線部の接地用配線部に半田付けするようにしても良い。
【0026】
【発明の効果】
本発明の電子機器の取付構造は、回路基板1の下面に電気部品5が配置され、カバー6の側面板6bには、回路基板1の下面から下方に突出し、マザー基板7に対して回路基板1の傾きを防ぐ突出部6cを設け、この突出部6cの下端部がマザー基板7の上面に当接した状態で、導電パターン2がマザー基板7に設けられた導線配線部8に半田9付けされたため、突出部6cによって、マザー基板7に対する回路基板1の姿勢は、傾きの無い平行状態を正確に維持できる。
このため、導電パターン2と導電配線部8との半田9付けの位置が正確で、確実な半田付けができる。
【0027】
また、電気部品5が回路基板1の中央部から外れた位置に配設されたため、電子機器K1の重さによるバランスが崩れた状態にあっても、突出部6cがマザー基板7に対する回路基板1の傾きを防ぐようになって、半田9付けを確実に行うことができる。
【0028】
また、突出部6cが複数個設けられたため、回路基板1は、傾きの無い平行状態を一層正確に維持でき、半田9付けの位置が正確で、確実な半田付けができる。
【0029】
また、回路基板1は矩形状をなし、回路基板1の対向する一対の辺側のそれぞれには、突出部6cが配置されたため、回路基板1は、傾きの無い平行状態を一層正確に維持でき、半田9付けの位置が正確で、確実な半田付けができる。
【0030】
また、マザー基板7には孔7aが設けられると共に、カバー6には、孔7aに嵌合して位置決めを行うための凸部6dが設けられたため、電子機器K1のマザー基板7への位置決めを行うことができて、半田9付けの位置が正確で、確実な半田付けができる。
【0031】
また、凸部6dが突出部6cの下端部から突出して設けられたため、その構成が簡単で、生産性の良好なものが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子機器の取付構造を示す要部の断面側面図。
【図2】本発明の電子機器の取付構造に係り、電子機器の下面図。
【図3】従来の電子機器の取付構造を示す側面図。
【図4】従来の電子機器の取付構造に係り、電子機器の下面図。
【符号の説明】
1 回路基板
1a 辺
1b 辺
1c 端面
1d 切り欠き部
2 導電パターン
3 端面電極
4 ランド部
4a 広幅ランド部
4b 細幅ランド部
5 電気部品
6 カバー
6a 上面板
6b 側面板
6c 突出部
6d 凸部
7 マザー基板
7a 孔
8 導電配線部
9 半田
K1 電子機器

Claims (6)

  1. 円形状の広幅ランド部とこの広幅ランド部と繋がった細幅ランド部とで構成されるランド部を含む導線パターンが設けられた回路基板と、この回路基板の上面を覆うように前記回路基板に取り付けられたカバーと、前記回路基板の下面に配設された電気部品と、前記回路基板の下面側に配置され、前記回路基板を取り付けるマザー基板とを備え、前記カバーの側面板には、前記回路基板の下面から下方に突出し、前記マザー基板に対して前記回路基板の傾きを防ぐ突出部を設け、この突出部の下端部が前記マザー基板の上面に当接した状態で、前記導電パターンの広幅ランド部が前記マザー基板に設けられた導線配線部に半田付けされたことを特徴とする電子機器の取付構造。
  2. 前記電気部品が前記回路基板の中央部から外れた位置に配設されたことを特徴とする請求項1記載の電子機器の取付構造。
  3. 前記突出部が複数個設けられたことを特徴とする請求項1、又は2記載の電子機器の取付構造。
  4. 前記回路基板は矩形状をなし、前記回路基板の対向する一対の辺側のそれぞれには、前記突出部が配置されたことを特徴とする請求項3記載の電子機器の取付構造。
  5. 前記マザー基板には孔が設けられると共に、前記カバーには、前記孔に嵌合して位置決めを行うための凸部が設けられたことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の電子機器の取付構造。
  6. 前記凸部が前記突出部の下端部から突出して設けられたことを特徴とする請求項5記載の電子機器の取付構造。
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