JP2006261846A - 情報処理装置および本情報処理装置にて行われる電源制御方法 - Google Patents
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Abstract
装置の電源状態を変更するとともに無線LAN機能をオン/オフ可能な情報処理装置およ
び該情報処理装置にて行われる電源制御方法を提供する。
【解決手段】 無線通信を実行可能な情報処理装置は、所定の周波数帯域の無線信号を用
いて無線通信を実行する無線通信部と、無線信号の強度を検出する検出部と、情報処理装
置のサスペンド状態時に検出部へ電源を供給するとともに、電源が供給された検出部にて
検出される無線信号の強度が所定の閾値よりも大きい値である場合、情報処理装置をサス
ペンド状態から少なくとも無線通信部に電源が供給される電源オン状態に遷移させる電源
制御部と、を具備する。
【選択図】 図3
Description
を実行可能な情報処理装置に関する。
たノートブック型パーソナルコンピュータが開発されている。この種のコンピュータは、
そのコンピュータが公衆無線LANサービスエリア内に存在する時は、インターネットな
どの外部ネットワークに無線接続することができる。
ュータも開発されている。この探索機能は、通常、無線通信デバイスと無線通信デバイス
を制御するソフトウェアとによって実現されている。このため、探索機能はコンピュータ
が電源オンされている状態では使用可能であるがコンピュータが電源オフされている状態
では使用することができない。また、例えば特許文献1には、移動局は、基地局から送信
されるビーコン信号のタイミングに同期して自動的に電源投入状態へ移行し、その後の一
定期間を基地局から送信されるデータを受信可能な期間とする移動局における間歇電源投
入型の電源制御方法について記載されている。
信されるビーコン信号のタイミングに従って間歇電源投入動作を行う必要がある。
ない場合、移動局側は基地局から送信されるデータを受信することができない。
応じて無線LAN機能が搭載される情報処理装置の電源状態を変更するとともに無線LA
N機能をオン/オフ可能な情報処理装置および該情報処理装置にて行われる電源制御方法
を提供することを目的とする。
可能な情報処理装置において、所定の周波数帯域の無線信号を用いて前記無線通信を実行
する無線通信部と、前記無線信号の強度を検出する検出部と、本情報処理装置のサスペン
ド状態時に前記検出部へ電源を供給するとともに、前記電源が供給された検出部にて検出
される無線信号の強度が所定の閾値よりも大きい値である場合、本情報処理装置を前記サ
スペンド状態から少なくとも前記無線通信部に電源が供給される電源オン状態に遷移させ
る電源制御部と、を具備することを特徴とする。
て無線通信を実行する無線通信部と無線信号の強度を検出する検出部とを有する情報処理
装置にて行われる電源制御方法において、前記情報処理装置のサスペンド状態時に前記検
出部へ電源を供給し、前記電源が供給された検出部にて検出される無線信号の強度が所定
の閾値よりも大きい値である場合、前記情報処理装置を前記サスペンド状態から少なくと
も前記無線通信部に電源が供給される電源オン状態にすることを特徴とする。
情報処理装置の電源状態をオン/オフするとともに無線LAN機能をオン/オフ可能とな
る。
いて説明する。情報処理装置は、例えば無線LANといった無線通信を実行する機能を有
する携帯型情報処理装置であり、ノートブック型パーソナルコンピュータ(以下、コンピ
ュータと称す。)1として実現されている。
ィスプレイユニット3を本体2に対して開いた状態の一例を示す斜視図である。
ニット3には、LCD(Liquid Crystal Display)4を有する表示装置が組み込まれてお
り、LCD4はディスプレイユニット3のほぼ中央に位置される。
る開放位置と本体2の上面を覆う閉塞位置との間を回動自由に取り付けられている。本体
2は略箱形の形状を有しており、本体2の上面にはキーボード5、コンピュータ1の電源
オン/オフするためのパワーボタン6等が配置される。パワーボタン6はコンピュータ1
を使用開始する際、押し下げ操作される。
エリア検出スイッチ34、インジケータ7等が設けられている。
34およびインジケータ7は、ディスプレイユニット3が本体2に対して閉塞位置にある
状態であってもユーザによって操作されることが可能であるように、ディスプレイユニッ
ト3が閉塞位置にある状態で外部に露出される例えば本体2の側面、前面等に配置される
。
34およびインジケータ7の機能は、後述にて詳細に説明する。
無線LANサービスエリアといった無線サービスエリアとの無線通信を実行する無線通信
部として、例えば無線LANデバイス24が搭載されている。次に、コンピュータ1の構
成について説明する。
ィックスコントローラ15およびI/O(Input/Output)ハブ20が接続されている。
はメインメモリ13へのアクセスを制御するメモリコントローラを内蔵する。
0は外部記憶装置であるHDD21からメモリバス14を介してメインメモリ13にロー
ドされる、オペレーティングシステム(OS)13b、アプリケーションプログラム、無
線LANデバイス省電力ユーティリティプログラム13c等を実行する。無線LANデバ
イス省電力ユーティリティ13cについては後述にて説明する。
tem BIOS(Basic Input Output System)13aを実行する。
グラフィクスコントローラ15はLCD4にデジタル表示信号を出力する。グラフィクス
コントローラ15にはビデオメモリ(VRAM)17が接続されており、グラフィックス
コントローラ15はOS/アプリケーションプログラムによってビデオメモリ17に描画
されたデータをLCD4に表示する。
ブ(第二のブリッジ回路)20は、LPC(Low pin count)バス26に接続される各デ
バイスおよびPCI(Peripheral Component Interconnect)バス19に接続される各デ
バイスを制御する。
コントローラを内蔵している。I/Oハブ20は、シリアルATA規格をサポートするシ
リアルATAバス21aを介して外部記憶装置でありシリアルATA規格をサポートする
HDD21と接続される。
オペレーティングシステム(OS)13b、アプリケーションプログラム、無線LANデ
バイス省電力ユーティリティプログラム13cおよびアプリケーションを使用することで
生成されたデータ等が記憶される。
れる。
介して接続される。オーディオコーディック23は、サウンド入出用のコーディックの一
種である。オーディオコーディック23は、入出力されるサウンドのコーディック部等を
有する。
はオーディオコーディック23にて生成されたサウンド信号を増幅する。AMP25aに
よって増幅されたサウンド信号はスピーカに送出され、スピーカは可聴周波数帯の音波を
出力する。
lock)29aが内蔵される。RTC29aは日時をカウントするモジュールであり、シス
テム電源オフ状態時においても例えば内蔵電池から供給される電源を用いて動作する。
される。
イスであり、例えばISM(Industrial Scientific and Medical)バンドといった2.
4GHz帯、または5.2GHz等の周波数帯域を用いて無線LANサービスエリアのア
クセスポイントとの無線通信を実行する。また、無線LANデバイス24はEC/KBC
28に接続される。
ドコントローラIC(EC/KBC)23が接続される。
BIOS−ROM27として使用される記憶媒体は、プログラムの書き換えが可能である
記憶媒体、例えばフラッシュメモリ等である。
ン実行ルーチンを体系化したプログラムである。System BIOS13aには、シ
ステムに対するパワーオン時に各種デバイスの初期化及びテストを行うIRTルーチンと
、各種ハードウェアを制御するためのドライバ群が含まれる。
力管理等を行うためのエンベデッドコントローラと、キーボード(KB)ユニット5を制
御するためのキーボードコントローラとが集積された1チップマイクロコンピュータであ
る。
r Supply Controller)30、ワイヤレスコミュニケーションスイッチ(WCS)33、
無線LANサービスエリア検出スイッチ(SW)34およびインジケータ7が接続される
。
源シーケンス制御機能、および電源ステータス通知機能等を有する。EC/KBC28に
はコンピュータ1の電源状態がいかなる状態であっても電力が供給される。
因となるウェイクアップイベントの発生を監視し、ウェイクアップイベント発生時にシス
テム管理割り込みSMI(System Management Interrupt)を用いてSystem BI
OS13aにイベントが発生した旨を通知する機能である。
0aのオン、本体2に対してディスプレイユニット3を閉状態から開状態にする操作に応
じたパネルスイッチ30bのオン等がある。
を有する。System BIOS13aはI/Oポートを介してEC/KBC28に設
けられるコンフィグレーションレジスタに対してリード/ライトを行うことで、発生した
イベントを示すステータスのリード、監視および通知するイベントの種類の設定を行う。
EC/KBC28とPSC30との間の通信はI2Cバスを介して行われる。
力をコンピュータ1内の各モジュールに供給する。二次電池32は交換可能に設けられる
。ACアダプタ31からコンピュータ1に電源が供給されている場合、ACアダプタ31
から供給される電力は、PSC30を介して二次電池32に蓄積される。
たことを検出する。EC/KBC28は、パワーボタン6が操作されたことを検出すると
、例えば本コンピュータ1のシステムに対して電源供給を開始するようにPSC30に通
知する。PSC30はEC/KBC28からの通知に基いて、ACアダプタ31または二
次電池32からコンピュータ1のシステムに対して電源供給を開始するように制御する。
無線LANサービスエリア検出スイッチ(WSDS)34およびインジケータ7を制御す
る機能を有する。
ス24の機能をオン/オフするために操作されるスイッチである。ワイヤレスコミュニケ
ーションスイッチ33は、無線LANデバイス24の機能オンを指示するオンステートと
、無線LANデバイス24の機能オフを指示するオフステートとの2つのステートを持つ
2ステートスイッチである。
ンスイッチ33がユーザによってオンステートに設定された場合、無線LANデバイス2
4の機能がオンされる。無線LANデバイス24の機能をオンにする方法の一つとして、
無線LANデバイス24に電力を供給する方法が考えられる。
ーションスイッチ16がユーザによってオフステートに設定された場合には、無線LAN
デバイス24の機能がオフされる。無線LANデバイス24の機能をオフにする方法の一
つとして、無線LANデバイス24への電力供給を停止する方法が考えられる。
るための探索機能の実行を指示する操作スイッチである。ユーザが無線LANサービスエ
リア検出スイッチ34を操作することで、公衆無線LANサービスエリア探索機能のオン
/オフが切り替えられる。公衆無線LANサービスエリア探索機能のオン/オフ切り替え
制御については、後述にて詳細に説明する。
送信される無線信号の強度に応じて、コンピュータ1の現在位置に対応する無線通信環境
を示すステータス情報を表示する表示デバイス(表示部)である。インジケータ7として
例えばLED(Light Emitting Diode)といった表示デバイスがある。
て受信される無線信号の電波強度のレベルを示す。
スペンド状態中にユーザによって無線LANサービスエリア検出スイッチ34のオン操作
された場合、無線LANアクセスポイントからの無線信号を受信して、受信した無線信号
の電波強度をステータス情報としてインジケータ7に表示する機能を有する。次に、無線
LANデバイス24の構成および無線LANデバイス24への電力供給制御について説明
する。
の一例について説明した図である。
出部123bおよび電力制御回路123cで構成される。PCIインターフェース100
は、無線LANデバイス24をPCIバス2に接続するために設けられるインターフェー
スである。電力制御回路123cは無線LANデバイス24を構成するコンポーネントへ
の電力供給を制御する回路である。
(Input/Output)デバイス200と、変調回路201と、デジタルアナログコンバータ
(DAC)202と、パワーアンプ203と、バンドパスフィルタ(BPF)204と、
パワーアンプ205と、パワーアンプ210と、バンドパスフィルタ211と、アナログ
デジタルコンバータ(ADC)212と、復調回路213とから構成されている。
ニットであり、スイッチ206と、バンドパスフィルタ207と、パワーアンプ208と
、バンドパスフィルタ209とから構成されている。
れる。データを送信する送信部は変調回路201、デジタルアナログコンバータ202、
パワーアンプ203、バンドパスフィルタ204およびパワーアンプ205で構成される
。また、データを受信する受信部はパワーアンプ208、バンドパスフィルタ209、パ
ワーアンプ210、バンドパスフィルタ211、アナログデジタルコンバータ212およ
び復調回路213で構成される。受信部に含まれるパワーアンプ208およびバンドパス
フィルタ209は、アンテナ24aを介して受信された無線信号の信号レベルを検出する
検出機能を有している。したがって、パワーアンプ208およびバンドパスフィルタ20
9は、通信部123aと信号検出部123bとで共用される。
タは、PCIインターフェース100および物理層I/Oデバイス200を介して変調回
路201に入力され、変調される。物理層I/Oデバイス200は、PCIバス19に接
続されるPCIコネクタに無線LANデバイス24を接続するインターフェースである。
2に入力され、デジタル−アナログ変換される。DAC202によるデジタル−アナログ
変換処理によって得られた信号は、パワーアンプ203に入力されて、信号の利得が制御
される。パワーアンプ203による利得制御処理によって得られた信号は、バンドパスフ
ィルタ(BPF)204に入力され2.4GHzの周波数帯域の信号が抽出される。
205に入力され信号の利得が制御される。パワーアンプ205よる利得制御によって得
られた信号は、スイッチ206を介してバンドパスフィルタ207に入力され2.4GH
zの周波数帯域の信号が抽出される。信号を送出する場合、スイッチ206は、パワーア
ンプ205およびバンドパスフィルタ207を接続するように切り換えられる。バンドパ
スフィルタ207による信号抽出処理によって得られた信号は、アンテナ1を介して例え
ば無線LANアクセスポイントに送信される。
を介して受信された無線信号はバンドパスフィルタ207に入力され、バンドパスフィル
タ207は2.4GHzの周波数帯域の無線信号を抽出する。バンドパスフィルタ207
による信号抽出処理によって得られた無線信号は、スイッチ206を介してパワーアンプ
208に入力される。
アンプ208を接続するように切り換えられる。パワーアンプ208による利得制御によ
って得られた無線信号は、バンドパスフィルタ209に入力されて、バンドパスフィルタ
209は2.4GHzの周波数帯域の無線信号を抽出する。バンドパスフィルタ209に
よる信号抽出処理によって得られた無線信号は、パワーアンプ210に入力される。
211を介して、アナログデジタルコンバータ(ADC)212に入力され、ADC21
2はアナログ−デジタル変換を行う。ADC212によるアナログーデジタル変換処理に
よって得られたデジタル信号は、復調回路213に入力されて復調される。復調回路21
3による復調処理によって得られた信号は物理層I/Oデバイス200およびPCIイン
ターフェース100を介してCPU10に送出される。
オードを介してEC/KBC28にも入力される。
および表示制御部122cで構成される。ADC122aおよび通知部122bは無線信
号の強度を検出するために用いられる無線信号検出部の一部である。
を介してADC122aに入力される。ADC122aはバンドパスフィルタ209によ
って抽出された信号をアナログ−デジタル変換する。
示制御部122cに入力される。
評価する。表示制御部122cは受信された無線信号の強度(電界強度)に対応するステ
ータス情報をインジケータ7に表示するステータス表示機能を有する。
ケータ7を点灯する。また、表示制御部221はデジタル信号が所定の閾値以下の場合、
例えばインジケータ7を点滅する。表示制御部221は検出された信号レベルに応じて、
インジケータ7の発光色を変更することも可能である。
する。通知部122bは受信された無線信号の強度に対応する信号レベルに応じてPSC
30にPME(Power Management Event)信号を送出する。通知部122bからPME信
号を送出するタイミング等については後述にて詳細に説明する。
は通信部123aにはPCIインターフェース100および電力制御回路123cを介し
て電力を供給し、信号検出部123bにはPCIインターフェース100を介さずに電力
を供給する。
場合にPCIインターフェース100および電力制御回路123cを介して通信部123
aに電力を供給することが可能である。電力制御回路123cはコンピュータ1の電源状
態がオン状態であるときに無線LANドライバ401から送出されるコマンドによって制
御される。
あるときにPCIインターフェース100を介さずに信号検出部123bに電力を供給す
ることが可能である。
ANサービスエリア検出機能をオンにするように無線LANサービスエリア検出スイッチ
34を操作すると、EC/KBC28は無線LANサービスエリア検出スイッチがオン操
作されたことを検出する。EC/KBC28は無線LANサービスエリア検出スイッチの
オン操作を検出するとPSC30に信号検出部123bに電力を供給するように指示する
。PSC30はEC/KBC28からの指示に基づいて信号検出部123bに電力を供給
する。
/KBC28の状態は電力が供給されている状態となる。信号検出部123bおよびEC
/KBC28に電力が供給されると、無線LANサービスエリア検出機能がオンになると
ともに、コンピュータ1の現在位置に対応する無線通信環境をインジケータ7に示すステ
ータス表示機能がオンになる。ステータス表示機能の使用方法の一例について説明する。
無線LANサービスエリアと無線通信が可能か否かを判別するとき、例えばディスプレイ
ユニットを閉塞位置の状態から開放位置の状態にする操作およびコンピュータを電源オン
状態にする操作を行う必要がある。
ア検出スイッチ34を操作すると、コンピュータ1の電源状態がオフ状態、サスペンド状
態であっても、信号検出部123bに電力が供給される。従って、ユーザはコンピュータ
1に設けられるパワーボタン6を操作することで電源状態をオン状態にすることなく、コ
ンピュータ1の現在位置に対応する無線通信環境を知ることが可能となる。
に対して閉塞位置の状態である。インジケータ7はディスプレイユニット3が本体2に対
して閉塞位置にある状態であってもユーザによって見られることが可能な位置に配置され
ているので、ユーザはコンピュータ1のディスプレイユニット3を本体2に対して開くこ
となく、インジケータ7を見ることでステータス情報を確認することが可能となる。次に
、電源状態と無線LANデバイス24の電源状態との関係について説明する。
例について説明する図である。
よびオフ(電源オフ)状態ST3の電源状態をとる。
anced Configuration and Power Interface
Specification)仕様について説明する。
状態に復帰させるまでの時間の短縮等を図るための技術である。
ステートとして、複数のスリープ状態が規定されている。
態(システムの電源が入っており、ソフトウェアが実行中の状態)、S5はオフ状態(ソ
フトウェアの実行が終了し、システムの電源が入っていない状態)であり、S1からS4
はS0からS5の間の状態(スリープ状態と呼ぶ、ソフトウェアの実行状態を保持しつつ
システムの動作が停止している状態)である。
各チップセット等)の内容(コンテキスト)および、それらに供給される電源は保持され
ている。ただし、CPUに対するクロックの供給が停止される。S1での消費電力はスリ
ープ状態の中で最大だが高速にS0へ戻ることが可能である。
要する消費電力と比較して、S2の要する消費電力は減少する。
メモリ(および一部のチップセット)に記憶されている内容が保持される。S3で必要な
消費電力はS2で必要な消費電力と比較してさらに少なくなる。
age)にメインメモリ等の内容が保存され、不揮発性記憶装置以外のコンポーネントへ
の電源供給は停止される。S4の消費電力はスリープ中の消費電力の中で最小(S5の状
態に等しい)だが、S0へ復帰するのにスリープ状態の中で最も時間を要する。つまりス
リープ状態の中で、最も「深い」スリープ状態である。
保存されており、S1ないしS4からS0への復帰時には、保存されている内容が復元さ
れるので、S0復帰後にソフトウェアの継続的動作が可能である。
間の大小関係は、次の通りである。
ンピュータ1のシステムを構成するほとんどのコンポーネントに原則、電力が供給される
。従って、無線LANデバイス24を構成する通信部123aおよび信号検出部123b
に電力が供給され、原則、無線LANデバイス24の機能がオンとなる。
ションスイッチ33がユーザによってオフステートに設定された場合には、無線LANデ
バイス24を構成する通信部123aおよび信号検出部123bへの電力供給が停止され
る。
システムを構成するコンポーネントへの電力供給が原則、停止される。
ように、信号検出部123bに電力が供給される。
ある。サスペンド状態ST2は、メインメモリ13に記憶されている内容を保持するため
にメインメモリ13に電力が供給されている状態、または、ハードディスク等の不揮発性
記憶装置にメインメモリ等の内容が保存された後、不揮発性記憶装置へ電力を供給する状
態である。
である通信部123aへの電力供給が停止される。無線LANサービス検出スイッチ34
がオン操作されると、前述にて説明したように信号検出部123bに電力が供給される。
次に、コンピュータ1が無線LANサービスエリア外からサービスエリア内に入った場合
におけるコンピュータ1のシステム動作について説明する。
場合における、コンピュータ1のシステム動作を説明するフローチャートの一例である。
。コンピュータ1に設けられる無線LANサービス検出スイッチ34はオン操作された状
態である。すなわち、信号検出部123bおよびEC/KBC28に電力が供給されてい
る。
トから送出される無線信号を受信し、ADC122cによって変換されたデジタル信号を
通知部122bは受け取る。通知部122bは受け取ったデジタル信号を評価し、デジタ
ル信号の強度が所定の閾値以上ならば、PSC30にPME信号を送出する(ステップ
S100 Yes)。
ンピュータ1を構成するコンポーネント群のうち、CPU10、ホストハブ11、I/O
ハブ20、メインメモリ13等に電力を供給する。コンピュータ1の電源状態がサスペン
ド状態の中のハイバネーション状態である場合、HDD21にも電力が供給される。
移開始する(ステップ S101)。
S13aはシステムウェイクアップ要因を判定する。System BIOS13aは、
システムウェイクアップ要因が通知部122bからの通知であると判定した場合(ステッ
プ S102 Yes)、PSC30はPCIインターフェース100を介して通信部1
23aに電力を供給する(ステップ S103)。
の通知であると判定しなかった場合(ステップ S102 No)、System BI
OS13aはシステムウェイクアップ要因がRTC29aにてカウントする時刻と設定し
た時刻とが一致したことであるか否かを判定する(ステップ S104)。System
BIOS13aは、システムウェイクアップ要因がRTC29aにてカウントする時刻
と設定した時刻とが一致したことであると判定した場合(ステップ S104 Yes)
、PSC30はPCIインターフェース100を介して通信部123aに電力を供給する
(ステップ S103)。RTC29aにてカウントする時刻と設定した時刻との一致に
よるシステムウェイクアップについての説明は後述にて説明する。コンピュータ1の電源
状態は通信部123aに電力が供給されるとオン状態ST1となる。
ウントする時刻と設定した時刻とが一致したという要因であると判定しなかった場合(ス
テップ S104 No)、コンピュータ1の電源状態はオン状態となる。次に、コンピ
ュータ1の電源状態がオン状態ST1に遷移した後のシステム動作について説明する。
した後のシステム動作について説明するフローチャートの一例である。
いる状態において、無線機能を使用するアプリケーションの実行を開始する(ステップ
S201)。無線機能を使用するアプリケーションの一例として、例えばメールアプリケ
ーション、インターネット上の所定のサーバからデータをダウンロード、または所定のサ
ーバへデータをアップロードするアプリケーション等が挙げられる。
イス24が受信した無線信号の電界強度の評価は行われる。アプリケーションプログラム
の実行中において、通知部122bがデジタル信号の強度が所定の閾値以上であると判定
した場合(ステップ S202 No)、アプリケーションプログラムの実行は終了され
ることなく続けられる(ステップ S205)。
プ S206 Yes)、OS13bは無線LANドライバ401に通信部123aへの
電力供給を停止するように通知する。OS13bが、アプリケーションプログラムの実行
が終了したと判定していない場合(ステップ S206 No)、ステップS202の処
理に戻る。
を使用する所定の処理を終えた後に終了される。例えば、アプリケーションプログラムが
予めユーザによって設定されたメールの送受信といった所定の処理を終えた後にアプリケ
ーションプログラムの実行が終了される。無線LANドライバ401はOS13bからの
通知に基づき、電力制御回路123cにコマンドを送出することで通信部123aへの電
力供給を停止する(ステップ S207)。
を通知する。System BIOS13aはこの通知を受けると、システムウェイクア
ップ処理が再び開始される時刻を設定する(ステップ S208)。この設定された時刻
データは例えばCMOS29等に記憶される。
System BIOS13aは、例えばコンピュータ1が無線LANサービスエリア内
に入りウェイクアップ処理を行うことでサスペンド状態から遷移されたオン状態から、再
びサスペンド状態に遷移した時刻("サスペンド処理が終了した時刻"、と称する。)を例
えばCMOS29に記憶する。
ン状態へウェイクアップ後にオン状態からサスペンド状態に遷移した時刻から再度サスペ
ンド状態からオン状態へのウェイクアップ処理の開始時刻までの時間("再ウェイクアッ
プを開始するまでの時間"、と称する。)を予め設定しておく。ユーザはこの時間を例え
ばコンピュータ1のOSを起動する前にBIOSの設定画面を通じて設定する、またはコ
ンピュータ1のOSを起動した後にユーティリティを起動してこの時間を設定する。この
設定された時間は例えばCMOS29に記憶される。
イクアップを開始するまでの時間"を加算することでステップS208にて設定される時
刻を算出する。
設定すると、サスペンド処理を開始する(ステップ S209)。System BIO
S13aによるサスペンド処理後、コンピュータ1の電源状態はオン状態ST1からサス
ペンド状態ST2へと遷移する。
が所定の閾値以上であると判定しない、つまりデジタル信号の強度が閾値未満であると判
定し(ステップ S202 Yes)、所定の時間が経過した場合(ステップ S203
Yes)、System BIOS13bはデジタル信号の強度が所定の閾値未満であ
ることを認識する。アプリケーションプログラムの実行中において、通知部122bがデ
ジタル信号の強度が所定の閾値未満であると判定し(ステップ S202 Yes)、所
定の時間が経過していない場合(ステップ S203 No)、ステップS202の処理
が引き続き行われる。
ことを認識すると、OS13bにアプリケーションプログラムの実行を終了するように通
知する。OS13bはアプリケーションプログラムの実行の終了の通知を受け取ると、ア
プリケーションプログラムの実行を終了させる(ステップ S204)。
OS13bは無線LANドライバ401に通信部123aへの電力供給を停止するように
通知する。無線LANドライバ401はOS13bからの通知に基づき、電力制御回路1
23cにコマンドを送出することで通信部123aへの電力供給を停止する(ステップ
S210)。
を通知する。System BIOS13aは、サスペンド処理を開始する(ステップ
S211)。System BIOS13aによるサスペンド処理後、コンピュータ1の
電源状態はオン状態ST1からサスペンド状態ST2へと遷移する。
em BIOS13bがデジタル信号の強度が所定の閾値未満であることを認識する処理
、ステップS204、ステップS210およびステップS211の処理は、コンピュータ
1が無線LANサービスエリア内からサービスエリア外に出た場合に行われる処理である
。次に、ステップS209の処理後にコンピュータ1の電源状態がサスペンド状態ST2
に遷移した後のシステム動作について説明する。
作について説明するフローチャートの一例を示す図である。
した後、System BIOS13aはステップS208にて設定された時刻とRTC
にてカウントした時刻とが一致したか否かを判定する(ステップ S301)。Syst
em BIOS13aがステップS208にて設定された時刻とRTCにてカウントした
時刻とが一致したと判定した場合(ステップ S301 Yes)、System BI
OS13aはシステムウェイクアップ処理を行う。System BIOS13aはEC
/KBC28にシステムウェイクアップ処理を行う旨を通知する。EC/KBC28はP
SC30にコンピュータ1を構成するコンポーネント群に電力を供給するように通知する
。
ンポーネント群のうちCPU10、ホストハブ11、I/Oハブ20、メインメモリ13
等に電力を供給する。コンピュータ1の電源状態がハイバネーション状態である場合、H
DD21にも電力が供給される(ステップ S302)。
る。コンピュータ1の電源状態がオン状態ST1に遷移開始すると、System BI
OS13aはシステムウェイクアップ要因を判定する。System BIOS13aは
、システムウェイクアップ要因が通知部122bからの通知であると判定した場合(ステ
ップ S303 Yes)、PSC30はPCIインターフェース100を介して通信部
123aに電力を供給する(ステップ S304)。
の通知であると判定しなかった場合(ステップ S303 No)、System BI
OS13aはシステムウェイクアップ要因がRTC29aにてカウントする時刻と設定し
た時刻とが一致したという要因であるか否かを判定する(ステップ S305)。Sys
tem BIOS13aは、システムウェイクアップ要因がRTC29aにてカウントす
る時刻と設定した時刻とが一致したという要因であると判定した場合(ステップ S30
5 Yes)、PSC30はPCIインターフェース100を介して通信部123aに電
力を供給する(ステップ S304)。コンピュータ1の電源状態は通信部123aに電
力が供給されるとオン状態ST1となる。コンピュータ1の電源状態がオン状態ST1に
なった後、コンピュータ1のシステムは図7のフローチャートを用いて説明した動作を実
行する。
コンピュータ1が無線LANサービスエリア外からサービスエリア内に入った場合におけ
るサスペンド状態ST2からオン状態ST1へのウェイクアップ機能は、図8に示される
ウィンドウをコンピュータ1の電源状態がオン状態にてLCD4に表示させ、このウィン
ドウを用いてイネーブルまたはディセーブに設定される。次に、図3を用いて説明した無
線LANデバイス24への電力供給制御の変形例について説明する。
す図である。
供給される電力を図9においては送信部123dおよび受信部123eに別個に供給する
点である。
ドライバ401から電力制御回路123cに送信されるコマンドによってPSC30から
PCIインターフェース100を介して電力制御回路123cに供給される電力を、送信
部123dおよび受信部123eに供給する、送信部123dにのみ供給する、または受
信部123eのみに供給する、といった制御を行う。
作された状態のコンピュータ1が無線LANサービスエリア外からサービスエリア内に入
った場合においてサスペンド状態ST2からオン状態ST1へウェイクアップした後、以
下に説明するような電力制御を行うことが可能となる。
用いるアプリケーションプログラムを実行する際、アプリケーションプログラムが無線L
ANサービスエリア内に設けられるアクセスポイントから送信されるデータを受信だけす
る場合、電力制御回路123cを制御することで受信部123cにのみ電力供給すればよ
い。この場合、送信部123dに供給される電力分だけ省電力化を図ることが可能となる
。
機能を用いるアプリケーションプログラムを実行する際、アプリケーションプログラムか
ら無線LANサービスエリア内に設けられるアクセスポイントにデータを送信だけする場
合、電力制御回路123cを制御することで送信部123cにのみ電力供給すればよい。
この場合、受信部123eに供給される電力分だけ省電力化を図ることが可能となる。
コンピュータ1が無線LANサービスエリア外からサービスエリア内に入った場合におい
てサスペンド状態ST2からオン状態ST1へウェイクアップした後、例えば無線LAN
デバイス24内の送信部123dおよび受信部123eに別個に電力供給させる機能は、
図10に示されるウィンドウをコンピュータ1の電源状態がオン状態にてLCD4に表示
させ、このウィンドウを用いて設定される。図10に示されるウィンドウは図2にて説明
した省電力ユーティリティ13cが有するGUIである。次に、第二の実施形態について
説明する。
である。
がEC/KBC28に接続されず、無線LANデバイス24に接続される点である。次に
、第二の実施形態における無線LANデバイス24のハードウェア構成例について説明す
る。
バイス24への電力供給制御の一例について説明した図である。
、通知部122bおよび表示制御部122cをEC/KBC28内に設けずに無線LAN
デバイス24内の信号検出部123b内にADC220、通知部221および表示制御部
222を設け、通知部221とEC/KBC28とを接続した構成である。
。通知部221は受信された無線信号の強度に対応する信号レベルに応じてEC/KBC
28に所定の信号を送出する。EC/KBC28は通知部221から送出される所定の信
号を受けると、PSC30にPME(Power Management Event)信号を送出する。PSC
30がEC/KBC28から送出されるPME信号を受けた後、図3、図5ないし図7を
用いて説明した処理が行われる。次に、図12を用いて説明した無線LANデバイス24
への電力供給制御の変形例について説明する。
を示す図である。
3aに供給される電力を図13においては送信部123dおよび受信部123eに別個に
供給する点である。なお、図13を用いて説明する電力供給制御の考え方は、図9を用い
て説明した電力制御方法の考え方に基づいているので、これ以上の説明は図9を用いた説
明を参照されたい。
本発明に関わる情報処理装置であるコンピュータ1は無線LANサービスエリア内のアク
セスポイントから送信される無線信号の強度を検出することが可能となり、無線信号の強
度に応じて無線LANサービスエリア内外を判断することが可能となる。
ータ1の電源状態をサスペンド状態から電源オン状態へと復帰するとともに、コンピュー
タ1の有する無線LANデバイス24内の通信部123aに電源が供給されるので、無線
LANサービスエリア内のアクセスポイントと無線通信可能となる。
イス24内の通信部123aの電源をオンとするので、無線LANサービスエリア外では
通信部123aに供給されるべき電力量が消費されず、省電力化を図ることが可能となる
。
無線信号の電界強度を検出するために無線LANデバイスを構成する一部のコンポーネン
トに電力を供給することで構成としたが、無線信号の電界強度を検出するための検出部を
無線LANデバイスと別個に設け、無線LANデバイスと別個に設けられる検出部にサス
ペンド状態において電力を供給し無線信号の電界強度を検出する構成としてもよい。
場合にコンピュータ1の電源状態がサスペンド状態からオン状態へウェイクアップする構
成について説明した。しかしながら、コンピュータ1の電源状態がオフ状態時に無線信号
を検出する検出部に電力を供給する構成とすることで、オフ状態のコンピュータ1が無線
LANサービスエリア内に入った場合にコンピュータ1の電源状態がオフ状態からオン状
態へと起動(ブート)するという構成であってもよい。さらに、コンピュータ1の電源状
態が無線LANサービスエリア内に入りオフ状態からオン状態にブートした後に所定のア
プリケーションプログラムを起動する構成であってもよい。
るステータス情報を表示する構成について説明した。しかしながら、コンピュータ1が無
線LANサービスエリア内にてサスペンド状態からオン状態にウェイクアップした後に実
行される所定のアプリケーションプログラムの実行状態をインジケータ7は表示するとい
う構成であってもよい。この場合、アプリケーションプログラムが例えばメール送受信機
能を有するアプリケーションプログラムならば、インジケータ7は新着メール着信等の状
態を表示する、といったインジケータ7の使用方法が考えられる。さらに、インジケータ
7は無線LANサービスエリアが特定の契約プロバイダが提供している無線LANサービ
スエリアであるか否かを表示する、といったインジケータ7の使用方法も考えられる。
旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示され
ている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実
施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実
施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
7…インジケータ、10…CPU、11…ホストハブ、13…メインメモリ、
20…I/Oハブ、21…HDD、24…無線LANデバイス、28…EC/KBC、
29a…RTC、30…PSC、33…ワイヤレスコミュニケーションスイッチ、
34…無線LANサービスエリア検出スイッチ、122a…ADC、
122b…通知部、122c…表示制御部、
Claims (19)
- 外部機器と無線通信を行うことが可能な情報処理装置において、
所定の周波数帯域の無線信号を用いて前記無線通信を実行する無線通信部と、
前記無線信号の強度を検出する検出部と、
本情報処理装置のサスペンド状態時に前記検出部へ電源を供給するとともに、前記電源
が供給された検出部にて検出される無線信号の強度が所定の閾値よりも大きい値である場
合、本情報処理装置を前記サスペンド状態から少なくとも前記無線通信部に電源が供給さ
れる電源オン状態に遷移させる電源制御部と、
を具備することを特徴とする情報処理装置。 - 前記検出部の無線信号強度検出機能をオン/オフするスイッチをさらに具備し、
前記スイッチをオンにすると本情報処理装置の前記サスペンド状態時にて前記電源制御
部は前記検出部へ電源を供給することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 前記無線信号の強度に応じて前記無線信号レベルを表示する表示部をさらに具備し、
前記表示部は本情報処理装置が前記サスペンド状態時に前記検出部が検出した無線信号
の強度に応じた無線信号レベルを表示することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置
。 - 前記無線通信部にて実行される無線通信を用いるアプリケーションプログラムをさらに
具備し、
前記電源制御部が前記無線通信部に電源を供給した後に前記アプリケーションプログラ
ムは実行されることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 前記アプリケーションプログラムが所定の処理を実行した後、前記電源制御部は前記無
線通信部への電源供給を停止し、本情報処理装置を前記電源オン状態から前記サスペンド
状態に遷移させることを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。 - 前記電源制御部が本情報処理装置を前記電源オン状態にした後、サスペンド状態から電
源オン状態へのウェイクアップ処理を開始する時刻を設定する手段をさらに具備すること
を特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 前記電源制御部は本情報処理装置を前記電源オン状態にした後、サスペンド状態へと遷
移させ、前記設定されたウェイクアップ処理開始の時刻に応じて本情報処理装置を前記サ
スペンド状態から前記オン状態に遷移させることを特徴とする請求項6記載の情報処理装
置。 - 前記電源制御部が本情報処理装置を前記電源オン状態にした後、前記検出部が所定の閾
値よりも小さい値の無線信号の強度を所定の期間に亘って検出した場合、本情報処理装置
を前記サスペンド状態に遷移させることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 前記検出部にて検出される無線信号の強度が所定の閾値よりも大きい値である場合、前
記電源制御部が本情報処理装置を前記サスペンド状態から前記電源オン状態にする機能の
オン/オフを設定する手段をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の情報処理装
置。 - 前記無線通信部は送信部と受信部とを含み、
前記送信部および前記受信部への電源供給制御を個別に行うドライバをさらに具備する
ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 所定の周波数帯域の無線信号を用いて外部機器と無線通信を行う無線通信部と無線信号
の強度を検出する検出部とを有する情報処理装置にて行われる電源制御方法において、
前記情報処理装置がサスペンド状態時に前記検出部へ電源を供給し、
前記電源が供給された検出部にて検出される無線信号の強度が所定の閾値よりも大きい
値である場合、前記情報処理装置を前記サスペンド状態から少なくとも前記無線通信部に
電源が供給される電源オン状態にすることを特徴とする電源制御方法。 - 前記検出部の無線信号強度検出機能をオン/オフするスイッチをオンにすると前記情報
処理装置の前記サスペンド状態時にて前記電源制御部は前記検出部へ電源を供給すること
をと特徴とする請求項11記載の電源制御方法。 - 前記電源制御部が前記無線通信部に電源を供給した後に、前記無線通信部にて実行され
る無線通信を用いるアプリケーションプログラムが実行されることを特徴とする請求項1
2記載の電源制御方法。 - 前記アプリケーションプログラムが所定の処理を実行した後、前記電源制御部は前記無
線通信部への電源供給を停止し、前記情報処理装置を前記電源オン状態から前記サスペン
ド状態に遷移させることを特徴とする請求項13記載の電源制御方法。 - 前記電源制御部が前記情報処理装置を前記電源オン状態にした後、サスペンド状態から
電源オン状態へのウェイクアップ処理を開始する時刻を設定することを特徴とする請求項
11記載の電源制御方法。 - 前記電源制御部は前記情報処理装置を前記電源オン状態にした後、サスペンド状態へと
遷移させ、前記設定されたウェイクアップ処理開始の時刻に応じて前記情報処理装置を前
記サスペンド状態から前記電源オン状態に遷移させることを特徴とする請求項15記載の
電源制御方法。 - 前記電源制御部が前記情報処理装置を前記電源オン状態にした後、前記検出部が所定の
閾値よりも小さい値の無線信号の強度を所定の期間に亘って検出した場合、前記情報処理
装置を前記サスペンド状態に遷移させることを特徴とする請求項11記載の電源制御方法
。 - 前記無線通信部に含まれる送信部および受信部への電源供給制御をドライバによって個
別に行うことを特徴とする請求項11記載の電源制御方法。 - 外部機器と無線通信を行うことが可能な情報処理装置において、
所定の周波数帯域の無線信号を用いて前記無線通信を実行する無線通信部と、
前記無線信号の強度を検出する検出部と、
少なくとも前記検出部に電源が供給される第1の電源状態時に前記検出部にて検出され
る無線信号の強度が所定の閾値よりも大きい値である場合、前記第1の電源状態から少な
くとも前記無線通信部および前記検出部に電源が供給される第2の電源状態に遷移させる
電源制御部と、
を具備することを特徴とする情報処理装置。
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