JP3908612B2 - 誘導加熱用のコイル装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、加熱調理器等に搭載される誘導加熱用のコイル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図17は、この種の誘導加熱用のコイル装置の従来例を示す平面図である。このコイル装置は、磁性体からなるコア(図示せず)を保持したコイル台91上に、高周波磁界を発生する誘導加熱コイル92を載置して構成される。コイル92の1対のリード線93,93の端部にはコイル端子94,94が装着され、これらのコイル端子94,94をコイル駆動回路基板(図示せず)に接続することにより、コイル92がコイル駆動回路に接続される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような構成では、コイル装置をコイル駆動回路基板に接続するまでの製造工程や搬送等の途中において、コイル92のリード線93,93が不安定となるので、断線や周囲の機器との電気的接触などのトラブルが生じやすい。とくに、コイル装置を製造するメーカと、このコイル装置を組付けて誘導加熱調理器のような製品を完成させるメーカとが別の場合には、組付けまでの期間に上記トラブルが生じやすい。
【0004】
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたもので、コイル駆動回路に接続するまでの製造工程や搬送途中において、断線や周囲の機器との電気的接触などのトラブルが生じにくい誘導加熱用のコイル装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の誘導加熱用のコイル装置は、コイル台上に高周波磁界を発生する誘導加熱コイルが載置され、前記コイルのリード線の端部に、コイル端子が装着され、前記コイル台の上面に設けたナット受け凹所に、前記コイル端子と、前記コイルをコイル駆動回路に接続する回路端子とをねじ止めするための共通のナットが装着され、前記コイル端子が、前記コイル台の上面に設けた端子受け凹部に嵌め込まれて前記ナット上に重ねられた状態で、コイル台の前記上面に取付部材によって取り付けられた押え板により覆われており、前記押え板は、前記ナットに螺合して前記コイル端子と押え板上に重ねられる回路端子とをコイル台に取り付けるための取付けねじが挿通される挿通孔を有している。
【0006】
この誘導加熱用のコイル装置では、コイル台の上面に設けられたナット受け凹所にナットが装着されると共に、コイル台の上面に設けられた端子受け凹部にコイル端子が嵌め込まれて前記ナットに重ねられ、さらにコイル台に取り付けられた押え板により前記コイル端子が覆われるので、コイル端子をコイル台に脱落や位置ずれが生じないように取付けでき、コイルのリード線が安定良く保持されることになり、製造工程や搬送途中などにおいてコイルに断線等のトラブルが生じるのを防止できる。また、このコイル装置への回路端子の接続においては、前記押え板を介して前記コイル端子の上に回路端子を重ねた状態で、回路端子の孔から押え板の挿通孔に挿通させた取付けねじを前記ナットに螺合し、コイル端子とともに回路端子をコイル台に締め付け固定することにより、その接続作業を容易に行うことができる。
【0007】
本発明の実施形態では、前記押え板の一端部がタッピングねじでコイル台に取り付けられており、他端部のコイル台からの浮上りを防止する浮上り防止部がコイル台に設けられている。これにより、前記コイル端子を覆う押え板がコイル台に確実に取り付けられるので、回路端子の接続時に、ナットやコイル端子がナット受け凹所や端子受け凹所から脱落することがなく、回路端子の接続をより容易に行うことができる。
【0008】
本発明の請求項3に記載の誘導加熱用のコイル装置は、コイル台上に高周波磁界を発生する誘導加熱コイルが載置され、前記コイルのリード線の端部に、コイル端子が装着され、前記コイル台に、前記コイルをコイル駆動回路に接続する回路端子が取り付けられる回路側ナットが前記コイル台の上面に設けた回路側ナット受け凹所に嵌め込まれて装着され、前記コイル端子を回路端子に電気的に接続する押え板がコイル台上に載置されて、この押え板により回路側ナットが覆われており、前記コイル端子4が、前記押え板42を介してタッピングねじ41により、または、コイル台2に前記コイル台2の上面に設けたコイル側ナット受け凹所48に嵌め込まれて装着され、前記押え板42により覆われたコイル側ナット49に前記押え板42を介して螺合するコイル側取付けねじ53と、前記コイル台2に設けられて、前記押え板42のコイル台2からの浮き上がりを防止する浮上り防止部45(55)とにより、コイル台に取り付けられている。
【0009】
この誘導加熱用のコイル装置では、コイル端子が、タッピングねじにより、またはコイル側取付けねじにより、押え板を介してコイル台に取り付けられ、コイル側取付けねじの螺合するコイル側ナットとは別に、押え板を介して回路端子をコイル台にねじ止めさせる回路側ナットがコイル台に設けられているので、コイルのリード線が安定良く保持されることになり、製造工程や搬送途中などにおいてコイルに断線等のトラブルが生じるのを防止できる。
また、このコイル装置への回路端子の接続においては、前記回路側ナットに螺合するねじ部材により、押え板を介して回路端子をコイル台にねじ止めして、前記コイル端子と回路端子を押え板を介して電気的に接続することにより、その接続作業を容易に行うことができる。
【0010】
本発明の実施形態では、前記押え板が、前記回路側ナットの上に配置されており、押え板のコイル台からの浮き上がりを防止する浮上り防止部がコイル台に設けられている。これにより、押え板がコイル台の上に位置ずれすることなく確実に取り付けられるので、回路端子の接続をより容易に行うことができる。
【0011】
また、本発明の好ましい実施形態では、前記コイル端子が前記タッピングねじによりコイル台に取り付けられており、前記浮上り防止部は、前記押え板における前記回路端子が取り付けられる部位に近い端部の浮き上りを防止している。これにより、タッピングねじが押え板の取付けとコイル端子の取付けを兼ねると共に、浮上り防止部で押え板の回路端子取付け部位に近い端部の浮き上りが防止されるので、少ない部品で押え板を確実にコイル台に取り付けることができる。
【0012】
さらに、本発明の好ましい実施形態では、前記コイル側ナットが、前記コイル側および回路側ナットの上に前記押え板が配置され、前記浮上り防止部は、前記押え板における前記回路端子およびコイル端子が取り付けられる各部位に近い両端部の浮き上りを防止している。これにより、押え板は浮上り防止部で確実にコイル台に取り付けられ、コイル側ナット受け凹所および回路側ナット受け凹所に嵌め込まれるコイル側ナットおよび回路側ナットが押え板で覆われることになり、押え板へのコイル端子および回路端子の接続を容易に行うことができる。
【0013】
また、本発明の請求項6に記載の誘導加熱用のコイル装置は、コイル台上に高周波磁界を発生する誘導加熱コイルが載置され、前記コイルのリード線の端部に、コイル端子が装着され、前記コイル端子と、前記コイルをコイル駆動回路に接続する回路端子とを電気的に接続する押え板がコイル台の上面に載置されており、前記コイル端子が取り付けられるコイル側ナットと、前記回路端子が取り付けられる回路側ナットのうち少なくともコイル側ナットがコイル台に埋設されており、前記コイル端子が、前記押え板を介して、コイル側ナットに螺合したコイル側取付けねじによりコイル台に取り付けられている。これにより、コイル台からコイル側ナットや回路側ナットが脱落することがなく、コイル端子や回路端子の取付けを容易に行うことができる。
【0014】
本発明の請求項7に記載の誘導加熱用のコイル装置は、コイル台上に高周波磁界を発生する誘導加熱コイルが載置され、前記コイルのリード線の端部に、コイル端子が装着され、前記コイル台の上面に設けた端子受け凹所内のナット受け凹所に、前記コイル端子と、前記コイルをコイル駆動回路に接続する回路端子とを重ねてねじ止めするための共通のナットが装着され、前記コイル端子が前記端子受け凹所に受け入れられて前記ナット上に重ねられた状態で、係止バンドによりコイル台に係止されている。
【0015】
この誘導加熱用のコイル装置では、コイル台の上面に設けられたナット受け凹所に共通のナットが装着され、このナットの上に重ねられたコイル端子が、係止具でコイル台に係止されているので、コイルのリード線が安定良く保持されることになり、製造工程や搬送途中などにおいてコイルに断線等のトラブルが生じるのを防止できる。また、このコイル装置への回路端子の接続においては、コイル端子の上に回路端子を重ねた状態で、取付けねじを前記ナットに螺合して、コイル端子とともに回路端子をコイル台に締め付け固定することにより、その接続作業を容易に行うことができる。
【0016】
本発明の請求項8に記載の誘導加熱用のコイル装置は、磁性体からなるコアを保持するコイル台上に高周波磁界を発生する誘導加熱コイルが載置され、前記コイルのリード線の端部に、コイル端子が装着され、前記コイル端子に、前記コイルをコイル駆動回路に接続する回路端子をねじ止めするための雌ねじ部が形成され、前記コイル端子が前記コイル台の上面に設けた端子受け凹所に受け入れられて係止バンドによりコイル台に係止されている。
【0017】
この誘導加熱用のコイル装置では、コイル端子が係止具でコイル台に係止されているので、コイルのリード線が安定良く保持されることになり、製造工程や搬送途中などにおいてコイルに断線等のトラブルが生じるのを防止できる。
また、このコイル装置への回路端子の接続においては、コイル端子の上に回路端子を重ねた状態で、コイル端子に形成された雌ねじ部に取付けねじを螺合させて、コイル端子とともに回路端子をコイル台に締め付け固定することにより、その接続作業を容易に行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係る誘導加熱用のコイル装置を示す平面図である。このコイル装置は、高周波磁界を発生する誘導加熱コイル1と、このコイル1を載置するコイル台2とで構成される。
【0019】
図2は前記コイル装置の分解斜視図を示し、図3はコイル台2の裏面図を示す。図2に示すコイル1は、その1対のリード線3,3の各端部に、丸形のコイル端子4,4が装着されている。コイル台2は樹脂のような電気絶縁材料からなり、中央のボス部5と、これと同心状の外輪部6と、ボス部5から外輪部6に向けて放射状に延びる複数のスポーク部7とを有し、各スポーク部7内には、図3に示す磁性体からなるコア8が保持されている。図2のボス部5の外周にコイル1を巻き付けることにより、または、予め巻いたコイル1の中心孔部1aにコイル台2の前記ボス部5を嵌め込むことにより、コイル台2上にコイル1が装着される。
【0020】
図1のコイル台2の外輪部6には、取付孔9を有する3つの取付部11と1つの端子接続部12とが、外周側に突出するように一体形成されている。端子接続部12は、コイル駆動回路(図示せず)から延びる1対の回路側リード線13,13の各端部に装着された丸形の回路端子14,14と、前記コイル端子4,4とを接続する部分であり、その中央部に取付部11の1つが設けられている。前記コイル駆動回路は、例えば誘導加熱調理器の回路基板上に設けられている。
【0021】
端子接続部12は、図4にその右半部を分解斜視図で示すように、中央の取付部11を挟んで左右に、1対のナット受け凹所18,18が形成されている。各ナット受け凹所18にはナット19が装着される。ナット受け凹所18の周囲には、ナット受け凹所18よりも浅い端子受け凹所20が形成されている。この端子受け凹所20にコイル端子4が嵌め込まれて、前記ナット19上に重ねられている。このコイル端子4は、端子接続部12の上面にタッピングねじ21により取り付けられる導電体の押え板22で覆われる。
【0022】
押え板22は、中央部のビス挿通孔22aと、このビス挿通孔22aを挟んだ両端部のタッピングねじ挿通孔22b,22bとを有し、1つのタピングねじ挿通孔22bに挿通させたタッピングねじ21を、端子接続部12の上面の端子受け凹所20の近傍に予め形成された小孔24にねじ込むことにより、前記ビス挿通孔22aがコイル端子4の孔の上に重なる状態で、押え板22の一端部が端子接続部12の上面に取り付けられる。この押え板22により、ナット19およびコイル端子4の脱落が防止される。
タッピングねじ挿通孔22bの1つは使用しないが、このように押え板22の両端部にタッピングねじ挿通孔22b,22bを設けることにより、押え板22を左右いずれかの向きに決める必要がなく、組付け作業が容易になる。押え板22の他端部は、コイル台2の外輪部6と端子接続部12との境界の壁部12aに形成された差込み孔からなる浮上り防止部25に差し込まれる。これにより、端子接続部12の上面から押え板22の他端部が浮き上がるのを防止している。
【0023】
端子接続部12の上面には、その左右両側において、前記押え板22を介して前記コイル端子4に重ねてビス23で締め付け固定される回路端子14の振れ回りを防止する回り止めストッパ28が突設されている。
【0024】
図5は、コイル台2の端子接続部12においてコイル端子4と回路端子14を接続した状態を示す。ナット19の上に重ねたコイル端子4を覆うように配置された押え板22の一端部が、タッピングねじ21で端子接続部12の上面に取り付けられ、押え板22の他端部は、差込み孔からなる浮上り防止部25に差し込まれることで、浮き上がりできないようにされている。この押え板22を介して、コイル端子4の上に回路端子14が重ねられた状態で、ビス23が押え板22のビス挿通孔22aおよびコイル端子4の孔に挿通されてナット19に螺合される。これにより、コイル端子4と回路端子14は、押え板22の上下面に押し当てられた状態で、ビス23により端子接続部12に固定され、コイル装置のコイル1がコイル駆動回路に接続される。
【0025】
コイル装置の管理・出荷時には、コイル駆動回路側の回路端子14は接続されていない。すなわち、ナット19の上に重ねられたコイル端子4だけが、端子受け凹所20に嵌め込まれ押え板22に覆われた状態で端子接続部12に取り付けられている。このように、このコイル装置では、コイル台2の端子接続部12にコイル端子4を固定した状態で移動・出荷できるので、製造工程や搬送途中において、コイル1が断線したり、周囲の機器と電気的接触を起こすといったトラブルの発生を防止できる。
【0026】
また、このコイル装置に回路端子14を接続する場合、コイル端子4は端子受け凹所20に嵌め込まれ、しかも押え板22で覆われているので位置ずれすることがなく、押え板22を介してコイル端子4の上に回路端子14を重ねて両端子4,14をビス23により容易に端子接続部12に固定できる。
【0027】
図6は本発明の第2実施形態に係る誘導加熱用のコイル装置の要部を示す分解斜視図であり、端子接続部12の左半分を示している。このコイル装置は、端子接続部12の上面に、1対のナット受け凹所38,38が左右に分けて設けられており、これらナット受け凹所38に回路側ナット39がそれぞれ装着される。これら回路側ナット39は、1対の回路端子14,14のそれぞれが取り付けられる部材である。また、両ナット39に対応させて1対の押え板42,42が、前記回路側ナット39を覆うように左右にそれぞれ配置され、ナット39の脱落を防止する。この場合の押え板42は、コイル端子4とこれに対応する回路端子14とを電気的に接続する部材であって導電体からなり、その一端部には、コイル端子4を押え板42に締め付け固定するタッピングねじ41の挿通孔42aが形成され、他端部には、前記回路側ナット39に螺合して回路端子14を押え板42に締め付け固定する取付けねじであるビス43の挿通孔42bが形成されている。また、端子接続部12の上面の前記ナット受け凹所38を取り囲む部分には、前記押え板42を受ける押え板受け凹所40が、ナット受け凹所38よりも浅く形成されている。
【0028】
押え板42を前記押え板受け凹所40で受け、その上にコイル端子4を重ねた状態で、タッピングねじ41を、コイル端子4、および押え板42のタッピングねじ挿通孔42aに挿通させ、押え板受け凹所40に予め形成された小孔44にねじ込むことにより、コイル端子4が押え板42の一端部と共に端子接続部12の上面に締め付け固定される。
【0029】
また、端子接続部12の上面における前記押え板受け凹所40の他端部には、押え板42の他端部が端子接続部12から浮き上がるのを防止する浮上り防止部45が設けられている。この浮上り防止部45は、端子接続部12の上面に突設されて、押え板42の他端部を覆う形で、その上面に近接している。回路端子14は、ビス43により押え板42の上に締め付け固定される。すなわち、回路端子14を押え板42の他端部の上に重ねた状態で、この回路端子14、および押え板42のビス挿通孔42bに挿通させたビス43を回路側ナット39に螺合させることで、押え板42の他端部の上に回路端子14が締め付け固定される。その他の構成は、先の第1実施形態と同様であり、ここではそれらの説明は省略する。
【0030】
図7は、コイル台2の端子接続部12においてコイル端子4と回路端子14を接続した状態を示す。こうして、押え板42の一端部にコイル端子4が、他端部に回路端子14がそれぞれ押し当てられた状態で、押え板42がタッピングねじ41により端子接続部12に締め付け固定され、ビス43でコイル端子14が押え板42に押し当てられて接触することにより、コイル装置のコイル1がコイル駆動回路に接続される。
【0031】
コイル装置の移動・出荷時には、回路端子14は接続されていない。すなわち、押え板42の上に重ねたコイル端子4だけが、タッピングねじ41で締め付け固定される。この状態で、回路側ナット39は、押え板42により覆われており、しかも回路側ナット39に近い押え板42の他端部は浮上り防止部45で浮上り防止が図られているので、回路側ナット39が脱落することはない。このように、このコイル装置では、コイル台2の端子接続部12にコイル端子4を締め付け固定した状態で移動・出荷できるので、製造工程や搬送途中において、コイル1が断線するといったトラブルの発生を防止できる。
【0032】
また、このコイル装置に回路端子14を接続する場合、回路側ナット39は押え板42で覆われた状態にあるので、押え板42の他端部の上に回路端子14を重ねて、ビス43を回路側ナット39に螺合させることにより、回路端子14を容易に押え板42に締め付け固定できる。
【0033】
さらに、タッピングねじ41は、端子接続部12へのコイル端子4の締め付け固定と、押え板42の締め付け固定に兼用されるため、それだけ部品点数を削減できる。
【0034】
図8は本発明の第3実施形態に係る誘導加熱用のコイル装置の要部を示す分解斜視図である。このコイル装置は、図6および図7に示した第2実施形態において、コイル端子4も、コイル側ナット49に螺合するコイル側取付けねじであるビス53で押え板42に締め付け固定するようにしている。すなわち、端子接続部12には、回路側ナット39を装着するナット受け凹所38だけでなく、コイル側ナット49を装着するナット受け凹所48も設け、このナット受け凹所48に装着したコイル側ナット49を前記回路側ナット39と共に押え板42で覆い、コイル側ナット49に螺合させるビス53により、押え板42の上に重ねたコイル端子4を押え板42に締め付け固定するようにしている。この場合、押え板42の一端部には、前記ビス53を挿通させる挿通孔42cが形成されている。また、この場合、押え板42を端子接続部12の上面に固定するために、端子接続部12の上面には、押え板42の一端部が浮き上がるのを防止する浮上り防止部55も設けられている。すなわち、押え板42を押え板受け凹所40で受けると共に、押え板42の一端部を浮上り防止部55に差し込み、押え板42の他端部を浮上り防止部45に差し込むことで、ねじによる締め付け固定によらず、押え板42が端子接続部12の上面から浮上るのが防止される。その他の構成は図6および図7に示した第2実施形態の場合と同様である。
【0035】
図9はコイル台2の端子接続部12においてコイル端子4と回路端子14を接続した状態を示し、図10はその断面図を示す。ナット受け凹所48,38に装着された回路側ナット39およびコイル側ナット49を覆うように、押え板受け凹所40に押え板42が配置され、その押え板42の一端部の上に重ねられたコイル端子4が、コイル側ナット49に螺合するビス53により押え板42の一端部の上に締め付け固定される。また、押え板42の他端部の上に重ねられた回路端子14は、回路側ナット39に螺合するビス43により押え板42の他端部の上に締め付け固定される。これにより、コイル装置のコイル1がコイル駆動回路に接続される。
【0036】
コイル装置の移動・出荷時には、回路端子14が接続されていない。すなわち、図8の押え板42の上に重ねたコイル端子4だけが、ビス53で締め付け固定され、押え板42は押え板受け凹所40と浮上り防止部45,55により端子接続部12の上面に取り付けられている。ビス43が螺合されていない回路側ナット39は、押え板42により覆われているので、回路側ナット39がナット受け凹所38から脱落することはない。このように、このコイル装置では、コイル台2の端子接続部12にコイル端子4を締め付け固定した状態で移動・出荷できるので、製造工程や搬送途中において、コイル1が断線するといったトラブルの発生を防止できる。
【0037】
また、このコイル装置に回路端子14を接続する場合、回路側ナット39は押え板42で覆われた状態にあるので、押え板42の他端部の上に回路端子14を重ねて、ビス43を回路側ナット39に螺合させることにより、回路端子14を容易に押え板42に締め付け固定できる。
【0038】
図11は本発明の第4実施形態に係る誘導加熱用のコイル装置を示す要部分解斜視図である。このコイル装置は、図8〜図10に第3実施形態において、ナット受け凹所38,48に回路側ナット39およびコイル側ナット49を装着するのに代えて、図11に示す回路側インサートナット59およびコイル側インサートナット69を、端子接続部12の成形時に端子接続部12の下部にインサート成形により埋設している。コイル端子4を締め付け固定するビス53は、端子接続部12に設けた挿通孔61を通してコイル側インサートナット69に螺合し、回路端子14を締め付け固定するビス43は、端子接続部12に設けた挿通孔62を通して回路側インサートナット59に螺合する。浮上り防止部45,55は省略されている。その他の構成は、図8〜図10に示した第3実施形態の場合と同様である。
【0039】
図12はコイル台2の端子接続部12においてコイル端子4と回路端子14を接続した状態を示す。こうして、その押え板42の上に重ねられたコイル端子4が、コイル側インサートナット69に螺合するビス53により押え板42の一端部の上に締め付け固定され、同時に押え板42も端子接続部12に締め付け固定される。また、押え板42の上に重ねられた回路端子14も、回路側インサートナット59に螺合するビス43により押え板42の他端部の上に締め付け固定される。これにより、コイル装置のコイル1がコイル駆動回路に接続される。
【0040】
コイル装置の移動・出荷時には、回路端子14は接続されていない。すなわち、押え板42の上に重ねたコイル端子4だけが、ビス53で締め付け固定され、このビス53により押え板42も端子接続部12の上面に締め付け固定されている。また、押え板42は押え板受け凹所40で受けられているので、押え板42がビス53の回りに振れ回ることもない。このように、このコイル装置では、コイル台2の端子接続部12にコイル端子4を締め付け固定した状態で移動・出荷できるので、製造工程や搬送途中において、コイル1が断線するといったトラブルの発生を防止できる。
【0041】
また、このコイル装置に回路端子14を接続する場合、押え板42は回路側インサートナット59を覆った状態で、振れ回ることなくビス53で端子接続部12に締め付け固定されているので、押え板42の他端部の上に回路端子14を重ねて、ビス43を回路側インサートナット59に螺合させることにより、回路端子41を容易に押え板42に締め付け固定できる。
【0042】
この第4実施形態では、図8〜図10に示した第3実施形態における回路側ナット39およびコイル側ナット49の両方を、回路側インサートナット59およびコイル側インサートナット69に代えているが、これに限らず、図13の第5実施形態に示すように、コイル側ナット49だけをコイル側インサートナット69に代えてもよい。このように構成した場合、ビス53でコイル端子4を押え板42の上に締め付け固定することで、回路端子14が接続されていない状態においても、押え板42は端子接続部12に締め付け固定され、回路側ナット39は押え板42で覆われているので、回路側ナット39がナット受け凹所38から脱落することがない。これにより、ビス43を回路側ナット39に螺合させることによる押え板42の上への回路端子14の締め付け固定を容易に行うことができる。なお、この第5実施形態では、コイル側インサートナット69は端子接続部12の上部に埋設されて上面に露出しているが、図11の場合と同様に、端子接続部12の下部に埋設されて下面に露出するようにしてもよい。また、図11の両インサートナット59,69および図13のコイル側インサートナット69の長さを、端子接続部12の厚さと同程度に設定して、インサートナット59,69を端子接続部12の上下両面から露出させてもよい。
【0043】
図14は本発明の第6の実施形態に係る誘導加熱用のコイル装置を示す要部分解斜視図である。このコイル装置は、第1実施形態の図4において、押え板22を省略したものである。すなわち、図14のコイル端子4は、ナット受け凹所18に装着されるナット19の上に直接重ねられ、係止具の一例である係止バンド26で端子接続部12の上に係止される。コイル端子4と、その上に重ねられる回路端子14とは、ナット19に螺合されるビス23で締結され、これによりコイル装置のコイル1がコイル駆動回路に接続される。コイル端子4は端子受け凹所20で受けられる。
【0044】
図15はコイル台2の端子接続部12においてコイル端子4と回路端子14を接続した状態を示す。コイル装置の移動・出荷時には、回路端子14は接続されていない。すなわち、コイル端子4は係止バンド26による係止だけで端子接続部12に係止されており、端子受け凹所20で受けられていることにより位置ずれもない。このように、このコイル装置では、コイル台2の端子接続部12にコイル端子4を係止した状態で移動・出荷できるので、製造工程や搬送途中において、コイル1が断線するといったトラブルの発生を防止できる。
【0045】
また、このコイル装置にコイル駆動回路側の回路端子14を接続する場合、コイル端子4は、ナット19(図14)を覆うように位置決めされて係止されているので、コイル端子4の上に回路端子14を重ねて、ビス23をナット19に螺合させることにより、回路端子14を容易にコイル端子4に接続することができる。
【0046】
図16は本発明の第7実施形態に係る誘導加熱用のコイル装置を示す要部分解斜視図である。このコイル装置は、図14および図15に示した第6実施形態において、ナット19に代えてコイル端子4の下面に一体形成された雌ねじ部70を用いている。端子接続部12の上面には、前記雌ねじ部70を装着する雌ねじ受け凹所71が設けられている。コイル端子4と回路端子14の接続は、コイル端子4の上に回路端子14を重ねた状態で、雌ねじ部70のねじ孔70aにビス23を螺合して行われる。その他の構成は図14および図15に示した第6実施形態の場合と同様である。
【0047】
この実施形態の場合、コイル装置の移動・出荷時には、回路端子14は接続されていない。コイル端子4は係止バンド26により端子接続部12に係止されており、雌ねじ部70はコイル端子4の下面に一体形成されているので、このとき雌ねじ部70が雌ねじ受け凹所71に受け入れられていることにより、位置ずれもない。この状態で、コイル端子4への回路端子14の接続を容易に行うことができる。
【0048】
【発明の効果】
以上のように本発明の誘導加熱用のコイル装置によれば、誘導加熱コイルのコイル端子がコイル台に取り付けられているので、コイルのリード線が安定良く保持されることになり、製造工程や搬送途中などにおいて、コイルに断線や周囲の機器との電気的接触等のトラブルが生じるのを防止できる。また、このコイル装置に対してコイル駆動回路の回路端子を接続する際は、コイル台に取り付けた押え板に、または押え板を介さずに直接コイル台もしくはコイル端子に、回路端子をねじ止めすることにより、回路端子の接続作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る誘導加熱用のコイル装置の平面図である。
【図2】同上のコイル装置の分解斜視図である。
【図3】同上のコイル装置におけるコイル台の裏面図である。
【図4】同上のコイル装置の要部を示す分解斜視図である。
【図5】同上のコイル装置に回路端子を接続した状態を示す要部斜視図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る誘導加熱用のコイル装置の要部を示す分解斜視図である。
【図7】同上のコイル装置に回路端子を接続した状態を示す要部斜視図である。
【図8】本発明の第3実施形態に係る誘導加熱用のコイル装置の要部を示す分解斜視図である。
【図9】同上のコイル装置に回路端子を接続した状態を示す要部斜視図である。
【図10】同上のコイル装置に回路端子を接続した状態を示す要部断面図である。
【図11】本発明の第4実施形態に係る誘導加熱用のコイル装置の要部を示す分解斜視図である。
【図12】同上のコイル装置に回路端子を接続した状態を示す要部斜視図である。
【図13】本発明の第5実施形態に係る誘導加熱用のコイル装置を示す要部断面図である。
【図14】本発明の第6実施形態に係る誘導加熱用のコイル装置の要部を示す分解斜視図である。
【図15】同上のコイル装置に回路端子を接続した状態を示す要部斜視図である。
【図16】本発明の第7実施形態に係る誘導加熱用のコイル装置の要部を示す分解斜視図である。
【図17】従来例を示す平面図である。
【符号の説明】
1…誘導加熱コイル、2…コイル台、3…コイルのリード線、4…コイル端子、8…コア、12…端子接続部、14…回路端子、18,38,48…ナット受け凹所、19…ナット、20…端子受け凹所、21,41…タッピングねじ、22,42…押え板、23…ビス(取付けねじ)、25,45,55…浮上り防止部、39…回路側ナット、49…コイル側ナット、53…ビス(コイル側取付けねじ)、59…回路側インサートナット、69…コイル側インサートナット、70…雌ねじ部
Claims (8)
- コイル台2上に高周波磁界を発生する誘導加熱コイル1が載置され、
前記コイル1のリード線3の端部に、コイル端子4が装着され、
前記コイル台2の上面に設けたナット受け凹所18に、前記コイル端子4と、前記コイル1をコイル駆動回路に接続する回路端子14とをねじ止めするための共通のナット19が装着され、
前記コイル端子4が、前記コイル台2の上面に設けた端子受け凹部20に嵌め込まれて前記ナット19上に重ねられた状態で、前記コイル台2の前記上面に取付部材によって取り付けられた押え板22により覆われており、
前記押え板22は、前記ナット19に螺合して前記コイル端子4と押え板22上に重ねられる回路端子14とを前記コイル台2に取り付けるための取付けねじ23が挿通される挿通孔22aを有している誘導加熱用のコイル装置。 - 請求項1において、前記押え板22の一端部がタッピングねじ21でコイル台2に取り付けられており、他端部のコイル台2からの浮上りを防止する浮上り防止部25が前記コイル台2に設けられている誘導加熱用のコイル装置。
- コイル台2上に高周波磁界を発生する誘導加熱コイル1が載置され、
前記コイル1のリード線3の端部に、コイル端子4が装着され、
前記コイル台2に、前記コイル1をコイル駆動回路に接続する回路端子14が取り付けられる回路側ナット39が前記コイル台2の上面に設けた回路側ナット受け凹所38に嵌め込まれて装着され、
前記コイル端子4を回路端子14に電気的に接続する押え板42がコイル台2上に載置されて、この押え板42により回路側ナット39が覆われており、
前記コイル端子4が、前記押え板42を介してタッピングねじ41により、または、コイル台2に前記コイル台2の上面に設けたコイル側ナット受け凹所48に嵌め込まれて装着され、前記押え板42により覆われたコイル側ナット49に前記押え板42を介して螺合するコイル側取付けねじ53と、前記コイル台2に設けられて、前記押え板42のコイル台2からの浮き上がりを防止する浮上り防止部45(55)とにより、コイル台2に取り付けられた誘導加熱用のコイル装置。 - 請求項3において、前記コイル端子4は前記タッピングねじ41によりコイル台2に取り付けられており、前記浮上り防止部45は、前記押え板42における前記回路端子14が取り付けられる部位に近い端部の浮き上りを防止している誘導加熱用のコイル装置。
- 請求項3において、前記コイル側および回路側ナット49,39の上に前記押え板42が配置され、前記浮上り防止部45,55は、前記押え板42における前記回路端子14およびコイル端子4が取り付けられる各部位に近い両端部の浮き上りを防止している誘導加熱用のコイル装置。
- コイル台2上に高周波磁界を発生する誘導加熱コイル1が載置され、
前記コイル1のリード線3の端部に、コイル端子4が装着され、
前記コイル端子4と、前記コイル1をコイル駆動回路に接続する回路端子14とを電気的に接続する押え板42がコイル台2の上面に載置されており、
前記コイル端子4が取り付けられるコイル側ナット69と、前記回路端子14が取り付けられる回路側ナット59のうち少なくともコイル側ナット69はコイル台2に埋設されており、前記コイル端子4が、前記押え板42を介して、前記コイル側ナット69に螺合したコイル側取付けねじ53により前記コイル台2に取り付けられている誘導加熱用のコイル装置。 - コイル台2上に高周波磁界を発生する誘導加熱コイル1が載置され、
前記コイル1のリード線3の端部に、コイル端子4が装着され、
前記コイル台2の上面に設けた端子受け凹所20内のナット受け凹所18に、前記コイル端子4と、前記コイル1をコイル駆動回路に接続する回路端子14とを重ねてねじ止めするための共通のナット19が装着され、
前記コイル端子4が前記端子受け凹所20に受け入れられて前記ナット19上に重ねられた状態で、係止バンド26により前記コイル台2に係止されている誘導加熱用のコイル装置。 - コイル台2上に高周波磁界を発生する誘導加熱コイル1が載置され、
前記コイル1のリード線3の端部に、コイル端子4が装着され、
前記コイル端子4に、前記コイル1をコイル駆動回路に接続する回路端子14をねじ止めするための雌ねじ部70が形成され、
前記コイル端子4が前記コイル台2の上面に設けた端子受け凹所20に受け入れられて係止バンド26により前記コイル台2に係止されている誘導加熱用のコイル端子。
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