JPH1190034A - メダルゲーム装置 - Google Patents

メダルゲーム装置

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JPH1190034A
JPH1190034A JP27054397A JP27054397A JPH1190034A JP H1190034 A JPH1190034 A JP H1190034A JP 27054397 A JP27054397 A JP 27054397A JP 27054397 A JP27054397 A JP 27054397A JP H1190034 A JPH1190034 A JP H1190034A
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JP
Japan
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data
horse
registered
race
simulated
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JP27054397A
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Inventor
Suutou Aoki
崇東 青木
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Namco Ltd
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Namco Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 模擬出走馬の特性にバラエティを持たせる等
してプレーヤに飽きられにくいメダルゲーム装置を提供
することを。 【解決手段】 登録馬データの中から模擬出走馬に割り
当てる登録馬データをレース毎に選択し、選択された登
録馬データに基づいて模擬出走馬にレースを行わせると
共に、登録馬データを順次更新してゆく。種牡馬データ
に基づき自動作成した登録馬データを新規登録する。登
録馬データが含む年齢データに基づき登録馬データを更
新する。年齢データに基づき能力データを変化させる処
理、登録馬データの登録を抹消する処理を行う。気性値
データに基づき登録馬データが含む性別データを変更す
る。馬名データ・レース名データ・天候データを決める
ためのデータをオペレータが入力設定可能にする。メダ
ルの支払いを条件として予想情報を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レース結果に基づ
きメダルのやり取りを行うメダルゲーム装置に関する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、模擬出走馬などの模擬移動体にレースを行わせ、プ
レーヤがレース結果を予想し、レース結果に基づきメダ
ルのやり取りを行うメダルゲーム装置が知られており、
現実の世界の競馬等を疑似体験できるものとして人気が
高い。
【0003】しかしながら従来のメダルゲーム装置で
は、模擬出走馬が繰り返し登場してくるだけであるた
め、レースが単調になり、プレーヤに飽きられやすいと
いう問題があった。
【0004】また従来のメダルゲーム装置では時間経過
の要素は全く考慮されていなかった。
【0005】また模擬出走馬の馬名やレース名等につい
ては、メダルゲーム装置のメーカ側が予め決めたものを
使用するだけであったため、どの店舗でゲームプレイし
ても、変わり映えがしないレースとなるという問題もあ
った。
【0006】更に従来のメダルゲーム装置では、プレー
ヤに対して価値の高い予想情報を提供できないという問
題もあった。
【0007】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたものであり、その目的とするところは、模
擬出走馬の特性にバラエティを持たせたり、メダルゲー
ム装置が設置される店舗の特徴を出したり、高い予想情
報をプレーヤに提供することで、プレーヤに飽きられに
くいメダルゲーム装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、複数の模擬出走馬にレースを行わせ、レ
ース結果に基づきメダルのやり取りを行うメダルゲーム
装置であって、登録馬データを記憶する登録馬データ記
憶手段と、前記登録馬データの中から前記模擬出走馬に
割り当てる登録馬データをレース毎に選択し、選択され
た登録馬データに基づいて前記模擬出走馬にレースを行
わせる手段と、前記登録馬データを順次更新してゆく手
段とを含むことを特徴とする。
【0009】本発明によれば、登録馬データが順次更新
される。そしてこの更新されてゆく登録馬データの中か
ら模擬出走馬に割り当てる登録馬データが選択される。
例えば800個の登録馬データがあった場合には、この
800個の中から例えば6個の登録馬データが選択され
模擬出走馬に割り当てられる。そして選択された登録馬
データに基づいて模擬出走馬がレースを行い、メダルの
やり取りが行われる。本発明によれば、登録馬データが
順次更新されるため、登録馬データが更新されず固定と
なる場合に比べ、模擬出走馬が持つ特性のバラエティ度
を格段に高めることができ、プレーヤに飽きられにくい
メダルゲーム装置を提供できるようになる。
【0010】また本発明は、種牡馬データに基づき自動
作成した登録馬データを新規登録することで前記登録馬
データを更新することを特徴とする。これにより新規登
録時に親である種牡馬の特性を受け継ぐことが可能とな
る。そして血統をレースの予想要素に加えることが可能
となり、よりリアルな競馬ゲームを実現できるようにな
る。
【0011】なお、この場合、新規登録される登録馬デ
ータに含まれる能力データ及び馬名データの少なくとも
一方を前記種牡馬データに基づき決めることが望まし
い。
【0012】また本発明は、前記登録馬データが年齢デ
ータを含み、前記年齢データに基づき前記登録馬データ
を更新することを特徴とする。このようにすれば、登録
馬に実際に年をとらせ成長させることが可能となる。こ
れにより時間の経過を擬似的に再現することができ、ゲ
ームの面白さを格段に高めることができる。
【0013】なお、この場合、前記年齢データに基づき
前記登録馬データに含まれる能力データを変化させる処
理を行ったり、前記年齢データに基づき前記登録馬デー
タの登録を抹消する処理を行ったり、前記模擬出走馬が
出場するレースの条件に適合する登録馬データを前記年
齢データに基づき選択することが望ましい。
【0014】また本発明は、前記登録馬データが含む気
性値データに基づき登録馬データが含む性別データを変
更することで前記登録馬データを更新することを特徴と
する。このように登録馬データの更新処理としては性別
データの変更等、種々のものを考えることができる。
【0015】また本発明は、複数の模擬出走馬にレース
を行わせ、レース結果に基づきメダルのやり取りを行う
メダルゲーム装置であって、前記模擬出走馬に割り当て
る馬名データを決めるためのデータ、前記模擬出走馬が
出場するレースに割り当てるレース名データを決めるた
めのデータ、前記模擬出走馬が出走するレースでの天候
データを決めるためのデータの少なくとも1つをオペレ
ータが入力設定するための手段と、前記馬名データが割
り当てられた前記模擬出走馬を前記レース名データが割
り当てられたレースに出走させ前記天候データの条件の
下でレースを行わせるための手段とを含むことを特徴と
する。
【0016】本発明によれば、メダルゲーム装置が設置
される店舗に独自のレース名や馬名をレースや馬に付け
ることが可能となる。また天候の傾向を変えることでプ
レーヤに飽きられにくいゲームを実現できる。
【0017】また本発明は、複数の模擬移動体にレース
を行わせ、レース結果に基づきメダルのやり取りを行う
メダルゲーム装置であって、プレーヤの各々に割り当て
られレースに関連する情報をプレーヤに対して出力する
ディスプレイと、模擬移動体のレース結果の予想情報
を、プレーヤからのメダルの支払いを条件として前記デ
ィスプレイに表示するための手段とを含むことを特徴と
する。
【0018】本発明によれば、メダルの支払いを条件と
して予想情報が表示される。これにより予想情報に商品
価値を与えることができる。また予想情報を買うか買わ
ないかの選択枝をプレーヤに与えることができ、ゲーム
の面白さを向上できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて図面を用いて説明する。
【0020】1.全体構成 図1は本実施形態に係るメダルゲーム装置を示す図であ
る。このメダルゲーム装置では、筐体10の上に設けら
れたフィールド12上で複数の模擬出走馬14が走行す
るようになっている。またメインディスプレイ20上に
も図示しない模擬出走馬が映し出されており、模擬出走
馬14とメインディスプレイ20上の模擬出走馬とは同
期して動くようになっている。このメインディスプレイ
20上の模擬出走馬は例えばポリゴンなどのプリミティ
ブ面で構成されており、複数のオブジェクトが配置され
るオブジェクト空間内で走行するようになっている。
【0021】ゲームプレイを楽しむプレーヤ毎にステー
ション22が用意される。そしてステーション22は、
サブディスプレイ24、コイン投入口26、コイン払い
出し口28を備える。プレーヤは、自身が所持するコイ
ンをコイン投入口26に投入し、サブディスプレイ24
に映し出されたレースに関する各種情報に基づいて、自
分が賭ける馬を決定する。そしてプレーヤが得たコイン
はコイン払い出し口28から払い出される。
【0022】図2は本実施形態に係るメダルゲーム装置
の機能ブロック図である。
【0023】操作部30は、メダルゲーム装置が設置さ
れる店舗のオペレータが各種のデータを入力するための
ものである。オペレータは、メインテナンス用ディスプ
レイ32を見ながら操作部30を操作し、初期データの
設定、メダルゲーム装置のテスト、データの確認等を行
う。また後述するように、馬名データを決めるためのデ
ータ、レース名データを決めるためのデータ、天候デー
タを決めるためのデータの入力も、この操作部30、メ
インテナンス用ディスプレイ32を用いて行われる。
【0024】処理部40は、ステーション22や記憶部
50からのデータに基づいて各種の処理を行うものであ
り、処理部40の機能は、CPU、DSP、専用ICな
どのハードウェア、プログラム及び各種データに基づい
て実現される。
【0025】処理部40は、ゲーム演算部41、更新部
42、オペレータ入力設定部、予想情報設定部46、画
像生成部48を含む。
【0026】ゲーム演算部41は、ゲームの進行処理、
各種モードの設定処理、模擬出走馬に割り当てる登録馬
データを選択し、選択した登録馬データに基づいて模擬
出走馬にレースを行わせる処理、ゲーム結果の演算処理
等の各種処理を行う。
【0027】更新部42は、記憶部50の登録馬データ
記憶部52に記憶される登録馬データを順次更新する処
理を行う。この更新の際に、記憶部50の各種テーブル
54を用いる。
【0028】オペレータ入力設定部44は、馬名データ
やレース名データや天候データを決めるデータをオペレ
ータが入力設定するための処理を行う。
【0029】予想情報設定部46は、レース結果の予想
情報をサブディスプレイ24に表示するための処理等を
行い、本実施形態では特に、プレーヤからのメダルの支
払いを条件とした予想情報を表示できるようになってい
る。
【0030】画像生成部48は、メインディスプレイ2
0やサブディスプレイ24に表示する画像を生成するも
のである。例えば、プリミティブ面で構成される模擬出
走馬などのオブジェクトが走行するオブジェクト空間内
の所与の視点での画像を生成し、メインディスプレイ2
0に出力する。あるいは予想情報などの各種の情報をプ
レーヤに知らせるための画像を生成し、サブディスプレ
イ24に出力する。
【0031】2.登録馬データの更新 本実施形態の第1の特徴は、登録馬データの中から模擬
出走馬に割り当てる登録馬データをレース毎に選択し、
選択された登録馬データに基づいて模擬出走馬にレース
を行わせると共に、登録馬データを順次更新してゆく点
にある。
【0032】本実施形態の比較例として、登録馬データ
を更新せず、出荷時の初期設定から変化しない登録馬デ
ータの中から、模擬出走馬に割り当てる登録馬データを
選択するものが考えられる。しかしながら、この比較例
では、登録馬データが更新されないため模擬出走馬の特
性のバラエティ度を今一つ高めることができないという
問題がある。そして特に長時間に亘ってゲームプレイを
行った場合などにプレーヤに飽きられやすいという問題
がある。
【0033】本実施形態によれば、登録馬データが順次
更新されるため、上記のような問題を解決でき、飽きの
来にくいメダルゲーム装置を提供できる。
【0034】登録馬データを更新する処理としては、登
録馬データの新規登録処理、登録抹消処理等を考えるこ
とができる。そして図3(A)に、登録馬データの新規
登録処理に関するフローチャートを示す。
【0035】図3(A)では、まず仮想カレンダー(ゲ
ーム内カレンダー)が生成日に相当するか否かが判断さ
れる(ステップS1)。ここで本実施形態の仮想カレン
ダーは、12回のレースが終了する毎に1日進むように
なっている。また28日、29日、30日或いは31日
で1月が進み、365日(うるう年は366日)で1年
が進むようになっている。そして新規の登録馬データの
生成日は、図3(B)の生成数テーブルに示すように各
月の1日となっており、この日に生成数テーブルに設定
される予定生成数の登録馬データが生成される。なお製
品出荷時においては、例えば800個程度の初期設定の
登録馬データが用意され、この中から例えば6個ずつ登
録馬データが選択され、模擬出走馬に割り当てられるこ
とになる。
【0036】次に使用する種牡馬データを選択する(ス
テップS2)。本実施形態では、約80種の種牡馬デー
タが予め用意されており、この種牡馬データの中から、
新規の登録馬データに使用する種牡馬データを選択す
る。
【0037】次に性別データ、馬名データ、能力データ
の設定処理を行う(ステップS3、S4、S5)。ここ
で本実施形態では、ステップS2で選択された種牡馬デ
ータに基づいて馬名データや能力データの設定を行って
いる。
【0038】図4に、種牡馬データに基づく馬名データ
の設定処理を模式的に示す。今、種牡馬の名前が「AB
CD」であった場合を考える。本実施形態では、名前の
素テーブルの中に、種牡馬データに対応づけて、種牡馬
名の「AB」の採用比率、「CD」の採用比率、入力名
前要素「EF」の採用比率、並びに冠名テーブルの採用
比率を格納している。ここで入力名前要素は、オペレー
タが図2の操作部30やメインテナンス用ディスプレイ
32を用いて入力するものであり、これについては後述
する。また冠名テーブルは、馬主が用いる名前などが登
録されたテーブルである。
【0039】一般名テーブルには、馬の名前に使用する
一般名が多数格納されている。そして名前の素テーブル
からのデータと一般名テーブルからのデータを合成する
ことで、馬名データが生成される。例えば名前の素テー
ブルで「AA」が選択され、一般名テーブルで「BBB
B」が選択された場合には、「AABBBB」又は「B
BBBAA」とう馬名が生成されることになる。
【0040】図5(A)、(B)に、種牡馬データに基
づく能力データの設定処理を模式的に示す。例えば図5
(A)に示す種牡馬データからはスピードは高いがスタ
ミナが低く脚質が先行の能力データを持つ馬が生まれや
すくなる。一方、図5(B)に示す種牡馬データから
は、スタミナは高いがスピードが低く脚質が差しの能力
データを持つ馬が生まれやすくなる。なお種牡馬データ
の安定度がA、B、Cである場合には、通常、子のスピ
ード、スタミナは、種牡馬の基準値の−5〜+5(安定
度A)、−10〜+10(安定度B)、−15〜+15
(安定度C)となる。但し、図4のE1に示すように、
スピード、スタミナ、脚質等が突然変異で急変するよう
にもなっている。
【0041】以上説明したように本実施形態の第2の特
徴は、新規登録する登録馬データの馬名データや能力デ
ータ等を種牡馬データに基づき作成する点にある。
【0042】図3の説明に戻る。能力データの設定が終
わると、生成数に1が加算される(ステップS6)。そ
して生成数が、図3(B)の生成数テーブルに設定され
る予定生成数を越えたか否かが判断される(ステップS
7)。そして予定生成数を越えるまでステップS2〜S
7の処理が繰り返され、新たな登録馬データが次々に生
成される。
【0043】さて本実施例の第3の特徴は、登録馬デー
タに年齢データを含ませ、この年齢データに基づき登録
馬データを更新する点にある。本実施形態では、前述の
仮想カレンダーが12月31日から1月1日になる時、
即ち12月31日の第12レース終了時に、すべての登
録馬データの年齢データを更新する。即ち1月1日にな
るとすべての登録馬が数え年で1つ年をとるようになっ
ている。
【0044】そして本実施形態では、年齢データに基づ
き、登録馬データに含まれる能力データを変化させる処
理を行っている。この変化させる処理の際には、登録馬
データに含まれる成長データを参照する。ここで、この
成長データは、種牡馬データから受け継げられる(コピ
ーされる)データとなっている。また成長データには、
例えば普通1、普通2、普通3、早熟1、早熟2、早熟
3、晩成1、晩成2、晩成3の9種類がある。そしてこ
の成長データに基づいて成長指示テーブルを決定すると
共に、この成長指示テーブルを用いて登録馬データの能
力データを変化させる。図6(A)に成長データが普通
1である場合の成長指示テーブルの例を示す。例えば3
才から4才に移り変わるときには、スピードは+5〜+
10の範囲で変化し、スタミナは0〜+10の範囲で変
化する。またスピード、スタミナとも6才になるまでは
年をとる毎に増加するが、6才から7才、7才から8
才、8才から9才になる時には減少するようになってい
る。
【0045】また本実施形態では、年齢データに基づ
き、登録馬データの登録を抹消する処理を行っている。
【0046】例えば12月31日の第12レースの終了
時に年齢が9才となる登録馬データを登録から抹消す
る。
【0047】また図6(B)に示すように、毎月の終わ
りなどの指定の日に、その年齢で獲得している賞金が所
与の値以下である登録馬データを登録から抹消してい
る。例えば年齢が4才の場合、獲得賞金が100万以下
の登録馬は50%の確率で抹消される。このように能力
の低い登録馬は参加できるレースが限られてしまい、こ
れらを登録馬として残しておくとデータの使用効率が低
くなるからである。
【0048】また本実施形態では、模擬出走馬が出場す
るレースの条件に適合する登録馬データを年齢データに
基づき選択するようにしている。
【0049】例えば本実施形態では図7に示すようにレ
ースを階級分けしている。そして図7に示すように3才
馬ならば新馬戦、未勝利戦、賞金500万以下、オープ
ン特別のレースのみに出場可能であり、賞金900万以
下、1600万以下のレースには出場できないようにな
っている。また5才馬なら新馬戦、未勝利戦のレースに
は出場できないようになっている。更にダービーなどの
クラッシック競争には4才馬のみが出場できるようにな
っている。本実施形態によれば、登録馬データに年齢デ
ータを持たせることで、模擬出走馬が出場するレースの
条件に適合する登録馬データのみが選択されるようにな
る。これにより例えば、ある1頭の馬に着目し、この1
頭の馬を狙って続けて賭けて行くといったことができ、
ゲームの面白さを、より一層高めることが可能となる。
【0050】また本実施形態では、登録馬データが含む
気性値データに基づき登録馬データが含む性別データを
変更することで登録馬データを更新している。
【0051】図8は、この性別データの変更処理を示す
フローチャートである。この処理は、仮想カレンダーに
おける12月31日の第12レースの終了時に行われ
る。
【0052】まず対象となる馬が牡であるか否か、気性
値が210以上であるか否かを判断する(ステップT
1、T2)。そして牡であり気性値が210以上であれ
ば、性別データを変更するか否かを例えば乱数に基づき
判断する(ステップT3)。そして変更すると判断した
場合には、性別を「牡」から「せん」に変更する(ステ
ップT4)。次に気性値データを変更し(ステップT
5)、例えばこれまでの気性値を50だけダウンさせ
る。次に能力データを変更し(ステップT6)、例えば
スピードを減らすと共にスタミナを増す処理等を行う。
【0053】このように登録馬データの更新処理として
は、種々のものを考えることができる。
【0054】図9により、図1、図2のサブディスプレ
イ24に表示される投票時の画面の例を示す。図9に示
すように、このような画面に基づきプレーヤは、出走馬
の種牡馬名を確認できる。そしてこの種牡馬名を手がか
りとして、その出走馬の特徴を把握でき、予想の助けと
することができる。これにより、プレーヤのゲームへの
没入度を高めることができる。また馬が年をとったり性
別が変更した場合にも、それをこの画面により確認でき
るようになる。
【0055】3.馬名・レース名・天候データを決める
データのオペレータによる入力 本実施形態では、馬名・レース名・天候データを決める
データを、店舗のオペレータが入力設定できるようにな
っている。図10(A)では、メダルゲーム装置が設置
される店舗が例えば「鶴見」にあり、店舗のオペレータ
が「ツルミ」と入力すると、「ツルミ賞」という名前の
レースが出現したり、「ツルミスピード」という名前の
馬が出走したりする。また図10(B)では、メダルゲ
ーム装置が設置される店舗が例えば「巣鴨」にあり、店
舗のオペレータが「スガモ」と入力すると、「スガモス
テークス」という名前のレースが出現したり、「スガモ
キング」という名前の馬が出走したりする。なお前述し
たように、オペレータの入力した馬名に関するデータ
は、図4の名前の素テーブルの中の入力名前要素の部分
に格納される。即ちオペレータが「ツルミ」と入力する
と入力名前要素が「ツルミ」になる。そして所与の採用
比率で「ツルミ」が選択されると、「ツルミ+一般名」
や「一般名+ツルミ」という馬名データが作成されるこ
とになる。
【0056】また本実施形態では、天候データを決める
データも入力可能となっている。例えば図10(C)で
は、オペレータが年間降水量を入力すると、この年間降
水量に基づいて降水量テーブルが変更される。この降水
量テーブルは、各月(又は日)での降水量を格納するテ
ーブルであり、オペレータの入力により年間降水量を変
化させると、1年を通して雨を多くなったり少なくなっ
たりする。雨が多くなると、馬場が重くなり予想をたて
にくくなり、雨が少ないと馬場は軽くなり予想をたてや
すくなる。即ち予想の難易度を変化させることができ、
飽きの来ないゲームを実現できるようになる。
【0057】4.メダルの支払いを条件とする予想情報
の表示 本実施形態では、メダルの支払いを条件とした予想情報
を、図1、図2のサブディスプレイ24に表示するよう
にしている。
【0058】図11に、この予想情報を表示する処理の
フローチャートを示す。
【0059】まず、同じレース内で、既にプレーヤが予
想情報を一度見ているか否かを判断する(ステップU
1)。一度メダルを支払ったプレーヤが同じレース内で
再度予想情報を見るときに、そのプレーヤに再度メダル
を要求するのは好ましくないからである。
【0060】次に予想情報提供受け付け中の表示及び入
力の受け付けを行う(ステップU2)。図12(A)
に、このような表示の例を示す。ここでは、情報が有料
であること及び予想情報に関する注意点が表示されてい
る。またコースとして「梅コース」、「竹コース」、
「松コース」、「VIPコース」があり、各々のコース
に必要なメダル数及び予想情報の内容のランクが表示さ
れる。
【0061】次に「予想情報を見る」の入力が検出され
たか否かを判断する(ステップU3)。即ち図12
(A)の「梅コース」、「竹コース」、「松コース」、
「VIPコース」のいずれかが選択されたか否かを検出
する。
【0062】次にクレジットが規定枚数以上あるか否か
を判断する(ステップU4)。そして規定枚数以上なけ
れば、図12(B)に示すように、クレジットが足りな
い旨を伝えると共にメダルの投入を促す表示をする(ス
テップU5)。例えばクレジットが80枚しかないの
に、「松コース」を選択すると、このような表示がなさ
れることになる。
【0063】次にクレジットを減算し、減算後のクレジ
ットを表示する(ステップU6)。例えば「竹コース」
を選択すると、クレジットが10枚減算されることにな
る。
【0064】そして次に予想情報を表示する(ステップ
U7)。例えば「梅コース」を選んだ場合には、図13
(A)に示すような予想情報テーブルから選択された予
想情報が表示され、例えば「接戦。ボックス馬券を使う
べし。4点ボックスならなお吉」といった表示が行われ
る。また「竹コース」ならば図13(B)、「松コー
ス」ならば図13(C)、「VIPコース」ならば図1
3(D)に示す表示が行われる。このように本実施形態
では、支払ったコインの枚数が多いほど、より価値の高
い情報が表示されるようになっている。
【0065】このようにメダルの支払いを条件として予
想情報を表示することで、予想情報に商品価値を与える
ことができ、予想情報に基づきコインを徴収することが
可能となる。また予想情報を購入し、レースに関する貴
重な情報を得るか、予想情報を購入せずに、レースに関
する貴重な情報をあきらめるかという選択枝をプレーヤ
に与えることができ、プレーヤの選択枝の幅を広げるこ
とができる。これによりゲームの面白味を一層高めるこ
とができる。
【0066】なお本発明は、上記実施形態で説明したも
のに限らず、種々の変形実施が可能である。
【0067】例えば登録馬データを更新する処理は、本
実施形態で説明したものが特に望ましいが、これ以外に
も種々の変形実施が可能である。
【0068】登録馬データの更新のための各種処理や、
登録馬データ等の各種データの構造も、本実施形態で説
明したものが特に望ましいが、これ以外にも種々の変形
実施が可能である。
【0069】またレースを行わせる模擬出走馬は、図1
に示すような形態の模擬出走馬14である必要はない。
例えば図1の模擬出走馬14を設けず、メインディスプ
レイ20に映る模擬出走馬だけによってレースを行わせ
てもよい。
【0070】またメダルの支払いを条件として予想情報
を表示する発明は、模擬移動体が模擬出走馬である競馬
メダルゲーム装置に限られるものではなく、競艇、競輪
等の模擬移動体を用いた種々のメダルゲーム装置に適用
できる。
【0071】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のメダルゲーム装置を示す図であ
る。
【図2】本実施形態のメダルゲーム装置の機能ブロック
図である。
【図3】図3(A)は、種牡馬データに基づく新規登録
馬データの作成について説明するためのフロチャートで
あり、図3(B)は、生成数テーブルの例である。
【図4】種牡馬データに基づく馬名データの設定につい
て説明するための図である。
【図5】図5(A)、(B)は、種牡馬データに基づく
能力データの設定について説明するための図である。
【図6】図6(A)、(B)は、年齢データに基づく登
録馬データの更新処理について説明するための図であ
る。
【図7】レースの階級分けについて説明するための図で
ある。
【図8】性別データの変更について説明するためのフロ
ーチャートである。
【図9】サブディスプレイに表示される画面の一例を示
す図である。
【図10】図10(A)、(B)、(C)は、馬名デー
タ・レース名データ・天候データを決めるデータのオペ
レータによる入力設定について説明するための図であ
る。
【図11】コインの支払いを条件とするコインの支払い
の処理について説明するためのフローチャートである。
【図12】図12(A)、(B)は、情報提供受け付け
中の表示等について説明するための図である。
【図13】図13(A)〜(D)は、各種の情報表示に
ついて説明するための図である。
【符号の説明】
10 筐体 12 フィールド 14 模擬出走馬 20 メインディスプレイ 22 ステーション 24 サブディスプレイ 26 コイン投入口 28 コイン払い出し口 30 操作部 32 メインテナンス用ディスプレイ 40 処理部 41 ゲーム演算部 42 更新部 44 オペレータ入力設定部 46 予想情報設定部 48 画像生成部 50 記憶部 52 登録馬データ記憶部 54 各種テーブル

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の模擬出走馬にレースを行わせ、レ
    ース結果に基づきメダルのやり取りを行うメダルゲーム
    装置であって、 登録馬データを記憶する登録馬データ記憶手段と、 前記登録馬データの中から前記模擬出走馬に割り当てる
    登録馬データをレース毎に選択し、選択された登録馬デ
    ータに基づいて前記模擬出走馬にレースを行わせる手段
    と、 前記登録馬データを順次更新してゆく手段とを含むこと
    を特徴とするメダルゲーム装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 種牡馬データに基づき自動作成した登録馬データを新規
    登録することで前記登録馬データを更新することを特徴
    とするメダルゲーム装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 新規登録される登録馬データに含まれる能力データ及び
    馬名データの少なくとも一方を前記種牡馬データに基づ
    き決めることを特徴とするメダルゲーム装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかにおいて、 前記登録馬データが年齢データを含み、前記年齢データ
    に基づき前記登録馬データを更新することを特徴とする
    メダルゲーム装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記年齢データに基づき前記登録馬データに含まれる能
    力データを変化させる処理を行うことを特徴とするメダ
    ルゲーム装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5において、 前記年齢データに基づき前記登録馬データの登録を抹消
    する処理を行うことを特徴とするメダルゲーム装置。
  7. 【請求項7】 請求項4乃至6のいずれかにおいて、 前記模擬出走馬が出場するレースの条件に適合する登録
    馬データを前記年齢データに基づき選択することを特徴
    とするメダルゲーム装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかにおいて、 前記登録馬データが含む気性値データに基づき登録馬デ
    ータが含む性別データを変更することで前記登録馬デー
    タを更新することを特徴とするメダルゲーム装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかにおいて、 登録馬データに含まれる馬名データを決めるためのデー
    タをオペレータが入力設定するための手段を含むことを
    特徴とするメダルゲーム装置。
  10. 【請求項10】 複数の模擬出走馬にレースを行わせ、
    レース結果に基づきメダルのやり取りを行うメダルゲー
    ム装置であって、 前記模擬出走馬に割り当てる馬名データを決めるための
    データ、前記模擬出走馬が出場するレースに割り当てる
    レース名データを決めるためのデータ、前記模擬出走馬
    が出走するレースでの天候データを決めるためのデータ
    の少なくとも1つをオペレータが入力設定するための手
    段と、 前記馬名データが割り当てられた前記模擬出走馬を前記
    レース名データが割り当てられたレースに出走させ前記
    天候データの条件の下でレースを行わせるための手段と
    を含むことを特徴とするメダルゲーム装置。
  11. 【請求項11】 複数の模擬移動体にレースを行わせ、
    レース結果に基づきメダルのやり取りを行うメダルゲー
    ム装置であって、 プレーヤの各々に割り当てられレースに関連する情報を
    プレーヤに対して出力するディスプレイと、 模擬移動体のレース結果の予想情報を、プレーヤからの
    メダルの支払いを条件として前記ディスプレイに表示す
    るための手段とを含むことを特徴とするメダルゲーム装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100473310B1 (ko) * 2000-12-08 2005-03-08 고나미 가부시끼가이샤 레이싱 게임 장치 및 이 레이싱 게임 장치에서의 특별레이스 출현 방법
KR100543494B1 (ko) * 2000-06-19 2006-01-23 고나미 가부시끼가이샤 레이스 게임 장치, 레이스 게임 진행 방법, 기록 매체

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