JP3569192B2 - 半導体電力変換装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体電力変換装置に係わり、特に、直流−交流電力変換を行う電力変換装置の各アームに半導体電力変換素子を配置し、この半導体電力変換素子をターンオフしたときに発生する高電圧を有効的に抑制する手段を備えた半導体電力変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、直流−交流電力変換を行う半導体電力変換装置は、直流電源と交流負荷との間に接続され、直流電源から出力された直流電力を交流電力に変換して交流負荷に供給するもので、交流負荷が3相交流負荷を構成している場合、それぞれのアームに半導体電力変換素子を配置した6つのアームによって構成される。このとき、6つのアームに配置される半導体電力変換素子には、慣用的にIGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)が利用されることが多い。
【0003】
ここで、図11は、既知の半導体電力変換装置の要部構成の一例を示す回路図であって、直流電源から出力された直流電力を3相交流電力に変換して交流負荷に供給する例を示すものである。
【0004】
図11において、50は半導体電力変換装置、51は直流電源、52は3相交流モータ(3相交流負荷)、53はインダクタである。この場合、半導体電力変換装置50は、6つのアーム541 、542 、543 、544 、545 、546 を有し、6つのアーム541 乃至546 にそれぞれ半導体電力変換素子551 、552 、553 、554 、555 、556 が配置されている。
【0005】
半導体電力変換装置50は、第1入力端と第2入力端との間に、アーム541 とアーム542 を直列接続した第1回路と、アーム543 とアーム544 を直列接続した第2回路と、アーム545 とアーム546 を直列接続した第3回路とが並列接続される。半導体電力変換装置50の第1入力端は、インダクタ53を通して直流電源51の正極端子に接続され、半導体電力変換装置50の第2入力端は、直接、直流電源51の負極端子に接続される。3相交流モータ52は、中性点Oにおいて一端が共通接続された3つの巻線561 、562 、563 からなり、巻線561 の他端は第1回路のアーム541 とアーム542 との接続点である第1出力端に接続され、巻線562 の他端は第2回路のアーム543 とアーム544 との接続点である第2出力端に接続され、巻線563 の他端は第3回路のアーム545 とアーム546 との接続点である第3出力端に接続される。
【0006】
前記構成による半導体電力変換装置50は次のように動作する。
図11に図示されていない駆動源から出力される駆動信号によって駆動信号を6つの半導体電力変換素子551 乃至556 に供給し、6つの半導体電力変換素子551 乃至556 を所定の周期で交互にオンオフすると、直流電源51から出力された直流がオンした半導体電力変換素子を通して流れ、それにより第1出力端乃至第3出力端に3相交流が発生し、この3相交流が3相交流モータ52に供給される。このとき、6つの半導体電力変換素子551 乃至556 を駆動する駆動信号は、PWM(パルス幅変調)またはPAM(パルス振幅変調)形式の信号で、第1回路の半導体電力変換素子551 、552 は同時にオンされることがなく、同じように、第2回路の半導体電力変換素子553 、554 及び第3回路の電力変換素子555 、556 もそれぞれ同時にオンされることがない。
【0007】
次に、図12は、既知の半導体電力変換装置50の6つのアーム541 乃至546 にそれぞれ配置された半導体電力変換素子551 乃至556 にIGBTを用いたときの1つのアームの電力変換回路部の構成を示す回路図であって、IGBTのターンオフ時に印加される過電圧を抑止するアクティブスナバを接続しているものである。そして、このような半導体電力変換装置50は、例えば、IEEE Power Electron Spec Conf Vol.1995、No11、「The Series Connection of IGBTswith Optimised Voltage Shering in the Switching Transient」に開示されている。
【0008】
図12において、61はゲートGとコレクタCとエミッタEを備えたIGBT、62は還流ダイオード、63はクランプ用コンデンサ、64はゲート抵抗、65はパルス駆動信号源、661 は駆動信号源用正極電源、662 は駆動信号源用負極電源である。
【0009】
そして、IGBT61は、コレクタCが直流電源(図12に図示なし)の正極側に接続され、エミッタEが前記直流電源の負極側に接続され、ゲートGがゲート抵抗64の一端に接続される。還流ダイオード62は、アノードがエミッタEに接続され、カソードがコレクタCに接続される。クランプ用コンデンサ63は、コレクタCとゲートGとの間に接続される。パルス駆動信号源65は、出力端がゲート抵抗64の他端に接続される。駆動信号源用正極電源661 は、正極端子がパルス駆動信号源65の正極側電源端子に接続され、負極端子がエミッタEに接続される。駆動信号源用負極電源662 は、正極端子がエミッタEに接続され、負極端子がパルス駆動信号源65の負極側電源端子に接続される。
【0010】
前記構成による電力変換回路部は次のように動作する。
パルス駆動信号源65から正極性パルスの駆動信号が出力されると、その駆動信号がゲート抵抗64を通してIGBT61のゲートGに供給され、IGBT61がターンオンする。
【0011】
次に、パルス駆動信号源65の出力が正極性パルスから負極性パルスに変化し、その負極性パルスがゲート抵抗64を通してIGBT61のゲートGに供給されると、IGBT61のゲートGに蓄積されていた正電荷がゲート抵抗64を通して引き抜かれ、IGBT61がターンオフする。このターンオフ時には、前記直流電源の正極側端子からIGBT61を含むアームと他のIGBTを含むアームとを経て前記直流電源の負極側端子に至る接続配線のインダクタンス分によって過渡電圧が発生し、この過渡電圧が前記直流電源の出力直流電圧に重畳され、高電圧となってIGBT61のコレクタ・エミッタ間に印加される。
【0012】
ここで、IGBT61のコレクタ・ゲート間にクランプ用コンデンサ63が接続されていない場合、すなわちアクティブスナバが接続されていない場合は、前記高電圧がIGBT61のコレクタ・エミッタ間に直接加わり、前記高電圧がIGBT61のコレクタ・エミッタ間耐圧を大きく超えるような値になると、IGBT61が破壊されるようになる。
【0013】
これに対し、前記構成の電力変換回路部のように、IGBT61のコレクタ・ゲート間にクランプ用コンデンサ63が接続されている場合、すなわちアクティブスナバが接続されている場合は、前記高電圧が印加されてコレクタ電圧が上昇すると、コレクタ電圧上昇率(dv/dt)に対応した電流がクランプ用コンデンサ63を通してゲートGに流れ込み、ゲート電圧がアクティブナバが接続されていないときのゲート電圧よりも高くなるので、コレクタ電圧上昇率(dv/dt)が緩やかになる。そして、コレクタ電圧上昇率(dv/dt)が緩やかになると、コレクタ電圧のピーク値が低減され、IGBT61のコレクタ・エミッタ間耐圧を大きく超える高電圧がコレクタ・エミッタ間に印加するのを未然に防止することができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
前記既知の電力変換回路部は、アクティブスナバを接続したことにより、IGBT61がターンオフしたときのIGBT61のコレクタ電圧上昇率(dv/dt)が緩やかなり、その結果、IGBT61のコレクタ・エミッタ間耐圧を大きく超える高電圧がコレクタ・エミッタ間に印加するのを未然に防止できるものであるが、コレクタ電圧上昇率(dv/dt)が緩やかになったため、IGBT61のコレクタ電流が減少し始めるまでの時間が長くなってしまい、ターンオフ時のコレクタ損失が大幅に増加することになる。
【0015】
本発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたもので、その目的は、半導体電力変換素子がターンオフしたとき、コレクタ電圧上昇率(dv/dt)を緩やかにしてコレクタ・エミッタ間に印加される高電圧のピーク値を抑制するとともに、コレクタ損失の増大を最小限に抑えるようにした半導体電力変換装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の半導体電力変換装置は、直流電源と負荷間を接続する各アームに配置される電力変換素子であって、コレクタ・エミッタ間がアームに直列接続されたIGBTと、IGBTのコレクタ・ゲート間に接続され、コレクタ・エミッタ間電圧変化率に対応した電流をゲートに供給するコンデンサと、コンデンサにバッファダイオードを通して並列接続された補助直流電源とを有し、コンデンサのコレクタ側電圧にバッファダイオードの順方向電圧降下を加えた電圧が補助直流電源の出力電圧を超えたとき、コンデンサを通してゲートに電流を供給する第1の構成を具備する。
【0017】
また、前記目的を達成するために、本発明の半導体電力変換装置は、直流電源と負荷間を接続する各アームに配置される電力変換素子であって、コレクタ・エミッタ間がアームに直列接続されたIGBTと、コレクタ・エミッタ間に接続された分圧器と、分圧器の分圧点とIGBTのゲート間に接続され、コレクタ・エミッタ間電圧変化率に対応した電流をゲートに供給するコンデンサと、コンデンサにバッファダイオードを通して並列接続された補助直流電源とを有し、コンデンサの分圧点側電圧にバッファダイオードの順方向電圧降下を加えた電圧が補助直流電源の出力電圧を超えたとき、コンデンサを通してゲートに電流を供給する第2の構成を具備する。
【0018】
さらに、前記目的を達成するために、本発明の半導体電力変換装置は、直流電源と負荷間を接続する各アームに配置される電力変換素子であって、コレクタ・エミッタ間がアームに直列接続されたIGBTと、コレクタ・エミッタ間に接続された分圧器と、分圧器の分圧点とIGBTのゲート間に接続され、コレクタ・エミッタ間電圧変化率に対応した電流をゲートに供給するコンデンサと、コンデンサにバッファダイオードを通して並列接続されたゲート駆動回路用直流電源とを有し、コンデンサの分圧点側電圧にバッファダイオードの順方向電圧降下を加えた電圧がゲート駆動回路用直流電源の出力電圧を超えたとき、コンデンサを通してゲートに電流を供給する第3の構成を具備する。
【0019】
前記第1の構成によれば、IGBTのコレクタ・ゲート間にコンデンサを接続し、このコンデンサに並列に補助直流電源とバッファダイオードの直列回路を接続しているので、コンデンサの両端電圧が一定電圧以下に低下することがなく、しかも、コンデンサのコレクタ側電圧が直流電源の高圧側電圧を超えた電圧になることが防げられないので、IGBTのターンオフが始まってからコレクタ電流が減少するまでの時間を短くすることができ、それによりIGBTのコレクタ損失を低減させることができる。
【0020】
また、前記第2の構成によれば、前記第1の構成により達成される機能に加えて、コンデンサの一端をコレクタ・エミッタ間に接続された分圧器の分圧点に接続しているので、コレクタ電圧上昇率(dv/dt)が小さなときに、クランプ動作の開始させるコレクタ電圧を高くすることができ、コレクタ電圧上昇率(dv/dt)が小さなときのクランプ動作によるコレクタ損失の発生を抑制することができる。
【0021】
さらに、前記第3の構成によれば、前記第1の構成により達成される機能に加えて、補助直流電源としてゲート駆動回路用直流電源を利用しているので、新たに補助直流電源を準備する必要がなく、半導体電力変換装置の回路を簡素化することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0023】
図1は、本発明による半導体電力変換装置の第1の実施の形態を示す回路図であって、1つのアームに配置の半導体電力変換素子にIGBTを用いた電力変換回路部の例を示すものである。
【0024】
図1において、1はゲートGとコレクタCとエミッタEを備えたIGBT、2は還流ダイオード、3はゲート抵抗、4はパルス駆動信号源、5はクランプ用コンデンサ、6はバッファダイオード、7は補助直流電源、8は逆流防止用ダイオード、91 は駆動信号源用正極電源、92 は駆動信号源用負極電源であり、クランプ用コンデンサ5、バッファダイオード6、補助直流電源7、逆流防止用ダイオード8からなる回路部分がアクティブスナバを構成している。
【0025】
そして、IGBT1は、コレクタCが直流電源(図1に図示なし)の正極側に接続され、エミッタEが前記直流電源の負極側に接続され、ゲートGがゲート抵抗3の一端に接続される。還流ダイオード2は、アノードがエミッタEに接続され、カソードがコレクタCに接続される。パルス駆動信号源4は、出力端がゲート抵抗3の他端に接続される。クランプ用コンデンサ5は、一端が逆流防止用ダイオード8のカソードに接続され、他端がゲートGに接続される。補助直流電源7は、正極端子がバッファダイオード6のアノードに接続され、負極端子がゲートGに接続される。バッファダイオード6は、カソードがクランプ用コンデンサ5の一端に接続される。逆流防止用ダイオード8は、アノードがコレクタCに接続される。駆動信号源用正極電源91 は、正極端子がパルス駆動信号源4の正極側電源端子に接続され、負極端子がエミッタEに接続される。駆動信号源用負極電源92 は、正極端子がエミッタEに接続され、負極端子がパルス駆動信号源4の負極側電源端子に接続される。
【0026】
また、図2(a)乃至(d)は、図1に図示のIGBT1の各部の電圧及び電流またはコレクタ損失の時間的変動を示す特性図であって、(a)はゲート電圧Vg、(b)はコレクタ電流Ic、(c)はコレクタ・エミッタ間電圧Vce、(d)はコレクタ損失である。
【0027】
図2(a)乃至(d)において、31はゲート電圧Vgの特性曲線、32はコレクタ電流Icの特性曲線、33はコレクタ・エミッタ間電圧Vceの特性曲線、34はコレクタ損失の特性曲線である。また、35、36、37、38は、それぞれ比較のために挙げた既知のIGBT61のゲート電圧Vgの特性曲線、コレクタ電流Icの特性曲線、コレクタ・エミッタ間電圧Vceの特性曲線、コレクタ損失の特性曲線である。なお、コレクタ・エミッタ間電圧Vceは、通常、エミッタ電圧が基準電圧に保持されるので、以下の説明においては、コレクタ・エミッタ間電圧Vceをコレクタ電圧Vceという。
【0028】
前記構成による第1の実施の形態の電力変換回路部の動作を、図1及び図2を用いて説明する。
パルス駆動信号源4から正極性パルスの駆動信号が出力されると、その駆動信号がゲート抵抗3を通してIGBT1のゲートGに供給され、IGBT1がターンオンする。
【0029】
このとき、パルス駆動信号源4の出力が正極性パルスから負極性パルスに変化し、その負極性パルスがゲート抵抗3を通してIGBT1のゲートGに供給されると、IGBT1のゲートGに蓄積されていた正電荷がゲート抵抗3を通して引き抜かれ、IGBT1がターンオフするようになる。IGBT1のターンオフ動作の初期、すなわちコレクタ電圧Vceが補助直流電源7の正極側電圧からバッファダイオード6の順方向電圧降下分を差し引いた電圧(クランプ動作開始電圧)に達するまでの期間は、クランプ用コンデンサ5の端子間電圧がクランプ動作開始電圧に保持されているので、クランプ用コンデンサ5からIGBT1のゲートGに電流が流れ込まない。その後、コレクタ電圧Vceがクランプ動作開始電圧を超えると、クランプ動作開始電圧を超えた電圧に対応する電流がクランプ用コンデンサ5からゲートGに流れ込み、ゲートGに正電荷が補充される。このときのゲート電圧Vgは、図2(a)の下段の特性曲線31に示されるように、若干上昇するような変化になり、その変化は図2(a)の上段の特性曲線35に示されるような、既知の電力変換回路部におけるIGBTのゲート電圧Vgの変化とほぼ同じである。そして、ゲート電圧Vgが若干上昇したことにより、IGBT1のコレクタ電圧上昇率(dv/dt)が抑制され、コレクタ電圧Vceのピーク値が低減される。この場合、第1の実施の形態の電力変換回路部においては、図2(c)の特性曲線33に示されるように、コレクタ電圧Vceがクランプ動作開始電圧を超えるまでの期間、既知の電力変換回路部における同特性曲線37に比べ、コレクタ電圧上昇率(dv/dt)が大きいので、図2(b)の特性曲線32に示されるように、既知の電力変換回路部における同特性曲線36に比べ、コレクタ電流Icが遮断されるまでの時間が短くなり、その分、図2(d)の特性曲線34に示されるように、既知の電力変換回路部における同特性曲線38に比べ、コレクタ損失を大幅に少なくすることができる。
【0030】
次に、図3は、本発明による半導体電力変換装置の第2の実施の形態を示す回路図であって、1つのアームに配置の半導体電力変換素子にIGBTを用いた電力変換回路部の例を示すものである。
【0031】
図3において、10は減流抵抗であり、その他、図1に図示された構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付けている。
【0032】
この第2の実施の形態は、第1の実施の形態に対し、クランプ用コンデンサ5に直列に減流抵抗10を接続し、IGBT1のゲートGに流れ込む電流の大きさを制限するようにしたものであり、減流抵抗10を設けた以外の構成は、第1の実施の形態の構成と同じである。
【0033】
第2の実施の形態の電力変換回路部によれば、減流抵抗10によってゲートGに流れ込む電流を制限しているので、ゲートGへの正電荷の充電速度が速すぎることにより、ゲートGに多くの正電荷が蓄積されてゲート電圧が過大になり、それによりIGBT1のゲートGが破壊されるのを有効に防ぐことができる。
【0034】
次いで、図4は、本発明による半導体電力変換装置の第3の実施の形態を示す回路図であって、1つのアームに配置の半導体電力変換素子にIGBTを用いた電力変換回路部の例を示すものである。
【0035】
図4において、111 、112 は分圧抵抗であり、その他、図1に図示された構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付けている。
【0036】
この第3の実施の形態は、第1の実施の形態に対し、IBGT1のコレクタ・エミッタ間に分圧抵抗111 、112 を接続し、分圧抵抗111 、112 の分圧点11Dに逆流防止用ダイオード8のアノードを接続したものであり、分圧抵抗111 、112 を設け、逆流防止用ダイオード8のアノードを分圧点11Dに接続した以外の構成は、第1の実施の形態と同じである。これらの構成その他の構成は第1の実施の形態の構成と同じである。
【0037】
第3の実施の形態の電力変換回路部によれば、分圧点11Dに得られる電圧がコレクタ電圧Vceに比例するので、基本的な動作は第1の実施の形態の動作と同じである。すなわち分圧点11Dの電圧がクランプ動作開始電圧を超えると、コレクタ電圧上昇率(dv/dt)に対応した電流がゲートGに流れ込み、IGBT1のコレクタ電圧上昇率(dv/dt)が抑制され、コレクタ電圧Vceのピーク値が低減される。なお、ゲートGに流れ込む電流は一方の分圧抵抗111 によって制限される。
【0038】
この第3の実施の形態は、コレクタ電圧を分圧抵抗111 、112 で分圧したことにより、補助直流電源7の出力電圧を低くすることが可能になる。
【0039】
続く、図5は、本発明による半導体電力変換装置の第4の実施の形態を示す回路図であって、1つのアームに配置の半導体電力変換素子にIGBTを用いた電力変換回路部の例を示すものである。
【0040】
図5において、111 、112 は分圧抵抗であり、その他、図4に図示された構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付けている。
【0041】
この第4の実施の形態は、第3の実施の形態に対し、一方の分圧抵抗111 に並列にゲート電流供給用コンデンサ12を接続したものであり、ゲート電流供給用コンデンサ12を接続した以外の構成は、第3の実施の形態の構成と同じである。
【0042】
この第4の実施の形態は、第3の実施の形態が一方の分圧抵抗111 によってゲートGに流れ込む電流が制限されていたのに対し、ゲート電流供給用コンデンサ12を設けることにより、一方の分圧抵抗111 による制限を撤廃して、ゲート電流の供給が可能になり、コレクタ電圧上昇率(dv/dt)の制御を効果的に行うことができる。
【0043】
第4の実施の形態においては、コレクタ電圧が一方の分圧抵抗111 とゲート電流供給用コンデンサ12との合成インピーダンス、及び、他方の分圧抵抗112 によって分圧されるもので、分圧点11Dの電圧がクランプ動作開始電圧を超えると、コレクタ電圧上昇率(dv/dt)に対応した電流がゲートGに流れ込み、IGBT1のコレクタ電圧上昇率(dv/dt)が抑制され、コレクタ電圧Vceのピーク値が低減される。この場合、一方の分圧抵抗111 とゲート電流供給用コンデンサ12との合成インピーダンスは、コレクタ電圧上昇率(dv/dt)が大きいほど小さい値になるので、クランプ動作が開始されるコレクタ電圧が低下するようになる。そして、コレクタ電圧上昇率(dv/dt)が大きいときには、コレクタ電圧がIGBT1のコレクタ・エミッタ間耐圧限界を超えるまでの時間が短くなるので、コレクタ電圧上昇率(dv/dt)を緩やかにし、高電圧のピーク値を低く抑えるには、ゲートGに電流を流し込むタイミングを若干早めた方がよい。すなわちコレクタ電圧上昇率(dv/dt)が大きいときは、クランプ動作開始電圧を低くすることが好ましい。一方、コレクタ電圧上昇率(dv/dt)が小さいときには、反対に、コレクタ電圧がIGBT1のコレクタ・エミッタ間耐圧限界を超えるまでの時間に比較的余裕があるので、クランプ動作開始電圧を高めにすることによって、コレクタ損失を小さくすることができる。このように、この第4の実施の形態は、種々の優れた機能を発揮する。
【0044】
続いて、図6は、本発明による半導体電力変換装置の第5の実施の形態を示す回路図であって、1つのアームに配置の半導体電力変換素子にIGBTを用いた電力変換回路部の例を示すものである。
【0045】
図6において、図5に図示された構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付けている。
【0046】
この第5の実施の形態は、第4の実施の形態に対し、一方の分圧抵抗111 を省いたものであり、一方の分圧抵抗111 を省いた以外の構成は、第4の実施の形態の構成と同じである。
【0047】
第5の実施の形態は、コレクタ電圧上昇率(dv/dt)が小さいとき、分圧点11Dの電圧が極端に低くなるので、コレクタ電圧が過電圧状態になっても、補助直流電源7の正極側電圧を超えることがなく、コレクタ電圧の過電圧状態に対するコレクタ電圧のクランプ効果を期待することができないものの、コレクタ電圧上昇率(dv/dt)が大きいとき、ゲート電流供給用コンデンサ12のインピーダンス値が小さくなるので、分圧点11Dの電圧が高くなり、コレクタ電圧の過電圧状態に対するクランプ効果を期待することができるようになる。
【0048】
第5の実施の形態は、第4の実施の形態で用いられる一方の分圧抵抗111 が不要になるので、第4の実施の形態に比べて構成部品点数を少なくすることができる。また、第5の実施の形態は、クランプ動作開始電圧に対するコレクタ電圧上昇率(dv/dt)の依存性が大きいもので、ターンオフ時のコレクタ電圧上昇率(dv/dt)が大きいときだけ、過電圧状態にあるコレクタ電圧のクランプを行う必要がある半導体電力変換装置に用いて好適なものである。
【0049】
次に、図7は、本発明による半導体電力変換装置の第6の実施の形態を示す回路図であって、1つのアームに配置の半導体電力変換素子にIGBTを用いた電力変換回路部の例を示すものである。
【0050】
図7において、図4に図示された構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付けている。
【0051】
この第6の実施の形態は、第3の実施の形態に対し、補助直流電源7を省き、バッファダイオード6のアノードを駆動信号源用正極電源91 の正極側端子に接続したもの、すなわち補助直流電源7の代わりに駆動信号源用正極電源91 を利用しているものであり、補助直流電源7を省き、バッファダイオード6のアノードを駆動信号源用正極電源91 の正極側端子に接続した以外の構成は、第3の実施の形態の構成と同じである。また、第6の実施の形態の動作は、本質的に第3の実施の形態の動作と同じである。
【0052】
第6の実施の形態は、既存の駆動信号源用正極電源91 を利用しているので、新たに補助直流電源7を設ける必要がなく、部品点数を少なくし、半導体電力変換装置の全体構造をコンパクトにすることができる。
【0053】
次いで、図8は、本発明による半導体電力変換装置の第7の実施の形態を示す回路図であって、1つのアームに配置の半導体電力変換素子にIGBTを用いた電力変換回路部の例を示すものである。
【0054】
図8において、図5に図示された構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付けている。
【0055】
この第7の実施の形態は、第4の実施の形態に対し、補助直流電源7を省き、バッファダイオード6のアノードを駆動信号源用正極電源91 の正極側端子に接続したもの、すなわち補助直流電源7の代わりに駆動信号源用正極電源91 を利用しているものであり、補助直流電源7を省き、バッファダイオード6のアノードを駆動信号源用正極電源91 の正極側端子に接続した以外の構成は、第4の実施の形態の構成と同じである。また、第7の実施の形態の動作は、本質的に第4の実施の形態の動作と同じである。
【0056】
第7の実施の形態は、既存の駆動信号源用正極電源91 を利用しているので、新たに補助直流電源7を設ける必要がなく、部品点数を少なくし、半導体電力変換装置の全体構造をコンパクトにすることができる。
【0057】
続く、図9は、本発明による半導体電力変換装置の第8の実施の形態を示す回路図であって、1つのアームに配置の半導体電力変換素子にIGBTを用いた電力変換回路部の例を示すものである。
【0058】
図9において、図6に図示された構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付けている。
【0059】
この第8の実施の形態は、第5の実施の形態に対し、補助直流電源7を省き、バッファダイオード6のアノードを駆動信号源用正極電源91 の正極側端子に接続したもの、この場合も、補助直流電源7の代わりに駆動信号源用正極電源91 を利用しているものであり、補助直流電源7を省き、バッファダイオード6のアノードを駆動信号源用正極電源91 の正極側端子に接続した以外の構成は、第5の実施の形態の構成と同じである。また、第8の実施の形態の動作も、本質的に第5の実施の形態の動作と同じである。
【0060】
第8の実施の形態は、既存の駆動信号源用正極電源91 を利用しているので、新たに補助直流電源7を設ける必要がなく、部品点数を少なくし、半導体電力変換装置の全体構造をコンパクトにすることができる。
【0061】
続いて、図10は、本発明による半導体電力変換装置の第9の実施の形態を示す回路図であって、1つのアームに配置の半導体電力変換素子にIGBTを用いた電力変換回路部の例を示すもので、2つの電力変換回路部が直列接続されているものである。
【0062】
図10において、1’はゲートGとコレクタCとエミッタEを備えたIGBT、2’は還流ダイオード、3’はゲート抵抗、4’はパルス駆動信号源、5’はクランプ用コンデンサ、6’はバッファダイオード、8’は逆流防止用ダイオード、91 ’は駆動信号源用正極電源、92 ’は駆動信号源用負極電源、112 ’は他方の分圧抵抗、12’はゲート電流供給用コンデンサであり、その他、図9に図示された構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付けている。
【0063】
そして、ゲートGとコレクタCとエミッタEを備えたIGBT1’、還流ダイオード2’、ゲート抵抗3’、パルス駆動信号源4’、クランプ用コンデンサ5’、バッファダイオード6’、逆流防止用ダイオード8’、91 ’は駆動信号源用正極電源91 ’、駆動信号源用負極電源92 ’、他方の分圧抵抗112 ’、ゲート電流供給用コンデンサ12’からなる電力変換回路部の接続構成は、図9に図示された電力変換回路部の対向する構成要素における接続構成と同じである。
【0064】
この第9の実施の形態は、第8の実施の形態が1つの電力変換回路部によって構成されているのに対し、直列接続された同一構成の2つの電力変換回路部によって構成されているものである。
【0065】
一般に、ゲート容量等の素子特性に違いがある2つまたはそれ以上のIGBTを直列接続して使用する場合は、小さいゲート容量を持つIGBTのターンオフのタイミングが早いのに対して、大きいゲート容量を持つIGBT1のターンオフのタイミングが遅くなり、その結果、小さいゲート容量を持つIGBTが大きいゲート容量を持つIGBTの直流電圧を背負うことになり、1つのIGBTだけを用いたときのターンオフ時に比べ、コレクタ電圧が急激に上昇することがあり、高いコレクタ電圧の印加によって小さいゲート容量を持つIGBTが破壊されることがある。
【0066】
ところで、この第9の実施の形態は、IGBT1、1’の各コレクタ電圧が駆動信号源用正極電源91 、91 ’の出力電圧を超えると、クランプ用コンデンサ5、5’を介してそれぞれゲートGに電流が供給されるので、IGBT1、1’の各コレクタ電圧上昇率(dv/dt)が緩やかになり、コレクタ電圧が高電圧になるのを抑制することができる。そして、直列接続された各IGBT1、1’の各コレクタCに印加される高いコレクタ電圧が個別に抑制されるので、各IGBT1、1’のコレクタ電圧の負担を均等化することができる。
【0067】
この場合、直列接続される電力変換回路部の構成は、第8の実施の形態に係わるものに限られることはなく、第1乃至第7の実施の形態に係わるものであっても、直列接続された各IGBT1、1’のコレクタCに印加される高いコレクタ電圧が個別に抑制され、各IGBT1、1’のコレクタ電圧の負担が均等化される。
【0068】
これまでの実施の形態においては、半導体電力変換素子がIGBTである例を挙げて説明したが、本発明に使用される半導体電力変換素子はIGBTである場合に限られず、IGBTに類似の他の半導体電力変換素子、例えばMOSゲートを有する電力用MOSFETであっても、同様の機能を達成することができる。
【0069】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、IGBTのコレクタ・ゲート間またはコレクタ電圧分圧点とゲート間にコンデンサを接続し、このコンデンサに並列に補助直流電源または駆動信号源用電源とバッファダイオードの直列回路を接続しているので、コンデンサの両端電圧が一定電圧以下に低下することがなく、しかも、コンデンサのコレクタ側電圧が直流電源の高圧側電圧を超えた電圧になることが防げられないので、IGBTのターンオフが始まってからコレクタ電流が減少するまでの時間を短くすることができ、それによりIGBTのコレクタ損失を低減させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体電力変換装置の第1の実施の形態を示す回路図である。
【図2】図1に図示のIGBTの各部の電圧及び電流またはコレクタ損失の時間的変動を示す特性図である。
【図3】本発明による半導体電力変換装置の第2の実施の形態を示す回路図である。
【図4】本発明による半導体電力変換装置の第3の実施の形態を示す回路図である。
【図5】本発明による半導体電力変換装置の第4の実施の形態を示す回路図である。
【図6】本発明による半導体電力変換装置の第5の実施の形態を示す回路図である。
【図7】本発明による半導体電力変換装置の第6の実施の形態を示す回路図である。
【図8】本発明による半導体電力変換装置の第7の実施の形態を示す回路図である。
【図9】本発明による半導体電力変換装置の第8の実施の形態を示す回路図である。
【図10】本発明による半導体電力変換装置の第9の実施の形態を示す回路図である。
【図11】既知の半導体電力変換装置の要部構成の一例を示す回路図であっ
【図12】既知の半導体電力変換装置の各アームにそれぞれ配置された半導体電力変換素子にIGBTを用いたときの1つのアームの電力変換回路部の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1、1’ IGBT
2、2’ 還流ダイオード
3、3’ ゲート抵抗
4、4’ パルス駆動信号源
5、5’ クランプ用ダイオード
6、6’ バッファダイオード
7 補助直流電源
8、8’ 逆流防止用ダイオード
91 、91 ’ 駆動信号源用正極電源
92 、92 ’ 駆動信号源用負極電源
10 減流抵抗
111 、112 、112 ’ 分圧抵抗
12、12’ ゲート電流供給用コンデンサ
Claims (10)
- 直流電源と負荷間を接続する各アームに配置される電力変換素子であって、コレクタ・エミッタ間がアームに直列接続されたIGBTと、前記IGBTのコレクタ・ゲート間に接続され、前記コレクタ・エミッタ間電圧変化率に対応した電流を前記ゲートに供給するコンデンサと、前記コンデンサにバッファダイオードを通して並列接続された補助直流電源とを有し、前記コンデンサの前記コレクタ側電圧に前記バッファダイオードの順方向電圧降下を加えた電圧が前記補助直流電源の出力電圧を超えたとき、前記コンデンサを通して前記ゲートに電流を供給することを特徴とする半導体電力変換装置。
- 前記コンデンサに直列に抵抗を接続し、前記抵抗によって前記ゲートに供給される電流が制限されることを特徴とする請求項1に記載の半導体電力変換装置。
- 直流電源と負荷間を接続する各アームに配置される電力変換素子であって、コレクタ・エミッタ間がアームに直列接続されたIGBTと、前記コレクタ・エミッタ間に接続された分圧器と、前記分圧器の分圧点と前記IGBTのゲート間に接続され、前記コレクタ・エミッタ間電圧変化率に対応した電流を前記ゲートに供給するコンデンサと、前記コンデンサにバッファダイオードを通して並列接続された補助直流電源とを有し、前記コンデンサの前記分圧点側電圧に前記バッファダイオードの順方向電圧降下を加えた電圧が前記補助直流電源の出力電圧を超えたとき、前記コンデンサを通して前記ゲートに電流を供給することを特徴とする半導体電力変換装置。
- 直流電源と負荷間を接続する各アームに配置される電力変換素子であって、コレクタ・エミッタ間がアームに直列接続されたIGBTと、前記コレクタ・エミッタ間に接続された分圧器と、一端が前記分圧器の分圧点に接続されるとともに他端が前記IGBTのゲートに接続された前記コレクタ・エミッタ間電圧変化率に対応した電流を前記ゲートに供給するコンデンサと、正極側端子がバッファダイオードを通して前記コンデンサの一端に、負極側端子が前記エミッタに接続された駆動信号源用正極電源とを有し、前記コンデンサの前記分圧点側電圧に前記バッファダイオードの順方向電圧降下を加えた電圧が前記駆動信号源用正極電源の出力電圧を超えたとき、前記コンデンサを通して前記ゲート電流を供給することを特徴とする半導体電力変換装置。
- 前記分圧器は、直列接続された2つの分圧抵抗からなることを特徴とする請求項3または4に記載の半導体電力変換装置。
- 前記2つの分圧抵抗は、前記コレクタ側にある分圧抵抗にコンデンサが並列接続されていることを特徴とする請求項5に記載の半導体電力変換装置。
- 前記分圧器は、直列接続された分圧抵抗と分圧コンデンサとからなり、前記コレクタ側に前記分圧コンデンサが接続されていることを特徴とする請求項3または4に記載の半導体電力変換装置。
- 前記バッファダイオードは、アノードが前記補助直流電源または駆動信号源用正極電源に接続され、カソードが前記コンデンサに接続されていることを特徴とする請求項1、3、4のいずれかに記載の半導体電力変換装置。
- 前記IGBTは、2個が1つのアームに直列接続されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の半導体電力変換装置。
- 前記電力変換素子は、前記IGBTに替わって電力用MOSFETが用いられることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の半導体電力変換装置。
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