JP3910756B2 - 建物土台部などのための化粧部材 - Google Patents

建物土台部などのための化粧部材 Download PDF

Info

Publication number
JP3910756B2
JP3910756B2 JP11227199A JP11227199A JP3910756B2 JP 3910756 B2 JP3910756 B2 JP 3910756B2 JP 11227199 A JP11227199 A JP 11227199A JP 11227199 A JP11227199 A JP 11227199A JP 3910756 B2 JP3910756 B2 JP 3910756B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
building
rail
cover member
bottom plate
draining
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11227199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000303675A (ja
Inventor
伊藤  博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichiha Corp
Original Assignee
Nichiha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nichiha Corp filed Critical Nichiha Corp
Priority to JP11227199A priority Critical patent/JP3910756B2/ja
Publication of JP2000303675A publication Critical patent/JP2000303675A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3910756B2 publication Critical patent/JP3910756B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Building Environments (AREA)
  • Finishing Walls (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物土台部やオーバハング部の下縁近傍に取り付ける化粧部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、窯業系サイディング施工において、建物の土台部に対しては「土台水切り部材」が使用されており、また、オーバハング部に対してはほとんど外壁材がそのままの状態で垂れ壁として使用されるか、場合によっては、「イカ頭出隅部材」と称される水切り部材や専用のオーバハング部用の水切り部材が使用されている。
【0003】
図3〜図6はその一例を示すものであり、図3では、建物の土台部に近接した縦胴縁1などを利用して水切り部材10が釘2によって打ち付け固定され、そこに、窯業系外壁材3の下端が係着されている。すなわち、水切り部材10は、全体がアルミの押し出しなどにより一体成形されており、縦胴縁1などの建物躯体側への固定部となる基板部分11と、該基板部分11の下端から前方に突き出た水切り部分12とを備えている。
【0004】
基板部分11には、留め付けようとする外壁材3の下端が係着する水平突片13が形成され、また、前記水切り部分12は該水平突片13に下端を係着して留め付けられる外壁材3の表面よりも前方側に突き出るようにされていて、外壁材3の表面を伝って落下してくる雨水などを建物の外側に流下させるようになっている。水切り部分12の先端は下方に折り曲げられて前端面14とされ、さらに、該前端面14の下端は建物側に引っ込んだ垂片15とされることにより、水切り部分12を流下する雨水は、建物側に回り込むことなく、確実に建物の外側に排除される。また、前端面14及び垂片15は、水切り部材10の外観意匠も向上させている。
【0005】
図4は、建物の土台部に近接した横胴縁4などを利用して水切り部材10を取り付ける例であり、ここでは、基板部分11に形成した水平突片13に対して外壁材3を仮留めし、該仮留めされた外壁材3の上から釘2を打ち付けて、外壁材3と共に水切り部材10を建物躯体側に留め付け固定している。また、この水切り部材10は、前端面14の下端部分から建物側に延びる底板部材16を備えており、それにより、下から水切り部材を見上げたときの目隠しを形成して外観意匠をさらに向上させている。また、底板部材16には開口17が設けてあり、通気性を持たせて結露が生じるのを抑制している。
【0006】
図5は、オーバハング部にイカ頭出隅部材20を使用する場合の例であり、建物の出隅部の下端に近接した横胴縁4などを利用して、断面矩形をなす水切り部分22を持つイカ頭出隅部材20の基板部分21を、釘2により打ち付けて固定している。図示の例では、取り付けたイカ頭出隅部材20の水切り部分22の上方に外壁材3がやはり釘2により打ち付けられて留め付けられている。なお、図で、5は防水シートである。
【0007】
図6は、図4に示した水切り部材10を縦胴縁1を利用して釘2により打ち付け固定する場合であり、この場合には、前記底板部分16を建物側先端を縦胴縁1の下端に位置させて取り付けることにより、水切り部材10の躯体側への取り付けを一層安定させている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、窯業系サイディング施工においては、建物土台部やオーバハング部の下縁に、水切り部材10あるいはイカ頭出隅部材20のような化粧部材を取り付けることにより、雨水が建物側へ回り込むのを阻止すると共に、建物土台部やオーバハング部の外観意匠を向上させている。水切り部材10あるいはイカ頭出隅部材20の建物側への固定は、その基板部分11,21を釘2などを用いて建物躯体部に打ち付けることにより行っており、安定した固定が得られている。
【0009】
ところで、建物のリフォーム、すなわち、建物を改修あるいは補修するような場合に、外壁材を取り外し、さらに水切り材10あるいはイカ頭出隅部材20を取り外すことがどうしても必要となる。しかし、釘打ちされた部材を取り外すことは容易でなく、取り外し作業自体が大きな手間を要することに加え、取り外しに際して、水切り材10やイカ頭出隅部材20に変形や損傷を与えたり、また、建物側の縦胴縁や横胴縁に損傷を与えることがおうおうにして生じている。変形や損傷の大きいものは再使用ができないので、新たに水切り部材などを購入することとなり、リフォーム費用の高騰を招いている。
【0010】
また、従来の水切り部材10あるいはイカ頭出隅部材20のような化粧部材は全体が一体のものとして形成されているので、左右2本の化粧部材の接合部から雨水が浸入したときに、浸入した雨水は建物内部にまでそのまま入り込みがちであり、そのために、接合部の少なくとも外部露出面には防水テープを貼り付けるなどの防水施工が必要とされている。
【0011】
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであり、建物躯体側への取り付け取り外し作業が容易であり、また、取り外し時に、変形や損傷が生じるのを容易に回避することのできる、建物土台部などのための化粧部材を提供することを目的とする。また、本発明の他の目的は、接合部の防水施工を簡素化あるいは省略できる建物土台部などのための化粧部材を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するための本発明による化粧部材は、建物土台部やオーバハング部の下縁近傍に取り付ける化粧部材であって、建物下地材に対して釘打ちなどにより固定されるレールと、該レールに着脱自在であり、レールに取り付けた状態では当該建物の土台部やオーバハング部の下縁部分を覆うように配置されるカバー部材とを少なくとも備えることを特徴とする。
【0013】
上記の化粧部材を用いて建物土台部やオーバハング部へのサイディング施工を行うには、先ず、建物の土台部やオーバハング部の下縁近傍に位置する縦胴縁や横胴縁などの建物下地材に対して、前記レールを釘打ちなどの適宜の手段により水平方向に打ち付け固定する。次に、固定されたレールに対して、カバー部材をビスや釘などを用いない嵌め合いなどの系着態様により取り付ける。それにより、化粧部材の取り付けは完了する。レール及びカバー部材が取り付け箇所の長さよりも長いものである場合には、適宜の長さに裁断した後に、前記の取り付けを行う。取り付け後の化粧部材に対する外壁材の留め付けは従来法と同様であってよい。
【0014】
レールは単に長尺状のものであり、釘打ち固定前の取り扱いも容易であり、釘打ち作業も容易である。また、固定されたレールに対するカバー部材の取り付けは、単に横方向からの嵌め合いなどの系着態様であり、ビスや釘などを用いないことから、レールとカバー部材との組み付けも容易である。他の系着態様として、フックとフック片などによる係着であってもよい。この場合には、前方からの系着であり、作業が容易化する。予めレールにカバー部材を組み付けておき、カバー部材をスライドさせるなどしてレールの一部を露出させ、その状態でレールを建物下地材に対して釘打ち固定し、その後カバー部材を元の位置に戻すような取り付け態様も可能である。
【0015】
建物をリフォームするときに、外壁材と共に、化粧部材を一時的に取り外すことが必要となる場合が生じる。本発明の化粧部材においては、レールに対して横方向にスライドさせるなどの作業により、容易にカバー部材をレールから取り外すことが可能であり、カバー部材に変形や損傷を生じさせることはない。そのために、必要時に容易に再組み付けを行うことが可能となる。他の都合から、すなわち、土台部の外観意匠を変えたいとき、あるいは、何らかの外的衝撃によりカバー部材に損傷が生じているようなとき、などにも、所望のカバー部材と容易に交換することができる。
【0016】
改築事情によっては、レールを建物躯体側から取り外す必要が生じる。そのときに、レールを取り外すことは必ずしも容易ではなく、レールに損傷を生じさせることも起こりうる。しかし、その場合でも、交換するのはレールのみで済み、本体側であるカバー部材の交換は不要である。それにより、改修コストの低減が図られる。
【0017】
本発明において、カバー部材の寸法や形状は任意であり、前記図3〜図6に示したような土台水切り部材あるいはイカ頭出隅部材の形状であってよく、さらに他の従来知られた任意の水切り材の形状であってよい。要は、本発明の化粧部材が用いられる建物土台部やオーバハング部の形状に合わせて、適切なものを選択すればよい。
【0018】
好ましい態様において、前記カバー部材は、前記レールに係着する基板部分と、該基板部分の下端から前方に突き出た水切り部分とを備える。さらに好ましくは、前記水切り部分の下面側を閉鎖するための底板部材をさらに備え、該底板部材は前記カバー部材に着脱自在とされる。このようにすることにより、水切りという本来の目的に加えて、ネズミなどの小動物が建物内部に浸入するのを防ぎ、かつ、高い外観意匠を得るという目的も達成できる。前記底板部材に通気のための開口を形成してもよく、それにより、内部に結露が生じるのを抑制し、また、結露した場合の結露水の流出を確実する。なお、両側方開口部については、水切出隅材や水切入隅部材(いずれも図示せず)と接合されることによって閉塞される。
【0019】
本発明において、化粧部材は、同じ長さのレール、カバー部材及び底板部材とにより構成されてもよく、それぞれ異なった長さのもので構成されてもよい。後者の場合には、材料の無駄を無くすことができると共に、施工時に、左右2本のカバー部材の垂直端面の接続位置と、レールの垂直端面の接続位置とを容易に横方向にずらすことができ、カバー部材の接続位置の隙間から入り込んだ雨水は前記カバー部材の存在により建物内部にまで浸入するのは阻止されて、外部に確実に排出される。そのために、従来の化粧部材と比較して接合部での防水施工を簡素化あるいは省略することが可能となる。
【0020】
本発明において、レール及びカバー部材はアルミ材料の押し出し成形などにより任意の形状に成形することができ、その外側面にも適宜の模様を付すことができる。それにより、高い外観意匠性を持たせることが容易となる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態を説明する。図1は、本発明による建物土台部などのための化粧部材の一実施の形態を示す斜視図であり、図2は、図1に示す化粧部材を建物のオーバハング部に取り付けた状態を断面により示している。
【0022】
この例において、化粧部材10は、レール30と、該レール30に着脱自在とされたカバー部材40と、前記カバー部材40の下面側を閉鎖するための底板部材50とからなる。これらはいずれもアルミの押し出しにより作られている。また、長さは任意であってよく、必要な長さに切断して用いられる。
【0023】
レール30は、薄板状の長尺部材であり、裏面側は平坦面とされ、表面側には2本の雌アリ溝31a、31bが長手方向に形成されている。また、上下の平坦面には所定の間隔で止め孔33が形成されており、釘打ち固定時に利用される。
【0024】
カバー部材40は、前記レール30への係着面となる基板部分41と、該基板部分41の下端から斜め下方に向けて前方に突き出た水切り部分45とを備えており、該水切り部分45の先端は下方に折り曲げられて前端面46とされ、さらに、該前端面46の下端は建物側に引っ込んだ垂片47とされている。
【0025】
基板部分41の裏面には、前記レール30の表面側に形成した2本の雌アリ溝31a、31bに嵌合し得る2本の雄アリ溝42a、42bが長手方向に形成され、さらに、下端部には、前記底板部材50の先端を係止するための断面視L字状をなす第1の係止溝43が長手方向全長にわたり形成される。また、基板部分41の表面側の下端部近傍には段部44が形成されており、そこに留め付ける外壁材3の下端縁が乗り得るようになっている。
【0026】
前記水切り部分45は、前記段部44に下端を係止して留め付けられる外壁材3の表面よりも前方側に突き出る横幅を有し、また、前記前端面46の裏面には、やはり前記底板部材50の先端を係止するための断面視T字状をなす第2の係止溝48が長手方向全長にわたり形成されている。
【0027】
底板部材50は、上板51と、該上板51よりも幅広でありかつ上板51に平行な下板52と、前記上板51と下板52とをつなぐ垂直板53とから構成される。図2に示すように、上板51と下板52との距離、すなわち、前記垂直板53の高さは、カバー部材40の裏面に形成した前記第1と第2の係止溝43、48の間の距離と等しくされており、また、下板52の断面視T字状をなす前縁55は、上板51の断面視L字状をなす前縁54よりも前方に位置している。そして、前記上板51の前縁54は、前記カバー部材40の裏面に形成した第1の係止溝43に係合し、板板52の前縁55は、第2の係止溝48に係合し得るようにされている。また、下板52には、多数の開口56が形成されている。
【0028】
次に、上記の化粧部材10を用いて建物のオーバハング部へサイディング施工を行う一例を説明する。なお、化粧部材10の施工態様は、建物の新築時の施工であっても、リフォームなどの改修時の施工であってもほぼ同様に行われる。先ず、建物のオーバハング部の下縁近傍に位置する縦胴縁1(あるいは横胴縁4)などの建物下地材に対して、前記レール30を、そこに形成した開口33を利用して釘2を打ち込むことにより、水平方向に固定する。次に、固定されたレール30に形成された2本の雌アリ溝31a、31bに対して、カバー部材40の基板部分41の裏面に形成した2本の雄溝42a、42bを横方向から差し込み、スライドさせることにより、カバー部材40をレール30に対して系着する。
【0029】
なお、予めレール30にカバー部材40を系着しておき、施工現場で、カバー部材40を横方向にスライドさせて前記一部の開口33を露出させ、そこを利用して釘2を打ち込むことにより全体を固定することもできる。また、カバー部材40を横方向にスライドさせることなく、下方の空間から適宜の工具を用いて開口33に釘2を打ち込むような固定態様も可能である。
【0030】
次に、上記のようにした取り付けたカバー部材40に対して、底板部材50を取り付ける。取り付けは、前記カバー部材40の側方に底板部材50を置き、カバー部材40の裏面に形成した第1と第2の係止溝43、48に対して、底板部材50の上板51及び下板52の前縁54、55を横方向から差し込み、スライドさせることにより行う。なお、予め底板部材50をカバー部材40に組み付けておき、カバー部材40及び底板部材50をレール10に対して適宜スライドさせさながら化粧部材10の取り付けを行うことも当然に可能である。
【0031】
そのようにして、カバー部材40と底板部材50とを組み付けた後、表面側には従来と同じ方法により外壁材3の留め付けを行い、下側には、軒天板5を前記底板部材50の上板51と下板52との間の空所にその先端を差し込みながら留め付ける。
【0032】
建物のリフォーム時などにおいて化粧部材10の取り外しが必要とされる場合には、外壁材3や軒天板5を取り外した後、レール30に対して、カバー部材40と底板部材50とをそれぞれ横方向にスライドさせる。それにより、カバー部材40と底板部材50とは容易にレール30から分離する。単にスライドさせるのみであり、カバー部材40や底板部材50が変形あるいは損傷するようなことはなく、一度分離した後でも、確実に再使用できる。
【0033】
また、再利用とは別に、固定されたレール30に形成された雌アリ溝31a、31bに係合できる雄溝42a、42bを裏面に形成した形状や表面化粧の異なるカバー部材を種々用意しておくことにより、所望する場合には、所望の形状を持つカバー部材と容易に交換することもできる。
【0034】
なお、上記の説明では、化粧部材10をオーバハング部に用いるとしているが、建物の土台部に対しても同様にして用いうることは勿論である。また、底板部材50を用いることは必須でないと共に、底板部材50に相当する部材を図示のように別部材としてではなく、カバー部材40に一体のものとして予め成形することもできる。
【0035】
さらに、図示の例では、レール30と該レール30に着脱自在とされたカバー部材40及び底板部材50とを同じ長さのものとして示しているが、施工時に同じ長さのものを用いることは必ずしも必要でなく、特に図示しないが、異なった長さのものを適宜組み合わせて化粧部材10の全体を形成することもできる。この場合には、材料の無駄を無くすことができると共に、左右2本のカバー部材40の垂直端面の接続位置と、レール30の垂直端面の接続位置とを容易に横方向にずらすことができ、カバー部材40の接続位置の隙間から雨水がカバー部材40の内部に入り込むことが生じても、浸入した雨水は、レール30の存在により建物の内部に浸入することが阻止され、底板部材50に形成した開口56から外部に確実に排出されるという、雨水浸入防止効果がもたらされる。
【0036】
さらに、特に図示しないが、本発明による建物土台部などのための化粧部材を建物の直線部分に用い、出隅部や入隅部には、従来知られた土台水切出隅、通気見切縁出隅、縦曲がりなどを用いる施工方法も可能である。
【0037】
【発明の効果】
本発明による建物土台部などのための化粧部材を用いることにより、建物のリフォーム時などでの化粧部材の取り外し時に、化粧部材に変形や損傷が生じるのを容易に回避することのでき、再利用が可能となる。それにより、改修コストの低減が図れる。
また、土台部下縁の外観意匠を変えたいとき、あるいは、何らかの外的衝撃によりカバー部材に損傷が生じているようなとき、などにも、所望の化粧部材と容易に交換することができる。
【0038】
さらに、本発明による化粧部材はアルミ材料の押し出し成形などにより任意の形状に成形することができ、その外側面にも適宜の模様を付すことができる。それにより、高い外観意匠性を持たせることが容易となる。
また、本発明による建物土台部などのための化粧部材の好ましい態様においては、左右2本の化粧部材の接合部から入り込む雨水が建物内部に入り込むのを容易に阻止することができ、そのために、接合部の防水施工を簡素化あるいは省略することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による建物土台部などのための化粧部材の一実施形態を示す斜視図。
【図2】図1に示す化粧部材を建物のオーバハング部に取り付けた状態を断面により示す図。
【図3】建物土台部などのための従来の化粧部材を用いた施工態様を説明する図。
【図4】建物土台部などのための従来の他の化粧部材を用いた施工態様を説明する図。
【図5】建物土台部などのための従来のさらに他の化粧部材を用いた施工態様を説明する図。
【図6】建物土台部などのための従来のさらに他の化粧部材を用いた施工態様を説明する図。
【符号の説明】
10…建物土台部などのための化粧部材、30…レール、40…カバー部材、50…底板部材、41…カバー部材の基板部分、45…カバー部材の水切り部分、3…外装材

Claims (3)

  1. 建物土台部やオーバハング部の下縁近傍に取り付ける化粧部材であって、建物下地材に対して釘打ちなどにより水平方向に固定されるレールと、該レールに着脱自在であり、レールに取り付けた状態では当該建物の土台部やオーバハング部の下縁部分を覆うように配置されるカバー部材とを少なくとも備え、
    前記レールは表面側に雌アリ溝が長手方向に形成されており、前記カバー部材は、前記レールに形成した雌アリ溝に嵌合し得る雄アリ溝を裏面側に長手方向に形成していてそれにより前記レールに係着する基板部分と、該基板部分の下端から前方に突き出た水切り部分とを備えることを特徴とする建物土台部やオーバハング部の下縁近傍に取り付けるための化粧部材。
  2. 前記水切り部分の下面側を閉鎖するための底板部材をさらに備えており、該底板部材は前記カバー部材に着脱自在とされていることを特徴とする請求項記載の建物土台部やオーバハング部の下縁近傍に取り付けるための化粧部材。
  3. 前記底板部材は通気のための開口を有していることを特徴とする請求項記載の建物土台部やオーバハング部の下縁近傍に取り付けるための化粧部材。
JP11227199A 1999-04-20 1999-04-20 建物土台部などのための化粧部材 Expired - Fee Related JP3910756B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11227199A JP3910756B2 (ja) 1999-04-20 1999-04-20 建物土台部などのための化粧部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11227199A JP3910756B2 (ja) 1999-04-20 1999-04-20 建物土台部などのための化粧部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000303675A JP2000303675A (ja) 2000-10-31
JP3910756B2 true JP3910756B2 (ja) 2007-04-25

Family

ID=14582537

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11227199A Expired - Fee Related JP3910756B2 (ja) 1999-04-20 1999-04-20 建物土台部などのための化粧部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3910756B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200087498A (ko) * 2019-01-11 2020-07-21 네오비엠(주) 건축 구조물용 모서리 마감부재

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4597729B2 (ja) * 2005-03-18 2010-12-15 旭トステム外装株式会社 オーバーハング部の水切り構造
JP2012246702A (ja) * 2011-05-30 2012-12-13 Ig Kogyo Kk 通気壁構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200087498A (ko) * 2019-01-11 2020-07-21 네오비엠(주) 건축 구조물용 모서리 마감부재
KR102203874B1 (ko) * 2019-01-11 2021-01-15 네오비엠(주) 건축 구조물용 모서리 마감부재

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000303675A (ja) 2000-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6289646B1 (en) Metal fixture assembly for installation of vertical sidings, construction and method of installation
US5058323A (en) Exterior jamb cladding and brick mold assembly
US7380381B2 (en) Modesty panel and external wall construction structure using said modesty panel
US7654046B2 (en) Door frame with unitary head flashing, nailing fin, and tear-away construction cover
JP3910756B2 (ja) 建物土台部などのための化粧部材
JP4309746B2 (ja) 固定金具及びこの金具を用いた外装材の施工構造
JP4018243B2 (ja) 外壁化粧部材固定具
JP5629079B2 (ja) 破風板の取付構造
JP4708552B2 (ja) 膳板取付構造
JP2889142B2 (ja) 改修用外壁材の固定方法
JPS6140839Y2 (ja)
JP3400683B2 (ja) 壁の改装方法
JP2000179057A (ja) 基礎水切りおよび基礎水切りの取付構造
JPS597449Y2 (ja) コンクリ−ト目地材
JP3986865B2 (ja) 外壁面材の取付け構造
JP3150630B2 (ja) 造作材
JPS6123140Y2 (ja)
JP2022068952A (ja) 見切り化粧材
JPH06136929A (ja) 水切り構造
JP2005146573A (ja) 入隅構造、擬石及び壁面構造
JP2000045399A (ja) 開口部の水切り構造
JP2681070B2 (ja) 建築用パネルの接続方法
JP2003313964A (ja) 建物における水漏れ防止装置
JP4567864B2 (ja) 出窓ユニットおよび出窓ユニットの施工方法
KR100676294B1 (ko) 외부에 의한 손상방지 창틀,문틀의 구조

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040922

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060807

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060822

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061020

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070125

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110202

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120202

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130202

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130202

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140202

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees