JP3912874B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電磁(磁気)誘導加熱方式の加熱装置、及び該加熱装置を像加熱装置として備えた電子写真装置・静電記録装置などの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
便宜上、複写機・プリンタ等の画像形成装置においてトナー画像を被記録材に加熱定着させる像加熱装置(定着装置)を例にして説明する。
【0003】
画像形成装置において、電子写真プロセス・静電記録プロセス・磁気記録プロセス等の適宜の画像形成プロセス手段部で被記録材(転写材シート・エレクトロファックスシート・静電記録紙・OHPシート・印刷用紙・フォ一マット紙など)に転写方式あるいは直接方式にて形成担持させた目的の画像情報の未定着画像(トナー画像)を被記録材面に永久固着画像として加熱定着させる定着装置としては熱ローラ方式の装置が広く用いられていた。また近時は、省エネルギー化やウェイトタイムの短縮化等を図るうえで有利なフイルム加熱方式の装置が実用化されている。同様に電磁誘導加熱方式の装置も提案されている。
【0004】
実開昭51−109736号公報には、磁束により定着ローラに電流を誘導させ、ジュール熱によって発熱させる誘導加熱定着装置が開示されている。これは、誘導電流の発生を利用して直接定着ローラを発熱させることにより、ハロゲンランプを熱源として用いた熱ローラ方式の定着装置よりも高効率の定着プロセスを達成している。
【0005】
しかしながら、磁場発生手段としての励磁コイルによる交番磁束のエネルギーが定着ローラ全体の昇温に使われるため放熱損失が大きく、投入エネルギーに対する定着エネルギーの密度が低く効率が悪いという欠点があった。
【0006】
そこで、定着に作用するエネルギーを高密度で得るために発熱体である定着ローラに励磁コイルを接近させたり、励磁コイルの交番磁束分布を定着ニップ部近傍に集中させたりして、高効率の定着装置が考案された。
【0007】
図13に、励磁コイルの交番磁束分布を定着ニップに集中させて効率を向上させた電磁誘導加熱方式の定着装置の一例の概略構成を示した。
【0008】
10は電磁誘導発熱層(導電体層、磁性体層、抵抗体層)を有する、電磁誘導発熱性の回転体としての円筒状の定着フィルムである。
【0009】
16は横断面略半円弧状樋型のフィルムガイド部材であり、円筒状定着フィルム10はこのフィルムガイド部材16の外側にルーズに外嵌させてある。
【0010】
15はフィルムガイド部材16の内側に配設した磁場発生手段であり、励磁コイル18とE型の磁性コア(芯材)17とからなる。
【0011】
30は弾性加圧ローラであり、定着フィルム10を挟ませてフィルムガイド部材16の下面と所定の圧接力をもって所定幅の定着ニップ部Nを形成させて相互圧接させてある。上記磁場発生手段15の磁性コア17は定着ニップ部Nと対応した位置に配設してある。加圧ローラ30は駆動手段Mにより矢示の反時計方向に回転駆動される。この加圧ローラ30の回転駆動による該加圧ローラ30と定着フィルム10の外面との摩擦力で定着フィルム10に回転力が作用して、該定着フィルム10がその内面を定着ニップ部Nにおいてフィルムガイド部材16の下面に密着させて摺動しながら矢示の時計方向に加圧ローラ30の回転周速度にほぼ対応した周速度をもってフィルムガイド部材16の外回りを回転駆動せられる(加圧ローラ駆動方式)。
【0012】
フィルムガイド部材16は、定着ニップ部Nへの加圧、磁場発生手段15としての励磁コイル18と磁性コア17の支持、定着フィルム10の支持、該フィルム10の回転時の搬送安定性を図る役目をする。このフィルムガイド部材16は磁束の通過を妨げない絶縁性の部材であり、高い荷重に耐えられる材料が用いられる。
【0013】
定着ニップ部Nの温度は、加圧ローラ30に当接させた温度検知手段26によって検知され、これに基づいて励磁コイル18に対する電流供給が制御されることで所定の温度が維持されるように温調される。
【0014】
而して、加圧ローラ30が回転駆動され、それに伴って円筒状の定着フィルム10がフィルムガイド部材16の外回りを回転し、励磁回路から励磁コイル18への給電により上記のように定着フィルム10の電磁誘導発熱がなされて定着ニップ部Nが所定の温度に立ち上がって温調された状態において、不図示の画像形成手段部で未定着トナー画像tが形成された被記録材Pが、定着ニップ部Nの定着フィルム10と加圧ローラ30との間に画像面を上向き即ち定着フィルム面に対向させて導入され、該画像面を定着フィルム10の外面に密着させた状態で挟持されて定着フィルム10と一緒に該定着ニップ部N内を搬送されていく。この定着ニップ部Nを搬送されていく過程において、定着フィルム10の電磁誘導発熱で加熱されて被記録材P上の未定着トナー画像tが加熱定着される。被記録材Pは定着ニップ部Nを通過すると回転定着フィルム10の外面から分離して排出搬送されていく。
【0015】
また、特開平7−295414号公報には円筒状回転発熱部材の外側に電磁誘導加熱部材(磁場発生手段)を設ける構成が開示されている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、磁場発生手段が電磁誘導発熱部材の外周面側に設けられている定着手段を搭載する画像形成装置のメンテナンス性を課題とするものである。
【0023】
上述の課題を解決するための本発明は、被記録材に未定着画像を形成する画像形成部と、未定着画像を担持する被記録材と接触する電磁誘導発熱部材と、前記電磁誘導発熱部材の外周面に対向しており前記電磁誘導発熱部材を発熱させるための磁場を発生する磁場発生手段と、前記電磁誘導発熱部材と共に定着ニップ部を形成する加圧ローラと、を有し、前記定着ニップ部で被記録材上の未定着画像を被記録材に加熱定着した後、被記録材を画像形成装置本体外に排出する画像形成装置において、前記電磁誘導発熱部材と前記加圧ローラは画像形成装置本体に対して引き出し可能な 1 つの定着ユニットに取り付けられており、前記磁場発生手段は画像形成装置本体に取り付けられており前記定着ユニットを画像形成装置本体から引き出しても画像形成装置本体に残る構成であることを特徴とする。
【0037】
〔作用〕
場発生手段を画像形成装置本体に取り付け、加圧ローラと電磁誘導発熱部材は画像形成装置本体に引き出し可能な1つの定着ユニットに取り付けられるため、定着ユニッ換時のメンテナンス時に、該メンテナンスに不用の磁場発生手段を装置本体から取り外すことなく、メンテナンスすることが可能となり、メンテナンス時の作業軽減、交換作業による部品破損率低下を実現できる。
【0038】
【発明の実施の形態】
(1)画像形成装置例
図1は画像形成装置の一例の概略構成図である。本例の画像形成装置は電子写真カラープリンタである。
【0039】
101は有機感光体やアモルファスシリコン感光体でできた感光体ドラム(像担持体)であり、矢示の反時計方向に所定のプロセススピード(周速度)で回転駆動される。
【0040】
感光体ドラム101はその回転過程で帯電ローラ等の帯電装置102で所定の極性・電位の一様な帯電処理を受ける。
【0041】
次いでその帯電処理面にレーザ光学箱(レーザスキャナー)110から出力されるレーザ光103による目的の画像情報の走査露光処理を受ける。レーザ光学箱110は不図示の画像読み取り装置等の画像信号発生装置からの目的画像情報の時系列電気デジタル画素信号に対応して変調(オン/オフ)したレーザ光103を出力して回転感光体ドラム101面を走査露光することにより、該ドラム101面に目的画像情報に対応した静電潜像を形成する。109はレーザ光学箱110からの出力レーザ光103を感光体ドラム101の露光位置に偏向させるミラーである。
【0042】
フルカラー画像形成の場合は、目的のフルカラー画像の第1の色分解成分画像、例えばイエロー成分画像についての走査露光・潜像形成がなされ、その潜像が4色カラー現像装置104のうちのイエロー現像器104Yの作動でイエロートナー画像として現像される。そのイエロートナー画像は感光体ドラム101と中間転写体ドラム105との接触部(或いは近接部)である1次転写部T1において中間転写体ドラム105の面に転写される。該中間転写体ドラム105は、金属ドラム上に中抵抗の弾性層と高抵抗の表層を有するもので、感光体ドラム101に接触して或いは近接して感光体ドラム101と略同じ周速度で矢示の時計方向に回転駆動され、バイアス電位を与えられて感光体ドラム101との電位差で感光体ドラム101側のトナー画像を該中間転写体ドラム105面側に転写させる。
【0043】
該中間転写体ドラム105面に対するトナー画像転写後の回転感光体ドラム101面はクリーナ107により転写残りトナー等の付着残留物の除去を受けて清掃される。
【0044】
上記のような帯電・走査露光・現像・一次転写・清掃のプロセスサイクルが、目的のフルカラー画像の第2の色分解成分画像(例えばマゼンタ成分画像、マゼンタ現像器104Mが作動)、第3の色分解成分画像(例えばシアン成分画像、シアン現像器104Cが作動)、第4の色分解成分画像(例えぱ黒成分画像、黒現像器104BKが作動)の各色分解成分画像について順次実行され、中間転写体ドラム105面にイエロートナー画像・マゼンタトナー画像・シアントナー画像・黒トナー画像の都合4色のトナー画像が順次重ねて転写されて、目的のフルカラー画像に対応したカラートナー画像が合成形成される。
【0045】
そして該カラートナー画像は、該回転中間転写体ドラム105と転写ローラ106との接触ニップ部である二次転写部T2において、該二次転写部T2に不図示の給紙部から所定のタイミングで送り込まれた被記録材Pの面に転写されていく。転写ローラ106は被記録材Pの背面からトナーと逆極性の電荷を供給することで中間転写体ドラム105面側から被記録材P側へ合成カラートナー画像を一括転写する。
【0046】
二次転写部T2を通過した被記録材Pは、中間転写体ドラム105の面から分離されて像加熱装置(定着装置)100へ導入され、未定着トナー画像の加熱定着処理を受けてカラー画像形成物として機外の不図示の排紙トレーに排出される。定着装置100については次の(2)項で詳述する。
【0047】
被記録材Pに対するカラートナー画像転写後の回転中間転写体ドラム105はクリーナ108により転写残りトナー・紙粉等の付着残留物の除去を受けて清掃される。このクリ−ナ108は、通常時(トナー画像の合成時)、中間転写体ドラム105に非接触状態に保持されており、中間転写体ドラム105から被記録材Pに対するカラートナー画像の二次転写実行過程において、トナー画像転写後の中間転写体ドラム105面に接触状態に保持される。
【0048】
また転写ローラ106も常時は中間転写体ドラム105に非接触状態に保持されており、中間転写体ドラム105から被記録材Pに対するカラートナー画像の二次転写実行過程において中間転写体ドラム105に被記録材Pを介して接触状態に保持される。
【0049】
本例装置は、自黒画像などモノカラー画像のプリントモードも実行できる。また両面画像プリントモード、或いは多重画像プリントモードも実行できる。
【0050】
両面画像プリントモードの場合は、像加熱装置100を出た1面目画像プリント済みの被記録材Pが不図示の再循環搬送機構を介して表裏反転されて再び二次転写部T2へ送り込まれて2面目に対するトナー画像転写を受け、再度、像加熱装置100に導入されて2面目に対するトナー画像の定着処理を受けることで両面画像プリントが出力される。
【0051】
多重画像プリントモードの場合は、像加熱装置100を出た1回目画像プリント済みの被記録材Pが不図示の再循環搬送機構を介して表裏反転されずに再び二次転写部T2へ送り込まれて1回目画像プリント済みの面に2回目のトナー画像転写を受け、再度、像加熱装置100に導入されて2回目のトナー画像の定着処理を受けることで多重画像プリントが出力される。
【0052】
本例においては、トナーは低軟化物質を含有させたものを用いている。
【0053】
(2)定着装置(加熱手段)100
図2は本例の定着装置100の要部の横断面模型図、図3は要部の正面模型図(外部磁場発生部材省略)である。本例装置は、図13の定着装置と同様に、円筒状の電磁誘導発熱性フィルムを用いた、加圧ローラ駆動方式・電磁誘導加熱方式の装置である。
【0054】
2a)定着装置100の全体構成
図2、図3において、10は電磁誘導発熱部材としての円筒形状の定着フィルムであり、後述するように磁場の作用によって発熱する発熱層を基層とし、その外周に弾性層と離型層を有した積層構成となっている。16は横断面略半円弧状のフィルムガイド部材であり、円筒状の定着フィルム10をルーズに外嵌させてある。22はフィルムガイド部材16の上方に配設した横長の加圧用剛性ステイであり、この両端部と定着装置カバー40aのバネ支持部40cとの間に縮設された加圧バネ(加圧手段)25a,25bによる加圧力をフィルムガイド部材16に伝えている。23a、23bは、フィルムガイド部材16の長手方向両端部に外嵌し、該長手方向の位置が固定で回転自在に取り付けられて、定着フィルム10の端部を規制・保持するフランジ部材である。このフランジ部材23a、23bは、定着フィルム10の端部でカップリングしており、定着フィルム10といっしょに回転するとともに定着フィルム10を円筒形に維持し、左右への寄りと定着フィルム10の損傷を防止している。
【0055】
15はフィルムガイド部材16の外側に配設した磁場発生手段であり、励磁コイル18とE型の磁性コア(芯材)17とからなっている。21は定着フィルム10の温度を検知する温度検知素子であり、温度制御用のサーミスタや磁場発生装置への供給電力を遮断するヒューズ・サーモスタットなどを意味する。
【0056】
30は弾性加圧ローラであり、定着フィルム10を挟ませてフィルムガイド部材16の下面と所定の圧接力をもって相互に圧接し、定着ニップ部Nを形成している。加圧ローラ30は不図示の駆動手段により矢示の反時計方向に回転駆動され、この回転駆動によって被記録材(被加熱材)Pの搬送及び定着ローラ10の駆動を行なっている(加圧ローラ駆動方式)。
【0057】
而して、加圧ローラ30が回転駆動され、それに伴って円筒状の定着フィルム10がフィルムガイド部材16の外回りを回転し、励磁コイル18への給電により定着フィルム10の電磁誘導発熱がなされて定着ニップ部Nが所定の温度に立ち上がって温調された状態において、前述の如く未定着トナー画像tが形成された被記録材Pが定着ニップ部Nの定着フィルム10と加圧ローラ30との間に画像面を上向き即ち定着フィルム面に対向させて導入され、該画像面を定着フィルム10の外面に密着させた状態で挟持搬送し、この過程において、定着フィルム10の電磁誘導発熱で加熱して未定着トナー画像tを被記録材Pに加熱定着させる。被記録材Pは定着ニップ部Nを通過すると回転定着フィルム10の外面から分離して排出搬送されていく。
【0058】
2b)定着装置100の要部
本形態例では、磁性コア17の形状として断面がE型のものを用い、その窪み部分にコイル18を組み込んでいる。この磁性コア17および励磁コイル18からなる磁場発生手段15は、支持部材20により定着フィルム10と近接させた状態で画像形成装置本体に対して固定に支持されている。
【0059】
そして磁場発生手段15を除いた、定着フィルム10、フィルムガイド部材16、加圧ローラ30、定着装置カバー40a等よりなる定着ユニット100aを画像形成装置本体から引き出し可能に設けている。これにより、定着ユニット100aを引き出した状態では、該定着ユニット100aの磁場発生手段対向部がむき出し状態となるので、定着フィルム10に巻き付いた被記録材Pの除去処理を容易に行うことができる。
【0060】
さらに、定着ユニット100の引き出し作業時に磁場発生手段対向部を不図示のカバー部材が覆う構成にすることにより定着ユニット100aの不用意な破損を防止することも可能である。
【0061】
また、このような構成にすることにより定着ユニット100aの交換時に磁場発生手段15をはずしたりする工程が必要なくなるためメンテナンス性(作業性および作業時間等)を向上させることが可能である。
【0063】
また、本形態例では、温度検知素子21を定着フィルム10の内部で励磁コイル18と対向する部分に設置し、該温度検知素子21と定着フィルム10とを非接触状態としたが、応答性の向上および精度の向上の目的で接触状態に設置することも可能である。
【0064】
このように温度検知素子21を定着フィルム10の内側であって磁場発生手段15の対向部に配置したことにより、定着フィルム10の温度が最も高くなる磁場発生手段15の対向部で温度を検知できるので精度良く温度検知することが可能となった。
【0065】
更に、本形態例では、磁場発生手段15の支持部材20側または定着フィルム10側にギャップ保持部材を設けて常にこの磁場発生手段15と定着フィルム10とのギャップ(間隔)Lを保持するようにしている。
【0066】
場発生手段15と定着フィルム10の発熱層1との間の間隔Lはできる限り近づけた方が磁束の吸収効率が高いのであるが、特にこの間隔Lが5mmを越えるとこの効率が著しく低下するため5mm以内にするのがよい。また、5mm以内であれば定着フルム10の発熱層と励磁コイル18の間隔Lが一定である必要はない。
【0067】
本例においては、フランジ部材23a、23bをそのギャップ保持部材とし、図5に示すようにその外周部を支持部材20に設けたコロ部材24に当接させて動作時の間隔Lを保持する構成をとっている。(図5にはフランジ部材23a側のみを示したが、反対側も同様(左右対称)である。)このように、フランジ部材(ギャップ保持部材)23a、23bを用いたことにより、定着フィルム10磁場発生手段15に対して移動させた場合でも定着フィルム10と磁場発生手段15との間隔Lを適切に保つことができる。
【0068】
2c)定着装置100の細部
次に本実施の定着装置100を構成する各要素について説明する 磁性コア17は高透磁率の部材であり、フェライトやパーマロイ等といったトランスのコアに用いられる材料がよく、より好ましくは100kHz以上でも損失の少ないフェライトを用いるのがよい。
【0069】
加圧ローラ30は、芯金30aと、該芯金周りに同心一体にローラ状に成形被覆させた、シリコーンゴム・フッ素ゴム・フッ素樹脂などの耐熱性・弾性材層30bとで構成されており、芯金30aの両端部を装置のシャーシ側板(不図示)間に軸支させてある。
【0070】
加圧ローラ30は不図示の駆動手段により、図2中矢示の反時計方向に回転駆動される。この加圧ローラ30の回転駆動による該加圧ローラ30と定着フィルム10の外面との摩擦力で定着フィルム10に回転力が作用して、該定着フィルム10が定着ニップ部Nにおいてその内面をフィルムガイド部材16の下面に密着させて摺動しながら矢示の時計方向に加圧ローラ30の回転周速度にほぼ対応した周速度をもってフィルムガイド部材16の外回りを回転状態になる。
【0071】
この場合、定着ニップ部Nにおけるフィルムガイド部材16の下面と定着フィルム10の内面との相互摺動摩擦力を低減化させるために定着ニップ部Nのフィルムガイド16の下面と定着フィルム10の内面との間に耐熱性グリスなどの潤滑剤を介在させる、あるいはフィルムガイド部材16の下面を潤滑部材で被覆するようにすることもできる。フィルムガイド部材16は、定着ニップ部Nへの加圧および定着フィルム10を支持し、該フィルム10の回転時の搬送安定性を図る役目をする。
【0072】
16e(図4)はフィルムガイド部材16の側面にフィルムガイド部材長手に沿って間隔をおいて形成具備させた複数本の下側フィルムガイド周方向の凸リブ部である。この凸リブ部16eはフィルムガイド部材16の下面と定着フィルム10の内面との接触摺動抵抗を低減させて定着フィルム10の回転負荷を少なくする作用をする。
【0073】
また、励磁コイル18には不図示の励磁回路を接続してある。この励磁回路は20kHzから500kHzの高周波をスイッチング電源で発生できるようになっている。
【0074】
励磁コイル18は励磁回路から供袷される交番電流(高周波電流)によって交番磁束を発生する。
【0075】
2c-1.励磁コイル18
励磁コイル18はコイル(線輪)を構成させる導線(電線)として、一本ずつがそれぞれ絶縁被覆された銅製の細線を複数本束ねたもの(束線)を用い、これを複数回巻いて励磁コイルを形成している。
【0076】
絶縁被覆は定着フィルム10の発熱による熱伝導を考慮して耐熱性を有する被覆を用いるのがよい。本例においてはポリイミドによる被覆を用いており耐熱温度は220℃である。また、励磁コイル18の外部から圧力をかけて密集度を向上させてもよい。
【0077】
フィルムガイド部材16の材質としては、定着フィルム10との絶縁を確保するために絶縁性に優れ、耐熱性がよいものがよい。例えば、フェノール樹脂、フッ素樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、PEEK樹脂、PES樹脂、PS樹脂、PFA樹脂、PTFE樹脂、FEP樹脂、LCP樹脂などを選択するとよい。
【0078】
2c-2.定着フィルム10
図7は本例における定着フィルム10の層構成模型図である。本例の定着フィルム10は、基層となる電磁誘導発熱性の発熱層1と、その外面に積層した弾性層2と、その外面に積層した離型層3の複合構造のものである。発熱層1と弾性層2との間や、弾性層2と離型層3との間の接着のため、各層間にプライマー層(不図示)を設けてもよい。このような層構成であって円筒形状である本例の定着フィルム10は、発熱層1を内面側とし、離型層3を外面側としている。前述したように、発熱層1に交番磁束が作用することで該発熱層1に渦電流が発生して該発熱層1が発熱する。その熱が弾性層2・離型層3を介して定着ニップNに通紙される被記録材Pを加熱してトナー画像tの加熱定着がなされる。
【0079】
a.発熱層1
発熱層1は非磁性の金属でも良いが、ニッケル、鉄、強磁性SUS、ニッケル−コバル卜合金といった強磁性体の金属を用いるとよい。
【0080】
その厚みは次の式で表される表皮深さより厚くかつ200μm以下にすることが好ましい。表皮深さσ[m]は、励磁回路の周波数f[Hz]と透磁率μと固有抵抗ρ[Ωm]で、
σ=503×(ρ/fμ)1/2
と表される。
【0081】
これは電磁誘導で使われる電磁波の吸収の深さを示しており、これより深いところでは電磁波の強度は1/e以下になっており、逆にいうと殆どのエネルギーはこの深さまでで吸収されている(図7)。
【0082】
そこで発熱層1の厚さは好ましくは1〜100μmがよい。発熱層1の厚みが1μmよりも小さいとほとんどの電磁エネルギーが吸収しきれないため効率が悪くなる。また、発熱層が100μmを超えると剛性が高くなりすぎ、また屈曲性が悪くなり回転体として使用するには現実的ではない。従って、発熱層1の厚みは1〜100μmが好ましい。
【0083】
b.弾性層2
弾性層2は、シリコーンゴム、フッ素ゴム、フルオロシリコーンゴム等で耐熱性がよく、熱伝導率がよい材質である。
【0084】
弾性層2の厚さは10〜1000μmが好ましい。この弾性層2は定着画像品質を保証するために必要な厚さである。
【0085】
カラー画像を印刷する場合、特に写真画像などでは被記録材P上で大きな面積に渡ってベタ画像が形成される。この場合、被記録材の凹凸あるいはトナー層の凹凸に加熱面(離型層3)が追従できないと加熱ムラが発生し、伝熱量が多い部分と少ない部分で画像に光沢ムラが発生する。伝熱量が多い部分は、光沢度が高く、伝熱量が少ない部分では光沢度が低い。弾性層2の厚さとしては、10μm以下では被記録材あるいはトナー層の凹凸に追従しきれず画像光沢ムラが発生してしまう。また、弾性層2が1000μm以上の場合には弾性層の熱抵抗が大きくなりクイックスタートを実現するのが難しくなる。より好ましくは弾性層2の厚みは50〜500μmがよい。
【0086】
また、弾性層2の硬度が高すぎても被記録材あるいはトナー層の凹凸に追従しきれず画像光沢ムラが発生してしまう。そこで、弾性層2の硬度としては60°(JIS−A)以下、より好ましくは45°(JIS−A)以下がよい。弾性層2の熱伝導率λに関しては、
6×10-4〜2×10-3[cal/cm・sec・deg.]
がよい。
【0087】
熱伝導率λが6×10-4[cal/cm・sec・deg.]よりも小さい場合には、熱抵抗が大きく、定着フィルムの表層(離型層3)における温度上昇が遅くなる。
【0088】
また、熱伝導率λが2×10-3[cal/cm・sec・deg.]よりも大きい場合には、硬度が高くなりすぎたり、圧縮永久歪みが悪化する。
【0089】
よって熱伝導率λは6×10-4〜2×10-3[cal/cm・sec・deg.]がよい。より好ましくは8×10-4〜1.5×10-3[cal/cm・sec・deg.]がよい。
【0090】
c.離型層3
離型層3はフッ素樹脂、シリコーン樹脂、フルオロシリコーンゴム、フッ素ゴム、シリコーンゴム、PFA、PTFE、FEP等の離型性かつ耐熱性のよい材料を選択することができる。
【0091】
離型層3の厚さは1〜100μmが好ましい。離型層3の厚さが1μmよりも小さいと塗膜の塗ムラで離型性の悪い部分ができたり、耐久性が不足するといった問題が発生する。また、離型層が100μmを超えると熱伝導が悪化するという問題が発生し、特に樹脂系の離型層の場合は硬度が高くなりすぎ、弾性層2の効果がなくなってしまう。
【0092】
なお、本形態例中では励磁コイル18の周りにコア17を配置した構成を説明したが、コア17は必ずしも必要ではない。
【0093】
(3)本実施形態例の効果
以上のように本形態例によれば、磁場発生手段15を画像装置本体側に残したまま定着ユニット100aを像形成装置本体から引き出し可能に設けたことにより、定着ユニット100aの交換時に磁場発生手段15をはずしたりする工程が必要なくなるためメンテナンス性(作業性および作業時間等)を向上させることが可能である。
【0095】
また、本形態例では、温度検知素子21を定着フィルム10の内部で励磁コイル18と対向する部分に設置したことにより、精度の良い温度検知を可能にし、また、定着フィルム10に巻き付いた被記録材Pの除去の邪魔にならないようにし、定着フィルム10が不意に止まってしまった場合等でも温度検知が行なえるようにしている。
【0096】
更に、本形態例では、ギャップ保持部材23a,23bを設けたことにより、定着フィルム10を被記録材Pの除去等のために磁場発生手段15近傍の所定位置から移動させ、そののち定着フィルム10を該所定位置に戻した場合にも、該磁場発生手段15と定着フィルム10との間隔を適切に保つことを可能とし、該移動による発熱効率の悪化を防止している。
【0097】
〈第二の実施形態例〉
図8は定着装置100の電磁誘導発熱部材にローラを使用した場合の実施形態例である。図2、図3、図13の装置と共通の構成部材・部分には同一の符号を付して再度の説明を省略するとともに、図8、図9、図10を用いて本発明の説明を行う。
【0098】
本実施形態例において、磁性コア17およびコイル18からなる磁場発生手段15は支持部材20により画像形成装置本体側に支持されるとともに電磁誘導発熱部材としての定着ローラ10の外部に設置されている。
【0099】
該定着ローラ10は、図9に示すように上記フィルムの場合とほぼ同じ層構成であるが、本例ではこのローラ自体を剛体とし、加圧ローラ30と圧接して所定のニップ圧が得られるようにしている。この定着ローラ10の発熱層1としては、強磁性SUS、ニッケル−コバルト合金といった強磁性体の金属が適している。
【0100】
このようにローラ自体を剛性としたため変形の心配がなく第一の実施形態例に示したようなフィルムガイド部材16、ステイ22、フランジ部材23a,23b等が不要となり部品点数を減少させ構造を簡潔にできる。
【0101】
また、定着ローラ10が剛体であるため不図示のギヤまたはベルト等の駆動手段により定着ローラ自身を駆動させることが可能となる。
【0102】
本例では温度検知素子21を定着ローラ10の発熱層1に接触させている。さらに剛性の定着ローラ10を使用したことによりコロ状等のギャップ保持部材を支持部材20側に設けてそれを定着ローラ10側に突き当てることにより、容易に定着ローラ10と磁場発生手段15との間隔Lを任意の距離で保持することができる。本例では弾性層2及び離型層3で被覆されていないローラ両端部の剛性部表面にコロ状ギャップ保持部材24を押し付けることでさらに精度よく任意の距離を保持させている。
【0103】
ただしギャップ保持部材24を弾性層2或は離型層3に押し当てて任意の距離を保持させることも可能である。
【0104】
なお、本形態例中では励磁コイル18の周りにコア17を配置した構成を説明したが、コア17は必ずしも必要ではない。
【0105】
第一の参考例
図11は第一の参考例に係る定着装置100の概略構成図である。本参考例は、支持部材20を定着装置100側に設置したものであり、その他の構成は前記第二の実施形態例と同じであるので、同一の要素には同符番を付して再度の説明を省略している。
【0106】
本例では支持部材20が定着装置上カバー40aに支持軸55等によって回動可能に支持されており、磁場発生手段15を含めて定着装置100を画像形成装置本体から一体で取り外すことができるように構成している。
【0107】
磁場発生手段15を発熱動作時の定着フィルム対向位置から変位させる場合には不図示の突き当て機構を解除した後、磁場発生手段15を支持軸55を中心に上方に回転させる(矢印方向)。この操作によりそれまで磁場発生手段15が設置されていた定着フィルム対向部分にスペースができるため定着フィルム10に巻き付いてしまった被記録材P等を容易に除去することができるようになる。
【0108】
なお、本参考例中では電磁コイル18の周りにコア17を配置したが、コア17は必ずしも必要ではない。
【0109】
第二の参考例
図12は第二の参考例に係る定着装置100の概略構成図である。
【0110】
参考例は、第参考例と比べ、温度検知素子21を定着ローラ10の外側である支持部材20の内部に設けた点が異なり、その他の構成は同じである。
【0111】
参考例では、定着ローラ10と別に温度検知用の発熱部材56を、磁場発生手段15の定着ローラ10と反対側の支持部材20内に設け、発熱部材56の磁場発生手段15と反対側の支持部材20内に温度検知素子21を設けている。なお、支持部材20は画像形成装置本体側に設置されていてもよい。
【0112】
また発熱部材56および温度検知素子21は必ずしも支持部材20内に設置されている必要はなく画像形成装置本体側に設置されていても何ら問題無い。
【0113】
このような構成をとることにより定着ローラ10を小径化したり、定着ローラ10の内部構造を簡潔にすることが可能となる。
【0114】
【発明の効果】
発明によれば、電磁誘導発熱部材と加圧ローラを有する定着ユニット交換時に磁場発生手段15を取り外したりする工程が必要なくなるため、定着ユニット交換時のメンテナンス性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施形態例である画像形成装置の概略構成図
【図2】 第一の実施形態例の加熱装置の概略構成図
【図3】 図の装置の正面模型図
【図4】 フィルムガイド部材の斜視図
【図5】 ギャップ保持部材の説明図
【図6】 電磁誘導発熱性の定着フイルムの層構成模型図
【図7】 発熱層深さと電磁波強度の関係を示したグラフ
【図8】 第二の実施形態例の概略構成図
【図9】 電磁誘導発熱性の定着ローラの層構成模型図
【図10】 ローラを用いた場合のキャップ保持部材の説明図
【図11】 第一の参考例の概略構成図
【図12】 第二の参考例の概略構成図
【図13】 従来の電磁誘導加熱方式の加熱装置(定着装置)の一例の概略構成図
【符号の説明】
10 電磁誘導発熱部材(定着フィルム、定着ローラ)
17 磁性コア
18 励磁コイル
20 支持部材
21 温度検知素子
30 加圧ローラ
100 定着装置
被記録材
トナー像

Claims (1)

  1. 被記録材に未定着画像を形成する画像形成部と、未定着画像を担持する被記録材と接触する電磁誘導発熱部材と、前記電磁誘導発熱部材の外周面に対向しており前記電磁誘導発熱部材を発熱させるための磁場を発生する磁場発生手段と、前記電磁誘導発熱部材と共に定着ニップ部を形成する加圧ローラと、を有し、前記定着ニップ部で被記録材上の未定着画像を被記録材に加熱定着した後、被記録材を画像形成装置本体外に排出する画像形成装置において、
    前記電磁誘導発熱部材と前記加圧ローラは画像形成装置本体に対して引き出し可能な 1 つの定着ユニットに取り付けられており、前記磁場発生手段は画像形成装置本体に取り付けられており前記定着ユニットを画像形成装置本体から引き出しても画像形成装置本体に残る構成であることを特徴とする画像形成装置。
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