JP4655863B2 - 無線受信機、無線通信機、電子機器および無線受信方法 - Google Patents

無線受信機、無線通信機、電子機器および無線受信方法 Download PDF

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Description

本発明は、無線受信機や無線通信機、電子機器の省電力化を図るための技術に関する。
従来、無線通信機を備えた携帯型電子機器においては、バッテリによる駆動時間の延長のため、或いは、バッテリ容量を抑えることで小型化を図るために、無線通信機の省電力化が重要な課題となっている。そこで、従来においては、無線通信機を所定の時間間隔で間欠受信動作させて、無線通信機の省電力化を図るといったことが行われている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−209953号公報
しかしながら、無線通信機が頻繁にデータを受信する場合、間欠受信動作する時間間隔が短くなるため、このような場合には、省電力効果が得られ難い、といった問題がある。また、無線通信機が受信するデータ量が大きくなると、そのデータを受信するための受信動作時間が長くなるため、バッテリの電力消耗が早くなる、といった問題もある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、データ受信動作時の省電力化を図ることができる無線受信機、無線通信機、電子機器および無線受信方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、複数の送信シンボルが連続してなる送信データを無線により受信する無線受信機であって、前記送信データの受信状態を検出する受信状態検出手段と、前記受信状態検出手段により検出された受信状態に応じた長さの受信動作停止期間を前記送信シンボルの各々に設け、前記送信シンボルの各々を受信するときに受信動作停止期間で受信動作を停止させる制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、送信シンボルの送信期間中であっても、受信動作停止期間の間、受信動作が停止することとなるから、受信動作時の電力消費が抑制され、以って、省電力化を図ることが可能となる。
ここで、上記発明において、前記送信データの受信状態を検出する受信状態検出手段と、前記受信状態検出手段により検出された受信状態に応じて前記受信動作停止期間を伸縮する制御手段とを具備する構成が望ましい。
この望ましい構成によれば、受信状態に応じて前記受信動作停止期間が伸縮されるため、受信エラーを抑えつつ受信状態に応じた省電力効果を得ることが可能となる。
上記望ましい構成において、前記受信状態検出手段は、受信電波の電界強度を検出する電界強度検出手段を有し、前記制御手段は、前記受信動作停止期間を前記電界強度が強いほど長くすることが好ましい。
また、上記望ましい構成において、前記受信状態検出手段は、受信した送信データのビット誤り率を検出する誤り率検出手段を有し、前記制御手段は、前記受信動作停止期間を前記ビット誤り率が小さいほど長くすることが好ましい。
これらの好ましい構成によれば、送信シンボルの値の誤判定を防止しつつ受信動作時の消費電力を抑制することができる。
また、上記望ましい構成において、RF部とベースバンド部とを更に備え、前記制御手段は、前記受信動作停止期間の間、前記RF部、または、前記RF部および前記ベースバンド部を停止する構成も好ましい。
この好ましい構成において、前記制御手段は、前記RF部、または、前記RF部および前記ベースバンド部のそれぞれに設けられた複数の電子回路を個別に停止する場合に、前記電子回路の立ち上がり時間および/または立ち下がり時間に基づいて、各電子回路の前記受信動作停止期間を伸縮することが好ましい。
この好ましい構成によれば、電子回路の立ち上がり時間および/または立ち下がり時間に基づいて各電子回路の受信動作停止期間が伸縮されるため、受信時の電子回路の誤動作が防止される。
また、上記目的を達成するために、本発明は、複数の送信シンボルが連続してなる送信データを無線により送受信する無線通信機であって、前記送信データの受信状態を検出する受信状態検出手段と、前記受信状態検出手段により検出された受信状態に応じた長さの受信動作停止期間を前記送信シンボルの各々に設け、前記送信シンボルの各々を受信するときに受信動作停止期間で受信動作を停止させる制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明は、複数の送信シンボルが連続してなる送信データを無線により受信する無線受信機の無線受信方法であって、前記送信データの受信状態を検出し、検出された受信状態に応じた長さの受信動作停止期間を前記送信シンボルの各々に設け、前記送信シンボルの各々を受信するときに受信動作停止期間で受信動作を停止することを特徴とする。
なお、本発明に係る無線受信機または無線通信機は、例えば携帯電話機や携帯型ノートパソコン、PDAなどの携帯型電子機器、或いは、デスクトップパソコンやテレビ、ファクシミリなどの据置型電子機器として実施することが可能である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明を適用した携帯電話機1の外観構成を示す図である。この図に示すように、携帯電話機1は、互いに別体に構成された操作ユニット2および表示ユニット3を備え、これらがヒンジ部4により開閉自在に結合されて、いわゆる折畳式の携帯電話機として構成されている。
操作ユニット2には、閉状態時に上記表示ユニット3が覆う面に、使用者が携帯電話機1に対する指示入力の際に使用するテンキーなどの各種ボタン11Aが配設され、これら各種ボタン11Aにより指示入力部11が構成されている。また、操作ユニット2のヒンジ部4側には伸縮自在に構成されたアンテナ5が配設されている。さらに、この操作ユニット2には、後述する音声入出力のためのマイクやスピーカを有する音声入出力部12や、CPU13、携帯電話通信部14、RAM15、記憶部16、ユニット間データ無線送信機17が内蔵されている。
表示ユニット3には、閉状態時に上記操作ユニット2と対向する面に、時刻やバッテリ残量、メニュー画面、メールの内容などの各種情報を表示するメインディスプレイ20が配設されており、また、閉状態時に露出する面には、メインディスプレイ20の補完的な役割を担い、時刻や電池残量あるいは着信の有無等を表示する図示せぬサブディスプレイが設けられている。また、表示ユニット3には、後述するユニット間データ無線受信機18やディスプレイコントローラ19などが内蔵されている。
ヒンジ部4は、2軸の回転機構を有する回転2軸ヒンジとして構成されている。すなわち、ヒンジ部4は、操作ユニット2の一端(図1における左側短辺部分)に設けられ、操作ユニット2の幅方向にわたる回転軸6を中心に回転する第1ヒンジ機構と、第1ヒンジ機構の回転軸6と直交させて配設された回転軸7を中心に回転する第2ヒンジ機構とを有し、この第2ヒンジ機構の回転軸7に上記表示ユニット3の下端が回転一体に固定されている。この構成により、操作ユニット2に対して表示ユニット3が雲台のように複雑な動きをすることが可能となる。
また、ヒンジ部4の内部には、操作ユニット2に収納されているバッテリ(不図示)からの電力を表示ユニット3に伝送する給電ラインが配設されている。
図2は、携帯電話機1の機能構成を示すブロック図である。なお、この図においては、図面が煩雑になるのを避けるために、本発明の説明に必要となる部分を中心に図示し、他の部分については簡略化している。
同図に示すように、携帯電話機1の操作ユニット2は、指示入力部11と、音声入出力部12と、CPU13と、携帯電話通信部14と、RAM15と、記憶部16と、ユニット間データ無線送信機17とを有して構成されている。また、携帯電話機1の表示ユニット3は、ユニット間データ無線受信機18と、ディスプレイコントローラ19と、メインディスプレイ20と、サブディスプレイ21とを有して構成されている。
指示入力部11は、テンキー(文字キー)やカーソルキー等の携帯電話機1に対する指示入力を行う各種ボタン11Aを含んで構成され、各種ボタン11Aの押下信号がCPU13に入力される。音声入出力部12は、携帯電話機1において通話が行われる際に、受話音を発するスピーカ(不図示)と、送話者の声を電気信号に変換するマイク(不図示)とを含んで構成さる。
CPU13は、携帯電話機1全体を制御するものであり、携帯電話機1の電源が投入された場合に、記憶部16に記憶されている制御プログラムを読み出して各種機能を実現するための処理を実行する。また、CPU13は、指示入力部11によって各種の指示信号が入力された場合に、指示信号に応じた各種処理に関するプログラムを記憶部16から読み出して実行する。さらに、CPU13は、各種処理結果をRAM15や記憶部16の所定の領域に格納したり、携帯電話通信部14あるいはユニット間データ無線送信機17に出力したりする。
携帯電話通信部14は、アンテナ5を介して基地局から受信した信号を携帯電話システムの変調方式に応じて復調し、復調信号をCPU13に出力する。また、携帯電話通信部14は、CPU13から入力された送話者の音声信号を携帯電話システムの変調方式に応じて変調しアンテナ5を介して基地局に送信する。
RAM15は、DRAM等の半導体メモリによって構成され、CPU13により実行される各種処理の際に生成された各種データを一時的に格納する。
記憶部16は、フラッシュROM等の不揮発性の記憶装置によって構成され、携帯電話機1の制御プログラムや種々のアプリケーションプログラム、各種データを記憶している。
ユニット間データ無線送信機17は、表示ユニット3に対する各種命令や表示データ(以下、「送信データ」と言う)を送信するものであり、CPU13から入力された送信データを所定の無線通信方式(例えばUWB(Ultra Wide Band)等)に基づいて変調し、表示ユニット3のユニット間データ無線受信機18に送信する。
ユニット間データ無線受信機18は、ユニット間データ無線送信機17から送信された送信データを受信し、所定の無線通信方式に基づいて復調してディスプレイコントローラ19に出力する。
このように、本携帯電話機1では、操作ユニット2から表示ユニット3に対して、各種命令(コマンド)や表示データを無線により送信するように構成されており、これにより、操作ユニット2と表示ユニット3との間のデータを送受するための配線が不要となる。
ディスプレイコントローラ19は、受信された命令あるいは表示データに基づいて、メインディスプレイ20あるいはサブディスプレイ21に表示させるラスタデータを生成し、それぞれのディスプレイに出力する。メインディスプレイ20は、ディスプレイコントローラ19によって入力されたラスタデータに基づいて、メニュー画面やメールの内容等、所定の画像を表示する。
サブディスプレイ21は、ディスプレイコントローラ19によって入力されたラスタデータに基づいて、時刻や電池残量あるいは着信の有無といった内容の画像を表示する。なお、ここでは表示ユニット3に備えられる機能部がディスプレイコントローラ19、メインディスプレイ20およびサブディスプレイ21である場合を例に挙げて説明したが、メモリカードコントローラ等、一般の携帯電話機に備えられる他の各種機能部を備える構成としても良い。
ここで、本実施の形態の携帯電話機1においては、上述したユニット間データ無線受信機18(以下、単に「受信機」18と言う)が、ユニット間データ無線送信機17から送信された送信データの受信動作中に間欠動作することで、省電力化が図られるように構成されている。以下、この受信機18の構成について詳述する。
図3は受信機18の構成を示す回路図である。
受信機18は、図3に示すように、アンテナ20と、RF部21と、ベースバンド部22とを有している。アンテナ20はRF部21に接続され、ユニット間データ無線送信機17から送信された電波を受信してRF信号をRF部21に出力する。RF部21は、アンテナ20から入力されたRF信号の周波数を中間周波数にダウンコンバートして中間周波数信号を生成してベースバンド部22に出力する。ベースバンド部22は中間周波数信号を所定の無線通信方式に基づいて復調し、ユニット間データ無線送信機17から送信された送信データを生成して出力するベースバンド回路30を有して構成されている。
RF部21の構成について詳述すると、RF部21は、アンプ40、局部発振器41、ミキサ42、ローパスフィルタ(LPF)43、コンパレータ44およびRSSI回路45を備えている。
アンプ40は、アンテナ20から出力されたRF信号を所定の増幅率で増幅してミキサ42に出力するものであり、局部発振器41は、中間周波数を生成するための局部発振信号をミキサ42に出力するものである。ミキサ42は、局部発振信号とRF信号とを混合してRF信号の周波数を中間周波数に下げて中間周波数信号を生成し、ローパスフィルタ43に出力するものである。ローパスフィルタ43は、中間周波数信号に含まれるノイズ成分(低周波数成分)を除去してコンパレータ44に出力するものである。コンパレータ44は、ローパスフィルタ43から入力された中間周波数信号の波形を成形してベースバンド回路30に出力するものである。また、RSSI回路45は、ローパスフィルタ43の出力に接続され、このローパスフィルタ43から出力されている中間周波数信号に基づいて受信電力に応じた電圧値のRSSI信号をベースバンド回路30に出力するものであり、このRSSI信号によりベースバンド回路30が受信電波の電界強度(以下、「受信電波強度」と言う)を検知する。
また、上記アンプ40、局部発振器41、ミキサ42、ローパスフィルタ(LPF)43およびコンパレータ44のそれぞれは、ベースバンド回路30から引き出されたイネーブル線60に接続され、ベースバンド回路30から出力されたイネーブル信号Enが入力され、このイネーブル信号Enの論理レベルがHighレベル(Lowレベルでも良い)の間だけ動作するように構成されている。
そして、このような構成の下、受信機18は、ユニット間データ無線送信機17からの送信データの受信を開始したときに、ベースバンド回路30がRSSI信号に基づいて受信電波強度を検出し、この受信電波強度が高い場合、すなわち、受信状態が良好な場合には、イネーブル信号Enの論理レベルを順次切り換えることで、RF部21の各部を間欠動作させる。以下、かかる動作について図4を参照して詳述する。
図4は送信データの受信中におけるIF部21の間欠動作タイミングを送信データのフレームフォーマット(以下、「送信データフレーム」と言う)と共に示す図である。
送信データフレーム100は、「0」または「1」の2値(多値でも良い)の送信シンボル110が複数連続して構成され、先頭から所定数の送信シンボル110がプリアンブル100Aを構成し、このプリアンブル100Aがユニット間データ無線送信機17と受信機18との間のフレーム同期などに用いられる。また、プリアンブル100Aに続く残りの送信シンボル110がペイロード100Bを構成し、このペイロード100Bに送信データが格納される。
この送信データフレーム100を受信機18が受信する場合、タイミングt0において、ベースバンド回路30がイネーブル信号EnをHレベルとしてIF部21の各部を動作させ、送信データフレーム100の受信動作を開始する。そして、ベースバンド回路30は、プリアンブル100Aを受信している期間(以下、「プリアンブル受信期間」と言う)TAの間に、フレーム同期をとると共にRSSI回路45から出力されるRSSI信号に基づいて受信電波強度を検出する。
次いで、ペイロード100Bの受信を開始するタイミングt1に至ると、ベースバンド回路30は、送信データフレーム100の受信が終了するタイミングt2に至るまでの期間(以下、「ペイロード受信期間」と言う)TBの間、上記プリアンブル受信期間TAにて検出した受信電波強度に基づいてIF部21の各部を間欠動作させる。
詳述すると、受信状態が良く受信電波強度が高い場合、送信経路中で送信データに加わる雑音や信号の波形歪が小さいため、当該送信シンボル110の値を誤判定する確率は小さくなる。したがって、送信シンボル110のシンボル受信動作期間TDを各送信シンボル110のシンボル送信期間TCより短くしても、送信シンボル110の値を判別することが可能となる。
そこで、本実施の形態では、各送信シンボル110のシンボル送信期間TCごとに、送信シンボル110の受信動作を行うシンボル受信動作期間TDと、受信動作を停止するシンボル受信動作停止期間TEとを設け、送信シンボル110を受信すべきシンボル送信期間TCにおいても、シンボル受信動作停止期間TEの間、IF部21の各部を停止させる。
シンボル受信動作期間TDの設定例について説明すると、図5に示すように、RSSI回路45への入力レベル、すなわち、ローパスフィルタ43から出力された中間周波数信号の信号レベルが高くなるにしたがってRSSI信号電圧が高くなり受信電波強度が強いことが示されるため、ベースバンド回路30は、シンボル受信動作停止期間TEをRSSI信号電圧に応じて長くする。
具体的には、RSSI信号電圧が「0〜0.2V」程度の場合には、受信電波強度が非常に弱いことを示し、このように受信電波強度が弱くなると、送信経路中で送信データに加わる雑音や信号の波形歪が大きくなり、送信シンボル110の値が誤判定される確率が高くなる。そこで、ベースバンド回路30は、RSSI信号電圧が「0〜0.2V」程度の場合には、シンボル送信期間TCの全期間にわたりイネーブル信号EnをHレベルとして、このシンボル送信期間TCの全期間でIF部21に受信動作させる。したがって、この場合には、シンボル受信動作停止期間TEの時間長が「0」とされる。
また、RSSI信号電圧が「0.2〜0.4V」程度の場合には、受信電波強度が若干弱い程度であるため、ベースバンド回路30は、シンボル送信期間TCの9割に相当するシンボル受信動作期間TDだけイネーブル信号EnをHレベルとしてIF部21に受信動作させ、残りの1割に相当するシンボル受信動作停止期間TEでは、イネーブル信号EnをLレベルとしてIF部21を停止させる。これにより、1つの送信シンボル110の受信ごとに消費電力が約1割削減されることとなる。
このようにして、ベースバンド回路30は、RSSI信号電圧が高くなるにしたがって、シンボル受信動作期間TDを段階的に短くし、例えば、RSSI信号電圧が「1V」をこえている場合には、シンボル受信動作期間TDをシンボル送信期間TCの5割とし、残りの5割をシンボル受信動作停止期間TEとする。
なお、本実施の形態では、RSSI信号電圧に対してステップ関数的にシンボル受信動作停止期間TEを長くしているが、これに限らず、例えば線形関数的、或いは、指数関数的にシンボル受信動作停止期間TEを長くしも良い。また、図5に示す各数値はあくまでも一例であり、例えば、電波受信強度が非常に高い場合には、シンボル受信動作停止期間TEをシンボル送信期間TCの5割以上とすることも、また、5割以下とすることも勿論可能である。
さて、ベースバンド回路30は、プリアンブル受信期間TAの間に、上記のようにしてシンボル受信動作期間TDまたは/およびシンボル受信動作停止期間TEを決定した後、ペイロード受信期間TBにおいては、前掲図4に示すように、各送信シンボル110の受信ごとに、送信シンボル110の開始タイミングtsからシンボル受信動作期間TDの間だけイネーブル信号EnをHレベルとし、その後、送信シンボル110の終了タイミングteに至る期間、すなわち、シンボル受信動作停止期間TEの間はイネーブル信号EnをLレベルとする。
この結果、図6に示すIF部21の各部の波形図に示されるように、イネーブル信号EnがHレベルとされているシンボル受信動作期間TDの間だけ、IF部21が備えるアンプ40、局部発振器41、ミキサ41、ローパスフィルタ43およびコンパレータ44(図6には図示せず)の各部が動作して信号を出力する。そして、このシンボル受信動作期間TDの間にローパスフィルタ43(コンパレータ44)から出力される中間周波数信号に基づいて各送信シンボル110の値が判定される。
また、イネーブル信号EnがLレベルとされているシンボル受信動作停止期間TEの間は、アンプ40、局部発振器41、ミキサ41、ローパスフィルタ43およびコンパレータ44の各部が停止する。
このように、本実施の形態によれば、送信シンボル110の受信動作を行うシンボル受信動作期間TDと、受信動作を停止するシンボル受信動作停止期間TEとを各送信シンボル110のシンボル送信期間TCごとに設けたため、送信データフレーム100を受信する際の受信動作時間が短くなり、受信動作に伴う消費電力を削減し、省電力化を図ることができる。
また、本実施の形態によれば、RSSI信号電圧に基づく受信電波強度、すなわち、送信データの受信状態に応じてシンボル受信動作停止期間TEを決定し、受信電波強度が高いほど、シンボル受信動作停止期間TEを長くするようにしたため、受信状態に応じて送信シンボルの値の誤判定を防止しつつ、受信動作時の消費電力を抑制することができる。
特に、本実施の形態によれば、ヒンジ部4にて結合された操作ユニット2および表示ユニット3同士の無線通信は極短距離であるため、通信経路中で送信データへのノイズの混入や波形歪が生じ難く、受信機18の受信状態が良好に維持される。これにより、シンボル受信休止期間TDを長くすることが可能となり、高い省電力効果を得ることができる。
なお、上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用が可能である。
(変形例1)
上述した実施の形態では、IF部21のアンプ40、局部発振器41、ミキサ42、ローパスフィルタ43およびコンパレータ44のそれぞれの電子回路をイネーブル信号Enの論理レベルを変更することで同時にオン/オフさせたが、これに限らず、それぞれの電子回路を個別にオン/オフさせる構成としても良い。
図7は本変形例に係る受信機18Aの回路構成を示す図である。
この図に示すように、受信機18Aは、アンプ40、局部発振器41、ミキサ42、ローパスフィルタ43およびコンパレータ44とイネーブル線60との間に、それぞれ動作制御スイッチ50〜54が介挿され、各動作制御スイッチ50〜54がベースバンド回路30から出力される制御信号Ds1〜Ds5によりオン/オフ制御される。また、イネーブル信号Enは常にHレベルとされ、動作制御スイッチ50〜54がオフとなった場合に、その動作制御スイッチ50〜54に接続された電子回路が停止するように構成されている。
この構成の下、ベースバンド回路30は、各動作制御スイッチ50〜54に対して制御信号Ds1〜Ds5を出力して、アンプ40、局部発振器41、ミキサ42、ローパスフィルタ43およびコンパレータ44のそれぞれの電子回路を個別にオン/オフさせる。
ここで一般に、電子回路にあっては、図8に示すように、Hレベルのイネーブル信号Enが入力されたタイミングTonから、実際に動作を開始するタイミングTstに至るまでに立ち上がり時間Tupを要し、また、イネーブル信号EnがLレベルとなったタイミングToffから、回路動作が停止するまでのタイミングTendに至るまでに立ち下がり時間Tdownを要し、さらに、これらの立ち上がり時間Tupおよび立ち下がり時間Tdownは、電子回路ごとに異なっている。
すなわち、立ち上がり時間Tupを有する電子回路に対しては、シンボル受信動作期間TDの開始タイミングよりも立ち上がり時間Tupだけ前のタイミングでHレベルのイネーブル信号Enを入力する必要があり、結果として、この電子回路のシンボル受信動作停止期間TEを立ち上がり時間Tupだけ短くする必要がある。
一方、立ち下がり時間Tdownを有する電子回路に対しては、シンボル受信動作停止期間TEの開始タイミングよりも立ち下がり時間Tdownだけ前のタイミングでイネーブル信号EnをLレベルとすることで、シンボル受信動作停止期間TEの開始タイミングで動作を停止させることができるため、この電子回路のシンボル受信動作停止期間TEを立ち下がり時間Tdownの分だけ長くすることが可能である。
そこで、ベースバンド回路30は、アンプ40、局部発振器41、ミキサ42、ローパスフィルタ43およびコンパレータ44のそれぞれの立ち上がり時間Tupに基づいて、これらの電子回路が略同時に動作を開始するように、それぞれの電子回路のシンボル受信動作停止期間TEを伸縮し、また、それぞれの立ち下がり時間Tdownに基づいてこれらの電子回路が略同時に動作を停止するように、それぞれの電子回路のシンボル受信動作停止期間TEを伸縮する。
そして、ベースバンド回路30は、このようにして決定した各電子回路のシンボル受信動作停止期間TEに基づいて動作制御スイッチ50〜54をオン/オフさせることで、各電子回路の動作開始タイミングおよび動作停止タイミングを合わせられる。
特に、各電子回路の動作開始タイミングが合わせられることで、受信動作時の電気回路の誤動作が防止される。
(変形例2)
上述した実施の形態では、RSSI回路45については、シンボル受信動作停止期間TEも動作させることとしたが、これに限らず、停止させても良い。
また、ペイロード受信期間TBにおいてのみ、送信シンボル110のシンボル送信期間TCにシンボル受信動作停止期間TEを設ける構成としたが、これに限らず、プリアンブル受信期間TAにおいて、フレーム同期がとられた時点から送信シンボル110のシンボル送信期間TCにシンボル受信動作停止期間TEを設けるようにしても良い。
(変形例3)
上述した実施の形態では、受信状態として受信電波強度を検出する構成について例示したが、これに限らず、受信状態の指標としてビット誤り率を検出する構成としても良い。すなわち、ベースバンド回路30が復調後のデータのビット誤り率を検出し、このビット誤り率に応じてシンボル受信動作停止期間TEを伸縮しても良い。この場合、ビット誤り率が小さいほど受信状態が良いことを示すため、ベースバンド回路30は、シンボル受信動作停止期間TEを長くする。
(変形例4)
上述した実施の形態では、シンボル受信動作停止期間TEの間、RF部21の各部を停止させる構成としたが、さらに、ベースバンド部22を停止させる構成としても良い。この構成において、シンボル受信動作停止期間TEの間、ベースバンド回路30を停止する場合には、例えばシンボル受信動作期間TDの開始タイミングに合わせて起動信号をベースバンド回路30に入力するのが望ましい。
(変形例5)
上述した実施の形態では、シンボル送信期間TCの前半にシンボル受信動作期間TDを設け、後半にシンボル受信動作停止期間TEを設けた場合を例示したが、これに限らず、シンボル受信動作期間TDを後半にシンボル受信動作停止期間TEを前半に設けても良い。また、シンボル受信動作停止期間TEをシンボル受信動作期間TDの前後に分割配置しても良い。
(変形例6)
上述した実施の形態では、受信機18に本発明を適用した場合を例示したが、これに限らず、複数の送信シンボル110が連続してなる送信データフレーム100を無線により送受信する無線通信機にも本発明を適用することが可能である。
また、上述した実施の形態では、電子機器の一態様として携帯電話機1を例示したが、これに限らず、例えば携帯型ノートパソコン、PDAなどの携帯型電子機器、或いは、デスクトップパソコンやテレビ、ファクシミリなどの据置型電子機器にも本発明を適用可能である。
本発明の実施形態に係る携帯電話機の構成を示す図である。 同携帯電話機の機能的構成を示す図である。 同受信機の回路構成を示す図である。 同受信機の受信動作を説明するための図である。 受信電波強度とシンボル受信動作停止期間との関係を示す図である。 同受信機の受信動作時の波形の一例を示す図である。 本発明の変形例に係る受信機の回路構成を示す図である。 電子回路の立ち上がり時間と立ち下がり時間を説明するための図である。
符号の説明
1…携帯電話機、18、18A…受信機、21…IF部、22…ベースバンド部、30…ベースバンド回路、45…RSSI回路、50〜54…動作制御スイッチ、60…イネーブル線、110…送信シンボル、TA…プリアンブル受信期間、TB…ペイロード受信期間、TC…シンボル送信期間、TD…シンボル受信動作期間TD、TE…シンボル受信動作停止期間TE。

Claims (8)

  1. 複数の送信シンボルが連続してなる送信データを無線により受信する無線受信機であって、
    前記送信データの受信状態を検出する受信状態検出手段と、
    前記受信状態検出手段により検出された受信状態に応じた長さの受信動作停止期間を前記送信シンボルの各々に設け、前記送信シンボルの各々を受信するときに受信動作停止期間で受信動作を停止させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とする無線受信機。
  2. 前記受信状態検出手段は、受信電波の電界強度を検出する電界強度検出手段を有し、
    前記制御手段は、前記受信動作停止期間を前記電界強度が強いほど長くする
    ことを特徴とする請求項に記載の無線受信機。
  3. 前記受信状態検出手段は、受信した送信データのビット誤り率を検出する誤り率検出手段を有し、
    前記制御手段は、前記受信動作停止期間を前記ビット誤り率が小さいほど長くする
    ことを特徴とする請求項に記載の無線受信機。
  4. RF部とベースバンド部とを更に備え、
    前記制御手段は、前記受信動作停止期間の間、前記RF部、または、前記RF部および前記ベースバンド部を停止する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の無線受信機。
  5. 前記制御手段は、前記RF部、または、前記RF部および前記ベースバンド部のそれぞれに設けられた複数の電子回路を個別に停止する場合に、前記電子回路の立ち上がり時間および/または立ち下がり時間に基づいて、各電子回路の前記受信動作停止期間を伸縮することを特徴とする請求項に記載の無線受信機。
  6. 複数の送信シンボルが連続してなる送信データを無線により送受信する無線通信機であって、
    前記送信データの受信状態を検出する受信状態検出手段と、
    前記受信状態検出手段により検出された受信状態に応じた長さの受信動作停止期間を前記送信シンボルの各々に設け、前記送信シンボルの各々を受信するときに受信動作停止期間で受信動作を停止させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とする無線通信機。
  7. 請求項1乃至5のいずれかに記載の無線受信機、または、請求項に記載の無線通信機を備えたことを特徴とする電子機器。
  8. 複数の送信シンボルが連続してなる送信データを無線により受信する無線受信機の無線受信方法であって、
    前記送信データの受信状態を検出し、
    検出された受信状態に応じた長さの受信動作停止期間を前記送信シンボルの各々に設け、前記送信シンボルの各々を受信するときに受信動作停止期間で受信動作を停止する
    ことを特徴とする無線受信方法。
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