JPS5811079A - 携帯用清掃機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、特許請求の範囲第１項の前提概念による、空
気プラスト流で作動する携帯用清掃機に関するものであ
る。

この種の清掃機は手で操作され、空気プラスト流を用い
て、道路、腰掛けおよび落葉や軽量のごみのある同様の
面を清掃するために使われる。この種の装置は、たとえ
ば運動場、競技場、室内乗馬場などで使用される。

この種の周知の清掃機では、インペラーは垂直面内で水
平な軸線の１わりに回転するように配置され、その際原
動機と適宜の補助装置は、インペラー〇横に位置してい
る。この掃除機を作動させると、垂直な軸線の捷わりに
回転する際、その運動を妨害するジャイロ力が生じ、こ
の力は操作人の担持している手で受容しなければならな
い。空気プラスト流を案内するために要する動力を少な
くするために、清掃機の本来の出］１管と空気流出開口
部を形成している吐出管との間に、弾力性のある中間部
材を挿入することは、すでに提案されている。その際吐
出管は、大きな力を要せず、そして清掃機の状態に関係
なく利用者の第２の手で誘導される。しかし、この構成
は高価であり面倒である。その際、屈曲性の流出管路が
空気流を妨害するように作用し、その結果出力の損失を
覚悟せざ乞を得ない。さらに、上記の清掃機を操作する
には使用者の両手を必要とし、それは多くの場合非常に
不便である。

本発明の課題は、片手で操作可能な清掃機を次のように
形成すること、即ち簡単な構造であるにもかかわらず最
大の出力が保証され、そして装置が垂直な軸線のまわり
に強力なかつ随意な案内運動を行なう際にも、その運動
を妨害するジャイロ力が生じないように形成することで
ある。

上記の課題は、本発明によれば、特許請求の範囲第１項
の特徴とする構成によって解決される。

インペラーの位置により水平な回転面内でジャイロ力が
生じないので、清掃機の操作は容易であり、かつ垂直な
軸線のまわりに回転する際、操作人の腕または手にジャ
イロ力が負荷されることはない。インペラーの回転軸を
垂直に配置することによって、清掃機の構造を簡素に仕
上げることができる。

本発明による装置の有利な実施例では、インペラーはケ
ーシングの下部領域に配置され、その結果空気流出開口
部はインペラーと同一平面内に底部のすぐ上に配置され
る。それによって、空気案内の妨害や浪費は回避され、
さらに空気流の反動力は、清掃機の運搬や好都合な作動
状態への安定イヒのために利用される。さらに、本発明
による構造によって有利なチョーク数が得られ、その結
果有利な出力変換が可能である。チョーク数は管路の抵
抗を放物線としてＪｊえ、それによって送風器の作動点
をチョーク曲線上に置く。

インペラーとして、ドラム回転子を使用するのが有利で
ある。その結果、同じ出力でより小さなインペラーの直
径を選ぶことができる。このように、本発明による清掃
機はより小さく、より密に施工することができる。

本発明の他の特徴は　（ｌ寺、＋Ｉ・請求の範囲、説明
、図面から明らかである。

本発明の実施例を添伺の図面に図示し、以下にこの図面
を用いてより詳細に説明する。

第１図から明らかなように、清掃機６には担持グリップ
１１を備えるケーシング１２がある。このケーシング１
２には、清掃機がＪｕ持ダグリップ１１握っている手で
横方向に振られるように、肩吊りバンド４２が固定され
ている。ケーシング１２の前面では、空気プラスト流７
が角度８で噴出する。清掃機６のケーシング１２は、第
２図ないし第４図に図示されているように、上部ケーシ
ング要素ｌと下部ケーシング要素２から成る。ケーシン
グ１２は、円形状ないし楕円形状の断面をもつ円筒形の
基礎部を形成している。下部ケーシング要素２内には、
垂直な回転軸３のまわりに回転する状態でインペラー４
が、特にドラム回転子が配置され、その空気ブラスト流
７は、ケーシング要素２に形成されるほぼ水平な空気管
路１８によって案内され、そして空気管路１８に対して
垂直な空気流出開口部１５から噴出する。

インペラー４の上方の回転軸３の方向には、ケーシング
要素ｌ内にはずみ車１９、内燃機関２０、そして始動装
置２１が配置されている。ここで、第３図から判るよう
に、内燃機関２０のクランク軸３２及びインペラー４の
駆動軸３１は同軸線上に相対して配置されている。

内燃機関２０は、担持グリップ１１が固定されている担
持板２３で保持されている。第２図かられかるように、
相持グリップ１１は、空気管路１８の縦方向にして、空
気流出開口部１５の後方にて、ケーシング要素ｌの土の
領域に配置されている。その際、ケーシング要素１の、
空気流出開口部１５方向に向けられる領域内には、ガス
制御レバー２８が前部グリップ部分に配置されている。

担持グリップ１１１ｄＵ字形の金具から成り、その自由
な脚部端は特に振動阻止要素２２を介して相持板２３と
接続されている。金具の脚部１６と１７の間のウェブは
、グリップ部分１３どしで形成されている。

グリップ部分１３は、後方の脚部１７から出て空気流出
開口部１５に対して上りの状態で形成され、かつ回転軸
３の仮想の延長線と特に１１０°ないし１３０°の角度
を成している。＾１１方の脚部１６は、グリップ部分１
３と直角を形成し、従って延長部分が前方へ土から下へ
連続的に増えている半球部１４の前面に対して整合して
位置している。

上部ケーシング要素１ばＪｕｌ′、′ｌ′グリップ１１
と形の美しいケーシングユニツｌ−ヲ形成し、その際半
球部１４は、空気管路１８の上部に配置され、ケーシン
グ要素ｌの後部の部分的に円筒形の表面がらケーシング
要素２までの視覚的に柔和な移行を形づくっテイル。ケ
ーシング要素２は、ケーシング要素１の下端の直径に寸
法を合わせられ、その際空気管路１８は、その後部の部
分的に円筒形の壁面に正接的に接続している側壁によっ
て形成され、そして大体に於て長方形の断面を有してい
る。エンジンの始動装置２１ｉｄ、ケーシング要素１の
上部領域に、特に上部ケーシング頭部に担持グリップ１
１のすぐ近くに配置され、操作人（第１図）と同じ側に
好都合に位置している引張りグリップ２９によって操作
される。清掃機６をこの状態で始動すると、始動装置２
１の上記の配置により、引張りグリップ２９に加えられ
る引張りの清掃機自体に対する回転モーメントを小さく
するこ、とができる。

内燃機関２０を作動するために必要な補助装置、たとえ
ば消音器２７、キャブレター２５、空気濾過器２６、排
気口及びタンク２４は、内燃機関２０の周囲に配置され
ている。その際、排気ガスは、操作人（第１図）と反対
の側にあるケーシング１２の側面で好都合に誘導される
。従って、操作人に不都合は生じない。

第４図に示すように、空気濾過器２６は空気流出開口部
１５と反対の側に位置している。その結果、空気流７に
よって吹き上げられる塵埃の吸い込みは十分に回避され
ている。

本発明による装置は、ガソリンタンク用の注入用接続部
３６を有している。この接続部は、ケーシング１２の上
部に好都合に位置し、注入を容易にしている。

第３図に示すように、ケーシング要素２内にある点火装
置３０と接続されている内燃機関２０の点火プラグ３３
ば、外から好都合に取り扱うことができ、交換が容易に
できる。

両ケーシング要素ｌと２は、隔壁３４によって空気を通
さない状態で互いに隔てられている。その際、インペラ
ー４の空気流入開口部５は、ケーシング要素２の底部３
９に配置されている。空気流入開口部５は、インペラー
４に軸線上で相対し、その断面積はインペラーのそれに
等しい。その結果、高い空気流入率が得られる。

清掃機６を下へ降ろして底部面３９で支える際、空気流
入開口部５が閉塞しないように、ケーシング１２に固定
される台架３７が設けられている。台架３７ば、相持グ
リップ１１に対Ｉ７て横に位置しているＵ字形の金具か
ら成る。金具の自由な脚３５はケーシング１２に固着さ
れている。台架３７は、空気流出開口部１５に対置して
、装置の後部端に配置される。

その際、空気管路１８の前端部分の底部面３９は空気流
７方向へ先細になってお・す、その結果この先端部分３
８と台架３７によって、空気流入開口部５が閉塞される
ことなく、装置６の確実な直立が保証されている。

先細部分３８と台架３７によって決捷る静止状態は、底
部面３９が水平に対して約１８°ないし２５°の角度で
傾いているように選ばれているのが好都合である。

第１図のように、清掃機６を持ち上げて作動させると、
空気流７の反動力のために上記の角度が２０°ないし４
０°に増大し、その結果、空気流７は適宜の角度で地面
９に噴出される。相持グリップ１１のグリップ部分１３
は、このような作動状態では構造上の理由から水平にな
り、その結果操作人は相持している手の角度を変える必
要はない。装置が地面に置かれている際のグリップ部分
１３はすでにほぼ水平になっているので、すなわち水平
線に対する制度がわずか２°ないし】ｔにすぎないので
、装置を持ち上げる際には、第１図に示すように容易に
装置を作動することができる。さらに、内燃機関２０を
補助ユニットと共にインペラー４の土に配置することに
より、好都合な重心位置が得られ、その結果、装置を持
ち上げる際、重力も作動位置を確保するうえで効果的に
作用する。

空気流７の反動力により、作ｉＲＩ＋中の装置６は、第
１図に示すように、垂直線に対してやや斜めに位置して
いる。その結果、空気流７は、２０°ないし４０°の角
度８で清掃される地面９に噴出される。

インペラー４の回転軸３が垂直であるため、空気流７を
制御する際に操作人の腕で受容されねばならないジャイ
ロ力は実際には生じない。インペラー４が下部ケーシン
グ要素２内にあるため、空気流出量ロ部１５ヲ地面のす
ぐ近くに配置することができ、空気の流動に不都合な像
雑な方向転換装置を使用する必要はない。

さらに、内燃機関２０をその補助ユニットと共にインペ
ラー４の土に配置することによって得られる好都合な重
心の位置により、清掃機６の相持上好都合な特性が実現
される。

ガス制御レバー２８が相持グリップ１１の前部域にある
ため、相持する手の親指による装置の簡単な操作が可能
である。

第５図及び第６図には、本発明による別の有利な実施例
が図示されている。その際、同一の構成要素に対しては
同一の符号が使用されている。空気流入開口部５／は、
ケーシング要素ｌとケーシング要素２の間にある隔壁３
４の内（Ｉｌｌに配置され、その際ケーシング要素１の
上部域には、特にケーシングの頭部４１域には、空気流
入開口部４０が設けられている。この場合、ケーシング
要素ｌを貫ぬいて流入する空気は、同時に内燃機関２０
を冷却し、その結果補助的な冷却送風機を使用せずに済
捷せ７が加熱され、このことは多くの使用例において有
利である。また、この実施例による清掃機６では、特別
な台架を設ける必要はない。装置は底部面３９を介して
直接地面に置くことができる。

別の有利な実施例でｒｌｌ、内燃機関２０の排気ガスは
配量可能に」１記ケーシング要素１内に導入され、それ
によってインペラー４の吸い込み（＋１１１で噴出空気
流７に供給される。その結果、噴出空気流７の温度はさ
らに上昇する。

さらに、空包流７に粉末状の捷た乞［液状の噴霧要素を
月間することができる。これに対応するタンクは清掃機
６のケーシング１２にまたはその内側に配置することが
できろ。この噴霧要素の供給は、下部ケーシング要素２
の空気管路１８内で直接に、またはインペラー４のため
の空気流入開口部５′の前で行なうことができる。

本発明による別の実施例では、判により大きな出力をも
つ装置では、屑吊りバンド４２が設けられている。肩吊
りバンド４２は、第７図に示すように、吊るし穴４３に
よって、相持グリップ１１にその重心の軸線内に取り付
は可能でかつ相持グリップ１１と固着可能な固定金具４
４に留められる。装置の重量・はこのようにして操作人
の肩に伝動され、その結果操作人は空気流７の制御を、
伝動位置を変えることによって手のみで行なうだけでよ
い。金具４４は前部グリップ部分の案内レール４５に挿
着可能で、そしてその位置で締め部材４６を用い調整ね
じ４７で固定される。

【図面の簡単な説明】

第１図は操作人によって保持される本発明による清掃装
置の作業位置を示す図、第２図は部分的に断面で示した
本装置の側面図、第３図は部分的に断面で示した第１図
の本装置の背面図、第４図は第１図の本装置の平面図、
第５図は部分的に断面で示した、本装置の別の実施例の
側面図、第６図は第５図に示す本装置の平面図、第７図
は第４図に示す本装置の肩吊りバンドを示す図である。 １．２・・・ケーシング要素　　３・・・回転軸４・・
・インペラー　　　５．５′・・・空気吸い込み開口部
６・・・清掃機　　　　７・・・空気噴出流ｌＯ・・・
操作人　　　　ｉｉ・・・相持グリップ１２・・・ケー
シング　　１３・・・グリップ部分１５・・・空気流出
開口部　１８・・・空気管路２０・・・内燃機関　　　
２１・・・始動装置２２・・・振動阻止要素 ２４−２７・・・内燃機関の補助ユニット２６・・・空
気吸い込みフィルター ３２・・・クランク軸　　　３４・・・隔壁３７・・・
台架　　　　　　３８・・・先細部分４０・・・空気流
入開口部　４２・・・π）吊りバンド４３・・・吊るし
穴 Ｆｉｇ、２ Ｆｉｇ、３ λ ７ ．４

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１１上端に配置される担持グリップをもつケーシング
   とケーシング内に配置されるインペラーから成り、イン
   ペラーが、その回転軸の方向に配置される内燃機関によ
   って駆動されかつ空気流出開口部を通ってケーシングか
   ら流出する空気流を生せしめる、空気プラスト流で作動
   する携帯用の清掃機に於て、インペラー（４）の回転軸
   （３）が少なくともほぼ垂直に配置されていることを特
   徴とする清掃機。 （２）　　内燃機関（２０）のクランク軸（３２）が回
   転軸（３）と同一の軸線上に位置していることを特徴と
   する特許請求の範囲第１項に記載の清掃機。 （３）　　インペラー（４）がケーシング（ｉ２）の下
   部領域に位置し、また補助ユニット（２４ないし２７）
   をもつ内燃機関（２０）がインペラー（４）の上方に配
   置され、その際ケーシング（１２）が、補助ユニット（
   ２４すいし２７）をもつ内燃機関（２（１）を受容して
   いる上部ケーシング要素（１１とその下方に’ｌｌ＋ｌ
   ｌ上配置されインペラー（４）を受容しているケーシン
   グ要素（２）とから好都合に構成され、そして上記ケー
   シング要素（１）が、円形ないしく１１円形の断面をも
   つ円筒形の基礎部から形成され、一方下部ケーシング要
   素（２）には、空気流出開口部（１５）で終わる空気管
   路（１８）が特に長方形の断面をもって形成されている
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項または第２項に
   記載の清掃機。 （４）　　両ケーシング要素（１，２）が完全に空気を
   通さない状態で互いに隔てられ、斗た空気吸い込み開口
   部（５）がケーシング（１２）の底部面（３９）内に配
   置され、その際空気吸い込み開口部（５，５’　）が、
   特にドラム回転子として形成されるインペラー（４］に
   対して軸方向に位置しかつインペラー（４）の断面にほ
   ぼ対応していることを特徴とする特許請求の範囲第３項
   に記載の清掃機。 （５）空気吸い込み開口部（５／）が両ケーシング要素
   （ｉ、２）の間にある隔壁（３４）の内（１１１１に設
   けられ、捷だ土部ケーシング要素（ｉｆが空気流入開口
   部（４０）を特にケーシング頭部域（４１）に有し、そ
   の際空気吸い込み開口部（５，ｓ’　）が、特にドラム
   回転子として形成されるインペラー（４）に対して軸方
   向に位置しかつインペラー（４）の断面にほぼ対応し、
   そして主にエンジンの排気ガスが、空気プラスト流（７
   ）に特にインペラー（４）の吸い込み側で供給されてい
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第４項
   のいずれが１つに記載の清掃機。 （６）　　清掃機（６）の作動位置で、空気流（７］が
   地面（９）に対して約２０°ないし４０’の角度で傾斜
   し、捷た担持グリップ（１１）のグリップ部分（１３）
   が、空気流出開口部（１５）に対しである適当な角度で
   、及びケーシング（１２）の底部面に対して上りの状態
   で次のように配置され、即ちグリップ部分（１３）が清
   掃機の作動状態で十分水平になるように配置されている
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第５項の
   いずれが１つに記載の清掃機。 （７）　　底部面（３９）が、空気管路（１８）の前部
   先端域で空気流出開口部（１５）方向へ先細になってお
   り、また空気流出開口部（１５）に対置している下部ケ
   ーシング要素（２）の先端には、Ｊ［１持グリツプ（１
   １）に対して横に配置されるＵ字形の金具から成りかつ
   その脚部（３５）とケーシング（１２）内で固着してい
   る台架（３７）が固定され、その際台架（３７）と先細
   部分（３８）によって決する清掃機の静止状態が、その
   作動状態にほぼ対応していることを特徴とする特許請求
   の範囲第１項ないし第６項のいずれか１つに記載の清掃
   機。 （８）始動装置（２１）が、ケーシング頭部（４１）域
   に担持グリップ（１１）のすぐ近くに配置され、１だ排
   気ガスが、清掃機ｆ６１の操作人（１（１）と反対の側
   で誘導され、その際空気吸い込みフィルター（２６）が
   、清掃機（６］の空気流出開口部（１５）に対置してい
   る側で大気につながっていることを特徴とする特許請求
   の範囲第１項ないし第７項のいずれか１つに記載の清掃
   機。 （９）　　担持グリップ（ｘｉ）が、振１１＋阻止要素
   （２２）を介して、内燃機関（２０）を保持している担
   持板（２３）に好都合に固定されていることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項ないし第８項のいずれか１つに
   記載の清掃機。 （１０）相持グリップ（１１）に、肩吊りバンド（４２
   ）　ｉ吊るすための保持部（４３，４４）が設けられ、
   その際保持部が、担持グリップ（１１）の重心の軸線内
   に、特に前記グリップ部分（１６）に固着可能な固定金
   具（４４）から成り、かつ金具（４４）がその自由端に
   自由に回転可能な吊るし穴（４３）を有していることを
   特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第９項のいずれ
   か１つに記載の清掃機。