JP3904219B2 - 移動式パネルの支持構造 - Google Patents

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Description

本発明は、パネルをハンガーレールに吊してパネルを移動させる大形移動間仕切や、大形移動扉などの移動式パネルの支持構造の改良に関するものである。
一般に、ホテルなどにおいて結婚式場や会議場などを設営する時に、出席者の人数に合わせて、大きな会場を移動式パネルにより間仕切して必要な大きさに区分している。従来の移動式パネルの支持構造は、図3に示すように、天井面に縦横方向にチャンネル状のハンガーレール1を交差して設け、ここにパネル2の上部を支持する走行吊具3の左右に取付けた走行ローラ4、4をハンガーレール1の下部開口部5の両側に取付けた走行レール6、6の上に走行させてパネル2を移動させるようになっている。
このパネル2は、壁と同様に遮音性や断熱性が要求されると共に、天井まで届く大型のもので、その重量も重いものである。このため、走行ローラ4が鋼製平板で形成されている走行レール6を走行する時に振動や騒音が発生し、これがハンガーレール1に伝達されて拡大され、更に大きな騒音となる問題があった。
本発明は上記問題を改善し、パネルを移動させる時の騒音を低くした移動式パネルの支持構造を提供するものである。
本発明の請求項1記載の移動式パネルの支持構造は、移動式パネルの上部に、走行ローラを設けた走行吊具を取付け、天井に架設したチャンネル状のハンガーレールの下部開口部から走行吊具を挿入して、走行ローラを前記下部開口部の両側に設けた走行レールに走行させてパネルを移動させる移動式パネルの支持構造において、前記走行ローラが走行する走行レールを、鋼製平板で形成すると共に、この走行面を鏡面仕上げとし、この鏡面仕上げした上部の走行面が突出するように下部側を、ハンガーレールに取付けた凹型の防振板の凹部に嵌入し、更に走行吊具の中間にガイドローラを取付け、チャンネル状のハンガーレールの下部開口部に沿ってガイド板を平行に突設し、この対向する両ガイド板の内側面に防振板を取付けて、この両防振板の間に隙間を設けて前記ガイドローラを取付けて、このガイドローラの片側が防振板に接触して転動するようにしたことを特徴とするものである。
本発明に係る請求項1記載の移動式パネルの支持構造によれば、パネルを移動させていくと、走行吊具の走行ローラが転動する走行レールに、重いパネルの重量が加わって、ローラと走行レールとの間で振動や騒音が発生するが、これが走行レールの下に設けた防振板で吸収されて、ハンガーレールへの伝達を防止して、騒音を少なくすることができる。つまり騒音の発生源で吸収してハンガーレールへの伝達を防止するので、防音構造を簡素化することができる。更に走行レールの走行面が鏡面仕上げされているので走行ローラとの摩擦が少なく、発生する騒音を少なくすることができる。
またガイドローラは、平行に突設した両ガイド板に取付けた両防振板の間に隙間を設けて走行吊具に取付けられているので、移動式パネルが移動する時に、ガイドローラの片側が何れか一方の防振板に接触して転動し、ガイドローラの接触による振動や騒音も吸収され、ここでの騒音の発生も低くすることができる
走行ローラやガイドローラから発生する振動や騒音を低く抑えた移動式パネルの支持構造を実現した。
以下本発明の実施例を図1および図2を参照して詳細に説明する。図において10はハンガーレールでアルミニューム押出材で形成され、天井に架設されている。このハンガーレールは、チャンネル状の本体部11の下部開口部5の両側に沿って、断面L形状のガイド板12、12が下方に向かって突設されている。また本体部11の下部開口部5の内側底面部の両側には、凹部13、13が形成されている。
この凹部13には図2に示すように、ゴムや軟質プラスチックで形成された凹型の防振板15が嵌入されている。更にこの防振板15の凹部16には、走行レール6が取付けられている。この走行レール6は、鋼製平板で形成されていると共に、この上面の走行面17が鏡面仕上げされている。この鏡面仕上げした上部の走行面17が突出するように、下部側を凹型の防振板15の凹部16に嵌入されている。
また図1に示すように、本体部11の下部開口部5の両側に沿って下方に突設された断面L形状のガイド板12、12の対向面には、前記凹部13を形成する断面T形の突起部18、18と、この下方に断面T形の突起部19、19が突設され、この上下の突起部18、19の間に板状の防振板20が嵌合して取付けられている。また断面L形状のガイド板12、12の水平部は、天井ボード22を受けるボード受け部23となっている。
またパネル2の上部に取付けた走行吊具3は、その上部に軸受25が水平に取付けられ、この両側に走行ローラ4、4が支持されて、走行レール6の鏡面仕上げした走行面17を走行するようになっている。また走行吊具3の中間ガイドローラ26が取付けられている。またチャンネル状のハンガーレール10の下部開口部5に沿って、この下部に断面L形状のガイド板12、12が平行に突設され、この対向する両ガイド板12、12の内側面に防振板20、20を取付けて、この両防振板20、20の間に隙間を設けて前記ガイドローラ26を取付けて、このガイドローラ26の片側が何れか一方の防振板20に接触して転動するようになっている。
上記構成の移動式パネルの支持構造は、パネル2を押して移動させていくと、走行吊具3の走行ローラ4、4が転動する走行レール6に重いパネル2の重量が加わる。この時、ローラ4、4と走行レール6との間で発生する振動や騒音が、凹型の防振板15で吸収されて、ハンガーレール10への伝達を少なくすることができる。更に走行レール6の走行面17は鏡面仕上げされているので、走行ローラ4との摩擦が少なく発生する騒音が少ない。従って発生する振動や騒音を少なくし、しかも発生した振動や騒音を防振板15により吸収してハンガーレール10に伝達されるのを防止して、パネル2を静かに移動させることが可能になった。
また防振板15はハンガーレール10の凹部13に嵌合して支持されて、更に防振板15に凹部16が形成され、ここに走行レール6の下部側が嵌合して支持されているので、大きな荷重が加わっても走行レール6が外れることなく確実に支持することができる。
また走行吊具3の中間に設けたガイドローラ26の両側は、防振板20、20に摺接してガイドされるので、この移動する時に、この両防振板20、20の間に隙間を設けて前記ガイドローラ26を取付けて、このガイドローラ26の片側が何れか一方の防振板20に接触して転動するようになっているので、ガイドローラ26の接触による振動や騒音も吸収され、ここでの騒音の発生も低くすることができる。またハンガーレール10をアルミニューム押出材で形成したので、複雑な断面形状を容易に形成することができ、特に防振板15を取付ける凹部13や、断面H形の防振板20を取り付ける断面T形の突起部18、19などを精度良く形成することができる。
なお上記説明では手動で押して移動させるパネルの場合について示したが、電動で移動させるパネルにも適用することができる。また本発明は大きな会場を移動式パネルにより間仕切りして小さく区分したり、パネルを収納して広くして使用するなど会場の大きさを変更する場合に限らず、大きな倉庫の外部と室内を仕切る扉として、横方向にスライドするパネルを用いた構造の場合にも適用することができる。
本発明の実施例による移動式パネルの支持構造を示す断面図である。 図1の走行レール部分を拡大して示す断面図である。 従来の移動式パネルの支持構造を示す断面図である。
符号の説明
1 ハンガーレール
2 パネル
3 走行吊具
4 走行ローラ
5 下部開口部
6 走行レール
10 ハンガーレール
11 本体部
12 ガイド板
13 凹部
15 防振板
16 凹部
17 鏡面仕上げした走行面
18 突起部
19 突起部
20 防振板
22 天井ボード
23 ボード受け部
26 ガイドローラ


Claims (1)

  1. 移動式パネルの上部に、走行ローラを設けた走行吊具を取付け、天井に架設したチャンネル状のハンガーレールの下部開口部から走行吊具を挿入して、走行ローラを前記下部開口部の両側に設けた走行レールに走行させてパネルを移動させる移動式パネルの支持構造において、前記走行ローラが走行する走行レールを、鋼製平板で形成すると共に、この走行面を鏡面仕上げとし、この鏡面仕上げした上部の走行面が突出するように下部側を、ハンガーレールに取付けた凹型の防振板の凹部に嵌入し、更に走行吊具の中間にガイドローラを取付け、チャンネル状のハンガーレールの下部開口部に沿ってガイド板を平行に突設し、この対向する両ガイド板の内側面に防振板を取付けて、この両防振板の間に隙間を設けて前記ガイドローラを取付けて、このガイドローラの片側が防振板に接触して転動するようにしたことを特徴とする移動式パネルの支持構造。
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