JP4222891B2 - スピードスプレーヤ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、圃場における薬液散布に使用されるスピードスプレーヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スピードスプレーヤでは、車体の前後の軸線に直交する面に沿って空間(以下、吐風空間という。)が形成されており、この吐風空間の周縁部に複数個のノズルを配列することにより噴頭部が構成されている。そして、送風機より吐風空間に送風すると、これは吐風空間の周囲の開口(以下、吐風口という。)から放射状に噴射される(以下、吐風という。)。したがって、各ノズルから噴出される薬液は、吐風によって霧化し、車体の周囲に噴霧される。通常、ノズルは、薬液を車体の下方を除く全ての方向、すなわち、上および左右に向けて散布できるように配置されている。
【0003】
しかしながら、圃場の状況によって、例えば、走行方向の片側に人家があるような場合は、その方向へは散布しないようにする。この場合、上方および左右に配置されたノズルの内、散布しない方向のノズルへの薬液供給を停止するが、それだけでは、吐風空間全体から吐出される風によって他のノズルからの薬液が散布されたり、あるいは吐風自体が悪影響を及ぼすので、その方向への吐風も抑える必要がある。
【0004】
そのための方法として、吐風口を横に跨ぐアームを上下に間隔をおいて配置し、これらのアームに吐風口の側部を閉鎖する遮蔽板を取り付けるようにしたものが知られている。この遮蔽板は、下端部に設けたフックを下側のアームに上側から引っ掛けるとともに、上端部に設けたワンタッチ式の金具を上側のアームに連結することにより、遮蔽板はワンタッチで取り付けることができるようになっている。遮蔽版の上部には把手が設けられており、この把手を持って遮蔽板の取り付け、取り外しができるようになっている。
また、特許文献1には、ノズルをノズル群に分け、各ノズル群に対応する吐風口を開閉するスライドカバーを設ける構成が記載されている。
【0005】
一方、このように吐風口を部分的に閉鎖する以外の方法として、特許文献2には、周方向の全面でなく部分的に配置したノズル(群)を周方向に移動可能に支持することが記載されている。また、特許文献3には、吐風空間を扇状に画定する左右の導風板を設けた噴頭部を鉛直面内で回動可能とするとともに、導風板の内側に揺動板を設けて、噴頭部が回動したときに導風板と揺動板が当接して、送風範囲を狭める技術が記載されている。
【0006】
【特許文献1】
実用新案登録第2562852号公報
【特許文献2】
特開平8−294650公報
【特許文献3】
特開2001−275543号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、着脱自在な遮蔽板あるいは、特許文献1のスライドカバーにおいては、強制的に吐出口を覆うために、覆う面積によってサージングが発生する可能性がある。したがって、スライドカバーや遮蔽板白身およびその取付構造を強固なものとしなければならないので、部品コストの上昇や重量の増大を招いてしまう。また、スライドカバーや、これを取り付けるためのガイドロッド等の部品が車体から突出するために、果樹等を損傷させる可能性がある。さらに、開口部を塞ぎたい時には一旦車両から降りて取付動作をしなければならず、作業性が低下する。
【0008】
一方、特許文献2、特許文献3の技術においては、もともと、ノズル配置が周方向において部分的であるので、周方向の狭い範囲を散布する時には便利であるが、逆に、広い範囲に散布したい場合には、ノズルの配置数が不足してしまうことになる。
【0009】
また、特許文献3の技術においては、噴頭部が回動したときに上側の送風範囲を狭めることによって斜め下方への気流を強めることを目的としており、下方への気流を抑制するものではない。したがって、例えば、車体の一方の側にある人家への散布を回避するために噴頭部を傾動した場合に、他方側が平坦である場合には、地表面に薬液を噴霧することになり、薬液効率上も環境上も問題が起きてしまう。
【0010】
本発明は、以上のような背景に鑑みて、薬液散布範囲の変更が容易であり、それに伴う吐風の制御を容易に行なうことができるスピードスプレーヤを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記のような課題を解決するために、請求項1に記載のスピードスプレーヤは、車体(4)に送風機(9)からの送風を受けて周方向に噴射する吐風空間(41)が形成され、この吐風空間(41)に配置された複数のノズル(46)を有する噴頭部(8)が前記車体(4)の前後方向に延びる軸線(O)周りに回動可能に設けられ、前記噴頭部(8)の左右側面下部には前記吐風空間(41)を画定する角度調節板(65)が設置され、前記噴頭部(8)が回動したときに、上側の角度調節板(65)は上方に向かって傾斜し、下側の角度調節板(65)はほぼ水平を向くようになっており、前記角度調節板(65)は、前記車体(4)に固定された固定噴頭板(40)と、前記回動可能な噴頭部(8)と、前記角度調節板(65)と、連結部材(75)とを順次支点(O 1 ,O 2 ,O 3 ,O 4 )を介して結合して構成されるリンク機構によって、前記の動作を行なうように構成され、前記連結部材(75)の長さ、または、前記連結部材(75)と角度調節板(65)とを結ぶ支点(O 3 )の位置が調節自在であることを特徴とする。
【0012】
請求項1に記載の発明においては、噴頭部を一方へ回動させて他方側にある対象物への薬液散布を回避するときに、他方側の角度調節板が上方に向かって傾斜するので、その対象物への吐風が防止される。また、一方側の角度調節板はほぼ水平を向くので、薬液や吐風が地表面に向けて噴射されることが防止される。
また、噴頭部の回動を利用したリンク機構の動作によって、角度調節板の姿勢が確実に制御される。
さらに、連結部材の長さ、または、連結部材と角度調節板とを結ぶ支点の位置を調節することによって、リンク機構の動作を調整し、角度調節板の姿勢を状況に応じて変化させることができる。
【0019】
請求項2に記載のスピードスプレーヤは、車体(4)に送風機(9)からの送風を受けて周方向に噴射する吐風空間(41)が形成され、この吐風空間(41)に配置された複数のノズル(46)を有する噴頭部(8)が前記車体(4)の前後方向に延びる軸線(O)周りに回動可能に設けられ、前記噴頭部(8)の左右側面下部には前記吐風空間(41)を画定する角度調節板(65)が設置され、前記噴頭部(8)が回動したときに、上側の角度調節板(65)は上方に向かって傾斜し、下側の角度調節板(65)はほぼ水平を向くようになっており、前記吐風空間(41)内における気流を案内する制御板(66)がロッド(77)を介して前記角度調節板(65)に連結され、前記ロッド(77)の長さ、または、前記ロッド(77)と前記角度調節板(65)とを結ぶ支点(O5)の位置が調節自在であることを特徴とする。
【0020】
請求項2に記載の発明においては、制御板がロッドを介して角度調節板に連結されており、制御板は角度調節板に連動して傾斜が変化する。したがって、吐風空間内の特に角度調節板の近傍の気流を整流して、円滑な流れの吐風を形成する。
さらに、ロッドの長さ、または、ロッドと前記角度調節板とを結ぶ支点の位置を調節することにより、制御板と角度調節板の連動の仕方を、状況に応じて調整することができる。
【0021】
請求項3に記載のスピードスプレーヤは、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記複数のノズル(46)は周方向における配置に従ってノズル群(57a,57b,57c,57au,57al,57bl,57br,57cu,57cl)に分けられ、前記ノズル(46)はこのノズル群(57a,57b,57c,57au,57al,57bl,57br,57cu,57cl)ごとに開閉操作可能になっていることを特徴とする。
【0022】
請求項3に記載の発明においては、複数のノズルを、周方向における配置に従って区分されたノズル群ごとに、迅速かつ確実に開閉操作することができ、薬液を必要な方向にのみ散布することができる。
【0023】
請求項4に記載のスピードスプレーヤは、請求項3に記載の発明において、前記噴頭部(8)の所定の傾斜状態において、前記噴頭部(8)の前記軸線(O)を含む鉛直面が前記ノズル群(57a,57b,57c)の境界になっていることを特徴とする。
【0024】
請求項4に記載の発明においては、ノズル群を開閉操作することによって、噴頭部の軸線を含む鉛直面を境として、一方側を開、他方を閉とすることができる。
【0025】
請求項5に記載のスピードスプレーヤは、請求項3に記載の発明において、前記噴頭部(8)の所定の傾斜状態における下降側において、水平方向より下向きとなるノズル(46)と水平方向より上向きであるノズル(46)の間に前記ノズル群(57au,57al,57cu,57cl)の境界が有ることを特徴とする。
【0026】
請求項5に記載の発明においては、ノズル群を開閉操作することによって、水平面を境として、一方側を開、他方を閉とすることができる。
【0027】
請求項6に記載のスピードスプレーヤは、車体(4)に送風機(9)からの送風を受けて周方向に噴射する吐風空間(41)が形成され、この吐風空間(41)に配置された複数のノズル(46)を有する噴頭部(8)が前記車体(4)の前後方向に延びる軸線(O)周りに回動可能に設けられ、前記噴頭部(8)の左右側面下部には前記吐風空間(41)を画定する角度調節板(65)が設置され、前記噴頭部(8)が回動したときに、上側の角度調節板(65)は上方に向かって傾斜し、下側の角度調節板(65)はほぼ水平を向くようになっており、前記噴頭部(8)の回動によって所定の位置に来たノズル(46)を開閉操作する操作手段(62,63)が設けられていることを特徴とする。
【0028】
請求項6に記載の発明においては、操作手段によって、噴頭部の回動によって所定の位置に来たノズルが個別に、かつ自動的に開閉操作される。
【0029】
請求項7に記載のスピードスプレーヤは、請求項6に記載の発明において、前記操作手段(62,63)は、前記噴頭部(8)の回動により、該噴頭部(8)の前記軸線(O)を含む鉛直面上に来たノズル(46)を開とすることを特徴とする。
【0030】
請求項7に記載の発明においては、上昇する側において閉状態であったノズルが、噴頭部の軸線を含む鉛直面上で開となり、他方側に開状態で移動する。
【0031】
請求項8に記載のスピードスプレーヤは、請求項6に記載の発明において、前記操作手段(62,63)は、水平方向より下向きになるノズル(46)を閉とするものであることを特徴とする。
【0032】
請求項8に記載の発明においては、水平方向より上向きの状態で開であったノズルが、水平方向より下向きに移行する際に閉となる。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、この発明の実施の形態について説明する。
図1はスピードスプレーヤを示す斜視図である。スピードスプレーヤ1は、四輪駆動および四輪操舵方式であり、前輪2と後輪3とにより支持されて自走可能な車体4を備えている。車体4には、スピードスプレーヤ1の前方から順に、運転部5、薬液を貯蔵する薬剤タンク6、走行用エンジン等を収容するエンジン部7、薬液を噴霧する噴頭部8、および後方から吸い込んだ空気を噴頭部8へ吐出する送風機9が搭載されている。なお、以下の説明において「前後」について言及している場合、それはスピードスプレーヤ1の前後と合致している。
【0034】
図2および図3は、スピードスプレーヤ1のエンジン10と送風機9の結合部を示すもので、エンジン10の後方に、クラッチが内蔵されたクラッチケース11と、エンジン10の出力を変速させるギヤが内蔵されたギヤケース12とが設けられている。そして、このギヤケース12には支持筒13が突設され、エンジン10の回転出力を伝達する駆動軸14が支持筒13を貫通して送風機9のファンケース15内に突出している。駆動軸14の先端部にはハブ16を介して複数枚の動翼17が取り付けられている。
【0035】
支持筒13は、駆動軸14と同軸に設けられ、その外周には、複数枚の静翼18が、ベアリング19および静翼内側円筒部20を介して回動自在に支持されている。これら静翼18の外端部はファンケース15の内面に取り付けられている。したがって、ファンケース15と静翼18とは、支持筒13によって、駆動軸14および動翼17と共通の軸線O周りに回動可能に支持されている。また、図4に示すように、車体4の機台4a上には、ファンケース15の外周面を支持するローラ21が左右に設けられており、これらのローラ21によってもファンケース15が支持される。ただし、これらのローラ21は、ファンケース15を補助的に支持し、ガイドするもので、ファンケース15の重量は基本的に支持筒13によって負荷されている。
【0036】
図4および図5に示すように、機台4a上には、ファンケース15を回動させる回転駆動装置22が設けられている。回転駆動装置22は、ファンケース15の外周面の周方向2か所において端部が固定されたチェーン23と、チェーン23に噛合するスプロケット24と、このスプロケット24を回転駆動するモータ25とを備えている。スプロケット軸26は、機台4aに固定された一対のブラケット27,28により支承され、ギヤ29を介してモータ25の出力軸に結合されている。また、スプロケット軸26の端部には、電磁ブレーキ31が配設されている。
【0037】
なお、図3に示すように、エンジン10のクラッチケース11とは反対側に突出する出力軸にはVプーリ33が取り付けられ、このVプーリ33に掛けられるVベルトにより、スピードスプレーヤ1の車輪2,3や噴霧用ポンプ34(図7参照)が駆動されるようになっている。また、ファンケース15の周囲には外胴35が形成され、この外胴35の後端には防塵網36が取り付けられている。
【0038】
図6に示すように、エンジン部7の後側の固定噴頭板40と、送風機9の間には、車体4の前後の軸線(例えば、軸線O)に直交する仮想面(以下、吐風面という)に沿って延びる吐風空間41が形成されている。吐風空間41には、前後2枚の導風板42,43が設けられており、後側の第1の導風板42とファンケース15の間に第1の送風路44が形成され、前側の第2の導風板43と第1の導風板42の間に第2の送風路45が形成されている。各導風板42,43の中央には、前方に向けて漏斗状に広がる曲面42a,43aが形成されている。また、第1の導風板42の中央には、第2の送風路45に通じる開口42bが形成されている。これらの構成により、送風機9から吐出された空気を前記2つの送風路44,45に分岐させて径方向に流す流路が形成されている。
【0039】
図6に示すように、各送風路44,45の周縁部には、複数個のノズル46が配置されている。すなわち、図2に示すように、ファンケース15の外周に設けられた外胴35の内部には、薬剤タンク6に連通する薬液配管47が周方向に延びており、この薬液配管47の所定箇所からノズル配管48が前方に分岐している。各ノズル配管48は、外胴35の前側周縁部を覆う側部防渦板(可動噴頭板)49を挿通し、図6に示すように、一部は、第1の送風路44に延び、他は、第1の導風板42の所定箇所に設けられた切欠部50(図9参照)を通って第2の送風路45に延びている。そして、ノズル46は、これらのノズル配管48の先端に径方向外向きに取り付けられている。これらのノズル46は、周方向において、第1および第2の送風路44,45に概ね交互に振り分けられており、吐風空間41の周囲の開口(吐風口)から散布される薬液の噴霧密度が均等になるようにしている。図4に示すように、ノズル46は全体として横に扁平な円に沿って、軸線Oを中心とする所定角度(この実施の形態では、約270度)の範囲に配置されている。
【0040】
吐風空間41を構成する導風板42,43、送風機9、ノズル46、およびこれらの付属品によって、薬液を周囲に噴霧する噴頭部8が構成されている。これらの構成要素のうち、導風板42,43およびノズル46は、送風機9のファンケース15に支持されており、ファンケース15は上述した支持筒13(およびローラ21)によって支持されている。したがって、導風板42,43、ノズル46、ファンケース15およびこれらの付属品は、回転駆動装置22の作動によって軸線O周りに一体に回動する可動噴頭部を構成する。したがって、可動噴頭部には送風機9の動翼17が含まれない。以下の説明では、可動噴頭部と噴頭部8を特に区別せず、噴頭部8と称する。
【0041】
図7には、ノズル46への薬液の供給経路が示されており、薬剤タンク6から、送液バルブ51、ストレーナ52、噴霧用ポンプ34、三方コック53を介して分水器54へ送られた薬液は、噴霧コック55a,55b,55cおよび切換コック56a,56b,56cを介して各ノズル46に送られる。図7および図8(a)に示すように、これらのノズル46は、この実施の形態では、全18個のノズル46が、それぞれ7個、4個、7個のノズル46を含む、左ノズル群(ノズル群)57a、中ノズル群(ノズル群)57b、右ノズル群(ノズル群)57cに分類され、各ノズル群57a,57b,57cは、それぞれ2つのサブノズル群(ノズル群)57au,57al,57bl,57br,57cu,57clに分かれている。そして、図8(b)に示すように、運転席に配列された操作部において、噴霧コック55a,55b,55cを開閉操作することによって、左、中、右のノズル群57a,57b,57cの1または複数が選択され、切換コック56a,56b,56cを操作することによって、それぞれのサブノズル群57au,57al,57bl,57br,57cu,57clの一方または双方が選択される。
【0042】
なお、この実施の形態においては、左右のノズル群57a,57cのそれぞれ下サブノズル群57al,57clに属する各3つのノズル46は、図9に示すように、第2の送風路45に配置されている。これらのノズル46には、図9および下側から見た図10に示すように、ノズル46を開閉するバルブに取り付けられた連行板60が第2の導風板43より固定噴頭板40側に突出している。そして、この連行板60にはローラ62が突出して設けられ、一方、固定噴頭板40には、ローラ62に当接する位置に突片63が設けられている。したがって、ファンケース15の回動に伴い、突片63とローラ62が接離してこれらのノズル46を開閉させる。これらのノズル46が開閉する際のファンケース15の傾動角度は、固定噴頭板40への突片63の設置位置を変えることにより調整できる。突片63を取り付けるボルト穴64は後述する図12に図示されている。これら、突片63とローラ62によって、ノズル46を開閉する操作手段が構成されている。
【0043】
図9に示すように、吐風空間41の下端部には、左右両側に、吐風空間41の下端を画定する角度調節板65が設けられ、各送風路44,45には、それぞれの角度調節板65の上方に制御板66が設けられている。角度調節板65は、ファンケース15の下部から前方に延びる下部防渦板67に蝶番68を介して取り付けられ、吐風面に沿って蝶番68の軸ピン69(図12参照)周りに回動自在になっている。また、制御板66は、図11に示すように、第1の導風板42を貫通し、可動噴頭板49と第2の導風板43の間に回動自在に架設されたシャフト70に取り付けられている。すなわち、第1の送風路44と第2の送風路45にそれぞれ配置される2つの制御板66には、図12に示すように、それぞれ支持管71が取り付けられており、これらの支持管71にシャフト70を挿通し、制御板66に形成された穴66aおよびシャフト70に形成された穴にクレビスピン(図示略)を挿通し、割ピン(図示略)によって抜け止めすることによって取り付けられている。なお、図12では、導風板42,43、シャフト70を省略している。可動噴頭板49と第2の導風板43にはシャフト70を支持する部分を補強する補強板72が取り付けられている。
【0044】
図12ないし図14は、車体4の左側の角度調節板65と制御板66とを、導風板42,43、ノズル46を省略して示す図である。図12に示すように、角度調節板65の外端部上面には前後にL字状の支持金具73,74が取り付けられている。前側の支持金具73は、第2の導風板43より前側、すなわち、送風路44,45の外に有り、これには、後述するリンクの結合要素であるステー(連結部材)75が枢着され、ステー75の他端は、固定噴頭板40の所定位置から突出する支点軸76に枢着されている。これにより、噴頭部8が回動すると、可動な噴頭部8に属する蝶番68と固定側に属する支点軸76の相対位置が変化するので、図13および図14に示すように、角度調節板65の傾斜が変化する。ステー75は、長さの違うものを複数種用意しておき、状況に応じて傾斜角度を調整できるように交換して用いることができる。また、ステー75として、例えば、ターンバックル式に長さを変えることができるものを用いれば、交換作業を行わずに、微調整が可能となる。さらに、支点軸76の位置も変更可能としておけば、より広い調整が可能である。
【0045】
また、角度調節板65の後側の支持金具74は、第1の送風路44内に位置しており、これにはロッド77の基端が枢着され、このロッド77の先端は、第1の送風路44内の制御板66の下面に取り付けられた支持金具78に枢着されている。したがって、噴頭部8の回動により角度調節板65の傾斜が変化すると、ロッド77の基端の位置が変化し、共通の支持管71に取り付けられた2つの制御板66がシャフト70周りに回動して傾斜が変化する。なお、ロッド77についても、長さの異なるものを用意しておき、状況に応じて交換して用いることにより、制御板66を異なる傾斜角度に傾動させることができる。また、ロッド77として、例えば、ターンバックル式に長さを変えることができるものを用いれば、交換作業を行わずに、微調整が可能となる。
【0046】
このような角度調節板65と制御板66の動きを、図15(a)ないし(c)にまとめて示している。図15(a)は、噴頭部8が正立した状態、図15(b)は、噴頭部8が説明対象の角度調節板65および制御板66の側に回動した状態、図15(c)は、反対側に回動した場合を示している。つまり、噴頭部8が傾動したときに、下降する側は図15(b)の状態になり、上昇する側は図15(c)の状態になる。図15(a)ないし(c)は、図11ないし図13にそれぞれ対応しているが、対象である角度調節板65および制御板66の位置が左右逆になっている。
【0047】
以下、図15(a)ないし(c)に基づいて角度調節板65および制御板66の動きを説明する。図15(a)に示すように、噴頭部8の正立状態では、角度調節板65はほぼ水平状態、制御板66は水平よりやや上向きであり、また、ステー75は斜め下方向に延び、蝶番68と角度調節板65は屈曲状態となるように設定されている。先ず、角度調節板65に着目すると、固定噴頭板40、可動噴頭部8、角度調節板65、およびステー75は、4つの支点O1,O2,O3,O4で順次結合され、吐風面内で変形する第1のリンク(O1,O2,O3,O4)を構成している。支点O1は軸線O上にあり、支点O2は、蝶番68の軸ピン69の軸線上にあり、支点O3は角度調節板65とステー75の枢着点であり、支点O4は支点軸76の軸線上にある。固定噴頭板40、可動噴頭板49、角度調節板65、およびステー75は、それぞれ第1のリンクの構成要素として、図において、L1,L2,L3,L4で表され、固定噴頭板40が固定リンク要素L1であり、他は可動リンク要素である。図示するように、正立状態では、第1のリンクは、やや狭められた四辺形を形成している。同様に、角度調節板65、ロッド77、制御板66および可動噴頭部8によって、支点O5,O6,O7,O2で順次結合され、吐風面内で変形する四辺形状の第2のリンク(O5,O6,O7,O2)が構成されている。これについては、図面が煩雑になるので、リンク要素を図示していない。
【0048】
噴頭部8が軸線O周りに右に回動すると、図15(b)に示すように、蝶番68が移動して支点O2が左下に移動する。これにより、第1のリンク(O1,O2,O3,O4)は四辺形が拡大するように変形する。この変形では、リンク要素L2,L4が回動し、L3はあまり傾斜を変えないので、角度調節板65はほぼ水平状態を維持する。一方、噴頭部8が軸線O周りに左に回動すると、図15(c)に示すように、蝶番68が移動して支点O2が右上に移動する。これにより、第1のリンク(O1,O2,O3,O4)は、リンク要素L1,L4のなす角度が180度を超えるように変形する。したがって、ステー75および角度調節板65は外側が上方に大きく傾動する。
【0049】
一方、制御板66は、図15(a)に示す正立位置において角度調節板65よりやや傾斜角度が大きくなっているが、図15(b)および(c)に示す傾動位置においては、第2のリンク(O5,O6,O7,O2)はいずれも四辺形が潰れる方向に変形しており、制御板66が対向する辺である角度調節板65に対してなす角度はいずれも大きくなっている。したがって、いずれの場合も、制御板66は角度調節板65より大きく傾動する。
【0050】
以下に、上記のような構成のスピードスプレーヤ1の運転動作を、図16および図17を参照して、具体的に説明する。なお、図16および図17においては、各図(a)において薬液の散布方向を、(b)において吐風方向を示している。通常の上および左右の全方向に向けて薬液を散布している際には、図16に示すように噴頭部8は傾動しておらず、図15(a)に示す正立位置にある。そして、角度調節板65はほぼ水平方向を向き、薬液および吐風は均等に放射状に流れる。各ノズル群57a,57b,57cの中での噴霧ノズル46の選択は、噴霧コック55a,55b,55cや切換コック56a,56b,56cを操作して適宜に行なう。
【0051】
次に、例えば、図18に示すように、右側に人家等が有り、左側に散布対象がある場合には、図17に示すように、噴頭部8を左側に傾動させる。ここで、噴霧コック55a,55b,55cや切換コック56a,56b,56cを操作し、噴霧を行わないノズル群、すなわち、右ノズル群57cへの薬液の供給を止める。左ノズル群57aの下サブノズル群57alのノズル46は、連行板60に取り付けたローラ62と突片63の係合により、順次閉となる。一方、空気の流れは、右側においては、角度調節板65および制御板66が上向きに傾動するので、吐風が上向きになり、人家等に吐風が当たることが防止される。一方、左側では、角度調節板65は水平のままに維持されるので、吐風が地表面に向けられることはなく、地表面に薬液が噴霧されたり、吐風によって地表面上の物体が吹き飛ばされたり、砂塵が舞い上がったりすることが無い。
【0052】
この実施の形態では、上記のように、地表面に向かうノズル46が、噴頭部8の傾動に応じて自動的に閉となるので、万一、誤操作によって噴頭部8が傾動しても、地表面に薬液が散布されるような状態が回避される。しかしながら、このような突片63と連行板60による開閉を採用しない方が便利な場合もある。その場合には、図17(a)において噴頭部8を左側に傾動させる際に、噴霧コック55a,55b,55cや切換コック56a,56b,56cを操作して、左ノズル群57aの下サブノズル群57auへの薬液の供給を止めればよい。
【0053】
また、例えば、左側が斜面であって、斜め下方側に噴霧を行ないたいような場合には、角度調節板65や制御板66の傾動角度を調整する必要がある。このような場合には、長さが異なるステー75やロッド77を予め用意しておき、適宜に選択して交換することにより、あるいは、さらに、支点軸76の位置を変更することにより、調整が可能である。
【0054】
図19は、この発明の他の実施の形態を示すもので、先の実施の形態と異なるのは、支持金具73A,74Aの底辺側に長穴79が形成され、この長穴79にボルト(図示略)を挿通して角度調節板65に取り付けるようにしている点である。したがって、ボルトを緩めて支持金具73A,74Aをずらせることにより、ステー75またはロッド77の取付位置を変え、角度調節板65または制御板66の傾斜角度を調整することができる。
【0055】
以上、この発明を実施の形態に基づいて説明したが、この発明は、これらに限定されるものではなく、発明の趣旨に添って改変が可能である。例えば、上記の実施の形態においては、連行板のローラに当接する突片は、下側のノズルが下降する際に、所定の位置において閉とするように用いられているが、例えば、上昇する側で閉としてあったノズルが、鉛直面を越したときに開とするように用いるようにしてもよい。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明のスピードスプレーヤによれば、噴頭部を一方へ回動させて他方側にある対象物への薬液散布を回避するときに、他方側の角度調節板が上方に向かって傾斜するので、その対象物への吐風が防止され、一方側の角度調節板はほぼ水平を向くので、薬液や吐風が地表面に向けて噴射されることが防止される。したがって、全方向にノズルを配したスピードスプレーヤにおいて一部の方向への薬液散布を回避するような薬液散布範囲の変更を、弊害なく行なうことができ、結果として効率の良い薬液散布を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るスピードスプレーヤの全体を示す斜視図である。
【図2】噴頭部の支持構造を示す断面図である。
【図3】噴頭部の近傍を噴頭部の軸線を含む面で破断した斜視図である。
【図4】噴頭部を後方から見た図である。
【図5】噴頭部の回転駆動装置を示す側面図である。
【図6】噴頭部を示す側面図である。
【図7】薬液の供給経路を示す図である。
【図8】(a)はノズルの群分けを示す図、(b)は運転席における操作部を示す図である。
【図9】噴頭部の下部の構造を示す斜視図である。
【図10】図9の部分断面図である。
【図11】噴頭部の下部の構造を示す斜視図である。
【図12】噴頭部が正立しているときの角度調節板および制御板の状態を示す斜視図である。
【図13】噴頭部が下降した側の角度調節板および制御板の状態を示す斜視図である。
【図14】噴頭部が上昇した側の角度調節板および制御板の状態を示す斜視図である。
【図15】角度調節板および制御板の動きを説明する略図であり、(a)は噴頭部が正立した状態を、(b)は右に回動した状態を、(c)は左に回動した状態を示す。
【図16】スピードスプレーヤの噴頭部が正立状態での作用を説明する図であり、(a)は薬液の流れの状態を、(b)は吐風の流れの状態を示す。
【図17】スピードスプレーヤの噴頭部が回動状態での作用を説明する図であり、(a)は薬液の流れの状態を、(b)は吐風の流れの状態を示す。
【図18】スピードスプレーヤが動作する状況を示す図である。
【図19】本発明の他の実施の形態の要部を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 スピードスプレーヤ
4 車体
8 噴頭部
9 送風機
40 固定噴頭板
41 吐風空間
46 ノズル
57a,57b,57c ノズル群
57au,57al,57bl,57br,57cu,57cl サブノズル群(ノズル群)
62 ローラ(操作手段)
63 突片(操作手段)
65 角度調節板
66 制御板
75 ステー(連結部材)
77 ロッド
O1,O2,O3,O4,O5 支点
O 軸線

Claims (8)

  1. 車体(4)に送風機(9)からの送風を受けて周方向に噴射する吐風空間(41)が形成され、この吐風空間(41)に配置された複数のノズル(46)を有する噴頭部(8)が前記車体(4)の前後方向に延びる軸線(O)周りに回動可能に設けられ、前記噴頭部(8)の左右側面下部には前記吐風空間(41)を画定する角度調節板(65)が設置され、前記噴頭部(8)が回動したときに、上側の角度調節板(65)は上方に向かって傾斜し、下側の角度調節板(65)はほぼ水平を向くようになっており、
    前記角度調節板(65)は、前記車体(4)に固定された固定噴頭板(40)と、前記回動可能な噴頭部(8)と、前記角度調節板(65)と、連結部材(75)とを順次支点(O1,O2,O3,O4)を介して結合して構成されるリンク機構によって、前記の動作を行なうように構成され、前記連結部材(75)の長さ、または、前記連結部材(75)と角度調節板(65)とを結ぶ支点(O3)の位置が調節自在であることを特徴とするスピードスプレーヤ。
  2. 車体(4)に送風機(9)からの送風を受けて周方向に噴射する吐風空間(41)が形成され、この吐風空間(41)に配置された複数のノズル(46)を有する噴頭部(8)が前記車体(4)の前後方向に延びる軸線(O)周りに回動可能に設けられ、前記噴頭部(8)の左右側面下部には前記吐風空間(41)を画定する角度調節板(65)が設置され、前記噴頭部(8)が回動したときに、上側の角度調節板(65)は上方に向かって傾斜し、下側の角度調節板(65)はほぼ水平を向くようになっており、
    前記吐風空間(41)内における気流を案内する制御板(66)がロッド(77)を介して前記角度調節板(65)に連結され、前記ロッド(77)の長さ、または、前記ロッド(77)と前記角度調節板(65)とを結ぶ支点(O5)の位置が調節自在であることを特徴とするスピードスプレーヤ。
  3. 前記複数のノズル(46)は周方向における配置に従ってノズル群(57a,57b,57c,57au,57al,57bl,57br,57cu,57cl)に分けられ、前記ノズル(46)はこのノズル群(57a,57b,57c,57au,57al,57bl,57br,57cu,57cl)ごとに開閉操作可能になっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスピードスプレーヤ。
  4. 前記噴頭部(8)の所定の傾斜状態において、前記噴頭部(8)の前記軸線(O)を含む鉛直面が前記ノズル群(57a,57b,57c)の境界になっていることを特徴とする請求項3に記載のスピードスプレーヤ。
  5. 前記噴頭部(8)の所定の傾斜状態における下降側において、水平方向より下向きとなるノズル(46)と水平方向より上向きであるノズル(46)の間に前記ノズル群(57au,57al,57cu,57cl)の境界が有ることを特徴とする請求項3に記載のスピードスプレーヤ。
  6. 車体(4)に送風機(9)からの送風を受けて周方向に噴射する吐風空間(41)が形成され、この吐風空間(41)に配置された複数のノズル(46)を有する噴頭部(8)が前記車体(4)の前後方向に延びる軸線(O)周りに回動可能に設けられ、前記噴頭部(8)の左右側面下部には前記吐風空間(41)を画定する角度調節板(65)が設置され、前記噴頭部(8)が回動したときに、上側の角度調節板(65)は上方に向かって傾斜し、下側の角度調節板(65)はほぼ水平を向くようになっており、
    前記噴頭部(8)の回動によって所定の位置に来たノズル(46)を開閉操作する操作手段(62,63)が設けられていることを特徴とするスピードスプレーヤ。
  7. 前記操作手段(62,63)は、前記噴頭部(8)の回動により、該噴頭部(8)の前記軸線(O)を含む鉛直面上に来たノズル(46)を開とすることを特徴とする請求項6に記載のスピードスプレーヤ。
  8. 前記操作手段(62,63)は、水平方向より下向きになるノズル(46)を閉とするものであることを特徴とする請求項6に記載のスピードスプレーヤ。
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