JP2000332680A - ディジタル方式移動電話機 - Google Patents
ディジタル方式移動電話機Info
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- JP2000332680A JP2000332680A JP2000108323A JP2000108323A JP2000332680A JP 2000332680 A JP2000332680 A JP 2000332680A JP 2000108323 A JP2000108323 A JP 2000108323A JP 2000108323 A JP2000108323 A JP 2000108323A JP 2000332680 A JP2000332680 A JP 2000332680A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Landscapes
- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephone Function (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】BCCHの受信周期を受信電波の強さ(受信電
界強度)によって制御することにより、安定にBCCH
を受信し、更に消費電力の少ないディジタル方式移動電
話機を提供する。 【解決手段】 待ち受け制御方式の受信手段を具備する
移動局のディジタル方式移動電話機において、移動局の
受信手段に受信周期を設定する受信周期処理部と、電源
をオン/オフ制御する切替手段及び、受信電界強度を検
出する電界強度検出手段を具備する受信周期制御手段を
接続し、該移動局が定期的に受信する電波受信時に受信
電界強度を前記電界強度検出手段で検出し、受信周期処
理部は受信電波強度に応じて受信電界強度が大きいと受
信周期を長くし、小さいと受信周期を短くするか又は、
連続受信するように受信周期を設定し、切替手段をオン
/オフ制御し前記受信手段の電源を制御する。
界強度)によって制御することにより、安定にBCCH
を受信し、更に消費電力の少ないディジタル方式移動電
話機を提供する。 【解決手段】 待ち受け制御方式の受信手段を具備する
移動局のディジタル方式移動電話機において、移動局の
受信手段に受信周期を設定する受信周期処理部と、電源
をオン/オフ制御する切替手段及び、受信電界強度を検
出する電界強度検出手段を具備する受信周期制御手段を
接続し、該移動局が定期的に受信する電波受信時に受信
電界強度を前記電界強度検出手段で検出し、受信周期処
理部は受信電波強度に応じて受信電界強度が大きいと受
信周期を長くし、小さいと受信周期を短くするか又は、
連続受信するように受信周期を設定し、切替手段をオン
/オフ制御し前記受信手段の電源を制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電波の受信電界強
度によりBCCH(情報報知チャネル)の受信周期を制
御して安定した受信及び省電力化を図ったディジタル方
式移動電話機に関するものである。
度によりBCCH(情報報知チャネル)の受信周期を制
御して安定した受信及び省電力化を図ったディジタル方
式移動電話機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車電話の需要が増大し電波の
有効利用の観点から従来のFDMA方式(周波数分割多
元アクセス方式)の自動車電話から、TDMA方式(時
分割多元アクセス方式)の自動車電話へと開発が進めら
れている。この後者の方式をディジタル方式自動車電話
と呼んでいる。このディジタル方式自動車電話の標準規
格(電波システム開発センター:RCR−27及び27
A、27B)も整備されているが、この標準規格によれ
ば移動局で待ち受け中は、基地局より常時送信される報
知情報を含むBCCH(Broad Cast Channel)と着信情
報を含むPCH(Paging Channel)を移動局で受信する
ことが義務付けられている。特にBCCHは移動局で定
期的に受信することが義務付けられている。
有効利用の観点から従来のFDMA方式(周波数分割多
元アクセス方式)の自動車電話から、TDMA方式(時
分割多元アクセス方式)の自動車電話へと開発が進めら
れている。この後者の方式をディジタル方式自動車電話
と呼んでいる。このディジタル方式自動車電話の標準規
格(電波システム開発センター:RCR−27及び27
A、27B)も整備されているが、この標準規格によれ
ば移動局で待ち受け中は、基地局より常時送信される報
知情報を含むBCCH(Broad Cast Channel)と着信情
報を含むPCH(Paging Channel)を移動局で受信する
ことが義務付けられている。特にBCCHは移動局で定
期的に受信することが義務付けられている。
【0003】図9は従来のディジタル方式自動車電話機
の構成例を示すブロック図である。従来のディジタル方
式自動車電話機を同図に従って説明する。操作部8は電
話の操作手段を構成するものである。操作部8からの入
力信号は操作インターフェース7を介してシステム制御
部5へ出力される。呼制御部6はシステム制御部5に制
御されて宛先への発呼動作と、無線回線処理部1からシ
ステム制御部5を介して入力された着呼信号に対する着
呼動作を行う。音声処理部2はシステム制御部5からの
制御にしたがって、無線回線処理部1からの音声データ
を音声へ変換し受話器3へ出力したり、送話器4から入
力された音声を音声データに変換し無線回線処理部1へ
出力しアンテナ10から送信する。
の構成例を示すブロック図である。従来のディジタル方
式自動車電話機を同図に従って説明する。操作部8は電
話の操作手段を構成するものである。操作部8からの入
力信号は操作インターフェース7を介してシステム制御
部5へ出力される。呼制御部6はシステム制御部5に制
御されて宛先への発呼動作と、無線回線処理部1からシ
ステム制御部5を介して入力された着呼信号に対する着
呼動作を行う。音声処理部2はシステム制御部5からの
制御にしたがって、無線回線処理部1からの音声データ
を音声へ変換し受話器3へ出力したり、送話器4から入
力された音声を音声データに変換し無線回線処理部1へ
出力しアンテナ10から送信する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この標
準規約に従い定周期にBCCHを受信した場合、電波の
状態により2つの問題がある。第1は電波の強いとき、
または受信状態が非常に良好な時で、この場合BCCH
の情報は安定して受信できるにも関わらず、何度も同じ
内容を無駄に受信し電力を浪費すると云う問題がある。
第2の場合は電波の弱い時、又は受信状態が悪いとき
で、この場合はBCCHの情報の受信が不安定なため、
基地局からは同じ内容を繰返し送信しているにも関わら
ず受信の度にノイズ等のために誤った情報を受信してし
まうと云う問題がある。
準規約に従い定周期にBCCHを受信した場合、電波の
状態により2つの問題がある。第1は電波の強いとき、
または受信状態が非常に良好な時で、この場合BCCH
の情報は安定して受信できるにも関わらず、何度も同じ
内容を無駄に受信し電力を浪費すると云う問題がある。
第2の場合は電波の弱い時、又は受信状態が悪いとき
で、この場合はBCCHの情報の受信が不安定なため、
基地局からは同じ内容を繰返し送信しているにも関わら
ず受信の度にノイズ等のために誤った情報を受信してし
まうと云う問題がある。
【0005】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、上記問題点を除去し、BCCHの受信周期を受信電
波の強さ(受信電界強度)によって制御することによ
り、安定にBCCHを受信し、更に消費電力の少ないデ
ィジタル方式移動電話機を提供することを目的とする。
で、上記問題点を除去し、BCCHの受信周期を受信電
波の強さ(受信電界強度)によって制御することによ
り、安定にBCCHを受信し、更に消費電力の少ないデ
ィジタル方式移動電話機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1に記載の発明は、待ち受け制御方式の受信手段
を具備する移動局のディジタル方式移動電話機におい
て、移動局の受信手段に受信周期を設定する受信周期処
理部と、電源をオン/オフ制御する切替手段及び、受信
電界強度を検出する電界強度検出手段を具備する受信周
期制御手段を接続し、該移動局が定期的に受信する電波
受信時に受信電界強度を前記電界強度検出手段で検出
し、受信周期処理部は受信電界強度に応じて受信電界強
度が大きいと受信周期を長くし、小さいと受信周期を短
くするか又は、連続受信するように受信周期を設定し、
切替手段をオン/オフ制御し前記受信手段の電源を制御
することを特徴とする。
請求項1に記載の発明は、待ち受け制御方式の受信手段
を具備する移動局のディジタル方式移動電話機におい
て、移動局の受信手段に受信周期を設定する受信周期処
理部と、電源をオン/オフ制御する切替手段及び、受信
電界強度を検出する電界強度検出手段を具備する受信周
期制御手段を接続し、該移動局が定期的に受信する電波
受信時に受信電界強度を前記電界強度検出手段で検出
し、受信周期処理部は受信電界強度に応じて受信電界強
度が大きいと受信周期を長くし、小さいと受信周期を短
くするか又は、連続受信するように受信周期を設定し、
切替手段をオン/オフ制御し前記受信手段の電源を制御
することを特徴とする。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、待ち受け
制御方式の受信手段を具備する移動局のディジタル方式
移動電話機において、移動局の受信手段に受信周期を設
定する受信周期処理部と、電源をオン/オフ制御する切
替手段及び、受信信号のビットエラーを検出するビット
エラー検出手段を具備する受信周期制御手段を接続し、
該移動局が定期的に受信する電波受信時に受信信号の
ビットエラーをビットエラー検出手段で検出し、受信周
期処理部はビットエラー発生の程度に応じてビットエラ
ーが少ないと受信周期を長くし、ビットエラーが多いと
受信周期を短くするか又は、連続受信するように周期を
設定し、切替手段をオン/オフ制御し受信手段の電源を
制御することを特徴とする。
制御方式の受信手段を具備する移動局のディジタル方式
移動電話機において、移動局の受信手段に受信周期を設
定する受信周期処理部と、電源をオン/オフ制御する切
替手段及び、受信信号のビットエラーを検出するビット
エラー検出手段を具備する受信周期制御手段を接続し、
該移動局が定期的に受信する電波受信時に受信信号の
ビットエラーをビットエラー検出手段で検出し、受信周
期処理部はビットエラー発生の程度に応じてビットエラ
ーが少ないと受信周期を長くし、ビットエラーが多いと
受信周期を短くするか又は、連続受信するように周期を
設定し、切替手段をオン/オフ制御し受信手段の電源を
制御することを特徴とする。
【0008】上記請求項1又は2に記載の発明の構成に
よれば、受信周期制御手段は受信電波強度に応じて受信
電界強度が大きいと受信周期を長くし、小さいと受信周
期を短くするか又は、連続受信するように受信周期を設
定し又は、ビットエラー発生の程度に応じてビットエラ
ーが少ないと受信周期を長くし、ビットエラーが多いと
受信周期を短くするか又は、連続受信するように周期を
設定し、切替手段をオン/オフ制御し受信手段の電源を
制御するので、基地局からの電波が強くても弱くても、
移動局は、より安定してBCCHの信号を受信すること
ができる。更に受信電界強度が強いときは受信周期(サ
ンプリング周期)が長くなり、受信回路の電源を長時間
にわたって切ることができるため消費電力も少なくな
る。
よれば、受信周期制御手段は受信電波強度に応じて受信
電界強度が大きいと受信周期を長くし、小さいと受信周
期を短くするか又は、連続受信するように受信周期を設
定し又は、ビットエラー発生の程度に応じてビットエラ
ーが少ないと受信周期を長くし、ビットエラーが多いと
受信周期を短くするか又は、連続受信するように周期を
設定し、切替手段をオン/オフ制御し受信手段の電源を
制御するので、基地局からの電波が強くても弱くても、
移動局は、より安定してBCCHの信号を受信すること
ができる。更に受信電界強度が強いときは受信周期(サ
ンプリング周期)が長くなり、受信回路の電源を長時間
にわたって切ることができるため消費電力も少なくな
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態例を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係るディジ
タル方式移動電話機の構成例を示すブロック図である。
図示するように、本発明の移動電話機は従来の無線回線
処理部1の受信回路1−2に、受信周期処理部9−1、
制御スイッチ9−2及び電界強度検出回路9−3から構
成される受信周期制御部9を接続したものである。尚、
送受信切替器1−1、周波数変換の為のシンセサイザー
1−3、送信回路1−4、無線制御回路1−5及びその
他の構成は図9の従来のものと同じである。
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係るディジ
タル方式移動電話機の構成例を示すブロック図である。
図示するように、本発明の移動電話機は従来の無線回線
処理部1の受信回路1−2に、受信周期処理部9−1、
制御スイッチ9−2及び電界強度検出回路9−3から構
成される受信周期制御部9を接続したものである。尚、
送受信切替器1−1、周波数変換の為のシンセサイザー
1−3、送信回路1−4、無線制御回路1−5及びその
他の構成は図9の従来のものと同じである。
【0010】この受信周期制御部9はシステム制御部5
により制御され、電話機が待ち受け状態になると制御を
開始し、無線回線処理部1より現在同期中の無線チャン
ネルの受信電界強度(RSSI)を入力し、その値に従
ってBCCHの受信周期を設定、変更することが可能に
なっている。
により制御され、電話機が待ち受け状態になると制御を
開始し、無線回線処理部1より現在同期中の無線チャン
ネルの受信電界強度(RSSI)を入力し、その値に従
ってBCCHの受信周期を設定、変更することが可能に
なっている。
【0011】図1に示すディジタル方式移動電話機にお
いて、受信周期処理部9−1は受信時刻になると、制御
スイッチ9−2をオンし電源を接続して受信回路を動作
させ、受信信号を電界強度検出回路9−3へ送り、該電
界強度検出回路9−3は送られた信号などから電界強度
を検出し受信周期処理部9−1へ送る。受信周期処理部
9−1はこの検出電界強度に従って受信周期を調整し、
それに従って制御スイッチ9−2を制御する。一方、受
信信号の制御信号は無線制御回路1−5を通してシステ
ム制御部5へ送られ、音声信号は音声処理部2へ送られ
処理される。
いて、受信周期処理部9−1は受信時刻になると、制御
スイッチ9−2をオンし電源を接続して受信回路を動作
させ、受信信号を電界強度検出回路9−3へ送り、該電
界強度検出回路9−3は送られた信号などから電界強度
を検出し受信周期処理部9−1へ送る。受信周期処理部
9−1はこの検出電界強度に従って受信周期を調整し、
それに従って制御スイッチ9−2を制御する。一方、受
信信号の制御信号は無線制御回路1−5を通してシステ
ム制御部5へ送られ、音声信号は音声処理部2へ送られ
処理される。
【0012】BCCHを安定的に受信するためには、受
信データのビットエラー率を低率で一定に保つ必要があ
る。ディジタル方式移動電話機では、一般的にフェージ
ングの影響がある時の受信電界強度(RSSI)とビッ
トエラー率の関係が、ある特定の受信電界強度以下では
ビットエラー率は受信電界強度の逆数に比例し、ある特
定の受信電界強度以上では略一定になることが知られて
いる。また、フェージングによるビットエラーはしばし
ば連続的なエラーになるため、1回分の受信データにビ
ットエラーが集中しやすい。
信データのビットエラー率を低率で一定に保つ必要があ
る。ディジタル方式移動電話機では、一般的にフェージ
ングの影響がある時の受信電界強度(RSSI)とビッ
トエラー率の関係が、ある特定の受信電界強度以下では
ビットエラー率は受信電界強度の逆数に比例し、ある特
定の受信電界強度以上では略一定になることが知られて
いる。また、フェージングによるビットエラーはしばし
ば連続的なエラーになるため、1回分の受信データにビ
ットエラーが集中しやすい。
【0013】そこでBCCHのデータを安定的に受信す
るために、受信周期処理部9−1は受信電界強度(RS
SI)が下がれば受信周期を短くするか又は連続で受信
するように制御スイッチ9−2を制御し、受信回路1−
2が単位時間内に一定の正常なビットデータ受信回数を
得るように制御する。
るために、受信周期処理部9−1は受信電界強度(RS
SI)が下がれば受信周期を短くするか又は連続で受信
するように制御スイッチ9−2を制御し、受信回路1−
2が単位時間内に一定の正常なビットデータ受信回数を
得るように制御する。
【0014】図3は図1に示す構成のディジタル方式移
動電話機の制御フローチャートである。同図に従って受
信周期の制御方式の動作について説明する。本制御フロ
ーは受信周期処理部9−1で実行される。まず受信周期
としてある固定の周期を設定し(ステップST31)、
受信時刻になると(ステップST32)受信を開始し
(ステップST33)、同時に電界強度検出回路9−3
は電界強度の測定を行う(ステップST34)。受信停
止(ステップST35)後、電界強度の逆数に比例した
値を受信周期に設定(ステップST36)し、次の受信
時刻まで待つ。同図でKは電界強度から受信周期を算出
する固定定数である。
動電話機の制御フローチャートである。同図に従って受
信周期の制御方式の動作について説明する。本制御フロ
ーは受信周期処理部9−1で実行される。まず受信周期
としてある固定の周期を設定し(ステップST31)、
受信時刻になると(ステップST32)受信を開始し
(ステップST33)、同時に電界強度検出回路9−3
は電界強度の測定を行う(ステップST34)。受信停
止(ステップST35)後、電界強度の逆数に比例した
値を受信周期に設定(ステップST36)し、次の受信
時刻まで待つ。同図でKは電界強度から受信周期を算出
する固定定数である。
【0015】図6は上記制御による受信電界強度と受信
周期の関係の一例を示すグラフである。図から分かるよ
うに受信電界強度に比例して受信周期が長くなり、安定
した受信及び省電力化ができる。
周期の関係の一例を示すグラフである。図から分かるよ
うに受信電界強度に比例して受信周期が長くなり、安定
した受信及び省電力化ができる。
【0016】図4は図1に示す構成のディジタル方式移
動電話機の他の制御フローチャートである。同図に従っ
て受信周期の制御方式の動作について説明する。本制御
フローは受信周期処理部9−1で実行される。先ず、受
信周期として或る固定の周期を設定し(ステップST4
1)、受信時刻になると(ステップST42)受信を開
始し(ステップST43)、同時に電界強度検出回路9
−3は電界強度の測定を行う(ステップST44)。
動電話機の他の制御フローチャートである。同図に従っ
て受信周期の制御方式の動作について説明する。本制御
フローは受信周期処理部9−1で実行される。先ず、受
信周期として或る固定の周期を設定し(ステップST4
1)、受信時刻になると(ステップST42)受信を開
始し(ステップST43)、同時に電界強度検出回路9
−3は電界強度の測定を行う(ステップST44)。
【0017】受信停止(ステップST45)後、受信電
界強度が或る固定の下限値以下であれば(ステップST
46)、連続受信(受信周期=0)を設定し(ステップ
ST49)、受信電界強度が或る固定の上限値以上であ
れば(ステップST47)、それに対応する上限周期を
設定し(ステップST50)、受信電界強度が或る固定
の下限値より大きく上限値より小さければ(ステップS
T47)、電界強度の逆数に比例した値を受信周期に設
定し(ステップST48)、次の受信時刻まで待つ。図
4でKは電界強度から受信周期を算出する固定定数であ
る。
界強度が或る固定の下限値以下であれば(ステップST
46)、連続受信(受信周期=0)を設定し(ステップ
ST49)、受信電界強度が或る固定の上限値以上であ
れば(ステップST47)、それに対応する上限周期を
設定し(ステップST50)、受信電界強度が或る固定
の下限値より大きく上限値より小さければ(ステップS
T47)、電界強度の逆数に比例した値を受信周期に設
定し(ステップST48)、次の受信時刻まで待つ。図
4でKは電界強度から受信周期を算出する固定定数であ
る。
【0018】図7は上記制御フローによる受信電界強度
と受信周期の関係の一例を示すグラフである。図から分
かるように受信電界強度が下限値以下では連続受信し、
受信電界強度が上限値以上では一定の周期を持ち、受信
電界強度が下限値以上上限値以下では受信電界強度に比
例して受信周期が長くなり、安定した受信及び省電力化
ができる。
と受信周期の関係の一例を示すグラフである。図から分
かるように受信電界強度が下限値以下では連続受信し、
受信電界強度が上限値以上では一定の周期を持ち、受信
電界強度が下限値以上上限値以下では受信電界強度に比
例して受信周期が長くなり、安定した受信及び省電力化
ができる。
【0019】図2は本発明に係るディジタル方式移動電
話機の構成例を示すブロック図である。図示するよう
に、本実施例は前述の実施例の電界強度検出回路9−3
をビットエラー検出回路9−4に置き直したものであ
る。この受信周期制御部9はシステム制御部5により制
御されて、電話機が待ち受け状態になると制御を開始
し、無線回線処理部1より現在同期中の無線チャンネル
のビットエラー率を入力し、その値に従ってBCCHの
受信周期を設定及び、変更することが可能になってい
る。
話機の構成例を示すブロック図である。図示するよう
に、本実施例は前述の実施例の電界強度検出回路9−3
をビットエラー検出回路9−4に置き直したものであ
る。この受信周期制御部9はシステム制御部5により制
御されて、電話機が待ち受け状態になると制御を開始
し、無線回線処理部1より現在同期中の無線チャンネル
のビットエラー率を入力し、その値に従ってBCCHの
受信周期を設定及び、変更することが可能になってい
る。
【0020】受信周期処理部9−1は受信時刻になる
と、制御スイッチ9−2をオンし電源を接続して受信回
路1−2を動作させ、受信信号をビットエラー検出回路
9−4へ送り、ビットエラー検出回路9−4は送られた
信号からビットエラーを検出測定しビットエラー率を受
信周期処理部9−1へ送る。受信周期処理部9−1は送
られたビットエラー率に応じた受信周期を設定し制御ス
イッチ9−2を制御する。一方、受信信号の制御信号は
無線制御回路1−5を通してシステム制御部5へ送ら
れ、音声信号は音声処理部2へ送られ処理される。
と、制御スイッチ9−2をオンし電源を接続して受信回
路1−2を動作させ、受信信号をビットエラー検出回路
9−4へ送り、ビットエラー検出回路9−4は送られた
信号からビットエラーを検出測定しビットエラー率を受
信周期処理部9−1へ送る。受信周期処理部9−1は送
られたビットエラー率に応じた受信周期を設定し制御ス
イッチ9−2を制御する。一方、受信信号の制御信号は
無線制御回路1−5を通してシステム制御部5へ送ら
れ、音声信号は音声処理部2へ送られ処理される。
【0021】図5は図2に示す構成のディジタル方式移
動電話機の制御フローチャートである。同図に従って受
信周期の制御方式の動作について説明する。本制御フロ
ーは受信周期処理部9−1で実行される。まず、受信周
期としてある固定の周期を設定(ステップST51)
し、受信時刻(ステップST52)になると受信を開始
し(ステップST53)、同時にビットエラーの測定を
行う(ステップST54)。受信停止(ステップST5
5)後、受信周期処理部9−1はビットエラー率の逆数
に比例した値を受信周期に設定(ステップST56)
後、次の受信時刻まで待つ。同図でKはビットエラー率
から受信周期を算出する固定定数である。
動電話機の制御フローチャートである。同図に従って受
信周期の制御方式の動作について説明する。本制御フロ
ーは受信周期処理部9−1で実行される。まず、受信周
期としてある固定の周期を設定(ステップST51)
し、受信時刻(ステップST52)になると受信を開始
し(ステップST53)、同時にビットエラーの測定を
行う(ステップST54)。受信停止(ステップST5
5)後、受信周期処理部9−1はビットエラー率の逆数
に比例した値を受信周期に設定(ステップST56)
後、次の受信時刻まで待つ。同図でKはビットエラー率
から受信周期を算出する固定定数である。
【0022】図8は上記制御フローによるビットエラー
率と受信周期の関係の一例を示すグラフである。図から
分かるようにビットエラー率が低いほど受信周期が長く
なり省電力化され、ビットエラー率が高くなると連続受
信となり安定した受信ができる。
率と受信周期の関係の一例を示すグラフである。図から
分かるようにビットエラー率が低いほど受信周期が長く
なり省電力化され、ビットエラー率が高くなると連続受
信となり安定した受信ができる。
【0023】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように請求項1又
は2に記載の発明によれば、受信周期制御手段は受信電
界強度に応じて受信電界強度が大きいと受信周期を長く
し、小さいと受信周期を短くするか又は、連続受信する
ように受信周期を設定し又は、ビットエラー発生の程度
に応じてビットエラーが少ないと受信周期を長くし、ビ
ットエラーが多いと受信周期を短くするか又は、連続受
信するように周期を設定し、切替手段をオン/オフ制御
し受信手段の電源を制御するので、下記のような優れた
効果が期待される。
は2に記載の発明によれば、受信周期制御手段は受信電
界強度に応じて受信電界強度が大きいと受信周期を長く
し、小さいと受信周期を短くするか又は、連続受信する
ように受信周期を設定し又は、ビットエラー発生の程度
に応じてビットエラーが少ないと受信周期を長くし、ビ
ットエラーが多いと受信周期を短くするか又は、連続受
信するように周期を設定し、切替手段をオン/オフ制御
し受信手段の電源を制御するので、下記のような優れた
効果が期待される。
【0024】基地局からの電波が強くても弱くても、移
動局は、より安定してBCCHの信号を受信することが
できる。更に受信電界強度が強いときは受信周期(サン
プリング周期)が長くなり、受信回路の電源を長時間に
わたって切ることができるため消費電力も少なくなる。
動局は、より安定してBCCHの信号を受信することが
できる。更に受信電界強度が強いときは受信周期(サン
プリング周期)が長くなり、受信回路の電源を長時間に
わたって切ることができるため消費電力も少なくなる。
【図1】本発明に係るディジタル方式移動電話機の構成
例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
【図2】本発明に係るディジタル方式移動電話機の構成
例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
【図3】本発明に係るディジタル方式移動電話機の制御
フローチャートである。
フローチャートである。
【図4】本発明に係るディジタル方式移動電話機の制御
フローチャートである。
フローチャートである。
【図5】本発明に係るディジタル方式移動電話機の制御
フローチャートである。
フローチャートである。
【図6】本発明に係るディジタル方式移動電話機の受信
電界強度と受信周期の関係を示す図である。
電界強度と受信周期の関係を示す図である。
【図7】本発明に係るディジタル方式移動電話機の受信
電界強度と受信周期の関係を示す図である。
電界強度と受信周期の関係を示す図である。
【図8】本発明に係るディジタル方式移動電話機のビッ
トエラー率と受信周期の関係を示す図である。
トエラー率と受信周期の関係を示す図である。
【図9】従来のディジタル方式自動車電話機の構成例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
1 無線回線処理部 1−1 送受信切替器 1−2 受信回路 1−3 シンセサイザー 1−4 送信回路 1−5 無線制御回路 2 音声処理部 3 受話器 4 送話器 5 システム制御部 6 呼制御部 7 操作インタフェース 8 操作部 9 受信周期制御部 9−1 受信周期処理部 9−2 制御スイッチ 9−3 電界強度検出回路 9−4 ビットエラー検出回路 10 アンテナ
Claims (2)
- 【請求項1】 待ち受け制御方式の受信手段を具備する
移動局のディジタル方式移動電話機において、 前記移動局の受信手段に受信周期を設定する受信周期処
理部と、電源をオン/オフ制御する切替手段及び、受信
電界強度を検出する電界強度検出手段を具備する受信周
期制御手段を接続し、 該移動局が定期的に受信する電波受信時に受信電界強度
を前記電界強度検出手段で検出し、前記受信周期処理部
は受信電界強度に応じて受信電界強度が大きいと受信周
期を長くし、小さいと受信周期を短くするか又は、連続
受信するように受信周期を設定し、前記切替手段をオン
/オフ制御し前記受信手段の電源を制御することを特徴
とするディジタル方式移動電話機。 - 【請求項2】 待ち受け制御方式の受信手段を具備する
移動局のディジタル方式移動電話機において、 前記移動局の受信手段に受信周期を設定する受信周期処
理部と、電源をオン/オフ制御する切替手段及び、受信
信号のビットエラーを検出するビットエラー検出手段を
具備する受信周期制御手段を接続し、 該移動局が定期的に受信する電波受信時に受信信号のビ
ットエラーを前記ビットエラー検出手段で検出し、前記
受信周期処理部はビットエラー発生の程度に応じてビッ
トエラーが少ないと受信周期を長くし、ビットエラーが
多いと受信周期を短くするか又は、連続受信するように
周期を設定し、前記切替手段をオン/オフ制御し前記受
信手段の電源を制御することを特徴とするディジタル方
式移動電話機。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000108323A JP3398794B2 (ja) | 1993-03-24 | 2000-04-10 | ディジタル方式移動電話機 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5090650A JPH06278546A (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | ディジタル方式自動車電話機 |
JP2000108323A JP3398794B2 (ja) | 1993-03-24 | 2000-04-10 | ディジタル方式移動電話機 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP5090650A Division JPH06278546A (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | ディジタル方式自動車電話機 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP3398794B2 JP3398794B2 (ja) | 2003-04-21 |
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ID=26432105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000108323A Expired - Fee Related JP3398794B2 (ja) | 1993-03-24 | 2000-04-10 | ディジタル方式移動電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3398794B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007110336A (ja) * | 2005-10-12 | 2007-04-26 | Seiko Epson Corp | 無線受信機、無線通信機、電子機器および無線受信方法 |
JP2007243240A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 無線認証システム、移動機器、ワイヤレスキー及び無線認証方法 |
-
2000
- 2000-04-10 JP JP2000108323A patent/JP3398794B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007110336A (ja) * | 2005-10-12 | 2007-04-26 | Seiko Epson Corp | 無線受信機、無線通信機、電子機器および無線受信方法 |
JP4655863B2 (ja) * | 2005-10-12 | 2011-03-23 | セイコーエプソン株式会社 | 無線受信機、無線通信機、電子機器および無線受信方法 |
JP2007243240A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 無線認証システム、移動機器、ワイヤレスキー及び無線認証方法 |
JP4630205B2 (ja) * | 2006-03-03 | 2011-02-09 | パナソニック株式会社 | 無線認証システム |
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JP3398794B2 (ja) | 2003-04-21 |
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