JP3915455B2 - 半導体電力変換装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体素子を用いた半導体電力変換装置に係り、特にスイッチング動作時の過電圧の抑制を行う半導体電力変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
IGBTを電力変換装置に適用した場合、ターンオフ時に配線に蓄えられていたエネルギーによってサージ電圧が印加される。ターンオフ時のサージ電圧などの過電圧印加による素子破壊を防止する方法が、例えば、平成12年度電気学会産業応用部門大会予稿集「スナバレスIGBT直列接続」の図1に開示されている。この従来技術では、コレクタ電圧を抵抗などで分圧し、分圧した点の電位を基にゲート電圧指令値を決定し、過電圧を抑制するアクティブゲート制御方法を開示している。
【0003】
この従来技術は、例えば図2に示すようにIGBT1のゲート電圧が分圧点の電圧となるよう、分圧点とIGBT1のゲート間をバッファ回路を介して接続する。IGBT1がオン状態の時にオンオフパルス発生器7が負電位を出力すると、ゲート抵抗8を介してIGBTのゲートに蓄えられた電荷が引き抜かれてゲート電圧が低下し始め、ターンオフ状態に移行しコレクタ電圧が上昇する。主配線の漏れインダクタンスに蓄えられたエネルギーにより、サージ過電圧が印加されるような状況においても、前記従来技術によれば、コレクタ電圧に応じた分圧点の電位の上昇に追随し、ゲート−エミッタ間電圧(ゲート電圧)も高くなり、
IGBT1のインピーダンスが低下するので、コレクタ電圧の上昇をクランプし、素子を過電圧破壊から保護することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来技術では、抵抗器によりIGBT1のコレクタ電圧を分圧する場合、分圧に用いる抵抗器は、素子の漏れ電流より大きな電流を通流させ、かつ、抵抗体の発生損失を小さくする方が好ましいので、通常、分圧点より高圧側の抵抗器の抵抗値は5〜100kΩが好ましく、低圧側の抵抗器は高圧側抵抗器の20分の1以下(ゲート耐圧/コレクタ耐圧)の抵抗値のものを用いる。高圧側の抵抗器は、端子間に高電圧が印加され、且つ熱損失も大きいことから、通常、図4に示すような巻き線抵抗器や、図5に示す導電粒子33を無機物34中に分散させた構造の抵抗器を用いている。
【0005】
図4の巻き線抵抗器や、図5の導電粒子を無機物中に分散させた構造の抵抗器の主導電経路には寄生容量がする。巻き線抵抗器は抵抗率が大きな配線31を巻いて大きな抵抗値を得るが、巻き線間に浮遊容量(主導通経路に存在する浮遊容量)50が存在する。高抵抗の場合は、インダクタンス成分によるインピーダンスは無視できる。また、図5の様に無機物34中に導電粒子33を分散させた抵抗器も、主導通経路に存在する浮遊容量50が存在する。なお、符号32は抵抗体の電極端子である。
【0006】
前述の様に、高圧側の高抵抗の抵抗器3には、端子間に浮遊容量が存在するので、図2のように抵抗器3と抵抗器4でコレクタ電圧を分圧しても、現実には、図6のような抵抗体38とコンデンサ50の直並列体と抵抗器4で表される等価回路でIGBT1のコレクタ電圧を分圧していることになる。従って、IGBT1のターンオフ時に、IGBT1のコレクタ電圧の電圧上昇率(dv/dt)が大きいと、高圧側の高抵抗の分圧抵抗器3のインピーダンスが低下し、分圧点の電圧が高くなり必要以上にIGBTのゲート電圧を増大させ、必要以上にIGBTのインピーダンスを低下させて、ターンオフ損失が増大する。
【0007】
本発明は、IGBTのコレクタ電圧の跳ね上がりをクランプして過電圧印加からIGBTを保護する電力変換器において、コレクタ電圧の電圧上昇率(dv/dt)が大きくなるとコレクタ電圧を過剰にクランプしてターンオフ損失が増加することを防止する手段を備えた半導体電力変換装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記、課題を解決するには、高圧側の抵抗器の筐体をIGBTのエミッタ電位に固定すればよい。すなわち、本発明の半導体電力変換装置は、IGBTのコレクタ電圧を分圧する回路と、前記回路により分圧した分圧点の電位にIGBTのゲートの電位をコントロールし、コレクタへの過電圧印加からIGBTを保護する手段とを有し、前記分圧点より高圧側の抵抗器の筐体電位をエミッタ電位に固定し、前記IGBTが複数個直列に接続され、該直列接続されたIGBTが同時にスイッチングされる。
【0009】
本発明の半導体電力変換器は、前記IGBTのコレクタ電圧を分圧する回路が高圧側抵抗器と低圧側抵抗器とを備えていて、前記高圧側抵抗器の端子間抵抗値と前記低圧側抵抗器の抵抗値の和を低圧側抵抗器の抵抗値で割った値が、前記高圧側抵抗器の端子間の浮遊容量によるインピーダンスを高圧側抵抗器の高圧側端子と筐体間の浮遊容量によるインピーダンスで割った値と等しい。
【0010】
前述の様に、図4のような巻き線抵抗器や、図5のような導電粒子を無機物中に分散させた構造の抵抗器には抵抗器内の主導電経路と抵抗器の筐体間にも浮遊容量が存在する。高圧側の抵抗器の筐体を導電物としてIGBTのエミッタ電位に固定すれば、主導電回路に存在する浮遊容量を経由して低圧側の分圧抵抗器に流れ込む電流を、主導電経路と抵抗器の筐体間にも浮遊容量を経由してIGBTのエミッタにバイパスできる。従って、IGBTのコレクタ電圧のdv/dtが大きくても、高圧側と低圧側の抵抗器の分圧点の電位の過剰な上昇を抑制できる。
【0011】
高圧型抵抗器の筐体をIGBTのエミッタの電位に固定した場合、IGBTとそのコレクタ電圧を分圧する抵抗器は、図7のような等価回路であらわすことができる。従って、抵抗器の端子間のインピーダンスと抵抗器の高圧側端子とエミッタ間のインピーダンスの比が、高圧側抵抗器の抵抗成分と低圧側抵抗器の抵抗値の比と等しくすると、より正確にコレクタ電圧を分圧できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施例を説明する図では、同一の機能を有するものには同一の符号をつけた。また、電位はエミッタを基準とする。なお、IGBTのコレクタ−エミッタ間に過電圧が印加されるような条件では、コレクタ−エミッタ間電圧とコレクタ−ゲート間電圧はほぼ等しいので、以後、両者ともコレクタ電圧と呼ぶ。以下の実施例ではIGBTを例にとって説明するが、IGBTをMOSゲートデバイスに置き換えても同様である。
【0013】
(実施例1)
図1と図3を用いて本実施例の電力変換装置の構成を説明する。図3は本発明を適用する電力変換装置の主要部を、図1は図3のアーム20の主要部を示す。電力変換装置は、2直列接続されたアーム20が3並列され、それぞれ直流電圧源21に接続している。対となったアームの各中点は、負荷22に接続している。
【0014】
アームの構成は次の通りである。IGBT1に逆並列に環流ダイオード2を接続する。また、IGBT1のゲートには、ゲート抵抗8を経由し、スイッチング指令用のオンオフ信号を発生するオンオフパルス発生器7を接続する。パルス発生器7には電源13より電力を供給する。IGBTのコレクタ端子とゲートドライバ内の配線13Nとの間には、高圧側分圧抵抗器3及び低圧側分圧抵抗器4が接続している。さらに、高圧側抵抗器3の筐体36はIGBT1のエミッタ電位に固定される。分圧点9はIGBT1のゲートの間をバッファ回路6を介して接続される。
【0015】
次に本実施例の電力変換器の動作を説明する。電源13からパルス発生器7の動作に必要な電力を供給し、PWMやPAM制御により制御したドライブ信号をパルス発生器7より発生させる。通常は、他の上位回路からパルス発生器7に、PWMやPAM制御により制御したパルス信号を伝達し、伝達された信号に基づいてパルス発生器7がPWMやPAM制御により制御したパルス信号を発生する。発生したドライブ信号をゲート抵抗8を介してIGBTのゲートに入力し、
IGBT1をオンもしくはオフさせることにより、アーム20をオンオフし、交流電圧を作り出し、負荷22に印加する。対となったアーム、例えば、アーム20(P)とアーム20(N)とは同時にオンにしない。
【0016】
ここでアーム20(N)とアーム20(P)を交互にオンオフ制御し、アーム20(P)へのドライブ信号がオン状態、アーム20(N)がオフ状態である場合に着目する。アーム20(P)がオン状態において電流が、直流電圧源21からアーム20(P)、インダクタス負荷22という経路で流れる。アーム20(P)をターンオフさせると、アーム20(P)には、主回路(直流電圧源21→アーム20(P)→アーム20(N)→直流電圧源21)の経路に存在する配線インダクタンス23に発生する電圧が、直流電圧源21の電圧に重畳される。従ってアーム20(P)を構成するIGBT1のコレクタ−エミッタ間の電圧も跳ね上がる。
【0017】
図8を使って、ターンオフ時のIGBTのコレクタ電圧及びゲート電圧波形をより詳細に説明する。IGBTがオンしている状況において、パルス発生器7よりオフ信号を発生させる、すなわちパルス発生器7より負電位を出力すると、
IGBT1のゲートに蓄えられた電荷がゲート抵抗8を介して引き抜かれ、IGBT1はターンオフ状態に移行し、コレクタの電位24が上昇する。コレクタ電圧に応じて分圧点9の電位26も上昇する。
【0018】
この場合、(数1)式のような関係が成立していれば、コレクタ電圧のdv/dtに関係なく、分圧点の分圧比を一定に保つことができる。
【0019】
(Rh+R1)/Rl=Xh2/Xh1 …(数1)
(数1)式で、Rhは直流電圧源を用いて測定した時の端子間の高圧側抵抗器3の抵抗値、Xh1は高圧側抵抗器3の端子間のインピーダンスがRhよりも十分小さくなるようなある特定の周波数において測定した、高圧側抵抗器3の端子間のインピーダンス(浮遊容量50と浮遊容量51による高圧側抵抗器3の端子間インピーダンス)、Xh2は高圧側抵抗器3の端子間のインピーダンスがRhよりも十分小さくなるようなある特定の周波数において測定した、高圧側抵抗器3の低圧側端子と筐体36間のインピーダンス(浮遊容量50と浮遊容量51によるIGBTのコレクタ・エミッタ間のインピーダンス)、Rlは低圧側の抵抗器4の抵抗値である。
【0020】
IGBT1のゲート電位は、バッファ6により、分圧点9の電位に制御されるので、コレクタ電圧に過電圧、すなわち配線インダクタンス23に発生する電圧に直流電圧源21の電圧に重畳した電圧が印加され、ゲート電位25がしきい値を超えるとIGBT1のインピーダンスが低下し、コレクタ電圧24をクランプするが、コレクタ電圧のdv/dtに関係なく、分圧点9の電位はIGBTのコレクタ電圧に比例して高くなるので、コレクタ電圧を過剰にクランプしてターンオフ損失の増加を防止できる。
【0021】
また、(数1)式の関係から多少外れている範囲であっても、抵抗器の筐体36をエミッタ電位に接続することにより分圧点の電位を、抵抗器の筐体36の電位を浮かせていた場合よりも、抵抗分圧した場合の電位に近づけることができる。従って、抵抗器3の筐体36をエミッタ電位に固定することにより、コレクタ電圧の過剰なクランプを抑制できるのでターンオフ時に発生する損失を少なくできる。このように、本実施例によれば、ターンオフ時に発生する損失を少なくできる。
【0022】
(実施例2)
図9は本実施例のアームを示す。実施例1はアームが1直列のIGBTで構成されていたのに対し、本実施例ではIGBTが多直列に接続されたことが異なる。図9では、IGBT1とIGBT1bを2直列に接続した。また、抵抗器3の筐体36はそれぞれ、IGBT1とIGBT1bのエミッタ電位に固定する。
【0023】
ここで、ゲート容量などの素子特性に違いがある素子が直列に接続された場合、例えばゲート容量が小さい素子が接続された場合は、ターンオフ時のコレクタ電圧の立ち上がるタイミングが他の素子より早い。ターンオフのタイミングが早いと、他の素子よりもインピーダンスの増加が速度も速いので、直流電圧をより大きく分担することとなり、1直列でのターンオフと比べて急激にコレクタ電圧が上昇してしまうが、本実施例の回路では、コレクタ電圧をクランプして直列接続したIGBT1の電圧分担を均等化できる。さらに本実施例では抵抗器3の筐体36を各IGBT1のエミッタ電位に接続することにより、過剰なコレクタ電圧のクランプを抑制できるので、ターンオフ損失を比較的に小さくできる。さらに、IGBT1を、パワーMOSFETなどMOSゲートに印加する電圧によりオンオフを制御する半導体デバイスに置き換えても同様の効果を得ることができる。
【0024】
図10は図9の回路でIGBT1を実装した場合の模式図を示す。IGBT1とダイオード2を内蔵したパッケージ10を冷却フィン101で挟み込んで圧着する。パッケージ10は冷却フィン101と接触した両面に電極があり、それぞれコレクタ端子,エミッタ端子用の電極であって、主配線40(b)側の面がコレクタ端子である。各冷却フィン101には、高圧側抵抗器の筐体36を接触して取り付けることによりIGBT1のエミッタ端子の電位に抵抗器の筐体36を固定する。IGBT1のコレクタ電位である冷却フィン101と高圧側分圧抵抗器3との間は配線37により電気的に接続しており、抵抗器3の他方の端子とゲートドライバ内の低圧側分圧抵抗器4は配線38で電気的に接続している。ゲートドライバ内のゲート抵抗8とIGBT1のゲートの間は、ゲート配線42で接続され、直列に接続された電圧源13の中点とIGBT1エミッタ間は配線43で接続している。ゲートドライバの筐体39もエミッタ電位に電気的に接続することが好ましい。
【0025】
なお、図10では、ゲートドライバの筐体39を配線41でIGBT1のエミッタ電位である冷却フィン101に電気的に接続している。本実施例では、抵抗器3を冷却フィンに取り付けているので、抵抗器3の温度上昇も抑制できる。
【0026】
【発明の効果】
本発明の半導体電力変換装置はコレクタ電圧のdv/dtに関係なく、分圧点9の電位はIGBTのコレクタ電圧に比例して高くなるので、コレクタ電圧を過剰にクランプしてターンオフ損失の増加を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である電力変換器1アーム分の主要部である。
【図2】従来技術による電力変換器の1アーム分の主要部。
【図3】本発明を適用する電力変換器の主要部である。
【図4】従来技術による課題の説明図。
【図5】従来技術による課題の説明図。
【図6】従来技術による課題の説明図。
【図7】本発明の説明図。
【図8】本発明の第1の実施例の説明図である。
【図9】本発明の第2の実施例である電力変換器1アーム分の主要部である。
【図10】本発明の第2の実施例のIGBTを実装した場合の模式図である。
【符号の説明】
1,1b…IGBT、2…還流ダイオード、3…高圧側分圧抵抗器、4…低圧側分圧抵抗、6…バッファ回路、7…オンオフパルス発生器、8…ゲート抵抗、9…分圧点、10…IGBT1と還流ダイオード2を内蔵したパッケージ、13…オンオフパルス発生器用電源、13N…ゲートドライバ内の負電位配線、15…インダクタンス、20…アーム、20(P)…アーム20(N)の対アーム、20(N)…アーム20(P)の対アーム、21…直流電圧源、22…インダクタス負荷、23…寄生インダクタス、24…IGBTのターンオフ時コレクタ電圧波形、25…IGBTのターンオフ時ゲート電圧波形、26…IGBTのターンオフ時分圧点の電圧波形、31…巻き線抵抗の高抵抗率な配線、32…電極端子、33…導電粒子、34…無機物、36…高圧側分圧抵抗器の筐体、37…冷却フィン101と高圧側分圧抵抗器3の間の配線、38…高圧側抵抗器3の他方の端子とゲートドライバ内の低圧側分圧抵抗器4との間を接続する配線、39…ゲートドライバの筐体、40…主配線、40(b)…高圧側主配線、41…ゲートドライバの筐体39もエミッタ電位を結ぶ配線、42…ゲートドライバ内のゲート抵抗8とIGBT1のゲートを接続する配線、43…ゲートドライバ内の直列に接続された電圧源13の中点とIGBT1エミッタ間を結ぶ配線、50…主導電経路の浮遊容量、51…主導電経路と筐体間の浮遊容量、101…冷却フィン。

Claims (10)

  1. IGBTのコレクタ電位とエミッタ電位間、又はコレクタ電位とエミッタ電位より一定電圧低い電位間を分圧する回路と、
    前記回路により分圧した分圧点の電位に応じて前記IGBTのゲートの電位を制御する回路を備えた電力変換装置において、
    前記分圧点より高圧側の抵抗器の筐体電位をエミッタ電位に固定したことを特徴とする半導体電力変換装置。
  2. 請求項1の半導体電力変換装置において、
    前記IGBTが複数個直列に接続され、該直列接続されたIGBTが同時にスイッチングされることを特徴とする半導体電力変換装置。
  3. 請求項1乃至2のいずれかの半導体電力変換器において、
    前記IGBTのコレクタ電圧を分圧する回路が高圧側抵抗器と低圧側抵抗器とを備えていて、前記高圧側抵抗器の端子間抵抗値と前記低圧側抵抗器の抵抗値の和を低圧側抵抗器の抵抗値で割った値が、前記高圧側抵抗器の端子間の浮遊容量によるインピーダンスを高圧側抵抗器の高圧側端子と筐体間の浮遊容量によるインピーダンスで割った値と等しいことを特徴とした半導体電力変換装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかの電力変換装置において、
    前記高圧側の抵抗器の筐体をIGBTのエミッタ電位にしてある冷却フィンに取り付けたことを特徴とする半導体電力変換装置。
  5. IGBTのコレクタ電圧を分圧する回路と、前記回路により分圧した分圧点の電位に
    IGBTのゲートの電位をコントロールし、コレクタへの過電圧印加からIGBTを保護する手段を有するIGBT過電圧保護装置において、前記分圧点より高圧側の抵抗器の筐体電位をエミッタ電位に固定したことを特徴とするIGBT過電圧保護装置。
  6. 請求項5のIGBT過電圧保護装置において、
    前記IGBTのコレクタ電圧を分圧する回が高圧側分圧抵抗器と低圧側分圧抵抗器とを備えていて、前記高圧側分圧抵抗器の端子間抵抗値と前記低圧側分圧抵抗器の抵抗値の和を前記低圧側分圧抵抗器の抵抗値で割った値が、前記高圧側分圧抵抗器の端子間の浮遊容量によるインピーダンスを前記高圧側分圧抵抗器の高圧側端子と筐体間の浮遊容量によるインピーダンスで割った値と等しいことを特徴としたIGBT過電圧保護装置。
  7. 請求項5乃至6のいずれかのIGBT過電圧保護装置において、
    前記高圧側抵抗器の筐体をIGBTのエミッタ電位である冷却フィンに取り付けたことを特徴とするIGBT過電圧保護装置。
  8. MOSゲートデバイスのコレクタ電位とエミッタ電位間、又はコレクタ電位とエミッタ電位より一定電圧低い電位間を分圧する回路と、
    前記回路により分圧した分圧点の電位に電位に応じて前記MOSゲートデバイスのゲートの電位を制御する回路を備えた電力変換装置において、
    前記分圧点より高圧側の抵抗器の筐体電位をエミッタ電位に固定したことを特徴とする半導体電力変換装置。
  9. 請求項8の半導体電力変換装置において、
    前記MOSゲートデバイスが複数個直列に接続され、該直列接続されたMOSゲートデバイスが同時にスイッチングされることを特徴とする半導体電力変換装置。
  10. 請求項8乃至9のいずれかの半導体電力変換器において、
    前記MOSゲートデバイスのコレクタ電圧を分圧する回路が高圧側抵抗器と低圧側抵抗器とを備えていて、
    前記高圧側抵抗器の端子間抵抗値と前記低圧側抵抗器の抵抗値の和を低圧側抵抗器の抵抗値で割った値が、前記高圧側抵抗器の端子間の浮遊容量によるインピーダンスを高圧側抵抗器の高圧側端子と筐体間の浮遊容量によるインピーダンスで割った値と等しいことを特徴とした半導体電力変換装置。
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