JP3904556B2 - 無線通信装置および間欠受信制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、周波数変調方式(FSK方式)を用いた無線通信装置の中で、特に回路の電源制御状態を受信状態に応じて変えることのできる、間欠受信方式を採用した無線通信装置に関するものである。
従来の無線受信装置は、制御局からの信号に基づいて受信時の電源制御をしていた(例えば、特許文献1参照)。
図8に従来の周波数変調を用いた無線受信機の構成を示す。図8において、符号101は高周波増幅器を示し、符号102I,102Qはそれぞれミキサ回路を示し、符号103I,103Qはそれぞれ低域通過フィルタを示し、符号104I,104Qはそれぞれリミッタ回路を示し、符号105は復調回路を示し、符号106は低域通過フィルタを示し、符号107はコンパレータ回路(CMP)を示し、符号108は90度移相器(P.S)を示し、符号109はPLL局部発振回路を示し、符号110は周波数検出回路を示し、符号111は電圧制御発振回路(VCO)を示し、符号112はループフィルタを示し、符号113は制御回路を示し、符号114は同期回路を示し、符号115は間欠動作回路を示している。
以上のような構成の無線受信機について、以下その動作を説明する。2値デジタル信号で周波数変調された受信波は、高周波増幅器101で増幅され、2分岐されてそれぞれミキサ回路102I,102Qに入力される。また、局部発振周波数は電圧制御発振回路111より90度移相器108に入力される。90度移相器108は、入力信号を+45度だけ位相を回した信号をミキサ回路102Iに入力し、入力信号を−45度回した信号をミキサ回路102Qに入力する。
このような回路構成をとることにより、90度位相のずれた信号がミキサ回路102I,102Qによりベースバンド信号へ周波数変換され、出力される。ここで、受信周波数と局部発振周波数とは一致しているので、ベースバンド信号はビート周波数となる。低域通過フィルタ103I,103Qは、ミキサ回路102I,102Qの出力信号からベースバンド信号のみを取り出すとともに、雑音の帯域制限を行うものである。
2つのベースバンド信号は、各々リミッタ回路104I,104Qに入力されることにより2値化された信号I,Qが得られる。この信号波形は、図9に示すようになる。ここでデータは変調信号を示すものとする。信号I,Qを復調回路105に入力することにより周波数検波が行われる。
復調回路105は、図10に示すように、Dフリップフロップ105aで構成される。Dフリップフロップ105aにクロック入力Cとして信号Iを入力し、データ入力Dとして信号Qを入力すると、クロック入力Cの立ち上がりでデータをカウントする場合、Dフリップフロップ105aの出力Lは図9のようになり、信号I,Qの位相が90度変化することにより、出力Lも同様に変化してデータが復調される。
このようにして復調された復調信号は、雑音を取り除くための低域通過フィルタ106を通りコンパレータ回路107により2値化され、2値デジタル信号として出力される。
2値デジタル信号は、ビット同期、フレーム同期が同期回路114においてとられる。同期回路114より出力される同期信号により受信機全体の間欠動作を行う間欠動作信号BSを制御回路113に出力する。制御回路113は受信機の同期状態に応じ受信機(高周波部)及びPLL局部発振回路109、電圧制御発振回路111の動作を制御し、間欠動作の消費電流を同期ずれなく低減できる。
特開平6−085856号公報
上記従来の無線受信機における低消費電流化技術では、基地局などを有し、通信を行う基地局と受信機との間で時間的な同期がとられているため、予め決められた時間だけ受信すればよかった。
しかし、お互いに時間的な同期がとられていない無線通信装置間の通信の場合は、お互いにいつ通信が開始するかわからない。そのため、間欠受信を行おうとする場合、間欠受信動作のオフ時間による通信の頭切れなどを少なくしようとすると、オフ時間を長くとることはできなかった。ところが、低消費電流化を図るためには、間欠受信におけるオフ時間を長くする必要がある。
以上説明したように、無線通信装置の間欠受信動作時の通信の頭切れによる使用感を損なわないように、適当な時間を区切って定期的に間欠受信を行う必要があり、更なる低消費電流化が図れなかった。
本発明は従来の課題を解決するものであり、通信の頭切れを少なくし、かつ低消費電流化できる無線通信装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明では、受信に係る複数の回路ブロックの電源を同時に立ち上げるのではなく、間欠受信の受信判定に必要な最小限の回路ブロックの電源のみを立ち上げ、回路ブロックの安定化の間も余分な電流を消費しないようにし、また間欠受信におけるオフ時間を、通信状態に応じて可変できるようにしたことを特徴とする。
この目的を達成するために、本発明の無線通信装置では、相手局からの電波を受信するアンテナと、受信した信号を増幅し周波数変換する受信回路ブロックと、周波数変換された信号を音声信号に復調する復調回路ブロックと、復調した音声信号に含まれる識別信号を識別判定する識別信号判定回路ブロックと、復調した音声信号を増幅しスピーカを鳴音させる音声回路ブロックと、音声信号と識別信号を搬送波に変調して送信する送信回路と、間欠受信を受信状態に応じて制御する間欠時間制御回路と、制御回路からの信号に応じて間欠時間を計数し電源制御回路に起動信号を与えるタイマ回路とを備え、受信状態を判定するのに必要な回路ブロックのみの電源を立ち上げて、判定した受信状態に応じて間欠受信の時間を制御するようにしている。
また、本構成では、無線通信装置間の時間的な同期が無く定期的な間欠受信しかできなかった周波数変調方式を用いた無線通信装置において、受信した信号を判定するのに必要な回路ブロックの電源だけを立ち上げて、受信状態に応じて順に必要な回路ブロックの電源だけを立ち上げるようにしている。
そのため、無駄な電流の消費を抑えることができる。
また、通信の頻度により間欠受信の時間を可変する制御方式を備えているので、通信の頻度が高いときには、間欠受信のオフ時間を短くすることにより、間欠受信のオフ時間による通信の頭切れを少なくし、通信の頻度が少ないときには、間欠受信のオフ時間を長くとることにより消費電流を削減できる。
以下、より詳しく説明する。第1の発明の無線通信装置は、アンテナから受信した信号を入力して中間周波信号を出力するとともに受信する電波の強度を示す受信電界強度信号を出力する受信回路ブロックと、受信回路ブロックから出力される中間周波信号を復調してベースバンド信号を出力するとともに、ベースバンド信号中のノイズレベルに相当する雑音検出信号が閾値より大きいか小さいかを示すノイズレベル判定信号を出力する復調回路ブロックと、ベースバンド信号中に含まれる識別信号を基に所望の相手局の信号かどうかを示す識別信号判定信号を出力する識別信号判定回路ブロックと、間欠受信のオフ時間を計数するタイマ回路と、タイマ回路の出力信号、受信電界強度信号、ノイズレベル判定信号および識別信号判定信号の状態に応じて、受信回路ブロック、復調回路ブロックおよび識別信号判定回路ブロックへの電源供給の開始、停止を制御する電源制御回路と、を備え、電源制御回路は、受信電界強度信号が所定の閾値より小さいときに受信回路ブロックの電源供給を停止し、雑音検出信号が所定の閾値より大きいときのノイズレベル判定信号に応答して復調回路ブロックへの電源供給を停止し、識別信号が所望の相手局を示していないときの識別信号判定信号に応答して識別信号判定回路ブロックへの電源供給を停止する。
この構成によれば、受信電界強度信号、ノイズレベル判定信号および識別信号判定信号の状態に応じて、受信回路ブロック、復調回路ブロックおよび識別信号判定回路ブロックへの電源供給の開始、停止を制御するので、無駄な電流の消費を抑えることができ、消費電流を削減できる。
上記第1の発明の無線通信装置においては、ベースバンド信号を可聴出力に変換する音声回路ブロックさらに備え、電源制御回路は、受信電界強度信号が所定の閾値より大きいときに復調回路ブロックへの電源供給を開始し、雑音検出信号が所定の閾値より小さいときのノイズレベル判定信号に応答して識別信号判定回路ブロックへの電源供給を開始し、識別信号が所望の相手局を示しているときの識別信号判定信号に応答して音声回路ブロックへの電源供給を開始することが好ましい。
上記第1の発明の無線通信装置においては、間欠受信のオフ時間を制御する間欠時間制御回路をさらに備え、電源制御回路による受信回路ブロック、復調回路ブロックおよび識別信号判定回路ブロックのいずれかの電源供給の停止による受信中止に応答して、間欠時間制御回路は、間欠受信のオフ時間を一定時間だけ延ばし、受信終了に応答して間欠受信のオフ時間を最小値にもどすようにタイマ回路のタイマ設定時間を制御することが好ましい。
この構成によれば、通信の頻度により間欠受信の時間を可変するので、通信の頻度が高いときには、間欠受信のオフ時間を短くすることにより間欠受信のオフ時間による通信の頭切れを少なくすることができ、また、通信の頻度が低いときには、間欠受信のオフ時間を長くとることにより消費電流を削減できる。
第2の発明の無線通信装置は、アンテナから受信した信号を入力して中間周波信号を出力するとともに受信する電波の強度を示す受信電界強度信号を出力する受信回路ブロックと、受信回路ブロックから出力される中間周波信号を復調してベースバンド信号を出力するとともに、ベースバンド信号中のノイズレベルに相当する雑音検出信号が閾値より大きいか小さいかを示すノイズレベル判定信号を出力する復調回路ブロックと、間欠受信のオフ時間を計数するタイマ回路と、タイマ回路の出力信号、受信電界強度信号およびノイズレベル判定信号の状態に応じて、受信回路ブロックおよび復調回路ブロックへの電源供給の開始、停止を制御する電源制御回路と、を備え、電源制御回路は、受信電界強度信号が所定の閾値より小さいときに受信回路ブロックの電源供給を停止し、雑音検出信号が所定の閾値より大きいときのノイズレベル判定信号に応答して復調回路ブロックへの電源供給を停止する。
この構成によれば、受信電界強度信号およびノイズレベル判定信号の状態に応じて、受信回路ブロックおよび復調回路ブロックへの電源供給の開始、停止を制御するので、不特定多数の通信相手と通話を行うなど識別信号が使用できない場合でも、無駄な電流の消費を抑えることができ、消費電流を削減できる。
上記第2の発明の無線通信装置においては、ベースバンド信号を可聴出力に変換する音声回路ブロックさらに備え、電源制御回路は、受信電界強度信号が所定の閾値より大きいときに復調回路ブロックへの電源供給を開始し、雑音検出信号が所定の閾値より小さいときのノイズレベル判定信号に応答して音声回路ブロックへの電源供給を開始することが好ましい。
上記第2の発明の無線通信装置においては、間欠受信のオフ時間を制御する間欠時間制御回路をさらに備え、電源制御回路による受信回路ブロックおよび復調回路ブロックのいずれかの電源供給の停止による受信中止に応答して、間欠時間制御回路は、間欠受信のオフ時間を一定時間だけ延ばし、受信終了に応答して間欠受信のオフ時間を最小値にもどすようにタイマ回路のタイマ設定時間を制御することが好ましい。
この構成によれば、通信の頻度により間欠受信の時間を可変するので、通信の頻度が高いときには、間欠受信のオフ時間を短くすることにより間欠受信のオフ時間による通信の頭切れを少なくすることができ、また、通信の頻度が低いときには、間欠受信のオフ時間を長くとることにより消費電流を削減できる。
第3の発明の無線通信装置は、アンテナから受信した信号を入力して中間周波信号を出力するとともに受信する電波の強度を示す受信電界強度信号を出力する受信回路ブロックと、受信回路ブロックから出力される中間周波信号を復調してベースバンド信号を出力する復調回路ブロックと、ベースバンド信号中に含まれる識別信号を基に所望の相手局の信号かどうかを示す識別信号判定信号を出力する識別信号判定回路ブロックと、間欠受信のオフ時間を計数するタイマ回路と、タイマ回路の出力信号、受信電界強度信号および識別信号判定信号の状態に応じて、受信回路ブロックおよび識別信号判定回路ブロックへの電源供給の開始、停止を制御する電源制御回路と、を備え、電源制御回路は、受信電界強度信号が所定の閾値より小さいときに受信回路ブロックの電源供給を停止し、識別信号が所望の相手局を示していないときの識別信号判定信号に応答して識別信号判定回路ブロックへの電源供給を停止する。
この構成によれば、受信電界強度信号および識別信号判定信号の状態に応じて、受信回路ブロックおよび識別信号判定回路ブロックへの電源供給の開始、停止を制御するので、無駄な電流の消費を抑えることができ、消費電流を削減できる。また、雑音判定手順を行わないことにより、時間の短縮が行え、待機時の不要な電流をさらに削減できるとともに、間欠受信時のオフ時間による通信の頭切れを少なくすることができる。
上記第3の発明の無線通信装置においては、ベースバンド信号を可聴出力に変換する音声回路ブロックさらに備え、電源制御回路は、受信電界強度信号が所定の閾値より小さいときに受信回路ブロックの電源供給を停止し、識別信号が所望の相手局を示していないときの識別信号判定信号に応答して識別信号判定回路ブロックへの電源供給を停止することが好ましい。
上記第3の発明の無線通信装置においては、間欠受信のオフ時間を制御する間欠時間制御回路をさらに備え、電源制御回路による受信回路ブロックおよび識別信号判定回路ブロックのいずれかの電源供給の停止による受信中止に応答して、間欠時間制御回路は、間欠受信のオフ時間を一定時間だけ延ばし、受信終了に応答して間欠受信のオフ時間を最小値にもどすようにタイマ回路のタイマ設定時間を制御することが好ましい。
この構成によれば、通信の頻度により間欠受信の時間を可変するので、通信の頻度が高いときには、間欠受信のオフ時間を短くすることにより間欠受信のオフ時間による通信の頭切れを少なくすることができ、また、通信の頻度が低いときには、間欠受信のオフ時間を長くとることにより消費電流を削減できる。
上記第1,第2,および第3の発明の無線通信装置においては、送信起動信号により送信信号を発生し、アンテナを通して送信する送信回路と、アンテナを受信回路ブロックと送信回路とに選択的に接続することにより送信と受信を切り替えるアンテナスイッチとをさらに備えることが好ましい。
第4の発明の間欠受信制御方法は、受信回路ブロック、復調回路ブロックおよび識別信号判定回路ブロックを有し間欠受信を行う無線通信装置への電源供給を制御する方法であり、受信する電波の強度を示す受信電界強度信号と、復調される復調信号中のノイズレベルを示す雑音検出信号と、復調信号に含まれる識別信号とを基に、受信電界強度信号が所定の閾値より小さいかどうかを判定し、受信電界強度信号が所定の閾値より小さいときに受信回路ブロックへの電源供給を停止し、つぎに雑音検出信号が所定の閾値より大きいかどうかを判定し、雑音検出信号が所定の閾値より大きいときに復調回路ブロックへの電源供給を停止し、つぎに識別信号が所望の相手局を示しているかどうかを判定し、識別信号が所望の相手局を示していないときに識別信号判定回路ブロックへの電源供給を停止する。
この構成によれば、受信電界強度信号、雑音検出信号および識別信号の状態に応じて、受信回路ブロック、復調回路ブロックおよび識別信号判定回路ブロックへの電源供給の停止を制御するので、無駄な電流の消費を抑えることができ、消費電流を削減できる。
上記第4の発明の間欠受信制御方法においては、雑音検出信号が所定の閾値より大きいときに受信回路ブロックへの電源供給を停止し、識別信号が所望の相手局を示していないときに受信回路ブロックへの電源供給を停止するとともに、復調回路ブロックへの電源供給を停止することが好ましい。
この構成によれば、消費電流をさらに削減できる。
第5の発明の間欠受信制御方法は、受信回路ブロックおよび復調回路ブロックを有し間欠受信を行う無線通信装置への電源供給を制御する方法であり、受信する電波の強度を示す受信電界強度信号と、復調される復調信号中のノイズレベルを示す雑音検出信号とを基に、受信電界強度信号が所定の閾値より小さいかどうかを判定し、受信電界強度信号が所定の閾値より小さいときに受信回路ブロックへの電源供給を停止し、つぎに雑音検出信号が所定の閾値より大きいかどうかを判定し、雑音検出信号が所定の閾値より大きいときに復調回路ブロックへの電源供給を停止する。
この構成によれば、受信電界強度信号および雑音検出信号の状態に応じて、受信回路ブロックおよび復調回路ブロックへの電源供給の停止を制御するので、不特定多数の通信相手と通話を行うなど識別信号が使用できない場合でも、無駄な電流の消費を抑えることができ、消費電流を削減できる。
上記第5の発明の間欠受信制御方法においては、雑音検出信号が所定の閾値より大きいときに受信回路ブロックへの電源供給を停止することが好ましい。
この構成によれば、消費電流をさらに削減できる。
第6の発明の間欠受信制御方法は、受信回路ブロック、復調回路ブロックおよび識別信号判定回路ブロックを有し間欠受信を行う無線通信装置への電源供給を制御する方法であり、受信する電波の強度を示す受信電界強度信号と、復調信号に含まれる識別信号とを基に、受信電界強度信号が所定の閾値より小さいかどうかを判定し、受信電界強度信号が所定の閾値より小さいときに受信回路ブロックへの電源供給を停止し、つぎに識別信号が所望の相手局を示しているかどうかを判定し、識別信号が所望の相手局を示していないときに識別信号判定回路ブロックへの電源供給を停止する。
この構成によれば、受信電界強度信号および識別信号の状態に応じて、受信回路ブロックおよび識別信号判定回路ブロックへの電源供給の停止を制御するので、無駄な電流の消費を抑えることができ、消費電流を削減できる。また、雑音判定手順を行わないことにより、時間の短縮が行え、待機時の不要な電流をさらに削減できるとともに、間欠受信時のオフ時間による通信の頭切れを少なくすることができる。
上記第6の発明の間欠受信制御方法においては、識別信号が所望の相手局を示していないときに受信回路ブロックへの電源供給を停止するとともに、復調回路ブロックへの電源供給を停止することが好ましい。
この構成によれば、消費電流をさらに削減できる。
第7の発明の間欠受信制御方法は、受信回路ブロック、復調回路ブロック、識別信号判定回路ブロックおよび音声回路ブロックを有し間欠受信を行う無線通信装置への電源供給を制御する方法であり、受信する電波の強度を示す受信電界強度信号と、復調される復調信号中のノイズレベルを示す雑音検出信号と、復調信号に含まれる識別信号とを基に、受信電界強度信号が所定の閾値より大きいかどうかを判定し、受信電界強度信号が所定の閾値より大きいときに復調回路ブロックへの電源供給を開始し、つぎに雑音検出信号が所定の閾値より小さいかどうかを判定し、雑音検出信号が所定の閾値より小さいときに識別信号判定回路ブロックへの電源供給を開始し、つぎに識別信号が所望の相手局を示しているかどうかを判定し、識別信号が所望の相手局を示しているときに音声回路ブロックへの電源供給を開始する。
この構成によれば、受信電界強度信号、雑音検出信号および識別信号の状態に応じて、復調回路ブロック、識別信号判定回路ブロックおよび音声回路ブロックへの電源供給の開始を制御するので、無駄な電流の消費を抑えることができ、消費電流を削減できる。
第8の発明の間欠受信制御方法は、受信回路ブロック、復調回路ブロックおよび音声回路ブロックを有し間欠受信を行う無線通信装置への電源供給を制御する方法であり、受信する電波の強度を示す受信電界強度信号と、復調される復調信号中のノイズレベルを示す雑音検出信号とを基に、受信電界強度信号が所定の閾値より大きいかどうかを判定し、受信電界強度信号が所定の閾値より大きいときに復調回路ブロックへの電源供給を開始し、つぎに雑音検出信号が所定の閾値より小さいかどうかを判定し、雑音検出信号が所定の閾値より小さいときに音声回路ブロックへの電源供給を開始する。
この構成によれば、受信電界強度信号および雑音検出信号の状態に応じて、復調回路ブロックおよび音声回路ブロックへの電源供給の開始を制御するので、不特定多数の通信相手と通話を行うなど識別信号が使用できない場合でも、無駄な電流の消費を抑えることができ、消費電流を削減できる。
第9の発明の間欠受信制御方法は、受信回路ブロック、復調回路ブロック、識別信号判定回路ブロックおよび音声回路ブロックを有し間欠受信を行う無線通信装置への電源供給を制御する方法であり、受信する電波の強度を示す受信電界強度信号と、復調信号に含まれる識別信号とを基に、受信電界強度信号が所定の閾値より大きいかどうかを判定し、受信電界強度信号が所定の閾値より大きいときに識別信号判定回路ブロックへの電源供給を開始し、つぎに識別信号が所望の相手局を示しているかどうかを判定し、識別信号が所望の相手局を示しているときに音声回路ブロックへの電源供給を開始する。
この構成によれば、受信電界強度信号および識別信号の状態に応じて、識別信号判定回路ブロックおよび音声回路ブロックへの電源供給の開始を制御するので、無駄な電流の消費を抑えることができ、消費電流を削減できる。また、雑音判定手順を行わないことにより、時間の短縮が行え、待機時の不要な電流をさらに削減できるとともに、間欠受信時のオフ時間による通信の頭切れを少なくすることができる。
第7、第8および第9の発明の間欠受信制御方法においては、受信回路ブロックは周期的に電源供給が開始されることが好ましい。
第10の発明の間欠受信制御方法は、受信信号が所定時間以上受信されないときに、間欠受信のオフ時間を長く設定し、受信が終了または送信が終了してから所定時間の間は間欠受信のオフ時間を短く設定する。この第10の発明は、第4〜9の発明と組み合わせることでさらに有効なものとなる。
この構成によれば、通信の頻度により間欠受信の時間を可変するので、通信の頻度が高いときには、間欠受信のオフ時間を短くすることにより間欠受信のオフ時間による通信の頭切れを少なくすることができ、また、通信の頻度が低いときには、間欠受信のオフ時間を長くとることにより消費電流を削減できる。
第11の発明の間欠受信制御方法は、受信または送信が終了してから時間の経過とともに段階的に間欠受信のオフ時間を長く可変する。この第11の発明は、第4〜9の発明と組み合わせることでさらに有効なものとなる。
この構成によれば、通信の頻度により間欠受信の時間を可変するので、通信の頻度が高いときには、間欠受信のオフ時間を短くすることにより間欠受信のオフ時間による通信の頭切れを少なくすることができ、また、通信の頻度が低いときには、間欠受信のオフ時間を長くとることにより消費電流を削減できる。
第12の発明の無線通信用半導体集積回路装置は、第1、第2および第3のいずれかの発明の無線通信装置を半導体基板上に集積したものである。
この構成によれば、第1、第2および第3の発明のいずれかの無線通信装置と同様の効果を有する。
第13の発明の無線通信用モジュールは、第1、第2および第3のいずれかの発明の無線通信装置を回路基板上に実装したものである。
この構成によれば、第1、第2および第3の発明のいずれかの無線通信装置と同様の効果を有する。
第14の発明の無線通信システムは、第1、第2および第3の発明のいずれかの無線通信装置を用いて構成している。
この構成によれば、第1、第2および第3の発明のいずれかの無線通信装置と同様の効果を有する。
以上のように、本発明に係る無線通信装置によれば、お互いに同期する手段を持たない場合、タイマにより決められた時間に受信信号の状態を判定し無線通信装置の各回路ブロックの電源を順に制御し、必要な回路ブロックだけを動作させることにより低消費電流化できる無線通信装置を提供できる。また、本発明の間欠受信制御方法によれば、お互いに同期する手段を持たない場合、タイマにより決められた時間に受信信号の状態を判定し無線通信装置の各回路ブロックの電源を順に制御し、必要な回路ブロックだけを動作させることにより低消費電流化できる。また、本発明に係る間欠受信制御方法によれば通信の頻度により間欠受信のオフ時間を決めるタイマの時間を可変し、通信の頭切れを少なくし、低消費電流化することができる。
以下、本発明に係る無線通信装置の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における無線通信装置の構成を示すブロック図である。
この無線通信装置は、図1に示すように、アンテナANTからの受信信号を入力する受信回路ブロック20と、復調回路ブロック21と、識別信号判定回路ブロック22と、音声回路ブロック23と、送信回路18と、間欠時間制御回路16と、タイマ回路17と、電源制御回路10とを備えている。7Fは送信回路18の出力側に設けられた帯域通過フィルタである。
受信回路ブロック20は、高周波増幅器1と、ミキサ回路2と、増幅器3と、もう一方のミキサ回路4と、リミッタアンプ5と、受信電界強度信号回路15と、帯域通過フィルタ7A,7B,7C,7Dと、局部発振器24A,24Bとを含む。
復調回路ブロック21は、復調器6と、ノイズ検出回路11と、ノイズレベル判定回路12とからなる。識別信号判定回路ブロック22は、識別信号処理回路13と、識別信号判定回路14とからなる。音声回路ブロック23は、帯域通過フィルタ7Eと、電力増幅器8と、スピーカ9とからなる。
つぎに、この無線通信装置の動作を図1および図6を用いて説明する。図6は図1の無線通信装置の動作を示すタイミングチャートであり、区間45は無信号受信区間を示し、区間46は所望とは異なる他の通信受信区間を示し、区間47は所望の通信受信区間を示している。また、図6には、受信回路ブロックの電源の状態(ハイレベルが給電ありで、ローレベルが給電なしを示す)と、受信電界強度信号(ハイレベルは電界強度が高いことを示し、ローレベルは電界強度が低いことを示す)と、復調回路ブロックの電源の状態(ハイレベルが給電ありを示し、ローレベルが給電なしを示す)と、ノイズレベル判定信号(ハイレベルはノイズレベルが低いことを示し、ローレベルはノイズレベルが高いことを示す)と、識別信号判定回路ブロックの電源の状態(ハイレベルが給電ありを示し、ローレベルが給電なしを示す)と、受信音声信号の状態(ハイレベルが音声出力ありを示し、ローレベルが音声出力なしを示す)とが示されている。
予め設定された受信する時が来る(時刻t11,t21,t31)と、タイマ回路17から受信回路ON信号が電源制御回路10に入力される。その結果、電源制御回路10は、受信回路ブロック20に電源を供給する。タイマ回路17のタイマ設定時間は、電源制御回路10から出力される受信終了信号と各回路ブロックOFF信号を入力とする間欠時間制御回路16により設定される。受信終了信号は、間欠受信が終了すると電源制御回路10から出力される。また、各回路ブロックOFF信号は、電源制御回路10が受信回路ブロック20、復調回路ブロック21、および識別信号判定回路ブロック22の電源をオフにしたときに、電源制御回路10からそれぞれ出力される。
受信回路ブロック20に電源が供給されると、アンテナANTから受信した電波は、アンテナスイッチ19を経て受信回路ブロック20に入力され、受信回路ブロック20で局部発振信号を用いて中間周波信号に変換される。そして、中間周波信号は、リミッタアンプ5の出力として得られ、同時に受信電界強度信号回路15から受信信号の振幅に応じた受信電界強度信号が出力される。この受信電界強度信号は、電源制御回路10に入力される。
電源制御回路10では、受信電界強度信号が予め設定した閾値より低い場合は、受信波が存在しないと判断し、電源制御回路10は受信回路ブロック20への電源供給を停止する(時刻t12)。
一方、受信電界強度信号が予め設定した閾値より高い場合は、受信波が存在すると判断し、電源制御回路10は復調回路ブロック21に電源を供給する(時刻t22,t32)。
復調回路ブロック21に電源が供給されると、リミッタアンプ5より出力された中間周波信号は、復調器6によりベースバンド信号に変換される。このとき、ノイズ検出回路11により、ベースバンド信号から通信に係る信号以外の雑音を検出し、その振幅レベルを雑音検出信号(電圧値)としてノイズレベル判定回路12に出力する。
ノイズレベル判定回路12では、予め設定された閾値と雑音検出信号の振幅とを比較する。ノイズレベルが高いと判定した場合、受信した信号では通信が困難であることを意味するので、ノイズレベル判定回路12はノイズレベルが高いことを示すノイズレベル判定信号を電源制御回路10に出力する。その結果、電源制御回路10は、受信回路ブロック20と復調回路ブロック21への電源供給を停止する。
一方、ノイズレベルが予め設定された閾値より低いと判定した場合、受信信号は通信に適していることを意味するので、ノイズレベル判定回路12はそれに応じたノイズレベル判定信号、すなわちノイズレベルが低いことを示すノイズレベル判定信号を電源制御回路10に出力する。その結果、電源制御回路10は、識別信号判定回路ブロック22に電源を供給する(時刻t23,t33)。
識別信号判定回路ブロック22に電源が供給されると、識別信号処理回路13は、復調器6から出力されたベースバンド信号から識別信号を取り出し、識別信号判定回路14へ出力する。識別信号判定回路14では、受信信号に含まれていた識別信号と、予め設定されていた所望の通信相手からの識別信号とを比較し、所望する通信先かを判定する。
識別信号が一致しない場合、識別判定回路14は、識別信号が一致しないことを示す識別信号判定信号を電源制御回路10へ出力する。その結果、電源制御回路10は受信回路ブロック20と復調回路ブロック21と識別信号判定回路ブロック22への電源供給を停止する(時刻t24)。
一方、識別信号が一致した場合、識別信号判定回路14は、識別信号が一致したことを示す識別信号判定信号を電源制御回路10へ出力する。その結果、電源制御回路10は音声回路ブロック23に電源を供給する(時刻t34)。
その結果、受信アンテナANTで受信した受信信号に対応した音声(可聴音)がスピーカ9から出力されることになる。
また、この無線通信装置では、送信起動信号が入力されると、送信回路18が送信動作を開始するともに、アンテナスイッチ19が反転し、送信波がアンテナANTより放射される。
また、間欠受信動作が終了すると、電源制御回路10から間欠時間制御回路16に対して受信終了信号が出力される。また、電源制御回路10によって、受信回路ブロック20、復調回路ブロック21、および識別信号判定回路ブロック22の電源がオフにされたときに各回路ブロックOFF信号(受信回路ブロックOFF信号、復調回路ブロックOFF信号、識別信号判定回路ブロックOFF信号)が間欠時間制御回路16に対して出力される。その結果、間欠時間制御回路16は、上記の2種類の信号を基に、タイマ回路17のタイマ設定時間を変化させる。
この実施の形態によれば、以下のような効果が得られる。従来は通信装置間で同期の取れた通信において行っていた、間欠受信を同期の取れない通信方式において、受信信号の状態により個々の回路ブロックを電源制御し、それぞれの状況で必要な回路ブロックのみ動作させることを可能としている。そして、待機時にこの動作を繰り返す間欠受信を行うことにより低消費電流化を実現できる。
なお、上記実施の形態では、ノイズレベル検出信号と識別信号判定信号の両方を使用していたが、いずれか一方を使用しないものも実施の形態としてあげることができる。この場合、ノイズレベル検出信号を使用しない場合には、ノイズ検出回路11およびノイズレベル判定回路12を削除することができる。また、識別信号判定信号を使用しない場合には、識別信号処理回路13および識別信号判定回路14を削除することができる。前者は、通信環境が良好な場所で使用する場合に適しており、雑音判定手順を行わないことにより、時間の短縮が行え、待機時の不要な電流をさらに削減できるとともに、間欠受信時のオフ時間による通信の頭切れを少なくすることができる。後者は、通信相手を特定しないで通信を行う場合に適しており、不特定多数の通信相手と通話を行うなど識別信号が使用できない場合でも、待機時の不要な電流を削減できる。
(実施の形態2)
図2は本発明の実施の形態2の間欠受信制御方法を示すフローチャートである。より具体的にいえば、図1に示される間欠受信を行う無線通信装置における電源制御の方法を示したフローチャートである。
本制御方法について図2を用いて説明する。予め設定された受信タイミングに達したとき、タイマ回路17による受信回路ブロック電源起動手順25により受信回路ブロック20に電源が供給される。これにより、受信された受信信号に基づき、受信電界強度信号回路15から出力された受信電界強度信号が受信電界強度判定手順26により、予め設定された閾値と比較される。受信電界強度信号が閾値より低いと判定された場合は、受信回路ブロック電源停止手順27により受信回路ブロック20への電源供給が停止される。
受信電界強度信号が閾値より高いと判定された場合は、復調回路ブロック電源起動手順28により復調回路ブロック21への電源供給が開始される。復調回路ブロック21に電源が供給されると、受信信号はベースバンド信号に変換され、通信に係る信号以外のノイズが抽出される。そして、そのノイズレベルがノイズレベル判定手順29により予め設定された閾値と比較される。ノイズレベルが閾値より高い場合は通信に適さない状況と判断され、受信回路ブロック・復調回路ブロック電源停止手順30により受信回路ブロック20および復調回路ブロック21への電源の供給が停止される。なお、復調回路ブロック21への電源供給は、図2では、受信電界強度判定手順26によって、受信電界強度信号が閾値より高いと判定された後に開始しているが、受信回路ブロック20への電源供給と同時に開始してもよい。この場合、受信電界強度信号が閾値より高いと判定された後に、続けてノイズレベル判定手順29が行われる。
ノイズレベルが閾値より低い場合は、通信に適した状態と判断され、識別信号判定回路ブロック起動手順31にて識別信号判定回路ブロック22への電源供給が開始される。識別信号判定回路ブロック22への電源供給が開始されると、受信したベースバンド信号から、識別信号判定回路ブロック22により識別信号が抽出される。この識別信号は、識別信号判定手順32により所望の通信相手からの識別信号と一致するか判定される。識別信号が一致しない場合は、受信回路ブロック・復調回路ブロック・識別信号判定回路ブロック電源停止手順33により、受信回路ブロック20、復調回路ブロック21および識別信号判定回路ブロック22への電源供給が停止される。なお、識別信号判定回路ブロック22への電源供給は、図2では、ノイズレベル判定手順29によってノイズレベルが低いと判断された後に開始しているが、受信回路ブロック20への電源供給と同時に開始してもよいし、復調回路ブロック21への電源供給と同時に開始してもよい。この場合、ノイズレベルが低いと判断された後に、続けて識別信号判定手順32が行われる。
識別信号が一致した場合は、受信動作開始手順34により、音声回路ブロック23への電源供給が開始され、受信動作が開始される。なお、音声回路ブロック23への電源供給は、受信回路ブロック20への電源供給と同時に開始してもよいし、復調回路ブロック21への電源供給と同時に開始してもよいし、識別信号判定回路ブロック22への電源供給と同時に開始してもよい。
以上のように、本実施の形態における制御方法によれば、従来は無線通信装置間で同期が取れている状態で間欠受信を行っているのに対し、同期が取れて無く待機時に間欠受信動作を任意の時間で行う際、受信電界強度、ノイズレベル、識別信号の順に判定し、判定結果により所望する受信信号でないと判断した時点で、各回路ブロックの電源供給を停止する。待機時の間欠受信動作において、この動作を繰り返すことにより不要な電流を削減できる。
(実施の形態3)
図3は本発明の実施の形態3の間欠受信制御方法を示すフローチャートである。より具体的にいえば、図1に示される間欠受信を行う無線通信装置における電源制御の方法を示したフローチャートである。本フローチャートは、実施の形態2の制御方法を示すフローチャート(図2)から識別信号判定手順32と受信回路ブロック・復調回路ブロック・識別信号判定回路ブロック電源停止手順33を削除したものである。
本制御方法について図3を用いて説明する。予め設定された受信タイミングに達したとき、タイマ回路17による受信回路ブロック電源起動手順25により受信回路ブロック20に電源が供給される。これにより、受信された受信信号に基づき、受信電界強度信号回路15から出力された受信電界強度信号が受信電界強度判定手順26により、予め設定された閾値と比較される。受信電界強度信号が閾値より低いと判定された場合は、受信回路ブロック電源停止手順27により受信回路ブロック20への電源供給が停止される。
受信電界強度信号が閾値より高いと判定された場合は、復調回路ブロック電源起動手順28により復調回路ブロック21への電源供給が開始される。復調回路ブロック21に電源が供給されると、受信信号はベースバンド信号に変換され、通信に係る信号以外のノイズが抽出される。そして、そのノイズレベルがノイズレベル判定手順29により予め設定された閾値と比較される。ノイズレベルが高い場合は通信に適さない状況と判断され、受信回路ブロック・復調回路ブロック電源停止手順30により受信回路ブロック20および復調回路ブロック21への電源の供給が停止される。なお、復調回路ブロック21への電源供給は、図3では、受信電界強度判定手順26にて、受信電界強度信号が閾値より高いと判定された後に開始しているが、受信回路ブロック20への電源供給と同時に開始してもよい。この場合、受信電界強度信号が閾値より高いと判定された後に、続けてノイズレベル判定手順29が行われる。
ノイズレベルが低い場合は、通信に適した状態と判断され、受信動作開始手順34により、音声回路ブロック23への電源供給が開始され、受信動作が開始される。なお、音声回路ブロック23への電源供給は、受信回路ブロック20への電源供給と同時に開始してもよいし、復調回路ブロック21への電源供給と同時に開始してもよい。
以上のように、本実施の形態における制御方法によれば、従来は無線通信装置間で同期が取れている状態で間欠受信を行っているのに対し、同期が取れて無く待機時に間欠受信動作を任意の時間で行う際、受信電界強度、ノイズレベルの順に判定し、判定結果により所望する受信信号でないと判断した時点で、各回路ブロックの電源供給を停止する。待機時の間欠受信動作において、この動作を繰り返すことにより不要な電流を削減できる。特に、不特定多数の通信相手と通話を行うなど識別信号が使用できない場合でも、待機時の不要な電流を削減できる。
(実施の形態4)
図4は本発明の実施の形態4の間欠受信制御方法を示すフローチャートである。より具体的にいえば、図1に示される間欠受信を行う無線通信装置における電源制御の方法を示したフローチャートである。本フローチャートは、実施の形態2の制御方法を示すフローチャート(図2)から、ノイズレベル判定手順29と受信ブロック・復調回路ブロック電源停止手順30を削除したものである。
本制御方法について図4を用いて説明する。予め設定された受信タイミングに達したとき、タイマ回路17による受信回路ブロック電源起動手順25により受信回路ブロック20に電源が供給される。これにより、受信された受信信号に基づき、受信電界強度信号回路15から出力された受信電界強度信号が受信電界強度判定手順26により、予め設定された閾値と比較される。受信電界強度が閾値より低いと判定された場合は、受信回路ブロック電源停止手順27により受信回路ブロック20への電源供給が停止される。
受信電界強度信号が閾値より高いと判定された場合は、復調回路ブロック電源起動手順28により復調回路ブロック21への電源供給が開始される。
復調回路ブロック21に電源が供給されると、受信信号はベースバンド信号に変換される。
つぎに、識別信号判定回路ブロック起動手順31にて識別信号判定回路ブロック22への電源供給が開始される。それによって、受信したベースバンド信号から、識別信号判定回路ブロック22により識別信号が抽出される。この識別信号は、識別信号判定手順32により所望の通信相手からの識別信号と一致するか判定される。識別信号が一致しない場合は、受信回路ブロック・復調回路ブロック・識別信号判定回路ブロック電源停止手順33により受信回路ブロック20、復調回路ブロック21および識別信号判定回路ブロック22への電源供給が停止される。なお、復調回路ブロック21および電源供給識別信号判定回路ブロック22への電源供給は、図2では、受信電界強度判定手順26によって受信電界強度信号が閾値より高いと判定された後に開始しているが、受信回路ブロック20への電源供給と同時に開始してもよい。この場合、受信電界強度信号が閾値より高いと判定された後に、続けて識別信号判定手順32が行われる。
識別信号が一致した場合は、受信動作開始手順34により、音声回路ブロック23への電源供給が開始され、受信動作が開始される。なお、音声回路ブロック23への電源供給は、受信回路ブロック20への電源供給と同時に開始してもよいし、復調回路ブロック21への電源供給と同時に開始してもよいし、識別信号判定回路ブロック22への電源供給と同時に開始してもよい。
以上のように、本実施の形態における制御方法によれば、従来は無線通信装置間で同期が取れている状態で間欠受信を行っているのに対し、同期が取れて無く待機時に間欠受信動作を任意の時間で行う際、受信電界強度、識別信号の順に判定し、判定結果により所望する受信信号でないと判断した時点で、各回路ブロックの電源供給を停止する。待機時の間欠受信動作において、この動作を繰り返すことにより不要な電流を削減できる。
特に受信信号中の雑音が少ない環境において、雑音判定手順を行わないことにより、時間の短縮が行え、待機時の不要な電流をさらに削減できるとともに、間欠受信時のオフ時間による通信の頭切れを少なくすることができる。
(実施の形態5)
図2は本発明の実施の形態5の間欠受信制御方法を示すフローチャートである。より具体的にいえば、図1に示される間欠受信を行う無線通信装置における電源制御の方法を示したフローチャートである。
本制御方法について図2を用いて説明する。予め設定された受信タイミングに達したとき、タイマ回路17による受信回路ブロック電源起動手順25により受信回路ブロック20に電源が供給される。これにより、受信された受信信号に基づき、受信電界強度信号回路15から出力された受信電界強度信号が受信電界強度判定手順26により、予め設定された閾値と比較される。受信電界強度信号が閾値より高いと判定された場合は、復調回路ブロック電源起動手順28により復調回路ブロック21への電源供給が開始される。
復調回路ブロック21に電源が供給されると、受信信号はベースバンド信号に変換され、通信に係る信号以外のノイズが抽出される。そして、このノイズレベルがノイズレベル判定手順29により予め設定された閾値と比較される。ノイズレベルが閾値より低い場合は、通信に適していると判断され、識別信号判定ブロック起動手順31により識別信号判定回路ブロック22に電源供給が開始される。
識別信号判定回路ブロック22に電源の供給が開始されると、受信したベースバンド信号から、識別信号判定回路ブロック22により識別信号が抽出される。この識別信号は、識別信号判定手順32により所望の通信相手からの識別信号と一致するか判定される。識別信号が一致した場合は、受信動作開始手順34により音声回路ブロック23に電源供給が開始され、受信動作が開始される。
受信電界強度判定手順26により、受信電界強度信号が閾値より低いと判定された場合は、受信回路ブロック電源停止手順27により受信回路ブロック20への電源供給が停止される。なお、受信電界強度信号が閾値より低いと判定された場合において、受信回路ブロック20への電源供給を停止しなくてもよい。
ノイズレベルが閾値より高い場合は、ノイズレベル判定手順29により、通信に適さない状況と判断され、受信回路ブロック・復調回路ブロック電源停止手順30により受信回路ブロック20および復調回路ブロック21への電源の供給が停止される。なお、通信に適さない状況と判断された場合において、受信回路ブロック20および復調回路ブロック21への電源の供給は停止しなくてもよい。
識別信号判定手順32により、識別信号が一致しないと判定された場合は、受信回路ブロック・復調回路ブロック・識別信号判定回路ブロック電源停止手順33により、受信回路ブロック20、復調回路ブロック21および識別信号判定回路ブロック22への電源供給が停止される。なお、識別信号が一致しないと判定された場合において、受信回路ブロック20、復調回路ブロック21および識別信号判定回路ブロック22への電源供給を停止しなくてもよい。
以上のように、本実施の形態における制御方法によれば、従来は無線通信装置間で同期が取れている状態で間欠受信を行っているのに対し、同期が取れて無く待機時に間欠受信動作を任意の時間で行う際、受信電界強度、ノイズレベル、識別信号の順に判定し、判定結果により所望する受信信号であると判断した時点で、順に各回路ブロックの電源供給を開始する。待機時の間欠受信動作において、この動作を繰り返すことにより必要な回路ブロックの電源のみを立ち上げることで不要な電流を削減できる。
(実施の形態6)
図3は本発明の実施の形態6の間欠受信制御方法を示すフローチャートである。より具体的にいえば、図1に示される間欠受信を行う無線通信装置における電源制御の方法を示したフローチャートである。本フローチャートは、実施の形態5の制御方法を示すフローチャート(図2)から、識別信号判定手順32と受信回路ブロック・復調回路ブロック・識別信号判定回路ブロック電源停止手順33を削除したものである。
本制御方法について図3を用いて説明する。予め設定された受信タイミングに達したとき、タイマ回路17による受信回路ブロック電源起動手順25により受信回路ブロック20に電源が供給される。これにより、受信された受信信号に基づき、受信電界強度信号回路15から出力された受信電界強度信号が受信電界強度判定手順26により、予め設定された閾値と比較される。受信電界強度信号が閾値より高いと判定された場合は、復調回路ブロック電源起動手順28により復調回路ブロック21への電源供給が開始される。
復調回路ブロック21に電源が供給されると、受信信号はベースバンド信号に変換され、通信に係る信号以外のノイズが抽出される。そして、このノイズレベルがノイズレベル判定手順29により予め設定された閾値と比較される。ノイズレベルが閾値より低い場合は、通信に適していると判断され、受信動作開始手順34により音声回路ブロック23に電源供給が開始され、受信動作が開始される。
受信電界強度判定手順26により、受信電界強度信号が閾値より低いと判定された場合は、受信回路ブロック電源停止手順27により受信回路ブロック20への電源供給が停止される。なお、受信電界強度信号が閾値より低いと判定された場合において、受信回路ブロック20への電源供給を停止しなくてもよい。
ノイズレベルが閾値より高い場合は、ノイズレベル判定手順29により、通信に適さない状況と判断され、受信回路ブロック・復調回路ブロック電源停止手順30により受信回路ブロック20および復調回路ブロック21への電源の供給が停止される。なお、通信に適さない状況と判断された場合において、受信回路ブロック20および復調回路ブロック21への電源の供給は停止しなくてもよい。
以上のように、本実施の形態における制御方法によれば、従来は無線通信装置間で同期が取れている状態で間欠受信を行っているのに対し、同期が取れて無く待機時に間欠受信動作を任意の時間で行う際、受信電界強度、ノイズレベルの順に判定し、判定結果により所望する受信信号であると判断した時点で、順に各回路ブロックの電源供給を開始する。待機時の間欠受信動作において、この動作を繰り返すことにより必要な回路ブロックの電源のみを立ち上げることで不要な電流を削減できる。特に、不特定多数の通信相手と通話を行うなど識別信号が使用できない場合でも、待機時の不要な電流を削減できる。
(実施の形態7)
図4は本発明の実施の形態7の間欠受信制御方法を示すフローチャートである。より具体的にいえば、図1に示される間欠受信を行う無線通信装置における電源制御の方法を示したフローチャートである。本フローチャートは、実施の形態2の制御方法を示すフローチャート(図2)から、ノイズレベル判定手順29と受信ブロック・復調回路ブロック電源停止手順30を削除したものである。
本制御方法について図4を用いて説明する。予め設定された受信タイミングに達したとき、タイマ回路17による受信回路ブロック電源起動手順25により受信回路ブロック20に電源が供給される。これにより、受信された受信信号に基づき、受信電界強度信号回路15から出力された受信電界強度信号が受信電界強度判定手順26により、予め設定された閾値と比較される。受信電界強度信号が閾値より高いと判定された場合は、復調回路ブロック電源起動手順28により復調回路ブロック21に電源供給が開始される。
復調回路ブロック21および識別信号判定回路ブロック22に電源が供給されると、受信信号はベースバンド信号に変換される。
つぎに、識別信号判定ブロック起動手順31により識別信号判定回路ブロック22への電源供給が開始される。それによって、受信したベースバンドから、識別信号判定回路ブロック22により識別信号が抽出され、識別信号判定手順32により所望の通信相手からの識別信号と一致するか判定される。識別信号が一致した場合は受信動作開始手順34により音声回路ブロック23への電源供給が開始され、受信動作を開始される。
受信電界強度判定手順26により、受信電界強度信号が閾値より低いと判定された場合は、受信回路ブロック電源停止手順27により受信回路ブロック20への電源供給が停止される。なお、受信電界強度信号が閾値より低いと判定された場合において、受信回路ブロック20への電源供給を停止しなくてもよい。
識別信号判定手順32により、識別信号が一致しないと判定された場合は、受信回路ブロック・復調回路ブロック・識別信号判定回路ブロック電源停止手順33により、受信回路ブロック20、復調回路ブロック21および識別信号判定回路ブロック22への電源供給が停止される。なお、識別信号が一致しないと判定された場合において、受信回路ブロック20、復調回路ブロック21および識別信号判定回路ブロック22への電源供給を停止しなくてもよい。
以上のように、本実施の形態における制御方法によれば、従来は無線通信装置間で同期が取れている状態で間欠受信を行っているのに対し、同期が取れて無く待機時に間欠受信動作を任意の時間で行う際、受信電界強度、識別信号の順に判定し、判定結果により所望する受信信号であると判断した時点で、順に各回路ブロックの電源供給を開始する。待機時の間欠受信動作において、この動作を繰り返すことにより必要な回路ブロックの電源のみを立ち上げることで不要な電流を削減できる。
特に、受信信号中の雑音が少ない環境において、雑音判定手順を行わないことにより、時間の短縮が行え、待機時の不要な電流をさらに削減できるとともに、間欠受信時のオフ時間による通信の頭切れを少なくすることができる。
(実施の形態8)
図5は本発明の実施の形態8の間欠受信制御方法を示すフローチャートである。より具体的にいえば、図1に示される間欠受信を行う無線通信装置における電源制御の方法を示したフローチャートである。本フローチャートは、実施の形態2および実施の形態5における制御方法を示すフローチャート(図2)に、受信終了手順35と、間欠受信の時間を制御する手順である間欠受信タイマ時間設定手順36と、もう一つの間欠受信タイマ時間設定手順37と、間欠受信タイマスタート手順38とを加えたものである。なお、特に説明はしないが、実施の形態3および実施の形態6における制御方法を示すフローチャート(図3)に、または実施の形態4および実施の形態7における制御方法を示すフローチャート(図4)に、上記の各手順35,36,37,38を追加したものも、実施の形態としてあげることができる。
図5のフローチャートにおいて、タイマ回路17による受信回路ブロック電源起動手順25から各回路ブロックの電源停止手順27、30、33と受信動作開始手順34までの制御方法は実施の形態2および実施の形態5と同じであるため、説明を省略する。
各判定手順26,29,32により通信が成立しなかった場合、各回路ブロックの電源停止手順27、30、33により、受信回路ブロック20、復調回路ブロック21、識別信号判定回路ブロック22への電源供給が停止され、その後間欠受信タイマ時間設定手順37により、既設定のタイマ設定時間が変更される。具体的には、前回設定されたタイマ時間tn-1に時間の増分Δtを加え、次のタイマ時間tnをtn=tn-1+Δtとして、
タイマ回路17に設定され、間欠受信タイマスタート手順38によりタイマ時間tnとして時間計数が開始される。ただし、タイマ時間tnは予め設定された最大値tmaxを超えないように設定される。
受信動作開始手順34により受信が開始され、その後受信動作終了手順35により受信が終了した場合、間欠受信タイマ設定手順36によりタイマ時間tnは最小値t0に設定され、間欠受信タイマスタート手順38によりタイマ時間をtnとして時間計数が開始される。
図1において、送信起動信号により送信回路18が送信を行った場合も通信が行われているとみなし、送信終了後に間欠受信タイマ設定手順36によりタイマ時間tnは最小値t0に設定され、間欠受信タイマスタート手順38によりタイマ時間をtnとして時間計数が開始される。
図7はこの実施の形態において、タイマ時間(間欠受信のオフ時間)が変化していることをタイミングチャートを示す。図7では、受信信号がない状態では、タイマ時間がtn→tn+1(=tn+Δt)→tn+2(=tn+1+Δt)→‥‥というように、時間Δtずつ増加していき、送信信号または受信信号があると、その直後は、タイマ時間が最小値のt0となり、その後t0→t1(=t0+Δt)→‥‥と増加していくことが示されている。
以上のように、本実施の形態における制御方法によれば、図7に示したように、通信の頻度により間欠受信のオフ時間の間隔を可変することができ、相互に通信をしているようなときは間欠受信のオフ時間を短くすることで、通信の頭切れを少なくし、通信がないような状況では間欠受信のオフ時間を長くすることで低消費電流化を図ることができる。
その他の効果は、実施の形態2と同様である。
(実施の形態9)
本発明の実施の形態9の無線通信用半導体集積回路は、上記実施の形態1の無線通信装置を構成する受信回路ブロック20、復調回路ブロック21、識別信号判定回路ブロック22、音声回路ブロック23(スピーカ9を除く)、送信回路18と、間欠時間制御回路16と、タイマ回路17と、電源制御回路10のすべて、もしくは一部を、半導体基板上に集積したものである。具体的には、この無線通信用半導体集積回路は、図1において、アンテナANTと、スピーカ9と、帯域通過フィルタ7A〜7Cと7Fを除く回路の全てまたは一部を半導体基板上に集積し、実施の形態1に示す間欠受信制御を可能としたものである。
この実施の形態の無線通信用半導体集積回路は、実施の形態1と同様の効果を有する。
(実施の形態10)
本発明の実施の形態10の無線通信用モジュールは、上記実施の形態1の無線通信装置を構成する受信回路ブロック20、復調回路ブロック21、識別信号判定回路ブロック22、音声回路ブロック23(スピーカ9を除く)、送信回路18と、間欠時間制御回路16と、タイマ回路17と、電源制御回路10のすべて、もしくは一部を、回路基板上に実装したものである。具体的には、この無線通信用モジュールは、図1において、アンテナANTと、スピーカ9と、帯域通過フィルタ7A〜7Cと7Fを除く回路の全てまたは一部を回路基板(または半導体基板)上に集積し、実施の形態1に示す間欠受信制御を可能としたものである。
この実施の形態の無線通信用半導体集積回路は、実施の形態1と同様の効果を有する。
(実施の形態11)
本発明の実施の形態11の無線通信システムは、無線基地局による同期信号を使用せずに複数の無線通信装置の間または基地局との間で直接通信を行う無線通信システムにおいて、無線通信装置として、実施の形態1の無線通信装置を使用するものである。そして、実施の形態1において示した、無線通信装置の制御方法としては、実施の形態2から実施の形態8までに示された方法のいずれかが採用される。
本発明にかかる無線通信装置は、周波数変調方式を用いた移動無線機などにおいて、受信待機状態における間欠受信時の通話の頭切れを少なくして消費電流の削減を実現するものとして有用である。
本発明の実施の形態1に係る無線通信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2,5における無線通信装置の制御方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3,6における無線通信装置の制御方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態4,7における無線通信装置の制御方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態8における無線通信装置の制御方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1における無線通信装置の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態8における無線通信装置の制御方法を示すタイミングチャートである。 従来の無線通信装置の構成を示すブロック図である。 従来の無線通信装置の動作を示すタイミングチャートである。 従来の無線通信装置における復調回路の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 高周波増幅器
2 ミキサ回路
3 増幅器
4 ミキサ回路
5 リミッタアンプ
6 復調器
7A〜7F 帯域通過フィルタ
8 電力増幅器
9 スピーカ
10 電源制御回路
11 ノイズ検出回路
12 ノイズレベル判定回路
13 識別信号処理回路
14 識別信号判定回路
15 受信電界強度信号回路
16 間欠時間制御回路
17 タイマ回路
18 送信回路
19 アンテナ切り替えスイッチ
20 受信回路ブロック
21 復調回路ブロック
22 識別信号判定回路ブロック
23 音声回路ブロック
24A,24B 局部発振器
25 タイマによる受信回路ブロック電源起動手順
26 受信電界強度判定手順
27 受信回路ブロック電源停止手順
28 復調回路ブロック電源起動手順
29 ノイズレベル判定手順
30 受信回路ブロック・復調回路ブロック電源停止手順
31 識別信号判定回路ブロック起動手順
32 識別信号判定手順
33 受信回路ブロック・復調回路ブロック・識別信号判定回路ブロック電源停止手順
34 受信動作開始手順
35 受信動作終了手順
36 間欠受信タイマ時間設定手順
37 間欠受信タイマ時間設定手順
38 間欠受信タイマスタート手順
45 無信号時受信区間手順
46 他の通信受信区間手順
47 所望の通信受信区間手順
101 高周波増幅器
102I,102Q ミキサ回路
103I,103Q 低域通過フィルタ
104I,104Q リミッタ回路
105 復調回路
106 低域通過フィルタ
107 コンパレータ回路
108 90度移相器
109 PLL局部発振回路
110 周波数検出回路
111 電圧制御発振回路
112 ループフィルタ
113 制御回路
114 同期回路
115 間欠動作回路

Claims (25)

  1. アンテナから受信した信号を入力して中間周波信号を出力するとともに受信する電波の強度を示す受信電界強度信号を出力する受信回路ブロックと、
    前記受信回路ブロックから出力される中間周波信号を復調してベースバンド信号を出力するとともに、前記ベースバンド信号中のノイズレベルに相当する雑音検出信号が閾値より大きいか小さいかを示すノイズレベル判定信号を出力する復調回路ブロックと、
    前記ベースバンド信号中に含まれる識別信号を基に所望の相手局の信号かどうかを示す識別信号判定信号を出力する識別信号判定回路ブロックと、
    間欠受信のオフ時間を計数するタイマ回路と、
    前記タイマ回路の出力信号、前記受信電界強度信号、前記ノイズレベル判定信号および前記識別信号判定信号の状態に応じて、前記受信回路ブロック、前記復調回路ブロックおよび前記識別信号判定回路ブロックへの電源供給の開始、停止を制御する電源制御回路と、を備え、
    前記電源制御回路は、前記受信電界強度信号が所定の閾値より小さいときに前記受信回路ブロックの電源供給を停止し、前記雑音検出信号が所定の閾値より大きいときの前記ノイズレベル判定信号に応答して前記復調回路ブロックへの電源供給を停止し、前記識別信号が所望の相手局を示していないときの前記識別信号判定信号に応答して前記識別信号判定回路ブロックへの電源供給を停止する無線通信装置。
  2. アンテナから受信した信号を入力して中間周波信号を出力するとともに受信する電波の強度を示す受信電界強度信号を出力する受信回路ブロックと、
    前記受信回路ブロックから出力される中間周波信号を復調してベースバンド信号を出力するとともに、前記ベースバンド信号中のノイズレベルに相当する雑音検出信号が閾値より大きいか小さいかを示すノイズレベル判定信号を出力する復調回路ブロックと、
    間欠受信のオフ時間を計数するタイマ回路と、
    前記タイマ回路の出力信号、前記受信電界強度信号および前記ノイズレベル判定信号の状態に応じて、前記受信回路ブロックおよび前記復調回路ブロックへの電源供給の開始、停止を制御する電源制御回路と、を備え、
    前記電源制御回路は、前記受信電界強度信号が所定の閾値より小さいときに前記受信回路ブロックの電源供給を停止し、前記雑音検出信号が所定の閾値より大きいときの前記ノイズレベル判定信号に応答して前記復調回路ブロックへの電源供給を停止する無線通信装置。
  3. アンテナから受信した信号を入力して中間周波信号を出力するとともに受信する電波の強度を示す受信電界強度信号を出力する受信回路ブロックと、
    前記受信回路ブロックから出力される中間周波信号を復調してベースバンド信号を出力する復調回路ブロックと、
    前記ベースバンド信号中に含まれる識別信号を基に所望の相手局の信号かどうかを示す識別信号判定信号を出力する識別信号判定回路ブロックと、
    間欠受信のオフ時間を計数するタイマ回路と、
    前記タイマ回路の出力信号、前記受信電界強度信号および前記識別信号判定信号の状態に応じて、前記受信回路ブロックおよび前記識別信号判定回路ブロックへの電源供給の開始、停止を制御する電源制御回路と、を備え、
    前記電源制御回路は、前記受信電界強度信号が所定の閾値より小さいときに前記受信回路ブロックの電源供給を停止し、前記識別信号が所望の相手局を示していないときの前記識別信号判定信号に応答して前記識別信号判定回路ブロックへの電源供給を停止する無線通信装置。
  4. 前記ベースバンド信号を可聴出力に変換する音声回路ブロックをさらに備え、前記電源制御回路は、前記受信電界強度信号が所定の閾値より大きいときに前記復調回路ブロックへの電源供給を開始し、前記雑音検出信号が所定の閾値より小さいときの前記ノイズレベル判定信号に応答して前記識別信号判定回路ブロックへの電源供給を開始し、前記識別信号が所望の相手局を示しているときの前記識別信号判定信号に応答して前記音声回路ブロックへの電源供給を開始する請求項1記載の無線通信装置。
  5. 前記ベースバンド信号を可聴出力に変換する音声回路ブロックをさらに備え、前記電源制御回路は、前記受信電界強度信号が所定の閾値より大きいときに前記復調回路ブロックへの電源供給を開始し、前記雑音検出信号が所定の閾値より小さいときの前記ノイズレベル判定信号に応答して前記音声回路ブロックへの電源供給を開始する請求項2記載の無線通信装置。
  6. 前記ベースバンド信号を可聴出力に変換する音声回路ブロックをさらに備え、前記電源制御回路は、前記受信電界強度信号が所定の閾値より大きいときに前記識別信号判定回路ブロックへの電源供給を開始し、前記識別信号が所望の相手局を示しているときの前記識別信号判定信号に応答して前記音声回路ブロックへの電源供給を開始する請求項3記載の無線通信装置。
  7. 間欠受信のオフ時間を制御する間欠時間制御回路をさらに備え、前記電源制御回路による前記受信回路ブロック、前記復調回路ブロックおよび前記識別信号判定回路ブロックのいずれかの電源供給の停止による受信中止に応答して、前記間欠時間制御回路は、前記間欠受信のオフ時間を一定時間だけ延ばし、受信終了に応答して前記間欠受信のオフ時間を最小値にもどすように前記タイマ回路のタイマ設定時間を制御する請求項1記載の無線通信装置。
  8. 間欠受信のオフ時間を制御する間欠時間制御回路をさらに備え、前記電源制御回路による前記受信回路ブロックおよび前記復調回路ブロックのいずれかの電源供給の停止による受信中止に応答して、前記間欠時間制御回路は、前記間欠受信のオフ時間を一定時間だけ延ばし、受信終了に応答して前記間欠受信のオフ時間を最小値にもどすように前記タイマ回路のタイマ設定時間を制御する請求項2記載の無線通信装置。
  9. 間欠受信のオフ時間を制御する間欠時間制御回路をさらに備え、前記電源制御回路による前記受信回路ブロックおよび前記識別信号判定回路ブロックのいずれかの電源供給の停止による受信中止に応答して、前記間欠時間制御回路は、前記間欠受信のオフ時間を一定時間だけ延ばし、受信終了に応答して前記間欠受信のオフ時間を最小値にもどすように前記タイマ回路のタイマ設定時間を制御する請求項3記載の無線通信装置。
  10. 送信起動信号により送信信号を発生し、前記アンテナを通して送信する送信回路と、前記アンテナを前記受信回路ブロックと前記送信回路とに選択的に接続することにより送信と受信を切り替えるアンテナスイッチとをさらに備えた請求項1,2または3記載の無線通信装置。
  11. 受信回路ブロック、復調回路ブロックおよび識別信号判定回路ブロックを有し間欠受信を行う無線通信装置への電源供給を制御する間欠受信制御方法であって、
    受信する電波の強度を示す受信電界強度信号と、復調される復調信号中のノイズレベルを示す雑音検出信号と、前記復調信号に含まれる識別信号とを基に、前記受信電界強度信号が所定の閾値より小さいかどうかを判定し、前記受信電界強度信号が所定の閾値より小さいときに前記受信回路ブロックへの電源供給を停止し、つぎに前記雑音検出信号が所定の閾値より大きいかどうかを判定し、前記雑音検出信号が所定の閾値より大きいときに前記復調回路ブロックへの電源供給を停止し、つぎに前記識別信号が所望の相手局を示しているかどうかを判定し、前記識別信号が所望の相手局を示していないときに前記識別信号判定回路ブロックへの電源供給を停止する間欠受信制御方法。
  12. 前記雑音検出信号が所定の閾値より大きいときに前記受信回路ブロックへの電源供給を停止し、前記識別信号が所望の相手局を示していないときに前記受信回路ブロックへの電源供給を停止するとともに、前記復調回路ブロックへの電源供給を停止する請求項11記載の間欠受信制御方法。
  13. 受信回路ブロックおよび復調回路ブロックを有し間欠受信を行う無線通信装置への電源供給を制御する間欠受信制御方法であって、
    受信する電波の強度を示す受信電界強度信号と、復調される復調信号中のノイズレベルを示す雑音検出信号とを基に、前記受信電界強度信号が所定の閾値より小さいかどうかを判定し、前記受信電界強度信号が所定の閾値より小さいときに前記受信回路ブロックへの電源供給を停止し、つぎに前記雑音検出信号が所定の閾値より大きいかどうかを判定し、前記雑音検出信号が所定の閾値より大きいときに前記復調回路ブロックへの電源供給を停止する間欠受信制御方法。
  14. 前記雑音検出信号が所定の閾値より大きいときに前記受信回路ブロックへの電源供給を停止する請求項13記載の間欠受信制御方法。
  15. 受信回路ブロック、復調回路ブロックおよび識別信号判定回路ブロックを有し間欠受信を行う無線通信装置への電源供給を制御する間欠受信制御方法であって、
    受信する電波の強度を示す受信電界強度信号と、復調信号に含まれる識別信号とを基に、前記受信電界強度信号が所定の閾値より小さいかどうかを判定し、前記受信電界強度信号が所定の閾値より小さいときに前記受信回路ブロックへの電源供給を停止し、つぎに前記識別信号が所望の相手局を示しているかどうかを判定し、前記識別信号が所望の相手局を示していないときに前記識別信号判定回路ブロックへの電源供給を停止する間欠受信制御方法。
  16. 前記識別信号が所望の相手局を示していないときに前記受信回路ブロックへの電源供給を停止するとともに、前記復調回路ブロックへの電源供給を停止する請求項15記載の間欠受信制御方法。
  17. 受信回路ブロック、復調回路ブロック、識別信号判定回路ブロックおよび音声回路ブロックを有し間欠受信を行う無線通信装置への電源供給を制御する間欠受信制御方法であって、
    受信する電波の強度を示す受信電界強度信号と、復調される復調信号中のノイズレベルを示す雑音検出信号と、前記復調信号に含まれる識別信号とを基に、前記受信電界強度信号が所定の閾値より大きいかどうかを判定し、前記受信電界強度信号が所定の閾値より大きいときに前記復調回路ブロックへの電源供給を開始し、つぎに前記雑音検出信号が所定の閾値より小さいかどうかを判定し、前記雑音検出信号が所定の閾値より小さいときに前記識別信号判定回路ブロックへの電源供給を開始し、つぎに前記識別信号が所望の相手局を示しているかどうかを判定し、前記識別信号が所望の相手局を示しているときに前記音声回路ブロックへの電源供給を開始する間欠受信制御方法。
  18. 受信回路ブロック、復調回路ブロックおよび音声回路ブロックを有し間欠受信を行う無線通信装置への電源供給を制御する間欠受信制御方法であって、
    受信する電波の強度を示す受信電界強度信号と、復調される復調信号中のノイズレベルを示す雑音検出信号とを基に、前記受信電界強度信号が所定の閾値より大きいかどうかを判定し、前記受信電界強度信号が所定の閾値より大きいときに前記復調回路ブロックへの電源供給を開始し、つぎに前記雑音検出信号が所定の閾値より小さいかどうかを判定し、前記雑音検出信号が所定の閾値より小さいときに前記音声回路ブロックへの電源供給を開始する間欠受信制御方法。
  19. 受信回路ブロック、復調回路ブロック、識別信号判定回路ブロックおよび音声回路ブロックを有し間欠受信を行う無線通信装置への電源供給を制御する間欠受信制御方法であって、
    受信する電波の強度を示す受信電界強度信号と、復調信号に含まれる識別信号とを基に、前記受信電界強度信号が所定の閾値より大きいかどうかを判定し、前記受信電界強度信号が所定の閾値より大きいときに前記識別信号判定回路ブロックへの電源供給を開始し、つぎに前記識別信号が所望の相手局を示しているかどうかを判定し、前記識別信号が所望の相手局を示しているときに前記音声回路ブロックへの電源供給を開始する間欠受信制御方法。
  20. 前記受信回路ブロックは周期的に電源供給が開始される請求項17、18または19記載の間欠受信制御方法。
  21. 受信信号が所定時間以上受信されないときに、間欠受信のオフ時間を長く設定し、受信が終了または送信が終了してから所定時間の間は間欠受信のオフ時間を短く設定することを特徴とする請求項11、13、15、17、18又は19記載の間欠受信制御方法。
  22. 受信または送信が終了してから時間の経過とともに段階的に間欠受信のオフ時間を長く可変することを特徴とする請求項11、13、15、17、18又は19記載の間欠受信制御方法。
  23. 請求項1〜10のいずれかに記載の無線通信装置を半導体基板上に集積した無線通信用半導体集積回路装置。
  24. 請求項1〜10のいずれかに記載の無線通信装置を回路基板上に実装した無線通信用モジュール。
  25. 請求項1〜10のいずれかに記載の無線通信装置を用いた無線通信システム。
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