JP3911360B2 - 散布機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、背負式動力散布機等の散布機に関し、特に散布量を均一にして安定した散布を可能とする散布機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、薬剤タンクとブロワーケースとの間にシャッター装置を介装し、薬剤タンクからブロワーケース内へ落下させる薬剤量を、該シャッター装置により調節可能とする背負式動力散布機等の散布機は知られている。該シャッター装置は、例えば、多量散布を可能とするダンパーシャッター及び少量散布用のロータリーシャッターにより構成している。そして、薬剤タンクから落下しシャッター装置を通過した薬剤は、ブロワーケース内に侵入し、該ブロワーケースに内装される送風ファンからの送風により噴管を通じて散布されるように構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述の散布機においては、薬剤タンク下端の開口面積が大きいため、一度に多量の薬剤がシャッター装置上に落下することとなる。このように一度に多量の薬剤がシャッター装置上に落下した場合、流動性が良好な薬剤であれば速やかにシャッター装置を通過してブロワーケース内に流入するが、粒径が小さい薬剤や、湿気・不純物を含んだ薬剤等の流動性が悪い薬剤であると、シャッター装置上に堆積して目詰まり等の不具合が発生することがあった。また、ブロワーケース内の送風ファンからの送風の流れの分布や、薬剤タンクの形状等の影響により、薬剤タンク内の場所によって薬剤の落下量が異なるため、薬剤タンク内の特定箇所の薬剤が偏って消費されることとなって、薬剤の散布を継続して行っていると散布量にばらつきが生じることがあった。そこで、本発明においては、上記問題を解決して均一且つ安定した散布を行うことが可能な散布機を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するための手段を説明する。
請求項1においては、薬剤タンク(1)とブロワーケース(2)との間にシャッター収納部(25)を設け、該シャッター収納部(25)内にはシャッター枠(11)を介装し、該シャッター枠(11)には、外周側から中心方向へ向けて下方に傾斜するシャッター上板(15)を一体的に形成し、該シャッター上板(15)にシャッター装置を付設した散布機において、該薬剤タンク(1)内の下部にシャッター装置の上方を覆う吐粉安定板(21)を配設し、平面視において該吐粉安定板(21)の面積を、シャッター装置の面積よりも大きく構成し、該吐粉安定板(21)の下面に、該吐粉安定板(21)の外周部から下方へ落下する薬剤が、シャッター枠(11)内の特定箇所に集中して落下することを防止し、均等に落下させる整流ガイド(21c)を複数形成し、該整流ガイド(21c)は下方へ突出したものである。
【0005】
請求項2においては、請求項1記載の散布機において、前記吐粉安定板(21)の外周の一部で、薬剤が多く落下する箇所に、外側方向へ突出する整流突出部(21b)を形成し、整流突出部(21b)を形成した部分の、吐粉安定板(21)と薬剤タンク(1)の壁面との間隙を、他部の間隙よりも狭く構成したものである。
【0006】
請求項3においては、請求項1記載の散布機において、シャッター装置を、ロータリーシャッター装置(47)とダンパーシャッター装置(48)により構成した複合シャッター装置(46)としたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を説明する。図1は背負式動力散布機の正面図、図2は同じく側面図、図3はレバーガイド部を示す斜視図、図4はアクセルレバーの回動位置固定状態を示す断面図、図5はシャッター収納部及びその周辺部を示す正面断面図、図6はシャッター収納部を示す平面図、図7はシャッター収納部及びその周辺部を示す側面断面図、図8はロータリーシャッターが開いた状態を示す正面断面図、図9はダンパーシャッターが開いた状態を示す正面断面図、図10は薬剤案内ガイド筒を示す平面図、図11は薬剤タンク内部の吐粉安定板を示す平面図、図12はタンクストッパーを示す側面図、図13はタンクユニットをブロアケースに取付固定する場合のタンクストッパー操作状態を示す図、図14はタンクユニットをブロアケースから取り外す場合のタンクストッパー操作状態を示す図、図15はロータリーシャッター及びダンパーシャッターの開閉機構を示す後面図、図16は操作ピンへ取り付けを行う際のロッド固定金具を示す図、図17は操作ピンへ取り付けた状態のロッド固定金具を示す図である。
【0008】
まず、本発明に係わる散布機の全体構成について説明する。図1、図2に示す散布機は、例えば、背負式動力散布機に構成されており、上部に薬剤タンク1を、下部にブロワーケース2を配置している。該薬剤タンク1及びブロワーケース2は、それぞれ樹脂をブロー成形することによって一体的に形成されている。尚、薬剤タンク1とブロワーケース2とは互いに別体に形成されている。
【0009】
ブロワーケース2の前面側(図2における右側)にはエンジン26が、また該ブロワーケース2内には、図示せぬ送風ファンが配置されている。該送風ファンはエンジン26の出力軸に固設され、該出力軸と一体的に回転して送風を行うように構成している。前記薬剤タンク1やブロワーケース2やエンジン26等は、側面視略「L」字形状に形成した背負枠3上に載置されている。また、エンジン26には燃料タンク7、エアクリーナー8が付設されている。該燃料タンク7はエンジン26よりも下方に配置している為、燃料を上方のエンジン26まで強制的に送り出すために、燃料タンク7上部にパルスポンプ9を設けている。
【0010】
前記薬剤タンク1とブロワーケース2との間にはシャッター収納部25が介装されており、該シャッター収納部25内にはロータリーシャッター装置47とダンパーシャッター装置48を収納し、ブロワーケース2の一側部(図1における右側端)に設けた噴出口2aには噴管5が連結されている。また、ブロワーケース2の他側部にはレバーガイド4を設けて、該レバーガイド4にアクセルレバー34を回動可能に取り付けるとともに、薬剤の調量レバー33を該レバーガイド4の後方(図2における左方)へ回動可能に突出している。
【0011】
調量レバー33を回動操作することにより該調量レバー33に連結された調量ロッド35が上下移動し、これにより前記ロータリーシャッター装置47又はダンパーシャッター装置48の開度を変化させて薬剤の散布量を調節することができる。また、該アクセルレバー34を回動操作することによりエンジン26の回転数を変化させ、該エンジン26により駆動されるブロワーケース2内の送風ファンからの送風量を調節することができる。
【0012】
図3、図4に示すように、レバーガイド4におけるアクセルレバー34の回動軌跡上には、該アクセルレバー34の位置決め用の突起4aが複数形成されており、該突起4aとアクセルレバー34に形成される嵌合凹部34aとが嵌合可能に構成されている。これにより、アクセルレバー34を回動操作する場合に、該アクセルレバー34を突起4aが形成された位置で固定することができ、アクセルレバー34により調節したエンジン26の回転数及び送風ファンからの送風量を保持して、一定量の薬剤を安定して散布することが可能となる。また、アクセルレバー34を同じ回動位置に繰り返し回動操作することが容易にでき、アクセルレバー34の回動操作を容易にすることが可能となる。尚、アクセルレバー34は樹脂等の可撓性を有する部材により構成されているため、図4に示すように、回動操作時に容易に突起4aと嵌合凹部34aとの嵌合状態を解除することができる。
【0013】
ブロワーケース2内には、ロータリーシャッター装置47及びダンパーシャッター装置48の下方から前記噴出口2aの近傍にかけて薬剤案内ガイド筒27が配設されており、該薬剤案内ガイド筒27により、薬剤タンク1から落下し各シャッター装置47・48を通過してブロワーケース2内に侵入した薬剤を噴管5まで案内している。
【0014】
このように構成した散布機を圃場内で背負いつつ、エンジン26の駆動によりブロワーケース2内の送風ファンを駆動させ、アクセルレバー34の回動操作によりエンジン回転数を変化させて送風量の調節を行うとともに、調量レバー33の回動操作により前記ロータリーシャッター装置47又はダンパーシャッター装置48の開度を変化させて薬剤の散布量を調節しながら、噴管5を通じて薬剤の散布を行うのである。
【0015】
次に、前記シャッター収納部25、及びその周辺部の構成について説明する。図5乃至図7に示すように、前記薬剤タンク1とブロワーケース2との間のシャッター収納部25にはシャッター枠11を配設し、該シャッター枠11には、外周側から中心方向へ向けて下方に傾斜するシャッター上板15が一体的に形成されている。該シャッター上板15の左右一側には、開口面積が小さく構成された小開口部57を開口するロータリーシャッター上板15aが形成され、左右他側には、開口面積が大きく形成された大開口部56を開口するダンパーシャッター上板15bが形成されている。そして、該ロータリーシャッター上板15aが形成された部分にロータリーシャッター装置47が構成され、ダンパーシャッター上板15bが形成された部分にダンパーシャッター装置48が構成されて、該ロータリーシャッター装置47とダンパーシャッター装置48とで複合シャッター装置46を構成している。
【0016】
ロータリーシャッター装置47は、ロータリーシャッター上板15a、小開口部57、及びロータリーシャッター49により構成され、該ロータリーシャッター49はロータリーシャッター軸51により支持されている。該ロータリーシャッター軸51はシャッター枠11に形成された軸受11a・11bにより回動自在に軸支されており、該ロータリーシャッター軸51を回動操作することで、ロータリーシャッター49が一体的に上下回動するように構成している。また、該ロータリーシャッター49は、その形状・面積を、小開口部57の開口形状・開口面積合わせて形成するとともに、その配置位置を小開口部57の開口位置に合わせて決定している。そして、ロータリーシャッター49が下方に回動された状態においては、小開口部57が該ロータリーシャッター49により完全に閉じられており、この状態からロータリーシャッター軸51を回動操作してロータリーシャッター49を上方に回動すると小開口部57が開き、ロータリーシャッター49の回動量に応じて小開口部57の開口面積が変化するように構成している。
【0017】
一方、ダンパーシャッター装置48は、ダンパーシャッター上板15b、及びダンパーシャッター52により構成され、該ダンパーシャッター52は、ダンパーシャッター軸53により支持されている。該ダンパーシャッター52はシャッター枠11に形成された軸受11c・11dにより回動自在に軸支されており、該ダンパーシャッター軸51を回動操作することで、ダンパーシャッター52が一体的に上下回動するように構成している。また、該ダンパーシャッター52は、その形状・面積を、大開口部56の開口形状・開口面積合わせて形成するとともに、その配置位置を大開口部56の開口位置に合わせて決定している。そして、ダンパーシャッター52が上方に回動された状態においては、大開口部56が該ダンパーシャッター52により完全に閉じられており、この状態からダンパーシャッター軸53を回動操作してダンパーシャッター52を下方に回動すると大開口部56が開き、ダンパーシャッター52の回動量に応じて大開口部56の開口面積が変化するように構成している。
【0018】
そして、本散布機においては、散布量の多少に応じて、以上の如く構成されるロータリーシャッター装置47及びダンパーシャッター装置48の内、何れか一方を開いて散布を行うのである。例えば、薬剤を少量散布する場合は、図8に示すように、ロータリーシャッター軸51を回動操作することによりロータリーシャッター49を上方に回動して小開口部57を開くのである。これにより、薬剤タンク1から落下してくる薬剤が、開口面積が小さい小開口部57を通じてブロワーケース2内に少量侵入し、前記噴管5から散布されることとなる。また、多くの薬剤を散布する場合は、図9に示すように、ダンパーシャッター軸53を回動操作することによりダンパーシャッター52を下方に回動して大開口部56を開くのである。これにより、同じく、多量の薬剤が開口面積が大きな大開口部56を通じてブロワーケース2内に侵入し、前記噴管5から散布されることとなる。
【0019】
また、ロータリーシャッター装置47又はダンパーシャッター装置48を通過してブロワーケース2内に侵入した薬剤を噴管5まで案内する前記薬剤案内ガイド筒27には通風口27aを開口しており、ブロワーケース2内の送風ファンからの送風を、薬剤案内ガイド筒27内に導入するようにしている。薬剤案内ガイド筒27内に導入された送風は、該薬剤案内ガイド筒27の先端方向へ向かって流れて噴管5から外部へ排出されるが、この気流に乗って各シャッター装置47・48を通過した薬剤が噴管5まで案内されるのである。
【0020】
また、図5、図10等に示すように、薬剤案内ガイド筒27内には導風板28を配設しており、該導風板28は前記通風口27aの上方から傾斜底面27bに沿って配置されている。このように導風板28を設けることで、通風口27aから薬剤案内ガイド筒27内に導入された送風は、導風板28に案内されながら傾斜底面27bに沿って薬剤案内ガイド筒27内を先端方向に流れることとなる。従って、通風口27aから導入された送風が、シャッター枠11内の各シャッター装置47・48側へ流れて逆流することを防止することができ、送風の乱れによる薬剤散布量のばらつきを抑えて、均一で安定した散布を行うことが可能となる。
【0021】
さらに、大開口部56の部分に配置されるダンパーシャッター52の上面における両側部には、上方に突出する薬剤ガイド52aが形成されており、該薬剤ガイド52aにより、ダンパーシャッター装置48を下方に回動したときに、ブロアケース2内に落下する薬剤が、ダンパーシャッター52の両側方からこぼれ落ちないように構成している。また、薬剤ガイド52aを形成することにより、ダンパーシャッター装置48近傍に発生する乱流を防止することができ、薬剤が円滑に薬剤案内ガイド筒27へ案内されることとなる。
【0022】
また、図5、図7、図11に示すように、複合シャッター装置46の上方においては、薬剤タンク1内の下部に吐粉安定板21が配設されており、該吐粉安定板21は脚部21aをシャッター枠11に形成された固定台11fに取り付け固定されている。該吐粉安定板21は板状部材により構成されており、平面視において、薬剤タンク1の形状に合わせた略長円形状又は略楕円形状に形成され、また、前後方向の略中央部が周端部よりも盛り上がった形状とされている。また、平面視において、吐粉安定板21はその面積を、ロータリーシャッター装置47の小開口部57の開口面積と、ダンパーシャッター装置48の大開口部56の開口面積とを加えた面積よりも大きく構成しており、さらには、薬剤タンク1下端の開口部1aの開口面積よりも大きく構成している。そして、該ロータリーシャッター装置47及びダンパーシャッター装置48で構成される複合シャッター装置46の上方、及び薬剤タンク1下端の開口部1aの上方を、吐粉安定板21により覆っている。
【0023】
このように、薬剤タンク1に吐粉安定板21を配設して、複合シャッター装置46の上方、及び薬剤タンク1下端の開口部1aの上方を、吐粉安定板21により覆うことにより、薬剤タンク1内に貯留される薬剤は吐粉安定板21上に一旦堆積され、その後、吐粉安定板21の周縁部から徐々に下方に落下し、該吐粉安定板21と薬剤タンク1の壁面との間の間隙を通って吐粉安定板21の下方へ徐々に供給されることとなる。これにより、複合シャッター装置46へ薬剤が一度に多量に落下して堆積することがなく、薬剤の目詰まりを防止することができる。
【0024】
また、各シャッター装置47・48を通じて薬剤タンク1内の薬剤を散布する場合、従来の散布機においては、送風ファンからの送風の流れの分布や、薬剤タンク1の形状等の影響によって、薬剤タンク1内の場所によって薬剤の落下量が異なり、薬剤タンク1内の特定箇所の薬剤が偏って消費されることとなっていたが、本散布機においては次のように構成して、薬剤タンク1内の各部で薬剤が均一に消費されるようにしている。
【0025】
即ち、図11に示すように、吐粉安定板21の外周の一部に外側方向へ突出する整流突出部21bを形成し、該整流突出部21bを薬剤が多く落下する箇所に配置している。これにより、図7に示す如く、整流突出部21bを形成した部分の吐粉安定板21と薬剤タンク1の壁面との間隙が他部の間隙よりも狭くなって、該整流突出部21bを形成した部分は薬剤が落下しにくくなる。また、吐粉安定板21の下面に下方へ突出する整流ガイド21cを複数形成している。該整流ガイド21cを形成することにより、吐粉安定板21の外周部から下方へ落下する薬剤が、シャッター枠11内の特定箇所に集中して落下することが防止され、均等に落下するようになる。このように、吐粉安定板21に整流突出部21b及び整流ガイド21cを形成することで、薬剤タンク1内の薬剤が各部で均一に消費されるとともに、薬剤がシャッター枠11内の各部へ均一に供給されることとなって、薬剤の散布を均一且つ安定的に行うことが可能となる。
【0026】
また、図5に示すように、前記シャッター枠11の外周部には、薬剤タンク1の下端部が上方から嵌装されるとともに、前後2分割された取付ステー31・31が前後方向からそれぞれ嵌装されている。該取付ステー31・31はボルト等により一体的に締結されており、これにより、シャッター枠11、薬剤タンク1、及び取付ステー31・31が一体的に組み付けられてタンクユニット101を構成している。
【0027】
取付ステー31・31の左右両端部には、タンクストッパー61が取り付けられており、該タンクストッパー61により、一体的に組み付けられたタンクユニット101を、ブロワーケース2に着脱可能に取付固定するようにしている。タンクストッパー61は、支持軸62aにより取付ステー31・31に回動自在に支持されるストッパー操作レバー62、回動軸63aにより該ストッパー操作レバー62に回動自在に取り付けられるストッパーアーム63、及び該ストッパーアーム63に螺嵌されるストッパー64により構成されている。該ストッパーアーム63には係止突起63bが形成され、ストッパー64の下端には係止部64aが形成されている。そして、該ストッパー操作レバー62を回動操作して、図5に示す左側のタンクストッパー61の如く、ストッパー64の係止部64aを、ブロワーケース2に固設される受け金具65に係止させることにより、前記タンクユニット101をブロワーケース2に取付固定するのである。
【0028】
次に、タンクユニット101のブロワーケース2への取付固定の手順、及び固定解除の手順を説明する。まず、タンクユニット101をブロワーケース2へ取付固定する際は、該タンクユニット101をブロワーケース2上に載置した後に、図5の右側に示すタンクストッパー61及び図12に示すタンクストッパー61の如く、ストッパー操作レバー62を下方へ回動して、ストッパー64の係止部64aを受け金具65の下方に位置させる。この状態から、図13に示すように、ストッパー64の係止部64aがブロワーケース2側の受け金具65に係止するまでストッパー操作レバー62を上方回動する。
【0029】
ストッパー64の係止部64aが受け金具65に係止した後、ストッパー操作レバー62をさらに上方回動すると、弾性を有した板バネ状部材により構成される受け金具65は係止部64aにより上方へ持ち上げられる。この状態においては、受け金具65の付勢力によりストッパー64及びストッパーアーム63が下方に付勢され、該ストッパーアーム63と回動軸63aにより連結されているストッパー操作レバー62も下方回動方向へ付勢される。そして、図13の想像線で示す位置までストッパー操作レバー62を上方回動すると、回動軸63aが死点越えして、該ストッパー操作レバー62が上方回動状態で固定され、タンクユニット101がブロワーケース2への取付固定されることとなる。
【0030】
逆に、タンクユニット101のブロワーケース2への固定状態を解除する場合には、上方回動状態のストッパー操作レバー62を、図14に示す如く下方へ回動操作し、ストッパー64の係止部64aと受け金具65との係止状態を解除する。その後、ストッパー操作レバー62を上方へ、即ち取付固定方向へ回動操作すると、図14の想像線で示すように、該ストッパー操作レバー62にストッパーアーム63の係止突起63bが係止して、該ストッパーアーム63がストッパー操作レバー62とともに上方回動する。ストッパーアーム63が上方回動すると、ストッパー64の係止部64aは受け金具65の下方位置から外側位置へ移動する。
【0031】
ストッパー64の係止部64aと受け金具65との係止状態を解除した後に、タンクユニット101を上方へ持ち上げた場合、図14のように係止部64aが受け金具65の下方に位置していると、該係止部64aが受け金具65に引っかかって、タンクユニット101をブロワーケース2から円滑に取り外すことができないが、前述の如く、係止部64aを受け金具65の外側に位置させることで、タンクユニット101を上方へ持ち上げた際に係止部64aと受け金具65とが引っかかることを防止して、タンクユニット101をブロワーケース2から円滑に取り外すことが可能となるのである。このように、ストッパーアーム63に係止突起63bを形成することにより、タンクユニット101の取り外し時にストッパー操作レバー62を取付固定方向へ回動操作することで、ストッパー64の係止部64aを受け金具65の外側へ移動させて該ストッパー64がブロワーケース2側に係止しないようにすることができる。これにより、タンクユニット101をブロワーケース2から円滑に取り外すことが可能となり、取り外し作業の作業性の向上を図ることができる。
【0032】
尚、タンクユニット101をブロワーケース2に取付固定する場合には、上方回動されるストッパー操作レバー62とともにストッパーアーム63が上方回動しないように、ストッパー64の係止部64aが受け金具65の下方に位置するように押えながらストッパー操作レバー62を回動操作する。ストッパーアーム63に形成される係止突起63bは、先端が略球面状に形成されているので、ストッパー64が移動しないように押えながらストッパー操作レバー62を上方回動操作すると、該ストッパー操作レバー62は係止突起63bにより外側へ拡げられ、係止突起63bがストッパー操作レバー62に係止しなくなって、ストッパー操作レバー62のみが上方回動することとなる。
【0033】
次に、ロータリーシャッター装置47及びダンパーシャッター装置48の開閉機構について説明する。図6、図15に示すように、ロータリーシャッター軸51及びダンパーシャッター軸53の一端部は外部に突出し、該ロータリーシャッター軸51の一端部には該ロータリーシャッター軸51と一体的に回動するロータリーシャッター軸レバー71が固設され、ダンパーシャッター軸53の一端部には該ダンパーシャッター軸53と一体的に回動するダンパーシャッター軸レバー72が固設されている。また、ロータリーシャッター軸51とダンパーシャッター軸53との間にはリンク軸58がシャッター枠11の軸受11eに回動自在に軸支されており、外部に突出するリンク軸58の一端部には、該リンク軸58と一体的に回動するリンクレバー73が固設されている。
【0034】
ダンパーシャッター軸レバー72の一端部にはリンクピン72aが形成され、該リンクピン72aは、リンクレバー73に形成されるリンクピン73cと、リンクアーム74により連結されている。そして、リンクレバー73を上下回動するとリンクアーム74を介してダンパーシャッター軸レバー72が回動され、これによりダンパーシャッター軸53が回動されてダンパーシャッター52が開閉するように構成している。
【0035】
また、リンクレバー73には第一操作ピン73a、及び該第一操作ピン73aとはダンパーシャッター軸53からの距離が異なる位置に配置される第二操作ピン73bが形成されており、該第一操作ピン73a又は第二操作ピン73bに、調量ロッド35の上端部に固設されるロッド固定金具36を着脱可能に取り付けて、ダンパーシャッター52の開閉操作を行うように構成している。即ち、ロッド固定金具36は調量ロッド35を介して調量レバー33に固設されており、前記調量レバー33を回動操作すると調量ロッド35が上下移動し、これにより、該ロッド固定金具36により調量ロッド35と連結されるリンクレバー73が上下回動されて、前述の如くダンパーシャッター52が開閉するのである。
【0036】
一方、ロータリーシャッター49は、ロータリーシャッター軸レバー71を上下回動してロータリーシャッター軸51を回動させることにより開閉するように構成している。また、ロータリーシャッター軸レバー71には操作ピン71aが形成されており、該操作ピン71aに前記ロッド固定金具36を着脱可能に取り付けて、前述のダンパーシャッター52の場合と同様にロータリーシャッター49の開閉操作を行うように構成している。
【0037】
ロッド固定金具36は、リンクレバー73又はロータリーシャッター軸レバー71の何れか一方に取り付けることができ、調量レバー33の回動操作によりダンパーシャッター52又はロータリーシャッター49の何れかを開閉することが可能である。また、ダンパーシャッター52を開閉させる場合、ロッド固定金具36を第一操作ピン73aに取り付けるか、又は第二操作ピン73bに取り付けるかで、調量レバー33の回動操作量に対するダンパーシャッター52開閉量を変えることができる。即ち、第一操作ピン73aは第二操作ピン73bよりも、リンクレバー73の回動中心であるリンク軸58の近くに配置されているため、該第一操作ピン73aと第二操作ピン73bとを同じ寸法だけ上下移動させた場合、第一操作ピン73aを上下移動させた方がリンクレバー73の回動角度が大きくなって、ダンパーシャッター52を大きく開閉させることができる。
【0038】
従って、薬剤の最大散布量を多くしたい場合には、調量レバー33の回動操作量に対するダンパーシャッター52の開閉量が大きくなるようにロッド固定金具36を第一操作ピン73aに取り付け、薬剤の最大散布量を少なくしたい場合には、調量レバー33の回動操作量に対するダンパーシャッター52の開閉量が小さくなるようにロッド固定金具36を第二操作ピン73bに取り付ければよい。尚、ロッド固定金具36を第二操作ピン73bに取り付け場合よりもさらに散布量を少なくして微量の散布を行いたい場合には、ロッド固定金具36をロータリーシャッター軸レバー71の操作ピン71aに取り付けてロータリーシャッター49を開閉操作すればよい。
【0039】
また、ロッド固定金具36が取り付けられた状態にないリンクレバー73又はロータリーシャッター軸レバー71には、一端部75aを取付ステー31に回動可能に取り付けられたリンクストッパ75の他端部に形成される係合孔75bを係合して、開閉操作されない方のダンパーシャッター52又はロータリーシャッター49を閉じた状態に保持するようにしている。例えば、図15に示すように、ロッド固定金具36をリンクレバー73の第一操作ピン73aに取り付けてダンパーシャッター52を開閉操作可能としている場合には、リンクストッパ75の係合孔75bをロータリーシャッター軸レバー71の操作ピン71aに係合して、ロータリーシャッター49を閉じた状態に保持するのである。
【0040】
次に、ロッド固定金具36の各操作ピン71a・73a・73bへの着脱構造について図16、図17により説明する。尚、図16、図17にはロッド固定金具36を操作ピン71aへ取り付ける例を示しているが、第一・第二操作ピン73a・73bの場合を同様に構成されている。図16、図17に示すロッド固定金具36には、操作ピン71aに嵌合する嵌合孔36aが形成されるとともに、ストッパー37が回動支点37aを中心に回動自在に取り付けられている。該ストッパー37とロッド固定金具36には板バネ38が介装され、該板バネ38によりストッパー37の上部37bがロッド固定金具36方向に付勢されている。該ストッパー37の上部37bには係合部37dが形成されている。
【0041】
また、操作ピン71aの先端部71bの外周面は略球面状に形成され、該操作ピン71aの基部71cは先端部71bよりも小径に形成されている。前記嵌合孔36aの反操作ピン71a側は、操作ピン71aの先端部71bに形状を合わせて形成し、該嵌合孔36aの操作ピン71a側は、操作ピン71aの先端部71bの最大外径に合わせて形成して、嵌合孔36aを先端部71bに対して嵌脱自在としている。
【0042】
そして、ロッド固定金具36を操作ピン71aへ取り付ける場合は、図16に示すように、ストッパー37の下部37cを板バネ38の付勢力に抗してロッド固定金具36側へ押圧し、ストッパー37の上部37bに形成される係合部37dを嵌合孔36aの外周よりも外側へ位置させ、この状態で嵌合孔36aを操作ピン71aに嵌合させる。嵌合孔36aを操作ピン71aに嵌合した後、図17に示すように、ストッパー37の下部37cの押圧を解除すると、該ストッパー37の上部37bがロッド固定金具36側に付勢され、係合部37dが嵌合孔36aの外周よりも内側へ入り込んで操作ピン71aの基部71cに係合して、操作ピン71aにロッド固定金具36が取付固定される。
【0043】
このようにしてロッド固定金具36を操作ピン71aへ取り付けた場合、ストッパー37の係合部37dが操作ピン71aの基部71cの部分で、嵌合孔36aの外周よりも内側、即ち操作ピン71aの先端部71bよりも内側に入り込んでいるので、該係合部37dが操作ピン71aの先端部71bに係合して、操作ピン71aに嵌合したロッド固定金具36が外れることが防止されている。尚、操作ピン71aに取付固定されたロッド固定金具36を取り外す場合には、ストッパー37の下部37cをロッド固定金具36側へ押圧して、前記係合部37dの先端部71bへの係合を解除すれば容易に取り外すことができる。また、ロッド固定金具36の嵌合孔36aの形状は操作ピン71aの先端部71bの形状に合わせて形成されているので、該嵌合孔36aを操作ピン71aへ嵌合する際に嵌合位置が合わせ易く、ロッド固定金具36の取付作業を容易にすることができる。
【0044】
以上の如く、ロッド固定金具36を操作ピン71aへ容易に着脱することができるように構成するとともに、ストッパー37の係合部37dをロッド固定金具36の外れ止めとすることにより、ロッド固定金具36の各操作ピン71a・73a・73bへの付け換え作業を容易にするとともに、ロッド固定金具36を各操作ピン71a・73a・73bに対して確実に取付固定することが可能となる。
【0045】
また、シャッター装置を通過した薬剤を噴管へ案内する薬剤案内ガイド筒をブロワーケースに内装し、該薬剤案内ガイド筒内に、薬剤案内ガイド筒内へ導入した送風ファンからの送風を薬剤案内ガイド筒の先端方向へ案内する導風板を設けたので、薬剤案内ガイド筒内に導入された送風は、導風板に案内されながら薬剤案内ガイド筒内を先端方向に流れることとなる。従って、通風口から導入された送風がシャッター枠内の各シャッター装置側へ流れて逆流することを防止することができ、送風の乱れによる薬剤散布量のばらつきを抑えて、均一で安定した散布を行うことが可能となる。
【0046】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するのである。
請求項1の如く、薬剤タンク(1)とブロワーケース(2)との間にシャッター収納部(25)を設け、該シャッター収納部(25)内にはシャッター枠(11)を介装し、該シャッター枠(11)には、外周側から中心方向へ向けて下方に傾斜するシャッター上板(15)を一体的に形成し、該シャッター上板(15)にシャッター装置を付設した散布機において、該薬剤タンク(1)内の下部にシャッター装置の上方を覆う吐粉安定板(21)を配設し、平面視において該吐粉安定板(21)の面積を、シャッター装置の面積よりも大きく構成し、該吐粉安定板(21)の下面に、該吐粉安定板(21)の外周部から下方へ落下する薬剤が、シャッター枠(11)内の特定箇所に集中して落下することを防止し、均等に落下させる整流ガイド(21c)を複数形成し、該整流ガイド(21c)は下方へ突出したので、薬剤タンク内に貯留される薬剤は吐粉安定板上に一旦堆積され、その後、吐粉安定板の周縁部から徐々に下方に落下し、該吐粉安定板と薬剤タンクの壁面との間の間隙を通って吐粉安定板の下方へ徐々に供給されることとなる。
これにより、複合シャッター装置へ薬剤が一度に多量に落下して堆積することがなくなり、薬剤の目詰まりを防止することができる。
【0047】
請求項2の如く、前記吐粉安定板(21)の外周の一部で、薬剤が多く落下する箇所に、外側方向へ突出する整流突出部(21b)を形成し、整流突出部(21b)を形成した部分の、吐粉安定板(21)と薬剤タンク(1)の壁面との間隙を、他部の間隙よりも狭く構成したので、該整流突出部を形成した部分は薬剤が落下しにくくなるとともに、整流ガイドにより吐粉安定板の外周部から下方へ落下する薬剤が、シャッター枠内の特定箇所に集中して落下することが防止され、均等に落下するようになる。
従って、整流突出部を薬剤が落下し易い状態にある箇所に形成するとともに、整流ガイドを形成することで、薬剤タンク内の薬剤が各部で均一に消費され、薬剤がシャッター枠内の各部へ均一に供給されることとなって、薬剤の散布を均一且つ安定的に行うことが可能となる。
【0048】
請求項3の如く、シャッター装置を、ロータリーシャッター装置(47)とダンパーシャッター装置(48)により構成した複合シャッター装置(46)としたので、散布量の多少に応じて、ロータリーシャッター装置47及びダンパーシャッター装置48の内、何れか一方を開いて散布を行うことが出来るのである。
例えば、薬剤を少量散布する場合は、図8に示すように、ロータリーシャッター軸51を回動操作することによりロータリーシャッター49を上方に回動して小開口部57を開くのである。これにより、薬剤タンク1から落下してくる薬剤が、開口面積が小さい小開口部57を通じてブロワーケース2内に少量侵入し、前記噴管5から散布されることとなる。
また、多くの薬剤を散布する場合は、図9に示すように、ダンパーシャッター軸53を回動操作することによりダンパーシャッター52を下方に回動して大開口部56を開くのである。これにより、同じく、多量の薬剤が開口面積が大きな大開口部56を通じてブロワーケース2内に侵入し、前記噴管5から散布されることとなるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 背負式動力散布機の正面図である。
【図2】 同じく側面図である。
【図3】 レバーガイド部を示す斜視図である。
【図4】 アクセルレバーの回動位置固定状態を示す断面図である。
【図5】 シャッター収納部及びその周辺部を示す正面断面図である。
【図6】 シャッター収納部を示す平面図である。
【図7】 シャッター収納部及びその周辺部を示す側面断面図である。
【図8】 ロータリーシャッターが開いた状態を示す正面断面図である。
【図9】 ダンパーシャッターが開いた状態を示す正面断面図である。
【図10】 薬剤案内ガイド筒を示す平面図である。
【図11】 薬剤タンク内部の吐粉安定板を示す平面図である。
【図12】 タンクストッパーを示す側面図である。
【図13】 タンクユニットをブロアケースに取付固定する場合のタンクストッパー操作状態を示す図である。
【図14】 タンクユニットをブロアケースから取り外す場合のタンクストッパー操作状態を示す図である。
【図15】 ロータリーシャッター及びダンパーシャッターの開閉機構を示す背面図である。
【図16】 操作ピンへ取り付けを行う際のロッド固定金具を示す図である。
【図17】 操作ピンへ取り付けた状態のロッド固定金具を示す図である。
【符号の説明】
1 薬剤タンク
2 ブロワーケース
11 シャッター枠
21 吐粉安定板
21b整流突出部
21c 整流ガイド
25 シャッター収納部
27 薬剤案内ガイド筒
28 導風板
46 複合シャッター装置
47 ロータリーシャッター装置
48 ダンパーシャッター装置
49 ロータリーシャッター
52 ダンパーシャッター

Claims (3)

  1. 薬剤タンク(1)とブロワーケース(2)との間にシャッター収納部(25)を設け、該シャッター収納部(25)内にはシャッター枠(11)を介装し、該シャッター枠(11)には、外周側から中心方向へ向けて下方に傾斜するシャッター上板(15)を一体的に形成し、該シャッター上板(15)にシャッター装置を付設した散布機において、該薬剤タンク(1)内の下部にシャッター装置の上方を覆う吐粉安定板(21)を配設し、平面視において該吐粉安定板(21)の面積を、シャッター装置の面積よりも大きく構成し、該吐粉安定板(21)の下面に、該吐粉安定板(21)の外周部から下方へ落下する薬剤が、シャッター枠(11)内の特定箇所に集中して落下することを防止し、均等に落下させる整流ガイド(21c)を複数形成し、該整流ガイド(21c)は下方へ突出したことを特徴とする散布機。
  2. 請求項1記載の散布機において、前記吐粉安定板(21)の外周の一部で、薬剤が多く落下する箇所に、外側方向へ突出する整流突出部(21b)を形成し、整流突出部(21b)を形成した部分の、吐粉安定板(21)と薬剤タンク(1)の壁面との間隙を、他部の間隙よりも狭く構成したことを特徴とする散布機。
  3. 請求項1記載の散布機において、シャッター装置を、ロータリーシャッター装置(47)とダンパーシャッター装置(48)により構成した複合シャッター装置(46)としたことを特徴とする散布機。
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