JP2016123055A - 通信装置、通信装置の制御方法および制御プログラム - Google Patents

通信装置、通信装置の制御方法および制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】発信装置から発信される信号を、消費電力を抑えて受信することができる通信装置、通信装置の制御方法および制御プログラムの提供を図る。【解決手段】信号(S1,S2,S3,…)を受信する受信部2と、間欠的に発信される前記信号を少なくとも2回(S1,S2)受信して発信間隔を推定する発信間隔推定部5と、推定された前記発信間隔に基づいて、前記信号が次に発信されるタイミングで前記受信部を動作させるように制御する制御部3と、を有する。【選択図】図2

Description

本明細書で言及する実施例は、通信装置、通信装置の制御方法および制御プログラムに関する。
近年、電子的な情報を届ける情報サービスが様々な分野で利用されるようになってきており、例えば、位置に関する情報を用いることにより、特定の場所にいる人に対してサービスを提供できるようになる。
例えば、利用者がサービスを提供する場所にいるか否かを判定する手法として、サービスの提供場所にビーコン発信装置を設置する。そして、利用者の持つ受信装置(通信装置)がビーコンの探索を継続的に行い、その発信装置からのビーコンを受信したらその場所に来たと判定する。さらに、利用者の持つ受信装置が発信装置からのビーコンを受信できなくなったら、その場所を離れたと判定する。
具体的に、iBeacon(登録商標)では、利用者の端末(受信装置,通信装置)が継続的にビーコンの探索を行い、サービスを提供する場所にあるビーコン発信装置からのビーコンを受信したらサービスを提供し、受信できなくなったらサービス提供を止める。
ビーコン発信装置は間欠的に信号を発信するため、受信装置は、サービスを提供する場所に設けられた発信装置からのビーコンを受信した時、そのビーコンの発信間隔がわかれば、RF(Radio Frequency:高周波)受信部を制御することができる。
すなわち、受信装置は、ビーコンが発信されるタイミングで無線信号を受信するRF受信部を動作状態(ON)にし、受信終了後は停止状態(OFF)にすることにより、消費電力を低減することが可能になる。
ところで、従来、ビーコン発信装置から間欠的に発信されるビーコンを受信する受信制御技術としては、様々な提案がなされている。
特開2005−184606号公報 特開昭63−301627号公報 特開平04−120920号公報
上述したように、例えば、受信装置として、ビーコンが発信されるタイミングでRF受信部をONにし、受信終了後はOFFにすることにより、消費電力を低減するものが考えられている。
しかしながら、ビーコンによっては、発信信号に発信間隔の情報は含まれていないもの、或いは、発信間隔が変化するものもあり、そのようなビーコンからの発信信号を取りこぼすことなく受信するには、RF受信部をONにし続けておくことになる。その結果、受信装置の消費電力が増大するという課題がある。
また、受信装置がサービス提供場所から離れたことを速やかにとらえるには、ビーコン発信装置が間欠的に発信する信号を取りこぼしなく受信することが求められる。しかしながら、受信装置は、ビーコン発信装置が信号を発信している時に受信装置がRF受信部をONにしているとは限らない。
そのため、RF受信部がOFFになっている時に発信された信号を取りこぼしてサービス提供場所から離れたことを検知するのにかかる時間が長くなるという課題がある。また、発信装置が信号を発信していない時までRF受信部がONになって、無駄な電力を消費するという課題もある。
一実施形態によれば、信号を受信する受信部と、間欠的に発信される前記信号を少なくとも2回受信して発信間隔を推定する発信間隔推定部と、制御部と、を有する通信装置が提供される。
前記制御部は、推定された前記発信間隔に基づいて、前記信号が次に発信されるタイミングで前記受信部を動作させるように制御する。
開示の通信装置、通信装置の制御方法および制御プログラムは、発信装置から発信される信号を、消費電力を抑えて受信することができるという効果を奏する。
図1は、受信制御方法の一例およびその問題点を説明するための図である。 図2は、受信装置の第1実施例を示すブロック図である。 図3は、発信間隔が一定でない場合を説明するための図である。 図4は、発信間隔のずれを説明するための図である。 図5は、発信間隔が一定の場合の効果を説明するための図である。 図6は、発信間隔が一定でない場合の効果を説明するための図である。 図7は、第1実施例の受信装置におけるRF制御部の動作を説明するためのフローチャートである。 図8は、図7に示すフローチャートにおける次回受信開始時刻および次回受信停止時刻を説明するための図である。 図9は、第1実施例の受信装置の動作を説明するための図である。 図10は、第1実施例の受信装置における発信間隔推定部の動作を説明するためのフローチャートである。 図11は、図10に示すフローチャートにおける定数および変数を説明するための図である。 図12は、発信間隔のずらし方を説明するための図である。 図13は、第2実施例の受信装置におけるRF制御部の動作を説明するための図である。 図14は、第3実施例の受信装置における発信間隔推定部の動作を説明するためのフローチャートである。 図15は、図14に示すフローチャートにおける定数および変数を説明するための図である。 図16は、受信装置の第4実施例を示すブロック図である。 図17は、第4実施例の受信装置におけるRF制御部の動作を説明するためのフローチャート(その1)である。 図18は、第4実施例の受信装置におけるRF制御部の動作を説明するためのフローチャート(その2)である。 図19は、図17および図18に示すフローチャートにおける定数および変数を説明するための図である。 図20は、第5実施例の受信装置におけるRF制御部の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、本実施例の通信装置、通信装置の制御方法および制御プログラムを詳述する前に、図1を参照して、通信装置の制御方法の例およびその問題点を説明する。図1は、受信制御方法(通信装置の制御方法)の一例およびその問題点を説明するための図である。
図1に示されるように、ビーコン発信装置から発信される間欠的な信号S1,S2,S3,…を受信する場合、例えば、受信装置(通信装置)におけるRF受信部はオン状態を継続し、その間の電力Ponを消費する。
しかしながら、RF受信部は、例えば、間欠的な信号Siを受信するタイミングのみオンになっていればよい。すなわち、RF受信部の消費電力は、Piのみでよく、他のRF受信部による消費電力Pw0,Pw1,Pw2,…は無駄になってしまう。
このように、ビーコン発信装置は間欠的に信号を発信するため、受信装置は、サービスを提供する場所に設けられた発信装置からのビーコンを受信した時、そのビーコンの発信間隔がわかれば、RF受信部を制御することができる。
すなわち、受信装置は、ビーコンが発信されるタイミングで無線信号を受信するRF受信部を動作状態(ON)にし、受信終了後は停止状態(OFF)にすることにより、消費電力を低減することが可能になる。
具体的に、Bluetooth(登録商標)では接続を行う際に、ビーコンを受信する機器がビーコンを発信する装置のビーコンを受信したら、発信間隔等のパラメータを含む接続要求をビーコン発信機器に対して発行することにより、接続を確立している。
そして、受信装置は、接続確立時の発信間隔の情報を使って、ビーコンが発信されるタイミングでRF受信部をONにし、受信後はOFFにすることにより、接続を維持している間の消費電力を抑えている。
さらに、無線信号の受信を省電力化する手法として、無線信号の受信を行うRF受信部を間欠的にONにし、最後に信号を受信した時刻からの経過時間が長くなるにつれてRF受信部をOFFにする時間を長くすることで消費電力を抑えるものが提案されている。
この手法を適用することにより、RF受信部をONにして受信を試みても信号を受信しない時には、順次受信装置のRF受信部をOFFにする時間を長くすることになる。これにより、例えば、発信装置が発信を停止した場合や受信可能な範囲から出た場合等の信号の受信が困難な状況において、RF受信部をONにしてしまうことによる電力の無駄を減らすことが可能になる。
しかしながら、ビーコンによっては、発信信号に発信間隔の情報は含まれていないものもあり、受信装置は、信号を受信した後にRF受信部をOFFにしようとしても、次にONにするタイミングの情報が得られないため、ずっとONにし続けておくことになる。その結果、受信装置の消費電力が増大することになる。
さらに、例えば、受信装置(利用者)がサービス提供場所から離れたことを速やかにとらえるには、ビーコン発信装置が間欠的に発信する信号を取りこぼしなく受信することが求められる。
しかしながら、受信装置は、発信間隔に合わせて受信動作を行うわけではなく、ビーコン発信装置が信号を発信している時に受信装置がRF受信部をONにしているとは限らない。
そのため、RF受信部がOFFになっている時に発信された信号を取りこぼしてサービス提供場所から離れたことを検知するのにかかる時間が長くなり、発信装置が信号を発信していない時までRF受信部がONになって、無駄な電力を消費する虞がある。
このように、例えば、消費電力を抑えた上でビーコン発信装置から発信される信号を速やかに検知することが困難になっている。
以下、通信装置、通信装置の制御方法および制御プログラムの実施例を、添付図面を参照して詳述する。図2は、受信装置(通信装置)の第1実施例を示すブロック図である。図2に示されるように、第1実施例の受信装置は、アンテナ1、RF受信部2、RF制御部3、クロックカウント部4、発信間隔推定部5、受信時刻保持部6およびCPU(Central Processing Unit)7を含む。
RF受信部(受信部)2は、ビーコン発信装置(図示しない)から発信される無線信号(信号)を、アンテナ1を介して受信し、受信信号SrをRF制御部(制御部)3に出力する。なお、RF受信部2は、アンテナ1を介して、ビーコン発信装置(基地局)と受信装置(端末)との間の様々な制御信号およびデータの送受信を行うのはいうまでもない。
CPU7は、例えば、受信制御プログラム(通信制御プログラム)を実行して、RF制御部3に対して受信開始/受信停止の受信制御信号CSrを出力する。RF制御部3は、CPU7からの指示に従って開始および停止を制御し、また、RF受信部2からの受信信号Srを受け取り、CPU7に対して受信パケットPKを出力する。
クロックカウント部4は、RF制御部3からの時刻取得/タイマ設定信号RSを受け取り、一定周期で発生するクロック信号の数をカウントして時刻として扱い、その時刻情報/タイマ通知ISを、RF制御部3に出力する。
発信間隔推定部5は、RF受信部2から受信時刻RTを受け取り、例えば、ビーコン発信装置から次に信号が発信される時刻を推定し、その推定された時刻に従ってRF受信部2を動作させる時刻制御信号CStをRF受信部2に出力する。RF制御部3は、発信間隔推定部5からの時刻制御信号CStに基づいて動作制御信号CSpを生成し、RF受信部2のON/OFFを制御する。
すなわち、RF制御部3は、例えば、プログラムが動作するCPU7から受信開始の指示を受けたら、動作制御信号CSpによりRF受信部2をONにし、1回目の信号を受信したらクロックカウント部4から時刻を取得して発信間隔推定部5に伝える。発信間隔推定部5では、その受信時刻を受信時刻保持部(メモリ)6に保持する。
また、RF制御部3は、2回目の信号を受信するまでRF受信部2をONのままにしておき、2回目の信号を受信したらクロックカウント部4から時刻を取得して発信間隔推定部5に伝え、発信間隔推定部5により、その値を受信時刻保持部6に保持する。
さらに、RF制御部3は、発信間隔推定部5に対して、次回の受信時刻の問合せ(RT)を行い、発信間隔推定部5は、受信時刻保持部6に保持している受信時刻の差から受信間隔を求める。
そして、RF制御部3は、受信間隔と等間隔でビーコン発信装置が信号を発信すると仮定し、次の信号は最後の信号受信から受信間隔経過後に発信されると推定して、この次の信号が発信されると推定した時刻を、次回受信時刻(CSt)としてRF制御部3に返す。
RF制御部3は、次回受信時刻の信号CStを受け取ると、動作制御信号CSpにより、RF受信部2をOFFにし、次回受信時刻になったらRF受信部2をONにして信号を受信する。以後、2回目の信号受信時と同じ動作を繰り返す。
ここで、繰り返しの間、発信間隔推定部5から得た次回受信時刻(RT)において、RF受信部2をONにしても一定時間内に信号が受信できなかったら、RF受信部2をONにしたまま1回目の信号受信処理からやり直す。また、CPU7から受信終了の指示を受けたら、RF受信部2をOFFにして動作を終了する。
ところで、例えば、複数のビーコン発信装置が同じチャンネルを使い、同じ間隔で信号を発信する場合、発信タイミングが重なると、常に発信タイミングが重なり続けた状態になるため、信号の受信が困難になる虞が生じる。これを防ぐために、ビーコン発信装置に対して、発信間隔をランダムにずらす手法を適用する場合がある。
図3は、発信間隔が一定でない場合を説明するための図である。図3に示す例は、1回目の信号S1の受信タイミングP1から2回目の信号S2の受信タイミングP2までの間隔T12(Tc)が、2回目の信号S2の受信タイミングP2から3回目の信号S3の受信タイミングまでの間隔T23よりも長い(T12<T23)場合を示す。
図3に示されるように、例えば、T12<T23の場合、間隔T12(Tc)に基づいて3回目の信号S3を受信しようとすると、タイミングP3では、3回目の信号S3が発信された後になるため、信号S3を取りこぼす虞がある。
図4は、発信間隔のずれを説明するための図であり、上述したビーコン発信装置から発信する信号の間隔(発信間隔)をずらす時間の最大値Tmが予め決められている場合を説明するためのものである。
図4に示されるように、発信間隔をずらす時間の最大値Tmは、例えば、最長となる1回目の信号S1と2回目の信号S2bの発信間隔(最長)から、最短となる1回目の信号S1と2回目の信号S2aの発信間隔(最短)を差し引いた時間間隔になる。
このとき、第1実施例の受信装置では、受信間隔と、発信間隔をずらす時間の最大値Tmから、次の信号が最も早く発信され得るタイミングを求め、そのタイミングでRF受信部2をONにすることで、取りこぼしなく信号を受信することが可能になる。
具体的に、図4は、次の信号の発信間隔が受信間隔と比べて最も短くなる場合を示し、発信間隔(最長)の間隔で発信された信号を受信した受信間隔に対して、次の信号が発信間隔(最短)で発信されるようになっている。この場合の次の発信間隔は、受信間隔よりも発信間隔をずらす時間の最大値Tmの分だけ短くなる。
従って、次の信号が最も早く発信され得る時刻は、最後に信号を受信した時刻に受信間隔を加えた時刻から、発信間隔をずらす時間の最大値Tmを差し引いた時刻になり、その時刻にRF受信部2をONにする。
ここで、例えば、発信間隔をずらす時間の最大値Tmが予め決められている場合には、RF制御部3が発信間隔推定部5に次回受信時刻の問い合わせを行ったら、発信間隔推定部5は、受信時刻保持部6に保持している受信時刻の差から受信間隔を求める。そして、信号を受信した時刻に受信間隔を加えた時刻から、発信間隔をずらす時間の最大値Tmを差し引いた時刻を次回受信時刻(CSt)としてRF制御部3に返すようになっている。
図5は、発信間隔が一定の場合の効果を説明するための図である。ここで、図5(a)および図5(b)は、受信した信号に発信間隔の情報が含まれている場合を説明するためのものであり、図5(c)および図5(e)は、受信した信号に発信間隔の情報が含まれていない場合を説明するためのものである。
まず、図5(a)および図5(b)を参照して、受信した信号に発信間隔の情報が含まれている場合を説明する。図5(b)に示されるように、RF受信部2は、例えば、1回目の信号S1を受信するまでONさせておくため、電力Pon1を消費するが、2回目以降の信号S2,S3,…は、信号S1に含まれた発信間隔の情報を利用するため、無駄な電力を消費しなくてもよい。
そのため、RF受信部2は、ビーコン発信装置が信号を発信するタイミングでONして信号S2,S3,…を受信すればよく、消費電力を小さくすることができる。これは、本実施例を適用しない受信装置でも同様である。
次に、図5(c)〜図5(e)を参照して、受信した信号に発信間隔の情報が含まれていない場合を説明する。本実施例を適用しない受信装置では、図5(d)のように、RF受信部2を常にONしておいて、信号S2,S3,…を受信するため、消費電力は、大きくなってしまう。
これに対して、本第1実施例を適用した受信装置では、図5(e)のように、1回目および2回目の信号S1,S2を受信するまでは、RF受信部2をONしておくが、発信間隔が一定なので、得られた発信間隔をそのまま適用して信号S2,S3,…を受信する。これにより、消費電力を大幅に低減することが可能になる。
図6は、発信間隔が一定でない場合の効果を説明するための図であり、ビーコン発信装置に対して、発信間隔をランダムにずらす手法を適用した場合の効果を説明するためのものである。
すなわち、図6(a)に示されるように、ビーコン発信装置からの信号S1,S2,S3,…における発信間隔は、発信間隔をずらす時間の最大値Tmの範囲において変化するようになっている。
このとき、図6(b)に示されるように、例えば、直前の信号に発信間隔情報が含まれる場合、その発信間隔情報から得られるタイミングに対して、発信間隔をずらす時間の最大値Tmによるタイミング変化を吸収できる時間だけRF受信部2をONすることになる。
これに対して、本第1実施例を適用した受信装置では、図6(c)のように、1回目および2回目の信号S1,S2を受信するまでは、RF受信部2をONしておくため、その間の電力は消費される。
しかしながら、本第1実施例では、信号を受信する回数が増加するに従って、発信間隔をずらす時間の最大値Tmが明確になるため、直前の信号に発信間隔情報が含まれる場合と同じ程度にまで、RF受信部2をONしておく時間を低減することが可能になる。その結果、直前の信号に発信間隔情報が含まれる場合と同程度にまで、消費電力を低減することが可能になる。
これにより、例えば、受信した信号に発信間隔の情報が含まれない場合でも、受信装置(利用者)が情報を提供される場所から離れたことを、消費電力を抑えた上で速やかに検知することも可能になる。
図7は、第1実施例の受信装置におけるRF制御部の動作を説明するためのフローチャートであり、図8は、図7に示すフローチャートにおける次回受信開始時刻および次回受信停止時刻を説明するための図である。
図7に示されるように、まず、ビーコン発信装置から等間隔(一定間隔)で信号が発信される場合、ステップST11において、アプリ(CPU7で実行されるプログラム)からの情報取得開始指示を受け、ステップST12に進んで、受信回数=0とする。
さらに、ステップST13に進み、発信間隔推定部5(受信時刻保持部6)の初期化を行って、ステップST14に進む。ステップST14では、受信モード=『継続受信』とし、ステップST15に進んで、RF受信部2をONし、ステップST16に進んで、アプリから情報取得終了指示があるか否かを判定する。
すなわち、RF制御部3は、CPU7から特定のビーコンの情報取得を開始する指示(CSr)を受けたら(ST11)、発信間隔推定部5の初期化を行い(ST13)、RF受信部2をONにする(ST15)。
ステップST16において、アプリから情報取得終了指示がないと判定すると、ステップST17に進んで、受信モードが『間欠受信』であるか否かを判定する。ステップST17において、受信モードが『間欠受信』であると判定すると、ステップST18に進んで、受信停止時刻まで待ち、さらに、ステップST19に進んで、信号受信が完了したか否かを判定する。
ステップST19において、信号受信が完了していないと判定すると、ステップST12に戻って同様の処理を繰り返し、信号受信が完了したと判定すると、ステップST20に進む。
なお、ステップST16において、アプリから情報取得終了指示があると判定すると、ステップST29に進んで、RF受信部2をOFFし、さらに、ステップST31に進んで、情報取得処理を終了する。また、ステップST17において、受信モードが『間欠受信』ではないと判定すると、ステップST30に進んで、信号受信が完了したか否かを判定する。
ステップST30において、信号受信が完了していないと判定すると、ステップST16に戻って同様の処理を繰り返し、信号受信が完了したと判定すると、ステップST20に進む。
ステップST20では、CPU7にパケットPKを送信し、ステップST21に進んで、発信間隔推定部5により受信時刻保持部6に受信時刻を記録する。ここで、ステップST21において、発信間隔推定部5に伝えて記憶させる「受信時刻記録」(関数名)の引数は「受信時刻」であり、戻り値は「なし」である。
すなわち、信号の受信が完了して受信データが読み取れる状態になり、その信号が指定されたビーコン発信装置からの信号であれば、CPU7に受信したパケット(PK)を送信し(ST20)、受信時刻を発信間隔推定部5に伝えて記憶させる(ST21)。
さらに、ステップST22に進んで受信回数に『1』を加算する。そして、ステップST23に進んで、受信回数が2以上か否かを判定する。ステップST23において、受信回数が2以上ではない、すなわち、受信回数が1回であると判定すると、ステップST16に戻って同様の処理を繰り返す。
そして、ステップST23において、受信回数が2以上である、すなわち、受信回数が2回になったと判定すると、ステップST24に進んで、発信間隔推定部5の次回受信時刻を取得する。
さらに、ステップST25において、受信モード=『間欠受信』とし、ステップST26に進んで、発信間隔推定部5から取得したTsを受信開始時刻(次回受信開始時刻)とし、Teを受信停止時刻(次回受信停止時刻)として設定する。
ここで、ステップST24において、発信間隔推定部5から取得する「次回受信時刻取得」(関数名)の引数は「なし」であり、戻り値は、図8の通りである。すなわち、TsおよびTeは長整数型(long型)で、Tsの値は受信開始時刻であり、Teの値は受信停止時刻である。
そして、ステップST27において、RF受信部2をOFFし、ステップST28に進んで、設定された受信開始時刻Tsまで待ち、受信開始時刻Tsになったら、ステップST15に戻ってRF受信部2をONし、以後、同様の処理を行う。
すなわち、CPU7から情報取得の開始指示を受けてから2回情報の受信に成功するまでは(ST23:NO)、RF受信部2をONにしたまま受信を続ける。そして、2回受信に成功したら(ST23:YES)、発信間隔推定部5から受信開始時刻と受信停止時刻を取得する(ST24)。
さらに、受信開始時刻と受信停止時刻を取得したら、RF受信部2をOFFにして(ST27)、取得した受信開始時刻になったら(ST28)、RF受信部をONにする(ST15)。
そして、受信停止時刻まで待ち(ST18)、その時点までに信号が受信できた場合は(ST19:YES)、CPU7に受信したパケットを送信して(ST20)、受信時刻を発信間隔推定部5に伝えて記憶させる(ST21)。逆に、信号が受信できなかった場合は(ST19:NO)、2回受信に成功するまでRF受信部をONにしたまま受信を続け、2回受信に成功した後は(ST23:YES)、同様の処理を行う。
この処理を、CPU7から情報取得の終了指示を受けるまで繰り返し、終了指示を受けたら(ST16:YES)、RF受信部をOFFにして(ST29)処理を終える(ST31)。
図9は、第1実施例の受信装置の動作を説明するための図である。図9に示されるように、第1実施例の受信装置によれば、ビーコン発信装置から等間隔で信号が発信される場合、信号を2回受信するまで受信装置を動作させる。その後、受信した2回の信号S1,S2の間隔と等間隔で発信されるものとして、RF受信部2のON/OFF制御を行う。
すなわち、2回の信号受信により発信間隔(等間隔)が推定できたら、次の信号S3が発信される時刻を推定された発信間隔から求め、その信号S3が発信される時刻まで、RF受信部2をOFF(停止)させる。そして、信号S3が発信される時刻(発信すると推測される時刻)になったら、受信を行う時間だけRF受信部2をON(動作)させる。
図10は、第1実施例の受信装置における発信間隔推定部の動作を説明するためのフローチャートであり、図11は、図10に示すフローチャートにおける定数および変数を説明するための図である。
ここで、図10(a)は、発信間隔推定部5による受信時刻記録処理(図7におけるST21)の一例を示し、図10(b)は、発信間隔推定部5による次回受信時刻取得処理(図7におけるST24)の一例を示す。
図10(a)に示されるように、第1実施例の受信時刻記録処理は、まず、ステップST41において、『1回前の受信時刻』に『直近の受信時刻』の値を代入する。さらに、ステップST42に進んで、『直近の受信時刻』に引数で渡された受信時刻を代入する。これにより、発信間隔推定部5は、受信時刻保持部6に受信時刻を記録することができる。
図10(b)に示されるように、第1実施例の次回受信時刻取得処理は、まず、ステップST43において、受信間隔を、『受信間隔』=『直近の受信時刻』−『1回前の受信時刻』として求め、ステップST44に進む。すなわち、発信間隔推定部5は、受信時刻保持部6に記録された『直近の受信時刻』および『1回前の受信時刻』を読み出して処理することで、受信間隔を求めることができる。
ステップST44では、受信開始時刻を、『受信開始時刻』=『直近の受信時刻』+『受信間隔』として求め、さらに、ステップST45に進む。ステップST45では、受信停止時刻を、『受信停止時刻』=『直近の受信時刻』+『受信間隔』+『パケット受信にかかる時間』として求め、ステップST46に進む。
そして、ステップST46において、『受信開始時刻(次回受信開始時刻)』と『受信停止時刻(次回受信停止時刻)』を戻り値としてRF制御部3に返す。このようにして、RF制御部3は、発信間隔推定部5から『受信開始時刻』および『受信停止時刻』を取得することができる。
図11に示されるように、発信間隔推定部5は、定数として『パケット受信にかかる時間(Tp)』、並びに、保持する変数として『直近の受信時刻(T0)』およびその『1回前の受信時刻(T1)』を持つ。さらに、発信間隔推定部5は、一時変数として、『受信間隔(Ti)』、『次回受信開始時刻(Ts)』および『次回受信停止時刻(Te)』を持つ。なお、Tp,T0,T1,Ti,TsおよびTeは、long型(長整数型)である。
ここで、Tpは、パケットを受信するのにかかる時間の最大値を示し、このパケット受信にかかる時間Tpを、予め定数として受信時刻保持部(メモリ)6に保持しておく。また、T0は、直近の受信時刻を示し、T1は、その1回前の受信時刻を示し、これら直近の受信時刻T0および1回前の受信時刻T1も、受信時刻保持部6に保持する。
発信間隔推定部5は、RF制御部3から受信時刻を入力として受信時刻の記録を指示されたら、T1にT0を代入し(ST41)、T0にRF制御部3から入力された受信時刻を代入して保持する(ST42)。
Tiは、直近の2回の信号を受信した間隔を示し、発信間隔推定部5は、Ti=T0−T1により算出する(ST43)。次回受信開始時刻Tsは、RF制御部3が次の信号を受信するためにRF受信部2をONにする時刻を示し、Ts=T0+Tiにより算出する(ST44)。
なお、Teは、その時刻までに受信できなかったら受信失敗と判定する時刻を示し、Te=T0+Ti+Tpにより算出する(ST45)。そして、RF制御部3から次回受信時刻の取得を指示されたら、上述した処理により算出されたTsとTeを、RF制御部3に返す(ST46)。
ところで、図3〜図6を参照して説明したように、複数のビーコン発信装置が同じチャンネルを使って同じ間隔で信号を発信すると、常に発信タイミングが重なり続ける状態が生じうる。それを避けるために、ビーコン発信装置に対して、信号の発信間隔をランダムにずらす手法が適用されることがある。
図12は、発信間隔のずらし方を説明するための図であり、図13は、第2実施例の受信装置におけるRF制御部の動作を説明するための図である。図12に示されるように、ビーコン発信装置が発信する信号の間隔(発信間隔)は、等間隔ではなく、例えば、一定時間(Tsend)からその値に一定のずれ幅を加えた値(Tsend+Td)の範囲内でランダムに変化させる場合がある。
図13に示されるように、第2実施例の受信装置において、発信間隔推定部5は、第1の実施例の定数と変数に加え、例えば、規格で定められた発信間隔のずれ幅(Td)を予め定数として持っている。
すなわち、図13は、例えば、ビーコン発信機から発信される信号S1,S2,S3,…が、一定の間隔に対して予め決められた最大値(Td)以内でずらして発信される場合の例を示している。
前述したように、例えば、2回の信号S1,S2の受信により発信間隔を求め、その発信間隔が最短だったと仮定すると、次回の発信が最長の場合(ずれ幅が最大)の信号S3Lまでの発信間隔のずれはTdになる。
また、例えば、2回の信号S1,S2の受信により求めた発信間隔が最長だったと仮定すると、次回の発信が最短の場合(ずれ幅が最小)の信号S3Sまでの発信間隔のずれもTdになる。
従って、発信間隔のずれ幅Tdの2倍(2Td)だけ、RF受信部2をONにしておけば、次の信号S3(S3L,S3S)を受信することができる。すなわち、RF制御部3から次回受信時刻の取得を指示されたら、発信間隔推定部5は、受信開始時刻Tsを、Ts=T0+Ti−Tdとして算出し、受信終了時刻Teを、Te=T0+Ti+Td+Tpとして算出し、RF制御部3に返せばよい。
図14は、第3実施例の受信装置における発信間隔推定部の動作を説明するためのフローチャートであり、図15は、図14に示すフローチャートにおける定数および変数を説明するための図である。
ここで、図14(a)は、発信間隔推定部5による受信時刻記録処理の一例を示し、図14(b)は、発信間隔推定部5による次回受信時刻取得処理の一例を示し、図14(c)は、発信間隔推定部5による初期化処理の一例を示す。
なお、図14(a)に示す受信時刻記録処理は、前述した図7におけるステップST21の処理に相当し、図14(b)に示す次回受信時刻取得処理は、前述した図7におけるステップST24の処理に相当する。なお、図14(c)に示す『受信間隔最小値』および『受信間隔最大値』の初期化処理は、本第3実施例に特有のものである。
図14(a)と、前述した図10(a)の比較から明らかなように、本第3実施例の受信装置における受信時刻記録処理は、前述した第1実施例の受信装置における受信時刻記録処理と同様である。
すなわち、図14(a)に示されるように、第3実施例の受信時刻記録処理は、ステップST41において、『1回前の受信時刻』に『直近の受信時刻』の値を代入し、さらに、ステップST42に進み、『直近の受信時刻』に引数で渡された受信時刻を代入する。これにより、発信間隔推定部5は、受信時刻保持部6に受信時刻を記録することができる。
これに対して、図14(b)と、前述した図10(b)の比較から明らかなように、本第3実施例の受信装置における次回受信時刻取得処理は、前述した第1実施例の受信装置における次回受信時刻取得処理とは異なっている。
すなわち、図14(b)に示されるように、第3実施例の次回受信時刻取得処理は、まず、ステップST51において、受信間隔を、『受信間隔』=『直近の受信時刻』−『1回前の受信時刻』として求め、ステップST52に進む。
すなわち、発信間隔推定部5は、受信時刻保持部6に記録された『直近の受信時刻』および『1回前の受信時刻』を読み出して処理することで、受信間隔を求めることができる。これは、前述した図10(b)におけるステップST43と同様である。
ステップST52では、『受信間隔』が『受信間隔最大値』よりも大きいか否かを判定し、『受信間隔』が『受信間隔最大値』よりも大きいと判定すると、ステップST53に進む。ステップST53では、『受信間隔最大値』=『受信間隔』としてステップST54に進み、『受信間隔』が『受信間隔最小値』よりも小さいか否かを判定する。なお、ステップST52において、『受信間隔』が『受信間隔最大値』よりも大きくないと判定すると、そのままステップST54に進む。
ステップST54において、『受信間隔』が『受信間隔最小値』よりも小さいと判定すると、ステップST55に進み、『受信間隔最小値』=『受信間隔』としてステップST56に進む。一方、ステップST54において、『受信間隔』が『受信間隔最小値』よりも小さくないと判定すると、そのままステップST56に進む。
ステップST56では、『受信開始時刻』=『直近の受信時刻』+『受信間隔最大値』−『発信間隔のずれ幅』として求め、さらに、ステップST57に進む。ステップST57では、受信停止時刻を、『受信停止時刻』=『直近の受信時刻』+『受信間隔最小値』+『発信間隔のずれ幅』+『パケット受信にかかる時間』として求め、ステップST58に進む。
そして、ステップST58において、『受信開始時刻(次回受信開始時刻)』と『受信停止時刻(次回受信停止時刻)』を戻り値としてRF制御部3に返す。このようにして、RF制御部3は、発信間隔推定部5から『受信開始時刻』および『受信停止時刻』を取得することができる。
図14(c)に示されるように、第3実施例の初期化処理は、ステップST61において、『受信間隔最小値』=long型の最大値とし、さらに、ステップST62に進んで、『受信間隔最大値』=long型の最小値とする。
ここで、図13を参照して説明した第2実施例の受信装置では、受信開始時刻から受信終了時刻までの時間Te−Tsは、2Td+Tpになり、この時間2Td+Tpが長い程、RF受信部2を動作させる時間が長くなり、消費電力も大きくなる。
そこで、本第3実施例では、このRF受信部2を動作させる時間を短くするために、発信間隔推定部5により、過去の受信間隔で最長のもの(受信間隔最大値Tmax)と最短のもの(受信間隔最小値Tmin)を、受信時刻保持部6に記憶する。そして、第2実施例のように、過去の受信間隔で最長のものに対する受信開始時刻と、過去の受信間隔で最短のものに対する受信終了時刻を求め、RF制御部3に返す。
すなわち、第3実施例の受信装置において、発信間隔推定部5は、図11を参照して説明した第1(第2)実施例の定数および変数に加え、保持する変数として、さらに、受信間隔最大値Tmaxおよび受信間隔最小値Tminを持つ。ここで、Tmaxは、過去の受信間隔の最大値を示し、Tminは、過去の受信間隔の最小値を示す。
RF制御部3から初期化の指示を受けたら、受信間隔最大値Tmaxの初期化(ST61)、並びに、受信間隔最小値Tminの初期化(ST62)を行う。そして、RF制御部3により、受信時刻を入力として受信時刻の記録が指示されたら、T1にT0を代入し(ST41)、T0にRF制御部3から入力された受信時刻を代入して保持する(ST42)。
また、RF制御部3から次回受信時刻の取得を指示されたら、TiをTi=T0−T1で算出する(ST51)。そして、Tmaxを超える場合(Ti>Tmax:ST52)は、その値にTiを代入する(Tmax=Ti:ST53)、Tminを超える場合(Ti<Tmin:ST54)は、その値にTiを代入する(Tmin=Ti:ST55)。
そして、Tsを、Ts=T0+Tmax−Tdとして求め(ST56)、Teを、Te=T0+Tmin+Td+Tpとして求め(ST57)、RF制御部3に返す(ST58)。これにより、TmaxとTminの差は、最大でTdになり、その場合の受信開始時刻Tsから受信終了時刻Teまでの時間は、Td+Tpになるため、第2実施例よりも消費電力を低減することが可能になる。
図16は、受信装置の第4実施例を示すブロック図である。図16と、前述した図2の比較から明らかなように、本第4実施例の受信装置には、歩行検知部(移動検知部)8が追加されている。
上述した第1実施例〜第3実施例では、受信対象とするビーコン発信装置からの信号を受信しなければ、常にRF受信部2がON状態になる。そのため、受信対象とするビーコン発信装置からの信号の受信が困難な場所にいる間は、消費電力を低減する効果が発揮されないことになる。
そこで、本第4実施例では、受信対象とするビーコン発信装置からの信号の受信が困難な場所にいる間の消費電力を減らすために、受信装置のセンサから得られる情報または受信した情報を組み合わせて利用するようになっている。
例えば、受信装置に、加速度センサによる歩行検知部8が設けられている場合、その歩行検知部8を利用して、例えば、利用者が歩行している間(受信装置が移動している間)のみ受信動作を行うことにより、歩行していない間の消費電力も抑えることが可能になる。
なお、図16に示す第4実施例の受信装置において、アンテナ1、RF受信部2、RF制御部3、クロックカウント部4、発信間隔推定部5、受信時刻保持部6およびCPU7は、実質的に、図2を参照して説明したのと同様のものである。
また、歩行検知部8は、加速度センサを用いたものに限定されず、さらに、歩行していない間(受信装置が移動していない間:例えば、利用者が立ち止まっている間)のみ受信動作を行うことで、歩行している間の消費電力を抑えることも可能である。
図17および図18は、第4実施例の受信装置におけるRF制御部の動作を説明するためのフローチャートである。図17と、前述した図7の比較から明らかなように、本第4実施例では、図7におけるステップST30が削除され、新たなステップST71〜ST75が追加されている。
図17に示されるように、まず、ビーコン発信装置から等間隔(一定間隔)で信号が発信される場合、ステップST11において、アプリ(CPU7で実行されるプログラム)からの情報取得開始指示を受け、ステップST71に進んで、歩行検知を開始する。
さらに、ステップST72に進んで、歩行を開始するまで待ち、そして、ステップST12に進んで、受信回数=0とする。なお、ステップST12〜ST29の処理は、図7を参照して説明した第1実施例と同様であり、その説明は省略する。
すなわち、ステップST16において、アプリから情報取得終了指示がないと判定すると、ステップST17に進んで、受信モードが『間欠受信』であるか否かを判定する。ステップST17において、受信モードが『間欠受信』ではないと判定すると、ステップST74に進んで、歩行状態が『停止中』であるか否かを判定する。
ステップST74において、歩行状態が『停止中』であると判定すると、ステップST75に進んで、RF受信部2をOFFし、ステップST72に戻って、歩行を開始するまで待ち、同様の処理を繰り返す。すなわち、歩行状態が『停止中』のときは、ビーコン発信装置からの信号を受信しないので、RF受信部2をOFFすることで、消費電力を低減することが可能になる。
一方、ステップST74において、歩行状態が『停止中』ではない、すなわち、歩行していると判定すると、ステップST16に進んで、アプリから情報取得終了指示があるか否かを判定する。
そして、ステップST16において、アプリから情報取得終了指示がないと判定し、ステップST17において、受信モードが『間欠受信』であると判定すると、ステップST18に進み、図7を参照して説明したのと同様の処理を行う。
なお、ステップST16において、アプリから情報取得終了指示があると判定すると、ステップST29に進んで、RF受信部2をOFFする。さらに、ステップST73に進んで、歩行検知を終了し、そして、ステップST31に進んで、情報取得を終了する。
また、図18に示されるように、ステップST76において、歩行検知部8から歩行開始が通知されると、ステップST77に進んで、歩行状態=『歩行中』とする。また、ステップST78において、歩行検知部8から歩行終了が通知されると、ステップST79に進んで、歩行状態=『停止中』とする。これにより、図17のステップST74における歩行状態が『停止中』であるか否かの判定を行うことが可能になる。
すなわち、本第4実施例において、RF制御部3は、CPU7から情報取得の開始指示を受けたら、歩行検知部8に対して、歩行開始時と停止時に通知するように指示を出し、歩行検知部8から歩行開始または終了の通知があった時には、歩行状態を更新する。
そして、歩行開始の通知があるまで待ち(ST72)、発信間隔推定部5の初期化を行い(ST13)、RF受信部2をONにする(ST15)。さらに、情報を受信するたびに、CPU7へ受信したパケットを送信し(ST20)、受信時刻を記録する(ST21)。
また、CPU7から情報取得の開始指示を受けてから2回情報の受信に成功するまでは(ST23:NO)、RF受信部2をONにしたまま受信を続ける。さらに、2回受信に成功したら(ST23:YES)、発信間隔推定部5から受信開始時刻と受信停止時刻を取得する(ST24)。
そして、受信開始時刻と受信停止時刻を取得したら、RF受信部2をOFFにして(ST27)、取得した受信開始時刻になったら(ST28)、RF受信部をONにする(ST15)。
また、受信停止時刻まで待ち(ST18)、その時点までに信号が受信できた場合は(ST19:YES)、CPU7に受信したパケットを送信して(ST20)、受信時刻を発信間隔推定部5に伝えて記憶させる(ST21)。逆に、信号が受信できなかった場合は(ST19:NO)、2回受信に成功するまでRF受信部をONにしたまま受信を続け、2回受信に成功した後は(ST23:YES)、同様の処理を行う。
なお、本第4実施例における発信間隔推定部5の処理は、上述した第1実施例〜第3実施例をそのまま適用することができるのはいうまでもない。
図19は、図17および図18に示すフローチャートにおける定数および変数を説明するための図である。図19に示されるように、本第4実施例において、保持する変数として『歩行状態』を持ち、また、一時変数として『受信開始時刻』,『受信停止時刻』,『受信モード』および『受信回数』を持つ。なお、『歩行状態』,『受信モード』および『受信回数』は、string型(文字列型)であり、『受信開始時刻』および『受信停止時刻』は、long型(長整数型)である。
このように、本第4実施例によれば、例えば、受信装置に設けられた歩行検知部8を利用して、歩行している間のみ受信動作を行うことにより、歩行していない間の消費電力を抑えることができる。なお、歩行を停止している間のみ受信動作を行うことにより、歩行している間の消費電力を抑えることも可能である。
図20は、第5実施例の受信装置におけるRF制御部の動作を説明するためのフローチャートであり、図21は、図20に示すフローチャートにおける次回受信開始時刻および次回受信停止時刻を説明するための図である。
図20と、前述した図7の比較から明らかなように、本第5実施例では、図7におけるステップST17,ST18およびST30が削除され、新たなステップST81が追加されている。なお、第5実施例の受信装置のハード構成は、実質的に、図2を参照して説明した第1実施例の受信装置と同様のものとなる。
本第5実施例の受信装置は、ビーコン発信装置から発信される信号を受信し、例えば、推定した受信停止時刻より前に信号受信が完了した場合には、その段階で受信を停止する。なお、推定された受信停止時刻において、信号受信中の場合には、受信が完了するまで受信動作を継続する。
すなわち、図20に示されるように、ステップST16において、アプリから情報取得終了指示がないと判定すると、ステップST19に進んで、信号受信が完了したか否かを判定する。ステップST19において、信号受信が完了していないと判定すると、ステップST81に進んで、現在時刻>受信停止時刻、かつ、受信モード=『間欠受信』、かつ、信号受信中でないか否かを判定する。
ステップST81において、現在時刻>受信停止時刻、かつ、受信モード=『間欠受信』、かつ、信号受信中でないという条件が成立すると判定すると、ステップST12に戻って、受信回数=0として、図7を参照したのと同様の処理を行う。
一方、ステップST81において、現在時刻>受信停止時刻、かつ、受信モード=『間欠受信』、かつ、信号受信中でないという条件が成立しないと判定すると、ステップST16に戻り、これらの条件が成立するまで同様の処理を継続する。なお、他の各ステップの処理は、例えば、前述した第1実施例と同様であり、その説明は省略する。
なお、ステップST24で発信間隔推定部5から取得する受信開始時刻(次回受信開始時刻)Tsおよび受信停止時刻(次回受信停止時刻)Teは、前に図8を参照して説明したように、long型(長整数型)である。
このように、本第5実施例の受信装置によれば、上述した第1実施例〜第4実施例において、ビーコン発信装置から発信される信号受信が、例えば、受信停止時刻より前に完了した場合には、その段階で受信を停止することができる。これにより、RF受信部2を動作させる時間を短縮し、より一層消費電力を低減することが可能になる。
以上、実施形態を説明したが、ここに記載したすべての例や条件は、発明および技術に適用する発明の概念の理解を助ける目的で記載されたものであり、特に記載された例や条件は発明の範囲を制限することを意図するものではない。また、明細書のそのような記載は、発明の利点および欠点を示すものでもない。発明の実施形態を詳細に記載したが、各種の変更、置き換え、変形が発明の精神および範囲を逸脱することなく行えることが理解されるべきである。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに、以下の付記を開示する。
(付記1)
信号を受信する受信部と、
間欠的に発信される前記信号を少なくとも2回受信して発信間隔を推定する発信間隔推定部と、
推定された前記発信間隔に基づいて、前記信号が次に発信されるタイミングで前記受信部を動作させるように制御する制御部と、を有する、
ことを特徴とする通信装置。
(付記2)
前記制御部は、前記信号が次に発信されるタイミングで前記受信部を動作させた後、推定された前記発信間隔に基づいて、前記受信部を停止させる、
ことを特徴とする付記1に記載の通信装置。
(付記3)
前記信号が一定間隔で発信されるとき、
前記制御部は、推定された前記発信間隔に基づいて、前記信号を継続的に受信するように、前記受信部を制御する、
ことを特徴とする付記2に記載の通信装置。
(付記4)
前記信号が、前記一定間隔に対して予め決められた最大値以内でずらして発信されるとき、
前記発信間隔推定部は、推定された前記発信間隔、および、予め決められた前記最大値に基づいて、前記発信間隔がずれるずれ範囲を推定し、
前記制御部は、推定された前記ずれ範囲を含む前記発信間隔に基づいて、前記信号を継続的に受信するように、前記受信部を制御する、
ことを特徴とする付記2に記載の通信装置。
(付記5)
さらに、
前記信号を受信したときの時刻を規定するクロックカウント部と、
前記信号を受信したときの時刻を保持する受信時刻保持部と、を有する、
ことを特徴とする付記1乃至付記4のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記6)
さらに、
前記通信装置の移動を検知する移動検知部を有し、
前記制御部は、前記移動検知部の出力に基づいて、前記信号を継続的に受信するように、前記受信部を制御する、
ことを特徴とする付記1乃至付記5のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記7)
前記制御部は、推定された前記発信間隔に基づいて、前記受信部を停止させる前に、前記信号の受信が完了した場合には、その段階で前記受信部を停止させる、
ことを特徴とする付記1乃至付記6のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記8)
信号を受信する受信部を含む通信装置の制御方法であって、
間欠的に発信される前記信号を少なくとも2回受信して発信間隔を推定し、
推定された前記発信間隔に基づいて、前記信号が次に発信されるタイミングで受信部を動作させるように制御する、
ことを特徴とする通信装置の制御方法。
(付記9)
前記受信部を制御するのは、前記信号が次に発信されるタイミングで前記受信部を動作させた後、推定された前記発信間隔に基づいて、前記受信部を停止させる、
ことを特徴とする付記8に記載の通信装置の制御方法。
(付記10)
前記信号が一定間隔で発信されるとき、
前記受信部を制御するのは、推定された前記発信間隔に基づいて、前記信号を継続的に受信するように制御する、
ことを特徴とする付記9に記載の通信装置の制御方法。
(付記11)
前記信号が、前記一定間隔に対して予め決められた最大値以内でずらして発信されるとき、
前記発信間隔を推定するのは、推定された前記発信間隔、および、予め決められた前記最大値に基づいて、前記発信間隔がずれるずれ範囲を推定し、
前記受信部を制御するのは、推定された前記ずれ範囲を含む前記発信間隔に基づいて、前記信号を継続的に受信するように制御する、
ことを特徴とする付記9に記載の通信装置の制御方法。
(付記12)
さらに、
前記信号を受信したときの時刻をクロックカウント部でカウントし、
前記信号を受信したときの時刻を受信時刻保持部に保持する、
ことを特徴とする付記8乃至付記11のいずれか1項に記載の通信装置の制御方法。
(付記13)
さらに、
前記通信装置の移動を検知し、
前記受信部を制御するのは、前記通信装置の移動が検知されたのに基づいて、前記信号を継続的に受信するように制御する、
ことを特徴とする付記8乃至付記12のいずれか1項に記載の通信装置の制御方法。
(付記14)
前記受信部を制御するのは、推定された前記発信間隔に基づいて、前記受信部を停止させる前に、前記信号の受信が完了した場合には、その段階で前記受信部を停止させる、
ことを特徴とする付記8乃至付記13のいずれか1項に記載の通信装置の制御方法。
(付記15)
信号を受信する受信部および前記受信部を制御する演算処理装置を含む通信装置の制御プログラムであって、
前記演算処理装置に、
間欠的に発信される前記信号を少なくとも2回受信して発信間隔を推定させ、
推定された前記発信間隔に基づいて、前記信号が次に発信されるタイミングで受信部を動作させるように制御させる、
ことを特徴とする通信装置の制御プログラム。
1 アンテナ
2 RF受信部(受信部)
3 RF制御部(制御部)
4 クロックカウント部
5 発信間隔推定部
6 受信時刻保持部
7 CPU
8 歩行検知部(移動検知部)

Claims (9)

  1. 信号を受信する受信部と、
    間欠的に発信される前記信号を少なくとも2回受信して発信間隔を推定する発信間隔推定部と、
    推定された前記発信間隔に基づいて、前記信号が次に発信されるタイミングで前記受信部を動作させるように制御する制御部と、を有する、
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 前記制御部は、前記信号が次に発信されるタイミングで前記受信部を動作させた後、推定された前記発信間隔に基づいて、前記受信部を停止させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記信号が一定間隔で発信されるとき、
    前記制御部は、推定された前記発信間隔に基づいて、前記信号を継続的に受信するように、前記受信部を制御する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記信号が、前記一定間隔に対して予め決められた最大値以内でずらして発信されるとき、
    前記発信間隔推定部は、推定された前記発信間隔、および、予め決められた前記最大値に基づいて、前記発信間隔がずれるずれ範囲を推定し、
    前記制御部は、推定された前記ずれ範囲を含む前記発信間隔に基づいて、前記信号を継続的に受信するように、前記受信部を制御する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  5. さらに、
    前記信号を受信したときの時刻を規定するクロックカウント部と、
    前記信号を受信したときの時刻を保持する受信時刻保持部と、を有する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. さらに、
    前記通信装置の移動を検知する移動検知部を有し、
    前記制御部は、前記移動検知部の出力に基づいて、前記信号を継続的に受信するように、前記受信部を制御する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 前記制御部は、推定された前記発信間隔に基づいて、前記受信部を停止させる前に、前記信号の受信が完了した場合には、その段階で前記受信部を停止させる、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の通信装置。
  8. 信号を受信する受信部を含む通信装置の制御方法であって、
    間欠的に発信される前記信号を少なくとも2回受信して発信間隔を推定し、
    推定された前記発信間隔に基づいて、前記信号が次に発信されるタイミングで受信部を動作させるように制御する、
    ことを特徴とする通信装置の制御方法。
  9. 信号を受信する受信部および前記受信部を制御する演算処理装置を含む通信装置の制御プログラムであって、
    前記演算処理装置に、
    間欠的に発信される前記信号を少なくとも2回受信して発信間隔を推定させ、
    推定された前記発信間隔に基づいて、前記信号が次に発信されるタイミングで受信部を動作させるように制御させる、
    ことを特徴とする通信装置の制御プログラム。
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