JPH0546210Y2 - - Google Patents

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JPH0546210Y2
JPH0546210Y2 JP1988050854U JP5085488U JPH0546210Y2 JP H0546210 Y2 JPH0546210 Y2 JP H0546210Y2 JP 1988050854 U JP1988050854 U JP 1988050854U JP 5085488 U JP5085488 U JP 5085488U JP H0546210 Y2 JPH0546210 Y2 JP H0546210Y2
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JP
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pin
holder
battery
printed circuit
circuit board
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、プリント基板用電池ホルダの改良
に関する。
《従来の技術》 小型の電卓や、メモリのバツクアツプ用電源と
して用いられるボタン形電池などの薄形電池を、
プリント基板上に交換可能に実装する場合には、
一般に電池ホルダを介して実装するようにしてい
る。
このプリント基板用の電池ホルダは、電池を収
納するとホルダ部と、このホルダ部に一体に設け
られて一端を前記電池の両極端子部に接続する一
対の接続端子とを備え、この接続端子のホルダ部
からの突出端に一体に突出形成された基板取付け
用のピンをプリント基板に所定ピツチで開口され
たピン取付穴に差し込んで固定する構造となつて
いる。
《考案が解決しようとする問題点》 前記プリント基板に形成されているピン取付穴
の形成ピツチは種類によつて必ずしも一定でな
い。
したがつて、ピン取付穴の形成ピツチが異な
り、しかも実装作業上の効率を維持したり自動装
填作業を可能な状態に維持するためには、ピン取
付穴の形成ピツチに応じてホルダ側のピン間隔を
変更する必要がある。
しかしながら、プリント基板のピツち変更を行
なおうとする場合には、そのピン取付穴の形成ピ
ツチに応じたピン間隔のホルダを新作しなければ
ならず、製作が面倒であつた。
また、穴の形成ピツチの異なるプリント基板に
応じて複数種類の電池ホルダを用意しなければな
らないので、部品管理も面倒であつた。
この考案は以上の問題を解決するもので、その
目的は、プリント基板のピン取付穴のピツチ間隔
が違つていても、一種類のホルダを適合できるよ
うにしたプリント基板用電池ホルダを提供するも
のである。
《問題点を解決するための手段》 前記目的を達成するため、この考案では、電池
を収納するホルダ部と、該ホルダ部に一体に設け
られて一端を前記電池の両極端子部に接続する一
対の接続端子とを備え、該各接続端子のホルダ部
からの突出端にそれぞれ基板取付け用のピンを突
出させ、各ピンをプリント基板に所定ピツチで開
口されたピン取付穴に差し込んで固定するように
したプリント基板用電池ホルダにおいて、前記各
ピンの少なくとも一方を前記接続端子に対して摺
動可能に接続し、他方のピンに向けて移動可能に
配置し、前記摺動可能に接続された接続端子は、
前記一方のピンを前記ホルダ部にバネ弾性で押し
つけると共に、前記一方のピンと鋸歯状に噛み合
うようにした。
《作用》 ピンの位置を移動調整することによつて、ピン
同士の間隔調整ができ、該当するプリント基板に
形成されたピン取付け穴の形成ピツチ間隔に適合
させることができる。
《実施例》 以下、この考案の一実施例を図面を用いて詳細
に説明する。
第1図、第2図において、1はボタン形電池2
を収納するホルダ、3はホルダ1を固定したプリ
ント基板である。
前記ホルダ1は、前記ボタン形電池2の形状に
応じて浅底円筒状に成形された合成樹脂製のホル
ダ部4と、ホルダ部4内にインサート成形などに
よつて一体化された一対の接続端子5,6と、各
接続端子5,6のホルダ部4からの下部突出端に
平行配置された基板取付け用の一対のピン7,8
からなつている。
そして、一方の接続端子5の接触子5aは前記
ホルダ部4の内底面に突出し、電池2の下面と接
触している。また、他方の接続端子6はホルダ部
4の側壁内に埋設され、その上端部は側壁を通じ
てL字形に曲げられた状態でホルダ部4の上面開
口上に突出しており、その先端部に形成された接
触子6aを電池2の上面に接触させている。
つまり、この構造では、ホルダ部4内に収納し
た電池2を各接続端子5,6間にバネ弾性によつ
て挟持固定しているとともに、各接続端子5,6
と電池2の上下に形成された両極端子部とを電気
的に接続している。
前記プリント基板3の上下には多数のピン取付
け穴9が貫通形成され、所定のピツチ間隔で縦横
に配列されている。前記各ピン7,8はこれら各
ピン取付穴9のうちの任意の一対に差し込まれ、
その差込端の裏面突出部はハンダ等によつてプリ
ント基板3の裏面に形成された配線パターンに接
続される。
そして、前記一方のピン7は接続端子6と一体
であつて、ホルダ部4の下部に一体に延設されて
いる。また、他方のピン8は接続端子5とは別体
であつて、上端を前記接続端子5の下部にピン7
側に向けて摺動可能に接続されている。
すなわち、前記接続端子5のホルダ部1からの
突出端はL字形の折曲げられ、その折曲げ端5b
は前記一方のピン7側に向けてホルダ部1の底面
に接近した状態で平行配置している。一方ピン8
の上部はやはりL字形に折り曲げられ、この折曲
げ端8aをホルダ部4の底面と前記接続端子5の
折曲げ端5bとの間で挟持固定している。
そして、ピン8の折曲げ端8aおよび接続端子
5の折曲げ端5bとの接触部には、第2図に拡大
して示すように、摺動方向に沿つて互いに歯合す
る鋸状の凹凸10,11が形成され、相対的移動
に対する抵抗をもたらせているとともに、前記折
曲げ端5bのバネ弾性によつてピン8側の折曲げ
端8aをホルダ部4の底面側に押付け、強固に保
持している。
以上の構成において、プリント基板3に形成さ
れたピン取付穴9の形成ピツチ間隔が前記ピン
7,8間の最大間隔Lに等しいピツチ間隔であつ
た場合には、図のごとく調整することなく単に各
ピン7,8を取付穴9に差込み、裏面をハンダ付
すればホルダ1のプリント基板3に対する実装作
業を完了する。
しかしながら、プリント基板の種類によつて取
付穴9の形成ピツチ間隔が図示よりも狭い場合に
は、実装工程の前にピン8をピン7側に向けて移
動調整操作すれば、ピンは凹凸10,11を弾撥
的に乗り越えつつピン7側に向けて取付穴9の形
成ピツチ間隔に等しい間隔位置まで移動させるこ
とができ、その位置で鋸歯状に噛合い、固定状態
に保持される。
したがつて、前記ピン7,8間は、ピン8の移
動可能な範囲までの最少の間隔lを取ることがで
き、その範囲の取付穴9のピツチ間隔変更に充分
に追随して取付ができるのである。
《効果》 以上実施例によつて詳細に説明したように、こ
の考案に係るプリント基板用電池ホルダにあつて
は、ピンの位置を移動調整することによつて、ピ
ン同士の間隔調整ができ、該当するプリント基板
に形成されたピン取付け穴の形成ピツチ間隔に適
合させることができる。
したがつて、この考案にあつては、異なるピツ
チ間隔のプリント基板であつても一種類の電池ホ
ルダを用いることができ、間隔が異なる毎に新た
なホルダを製作する必要がなく、また製造時にお
ける部品管理も容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る電池ホルダをプリント
基板上に実装した状態を示す半断面斜視図、第2
図は第1図のA部を拡大して示す断面図である。 1……電池ホルダ、2……ボタン形電池、3…
…プリント基板、4……ホルダ部、5,6……接
続端子、7,8……ピン、9……ピン取付け穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電池を収納するホルダ部と、該ホルダ部に一体
    に設けられて一端を前記電池の両極端子部に接続
    する一対の接続端子とを備え、該各接続端子のホ
    ルダ部からの突出端にそれぞれ基板取付け用のピ
    ンを突出させ、各ピンをプリント基板に所定ピツ
    チで開口されたピン取付穴に差し込んで固定する
    ようにしたプリント基板用電池ホルダにおいて、
    前記各ピンの少なくとも一方を前記接続端子に対
    して摺動可能に接続し、他方のピンに向けて移動
    可能に配置し、前記摺動可能に接続された接続端
    子は、前記一方のピンを前記ホルダ部にバネ弾性
    で押しつけると共に、前記一方のピンと鋸歯状に
    噛み合うことを特徴とするプリント基板用電池ホ
    ルダ。
JP1988050854U 1988-04-18 1988-04-18 Expired - Lifetime JPH0546210Y2 (ja)

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JP1988050854U JPH0546210Y2 (ja) 1988-04-18 1988-04-18

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Publication Number Publication Date
JPH01155256U JPH01155256U (ja) 1989-10-25
JPH0546210Y2 true JPH0546210Y2 (ja) 1993-12-02

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ID=31276881

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59103275A (ja) * 1983-11-14 1984-06-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電池用ソケツト

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59103275A (ja) * 1983-11-14 1984-06-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電池用ソケツト

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Publication number Publication date
JPH01155256U (ja) 1989-10-25

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