JPH0617427Y2 - スピ−カ用タ−ミナル - Google Patents
スピ−カ用タ−ミナルInfo
- Publication number
- JPH0617427Y2 JPH0617427Y2 JP19573385U JP19573385U JPH0617427Y2 JP H0617427 Y2 JPH0617427 Y2 JP H0617427Y2 JP 19573385 U JP19573385 U JP 19573385U JP 19573385 U JP19573385 U JP 19573385U JP H0617427 Y2 JPH0617427 Y2 JP H0617427Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- lug
- speaker
- terminal board
- lead wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は各種音響機器に利用されるスピーカに用いるス
ピーカ用ターミナルに関するものである。
ピーカ用ターミナルに関するものである。
従来の技術 従来におけるスピーカ、特に小口径薄型スピーカに用い
るスピーカ用ターミナルとしては第３図のように構成さ
れていた。すなわち、スピーカのフレーム１にターミナ
ルボード２を結合し、このターミナルボード２に２個の
ラグ端子３，４を結合し、このラグ端子３，４にフレー
ム１の窓孔５から引出されたリード線６を上記ラグ端子
３，４の貫通孔７に挿通して接続する構成となってい
た。
るスピーカ用ターミナルとしては第３図のように構成さ
れていた。すなわち、スピーカのフレーム１にターミナ
ルボード２を結合し、このターミナルボード２に２個の
ラグ端子３，４を結合し、このラグ端子３，４にフレー
ム１の窓孔５から引出されたリード線６を上記ラグ端子
３，４の貫通孔７に挿通して接続する構成となってい
た。
また、他の従来例として、第４図，第５図に示すように
ラグ端子３，４に切起片８を設けてラグ端子３，４の貫
通孔７を通したリード線６の先端をこの切起片８に巻付
ける構成としたものもあった。
ラグ端子３，４に切起片８を設けてラグ端子３，４の貫
通孔７を通したリード線６の先端をこの切起片８に巻付
ける構成としたものもあった。
考案が解決しようとする問題点 上記第３図に示す従来の構成では、リード線６をラグ端
子３，４に半田により接続する際にリード線６の位置規
制が行えず適正な引出寸法とすることができず、リード
線６を張りすぎたり、緩ませすぎたりして断線の問題や
スピーカの動作時にリード線６が振動板に当って異常音
を発生させるなどの品質面，性能面での問題があった。
子３，４に半田により接続する際にリード線６の位置規
制が行えず適正な引出寸法とすることができず、リード
線６を張りすぎたり、緩ませすぎたりして断線の問題や
スピーカの動作時にリード線６が振動板に当って異常音
を発生させるなどの品質面，性能面での問題があった。
また、第４図，第５図に示す構成のものでは、切起片８
にリード線６の先端を巻付けるため、リード線６の位置
規制は可能となるが、リード線６を仮固定するためには
切起片８に数回巻付けなければならず作業性が悪く、さ
らにこの切起片８がスピーカを音響機器に組込む際に他
の部品と接触しないように配慮する必要があり、音響機
器の内部スピーカにロスが発生するといった問題があっ
た。
にリード線６の先端を巻付けるため、リード線６の位置
規制は可能となるが、リード線６を仮固定するためには
切起片８に数回巻付けなければならず作業性が悪く、さ
らにこの切起片８がスピーカを音響機器に組込む際に他
の部品と接触しないように配慮する必要があり、音響機
器の内部スピーカにロスが発生するといった問題があっ
た。
本考案は以上のような従来の欠点を除去するものであ
り、組立ての作業性に優れ、音響機器への組込みに際し
ても余分なスペースを配慮する必要のないスピーカ用タ
ーミナルを提供することを目的とするものである。
り、組立ての作業性に優れ、音響機器への組込みに際し
ても余分なスペースを配慮する必要のないスピーカ用タ
ーミナルを提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案のスピーカ用ターミ
ナルは、スピーカのフレームに結合されるターミナルボ
ードに２個のラグ端子を取付け、このラグ端子のターミ
ナルボードより突出する側でラグ端子の周囲に相当する
ターミナルボードの端面に切欠部を設けた構成としたも
のである。
ナルは、スピーカのフレームに結合されるターミナルボ
ードに２個のラグ端子を取付け、このラグ端子のターミ
ナルボードより突出する側でラグ端子の周囲に相当する
ターミナルボードの端面に切欠部を設けた構成としたも
のである。
作用 上記構成とすることにより本考案は、ボイスコイルから
のリード線をラグ端子の貫通孔を通しその先端をターミ
ナルボードの切欠部とラグ端子との間に挾みこんで固定
することができることになる。
のリード線をラグ端子の貫通孔を通しその先端をターミ
ナルボードの切欠部とラグ端子との間に挾みこんで固定
することができることになる。
実施例 以下、本考案の実施例を図面第１図，第２図を用いて説
明する。
明する。
９は周面に窓孔１０を形成したスピーカのフレームで、
このフレーム９の内部にはボイスコイル，振動板などの
振動系部品が組込まれ、さらに上記ボイスコイルをはめ
こむ磁気ギャップをもった界磁部がこのフレーム９に結
合されている。
このフレーム９の内部にはボイスコイル，振動板などの
振動系部品が組込まれ、さらに上記ボイスコイルをはめ
こむ磁気ギャップをもった界磁部がこのフレーム９に結
合されている。
このフレーム９の窓部１０の一部には取付片１１が設け
られ、この取付片１１には扇状の絶縁物よりなるターミ
ナルボード１２がリベット１３などを用いて取付けられ
ている。このターミナルボード１２には２個のラグ端子
１４，１５が一定の間隔をもってめにより結合されて
いる。
られ、この取付片１１には扇状の絶縁物よりなるターミ
ナルボード１２がリベット１３などを用いて取付けられ
ている。このターミナルボード１２には２個のラグ端子
１４，１５が一定の間隔をもってめにより結合されて
いる。
このラグ端子１４，１５のターミナルボード１２から外
方に突出する側で、このラグ端子１４，１５の突出部分
の周囲に当たるターミナルボード１２の端面には切欠部
１６，１７が設けられている。この切欠部１６，１７は
上面から見た状態では円弧状となり、側面から見た状態
ではターミナルボード１２の端面から徐々に浅くなるＶ
字状となっている。
方に突出する側で、このラグ端子１４，１５の突出部分
の周囲に当たるターミナルボード１２の端面には切欠部
１６，１７が設けられている。この切欠部１６，１７は
上面から見た状態では円弧状となり、側面から見た状態
ではターミナルボード１２の端面から徐々に浅くなるＶ
字状となっている。
また、上記窓孔１０からはボイスコイルに接続されたリ
ード線１８，１９が引出され、このリード線１８，１９
はターミナルボード１２の下面から上記ラグ端子１４，
１５の貫通孔２０，２１を通って上面に引出され、ラグ
端子１４，１５の半田処理部２２を通ってターミナルボ
ード１２の切欠部１６，１７に通してラグ端子１４，１
５との間の狭い部分に挾みこんで仮固定し、最終的には
リード線１８，１９をラグ端子１４，１５の半田処理部
２２に半田を施して接続を行う。
ード線１８，１９が引出され、このリード線１８，１９
はターミナルボード１２の下面から上記ラグ端子１４，
１５の貫通孔２０，２１を通って上面に引出され、ラグ
端子１４，１５の半田処理部２２を通ってターミナルボ
ード１２の切欠部１６，１７に通してラグ端子１４，１
５との間の狭い部分に挾みこんで仮固定し、最終的には
リード線１８，１９をラグ端子１４，１５の半田処理部
２２に半田を施して接続を行う。
なお、上記ターミナルボード１２の切欠部１６，１７の
加工はターミナルボード１２にラグ端子１４，１５の極
性を刻印するときの工程で同時に加工することができ
る。
加工はターミナルボード１２にラグ端子１４，１５の極
性を刻印するときの工程で同時に加工することができ
る。
考案の効果 以上のように本考案のスピーカ用ターミナルは、リード
線の先端を固定する切欠部をターミナルボードに設けた
ため、リード線の仮固定ができてリード線の引出寸法も
一定となって断線や異常音を発生させるおそれもなく、
仮固定の作業もラグ端子に一度巻付ける作業だけでよく
作業性を向上させることもなく、しかも突出部をラグ端
子に設けないため、音響機器への組込み時に他の部品と
の接触を阻止するスペースについての配慮も不必要とな
り、安全性の面でも優れたものとなり、実用的価値の大
なるものである。
線の先端を固定する切欠部をターミナルボードに設けた
ため、リード線の仮固定ができてリード線の引出寸法も
一定となって断線や異常音を発生させるおそれもなく、
仮固定の作業もラグ端子に一度巻付ける作業だけでよく
作業性を向上させることもなく、しかも突出部をラグ端
子に設けないため、音響機器への組込み時に他の部品と
の接触を阻止するスペースについての配慮も不必要とな
り、安全性の面でも優れたものとなり、実用的価値の大
なるものである。
第１図は本考案のスピーカ用ターミナルの一実施例を示
す上面図、第２図は同要部の断側面図、第３図は従来の
スピーカ用ターミナルを示す上面図、第４図は他の従来
例を示す上面図、第５図は同側面図である。 ９……フレーム、１０……窓孔、１１……取付片、１２
……ターミナルボード、１４，１５……ラグ端子、１
６，１７……切欠部、１８，１９……リード線、２０，
２１……貫通孔、２２……半田処理部。
す上面図、第２図は同要部の断側面図、第３図は従来の
スピーカ用ターミナルを示す上面図、第４図は他の従来
例を示す上面図、第５図は同側面図である。 ９……フレーム、１０……窓孔、１１……取付片、１２
……ターミナルボード、１４，１５……ラグ端子、１
６，１７……切欠部、１８，１９……リード線、２０，
２１……貫通孔、２２……半田処理部。
Claims (1)
- 【請求項１】スピーカのフレームに結合されるターミナ
ルボードに２個のラグ端子を取付け、このラグ端子のタ
ーミナルボードより外方に突出する側でラグ端子の周囲
に相当するターミナルボードの端面に切欠部を設けてな
るスピーカ用ターミナル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19573385U JPH0617427Y2 (ja) | 1985-12-19 | 1985-12-19 | スピ−カ用タ−ミナル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19573385U JPH0617427Y2 (ja) | 1985-12-19 | 1985-12-19 | スピ−カ用タ−ミナル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62103387U JPS62103387U (ja) | 1987-07-01 |
| JPH0617427Y2 true JPH0617427Y2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=31153892
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19573385U Expired - Lifetime JPH0617427Y2 (ja) | 1985-12-19 | 1985-12-19 | スピ−カ用タ−ミナル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0617427Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-12-19 JP JP19573385U patent/JPH0617427Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62103387U (ja) | 1987-07-01 |
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