JP2013025641A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】情報処理装置で生じる不要な電力消費を回避する。
【解決手段】所定の処理を行う情報処理装置であって、外部装置と無線通信を行う通信部と、通信部の動作を制御する第1の処理部と、情報処理装置の動作を制御して、所定の処理を実行する第2の処理部と、通信部の電源をオンまたはオフにする電源部とを有し、第2の処理部が所定の処理を実行中であるか否かを第1の処理部が第2の処理部に確認し、当該確認の結果、第2の処理部が所定の処理を実行中でない場合に、電源部は通信部の電源をオフにする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラムに関する。
近年、通信機能を有する情報処理装置において、処理をするデータ量、通信するデータ量の増大に伴い、情報処理機能、通信機能の向上が必要となってきている。一方で、情報処理装置への省エネルギー化要求を背景に、機能、性能を向上させながら、低消費電力化を図る必要も高まってきている。
このため、メインCPUの他、無線ネットワークに接続するための無線通信部を制御するためのCPU(ホスト部)を内蔵するマルチCPU方式に関する技術がある。例えば特許文献1では、メインCPUの他、無線ネットワークに接続するための無線通信部、及び、この無線通信部を制御するホスト部からなる通信装置において、各種の条件に応じて、ホスト部の主電源を制御する技術が開示されている。これにより、ホスト部をスリープ状態にしたり、ウェイクアップ状態にしたりすることが可能となり、消費電力を低減することができる。
また、特許文献2では、起動パケットに基づいてホスト部のスリープ状態とウェイクアップ状態とを切り替える方法として、ワイヤレスWakeOnLAN技術が開示されている。複数のCPUを搭載した通信機能を有する通信装置においては、ワイヤレスWakeOnLANの起動パケットに基づいて、無線通信部を制御するホスト部をスリープ状態からウェイクアップ状態にすることができる。
特表2007-506302号公報 特開2005-18377号公報
しかしながら、ワイヤレスWakeOnLANに対応した通信装置は、ホスト部を起動する必要がない状況であっても、起動パケットを受信するために無線通信部をオンにしていた。このため、待機時の消費電力が多くなってしまっていた。
上記の課題に鑑み、本発明は、情報処理装置の待機時における消費電力を抑えることを目的とする。
上記の目的を達成する本発明に係る情報処理装置は、
所定の処理を行う情報処理装置であって、
外部装置と無線通信を行う通信手段と、
前記通信手段の動作を制御する第1の処理手段と、
前記情報処理装置の動作を制御して、前記所定の処理を実行する第2の処理手段と、
前記通信手段の電源をオンまたはオフにする電源手段とを有し、
前記第2の処理手段が前記所定の処理を実行中であるか否かを前記第1の処理手段が前記第2の処理手段に確認し、当該確認の結果、前記第2の処理手段が前記所定の処理を実行中でない場合に、前記電源手段は前記通信手段の電源をオフにする
ことを特徴とする。
本発明によれば、情報処理装置の待機時における消費電力を抑えることができる。
第1実施形態に係る通信装置の構成図。 第1実施形態に係る処理の手順を示すフローチャート。 第2実施形態に係る出力内容を示す図。 第2実施形態に係る処理の手順を示すフローチャート。 第3実施形態に係る処理の手順を示すフローチャート 第3実施形態に係る無線LAN通信部2の状態に応じた設定の対応表。
(第1実施形態)
図1を参照して、本発明の第1実施形態に係る情報処理装置として機能する通信装置の構成を説明する。通信装置は、プロセッサシステム1と、無線LAN通信部2と、メモリ3と、外部接続部4と、出力部5と、入力部6とを備える。プロセッサシステム1の詳細な構成は後述する。無線LAN通信部2は、IEEE802.11nに準拠した無線通信を行う。メモリ3は、本発明に係る様々な処理を実行するプログラムや各種データを記憶する。外部接続部4は、通信装置の外部と接続する。出力部5は、通信装置の状態を示す情報や各種データを出力する。入力部6は、ユーザにより指示される各種設定を示す情報や、各種データを入力する。
以下、プロセッサシステム1について詳細に説明する。プロセッサシステム1は、通信専用CPU101と、メインCPU102と、共有レジスタ103と、メモリコントローラ104と、無線LAN通信部用インタフェース105と、入力部用インタフェース106と、出力部用インタフェース107と、外部接続部用インタフェース108とを備える。またプロセッサシステム1は、通信専用CPU用電源制御部109と、メインCPU用電源制御部110と、無線LAN通信部用電源制御部111と、通信専用バス112と、メインバス113と、バスブリッジ114とをさらに備える。
通信専用CPU101(第1の処理部)は、通信装置における通信に関する情報を処理する。メインCPU102は、プロセッサシステム1の処理の中心を担い、各処理部の動作を制御する。メインCPU102(第2の処理部)は、各処理部の動作を制御して、例えば、本発明に係る通信装置がプリンタに搭載される場合には印刷機能によりを実行したり、当該通信装置がデジタルカメラに搭載される場合には撮像機能により撮像処理を実行したり、撮像した画像を格納する処理を実行したりする。共有レジスタ103は、通信専用CPU101とメインCPU102との間で情報を共有するためのレジスタである。
メモリコントローラ104は、メモリ3を制御する。無線LAN通信部用インタフェース105は、無線LAN通信部2との間でデータを授受するためのインタフェースである。入力部用インタフェース106は、入力部6との間でデータを授受するためのインタフェースである。出力部用インタフェース107は、出力部5との間でデータを授受するためのインタフェースである。
外部接続部用インタフェース108は、外部接続部4との間でデータを授受するためのインタフェースである。通信専用CPU用電源制御部109は、通信専用CPU101の電源を制御する。メインCPU用電源制御部110は、メインCPU102の電源を制御する。無線LAN通信部用電源制御部111は、無線LAN通信部2の電源を制御する。通信専用バス112は、無線LAN通信部2の通信に係る処理部を接続する。バスブリッジ114は、通信専用バス112を流れるデータとメインバス113を流れるデータとを中継する。タイマ115は、様々な時間を計測する。なお、通信専用CPU用電源制御部109、メインCPU用電源制御部110、無線LAN通信部用電源制御部111は別個の制御部として記載されているが、1つの制御部がこれらの機能を有する構成であってもよい。
次に、図2のフローチャートを参照して、図1の通信装置の通信専用CPU101による処理の手順について説明する。初期状態においては、通信専用CPU101、メインCPU102、無線LAN通信部2の各電源はオンの状態であるものとする。
ステップS201において、タイマ115は、時間の計測を開始する。ステップS202において、通信専用CPU101は、無線LAN通信部2を起動パケット待ち状態にする。
ステップS203において、通信専用CPU101は、無線LAN通信部2がワイヤレスWakeOnLANの起動パケットを受信したか否か判定する。無線LAN通信部2がワイヤレスWakeOnLANの起動パケットを受信したと判定された場合(S203;YES)、S204へ進む。一方、無線LAN通信部2がワイヤレスWakeOnLANの起動パケットを受信してないと判定された場合(S203;NO)、S205へ進む。
ステップS204において、通信専用CPU101は、起動パケット待ち状態だった無線LAN通信部2を起動する。その後処理を終了する。
一方、ステップS205において、通信専用CPU101はタイマ115から計時情報を取得して、時間の計測を開始した時から所定時間が経過しているか否かを判定する。ここでは、例えば計時開始から10分が経過したか否かが判定される。すなわち起動パケットを所定時間受信していない状態であるか否かが判定される。なお、計測開始からの時間の設定情報はメモリ3に格納されており、タイマ115が計時を開始した際に通信専用CPU101がメモリ3から当該設定情報を取得するようにする。そして機器の状況に応じて、または、使用者の設定により、容易に当該設定情報を切り替えることが可能である。計時開始から所定時間が経過したと判定された場合(S205;YES)、S206へ進む。一方、計時開始から所定時間が経過していないと判定された場合(S205;NO)、S203へ戻る。
ステップS206において、通信専用CPU101は、無線LAN通信部2を電源オフにする可否をメインCPU102に問い合わせて確認する。
ステップS207において、通信専用CPU101は、当該確認の結果、メインCPU102から無線LAN通信部2の電源オフの許可を得たか否かを判定する。ここで、電源オフの許可は、メインCPU102が処理を実行中であるか否かに基づいて判定される。メインCPU102が処理を実行中であるである場合にはメインCPU102は無線LAN通信部2の電源オフの許可を出さない。本実施形態に係る通信装置が通信機能を有する印刷装置である場合には、例えばメインCPU102が印刷処理を実行中であるか否かにより電源オフの許否が得られる。また、本実施形態に係る通信装置が通信機能を有する撮像装置である場合には、例えばメインCPU102が撮像処理を実行中であるか否かにより電源オフの許否が得られる。なお、ここで挙げた以外の装置として本実施液体に係る通信装置が機能する場合であってもよく処理内容も様々な例が考えられる。電源オフの許可を得たと判定された場合(S207;YES)、S208へ進む。一方、電源オフの許可を得ていないと判定された場合(S207;NO)、S203へ戻る。
S208において、通信専用CPU101は、無線LAN通信部2の電源をオフにして良いかどうかを示す情報を、出力部用インタフェース107を介して、出力部5へ出力する。出力内容は、図3に示されるようなメッセージ画面をユーザへ通知する。図3に示される例では待ち状態が10分間継続している場合であるが、他の所定時間であってもよい。
S209において、通信専用CPU101は、S208における出力内容に対するユーザから電源オフの是非を示す応答として、入力部用インタフェース106を介して受付られた入力部6からの入力内容が電源オフであるか否かを判定する。入力内容が電源オフであると判定された場合(S209;YES)、S210へ進む。一方、入力内容が電源オフでないと判定された場合(S209;NO)、処理を終了する。
S210において、通信専用CPU101は、無線LAN通信部2の電源をオフにして処理を終了する。
以上により、ユーザの希望に応じて、無線LAN通信部2を起動パケット待ち状態と電源オフ状態とを容易に選択することが可能となるため、無線LAN通信部2の利用状況に応じて適切な省電力が達成できる。また、メインCPUの使用状態に応じて適切な省電力が達成できる。
本実施形態においては、初期状態におけるメインCPU102の状態が、動作状態であっても、省電力状態であっても、通信部の省電力効果は変わらない。これに対して、通信専用CPU101は、初期状態において、メインCPU102が省電力状態であるか否かを判断してもよい。そして、省電力状態であると判断された場合にS201以降の処理を開始してもよい。その場合は、ユーザが通信装置を使用していないケースが想定されるので、ユーザの利便性を損なうことを抑えることができ、かつ、メインCPU102の省電力と併せて、通信装置としてより一層省電力を達成できる。
(第2実施形態)
本実施形態に係る通信装置の構成は、第1実施形態で説明した図1の構成と同様である。図4のフローチャートを参照して、第2実施形態に係る通信専用CPU101による処理の手順を説明する。初期状態において、通信専用CPU101、メインCPU102、無線LAN通信部2の各電源はオンの状態であるものとする。
ステップS401において、タイマ115は、時間の計測を開始する。ステップS402において、通信専用CPU101は、無線LAN通信部用インタフェース105を経由して無線LAN通信部2から情報を得ることにより、無線LAN通信部2が通信相手と接続しているか否かを判定する。無線LAN通信部2が通信相手と接続していると判定された場合(S402;YES)、S403へ進む。一方、無線LAN通信部2が通信相手と接続していないと判定された場合(S402;NO)、S404へ進む。
ステップS403において、通信専用CPU101は、接続している通信相手に応じた省電力設定を実行する。ここで、通信相手に応じた省電力設定とは、例えば、無線LANアクセスポイントが指示する間隔での、間欠的な無線データの受信である。すなわち、周期的な電源オフである。周期的に電源をオフにして間欠的に無線データを受信する場合であっても無線の接続状態を維持することが可能ならば、電源をオンにしている時間が短くなる分だけ、省電力化が可能である。その後、処理を終了する。
一方、ステップS404において、通信専用CPU101は、無線LAN通信部2を起動パケット待ち状態にする。
ステップS405において、通信専用CPU101は、無線LAN通信部2がワイヤレスWakeOnLANの起動パケットを受信したか否か判定する。無線LAN通信部2がワイヤレスWakeOnLANの起動パケットを受信したと判定された場合(S405;YES)、S406へ進む。一方、無線LAN通信部2がワイヤレスWakeOnLANの起動パケットを受信してないと判定された場合(S405;NO)、S407へ進む。
ステップS406において、通信専用CPU101は、起動パケット待ち状態だった無線LAN通信部2を起動する。その後処理を終了する。
一方、ステップS407において、通信専用CPU101はタイマ115から計時情報を取得して、時間の計測を開始した時から所定時間が経過しているか否かを判定する。ここでは、例えば第1実施形態と同様に計時開始から10分が経過したか否かが判定される。計時開始から所定時間が経過したと判定された場合(S407;YES)、S408へ進む。一方、計時開始から所定時間が経過していないと判定された場合(S407;NO)、S402へ戻る。
ステップS408において、通信専用CPU101は、無線LAN通信部2を電源オフにする可否をメインCPU102に問い合わせる。ステップS409において、通信専用CPU101は、メインCPU102から無線LAN通信部2の電源オフの許可を得たか否かを判定する。ここで電源オフの許可の判定は第1実施形態と同様である。電源オフの許可を得たと判定された場合(S409;YES)、S410へ進む。一方、電源オフの許可を得ていないと判定された場合(S409;NO)、S402へ戻る。
ステップS410において、通信専用CPU101は、無線LAN通信部用電源制御部111を介して無線LAN通信部2の電源をオフにする。ステップS411において、通信専用CPU101は、メインCPU102に対して電源オフ要求を出す。電源オフ要求を受け取ったメインCPU102は、自身の電源をオフにできる場合に、メインCPU用電源制御部110を介して自身の電源をオフにする。
ステップS412において、通信専用CPU101は、最後に、通信専用CPU用電源制御部109を介して自身の電源をオフにする。以上で、全ての処理が終了する。
以上により、通信相手に接続しておらず、かつ、ワイヤレスWakeOnLANの起動パケットを所定所間受信しなかった場合、通信専用CPU101、メインCPU102、および無線LAN通信部2の電源をオフにすることが可能となる。本実施形態の適用例として、電池駆動機器で、無線LANを使用した後に電源をオフにすることを忘れた場合がある。通信相手に接続していない状態が一定時間経過する状況として、無線LAN通信部の電源の切り忘れが考えられ、そのような場合でも、自動で電源をオフにするので、省電力が達成できる。
なお、以上説明した省電力設定及び無線LAN通信部2の電源オフ処理は、通信専用CPU101のみで実行されるものに限定されず、メインCPU102が実行する構成であってもよい。
(第3実施形態)
本実施形態に係る通信装置の構成は、第1実施形態で説明した図1の構成と同様である。図5のフローチャートおよび図6を参照して、第3実施形態に係る通信専用CPU101による処理の手順を説明する。初期状態において、通信専用CPU101、メインCPU102、無線LAN通信部2の各電源はオンの状態であるものとする。本実施形態では、通信相手に接続しているか、通信相手に接続していなくても通信相手が周囲に存在するか、といった通信状況に応じた所定の条件(図6参照)に従って、メインCPU102へ無線LAN通信部2の電源をオフにしてよいか否かを確認し、その後の通信装置の動作が決定される。
ステップS501において、タイマ115は、時間の計測を開始する。ステップS502において、通信専用CPU101は、無線LAN通信部用インタフェース105を経由して無線LAN通信部2から情報を得ることにより、無線LAN通信部2が通信相手と接続しているか否かを判定する。無線LAN通信部2が通信相手と接続していると判定された場合(S502;YES)、S503へ進む。一方、無線LAN通信部2が通信相手と接続していないと判定された場合(S502;NO)、S504へ進む。
ステップS503において、通信専用CPU101は、メインCPU102の呼出し条件を第1の時間として例えば『23:00以降』に、メインCPU102の呼出し後の動作を『自動でオフ』に、復帰条件を第2の時間として例えば『6:00』に設定する。これにより、通信専用CPU101は、夜の23:00以降になるとメインCPUを呼び出して、無線LAN通信部2を自動でオフにし、翌朝の6:00になると無線LAN通信部2を自動でオンに復帰させるように設定する。その後、ステップS507へ進む。
一方、ステップS504において、通信専用CPU101は、通信相手が存在するか否かを判定する。通信相手が存在すると判定された場合(S504;YES)、ステップS505へ進む。一方、通信相手が存在しないと判定された場合(S504;NO)、ステップS506へ進む。
ステップS505において、通信専用CPU101は、メインCPU102の呼出し条件を例えば『60分後』に、メインCPU102の呼出し後の動作を『自動でオフ』に、復帰条件を『自動復帰なし』に設定する。これにより、60分後にメインCPU102を呼び出して、無線LAN通信部2を自動でオフにし、その後、自動では復帰させないように設定する。その後、ステップS507へ進む。
ステップS506において、通信専用CPU101は、メインCPU102の呼出し条件を『15分後』に、メインCPU102の呼出し後の動作を『電源オフを問合せ』に、復帰条件を『自動復帰なし』に設定する。これにより、15分後にメインCPU102を呼び出して、無線LAN通信部2をオフするかどうかをユーザに問い合わせ、その後、自動では復帰させないように設定する。その後、ステップS507へ進む。
以上の各設定をまとめたのが図6に示される一覧表である。すなわち、無線LAN通信部2の状態として、通信相手に未接続且つ通信相手がいない場合には、メインCPUの呼び出し条件を『15分後』、呼び出し後の動作を『電源オフを問い合わせ』、復帰条件を『自動復帰なし』とする。同様に、無線LAN通信部2の状態として、通信相手に未接続且つ通信相手がいる場合には、メインCPUの呼び出し条件を『60分後』、呼び出し後の動作を『自動でオフ』、復帰条件を『自動復帰なし』とする。そして無線LAN通信部2の状態として、通信相手に接続している場合、メインCPUの呼び出し条件を『23:00以降』、呼び出し後の動作を『自動でオフ』、復帰条件を『6:00』とする。なお、表で挙げた例はあくまでも一例であり、各時刻などは任意に設定可能である。
ステップS507において、通信専用CPU101は、設定されたメインCPU102の呼出し条件を満足しているか否かを判定する。呼出し条件を満足していると判定された場合(S507;YES)、ステップS508へ進む。一方、呼出し条件を満足していないと判定された場合(S507;NO)、ステップS502へ戻る。
ステップS508において、通信専用CPU101は、電源オフの可否をメインCPU102に問い合わせる。
ステップS509において、通信専用CPU101は、メインCPU102から電源オフの許可を得たか否かを判定する。ここで電源オフの許可の判定は第1実施形態と同様である。電源オフの許可を得たと判定された場合(S509;YES)、ステップS510へ進む。一方、電源オフの許可を得ていないと判定された場合(S509;NO)、ステップS508へ戻る。
ステップS510において、復帰条件を設定した上で、呼出し後の動作を実行する。なお、S506を経由した場合、呼び出し後の動作としてはS508で既に電源オフの可否をメインCPUに問い合わせているため、特に処理を実行しない。以上で全ての処理が終了する。
以上説明したように、メインCPU102の使用状況、無線LAN通信部2の状態または利用者の希望に応じて、無線LAN通信部2を起動パケット待ち状態にも電源オフ状態にも容易に選択することが可能となるため、利用状況に応じた最適な省電力が達成できる。
以上述べた、呼出し後の動作及び復帰条件は、通信専用CPU101のみで設定されるものに限定されず、メインCPU102が設定する構成であっても良い。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (11)

  1. 所定の処理を行う情報処理装置であって、
    外部装置と無線通信を行う通信手段と、
    前記通信手段の動作を制御する第1の処理手段と、
    前記情報処理装置の動作を制御して、前記所定の処理を実行する第2の処理手段と、
    前記通信手段の電源をオンまたはオフにする電源手段とを有し、
    前記第2の処理手段が前記所定の処理を実行中であるか否かを前記第1の処理手段が前記第2の処理手段に確認し、当該確認の結果、前記第2の処理手段が前記所定の処理を実行中でない場合に、前記電源手段は前記通信手段の電源をオフにする
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第2の処理手段が前記所定の処理を実行中でない場合に、前記通信手段の電源をオフにしてよいか否かをユーザに確認する確認手段を更に有し、
    前記電源手段は、前記確認手段により前記電源をオフにしてよいことが確認できた場合に、前記通信手段の電源をオフにする
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記電源手段は、前記通信手段の電源をオフにした後に、前記第2の処理手段の電源をオフにすることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記電源手段は、前記第2の処理手段の電源をオフにした後に、前記第1の処理手段の電源をオフにすることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記通信手段が所定の起動パケットを受信すると、前記第1の処理手段が起動することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記通信手段により前記所定の起動パケットが所定時間受信されない場合に、前記第2の処理手段が前記所定の処理を実行中であるか否かを前記第1の処理手段が前記第2の処理手段に確認することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記通信手段による前記外部装置との通信状況に基づいて、前記第2の処理手段が前記所定の処理を実行中であるか否かを前記第1の処理手段が前記第2の処理手段に確認することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記情報処理装置は印刷機能を有する印刷装置であり、
    前記所定の処理は、印刷処理であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記情報処理装置は撮像機能を有する撮像装置であり、
    前記所定の処理は、撮像処理であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 通信手段と、第1の処理手段と、第2の処理手段と、電源制御手段とを備え、所定の処理を行う情報処理装置の制御方法であって、
    前記通信手段が、外部装置と無線通信を行う通信工程と、
    前記第1の処理手段が、前記通信手段の動作を制御する第1の処理工程と、
    前記第2の処理手段が、前記情報処理装置の動作を制御して、前記所定の処理を実行する第2の処理工程と、
    前記電源制御手段が、前記通信手段の電源をオンまたはオフにする電源制御工程と、を有し、
    前記第2の処理工程で前記所定の処理を実行中であるか否かを前記第1の処理手段が前記第2の処理手段に確認し、当該確認の結果、前記第2の処理工程で前記所定の処理を実行中でない場合に、前記電源制御工程で前記通信手段の電源をオフにする
    ことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  11. 請求項10に記載の情報処理装置の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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