JPH0627936Y2 - 電源トランス - Google Patents

電源トランス

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JPH0627936Y2
JPH0627936Y2 JP1987038887U JP3888787U JPH0627936Y2 JP H0627936 Y2 JPH0627936 Y2 JP H0627936Y2 JP 1987038887 U JP1987038887 U JP 1987038887U JP 3888787 U JP3888787 U JP 3888787U JP H0627936 Y2 JPH0627936 Y2 JP H0627936Y2
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JP
Japan
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power transformer
cut
pair
shield plate
raised pieces
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JP1987038887U
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JPS63147804U (ja
Inventor
伸夫 久松
正一 秋山
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、電源トランス構造に関する。
[背景技術] 商用100V電源を供給して駆動する住宅情報機器など
にあっては、個々のユニット毎に内部回路の駆動レベル
に応じた電源を供給するため電源トランスを内蔵した構
造になっている。例えば、住宅情報機器のうち住宅内に
設けたセンサーからの異常信号を受けて異常警報を出力
するとともに、異常表示をなすアラームユニットなどに
はこのような電源トランスが内蔵されているのが通例で
ある。また、一般に、近年の住宅情報機器は多機能化し
ており、個々の機能毎にユニット化して形成されている
傾向にあるが、このようなユニット化された住宅情報機
器において、モニターテレビとアラームユニットを組合
わせ配列してシステムを構成するような場合には、アラ
ームユニットに内蔵された電源トランスの漏れ磁束がモ
ニターテレビの傾向磁界に悪影響を与え、適正なモニタ
ー表示が得られないといった弊害を生じている。そし
て、このような影響は、テレビモニターユニットとして
磁界偏向式の偏平型CRTを使用した場合に特に大き
く、住宅情報機器のユニット化の要請から無視できない
問題となっている。
このようなため、ユニット化された住宅情報機器をモニ
ターテレビユニットに接近して配列する場合には、その
内部に内蔵された電源トランスの電磁シールドが必要不
可欠とされるが、従来のものは、例えば第3図に示した
ような構造とされている。
即ち、1枚の電磁シールド板100aを折り曲げ成形
し、その両端部に形成した耳片100c、100cを重
合させて螺子100b、100bなどで締付けて電源ト
ランス2をボックス状100に囲繞し固定させた構造と
なっている。
しかしながら、このような電磁シールド構造では、締付
けた螺子100b、100bが振動などにより緩んでし
まってシールド板が電源トランスより外れてしまうこと
があり、また、螺子100b、100bを設けて耳片1
00c、100cが電源トランスの外周より突出するた
めに余分なスペースを要し、ユニットの小型化を妨げる
要因ともなっており、又、従来の電源トランスは第6図
に示すように、直状の接続ピン3・・・を、ボビンの下
方に形成した取付部4に取付けた構造となっているため
に、落下持などに接続ピン3・・・が抜け落ちやすく、
しかも接続ピンの上方に捲線より導出したリード6・・
・を半田接続しているため回路基板などに実装する場合
にリードの断線が生じやすい構造となっている。
[考案の目的] 本考案は、上記せる従来例の欠点を解消するため提案さ
れるもので、振動や落下等により電源トランスのリード
の断線が生じたり、シールド板が外れるおそれがなく、
しかも、鉄心部の固定が簡易かつ確実に行え、省スペー
ス化の外れる簡易な構造の電源トランスを提供すること
を目的としている。
[実施例] 以下に、添付図を参照して本考案の一実施例を説明す
る。
第1図は、本考案の一実施例を示している。
1はボックス型に形成した電磁シールド板であり、珪素
鋼板などの磁気シールド効果の高い素材で形成される。
この電磁シールド板1は、電源トランス2に応じた大き
さの1枚の珪素鋼板を折曲し、端部を溶接1cするなど
により突き合わせて接続して電源トランス2をその外側
より囲繞するボックス状に形成される。
この電磁シールド板1には、各々の上下にスリット1
d,1dを形成し、内方にくさび状に突出する切り起こ
し片1a、1aを少なくとも一対宛対向する位置に設け
てあり、この切り起こし片1a,1aの下方で、かつボ
ックス状に形成された電磁シールド板1の下端には、一
対の凹部1b、1bを、上記切り起こし片1a,1aに
直交するように形成してある。
このような構造の電源トランスによれば、電源トランス
2の鉄心部2dを、その上端が一対の切り起こし片1
a,1aで係止されるように、ボックス状に形成された
電磁シールド板1に収容させた後、電磁シールド板1の
下端を内方に押し込んで一対の凹部1b,1bをかしめ
形成すれば、鉄心部2dは、何等の締め付け具を使用せ
ず、上記一対の切り起こし片1a,1aと一対の凹部1
b,1bによって、締め付けられて強固に固定される。
電源トランス2は、ボビンの中央にスペーサ2cを設
け、その左右に1次、2次捲線2a、2bを分離して巻
付け、各々の捲線2a、2bの上方に絶縁テープなどの
巻回した構造とされており、鉄心部2dは多数の薄い珪
素鋼板を積層して形成したE、Iコアを組合わせて構成
している。鉄心部2dの下方には接続ピンの取付部4を
設け、この取付部4に接続ピン3・・・を取付けてい
る。
捲線より導出したリードを接続する接続ピンを強固に取
付け、接続ピンの抜けが生じにくいようにするため、第
4図及び第5図に示すように、電源トランス2のボビン
の下方に設けたピン取付部4に、L字状の接続ピン5・
・・を第5図に示したように一体成形して取りつけた構
造となっており、電源トランス2の捲線2a、2bより
導出したリード6・・・は実装時の耐半田性を向上させ
るため取付部4の外側に突出した接続ピン5・・・の水
平突出部5aに半田などで固定して接続されている。
なお、取付部4の接続ピン5・・・間にはスリット部4
a・・・を設けており、このスリット部4a・・・内に
捲線より導出したリード6・・・を通すことにより配線
の複雑さを防止し、リード6・・・にかかる応力を除去
し、不用意な断線を防止する構造としてある。
このような電磁シールドによれば、1枚の電源シールド
板を切断し、折り曲げ加工し、溶接するだけの簡単な作
業で形成でき、螺子などの付属部品を使用することがな
いので部品点数を著しく軽減できるものである。
第2図は、本考案の電源トランスを縦断面図をもって示
したものであり、電源トランス2の鉄心部2dは、その
上下より切り起こし片1aと凹部1bとにより直交した
箇所で締め付けられ挟持されるようにして固定されてい
る。
[考案の効果] 以上の説明より理解されるように、本考案によれば、電
源トランスの鉄心部を、捲線より導出したリードを接続
する水平突出部を有するL字状の接続ピンの抜けが生じ
ないようにボビンの下方に設けたピン取付部に一体成形
して取りつけ出来き、ピン取付部にはスリット部が設け
られ、捲線より導出したリードをスリット部を通して接
続部の水平突出部に半田などで固定して接続される構成
となっているので、リード配線の複雑さを防止するとと
もにリードにかかる応力を除去して、振動が落下等によ
る接続ピンの抜けとリードの不用意な断線を確実に防止
できる。
また、シールド板は、1枚のシールド板を折り曲げて溶
接加工した後、かしめ固定により電源トランスを固定す
る構造となっているので螺子などの締め付け具を用いる
ことがなく、振動を受けた場合にも締め付け具が緩んで
トランスから外れることがなく、更に締め付け具を使用
したものに比べて耳部を形成する必要がないので、省ス
ペース化が図れるなどの利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電源トランスの一実施例図、第2図は
その縦断面構造図、第3図は従来の電源トランスの電磁
シールド構造の説明図、第4図は電源トランスの一部を
破断して示す構造説明図、第5図は第4図のA部分の拡
大縦断面図、第6図は従来の電源トランスの一部を破断
して示す構造説明図を示す。 1……電磁シールド 1a……切り起こし片 1b……凹部 1d……スリット 2……電源トランス 5……L字状接続ピン 5a……その水平突出部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源トランスの周囲を、1枚の電磁シール
    ド板でボックス状に取り囲んで形成した電源トランスに
    おいて、 上記電源トランスは、鉄心部の下方に設けたピン取付部
    に水平突出部を有するL字状の接続ピンを一体成形して
    取付け、捲線よりのリードを上記ピン取付部に設けたス
    リット部を通して上記接続ピンの水平突出部に半田など
    で固定して接続され、 上記電磁シールド板は、シールド板の対向する適所に、
    内方にくさび状に突出する上下にスリットを形成した切
    り起こし片を一対宛形成して電源トランスの鉄心部に上
    方より係止させるとともに、 上記切り起こし片の下方で、かつ上記電磁シールド板の
    下端には、上記切り起こし片に直交する一対の凹部をか
    しめ形成して成り、上記一対の切り起し片と一対の凹部
    とにより電源トランスの鉄心部を挟持固定させたことを
    特徴とする電源トランス。
JP1987038887U 1987-03-17 1987-03-17 電源トランス Expired - Lifetime JPH0627936Y2 (ja)

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JP1987038887U JPH0627936Y2 (ja) 1987-03-17 1987-03-17 電源トランス

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63147804U JPS63147804U (ja) 1988-09-29
JPH0627936Y2 true JPH0627936Y2 (ja) 1994-07-27

Family

ID=30851552

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9188099B2 (en) 2011-11-29 2015-11-17 Mitsuba Corporation Starter

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54101430U (ja) * 1977-12-28 1979-07-17
JPS5621410U (ja) * 1979-07-27 1981-02-25
JPS5933218U (ja) * 1982-08-26 1984-03-01 日本電気株式会社 変成器
JPS61119322U (ja) * 1985-01-11 1986-07-28

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US9188099B2 (en) 2011-11-29 2015-11-17 Mitsuba Corporation Starter

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JPS63147804U (ja) 1988-09-29

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