JP2008178626A - 生体情報管理システム、中継装置、生体情報計測装置、中継装置の制御方法、生体情報計測装置の制御方法、中継装置の制御プログラム、及び、生体情報計測装置の制御プログラム - Google Patents

生体情報管理システム、中継装置、生体情報計測装置、中継装置の制御方法、生体情報計測装置の制御方法、中継装置の制御プログラム、及び、生体情報計測装置の制御プログラム Download PDF

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JP2008178626A JP2007015930A JP2007015930A JP2008178626A JP 2008178626 A JP2008178626 A JP 2008178626A JP 2007015930 A JP2007015930 A JP 2007015930A JP 2007015930 A JP2007015930 A JP 2007015930A JP 2008178626 A JP2008178626 A JP 2008178626A
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Shunsuke Koyama
俊介 小山
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Abstract

【課題】生体情報計測装置の計時手段に確度の高い発振源を用いることなく、当該生体情
報計測装置が簡単に正確な時刻を計時することを可能にする。
【解決手段】生体情報計測装置2は、生体情報を計測する生体情報計測部22と、前記生
体情報計測部22によって前記生体情報が計測された計測時刻を検出する計時部25と、
前記生体情報を管理する管理サーバ5とデータを送受信する中継装置3から前記生体情報
と前記計測時刻を表す情報とを送信させる指示情報、及び、標準時刻を表す情報、或いは
、前記標準時刻を表す情報に基づいて修正された時刻を表す情報を含む制御情報送信デー
タ71を受信するデータ送受信部24とを備え、前記制御情報送信データ71に含まれる
標準時刻を表す情報、或いは、前記修正された時刻を表す情報に基づいて前記計時部25
が検出する時刻を修正する。
【選択図】図8

Description

本発明は、生体情報を計測する生体情報計測装置と、この生体情報計測装置が計測した
生体情報を管理する生体情報管理装置との間の通信を利用して生体情報計測装置の時刻修
正を行う技術に関する。
従来、個人の健康管理に役立てるため、家庭内で個人の人体情報を生体情報計測装置に
より測定し、この生体情報測定装置が生体情報を、通信網を介して医療施設等に設置され
たサーバへ送信し、この生体情報を加工・解説等して、個人に向けて返信するようにした
健康管理支援システム及び健康管理支援サービスが多数開発されている。さらに近年では
、生体情報の計測時刻を検出する計時手段を生体情報測定装置に設け、この生体情報計測
装置が、生体情報を計測時刻と共にサーバへ送信することで、生体情報の時系列的変化を
管理する技術が提案されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
国際公開第2004/114180号パンフレット 国際公開第2004/114181号パンフレット
しかしながら、一般に、生体情報測定装置が備える計時手段の発振源の確度(精度)は
低いため、生体情報計測装置が生体情報に付与する計測時刻と、実際の時刻との間にズレ
が生じる、という問題がある。また、確度が高い発振源を計時手段に設ける場合には、生
体情報計測装置のコストが大幅に増加してしまう、という問題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、生体情報計測装置の計時手段に
確度の高い発振源を用いることなく、当該生体情報計測装置が簡単に正確な時刻を計時す
ることのできる生体情報管理システム、中継装置、生体情報計測装置、中継装置の制御方
法、生体情報計測装置の制御方法、中継装置の制御プログラム、及び、生体情報計測装置
の制御プログラムを提供することを目的とする。
〔形態1〕 上記目的を達成するために、形態1の生体情報管理システムは、生体情報を
計測する生体情報計測部、及び、前記生体情報計測部によって前記生体情報が計測された
計測時刻を検出する計時部を有する生体情報計測装置と、前記生体情報計測装置によって
計測された生体情報を管理する管理サーバと、前記生体情報計測装置に対し、前記生体情
報と前記計測時刻を表す情報とを送信させる指示情報を含む送信データを送信し、前記指
示情報に応じて前記生体情報計測装置から送信された前記生体情報及び前記計測時刻を表
す情報を受信する第1データ送受信部と、受信した前記生体情報及び前記計測時刻を表す
情報を前記管理サーバに送信する第2データ送受信部と、標準時刻を表す情報を取得する
標準時刻取得部とを備える中継装置と、を有し、前記中継装置は、前記標準時刻取得部に
よって取得された標準時刻を表す情報、或いは、前記標準時刻取得部によって取得された
標準時刻を表す情報によって修正された時刻を表す情報を前記送信データに含めて前記生
体情報計測装置に送信し、前記生体情報計測装置は、前記送信データに含まれる標準時刻
を表す情報、或いは、前記修正された時刻を表す情報に基づいて前記計時部が検出する時
刻を修正することを特徴とする。
このような構成によれば、生体情報計測装置は、中継装置から送信された送信データに
含まれている標準時刻を表す情報、或いは、当該標準時刻を表す情報によって修正された
時刻に基づいて計時部が検出する時刻を修正可能となる。これにより、生体情報計測装置
の計時部に確度が高く高価な発振源を用いなくとも、生体情報計測装置が正確な計測時刻
を簡単に検出することができる。
〔形態2〕 さらに、形態2の生体情報管理システムは、形態1に記載の生体情報管理シ
ステムにおいて、前記中継装置は、前記生体情報及び前記計測時刻を表す情報の送信間隔
を表す情報である送信間隔情報を前記送信データに含めて前記生体情報計測装置に送信し
、前記生体情報計測装置は、前記送信データに含まれる標準時刻を表す情報、或いは、前
記修正された時刻を表す情報に基づいて前記計時部が検出する時刻を修正し、修正した時
刻に基づいて前記送信間隔に合わせて前記生体情報及び前記計測時刻を表す情報を送信す
ることを特徴とする。
この構成によれば、前記中継装置が、前記生体情報及び前記計測時刻を表す情報の送信
間隔を表す情報である送信間隔情報を前記送信データに含めて前記生体情報計測装置に送
信するため、送信間隔を任意に変更することが可能となる。
これに加え、前記生体情報計測装置は、前記送信間隔情報に含まれている標準時刻を表
す情報、或いは、標準時刻により修正された時刻に基づいて前記計時部が計時する時刻を
修正し、修正後の時刻に基づいて前記送信間隔に合わせて前記生体情報及び前記計測時刻
を表す情報を送信する構成であるため、計時部の発振源の確度が低くとも、送信間隔を正
確に合わせることができる。
〔形態3〕 さらに、形態3の生体情報管理システムは、形態2に記載の生体情報管理シ
ステムにおいて、前記生体情報計測装置は、前記送信間隔から所定の送信期間に、前記生
体情報及び前記計測時刻を表す情報を複数回繰り返し送信することを特徴とする。
この構成によれば、所定の送信期間の間に、前記生体情報及び前記計測時刻を表す情報
が複数回繰り返し送信されるため、中継装置と間の前記生体情報及び前記計測時刻の送受
信を確実なものとすることができる。
〔形態4〕 さらに、形態4の生体情報管理システムは、形態3に記載の生体情報管理シ
ステムにおいて、前記中継装置は、前記送信間隔よりも短い間隔で受信動作を開始し、前
記送信期間の終了後に前記受信動作を終了することを特徴とする。
この構成によれば、少なくとも前記生体情報計測装置が前記生体情報及び前記計測時刻
を表す情報を送信している間、前記中継装置は受信動作を行うこととなるから、中継装置
と間の前記生体情報及び前記計測時刻の送受信をより確実なものとすることができる。
〔形態5〕 さらに、形態5の生体情報管理システムは、形態1乃至4のいずれかに記載
の生体情報管理システムにおいて、前記生体情報計測装置は、前記生体情報を前記生体情
報計測部によって間欠的に計測すると共に、前記生体情報計測部によって計測された前記
生体情報及び前記計時部によって検出された計測時刻を表す情報を記憶する記憶部を有し
、前記中継装置から前記送信データを受信した場合に、前記記憶部に記憶されている生体
情報及び計測時刻を表す情報を前記中継装置に送信することを特徴とする。
この構成によれば、前記生体情報及び前記計測時刻を表す情報が有る程度の数だけまと
めて中継装置に送信されるため、生体情報計測装置と中継装置との間のデータの送受信の
頻度(通信頻度)が減り省電力化が可能となる。
〔形態6〕 さらに、形態6の生体情報管理システムは、形態5に記載の生体情報管理シ
ステムにおいて、前記生体情報計測装置は、前記中継装置とデータの送受信が可能である
か否かを検出する検出部を備え、前記検出部によって前記中継装置とデータの送受信が不
可能と検出された場合に、前記生体情報計測部によって計測された生体情報及び前記計時
部によって検出された計測時刻を表す情報を前記記憶部に記憶し、前記中継装置から前記
送信データを受信した場合に、前記記憶部に記憶されている生体情報及び計測時刻を表す
情報を前記中継装置に送信することを特徴とする。
この構成によれば、前記生体情報計測装置と前記中継装置とデータの送受信が不可能な
間に計測された生体情報及び計測時刻が記憶部に記録されるため、これらの計測データが
消失することが無い。
〔形態7〕 上記目的を達成するために、形態7の中継装置は、生体情報を計測する生体
情報計測部、及び、前記生体情報計測部によって前記生体情報が計測された計測時刻を検
出する計時部を有する生体情報計測装置に対し、前記生体情報と前記計測時刻を表す情報
とを送信させる指示情報を含む送信データを送信し、前記指示情報に応じて前記生体情報
計測装置から送信された前記生体情報及び前記計測時刻を表す情報を受信する第1データ
送受信部と、前記第1データ送受信部を介して受信した前記生体情報及び前記計測時刻を
表す情報を前記生体情報計測装置によって計測された生体情報を管理する管理サーバに送
信する第2データ送受信部と、標準時刻を表す情報を取得する標準時刻取得部と、を有し
、前記標準時刻取得部によって取得された標準時刻を表す情報、或いは、前記標準時刻取
得部によって取得された標準時刻を表す情報によって修正された時刻を表す情報を前記送
信データに含めて送信することを特徴とする。
この構成によれば、標準時刻、或いは、標準時刻によって修正された時刻を含む送信デ
ータが生体情報計測装置に送信されるため、この送信データに含まれている標準時刻、或
いは、標準時刻によって修正された時刻に基づいて、生体情報計測装置は、計時部が検出
する計測時刻を修正可能となる。
〔形態8〕 上記目的を達成するために、形態8の生体情報計測装置は、生体情報を計測
する生体情報計測部と、前記生体情報計測部によって前記生体情報が計測された計測時刻
を検出する計時部と、前記生体情報を管理する管理サーバとデータを送受信する中継装置
から前記生体情報と前記計測時刻を表す情報とを送信させる指示情報、及び、標準時刻を
表す情報、或いは、前記標準時刻を表す情報に基づいて修正された時刻を表す情報を含む
送信データを受信するデータ受信部とを備え、前記送信データに含まれる標準時刻を表す
情報、或いは、前記修正された時刻を表す情報に基づいて前記計時部が検出する時刻を修
正することを特徴とする。
この構成によれば、生体情報計測装置は、中継装置から送信された送信データに含まれ
ている標準時刻、或いは、標準時刻に基づいて計時部が検出する計測時刻を修正可能とな
る。
〔形態9〕 上記目的を達成するために、形態9の中継装置の制御方法は、生体情報を計
測する生体情報計測部、及び、前記生体情報計測部によって前記生体情報が計測された計
測時刻を検出する計時部を有する生体情報計測装置とデータを送受信する第1データ送受
信部と、前記生体情報計測装置によって計測された生体情報を管理する管理サーバとデー
タを送受信する第2データ送受信部と、標準時刻を表す情報を取得する標準時刻取得部と
を備えた中継装置の制御方法であって、前記第1データ送受信部を介して前記生体情報計
測装置に対し、前記生体情報と前記計測時刻を表す情報とを送信させる指示情報を含む送
信データを送信する第1ステップと、前記指示情報に応じて前記生体情報計測装置から送
信された前記生体情報及び前記計測時刻を表す情報を、前記第1データ送受信部を介して
受信する第2ステップと、前記第2ステップにおいて受信された前記生体情報及び前記計
測時刻を表す情報を前記第2データ送受信部を介して前記管理サーバに送信する第3ステ
ップとを有し、前記第1ステップにおいては、前記標準時刻取得部によって取得された標
準時刻を表す情報、或いは、前記標準時刻取得部によって取得された標準時刻を表す情報
によって修正された時刻を表す情報を前記送信データに含めて送信することを特徴とする

この中継装置の制御方法によれば、形態7の中継装置と同等の効果が得られる。
〔形態10〕 上記目的を達成するために、形態10の生体情報計測装置の制御方法は、
生体情報を計測する生体情報計測部と、前記生体情報計測部によって前記生体情報が計測
された計測時刻を検出する計時部と、前記生体情報を管理する管理サーバとデータを送受
信する中継装置からデータを受信するデータ受信部とを備えた生体情報計測装置の制御方
法であって、前記中継装置から前記生体情報と前記計測時刻を表す情報とを送信させる指
示情報、及び、標準時刻を表す情報、或いは、前記標準時刻を表す情報に基づいて修正さ
れた時刻を表す情報を含む送信データ前記データ受信部を介して受信する第1ステップと
、前記第1ステップにおいて受信した前記送信データに含まれる標準時刻を表す情報、或
いは、前記修正された時刻を表す情報に基づいて前記計時部が検出する時刻を修正する第
2ステップとを備えることを特徴とする。
この生体情報計測装置の制御方法によれば、形態8の生体情報計測装置と同等の効果が
得られる。
〔形態11〕 上記目的を達成するために、形態11の中継装置の制御プログラムは、生
体情報を計測する生体情報計測部、及び、前記生体情報計測部によって前記生体情報が計
測された計測時刻を検出する計時部を有する生体情報計測装置とデータを送受信する第1
データ送受信部と、前記生体情報計測装置によって計測された生体情報を管理する管理サ
ーバとデータを送受信する第2データ送受信部と、標準時刻を表す情報を取得する標準時
刻取得部とを備えた中継装置の制御プログラムであって、前記中継装置を、前記第1デー
タ送受信部を介して前記生体情報計測装置に対し、前記生体情報と前記計測時刻を表す情
報とを送信させる指示情報を含む送信データを送信する手段、前記指示情報に応じて前記
生体情報計測装置から送信された前記生体情報及び前記計測時刻を表す情報を、前記第1
データ送受信部を介して受信する手段、前記第1データ送受信部を介して受信した前記生
体情報及び前記計測時刻を表す情報を前記第2データ送受信部を介して前記管理サーバに
送信する手段、及び、前記標準時刻取得部によって取得された標準時刻を表す情報、或い
は、前記標準時刻取得部によって取得された標準時刻を表す情報によって修正された時刻
を表す情報を前記送信データに含めて送信する手段として機能させることを特徴とする。
この中継装置の制御プログラムによれば、中継装置に含まれるCPU等によってプログ
ラムが読み取られ、読み取られたプログラムにしたがって中継装置のCPU等が処理を実
行すると、形態7の中継装置と同等の作用及び効果が得られる。
〔形態12〕 上記目的を達成するために、形態12の生体情報計測装置の制御プログラ
ムは、生体情報を計測する生体情報計測部と、前記生体情報計測部によって前記生体情報
が計測された計測時刻を検出する計時部と、前記生体情報を管理する管理サーバとデータ
を送受信する中継装置からデータを受信するデータ受信部とを備えた生体情報計測装置の
制御プログラムであって、前記生体情報計測装置を、前記中継装置から前記生体情報と前
記計測時刻を表す情報とを送信させる指示情報、及び、標準時刻を表す情報、或いは、前
記標準時刻を表す情報に基づいて修正された時刻を表す情報を含む送信データを前記デー
タ受信部を介して受信する手段、及び、前記送信データに含まれる標準時刻を表す情報、
或いは、前記修正された時刻を表す情報に基づいて前記計時部が検出する時刻を修正する
手段として機能させることを特徴とする。
この生体情報計測装置の制御プログラムによれば、生体情報計測装置に含まれるCPU
等によってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムにしたがって生体情報計測
装置のCPU等が処理を実行すると、形態8の生体情報計測装置と同等の作用及び効果が
得られる。
〔形態13〕 上記目的を達成するために、形態13の記録媒体は、生体情報を計測する
生体情報計測部、及び、前記生体情報計測部によって前記生体情報が計測された計測時刻
を検出する計時部を有する生体情報計測装置とデータを送受信する第1データ送受信部と
、前記生体情報計測装置によって計測された生体情報を管理する管理サーバとデータを送
受信する第2データ送受信部と、標準時刻を表す情報を取得する標準時刻取得部とを備え
た中継装置の制御プログラムであって、前記中継装置を、前記第1データ送受信部を介し
て前記生体情報計測装置に対し、前記生体情報と前記計測時刻を表す情報とを送信させる
指示情報を含む送信データを送信する手段、前記指示情報に応じて前記生体情報計測装置
から送信された前記生体情報及び前記計測時刻を表す情報を、前記第1データ送受信部を
介して受信する手段、前記第1データ送受信部を介して受信した前記生体情報及び前記計
測時刻を表す情報を前記第2データ送受信部を介して前記管理サーバに送信する手段、及
び、前記標準時刻取得部によって取得された標準時刻を表す情報、或いは、前記標準時刻
取得部によって取得された標準時刻を表す情報によって修正された時刻を表す情報を前記
送信データに含めて送信する手段として機能させる制御プログラムを記録したコンピュー
タ読取可能な記録媒体であることを特徴とする。
この記録媒体によれば、中継装置が備えるCPU等によってプログラムが記録媒体から
読み取られ、読み取られたプログラムにしたがって中継装置のCPU等が処理を実行する
と、形態7の中継装置と同等の作用及び効果が得られる。
〔形態14〕 上記目的を達成するために、形態14の記録媒体は、生体情報を計測する
生体情報計測部と、前記生体情報計測部によって前記生体情報が計測された計測時刻を検
出する計時部と、前記生体情報を管理する管理サーバとデータを送受信する中継装置から
データを受信するデータ受信部とを備えた生体情報計測装置の制御プログラムであって、
前記生体情報計測装置を、前記中継装置から前記生体情報と前記計測時刻を表す情報とを
送信させる指示情報、及び、標準時刻を表す情報、或いは、前記標準時刻を表す情報に基
づいて修正された時刻を表す情報を含む送信データを前記データ受信部を介して受信する
手段、及び、前記送信データに含まれる標準時刻を表す情報、或いは、前記修正された時
刻を表す情報に基づいて前記計時部が検出する時刻を修正する手段として機能させる制御
プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であることを特徴とする。
この記録媒体によれば、生体情報計測装置が備えるCPU等によってプログラムが記録
媒体から読み取られ、読み取られたプログラムにしたがって生体情報計測装置のCPU等
が処理を実行すると、形態8の生体情報計測装置と同等の作用及び効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る生体情報管理システム1の構成を示す図である。
生体情報管理システム1は、ユーザの生体情報を計測する1又は複数の生体情報計測装
置2と、生体情報計測装置2との間で双方向に無線通信して生体情報を受信する中継装置
3と、この中継装置3と通信網4を介して接続され、中継装置3からユーザの生体情報を
受信し、この生体情報を加工・解説・管理等する管理サーバ5と、標準時刻情報を中継装
置3に通信網4を介してNTP(Network Time Protocol)等を用いて配信する標準時刻
サーバ6とを有している。
図2は、生体情報計測装置2の機能的構成を示すブロック図である。
生体情報計測装置2は、例えば腕時計型や体温計型等のユーザ装着型の機器として構成
され、ユーザの生体情報を測定し中継装置3に送信するものであり、コントローラ20と
、メモリ21と、生体情報計測部22と、データ処理部23と、データ送受信部24と、
計時部25とを有している。
コントローラ20は、生体情報計測装置2の各部を中枢的に制御するものでありCPU
等の演算実行手段を有している。メモリ21は、EEPROMやフラッシュROM等の半
導体メモリを有して構成され、コントローラ20が実行する制御プログラムや生体情報計
測装置2のそれぞれを一意に特定するID(識別)データ26、後述する未送信計測デー
タ27等の各種データを格納する。
生体情報計測部22は、コントローラ20の制御の下、ユーザの生体情報を計測しデー
タ処理部23に出力する。
生体情報とは、病気の有無や進度といった人体の健康状態を示す情報であり、例えば、
体温、血圧、脈拍、脈波、動脈血中の酸素飽和度、体動等が具体例として挙げられる。
上記生体情報計測部22には、計測対象の生体情報の種類及び数に応じて1又は複数の
センサが設けられており、例えば、計測対象の生体情報が体温であれば温度センサ、血圧
であれば圧力センサ、脈拍や脈波であれば反射型光センサ、動脈血中の酸素飽和度であれ
ば反射型光センサ及び加速度センサ、体動であれば加速度センサが設けられている。
計時部25は、生体情報計測部22によって計測された生体情報の計測時刻を計時する
ものである。具体的には、計時部25は、精度(確度)が100ppm程度の比較的安価
な水晶振動子を発振源として基準クロック信号を出力するクロック回路25Aを有し、こ
のクロック回路25Aから出力された基準クロック信号を図示しない分周回路により1H
zの信号に分周し、この1Hzの信号を図示しないカウンタ回路でカウントすることで時
刻を計時する。
本実施形態では、コントローラ20は、計時部25の計時に基づいて、所定の計測開始
時間Ta(図6参照)が経過するごとに生体情報計測部22に生体情報を計測させ、生体
情報をデータ処理部23に出力させると共に、そのとき計時部25が計時している時刻を
計測時刻としてデータ処理部23に出力する。
データ処理部23は、コントローラ20の制御の下、生体情報計測部22によって計測
された生体情報のデータ(以下、「生体情報データ」と言う)、生体情報の計測時刻、及
び、IDデータ26を含む生体情報送信データ70(図7(A)参照)を生成し、データ
送受信部24に出力する。
データ送受信部24は、コントローラ20の制御の下、中継装置3との間で双方向の無
線通信を行うものであり、データ処理部23によって生成された生体情報送信データ70
を中継装置3に所定の送信間隔Te(図6参照)で送信する一方で、中継装置3からの制
御情報送信データ71(図7(B)参照)や、生体情報送信データ70が中継装置3によ
って正常に受信されたか否かを示すAck情報を受信しデータ処理部23を介してコント
ローラ20に出力する。
コントローラ20は、中継装置3との間で無線通信可能であったか否か、すなわち、生
体情報送信データ70が中継装置3に正常に受信されたか否かを上記Ack情報に基づい
て判断し、生体情報送信データ70が中継装置3に受信されていない場合、この生体情報
送信データ70の生体情報データ及び計測時刻を未送信計測データ27に記録する。
未送信計測データ27においては、図3に示すように、計測時刻(生体情報取得時刻)
が古い順に各生体情報データにスロット番号が割り振られて記録されており、中継装置3
との間での無線通信が可能になときに、未送信計測データ27に蓄積されている生体情報
データ及び計測時刻をスロット番号が小さいものから順に中継装置3に順次送信される。
次いで、中継装置3は、ユーザの家庭や病院等の建物内に固定的に配置されるものであ
り、1又は複数の生体情報計測装置2と管理サーバ5との間に介在し、生体情報計測装置
2から管理サーバ5への生体情報データの送信を中継する。すなわち、中継装置3は、通
信における親機として機能し、この親機に対して複数の生体情報計測装置2が子機として
機能する。
図4は、かかる中継装置3の機能的構成を示すブロック図である。
同図に示すように、中継装置3は、コントローラ30と、メモリ31と、データ送受信
部(第1データ送受信部)32と、データ処理部33と、通信部(第2データ送受信部)
34と、計時部35とを有している。
コントローラ30は、中継装置3の各部を中枢的に制御するものでありCPU等の演算
実行手段を有している。メモリ31は、EEPROMやフラッシュROM等の半導体メモ
リを有して構成され、コントローラ30が実行する制御プログラムや後述する受信生体情
報管理データ36等の各種データを格納する。
計時部35は、時刻を計時するものであり、基準クロック信号を出力するクロック回路
35Aを有し、このクロック回路35Aから出力された基準クロック信号を図示しない分
周回路により1Hzの信号に分周し、この1Hzの信号を図示しないカウンタ回路でカウ
ントすることで時刻を計時する。
データ送受信部32は、コントローラ30の制御の下、生体情報計測装置2との間で双
方向の無線通信を行うものであり、生体情報を送信すべき旨の制御情報を含む制御情報送
信データ71を生体情報計測装置2に所定の送信周期Ts(図6参照)で送信する一方で
、この制御データに応じて生体情報計測装置2から送信された生体情報送信データ70を
受信しデータ処理部33を介してコントローラ30に出力する。生体情報計測装置2から
送信された生体情報送信データ70には、上記のように、ユーザの生体情報及び計測時刻
が含まれており、コントローラ30は、かかる生体情報及び計測時刻を受信生体情報管理
データ36に記録される。
図5は、受信生体情報管理データ36を模式的に示す図である。この図に示すように、
受信生体情報管理データ36においては、生体情報送信データ70から取得した生体情報
データが、その計測時刻(生体情報取得時刻)が古い順(受信した順)にスロット番号が
割り振られて記録されている。これらの生体情報データ及び計測時刻は、所定の通信間隔
、或いは、生体情報データのデータ数が一定数に達するごとに、通信部34から通信網4
を介して管理サーバ5に送信される。管理サーバ5に送信された生体情報データ(スロッ
ト番号)には、管理サーバ5への送信時刻が送信パケット番号として記録される。
なお、この受信生体情報管理データ36は、相互に通信する生体情報計測装置2が複数
存在する場合には、生体情報計測装置2のそれぞれのIDデータ26ごとに設けられ、生
体情報計測装置2のそれぞれが計測する生体情報及び計測時刻が互いに独立して管理可能
になされている。
コントローラ30は、生体情報計測装置2との間で無線通信可能であるか否か、すなわ
ち、制御情報送信データ71が生体情報計測装置2に正常に受信されたか否かを上記Ac
k情報に基づいて判断し、制御情報送信データ71が生体情報計測装置2に正常に受信さ
れていない場合、生体情報送信データ70が送信されてくることは無いため、そのときに
取得すべきであった生体情報が未受信である旨を受信生体情報管理データ36に記録する
すなわち、受信生体情報管理データ36には、図5に示すように、生体情報が未受信で
ある旨を示す未受信フラグが設けられており、生体情報計測装置2との間での無線通信が
不可能な間、制御情報送信データ71の送信タイミングが到来するごとに、次のスロット
番号の未受信フラグに「1」が可能され、生体情報送信データ70が未受信であることが
示される。
また生体情報計測装置2との間での無線通信が不可能な間は、当該生体情報計測装置2
においては、上述のように、未送信になっている生体情報データ及び計測時刻が未送信計
測データ27に順次格納される。
そして、生体情報計測装置2との間での無線通信が可能になったときには、当該生体情
報計測装置2から、未送信になっていた生体情報データ及び計測時刻が順に中継装置3に
順次送信され、これらの生体情報データ及び計測時刻が、受信生体情報管理データ36に
おいて未受信フラグが「1」になっているスロット番号のうち数字の小さい方から順に格
納される。
なお、中継装置3においても生体情報計測装置2と同様に、生体情報計測装置2との間
での無線通信が可能であるか否かを、当該生体情報計測装置2から送信された生体情報送
信データ70を受信できたか否かに基づいて、判断する構成としても良い。
さて、上記データ処理部33は、コントローラ30の制御の下、生体情報計測装置2へ
送信する上記制御情報送信データ71の生成、当該生体情報計測装置2からデータ送受信
部32を介して受信された生体情報送信データ70の複合化、通信部34を介して管理サ
ーバ5や標準時刻サーバ6との間で送受信するデータの生成及び複合化等の処理を行うも
のである。
通信部34は、通信網4を介して上記管理サーバ5及び標準時刻サーバ6と双方向に通
信する通信インターフェースとして機能する。
また、コントローラ30は、メモリ31に格納された制御プログラムを実行することで
、通信部34を介して標準時刻サーバ6から標準時刻を取得する標準時刻取得部30Aと
、標準時刻取得部30Aによって取得された標準時刻に基づいて計時部35の時刻を修正
する時刻修正部30Bとして機能し、これにより、中継装置3においては、標準時刻に同
期した時刻が計時されることとなる。
なお、本実施形態では、中継装置3が標準時刻を標準時刻サーバ6から取得する構成と
したが、これに限らず、標準時刻を示す標準電波を受信して標準時刻を取得し時刻を修正
する構成としても、或いは、GPS信号を受信して標準時刻を取得し時刻を修正する構成
としても良い。
また、上記中継装置3は、家庭等の建物内に敷設されたLANと、インターネットやW
ANとの間の通信を中継するルータとして構成されても良い。
次いで、図6及び図7を参照して、生体情報計測装置2と、中継装置3との間の双方向
通信について、より詳細に説明する。
図6は生体情報計測装置2と、中継装置3との間の通信のタイミングチャートであり、
図7(A)は生体情報計測装置2が送信する生体情報送信データ70の構成を、図7(B
)は中継装置3が送信する制御情報送信データ71の構成をそれぞれ示す図である。
生体情報計測装置2は、図6に示すように、所定の計測開始時間Ta(例えばTa=1
分)が経過するごとに(タイミングt0)、所定の計測時間Tb(例えばTb=30秒<
Ta)の間、生体情報の計測を実行する。この計測時間Tbが終了するタイミングt1か
ら一定時間経過後のタイミングt2において、中継装置3が送信動作を開始する送信期間
Txaとなると共に、生体情報計測装置2が受信動作を開始する受信期間Rxbとなる。
送信期間Txaにおいては、中継装置3が制御情報送信データ71を送信すると共に、
生体情報計測装置2が受信期間Rxbの間に制御情報送信データ71を受信する。
この制御情報送信データ71は、図7(B)に示すように、同期ビット格納部71Aと
、制御データ格納部71Bと、送信間隔格納部71Cと、IDデータ格納部71Dと、現
在時刻格納部71Eと、誤り検出・訂正ビット格納部71Fとを有している。
同期ビット格納部71Aは、生体情報計測装置2が中継装置3との通信の同期を図るた
めの同期ビットを格納し、制御データ格納部71Bは、生体情報計測装置2に対する制御
情報たる制御データを格納する。この制御情報には、生体情報の送信指示が含まれている
また、送信間隔格納部71Cは、生体情報計測装置2が生体情報送信データ70を送信
するタイミングを規定する送信間隔Te(例えばTe=50秒)を格納するものである。
この送信間隔Teは、所定の計測開始時間Taの開始タイミングであるタイミングt0か
らの経過時間によって規定される。
IDデータ格納部71Dは、当該制御情報送信データ71を受信すべき生体情報計測装
置2に割り振られたIDデータ26を格納するものである。現在時刻格納部71Eは、時
刻修正部30Bによって修正された時刻を格納するものである。誤り検出・訂正ビット格
納部71Fは、受信データの誤りビットを検出、訂正するためのデータを格納するもので
ある。
上記受信期間Rxbにおいては、IDデータ格納部71Dに格納されているIDデータ
26と同一のIDが付与されている生体情報計測装置2が、この制御情報送信データ71
の制御データにしたがって動作を行うことになる。
ここで、制御情報送信データ71の現在時刻格納部71Eに格納されている時刻により
標準時刻が示されるため、生体情報計測装置2は、生体情報送信データ70の送信に先立
って、図8に示す時刻修正処理を実行することで、自身の時刻を修正する。すなわち、生
体情報計測装置2のコントローラ20は、上記受信期間Rxbにおいて、中継装置3から
送信された制御情報送信データ71を受信し(ステップSa1)、この制御情報送信デー
タ71の同期ビット格納部71Aに格納されている同期ビットにより、クロック回路25
Aのクロック信号に基づく受信クロックの同期化を図って通信の同期をとり(ステップS
a2)、制御情報送信データ71を正常に受信する。そして、生体情報計測装置2のコン
トローラ20は、データ処理部23に制御情報送信データ71を復号化(データデコード
)させ(ステップSa3)、現在時刻格納部71Eに格納されている時刻に基づいて、計
時部25が計時する時刻を修正する(ステップSa4)。
以上の時刻修正処理により、生体情報計測装置2の計時する時刻が標準時刻に基づいて
修正される。これにより、生体情報計測装置2の計時部25に確度が比較的低く安価な発
振源を用いても、計時部25が計時する時刻を正確な時刻に維持し、生体情報の正確な測
定時刻を検出することが可能となる。
さて、生体情報計測装置2のコントローラ20は、上記の時刻修正処理により時刻修正
を行った後、前掲図6に示すように、修正後の計時部25の計時信号と、制御情報送信デ
ータ71の送信間隔格納部71Cに格納されている送信間隔Teとに基づいて、タイミン
グt0から送信間隔Teにて規定された時間が経過したタイミングt3において、生体情
報計測装置2が送信動作を行う送信期間Txbとなり、また、中継装置3が受信動作を行
う受信期間Rxaとなる。
送信期間Txbにおいては、生体情報計測装置2が生体情報送信データ70を送信する
と共に、中継装置3が受信期間Rxaの間に生体情報送信データ70を受信する。
この生体情報送信データ70は、図7(A)に示すように、同期ビット格納部70Aと
、計測データ格納部70Bと、送信間隔格納部70Cと、IDデータ格納部70Dと、計
測時刻格納部70Eと、誤り検出・訂正ビット格納部70Fとを有し、これらのうち、同
期ビット格納部71A及び誤り検出・訂正ビット格納部70Fは、それぞれ、制御情報送
信データ71の同期ビット格納部71A及び誤り検出・訂正ビット格納部71Fに相当す
るものである。また、IDデータ格納部70Dは、自身の生体情報計測装置2を識別する
IDデータ26を格納し、中継装置3に生体情報計測装置2のIDを通知するものである
計測データ格納部70Bは、生体情報の計測結果たる生体情報データを格納するもので
あり、計測時刻格納部70Eは、生体情報の計測時刻を格納するものである。
送信間隔格納部70Cは、生体情報計測装置2から中継装置3に対して、上記送信間隔
Teの変更を指示する場合に、変更後の送信間隔Teを格納するものである。
送信間隔Teの変更は、通常、親機たる中継装置3が行う。生体情報計測装置2は、例
えば、生体情報の計測値が異常な値(健康や生命に異常が生じたと事を示す値)となった
場合のような緊急時に、生体情報をより短いサイクルで通知する等のために、送信間隔T
eの変更を行う。
このように、生体情報計測装置2が中継装置3に対して送信する生体情報送信データ7
0に送信間隔Teを格納することで、当該送信間隔Teを変更可能な構成としているため
、生体情報の計測値が異常な値を示す等の緊急時に、生体情報の送信間隔Teを早めて多
くの生体情報を送信することで、緊急時には、管理サーバ5に対し、生体情報の詳細な時
系列変化を通知することが可能となる。
中継装置3は、前掲図6に示す受信期間Rxaにおいて、生体情報計測装置2から送信
された生体情報送信データ70を受信することで、生体情報及びその計測時刻を取得する

ここで、中継装置3の受信期間Rxaの期間長Tdは、生体情報計測装置2の送信期間
Txbの期間長Tcよりも長く設定され、受信期間Rxaが送信期間Txbよりも早いタ
イミングで開始し、また、遅いタイミングで終了するように、すなわち、中継装置3は、
生体情報計測装置3の送信間隔よりも短い間隔で受信動作を行う構成となされている。こ
れにより、例えば、中継装置3から送信された制御情報送信データ71を生体情報計測装
置2が受信し時刻修正を行うまでの遅延等に起因して、中継装置3と生体情報計測装置2
との間に時刻同期の誤差が多少生じている場合でも、その誤差の影響を受けずに、中継装
置3と生体情報計測装置2との間で、生体情報送信データ70を確実に送受信できる。
さらに、本実施形態では、中継装置3と生体情報計測装置2との間での生体情報送信デ
ータ70の送受信の確実性をより高めるために、前掲図6に示すように、送信期間Txb
において、生体情報計測装置2は、生体情報送信データ70を複数回送信する。
例えば、1回に送信される生体情報送信データ70のデータ量が約1500bitであ
り、無線通信の伝送路の伝送速度が100kbpsである場合には、この生体情報送信デ
ータ70の伝送には、0.016秒要する。したがって、この場合には、上記送信期間T
xbが例えば約0.15秒に設定され、また、上記受信期間Rxaが例えば0.2秒に設
定され、さらに、この0.15秒の送信期間Txbの間に、上記生体情報送信データ70
の送信期間Tf(約0.16秒)が3回、インターバル期間Tgが2回といったように、
複数回の送信期間Tf及びインターバル期間Tgが設けられる。
なお、これら送信期間Txbの期間長Tcや受信期間Rxaの期間長Td、送信期間T
f、インターバル期間Tgは、初期設定時に予め設定される。
ところで、本実施形態では、生体情報計測装置2と中継装置3との間の無線通信に、微
弱な無線電波を用いて通信することが可能な例えばBluetooth規格やZigbee規格が用いら
れており、省電力化が図られている。
さらに、上述したように、生体情報計測装置2は、生体情報を計測開始時間Taごとに
間欠的に計測すると共に、計測した生体情報を送信間隔Teごとに間欠的に中継装置3に
送信しており、この間欠動作によって、通信規格の選択による省電力化に加え、さらなる
省電力化が図られている。
ここで、生体情報計測装置2と中継装置3との間の無線通信に、上記のように微弱な無
線電波を用いる通信を採用した場合、生体情報計測装置2及び中継装置3のそれぞれの通
信可能エリアが狭くなるため、生体情報計測装置2を装着したユーザが歩き回るなどして
中継装置3から遠くに離れると、生体情報計測装置2と中継装置3との間の通信が不安定
になり易く、何ら対策を施さなければ、生体情報計測装置2が計測した生体情報が中継装
置3に受信されずに消滅してしまう恐れがある。
そこで、本実施形態では、生体情報計測装置2と中継装置3との間で通信が不可能な場
合は、上述の通り、生体情報計測装置2が生体情報を未送信計測データ27に蓄積する。
図9は、生体情報計測装置2が実行する生体情報の計測・送信処理のフローチャートで
ある。
生体情報計測装置2は、上述のように、所定の計測開始時間Taが経過すると、生体情
報を計測し(ステップSb1)、その生体情報の計測結果に基づいて、中継装置3や管理
サーバ5等が処理可能なデータ形式の生体情報データを生成すると共に、計測時刻を計時
部25から取得し(ステップSb2)、生体情報データ及び計測時刻をメモリ21に一時
的に記録する(ステップSb3)。
次いで、生体情報計測装置2は、中継装置3から送信された制御情報送信データ71を
受信期間Rxb(前掲図6参照)において正常に受信したか否かを判断し(ステップSb
4)、正常に受信できなかった場合(ステップSb4:No)、メモリ21に一時的に記
録した生体情報データ及び計測時刻を未送信計測データ27に記録すると共に、一時的に
記録していた生体情報データ及び計測時刻をメモリ21から消去し(ステップSb5)、
処理を終了する。
一方、制御情報送信データ71を正常に受信できた場合(ステップSb4:Yes)、
生体情報計測装置2は、制御情報送信データ71に含まれている時刻に基づいて、上述の
時刻修正処理を行った後(ステップSb6)、メモリ21に一時的に記録している生体情
報データ及び計測時刻に基づいて生体情報送信データ70を生成し、上記送信期間Txb
において送信する(ステップSb7)。このステップSb7においては、未送信計測デー
タ27に、未送信の生体情報データ及び計測時刻が記録されている場合には、これらの生
体情報データ及び計測時刻に基づく生体情報送信データ70が先に送信され、次いで、メ
モリ21に一時的に記録した生体情報データ及び計測時刻に基づく生体情報送信データ7
0が送信される。そして、中継装置3は、受信期間Rxaの間に受信した生体情報データ
及び計測データを、受信生体情報管理データ36において未受信フラグが「1」になって
いるスロット番号に順番に格納することになる。
ここで、生体情報計測装置2の送信期間Txbの間、中継装置3においては受信期間R
xaとなって受信動作し、ステップSb7において生体情報計測装置2から送信された生
体情報送信データ70の受信を行う。そして中継装置3は、この受信動作の結果、生体情
報送信データ70を正常に受信できたか否かを示すAck情報を、図10に示すように上
記受信期間Rxaの後の送信期間Txcにおいて生体情報計測装置2に対して送信する。
一方、生体情報計測装置2は、送信期間Txbの後に受信期間Rxdとなり、中継装置
3が送信期間Txcにおいて送信したAck情報を受信し(ステップSb8)、このAc
k情報に基づいて、生体情報送信データ70が中継装置3によって正常に受信されたか否
かを判断する(ステップSb9)。生体情報送信データ70が中継装置3によって正常に
受信されていない場合(ステップSb9:No)、生体情報計測装置2は、生体情報デー
タ及び計測時刻を未送信計測データ27に記録すると共に、一時的に記録していた生体情
報データ及び計測時刻をメモリ21から削除し(ステップSb10)、処理を終了する。
なお、受信期間Rxdにおいて生体情報計測装置2がAck情報を受信できなかった場
合、生体情報計測装置2は、生体情報送信データ70が中継装置3によって正常に受信さ
れていないものと判断する。
これにより、生体情報計測装置2と中継装置3との間で通信が不可能等して、中継装置
3に生体情報送信データ70が受信されなかった場合には、この生体情報送信データ70
が未送信計測データ27に蓄積されるため、当該生体情報送信データ70の消失が防止さ
れる。そして、このようにして未送信計測データ27に記録された生体情報データ及び計
測時刻は、生体情報計測装置2の次回の送信期間Txbの間に、当該生体情報計測装置2
から中継装置3に送信されることとなる。
一方、ステップSb9の判断の結果、生体情報送信データ70が中継装置3によって正
常に受信されている場合(ステップSb9:Yes)、生体情報計測装置2は、メモリ2
1に一時的に記録した生体情報データ及び計測時刻をメモリ21から削除し(ステップS
b11)、処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、生体情報計測装置2は、中継装置3から送
信された制御情報送信データ71に含まれている時刻に基づいて計時部25が計時する時
刻を修正する構成としたため、生体情報計測装置2の計時部25のクロック回路25Aに
確度が高く高価な発振源を用いなくとも、生体情報計測装置2が正確な時刻を簡単に計時
することが可能となり、生体情報の正確な計測時刻を検出することができる。
また本実施形態によれば、中継装置3が、生体情報データ及び計測時刻を含む生体情報
送信データ70を送信すべきタイミングを示す送信間隔Teを上記制御情報送信データ7
1に含めて生体情報計測装置2に送信するため、送信タイミングを任意に変更することが
可能となる。
これに加え、生体情報計測装置2は、上記制御情報送信データ71に含まれている時刻
に基づいて計時部25が計時する時刻を修正した後、修正後の時刻に基づいて、送信間隔
Teに合わせて生体情報送信データ70を送信する構成としたため、計時部25の発振源
の確度が低くとも、生体情報送信データ70の送信タイミング(送信間隔の開始タイミン
グ)を正確に合わせることができる。
さらに本実施形態によれば、生体情報計測装置2は、送信期間Txbの間に、生体情報
データ及び計測時刻を含む生体情報送信データ70を複数回繰り返し送信するため、中継
装置3と間の生体情報データ及び計測時刻の送受信を確実なものとすることができる。
特に本実施形態によれば、中継装置3は、少なくとも生体情報計測装置2が生体情報送
信データ70を送信する送信期間Txbの間は、受信動作を行うこととなるから、中継装
置3と間の生体情報送信データ70の送受信をより確実なものとすることができる。
また本実施形態によれば、生体情報計測装置2と中継装置3との間でのデータの送受信
が不可能となっている間に計測された生体情報及び計測時刻がメモリ21の未送信計測デ
ータ27に記録されるため、これらの計測データが消失することが防止される。
なお、上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の
範囲内で任意に変形および応用が可能である。
例えば上述した実施形態では、生体情報計測装置2が生体情報を計測するごとに、その
生体情報を次の生体情報送信データ70の送信タイミングで送信する構成について説明し
たが、これに限らない。すなわち、上記生体情報送信データ70の送信間隔Teを、生体
情報の計測開始時間Taよりも長く設定することも可能であり、この場合には、生体情報
の送信タイミングに至るまでに、生体情報計測装置2によって生体情報の計測が複数回(
(Te/Ta)をこえない最大の整数回)行われる。そして、これら複数回の計測結果た
る生体情報データ及びその計測時刻は、上記未送信計測データ27に蓄積され、次の送信
タイミングに至ったときに順次送信される。
この構成によれば、生体情報及び計測時刻が有る程度まとめて中継装置3に送信される
ため、生体情報計測装置2と中継装置3との間のデータの送受信の頻度(通信頻度)が減
り省電力化が可能となる。
また例えば上述した実施形態では、生体情報計測装置2が中継装置3との間での無線通
信が可能であるか否かをAck情報に基づいて判断したが、これに限らず、中継装置3か
ら送信された制御情報送信データ71の受信の有無、或いは、当該制御情報送信データ7
1の受信信号強度(RSSI)に基づいて、生体情報計測装置2が中継装置3との間での
無線通信が可能であるか否かを判断する構成としても良い。
また例えば、上述した実施形態では、中継装置3は、標準時刻に基づいて、自身が備え
る計時部35の時刻を修正し、この計時部35が計時する時刻を制御情報送信データ71
に含めて送信する構成としたが、これに限らず、標準時刻取得部30Aが取得した現在の
標準時刻を制御情報送信データ71に含めて送信する構成としても良い。
また例えば、生体情報計測装置2の制御プログラム100や中継装置3の制御プログラ
ム101を記録媒体に記録して配布する等も可能である。ここで、記録媒体とは、RAM
、ROM等の半導体記録媒体、FD、HD等の磁気記憶型記録媒体、CD、CDV、LD
、DVD等の光学的読取方式記録媒体、MO等の磁気記録型/光学的読取方式記録媒体で
あって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法のいかんにかかわらず、コンピュータ
で読み取り可能な記録媒体であれば、どのような記録媒体であってもよい。
本発明の実施形態に係る生体情報管理システムの構成を示す図。 生体情報計測装置の機能的構成を示すブロック図。 未送信計測データの構成図。 中継装置の機能的構成を示すブロック図。 受信生体情報管理データの構成図。 生体情報計測装置と、中継装置との間の通信のタイミングチャート。 (A)は生体情報計測装置が送信する生体情報送信データの構成を示し、(B)は中継装置が送信する制御情報送信データの構成を示す図。 時刻修正処理のフローチャート。 生体情報の計測・送信処理のフローチャート。 生体情報計測装置と、中継装置との間の通信のタイミングチャート。
符号の説明
1…生体情報管理システム、2…生体情報計測装置、3…中継装置、4…通信網、5…
管理サーバ、6…標準時刻サーバ、21…メモリ、22…生体情報計測部、25…計時部
、25A…クロック回路、27…未送信計測データ、30A…標準時刻取得部、30B…
時刻修正部、32…データ送受信部(第1データ送受信部)、34…通信部(第2データ
送受信部)、36…受信生体情報管理データ、70…生体情報送信データ、71…制御情
報送信データ、100、101…制御プログラム。

Claims (12)

  1. 生体情報を計測する生体情報計測部、及び、前記生体情報計測部によって前記生体情報
    が計測された計測時刻を検出する計時部を有する生体情報計測装置と、
    前記生体情報計測装置によって計測された生体情報を管理する管理サーバと、
    前記生体情報計測装置に対し、前記生体情報と前記計測時刻を表す情報とを送信させる
    指示情報を含む送信データを送信し、前記指示情報に応じて前記生体情報計測装置から送
    信された前記生体情報及び前記計測時刻を表す情報を受信する第1データ送受信部と、受
    信した前記生体情報及び前記計測時刻を表す情報を前記管理サーバに送信する第2データ
    送受信部と、標準時刻を表す情報を取得する標準時刻取得部とを備える中継装置と、を有
    し、
    前記中継装置は、前記標準時刻取得部によって取得された標準時刻を表す情報、或いは
    、前記標準時刻取得部によって取得された標準時刻を表す情報によって修正された時刻を
    表す情報を前記送信データに含めて前記生体情報計測装置に送信し、
    前記生体情報計測装置は、前記送信データに含まれる標準時刻を表す情報、或いは、前
    記修正された時刻を表す情報に基づいて前記計時部が検出する時刻を修正する
    ことを特徴とする生体情報管理システム。
  2. 請求項1に記載の生体情報管理システムにおいて、
    前記中継装置は、前記生体情報及び前記計測時刻を表す情報の送信間隔を表す情報であ
    る送信間隔情報を前記送信データに含めて前記生体情報計測装置に送信し、
    前記生体情報計測装置は、前記送信データに含まれる標準時刻を表す情報、或いは、前
    記修正された時刻を表す情報に基づいて前記計時部が検出する時刻を修正し、修正した時
    刻に基づいて前記送信間隔に合わせて前記生体情報及び前記計測時刻を表す情報を送信す

    ことを特徴とする生体情報管理システム。
  3. 請求項2に記載の生体情報管理システムにおいて、
    前記生体情報計測装置は、前記送信間隔から所定の送信期間に、前記生体情報及び前記
    計測時刻を表す情報を複数回繰り返し送信する
    ことを特徴とする生体情報管理システム。
  4. 請求項3に記載の生体情報管理システムにおいて、
    前記中継装置は、前記送信間隔よりも短い間隔で受信動作を開始し、前記送信期間の終
    了後に前記受信動作を終了する
    ことを特徴とする生体情報管理システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の生体情報管理システムにおいて、
    前記生体情報計測装置は、
    前記生体情報を前記生体情報計測部によって間欠的に計測すると共に、
    前記生体情報計測部によって計測された前記生体情報及び前記計時部によって検出され
    た計測時刻を表す情報を記憶する記憶部を有し、
    前記中継装置から前記送信データを受信した場合に、前記記憶部に記憶されている生体
    情報及び計測時刻を表す情報を前記中継装置に送信する
    ことを特徴とする生体情報管理システム。
  6. 請求項5に記載の生体情報管理システムにおいて、
    前記生体情報計測装置は、
    前記中継装置とデータの送受信が可能であるか否かを検出する検出部を備え、
    前記検出部によって前記中継装置とデータの送受信が不可能と検出された場合に、前記
    生体情報計測部によって計測された生体情報及び前記計時部によって検出された計測時刻
    を表す情報を前記記憶部に記憶し、
    前記中継装置から前記送信データを受信した場合に、前記記憶部に記憶されている生体
    情報及び計測時刻を表す情報を前記中継装置に送信する
    ことを特徴とする生体情報管理システム。
  7. 生体情報を計測する生体情報計測部、及び、前記生体情報計測部によって前記生体情報
    が計測された計測時刻を検出する計時部を有する生体情報計測装置に対し、前記生体情報
    と前記計測時刻を表す情報とを送信させる指示情報を含む送信データを送信し、前記指示
    情報に応じて前記生体情報計測装置から送信された前記生体情報及び前記計測時刻を表す
    情報を受信する第1データ送受信部と、前記第1データ送受信部を介して受信した前記生
    体情報及び前記計測時刻を表す情報を前記生体情報計測装置によって計測された生体情報
    を管理する管理サーバに送信する第2データ送受信部と、
    標準時刻を表す情報を取得する標準時刻取得部と、を有し、
    前記標準時刻取得部によって取得された標準時刻を表す情報、或いは、前記標準時刻取
    得部によって取得された標準時刻を表す情報によって修正された時刻を表す情報を前記送
    信データに含めて送信することを特徴とする中継装置。
  8. 生体情報を計測する生体情報計測部と、
    前記生体情報計測部によって前記生体情報が計測された計測時刻を検出する計時部と、
    前記生体情報を管理する管理サーバとデータを送受信する中継装置から前記生体情報と
    前記計測時刻を表す情報とを送信させる指示情報、及び、標準時刻を表す情報、或いは、
    前記標準時刻を表す情報に基づいて修正された時刻を表す情報を含む送信データを受信す
    るデータ受信部とを備え、
    前記送信データに含まれる標準時刻を表す情報、或いは、前記修正された時刻を表す情
    報に基づいて前記計時部が検出する時刻を修正する
    ことを特徴とする生体情報計測装置。
  9. 生体情報を計測する生体情報計測部、及び、前記生体情報計測部によって前記生体情報
    が計測された計測時刻を検出する計時部を有する生体情報計測装置とデータを送受信する
    第1データ送受信部と、
    前記生体情報計測装置によって計測された生体情報を管理する管理サーバとデータを送
    受信する第2データ送受信部と、
    標準時刻を表す情報を取得する標準時刻取得部とを備えた中継装置の制御方法であって

    前記第1データ送受信部を介して前記生体情報計測装置に対し、前記生体情報と前記計
    測時刻を表す情報とを送信させる指示情報を含む送信データを送信する第1ステップと、
    前記指示情報に応じて前記生体情報計測装置から送信された前記生体情報及び前記計測
    時刻を表す情報を、前記第1データ送受信部を介して受信する第2ステップと、
    前記第2ステップにおいて受信された前記生体情報及び前記計測時刻を表す情報を前記
    第2データ送受信部を介して前記管理サーバに送信する第3ステップとを有し、
    前記第1ステップにおいては、前記標準時刻取得部によって取得された標準時刻を表す
    情報、或いは、前記標準時刻取得部によって取得された標準時刻を表す情報によって修正
    された時刻を表す情報を前記送信データに含めて送信することを特徴とする中継装置の制
    御方法。
  10. 生体情報を計測する生体情報計測部と、
    前記生体情報計測部によって前記生体情報が計測された計測時刻を検出する計時部と、
    前記生体情報を管理する管理サーバとデータを送受信する中継装置からデータを受信す
    るデータ受信部とを備えた生体情報計測装置の制御方法であって、
    前記中継装置から前記生体情報と前記計測時刻を表す情報とを送信させる指示情報、及
    び、標準時刻を表す情報、或いは、前記標準時刻を表す情報に基づいて修正された時刻を
    表す情報を含む送信データ前記データ受信部を介して受信する第1ステップと、
    前記第1ステップにおいて受信した前記送信データに含まれる標準時刻を表す情報、或
    いは、前記修正された時刻を表す情報に基づいて前記計時部が検出する時刻を修正する第
    2ステップと
    を備えることを特徴とする生体情報計測装置の制御方法。
  11. 生体情報を計測する生体情報計測部、及び、前記生体情報計測部によって前記生体情報
    が計測された計測時刻を検出する計時部を有する生体情報計測装置とデータを送受信する
    第1データ送受信部と、
    前記生体情報計測装置によって計測された生体情報を管理する管理サーバとデータを送
    受信する第2データ送受信部と、
    標準時刻を表す情報を取得する標準時刻取得部とを備えた中継装置の制御プログラムで
    あって、
    前記中継装置を、
    前記第1データ送受信部を介して前記生体情報計測装置に対し、前記生体情報と前記計
    測時刻を表す情報とを送信させる指示情報を含む送信データを送信する手段、
    前記指示情報に応じて前記生体情報計測装置から送信された前記生体情報及び前記計測
    時刻を表す情報を、前記第1データ送受信部を介して受信する手段、
    前記第1データ送受信部を介して受信した前記生体情報及び前記計測時刻を表す情報を
    前記第2データ送受信部を介して前記管理サーバに送信する手段、及び、
    前記標準時刻取得部によって取得された標準時刻を表す情報、或いは、前記標準時刻取
    得部によって取得された標準時刻を表す情報によって修正された時刻を表す情報を前記送
    信データに含めて送信する手段
    として機能させることを特徴とする中継装置の制御プログラム。
  12. 生体情報を計測する生体情報計測部と、
    前記生体情報計測部によって前記生体情報が計測された計測時刻を検出する計時部と、
    前記生体情報を管理する管理サーバとデータを送受信する中継装置からデータを受信す
    るデータ受信部とを備えた生体情報計測装置の制御プログラムであって、
    前記生体情報計測装置を、
    前記中継装置から前記生体情報と前記計測時刻を表す情報とを送信させる指示情報、及
    び、標準時刻を表す情報、或いは、前記標準時刻を表す情報に基づいて修正された時刻を
    表す情報を含む送信データを前記データ受信部を介して受信する手段、及び、
    前記送信データに含まれる標準時刻を表す情報、或いは、前記修正された時刻を表す情
    報に基づいて前記計時部が検出する時刻を修正する手段
    として機能させることを特徴とする生体情報計測装置の制御プログラム。
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