JP3907920B2 - レースゲーム装置、レースゲーム進行方法、記録媒体 - Google Patents

レースゲーム装置、レースゲーム進行方法、記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、競走馬や自転車、ボートなどを模した複数の模擬競走体を、レース場を模したコース上を走行させ、その走行順を競うレースゲーム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ゲームセンタ等のように、不特定多数の遊技者が不定期に集まる遊技場に設置されるゲーム装置、例えばアーケードゲーム装置やメダルゲーム装置において、模擬競走体を用いてゲーム装置に設けられたコース上でレースを行い、レース結果に応じて遊技者にメダルなどの遊技対価の払い戻しを行うレースゲーム装置がある。
これらのレースゲーム装置は、例えば、競馬や競輪、競艇などの競技をモチーフとして、模擬競走体に競走馬や、自転車、ボートなどの模型を用いて行うものであり、所定の駆動機構によってこれらの模型をレースゲーム装置に設けられたコース上で駆動することによりレースを行うものである。
【0003】
以下、競馬をモチーフとしたレースゲーム装置である競馬ゲーム装置を例に挙げて、従来のこの種のゲーム装置について説明する。
競馬ゲーム装置では、従来、二通りのゲームが行われている。
一つは馬券ゲームと呼ばれるものであり、他の一つは出走ゲームと呼ばれるものである。
馬券ゲームとは、遊技者が、模型の競走馬によるレースのレース結果を予想するゲームである。通常は、一着のみを予想する単勝式と、一着と二着の組合せを予想する連勝式とがある。馬券ゲームでは、投票時間の締め切り後に引き続きレースを行い、遊技者の予想が的中すると、オッズと投票数の積に値するメダルが払い戻される。
出走ゲームとは、馬券ゲームのために行われるレースに出走させる競走馬を所定のメダルを支払って購入し、購入した競走馬にレースをさせるゲームである。購入した競走馬が、出走したレースで所定の着順に入れば、そのレースの賞金を獲得し、賞金額相当のメダルが払い戻される。
【0004】
これらの馬券ゲームや出走ゲームで行われるレースは、レース毎に以下のような所定の事項(レース要素)が設定されている。
レース名 … レースの名称。
クラス … レースのグレード。G1レース、G2レース、G3レース等。
周回 … スタート地点とゴール地点、ならびに周回数。
距離 … レースの走行距離。
出走条件 … レースに出走可能な競走馬の条件。馬齢、性別、獲得賞金額等で設定される。
賞金 … レースの着順に応じて競走馬に与えられる賞金。出走ゲームにおいては、この賞金相当のメダルが遊技者に払い戻される。競走馬に与えられた賞金額は累計され、出走条件の一つである獲得賞金額になる。
登録料 … 出走ゲームにおいて、購入した競走馬をレースに出走させるために必要となる費用。
【0005】
これらのレース要素を表すレース要素情報は、遊技場に競馬ゲーム装置が設置される時点で決まっているものである。そして、レース要素情報は、予め設定されているカレンダーにもとづいて、1月から12月で一巡するように1年分のレースの数だけ用意される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
競馬ゲーム装置以外のレースゲーム装置においても、レース毎に設定されるレース要素を表すレース要素情報は固定されたものであり、レース要素情報はレースゲームで設定されるカレンダーにもとづいて1年で一巡するように用意される。つまり、レースゲーム装置は、予め決まられたスケジュールに基づいてレース要素情報を読み出して実行することにより、競走ゲームを行うように構成されている。
しかしながら、競争ゲームは、スケジュールに従ってレース要素を循環させてレースを行うものなので、レースが繰り返されるうちに遊技者の興味が次第に薄れていく。特に、リピーターと呼ばれる愛好者にとっては、その傾向が顕著となる。このように、従来のレースゲーム装置では、その設置期間が長くなるほど、遊技者の興味は希薄になるという問題があった。
【0007】
そこで本発明の課題は、遊技者の興味を長期間保ち続けるようにしたレースゲーム装置及びレースゲーム方法を提供することにある。
本発明の他の課題は、遊技者の興味を長期間保ち続けるレースゲームをコンピュータによって実現するためのプログラムコードが記録された記録媒体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決する本発明のレースゲーム装置は、複数の通常レースと少なくとも一つの特別レースとを連続的に実行することができるレースゲーム装置であって、個々の通常レース及び特別レースを遂行する上で必要となるレース要素情報を保持するレース要素情報保持手段と、前記複数の通常レースの実行順を定めた第1スケジュール情報、及び前記特別レースの開始予定時刻を定める第2スケジュール情報を保持するスケジュール管理手段と、第2スケジュール情報に定められている時刻の経過を計時するための計時手段と、この計時手段が前記第1スケジュール情報による通常レースの進行中又は実行直後に前記第2スケジュール情報により規定された特別レースの開始予定時刻に達したことを検知したときは当該通常レースの実行直後に前記特別レースに対応するレース要素情報を読み出して特別レースを実行し、当該特別レースの実行後に、前記第1スケジュール情報に従う次の開始予定の通常レースを実行する制御手段と、所定の入力装置から入力される変更データに基づいて、前記第2スケジュール情報に定められる前記特別レースの開始予定時刻を変更する変更手段と、を備えており、前記変更手段は、前記複数の通常レースと前記特別レースとの実行順序を可変とするものである。
個々の通常レースのレース要素情報が、レース名に関連づけられており、第1スケジュール情報が、複数の通常レースの実行順をレース名により特定しており、前記制御手段が、第1スケジュール情報により特定されるレース名によって通常レースを実行するようにしてもよい。前記計時手段は、通常はレースゲーム装置に特有の時間を計測するものであるが、実時間をもって第2スケジュール情報が定める時刻の経過を計時するようにしても良い。
【0009】
本発明の他のレースゲーム装置は、複数の通常レースと少なくとも一つの特別レースとを連続的に実行することができるレースゲーム装置であって、個々の通常レース及び特別レースを遂行する上で必要となるレース要素情報を保持するレース要素情報保持手段と、前記複数の通常レースの実行順を定めた第1スケジュール情報、及び前記特別レースの開始の契機となる通常レースのレース名を定める第2スケジュール情報を保持するスケジュール管理手段と、実行中のレースのレース名を検知する手段と、前記第1スケジュール情報に従って実行中の通常レースのレース名が前記特別レースの開始の契機となるレース名であることを検知したときに当該通常レースの実行直後に前記特別レースに対応するレース要素情報を読み出して特別レースを実行し、当該特別レースの実行後に、前記第1スケジュール情報に従う次の開始予定の通常レースを実行する制御手段と、所定の入力装置から入力される変更データに基づいて、前記第2スケジュール情報に定められる前記特別レースの開始の契機となる通常レースのレース名を変更する変更手段と、を備えており、前記変更手段は、前記複数の通常レースと前記特別レースとの実行順序を可変とするものである。
【0010】
前記変更手段は、さらに前記レース要素情報を変更可能に構成してもよい。これにより、前記通常レース及び前記特別レースのレース要素を可変とすることができるようになる。また、前記変更手段は、前記通常レース及び前記特別レースを実行するモードとは別のオペレータモードであるときに、前記変更を行うことができるようにしてもよい。オペレータモードとは、例えば、管理者がゲーム装置の調整や点検、設定行う際のモードである。前記所定の入力手段の一例には、タッチパネルが挙げられる。
【0011】
本発明は、また、個々の通常レース及び特別レースを遂行する上で必要となるレース要素情報、前記複数の通常レースの実行順を定めた第1スケジュール情報、及び前記特別レースの開始予定時刻を定める第2スケジュール情報を保持する保持手段と、第2スケジュール情報に定められている時刻の経過を計時して、前記第1スケジュール情報による通常レースの進行中又は実行直後に、前記第2スケジュール情報により規定された特別レースの開始予定時刻に達したことを検知したときに当該通常レースの実行直後に前記保持手段から前記特別レースに対応するレース要素情報を読み出して特別レースを実行し、当該特別レースの実行後に、前記第1スケジュール情報に従う次の開始予定の通常レースを実行する制御手段と、変更手段と、を備えており、複数の通常レースと少なくとも一つの特別レースとを連続的に実行することができるレースゲーム装置において実行されるレースゲーム進行方法を提供する。このレースゲーム進行方法では、前記変更手段が、所定の入力装置から入力される変更データに基づいて、前記保持手段に保持され前記第2スケジュール情報に定められる前記特別レースの前記開始予定時刻を変更して、前記複数の通常レースと前記特別レースとの実行順序を変更する。
【0012】
本発明は、また、個々の通常レース及び特別レースを遂行する上で必要となるレース要素情報、前記複数の通常レースの実行順を定めた第1スケジュール情報、及び前記特別レースの開始の契機となる前記通常レースのレース名を定める第2スケジュール情報を保持する保持手段と、前記第1スケジュール情報に従って実行中の通常レースのレース名が前記特別レースの開始の契機となるレース名であることを検知したときに当該通常レースの実行直後に前記保持手段から前記特別レースに対応するレース要素情報を読み出して特別レースを実行し、当該特別レースの実行後に、前記第1スケジュール情報に従う次の開始予定の通常レースを実行する制御手段と、変更手段と、を備えており、複数の通常レースと少なくとも一つの特別レースとを連続的に実行することができるレースゲーム装置において実行されるレースゲーム進行方法を提供する。このレースゲーム進行方法では、前記変更手段が、所定の入力装置から入力される変更データに基づいて、前記保持手段に保持され前記第2スケジュール情報に定められる前記特別レースの開始の契機となる前記通常レースのレース名を変更して、前記複数の通常レースと前記特別レースとの実行順序を変更する。
【0013】
これらのレースゲーム進行方法において、前記変更手段が、さらに、前記保持手段に保持される前記レース要素情報を変更することにより、前記通常レース及び前記特別レースのレース要素を変更するようにしてもよい。前記通常レース及び前記特別レースを実行するモードとは別のオペレータモードであるときに、前記変更手段が前記変更を行うようにしてもよい。前記所定の入力装置がタッチパネルの場合には、前記変更手段には、このタッチパネルから前記変更データが入力されるようにしてもよい。
【0014】
上記他の課題を解決する記録媒体は、下記のいずれかの処理をコンピュータに実行させるためのプログラムコードが記録された、コンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
(1)制御手段、保持手段及び変更手段を備えたコンピュータにおいて、前記保持手段に、個々の通常レース及び特別レースを遂行する上で必要となるレース要素情報、前記複数の通常レースの実行順を定めた第1スケジュール情報、及び前記特別レースの開始予定時刻を定める第2スケジュール情報を保持させる処理、前記制御手段に、第2スケジュール情報に定められている時刻の経過を計時して、前記第1スケジュール情報による通常レースの進行中又は実行直後に前記第2スケジュール情報により規定された特別レースの開始予定時刻に達したことを検知したときに当該通常レースの実行直後に前記保持手段から前記特別レースに対応するレース要素情報を読み出して特別レースを実行し、当該特別レースの実行後に、前記第1スケジュール情報に従う次の開始予定の通常レースに実行させる処理、前記変更手段に、所定の入力装置から入力される変更データに基づいて、前記保持手段に保持される前記第2スケジュール情報に定められる前記特別レースの開始予定時刻を変更させることにより、前記複数の通常レースと前記特別レースとの実行順序を変更させる処理。
(2)制御手段、保持手段及び変更手段を備えたコンピュータにおいて、前記保持手段に、個々の通常レース及び特別レースを遂行する上で必要となるレース要素情報、前記複数の通常レースの実行順を定めた第1スケジュール情報、及び前記特別レースの開始の契機となる前記通常レースのレース名を定める第2スケジュール情報を保持させる処理、前記制御手段に、前記第1スケジュール情報に従って実行中の通常レースのレース名が前記特別レースの開始の契機となるレース名であることを検知したときに当該通常レースの実行直後に前記保持手段から前記特別レースに対応するレース要素情報を読み出して特別レースを実行し、当該特別レースの実行後に、前記第1スケジュール情報に従う次の開始予定の通常レースを実行させる処理、前記変更手段に、所定の入力装置から入力される変更データに基づいて、前記保持手段に保持され前記第2スケジュール情報に定められる前記特別レースの開始の契機となる前記通常レースのレース名を変更させることにより、前記複数の通常レースと前記特別レースとの実行順序を変更させる処理。
【0015】
以上のようなコンピュータ読み取り可能な記録媒体には、前記変更手段に、前記保持手段に保持される前記レース要素情報を変更させることにより、前記通常レース及び前記特別レースのレース要素を変更させる処理、をさらに実行させるためのプログラムコードが記録されてもよい。また、前記変更手段に、前記通常レース及び前記特別レースを実行するモードとは別のオペレータモードであるときに、前記変更させる処理、を実行させるためのプログラムコードが記録されてもよい。前記所定の入力装置が、タッチパネルの場合には、前記変更手段に、前記タッチパネルから入力される前記変更データに基づいて処理、を実行させるためのプログラムコードが記録されてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、競馬をモチーフとした競馬ゲーム装置に適用した場合の実施形態を説明する。
【0017】
<競馬ゲーム装置の構成>
図1は、本発明が適用される競馬ゲーム装置の外観斜視図である。
競馬ゲーム装置1は、テーブル状のゲーム装置本体11と、このゲーム装置本体11の周りに配置された複数のステーション12と、各ステーション12の下部にあり、競馬ゲーム装置1の内部を権限のない者が操作できないように、錠により開閉が保安される扉13とを有する。
この競馬ゲーム装置1は、内部に設けられた制御装置14によって、装置全体の動作が統括的に制御される。ゲーム装置本体11の上面には、走行面(ゲーム盤面)15が形成されている。
【0018】
ゲーム装置本体11の四隅には平面視で扇状の隅台16が配置されている。これらの4台の隅台16と、所定台数のステーション12とで、ゲーム装置本体11の外周部を囲繞することにより、複数の遊技者がゲーム装置本体11を囲んでゲームに参加することができるようになっている。このように、競馬ゲーム装置1の外観が、意匠的にも優れたものとなっている。
【0019】
ステーション12は、その上面部に先上がりの傾斜面が形成されている。
この傾斜面の左方には、ブラウン管や液晶による表示装置からなる出走馬表示部21が設けられ、同右方には、メダル投入口22が設けられている。
また、傾斜面の最上部には、出走馬に関する情報を表示する表示装置からなる出走馬情報表示部23が設けられている。遊技者は、この出走馬情報表示部23の表示内容を賭け(ベット)の判断材料の1要素として利用できるようになっている。
出走馬表示部21の画面には、透明なタッチパネルが積層され、メダル投入口22から任意枚数のメダルを投入した状態で画面に表示された馬番号等を選択して触れることにより、そのベット情報が制御装置14に入力されるようになっている。
【0020】
隅台16の頂部にはスピーカ17が配置され、各種の擬音や模擬場内アナウンスを放送するようになっている。
また、中央対向する位置のやや上部には各ステーション12の遊技者から目視可能にした、表示装置からなる映像放映画面18が設けられ、予めビデオカメラで撮影された実際の競馬場のレース風景等をビデオ放映することができるようにしている。この映像放映画面18によるビデオ放映によってより一層の臨場感が醸し出される。
【0021】
そして、各遊技者がそれぞれ1台のステーション12を占有し、メダル投入口22から任意個数のメダルを投入するとともに、出走馬情報表示部23に表示されたオッズ等の競馬情報を参照しながら、出走馬表示部21に表示された馬番等に触れることによって、ベットが完了するようになっている。
遊技者のベットが完了すると、あるいは予め設定されたベット時間が経過すると、制御装置14による制御に基づいて、競走馬を模した各模擬競走体がスタートし、走行面15の所定のコースを出走する。
これによりレースが展開され、着順による払戻しが行われる。この払戻しは、メダル投入口22の下部に設けられたメダル払戻口22aにオッズに応じたメダルが払い出されることによって行われる。
【0022】
以上のような構成をもつ競馬ゲーム装置1を用いて、本実施形態では2通りの競馬ゲームの例を示す。
【0023】
<実施例1>
図2は、本実施形態の実施例1による制御装置14の機能ブロック図である。これらの機能ブロックは、競馬ゲーム装置1の中心的役割を果たすコンピュータのCPUが所定のプログラムコードを読み込んで実行することにより生成可能なものである。
【0024】
制御装置14は、競馬ゲーム装置1全体の動作を制御する全体制御部14aと各ステーション12毎に設けられてステーション12の動作を制御するステーション制御部14bとを有する。
【0025】
全体制御部14aは、複数のレース要素情報を保持するレース要素情報記憶部101、レースに出走する複数の競走馬の情報を保持する競走馬情報記憶部102、スケジュール情報管理部103、計時部104、レース制御部105、スケジュール情報更新部106、レース要素情報更新部107、出力制御部108、走行面制御部109を含んで構成される。
【0026】
レース要素情報記憶部101は、通常レース及び特別レースを遂行する上で必要となるレース要素情報を保持するものである。
「通常レース」とは、通常のスケジュール(第1スケジュール)に沿って実行されるレースである。「特別レース」とは、通常のスケジュールとは異なる特別スケジュール(第2スケジュール)に沿って実行されるレースである。
なお、一レースは、直前のレース終了後、ベット開始時からレース結果による払い戻しの終了時までを、その単位とする。
【0027】
競走馬情報記憶部102は、各レースに於いて出走可能な競走馬の情報を記憶するものである。「競走馬の情報」とは、競走馬の名前や馬齢、獲得賞金、距離特性などである。競走馬の情報は、出走馬情報表示部23に表示されて、遊技者がベットする際の判断材料となる。
【0028】
スケジュール情報管理部103は、通常スケジュール情報と特別スケジュール情報とを保持するものである。通常スケジュール情報には、例えば図3に示すように、1月〜12月のカレンダー上に通常レース(A杯〜Z記念)が開催される順に並べられる。通常レースは、このカレンダーに沿って実行され、12月のレースZ記念まで実行されると、1月に戻って、再びA杯から実行される。特別スケジュール情報は、例えば図3に示すように、開催時刻と特別レース名(α特別レース〜γ特別レース)からなる。
計時部104は、特別スケジュール情報がもつ開催時刻の経過を計時する。例えば、計時部104で「14:00」を計時すると、「α特別レース」が開催されるようにする。開催時刻は、ゲーム空間内固有のものでもよく、また、実時間に合わせたものでもよい。
【0029】
レース制御部105は、スケジュール情報管理部103の各スケジュールに従って、レース要素情報記憶部101及び競走馬情報記憶部102からレース要素情報及び競走馬情報を読み出してレースゲームを実行する。
レースゲームの実行は、各ステーション12の出走馬表示部21及び出走馬情報表示部23にレースに関する情報、出走する競走馬に関する情報を表示して、遊技者にベットを行わせる画面を提供するほか、レースが始まると、走行面制御部109により走行面15上の所定のコースを模擬競走体に出走させ、映像放映画面及びスピーカから映像や音を遊技者に提供し、レース結果から各ステーション12に対して払戻を行うまでである。
【0030】
スケジュール情報更新部106は、ステーション制御部14bから送られるスケジュール変更情報により、第1及び第2スケジュール情報の内容を変更するものである。
レース要素情報更新部107は、ステーション制御部14bから送られるレース要素変更情報により、レース要素情報の内容を変更するものである。
【0031】
出力制御部108は、レース制御部105の制御により、映像放映画面18から競馬場のレース風景等をビデオ放映するとともに、ゲーム装置本体11の四隅に設けられたスピーカ17からレースに関する音声情報を出力させるものである。
走行面制御部109は、模擬競走体である競走馬の模型を、レース制御部105による制御に基づいて走行面15上の所定のコースを出走させるものである。
【0032】
ステーション制御部14bは、入力制御部110、表示制御部111、メダル管理部112を含んで構成される。
入力制御部110は、出走馬表示部21に積層されたタッチパネルを触れることによって発生する入力データから様々の情報を生成して、これをレース制御部105、スケジュール情報更新部106、レース要素情報更新部107へ送るものである。
表示制御部111は、レース制御部105から送られるレースに関する諸情報、例えば出走する競走馬の情報やオッズ、レースの距離等の情報を、出走馬表示部21及び出走馬情報表示部23に表示するものである。
メダル管理部112は、メダル投入口22から投入されるメダルの数をカウントしてレース制御部105へ送るとともに、レース結果として払い戻されるメダルをメダル払戻口22aへ払い戻すものである。
【0033】
以上のような制御装置14を備える競馬ゲーム装置1により競馬ゲームを行う場合、以下のようにしてゲームを進行する。
図4は、競馬ゲームの進行を表すフローチャートである。
【0034】
まず、所定のレースを行うために、レース制御部105は、レース要素情報記憶部101からレース要素情報を読み出す。
通常レースを行うためのレース要素情報は、スケジュール情報管理部103から取り込む通常スケジュール情報に沿って読み出す。そして、読み込んだレース要素情報に基づいてレースに出走する競走馬に関する情報を競走馬情報記憶部102から読み出す。競走馬に関する情報は、走行面15上を走る競走馬の模型に対応付けられており、表示制御部111を介して出走馬表示部21及び出走馬情報表示部23に表示される。出走馬表示部21には、この他に、遊技者がタッチパネルを触れることによってベット可能なように、オッズの一覧が表示される。遊技者は、メダル投入口22からメダルを投入して、出走馬表示部21のオッズの一覧から希望する馬券を触れることにより、ベットを行う(ステップS101)。
【0035】
ベット時間が終了すると(ステップS102)、レース制御部105は、レースを開始する(ステップS103)。
レース制御部105は、走行面制御部109により走行面15上の競走馬を模した模擬競走体を出走させる。このとき、レースの雰囲気を盛り上げるために、出力制御部108を介して、映像放映装置18からは実際の競馬の画像を映し出し、スピーカ17からは模擬競走体によるレースの実況を出力する。
レースが終了すると(ステップS104)、レース制御部105は、レース結果を映像放映画面18に表示するとともに、各ステーション12の出走馬表示部21に表示する。そして、レース結果に応じて、当選した遊技者に対して各ステーション12のメダル払戻口21aからメダルを払い戻す(ステップS105)。
【0036】
特別レースを開催するか否かを判断し(ステップS106)、特別レースを開催する場合は、該当する特別レースのレース要素情報を読み込んで(ステップS107)これを実行する。開催しない場合は、通常スケジュール情報による次の通常レースのレース要素情報を読み込んで(ステップS108)これを実行する。その後、ステップS101に戻って、繰り返しレースを行う。
【0037】
特別レースは、特別スケジュール情報により設定されている開催予定時刻を計時部104により検知した場合に開催される。このようにすることにより、通常スケジュール情報による通常レースを実行後に、特別スケジュール情報による特別レースを実行することができるようになる。
図3において、通常スケジュール情報に沿ってレースを行い、例えば「C記念」を開催中に14:00になると、「C記念」を終了後に、「Dステークス」を行わずに「α特別レース」を行うようになる。「Dステークス」は、「α特別レース」の終了後に行われることとなる。
これにより、遊技者は、従来の所定の周期で繰り返される通常ゲームの他に、所定の時刻になると開催される特別ゲームを行うことができ、レースゲームに対する興味を維持できるようになる。
【0038】
<実施例2>
図5は、本実施形態の実施例2による制御装置14の機能ブロック図である。これらの機能ブロックは、競馬ゲーム装置1の中心的役割を果たすコンピュータのCPUが所定のプログラムコードを読み込んで実行することにより生成可能なものである。図5に示す機能ブロックのうち、図2に示すものと同じ名前、符号をもつ機能ブロックは、全く同じ機能ブロックをあらわすものであるので説明を省略する。
スケジュール情報管理部203は、通常スケジュール情報と特別スケジュール情報とを保持するものである。通常スケジュール情報には、例えば図6に示すように、1月〜12月のカレンダー上に通常レース(A杯〜Z記念)が開催される順に並べられる。通常レースは、このカレンダーに沿って実行され、12月のレースZ記念まで実行されると、1月に戻って、再びA杯から実行される。特別スケジュール情報は、例えば図6に示すように通常レースのレース名と特別レースのレース名とからなる。
レース名確認部204は、現在行われているレースのレース名を確認する。例えば、現在開催されているレースが「Bステークス」であると、レース名確認部204はこれを確認して「α特別レース」が開催されるようにする。レース名は、全部が一致していなくてもよく、例えば、「Bステークス」の「B」だけ、或いは「ABCステークス」の「A」だけ、「ステークス」だけ、としてもよい。
【0039】
以上のような制御装置14を備える競馬ゲーム装置1により競馬ゲームを行う場合、以下のようにしてゲームを進行する。この場合も、実施例1と同様に競馬ゲームが進行するので、図4のフローチャートを用いて説明する。
【0040】
まず、所定のレースを行うために、レース制御部105は、レース要素情報記憶部101からレース要素情報を読み出す。
通常レースを行うためのレース要素情報は、スケジュール情報管理部103から取り込む通常スケジュール情報に沿って読み出す。そして、読み込んだレース要素情報に基づいてレースに出走する競走馬に関する情報を競走馬情報記憶部102から読み出す。競走馬に関する情報は、走行面15上を走る競走馬の模型に対応付けられており、表示制御部111を介して出走馬表示部21及び出走馬情報表示部23に表示される。出走馬表示部21には、この他に、遊技者がタッチパネルを触れることによってベット可能なように、オッズの一覧が表示される。遊技者は、メダル投入口22からメダルを投入して、出走馬表示21のオッズの一覧から希望する馬券を触れることにより、ベットを行う(ステップS101)。
【0041】
ベット時間が終了すると(ステップS102)、レース制御部105は、レースを開始する(ステップS103)。
レース制御部105は、走行面制御部109により走行面15上の競走馬を模した模擬競走体を出走させる。このとき、レースの雰囲気を盛り上げるために、出力制御部108を介して、映像放映装置18からは実際の競馬の画像を映し出し、スピーカ17からは、模擬競走体によるレースの実況を出力する。
レースが終了すると(ステップS104)、レース制御部105は、レース結果を映像放映画面18に表示するとともに、各ステーション12の出走馬表示部21に表示する。そして、レース結果に応じて、当選した遊技者に対して各ステーション12のメダル払戻口21aからメダルを払い戻す(ステップS105)。
【0042】
特別レースを開催するか否かを判断し(ステップS106)、特別レースを開催する場合は、該当する特別レースのレース要素情報を読み込んで(ステップS107)これを実行する。開催しない場合は、通常スケジュール情報による次の通常レースのレース要素情報を読み込んで(ステップS108)これを実行する。その後、ステップS101に戻って、繰り返しレースを行う。
【0043】
特別レースは、特別スケジュール情報により設定されているレース名により特定される通常レースの実行を、レース名確認部204により確認した場合に開催される。このようにすることにより、通常スケジュール情報による通常レースを実行後に、特別スケジュール情報による特別レースを実行することができるようになる。
図6において、通常スケジュール情報に沿ってレースを行い、例えば「Bステークス」が開催されると、「Bステークス」を終了後に、「C記念」を行わずに「α特別レース」を行うようになる。「C記念」は、「α特別レース」の終了後に行われることとなる。
これにより、遊技者は、従来の所定の周期で繰り返される通常ゲームの他に、所定のレース名を持つレースの後に開催される特別ゲームを行うことができ、レースゲームに対する興味を維持できるようになる。
【0044】
<スケジュール情報及びレース要素情報の変更>
本実施形態では、スケジュール情報更新部106及びレース要素情報更新部107を備えることにより、スケジュール情報及びレース要素情報を変更可能である。
各スケジュール情報及びレース要素情報は、ゲームの設定に関わる事項であるため、スケジュール情報更新部106及びレース要素情報更新部107は、通常のゲームを実行するモードとは別の、管理者がゲーム装置の調整や点検、設定を行う際のオペレータモードであるときのみ、機能するようにする。例えば、所定の錠にて開閉が保安される扉3の内側等に、モードの切り替えを行う切替スイッチを設け、管理者が設定を行う際に切り替えるようにする。
【0045】
レース要素情報を変更するときは、出走馬表示部21に、図7のような画面を表示する。この画面は、レース要素情報のうち、レース名を変更するための画面である。管理者は、出走馬表示部21上のタッチパネルに触れることにより、変更情報を入力可能である。
【0046】
図7の画面では、文字列301、バックスペース302、チェンジボタン303、セットボタン304、終了ボタン305、入力確認画面306を表示する。文字列301及びバックスペース302を用いて、文字を入力する。入力した文字は、入力確認画面306に表示される。入力確認画面306では、三角形のカーソルがある枠に文字が入力される。入力確認画面306の最右端(「杯」が入力されている枠)は、入力事項ではなく、選択事項として、チェンジボタン303に触れることにより選択される。
選択は、「杯」、「賞」、「S」、「C」、或いは「記念」等から行い、チェンジボタン303に触れることにより表示が変更される。なお、「S」は、ステークス、「C」は、カップを表す。
レース名の入力が終了したら、セットボタン304に触れることにより、設定が完了する。その後、終了ボタン305に触れることにより、レース名を変更する画面を終了する。ここでは、「サント杯」とレース名を設定している。
【0047】
このようにして入力されたレース名を変更するデータは、入力制御部110からレース要素変更情報、スケジュール変更情報として、レース要素情報更新部107及びスケジュール情報更新部106へ送られる。レース要素情報変更部107は、レース要素変更情報によりレース要素情報記憶部101に記憶されたレース要素情報のうち、レース名に関する情報を書き替える。スケジュール情報更新部106は、スケジュール変更情報によりスケジュール情報管理部103、203に保管された通常スケジュール情報又は特別スケジュール情報のレース名に関する情報を書き替える。
【0048】
図8の画面では、レース名表示画面307、1着賞金表示画面308、2着賞金表示画面309、距離表示画面310、開催時間表示画面311、増加ボタン312、シフトボタン313、減少ボタン314、終了ボタン315を表示する。レース名表示画面307は、変更するレース要素情報のレース名を表示する。1着賞金表示画面308、2着賞金表示画面309、距離表示画面310、開催時間表示画面311は、図8の画面で設定可能な項目であり、増加ボタン312及び減少ボタン314を触れることにより、枠内の数字が増減するようになっている。開催時間画面311は、最大で5つの開催時間を設定可能である。設定可能な各項目間の移動は、シフトボタン313に触れて、左側に表示される三角形のカーソルを移動させることにより行われる。
各項目の設定を終了した後は、終了ボタン315に触れることにより、変更データが入力される。ここでは、「サント杯」という名前のレースに、1着賞金を「2000」、2着賞金を「200」、距離を「3000」、開催時間を「10:00」と「17:00」と設定している。
【0049】
このようにして入力された各項目の設定データのうち、1着賞金、2着賞金、距離を変更するデータは、入力制御部110からレース要素情報更新部107へレース要素変更情報として送られる。
【0050】
レース要素情報変更部107は、レース要素変更情報により、レース要素情報記憶部101に記憶されたレース要素情報のうち、1着賞金、2着賞金、距離に関する情報を書き替える。開催時間を変更するデータは、レース名とともに入力制御部110からスケジュール情報更新部106へスケジュール変更情報として送られる。スケジュール情報更新部106は、スケジュール変更情報により、スケジュール情報管理部103で管理される第2スケジュール情報の開催時間に関する情報を書き替える。
【0051】
本実施形態では、模擬競走体を走行面15上に実際に出走させてレースを実行する。しかし、レースの実行はこれに限らず、例えば、大型のモニタにレースの画像を表示し、この表示画像のみによりレースを実行するようにしてもよい。
【0052】
以上のような本発明の競馬ゲーム装置は、競馬ゲーム装置等のメダルゲーム装置以外にも、本発明にかかる記録媒体に記録されたプログラムコードを、家庭用ゲーム装置などのコンピュータに実行させることにより、実現可能である。この場合、メダルの投入や払戻、模擬競走体による実際のレースは不可能であるが、その代わりに、メダルは枚数のみの管理とし、ディスプレイ装置などの表示装置に競走体によるレースの映像を表示すればよい。
【0053】
以上のように、レース名及びレース要素情報を書き替え可能とし、また、レースの開催時間を設定可能としたことにより、管理者は、遊技場の名前を冠したレース名のレースを開催したり、或いは、様々なレース要素のレースを好きな時間に開催可能とできる。
【0054】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、レースゲーム装置において開催されるレースの順序を可変とすることにより、遊技者の興味を長期間保ち続けるようにできるようになる。また、レース要素を可変とすることにより、様々な条件のレースを開催でき、遊技者の興味を長期間保ち続けるようにできるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】競馬ゲーム装置の外観斜視図。
【図2】実施例1の制御装置の機能ブロック図。
【図3】スケジュール情報の例示図。
【図4】レース進行方法のフローチャート。
【図5】実施例2の制御装置の機能ブロック図。
【図6】スケジュール情報の例示図。
【図7】レース名入力画面の例示図。
【図8】レース要素情報の入力画面の例示図。
【符号の説明】
1 競馬ゲーム装置
11 ゲーム装置本体
12 ステーション
13 扉
14 制御装置
14a 全体制御部
14b ステーション制御部
15 走行面
16 隅台
17 スピーカ
18 映像放映画面
21 出走馬表示部
22 メダル投入口
22a メダル払戻口
23 出走馬情報表示部
101 レース要素情報記憶部
102 競走馬情報記憶部
103、203 スケジュール情報管理部
104 計時部
105 レース制御部
106 スケジュール情報更新部
107 レース要素情報更新部
108 出力制御部
109 走行面制御部
110 入力制御部
111 表示制御部
112 メダル管理部
204 レース名確認部

Claims (14)

  1. 遊技者によるベットの完了あるいは予め設定されたベット時間の経過によりレースが展開される複数の通常レース及び少なくとも一つの特別レースを、連続的に実行することができるレースゲーム装置であって、
    個々の通常レース及び特別レースを遂行する上で必要となるレース要素情報を保持するレース要素情報保持手段と、
    前記複数の通常レースの実行順を定めた第1スケジュール情報、及び前記特別レースの開始予定時刻を定める第2スケジュール情報を保持するスケジュール管理手段と、
    第2スケジュール情報に定められている時刻の経過を計時するための計時手段と、
    この計時手段が前記第1スケジュール情報による通常レースの進行中又は実行直後に前記第2スケジュール情報により規定された特別レースの開始予定時刻に達したことを検知したときは当該通常レースの実行直後に前記特別レースに対応するレース要素情報を読み出して特別レースを実行し、当該特別レースの実行後に、前記第1スケジュール情報に従う次の開始予定の通常レースを実行する制御手段と、
    所定の入力装置から入力される変更データに基づいて、前記第2スケジュール情報に定められる前記特別レースの開始予定時刻を変更するための変更手段と、を備えており、
    前記変更手段は、前記複数の通常レースと前記特別レースとの実行順序を可変とするものである、
    レースゲーム装置。
  2. 前記個々の通常レースのレース要素情報は、レース名に関連づけられており、
    前記第1スケジュール情報は、前記複数の通常レースの実行順をレース名により特定しており、
    前記制御手段は、前記第1スケジュール情報により特定されるレース名によって通常レースを実行するものである、
    請求項1記載のレースゲーム装置。
  3. 前記計時手段は、実時間をもって前記第2スケジュール情報が定める時刻の経過を計時するものである、
    請求項1記載のレースゲーム装置。
  4. 前記変更手段は、さらに前記レース要素情報を変更可能であり、前記通常レース及び前記特別レースのレース要素を可変とするものである、
    請求項記載のレースゲーム装置。
  5. 前記変更手段は、前記通常レース及び前記特別レースを実行するモードとは別のオペレータモードであるときに、前記変更を行うことができるように構成されている、
    請求項記載のレースゲーム装置。
  6. 前記所定の入力装置は、タッチパネルであり、前記変更手段には、このタッチパネルから前記変更データが入力される、
    請求項記載のレースゲーム装置。
  7. 遊技者によるベットの完了あるいは予め設定されたベット時間の経過によりレースが展開される個々の通常レース及び特別レースを遂行する上で必要となるレース要素情報、複数の前記通常レースの実行順を定めた第1スケジュール情報、及び前記特別レースの開始予定時刻を定める第2スケジュール情報を保持する保持手段と、第2スケジュール情報に定められている時刻の経過を計時して、前記第1スケジュール情報による通常レースの進行中又は実行直後に、前記第2スケジュール情報により規定された特別レースの開始予定時刻に達したことを検知したときに当該通常レースの実行直後に前記保持手段から前記特別レースに対応するレース要素情報を読み出して特別レースを実行し、当該特別レースの実行後に、前記第1スケジュール情報に従う次の開始予定の通常レースを実行する制御手段と、変更手段と、を備えており、複数の通常レースと少なくとも一つの特別レースとを連続的に実行することができるレースゲーム装置において実行される方法であって、
    前記変更手段が、
    所定の入力装置から入力される変更データに基づいて、前記保持手段に保持された前記第2スケジュール情報に定められる前記特別レースの前記開始予定時刻を変更して、前記複数の通常レースと前記特別レースとの実行順序を変更する、
    レースゲーム進行方法。
  8. 前記変更手段が、さらに、前記保持手段に保持される前記レース要素情報を変更することにより、前記通常レース及び前記特別レースのレース要素を変更する、
    請求項記載のレースゲーム進行方法。
  9. 前記通常レース及び前記特別レースを実行するモードとは別のオペレータモードであるときに、前記変更手段が前記変更を行う、
    請求項記載のレースゲーム進行方法。
  10. 前記所定の入力装置は、タッチパネルであり、前記変更手段には、このタッチパネルから前記変更データが入力される、
    請求項記載のレースゲーム進行方法。
  11. 制御手段、保持手段及び変更手段を備えたコンピュータに、
    前記保持手段に、遊技者によるベットの完了あるいは予め設定されたベット時間の経過によりレースが展開される個々の通常レース及び特別レースを遂行する上で必要となるレース要素情報、前記複数の通常レースの実行順を定めた第1スケジュール情報、及び前記特別レースの開始予定時刻を定める第2スケジュール情報を保持させる処理、
    前記制御手段に、第2スケジュール情報に定められている時刻の経過を計時して、前記第1スケジュール情報による通常レースの進行中又は実行直後に前記第2スケジュール情報により規定された特別レースの開始予定時刻に達したことを検知したときに当該通常レースの実行直後に前記保持手段から前記特別レースに対応するレース要素情報を読み出して特別レースを実行し、当該特別レースの実行後に、前記第1スケジュール情報に従う次の開始予定の通常レースに実行させる処理、
    前記変更手段に、所定の入力装置から入力される変更データに基づいて、前記保持手段に保持される前記第2スケジュール情報に定められる前記特別レースの開始予定時刻を変更させることにより、前記複数の通常レースと前記特別レースとの実行順序を変更させる処理、
    を実行させるためのプログラムコードが記録された、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  12. 前記変更手段に、前記保持手段に保持される前記レース要素情報を変更させることにより、前記通常レース及び前記特別レースのレース要素を変更させる処理、
    をさらに実行させるためのプログラムコードが記録された、請求項11記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  13. 前記変更手段に、
    前記通常レース及び前記特別レースを実行するモードとは別のオペレータモードであるときに、前記変更させる処理、を実行させるためのプログラムコードが記録された、請求項11記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  14. 前記所定の入力装置は、タッチパネルであり、
    前記変更手段に、前記タッチパネルから入力される前記変更データに基づく処理、を実行させるためのプログラムコードが記録された、請求項11記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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