JP5704105B2 - 半導体装置 - Google Patents
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所定の信号入力部からの信号を受ける制御端子と、高電位側の通電路に接続される高電位側端子と、低電位側の通電路に接続される低電位側端子とを備え、前記制御端子に対して所定閾値を超える電圧が印加された場合にオン動作する半導体スイッチ素子と、
前記高電位側端子と前記低電位側端子との間に直列に接続される第1の電圧設定回路及び第2の電圧設定回路を備え、前記第1の電圧設定回路は前記高電位側端子に一方を接続され、前記第2の電圧設定回路は前記低電位側端子に一方を接続された電圧設定回路と、
前記第1の電圧設定回路と前記第2の電圧設定回路との間の接続部に導通する構成で入力端子が接続され、前記制御端子に導通する構成で出力端子が接続され、前記入力端子側から前記出力端子側のみに電流を通す第1の整流器と、
を備え、
前記高電位側端子と前記低電位側端子との間の電位差が所定値以下となる通常時には、前記信号入力部から前記制御端子に対してオフ信号が与えられているときに前記接続部から前記第1の整流器を介して前記制御端子に印加される電圧が前記閾値未満となるように構成され、
前記高電位側端子と前記低電位側端子との間の電位差が前記所定値を超える異常時には、前記接続部から前記第1の整流器を介して前記制御端子に印加される電圧が前記閾値を超えるように前記接続部の電位が上昇することで前記半導体スイッチ素子がオン動作し、前記高電位側端子と前記低電位側端子との間に電流が流れることを特徴とする。
一方、高電位側端子と低電位側端子との間の電位差が所定値を超える異常時には、接続部から第1の整流器を介して制御端子に印加される電圧が閾値を超えるように接続部の電位が上昇することで半導体スイッチ素子がオン動作し、高電位側端子と低電位側端子との間に電流が流れるようになっている。従って、通電路にサージ電圧が発生したときには、半導体スイッチ素子をオン動作してサージ電圧を逃がすことができ、半導体スイッチ素子を効果的に保護することができる。
また、この構成では、半導体スイッチ素子の制御端子から見た入力容量は、半導体スイッチ素子内部の素子容量に対して第1の整流器の容量と電圧設定回路の合成容量(即ち、第1の電圧設定回路と第2の電圧設定回路の合成容量)とが直列に追加された形となるため、低く抑えられることになる。従って、半導体スイッチ素子をサージ電圧から効果的に保護し得る構成を、スイッチング速度の低下を抑えつつ実現することができる。
また、この構成によれば、半導体スイッチ素子をサージ電圧から効果的に保護しつつスイッチング速度の低下を抑え得る構成を、素子数を抑えてより簡易に実現することができる。
この構成によれば、第1の電圧設定回路及び第2の電圧設定回路を抵抗で構成する場合に比べて電圧設定回路を流れる直流電流を抑えることができ、ひいては損失を抑えることができる。
この構成によれば、高電位側端子と低電位側端子との間で突発的に電位差が生じたときにこの電位差を高速かつ安定的に収束させることができる。
この構成によれば、高電位側端子と低電位側端子との間で突発的に電位差が生じたときにこの電位差をより高速かつ安定的に収束させることができる。
この構成によれば、高電位側端子と低電位側端子との間で突発的に電位差が生じたときにこの電位差をより一層高速かつ安定的に収束させることができる。
この構成によれば、信号入力部から制御端子に対してオフ信号が与えられるときの電圧(オフ電圧)をより安定させることができる。
この構成によれば、信号入力部から制御端子に対してオフ信号が負電圧で与えられるとき、ツェナーダイオードZD1のツェナー電圧以下の負電圧(オフ電圧)をより安定させ得る構成を簡易に実現できる。
一般的な整流ダイオード、FRD、SBDでは、ダイオードの順方向特性をツェナーダイオードの定電圧特性に代用することで同等の効果を得られる。またMOSFETでは、ゲートソース間を接続して寄生ダイオードの順方向特性をツェナーダイオードの定電圧特性に代用できる。更にまた、バイポーラトランジスタでは、ベースコレクタ間を接続してベースエミッタ間のPN接合の順方向特性をツェナーダイオードの定電圧特性に代用でき、またベースエミッタ間を接続してベースコレクタ間のPN接合の順方向特性をツェナーダイオードの定電圧特性に代用できる。なお一般的な整流ダイオード、FRD、SBD、MOSFET、バイポーラトランジスタのツェナーダイオードの定電圧特性の代用については、単体だけでなく2つ以上の多段化、組み合わせなどによって任意の電圧特性に変更できる。
この構成では、相対的に容量の小さい第1のコンデンサでの充放電によって生じる電流を相対的に抵抗値の大きい第1の制限抵抗で制限でき、相対的に容量の大きい第2のコンデンサでの充放電によって生じる電流を相対的に抵抗値の小さい第2の制限抵抗によって制限することができるようになる。これにより、第1の電圧設定回路側の充放電状態と第2の電圧設定回路側の充放電状態を近づけることができ、第1の電圧設定回路と第2の電圧設定回路とを接続する接続部の電圧をより安定させることができる。
この構成によれば、第1の電圧設定回路側の充放電状態と第2の電圧設定回路側の充放電状態をより近づけることができる。
この構成によれば、第1の電圧設定回路側の充放電状態と第2の電圧設定回路側の充放電状態をより一層近づけることができる。
このようにすることで、半導体スイッチ素子をサージ電圧から効果的に保護しつつスイッチング速度の低下を抑え得る構成をより簡易に実現することができる。
MOSFETでは、ゲートソース間を接続することで寄生ダイオードを利用できる。また、バイポーラトランジスタでは、ベースコレクタ間を接続することでベースエミッタ間のPN接合を、ベースエミッタ間を接続することでベースコレクタ間のPN接合をダイオードとして利用ができる。
窒化ガリウムを主体として構成される半導体スイッチ素子は、オン抵抗及び損失が比較的小さく、低い入力電圧でも増幅能力が高いという利点を有しており、素子容量が小さいという特徴を有している。このような半導体スイッチ素子を用いる半導体装置において、上記半導体スイッチ素子をサージ電圧から保護するために保護回路を設けようとした場合、従来のような方式では入力側の容量が全体として増加してしまい、素子容量が小さいという上記特性を生かしきれない懸念がある。しかしながら、本発明のような方式を用いることで、サージ電圧から効果的に保護しうる構成を実現しつつ入力側の容量増大を抑えることができ、窒化ガリウムを主体とする上記半導体スイッチ素子の特性を十分に生かすことができる。
以下、本発明を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る半導体装置の要部を概略的に例示する回路図である。図2は、第1実施形態に係る半導体装置についての詳細構成を例示する回路図である。図3は、半導体スイッチ素子付近の寄生容量について説明する説明図である。
半導体装置1では、上述したように第1のコンデンサC1の容量Caと第2のコンデンサC2の容量Cbの容量比によって接続部6の電位(電圧設定回路5の中点電位)の程度が調整されており、高電位側の通電路7の電位が通常電圧(例えば電源電圧)付近に保たれているときには、第1のコンデンサC1と第2のコンデンサC2の間を接続する接続部6の電位(即ち、電圧設定回路5の中点P1の電位)はスイッチ素子SW1のゲート閾値以上にならず、接続部6から第1の整流器D1を構成するダイオードを介してゲート端子に印加される電圧がゲート閾値未満となるため、スイッチ素子SW1のゲートをクランプしない。つまり、高電位側の通電路7の電位が通常電圧付近に保たれ、ドレイン端子とソース端子の間の電位差が所定値以下となるような通常時には、電圧設定回路5の中点電位によってスイッチ素子SW1がオン動作することはなく、ゲートドライバ3からの制御信号によって通常のターンオン及びターンオフを行う。従って、このような通常時には、ゲートドライバ3からゲート端子に対してオフ信号(例えばLレベル信号)が与えられているときにスイッチ素子SW1がオフ動作し、ゲートドライバ3からゲート端子に対してオン信号(例えばHレベル信号)が与えられているときにスイッチ素子SW1がオン動作することになる。
図2の構成は、図1の構成を更に具体化した例を示すものであり、この構成では、例えばスイッチ素子SW1が設けられた回路部の外側に、電圧設定回路5や第1の整流器D1を構成するダイオードが外付け回路として取り付けられている。そして、この図2では、第1のコンデンサC1の両側に直列に存在する寄生インダクタンスL1、L1’、第2のコンデンサC2の両側に直列に存在する寄生インダクタンスL2、L2’、第1の整流器D1におけるダイオードの両側に直列に存在する寄生インダクタンスL3、L3’及び寄生抵抗R3を含めて示している。更に、図2の構成では、第1の電圧設定回路11において、第1のコンデンサC1と直列に第1の制限抵抗R1が設けられており、第2の電圧設定回路12には、第2のコンデンサC2と直列に第2の制限抵抗R2が設けられている。
次に、第2実施形態について説明する。
図9は、本発明の第2実施形態に係る半導体装置の要部を概略的に例示する回路図である。図10は、第2実施形態に係る半導体装置についての詳細構成を例示する回路図である。なお、第2実施形態に係る半導体装置200は、電圧設定回路の構成のみが第1実施形態の半導体装置1(図1、図2)と異なり、それ以外は第1実施形態と同様である。具体的には、第1の抵抗部R4及び第2の抵抗部R5が追加された点以外は第1実施形態と同一とすることができ、このように同一構成とする部分は第1実施形態と同様の作用を生じ、同様の効果を奏することとなる。なお、第1実施形態と同様の構成の部分については、第1実施形態の半導体装置1と同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
この構成によれば、スイッチ素子SW1のドレインソース間に突発的に電位差が生じたときにこの電位差をより高速かつ安定的に収束させることができる。
図10に示す構成を、図11のように変更してもよい。なお、図11は、図10の半導体装置の一部を変更した変更例を示す回路図である。図11の構成は、ツェナーダイオードZDiを介在させた点のみが第2実施形態の図10と異なり、それ以外は第2実施形態と同様の構成をなし、同様の作用、効果を奏するものとなっている。
次に、第3実施形態について説明する。図12は、本発明の第3実施形態に係る半導体装置の要部を概略的に例示する回路図である。図13は、第3実施形態に係る半導体装置についての詳細構成を例示する回路図である。なお、第3実施形態の半導体装置300は、接続部6と第1の整流器D1を構成するダイオードの間に第2のスイッチ素子SW2を設け、そのドレイン側に電源V1が接続される構成とした点が第1実施形態の半導体装置1と異なり、それ以外は第1実施形態と同様である。具体的には、第2の半導体スイッチ素子SW2及び電源V1が追加された点以外は第1実施形態と同一とすることができ、このように同一構成とする部分は第1実施形態と同様の作用を生じ、同様の効果を奏することとなる。なお、第1実施形態と同様の構成の部分については、第1実施形態の半導体装置1と同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
次に、第4実施形態について説明する。
図14は、本発明の第4実施形態に係る半導体装置の要部を概略的に例示する回路図である。図15は、第4実施形態に係る半導体装置についての詳細構成を例示する回路図である。なお、第4実施形態に係る半導体装置400は、電圧設定回路の構成のみが第3実施形態の半導体装置300(図12、図13)と異なり、それ以外は第3実施形態と同様である。具体的には、第1の抵抗部R4及び第2の抵抗部R5が追加された点以外は第3実施形態と同一とすることができ、このように同一構成とする部分は第3実施形態と同様の作用を生じ、同様の効果を奏することとなる。なお、第3実施形態と同様の構成の部分については、第3実施形態の半導体装置300と同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。また、電圧設定回路205については、第2実施形態の電圧設定回路205と同一の構成となっており、第2実施形態の電圧設定回路と同一の作用、効果を奏するようになっている。
次に、第5実施形態について説明する。
図16は、第5実施形態に係る半導体装置についての詳細構成を例示する回路図である。なお、第5実施形態に係る半導体装置500は、電圧設定回路の構成のみが第1実施形態の半導体装置1(図2)と異なり、それ以外は第1実施形態と同一である。よって、第1実施形態と同様の構成の部分については、第1実施形態の半導体装置1と同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。また、このように同一構成とする部分は第1実施形態と同様の作用を生じ、同様の効果を奏することとなる。
次に、第6実施形態について説明する。
図17は、第6実施形態に係る半導体装置についての詳細構成を例示する回路図である。なお、第6実施形態に係る半導体装置600は、電圧設定回路の構成のみが第3実施形態の半導体装置300(図13)と異なり、それ以外は第3実施形態と同一である。よって、第3実施形態と同様の構成の部分については、第3実施形態の半導体装置300と同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。また、このように同一構成とする部分は第3実施形態と同様の作用を生じ、同様の効果を奏することとなる。また、電圧設定回路については、第5実施形態と同様の電圧設定回路が用いられている。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
また、窒化ガリウム(GaN)を主体とした、2次元電子ガス(2DEG)をチャネルとする高電子移動度トランジスタ(HEMT:High Electron Mobility Transistor)は、アバランシェ耐量が無い、または極めて小さい。このため、素子耐圧より高い電圧がドレインソース間に印加されると、その瞬間に素子破壊する。このため本発明を用いることで、サージ電圧から効果的に保護しうる構成を実現しつつ入力側の容量増大を抑えることができ、窒化ガリウム(GaN)の特性を十分に生かすことができる。
3…ゲートドライバ(信号入力部)
5,205…電圧設定回路
6,206…接続部
7…高電位側の通電路
8…低電位側の通電路
11,211,511…第1の電圧設定回路
12,212,512…第2の電圧設定回路
C1…第1のコンデンサ
C2…第2のコンデンサ
SW1…半導体スイッチ素子
SW2…第2の半導体スイッチ素子
D1…第1の整流器
R1…第1の制限抵抗
R2…第2の制限抵抗
R4…第1の抵抗部
R5…第2の抵抗部
ZDi…ツェナーダイオード(第2の整流器、第3の電圧設定回路)
Claims (12)
- 所定の信号入力部からの信号を受ける制御端子と、高電位側の通電路に接続される高電位側端子と、低電位側の通電路に接続される低電位側端子とを備え、前記制御端子に対して所定閾値を超える電圧が印加された場合にオン動作する半導体スイッチ素子と、
前記高電位側端子と前記低電位側端子との間に直列に接続される第1の電圧設定回路及び第2の電圧設定回路を備え、前記第1の電圧設定回路は前記高電位側端子に一方を接続され、前記第2の電圧設定回路は前記低電位側端子に一方を接続された電圧設定回路と、
前記第1の電圧設定回路と前記第2の電圧設定回路との間の接続部に導通する構成で入力端子が接続され、前記制御端子に導通する構成で出力端子が接続され、前記入力端子側から前記出力端子側のみに電流を通す第1の整流器と、
を備え、
前記高電位側端子と前記低電位側端子との間の電位差が所定値以下となる通常時には、前記信号入力部から前記制御端子に対してオフ信号が与えられているときに前記接続部から前記第1の整流器を介して前記制御端子に印加される電圧が前記閾値未満となるように構成され、
前記高電位側端子と前記低電位側端子との間の電位差が前記所定値を超える異常時には、前記接続部から前記第1の整流器を介して前記制御端子に印加される電圧が前記閾値を超えるように前記接続部の電位が上昇することで前記半導体スイッチ素子がオン動作し、前記高電位側端子と前記低電位側端子との間に電流が流れることを特徴とする半導体装置。 - 前記電圧設定回路は、前記第1の電圧設定回路を構成する第1のコンデンサと、前記第2の電圧設定回路を構成する第2のコンデンサとが直列に接続されてなることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
- 前記第1の電圧設定回路には、前記第1のコンデンサと並列に第1の抵抗部が設けられ、
前記第2の電圧設定回路には、前記第2のコンデンサと並列に第2の抵抗部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。 - 前記第1のコンデンサの容量Caよりも前記第2のコンデンサの容量Cbのほうが大きくなっており、前記第2の抵抗部の抵抗値Reよりも前記第1の抵抗部の抵抗値Rdのほうが大きくなっていることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
- 前記第1のコンデンサの容量Caに対する前記第2のコンデンサの容量Cbの比Ca/Cbと、前記第2の抵抗部の抵抗値Reに対する前記第1の抵抗部の抵抗値Rdの比Re/Rdとが略同一とされていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の半導体装置。
- 前記第2の電圧設定回路において、前記低電位側の通電路と前記第1の整流器の入力端子との間に第2の整流器からなる第3の電圧設定回路が前記第2の抵抗部と直列に設けられていることを特徴とする請求項3から請求項5のいずれか一項に記載の半導体装置。
- 前記第2の整流器は、一般的な整流ダイオード、ツェナーダイオード、FRD、SBD、MOSFET、バイポーラトランジスタなどの半導体素子によって少なくとも1つまたは2つ以上の複数で構成されており、そのツェナー電圧または閾値電圧によって定まる電圧値を用いて電圧保持することを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
- 前記第1の電圧設定回路には、前記第1のコンデンサと直列に第1の制限抵抗が設けられ、
前記第2の電圧設定回路には、前記第2のコンデンサと直列に第2の制限抵抗が設けられており、
前記第1のコンデンサの容量Caよりも前記第2のコンデンサの容量Cbのほうが大きくなっており、前記第2の制限抵抗の抵抗値Rbよりも前記第1の制限抵抗の抵抗値Raのほうが大きくなっていることを特徴とする請求項2から請求項7のいずれか一項に記載の半導体装置。 - 前記第1の電圧設定回路には、前記第1のコンデンサと直列に第1の制限抵抗が設けられ、
前記第2の電圧設定回路には、前記第2のコンデンサと直列に第2の制限抵抗が設けられており、
前記第1のコンデンサの容量Caに対する前記第2のコンデンサの容量Cbの比Ca/Cbと、前記第2の制限抵抗の抵抗値Rbに対する前記第1の制限抵抗の抵抗値Raの比Rb/Raとが略同一とされていることを特徴とする請求項2から請求項8のいずれか一項に記載の半導体装置。 - 前記第1の電圧設定回路には、前記第1のコンデンサと直列に第1の制限抵抗が設けられ、前記第1のコンデンサと並列に第1の抵抗部が設けられ、
前記第2の電圧設定回路には、前記第2のコンデンサと直列に第2の制限抵抗が設けられ、前記第2のコンデンサと並列に第2の抵抗部が設けられており、
前記第1のコンデンサの容量Caに対する前記第2のコンデンサの容量Cbの比Ca/Cbと、前記第2の制限抵抗の抵抗値Rbに対する前記第1の制限抵抗の抵抗値Raの比Rb/Raと、前記第2の抵抗部の抵抗値Reに対する前記第1の抵抗部の抵抗値Rdの比Re/Rdとが略同一とされていることを特徴とする請求項2から請求項9のいずれか一項に記載の半導体装置。 - 前記第1の整流器は、一般的な整流ダイオード、ツェナーダイオード、FRD、SBD、MOSFET、バイポーラトランジスタなどの半導体素子によって少なくとも1つまたは2つ以上の複数で構成されていることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の半導体装置。
- 前記半導体スイッチ素子は、半導体として窒化ガリウムを主体とするものであることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の半導体装置。
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