JP3645685B2 - ボタン電池用端子、並びにそのボタン電池用端子を用いた電子機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、マイクロフオン、電卓、リモートコントロールユニット等の電子機器に使用して好適なボタン電池用端子、並びにそのボタン電池用端子を用いた電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来におけるボタン電池用端子、並びにこの端子を用いた電子機器は、図6に示すように、側面から見てL字状をなした第1の端子T1と、この端子T1とは形状の異なる平面状の第2の端子T2の二つの端子T1,T2とで、ボタン電池用端子が構成されている。
そして、第1の端子T1は、バネ性の接触片31と、L字状の取付部32とで構成され、また、第2の端子T2は、平面部41と、平面部41から切り起こしされた一対の切り起こし片42とで構成されている。
【0003】
また、このような端子T1,T2を電子機器に用いる際は、図6に示すように、それぞれ二つの端子T1,T2を絶縁基板51の上面に取付、一方の端子T1の接触片31が、絶縁基板51の面に平行に可動出来るように配置され、また、もう一方の端子T2の切り起こし片42が、絶縁基板51の面に対して垂直方向に可動出来るように配置されている。
そして、ボタン電池Bのプラス電極61を端子T1に接触させて、端子T1でボタン電池Bの側方から弾接し、また、ボタン電池Bのマイナス電極62を端子T2に接触させて、端子T2でボタン電池Bの底面に弾接させた構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来におけるボタン電池用端子は、二つの端子T1,T2がそれぞれ異なる形状を有しているため、その製造において別々の金型、或いは製造機を必要とし、端子がコスト高に成るという問題がある。
また、このようなボタン電池用端子を電子機器に適用した場合は、電子機器がコスト高になる。
また、一方の端子が使用途上において破損して取り替えようとしたとき、両端子の形状が異なるため、リペア用として二つの端子を用意しておかねば成らず、端子の無駄が生じると言う問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第1の解決手段として、接触片と取付基部とをバネ性のある帯状の金属板で一体に形成し、前記取付基部には、平面部に対して略直角方向に延びる第1の取付片と、長手側縁から突出し、前記第1の取付片に対して直角方向に延びる第2の取付片を設けた構成とした。
また、第2の解決手段として、前記第1と第2の取付片を複数個設けた構成とした。
また、第3の解決手段として、前記接触片に対して前記取付基部を長手方向にL字状に折り曲げて、該取付基部を、接触片と連接する第1基部と、この第1基部に連接する第2基部とで構成し、前記第1基部、又は/及び第2基部の前記長手側縁に前記第2の取付片を設けると共に、前記第2基部に前記第1の取付片を設けた構成とした。
更に、第4の解決手段として、請求項1、又は2、又は3記載のボタン電池用端子を備え、ケース内に収納された絶縁基板に、前記ボタン電池用端子の一つを前記第1の取付片で取付ると共に、もう一つを前記第2の取付片で取付、該二つのボタン電池用端子のそれぞれを、ボタン電池の異なる電極に接触させた構成とした。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係るボタン電池用端子、並びにそのボタン電池用端子を用いた電子機器を説明すると、図1は本発明に係るボタン電池用端子を電子機器に適用した上面図、図2はその要部断面図、図3は本発明のボタン電池用端子の斜視図、図4は本発明のボタン電池用端子の使用例を示す斜視図、図5は本発明のボタン電池用端子の使用形態を示す斜視図である。
【0007】
次に、本発明に係るボタン電池用端子Tを図3〜図5に基づいて説明すると、ボタン電池用端子T(以後、端子と略称する)は、バネ性のある細長の帯状の金属板で形成され、この端子Tは、可動可能な接触片1と、この接触片1に連接した取付基部2を有している。
そして、この取付基部2は、端子Tの長手方向にL字状に折り曲げて形成され、前記接触片1に連接する第1基部2aと、この第1基部2aに連接する第2基部2bとが設けられている。
【0008】
また、取付基部2の第2基部2aには、その平面部2cに対して略直角方向に延びる複数個の第1の取付片3が、端子Tの長手側縁4と短手側縁5から折り曲げされて形成されている。
また、取付基部2の第1、第2基部2a、2bには、前記第1の取付片3に対して直角法に延びる第2の取付片6が、端子Tの長手側縁4から突出して形成されている。
【0009】
そして、上述の端子Tは、第1と第2の取付片3、6によって、二つの取付が出来るように成っており、図3は第2の取付片6を、後述する絶縁基板に取り付けて、端子Tを縦型として使用したものを示し、また、図4は第1の取付片3を後述する絶縁基板に取り付けて、端子Tを横型として使用した状態を示している。
即ち、このような構成を有する端子Tは、図5に示すように、一つの端子Tが縦型に取り付けられ、もう一つの端子Tが横型に取り付けられて、ボタン電池Bのプラス電極61を、縦型に取り付けられた端子Tの接触片1に、また、ボタン電池Bのマイナス電極62を、横型に取付たれた端子Tの接触片1に接触させるようにして使用される。
【0010】
また、このような端子Tは、電子機器Kに組み込まれて使用されるが、その電子機器Kは図1、図2に示すように、銅箔のランド7を設けたプリント基板等の絶縁基板8の裏面側には、一つの端子T3が縦型に配置されて、その第2の取付片6を絶縁基板8の孔に挿通し、また、もう一つの端子T4が横型に配置されて、その第1の取付片3を絶縁基板8の孔に挿通して、端子T3,T4のそれぞれの取付片3、6は、ランド7に半田付けして絶縁基板8に取り付けられている。そして、このような絶縁基板8は、電子機器Kのケース9内に収納された状態で取り付けられ、端子T3,T4がケース9の底壁9aに近接した状態となっている。
【0011】
また、ケース9には、ボタン電池Bの収納部9bが設けられ、図2に示すように、収納部9bに、ボタン電池Bをマイナス電極62側から挿入し、挿入後、蓋10で収納部9bを塞ぐと、ボタン電池Bの取付が完了する。
そして、取り付けられたボタン電池Bは、そのマイナス電極62が端子T4に接触し、また、そのプラス電極61が端子T3に接触した状態と成っている。
即ち、その接触状態は、図5で示すような状態と同様であり、この図5では、図2を裏返した状態となっている。
このように、電子機器Kには同じ形状を有する端子T、即ち、端子T3,T4を用いて、取付片3と取付片6による取付状態を変えることにより、組み込まれるものである。
【0012】
なお、上述した実施形態において、端子Tの取付基部2はL字状のもので説明したが直線状でも良く、また、端子Tに設けたれた第1、第2の取付片3、6の個数は、一個、或いは複数個と必要に応じて選択して設けても良く、更に、取付片は、半田付け以外に折り曲げ、カシメ等、種々の止め手段が適用できること勿論である。
【0013】
【発明の効果】
本発明のボタン電池用端子は接触片と取付基部とで構成し、取付基部に、平面部に対して略直角方向に延びる第1の取付片と、長手側縁から突出し、第1の取付片に対して直角方向に延びる第2の取付片とを設けたため、一つの端子で二通りの取付が出来、従って、同じ端子を用いてボタン電池の引き出しが可能となり、安価な端子を提供得きる。
また、第1と第2の取付片を、それぞれ複数個設けることにより確実な端子の取付が出来る。
また、取付基部を、接触片に対して長手方向にL字状に折り曲げて形成することにより、取付基部の絶縁基板への支持が安定、確実となり、より強固な端子の取付が出来る。
また、本発明のボタン電池用端子を電子機器に用いると、安価で、取付の確実なものが提供できる。
更に、一方の端子が使用途上において破損して取り替えようとしたとき、両端子の形状が同じであるため、端子の無駄が無く、経済的であるという特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るボタン電池用端子を電子機器に適用した上面図。
【図2】図1における要部断面図。
【図3】本発明のボタン電池用端子の斜視図。
【図4】本発明のボタン電池用端子の使用例を示す斜視図。
【図5】本発明のボタン電池用端子の使用形態を示す斜視図。
【図6】従来のボタン電池用端子を電子機器に適用した要部の斜視図。
【符号の説明】
T ボタン電池用端子
1 接触片
2 取付基部
2a 第1基部
2b 第2基部
3 第1の取付片
4 長手側縁
5 短手側縁
6 第2の取付片
B ボタン電池
61 プラス電極
62 マイナス電極
K 電子機器
7 ランド
8 絶縁基板
9 ケース
9a 底壁
9b 収納部
10 蓋
Claims (4)
- 接触片と取付基部とをバネ性のある帯状の金属板で一体に形成し、前記取付基部には、平面部に対して略直角方向に延びる第1の取付片と、長手側縁から突出し、前記第1の取付片に対して直角方向に延びる第2の取付片を設けたことを特徴とするボタン電池用端子。
- 前記第1と第2の取付片を複数個設けたことを特徴とする請求項1記載のボタン電池用端子。
- 前記接触片に対して前記取付基部を長手方向にL字状に折り曲げて、該取付基部を、接触片と連接する第1基部と、この第1基部に連接する第2基部とで構成し、前記第1基部、又は/及び第2基部の前記長手側縁に前記第2の取付片を設けると共に、前記第2基部に前記第1の取付片を設けたことを特徴とする請求項1、又は2記載のボタン電池用端子。
- 請求項1、又は2、又は3記載のボタン電池用端子を備え、ケース内に収納された絶縁基板に、前記ボタン電池用端子の一つを前記第1の取付片で取付ると共に、もう一つを前記第2の取付片で取付、該二つのボタン電池用端子のそれぞれを、ボタン電池の異なる電極に接触させたことを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP09629797A JP3645685B2 (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | ボタン電池用端子、並びにそのボタン電池用端子を用いた電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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JPH10289705A JPH10289705A (ja) | 1998-10-27 |
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JP (1) | JP3645685B2 (ja) |
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1997
- 1997-04-15 JP JP09629797A patent/JP3645685B2/ja not_active Expired - Fee Related
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