JP3907074B2 - 耐冷水型孔食用銅管の製造方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、耐冷水型孔食用銅管の製造方法、詳しくは、ビル、マンション、一般住宅等の建築用給水、給湯配管、湯沸器用伝熱管、冷温水を使用する空調機器用配管および伝熱管等に適用される軟質ないし半硬質銅管の製造工程において、管内面に残留する遊離炭素に基づく炭素質皮膜の形成を低減するための調質焼鈍処理を行う耐冷水型孔食用銅管の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
配管用軟質ないし半硬質銅管の製造においては、銅管の抽伸工程で使用される潤滑油が管内面に残存し、この残存潤滑油が引き続いて行われる調質焼鈍処理により炭素質皮膜に変化して管内に不均一に残留する。
【0003】
硬水を使用する欧米では、従来から給水、給湯用配管として使用されるりん脱酸銅管にI(いち)型孔食の発生が経験されているが、このI(いち)型孔食は銅管内に残留する前記炭素質皮膜に起因するものと推定されており、炭素質皮膜の形成を防止し、あるいは残留炭素質皮膜を除去するために、炭素質皮膜をサンドブラスト等で機械的に除去する方法(BS規格 2871)や、通常の焼鈍処理後、銅管内面を有機溶剤で洗浄、脱脂し、酸化性混合ガスを管内に通しながら焼鈍して管内に炭素質皮膜が残留するのを防止する方法(GB 2,041,483号) が対策として示されている。
【0004】
我が国では、使用水質が軟水であるため、これまで給水、給湯用りん脱酸銅管に欧米でみられるI(いち)型孔食は殆ど経験されていなかったが、最近、軟水の地下水使用において経験されるようになった冷水型孔食は、腐食形態、腐食生成物等がI(いち)型孔食と類似しており、I(いち)型孔食の場合と同様、銅管内の残留炭素質皮膜をなくすことが冷水型孔食の防止対策になることが次第に明らかにされてきている。
【0005】
従来、我が国においては、管内面に残存する炭素質皮膜の除去については、製造上、管理範囲外であり、通常、りん脱酸銅管の製造においては、外観上の商品価値の観点から、銅管内外面の酸化変色を防ぐために、管内外面を窒素ガス、DXガス等の非酸化性ガス雰囲気あるいは還元性ガス雰囲気として焼鈍処理が施されている。しかし、この処理では管内に残留する炭素質皮膜は除去できない。
【0006】
欧米で提案されている前記サンドブラスト等の機械的除去方法あるいは管内を洗浄後、酸化性ガスを管内に通して焼鈍する方法は、環境上、コスト上の問題点があるため、これらの問題を解決するため、発明者らは先に、銅管の内部を純度99.9%以上の水素ガスで置換したのち、非酸化性雰囲気または還元性雰囲気中で焼鈍処理する方法を提案した。(特開平6-330265号公報) この方法によれば、管内の遊離炭素量を従来に比べてかなり低減させることができるが、使用環境によっては、なお孔食が生じる場合があり、耐孔食性を改善するために、炭素量をさらに減少させることが望まれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、給水、給湯用等の配管用銅管として使用され、調質のための焼鈍処理を実施する軟質ないし半硬質銅管、とくにりん脱酸銅管内に形成される炭素質皮膜をなくすための製造方法について、さらに検討を加えた結果としてなされたものであり、その目的は、配管用銅管の製造において、管内に生じる炭素質皮膜を、製造コストの増大を招くことなく、また環境上の問題もなく、従来の除去方法に比べてさらに低減することを可能とする調質焼鈍処理を行う耐冷水型孔食用銅管の製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための請求項1による耐冷水型孔食用銅管の製造方法は、抽伸加工後、調質のための焼鈍処理を行う配管用軟質ないし半硬質りん脱酸銅管の製造方法において、焼鈍処理時、その昇温過程において、銅管の内部に、酸化銅の生成温度に達する前の温度まで酸化性ガスを供給したのち酸化性ガスの供給を停止して、銅管内面に残存する潤滑油が完全燃焼する温度まで酸化性ガスを銅管内に保持し、ついで、銅管の内部に非酸化性ガスを供給して焼鈍温度に昇温し、酸化銅の生成を防止することを特徴とする。
【0009】
請求項2による耐冷水型孔食用銅管の製造方法は、請求項1において、焼鈍処理時の昇温過程において、銅管の内部に、酸化銅の生成温度に達する前の温度まで酸化性ガスを供給したのち酸化性ガスの供給を停止して、銅管内面に残存する潤滑油が完全燃焼する温度まで酸化性ガスを銅管内に保持し、ついで、銅管の内部に非酸化性ガスを供給して焼鈍温度に昇温し、酸化銅の生成温度より低い温度域に冷却されるまで、非酸化性ガスの供給を続けることを特徴とし、請求項3による耐冷水型孔食用銅管の製造方法は、請求項1または2において、酸化性ガスが、酸素を5%以上50%未満含有するガスであることを特徴とし、請求項4による耐冷水型孔食用銅管の製造方法は、請求項1〜3のいずれかにおいて、非酸化性ガスが窒素ガスであることを特徴とする。
【0010】
本発明は、抽伸加工後に焼鈍による軟化処理を行う配管用軟質ないし半硬質銅管、とくにりん脱酸銅管に適用される。銅管を抽伸加工した場合、抽伸工程で使用される高級炭化水素を含む潤滑油が管内に残存することは避けられず、引き続いて行われる焼鈍処理において、高級炭化水素は熱分解反応により芳香族炭化水素ならびに低級炭化水素に変化する。通常の焼鈍雰囲気においては、焼鈍処理中、芳香族炭化水素はさらにタールを経て炭素に変化し、この炭素が皮膜状となって銅管内に不均一に残留する。
【0011】
本発明は、銅管を抽伸加工したのち調質焼鈍処理する場合、銅管の内部に、まず酸化性ガスついで非酸化性ガスを通すことを特徴とするものであるが、その方法は、抽伸加工後の銅管の内面に残存する潤滑油を燃焼分解させるために、銅管の内部に酸化性ガスを供給して昇温し、酸化性ガスの供給を停止してさらに昇温する第1段階、非酸化性ガスを供給して焼鈍温度に昇温する第2段階を基本的構成とし、好ましくは、焼鈍完了後、酸化銅の生成温度より低い温度域に冷却されるまで非酸性ガスの供給を続ける第3段階を付加する。
【0012】
本発明では、抽伸加工後、銅管を調質焼鈍処理のため昇温する過程において、酸化性ガスが管内に連続的に供給されるから、管内に残存した潤滑油の酸化分解反応が管全長にわたって均一に生じ、気体状の二酸化炭素として放出され、炭素質皮膜形成の原因となる遊離炭素の生成が抑制されて、炭素質皮膜の形成を大幅に低減し、銅管における耐冷水型孔食の発生が防止される。同時に、配管時のトラブルの原因となる酸化銅皮膜の生成を最低限に抑制することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
第1段階は、銅管の内部に所定量の酸素を供給し、酸素の存在下で、銅管内面に残存する潤滑油を燃焼分解し、気体状の二酸化炭素として放出し、管内へ遊離炭素の残留を防止するものである。銅管の内部に供給する酸化性ガスとしては、酸素5 %以上、50%未満を含有するガスが好ましく、酸素が5 %未満では潤滑油の酸化分解が十分に進行しない場合があり、50%以上になると管内面の酸化が促進され酸化銅が生成し易くなる。
【0014】
酸化性ガスの供給を高温まで継続すると、銅管の内面に密着性の劣る酸化銅(CuO)が生成して内面が黒色変色し、商品価値が損なわれるのみでなく、実際の使用に当たり配管された場合、剥離した酸化銅皮膜により配管系内に汚損、詰まりなどのトラブルが生じるおそれがあるから、密着性に優れ、内面変色度も商品として十分許容できる亜酸化銅(Cu2 O)のみが銅管の内面に形成されるようにするため、酸化銅の生成温度(安定生成温度)に達する前の温度で酸化性ガスの供給を停止し、銅管内面の潤滑油が完全に燃焼する温度まで保持する。
【0015】
酸化銅と亜酸化銅の生成境界温度は、酸素分圧と温度の関係から実用条件では約230 〜250 ℃の範囲であるから、この温度範囲に達したとき、またはその前に酸化性ガスの供給を停止するのが好ましい。また、銅管の抽伸加工において一般に使用される高級炭化水素からなる潤滑油が完全燃焼する温度は、400 〜410 ℃前後の温度であるから、酸化性ガスの供給を停止した状態で、この温度範囲まで昇温するのが好ましい。
【0016】
酸化銅が安定生成する約230 〜250 ℃の温度から潤滑油が完全燃焼する温度までの温度域は、酸化銅の生成温度域であるが、潤滑油を酸化分解して管内面の残留遊離炭素を極力低減するとともに管内面に酸化銅が生成するのを極力低減するという両条件を満足させるためには、上記第1段階に示す工程で処理するのが好ましい。
【0017】
第2段階は、非酸化性ガスを銅管の内部に供給して焼鈍温度に昇温する段階であり、酸化銅の生成を防止し、且つ前記酸化性ガスの停止の間に熱分解した潤滑油が再付着して遊離炭素として残留するのを防ぐ。銅管は焼鈍したのち冷却されるが、焼鈍温度から酸化銅の安定生成温度、約230 〜250 ℃まで冷却される間に、銅管の内面に酸化銅が生成するおそれがあるから、銅管が酸化銅の生成温度より低い亜酸化銅の生成温度域に冷却されるまで、非酸化性ガスの供給を継続する第3段階を付加するのがより好ましい。なお、非酸化性ガスとしては窒素ガスなどの不活性ガスが好適に使用される。
【0018】
本発明においては、抽伸加工した銅管を焼鈍炉中で調質焼鈍する場合、昇温時、冷却時に銅管の内部に酸化性ガス、非酸化性ガスを供給するのみで、別の工程が付加されるものではなく、既存の焼鈍炉にガス供給装置を付設するのみで足り、コイル状の銅管にも適用可能である。焼鈍処理中は、銅管の外面の酸化変色を防止するため、従来と同様、焼鈍炉内を窒素ガス、DXガスなどによる非酸化性雰囲気あるいは還元性雰囲気とすることが望ましい。
【0019】
【実施例】
以下、本発明の実施例を比較例と対比して説明する。
実施例1
りん脱酸銅管(JIS H3300 C1220)を、炭化水素系高分子化合物を主成分とする動粘度500cSt(40 ℃) 、残留炭素分0.01%の潤滑油(潤滑油A)を用いてブルブロック抽伸により加工し、管外径15.88mm 、肉厚0.71mm、長さ100mのコイル状の管とした。このコイル状りん脱酸銅管4コイルを、電気炉を使用し、表1に示す条件で焼鈍処理した。なお、焼鈍処理は600 ℃×20分の条件で行い、潤滑油Aの完全燃焼温度については、別途熱分析を行って、窒素雰囲気、加熱速度10℃/ 分の条件で加熱減量が99%となる温度(410℃) を求め、この温度を潤滑油Aの完全燃焼温度とした。また焼鈍は大気中で行った。
【0020】
焼鈍処理後、100mコイルの入口部、中央部、出口部の3か所について、それぞれ2m長さの供試管を採取し、各供試管内に残留する炭素質皮膜量を以下の方法で測定し、遊離炭素量を求めた。
(1) 供試管内にヘキサンを充填して残留油分を除去する。
(2) 供試管内を乾燥後、硝酸と塩酸(1:1)の混酸溶液を管内に注入し、管内全表面を溶解することにより残留した炭素質皮膜を除去し、混酸溶液中に溶解させる。
(3) 炭素質皮膜を溶解した混酸溶液を、予め加熱処理したガラス濾紙を用いて吸引濾過し、濾紙上に炭素質皮膜を採取する。
(4) 採取した炭素質皮膜を、濾紙とともに酸素気流中で燃焼し、発生する炭素ガスを電量滴定法により定量し、遊離炭素を求める。
【0021】
また、各コイルの上記3か所から長さ1mの供試管を採取して、半割り後、管内面の変色状態、生成皮膜の密着性を評価し、X線回折により主たる生成物質(酸化物)を同定した。管内に残留する遊離炭素量の測定結果、管内面の変色状態、主たる生成物質、生成皮膜の密着性の評価結果を表1に示す。なお、生成皮膜の密着性は、半割り管を展開し偏平にした際、皮膜の剥離がほとんど無いものを密着性良好(○)とし、皮膜がほぼ全域にわたって剥離したものを密着性不良(×)とし、総合評価としては、遊離炭素量が0.01mg/dm2以下で、且つ皮膜の密着性が良好なものを○、遊離炭素量が0.01mg/dm2を越える場合または皮膜の密着性が不良なものを×とした。
【0022】
比較例1
実施例1と同じ条件で抽伸加工した同一材質、同一寸法のコイル状りん脱酸銅管を、実施例1と同じく電気炉を使用し、大気雰囲気中で、表3に示す条件に従って600 ℃×20分の焼鈍処理を行い、焼鈍処理後、4コイルについて、実施例1と同様に供試管を採取して、実施例1と同じ方法で、遊離炭素量を測定し、管内面の変色状態を観察し、主たる生成物質、生成皮膜の密着性を評価した。結果を表4に示す。
【0023】
【表1】
《表注》使用ガスにおける酸素%は容量%、表3、5、7も同じ。
【0024】
【表2】
【0025】
【表3】
【0026】
【表4】
《表注》混合:CuO とCu2Oとの混合皮膜
【0027】
表2に示されるように、本発明により処理されたりん脱酸銅管( 試験No.1〜4)は、管内残留遊離炭素量がいずれも0.01mg/dm2以下で、管内面に生成された皮膜の密着性も優れていた。これに対して、比較例による銅管は遊離炭素量が多く、あるいは管内面の酸化が進行して黒褐色の酸化銅(CuO) が生成し密着不良となり、総合評価において劣っている。試験No.5は使用ガス中の酸素濃度が低いため、酸化不足となり残留炭素量が多い。試験No.6は使用ガス中の酸素濃度が高過ぎるため、酸化が進んで酸化銅が生成し、皮膜の密着性が劣っている。試験No.7は酸化銅の生成温度域まで酸化性ガスの供給を続けたため、酸化が進んで酸化銅が生成し、皮膜の密着性がわるくなっている。試験No.8は低温で酸化性ガスの供給を停止したため、十分な酸化が進行せず遊離炭素量が多くなっている。
【0028】
実施例2
りん脱酸銅管(JIS H3300 C1220)を、炭化水素系高分子化合物を主成分とする動粘度150cSt(40 ℃) 、残留炭素分0.01%以下の潤滑油(潤滑油B)を用いてブルブロック抽伸し、管外径22.22mm 、肉厚0.81mm、長さ600mのコイル形状に加工した。このコイル状銅管3コイルを、実施例1と同様、電気炉を使用して表5に示す条件に従って600 ℃×20分の焼鈍処理を行った。なお、管外面は窒素ガス雰囲気とした。潤滑油Bの完全燃焼温度は、別途熱分析を行い、窒素ガス雰囲気中、加熱速度10℃/ 分で加熱した場合、加熱減量が99%となる温度(400 ℃) をもとめ、これを潤滑油Bの完全燃焼温度とした。
【0029】
焼鈍処理後、各コイル状銅管の入口部、中央部および出口部の3か所から供試管を採取し、実施例1と同様に、遊離炭素量を測定し、管内面皮膜の変色を観察し、皮膜の密着性を評価した。結果を表6に示す。
【0030】
比較例2
実施例2と同じ条件で抽伸加工し、表7に示す条件に従って焼鈍処理した同一材質、同一寸法のコイル状りん脱酸銅管の3コイルについて、入口部、中央部および出口部の3か所から供試管を採取し、実施例2と同じく、遊離炭素量を測定し、管内面皮膜の変色を観察し、皮膜の密着性を評価した。結果を表8に示す。
【0031】
【表5】
【0032】
【表6】
【0033】
【表7】
【0034】
【表8】
【0035】
表6に示すように、本発明に従って処理された銅管内の遊離炭素量は、いずれも0.01mg/dm2以下と少なく、管内面皮膜の密着性も良好である。これに対して、比較例における試験No.12 は、第1段階において酸化性ガスの供給を停止して昇温する工程を行わず、直ちに窒素ガスを供給して焼鈍温度に昇温したため、潤滑油の酸化分解が不十分となり残留炭素量が多くなっている。試験No.13 は第2段階において酸化性ガスを供給したため、管内面の酸化が進行し黒色の酸化銅が生成し、皮膜の密着性がわるくなっている。試験No.14 は、第2段階において窒素ガスの供給を420 ℃で停止し、停止状態で焼鈍処理、冷却を行ったため、酸化分解した潤滑油が再付着して遊離炭素量が多くなっている。
【0036】
【発明の効果】
本発明によれば、配管用銅管の炭素質皮膜生成を大幅に低減することができるから、配管用銅管に対する冷水型孔食の発生を大きく減少させることが可能となる。本発明は、焼鈍炉にガス供給装置を付設するのみで足り、既存の設備構成により従来の工程を殆ど変えることなく実施することができるから、製造コストの増大を招くことがなく耐冷水型孔食を有する銅管の安定供給に役立ち、また配管系内のトラブルの発生もなくなり、工業上きわめて有用である。
Claims (4)
- 抽伸加工後、調質のための焼鈍処理を行う配管用軟質ないし半硬質銅管の製造方法において、焼鈍処理時、その昇温過程において、銅管の内部に、酸化銅の生成温度に達する前の温度まで酸化性ガスを供給したのち酸化性ガスの供給を停止して、銅管内面に残存する潤滑油が完全燃焼する温度まで酸化性ガスを銅管内に保持し、ついで、銅管の内部に非酸化性ガスを供給して焼鈍温度に昇温し、酸化銅の生成を防止することを特徴とする耐冷水型孔食用銅管の製造方法。
- 焼鈍処理時の昇温過程において、銅管の内部に、酸化銅の生成温度に達する前の温度まで酸化性ガスを供給したのち酸化性ガスの供給を停止して、銅管内面に残存する潤滑油が完全燃焼する温度まで酸化性ガスを銅管内に保持し、ついで、銅管の内部に非酸化性ガスを供給して焼鈍温度に昇温し、酸化銅の生成温度より低い温度域に冷却されるまで、非酸化性ガスの供給を続けることを特徴とする請求項1記載の耐冷水型孔食用銅管の製造方法。
- 酸化性ガスが、酸素を5%(容量%、以下同じ)以上50%未満含有するガスであることを特徴とする請求項1または2記載の耐冷水型孔食用銅管の製造方法。
- 非酸化性ガスが窒素ガスであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の耐冷水型孔食用銅管の製造方法。
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JP08483696A JP3907074B2 (ja) | 1996-03-13 | 1996-03-13 | 耐冷水型孔食用銅管の製造方法 |
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