JPH07197731A - 自動扉の防振装置 - Google Patents
自動扉の防振装置Info
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- JPH07197731A JPH07197731A JP5353868A JP35386893A JPH07197731A JP H07197731 A JPH07197731 A JP H07197731A JP 5353868 A JP5353868 A JP 5353868A JP 35386893 A JP35386893 A JP 35386893A JP H07197731 A JPH07197731 A JP H07197731A
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 39
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 claims abstract description 28
- 239000005060 rubber Substances 0.000 claims abstract description 28
- 238000002955 isolation Methods 0.000 claims description 7
- 238000013016 damping Methods 0.000 claims description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims 1
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 5
- 239000011359 shock absorbing material Substances 0.000 description 4
- 230000005574 cross-species transmission Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
- 239000011343 solid material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 振動及び振動音の伝播を効率良く低下する自
動扉の防振装置を提供しようとするものである。 【構成】 本発明は、レール部材3及び駆動装置5を建
物の開口部上方の無目2内にベース6、6a、6bによ
って支持する自動扉に、駆動装置5を圧縮荷重を受ける
方向に設けられる防振用ゴム等の緩衝材7、8及びアン
グル材15を介してベース6aに弾性支持し、レール3
部材を圧縮荷重を受ける方向に設けられる別の防振用ゴ
ム等の緩衝材9、10、11及び支持部材16を介して
前記ベース6bに弾性支持することにより防振する自動
扉の防振装置である。
動扉の防振装置を提供しようとするものである。 【構成】 本発明は、レール部材3及び駆動装置5を建
物の開口部上方の無目2内にベース6、6a、6bによ
って支持する自動扉に、駆動装置5を圧縮荷重を受ける
方向に設けられる防振用ゴム等の緩衝材7、8及びアン
グル材15を介してベース6aに弾性支持し、レール3
部材を圧縮荷重を受ける方向に設けられる別の防振用ゴ
ム等の緩衝材9、10、11及び支持部材16を介して
前記ベース6bに弾性支持することにより防振する自動
扉の防振装置である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動扉の作動により発
生する駆動装置の振動や、戸車の走行振動の伝播を防止
する防振装置に関する。
生する駆動装置の振動や、戸車の走行振動の伝播を防止
する防振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動扉は、図3に示すように、建物の開
口部に設置され、扉1、1が建物の開口部に沿い水平移
動することにより開口部を開閉する。この扉1、1が戸
車を介して懸架されその移動を水平方向に拘束するレー
ル部材や、扉1、1を移動させる駆動装置は、開口部上
方の無目2内に設けられている。
口部に設置され、扉1、1が建物の開口部に沿い水平移
動することにより開口部を開閉する。この扉1、1が戸
車を介して懸架されその移動を水平方向に拘束するレー
ル部材や、扉1、1を移動させる駆動装置は、開口部上
方の無目2内に設けられている。
【0003】このような自動扉は、マンション等の居住
用建物の出入口に設置された場合、自動扉の作動により
発生するモータ、減速機等からなる駆動装置の振動やレ
ール上を走行する戸車の走行振動が建物の躯体を伝わっ
て階上の居室に伝播し、階上の居室に住む人の耳につき
不快感を与えるという問題を有していた。特に、静かな
夜間においては、人が出入りする度に自動扉の振動が響
き大変耳障りであった。
用建物の出入口に設置された場合、自動扉の作動により
発生するモータ、減速機等からなる駆動装置の振動やレ
ール上を走行する戸車の走行振動が建物の躯体を伝わっ
て階上の居室に伝播し、階上の居室に住む人の耳につき
不快感を与えるという問題を有していた。特に、静かな
夜間においては、人が出入りする度に自動扉の振動が響
き大変耳障りであった。
【0004】そこで、このような振動の伝播を防止する
ために、実開昭61−117877号に示すような防振
装置が提案されている。この自動扉の防振装置は、図6
に示すように、レール部材53や駆動装置54が内設さ
れた縦長のエンジンケース51を一体型又は分離型のコ
字状断面の緩衝材(防振ゴム)52によって弾性支持し
て無目55内に設置するものである。この緩衝材52に
よって、モータ、減速機等からなる駆動装置54や走行
する戸車56から発生する振動及び振動音が無目55か
ら天井を通して階上の居室に波及することを防止してい
る。
ために、実開昭61−117877号に示すような防振
装置が提案されている。この自動扉の防振装置は、図6
に示すように、レール部材53や駆動装置54が内設さ
れた縦長のエンジンケース51を一体型又は分離型のコ
字状断面の緩衝材(防振ゴム)52によって弾性支持し
て無目55内に設置するものである。この緩衝材52に
よって、モータ、減速機等からなる駆動装置54や走行
する戸車56から発生する振動及び振動音が無目55か
ら天井を通して階上の居室に波及することを防止してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動扉の防振装置は、エンジンケース51全体を覆
うコ字状断面の緩衝材52によって無目55に弾性支持
する構造であるので、扉57の重量を受けるエンジンケ
ース51の下側に位置する緩衝材52aは圧縮荷重を受
け、エンジンケース51の上側に位置する緩衝材52b
はエンジンケース51に取り付けたモータ等の駆動装置
54の重量によって引っ張り荷重を受け、コ字状断面の
緩衝材52全体が均一に荷重を受けないという問題を有
していた。防振ゴム等の緩衝材は、圧縮荷重を受けた状
態で使用した場合に振動を伝えにくいので、上記のよう
に緩衝材52に対して均一に圧縮荷重が作用しない状態
で設けるものでは、緩衝材52が効率良く振動及び振動
音を抑えることができないという問題を有している。
来の自動扉の防振装置は、エンジンケース51全体を覆
うコ字状断面の緩衝材52によって無目55に弾性支持
する構造であるので、扉57の重量を受けるエンジンケ
ース51の下側に位置する緩衝材52aは圧縮荷重を受
け、エンジンケース51の上側に位置する緩衝材52b
はエンジンケース51に取り付けたモータ等の駆動装置
54の重量によって引っ張り荷重を受け、コ字状断面の
緩衝材52全体が均一に荷重を受けないという問題を有
していた。防振ゴム等の緩衝材は、圧縮荷重を受けた状
態で使用した場合に振動を伝えにくいので、上記のよう
に緩衝材52に対して均一に圧縮荷重が作用しない状態
で設けるものでは、緩衝材52が効率良く振動及び振動
音を抑えることができないという問題を有している。
【0006】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、振動及び振動音の伝播を効率良く低下する自動
扉の防振装置を提供しようとするものである。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、振動及び振動音の伝播を効率良く低下する自動
扉の防振装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決する本発
明の自動扉の防振装置は、レール部材及び駆動装置を建
物の開口部上方の無目内にベースによって支持する自動
扉に、前記駆動装置を圧縮荷重を受ける方向に設けられ
る防振用ゴム等の緩衝材を介して前記ベースに弾性支持
し、前記レール部材を圧縮荷重を受ける方向に設けられ
る別の防振用ゴム等の緩衝材を介して前記ベースに弾性
支持することにより防振するものである。
明の自動扉の防振装置は、レール部材及び駆動装置を建
物の開口部上方の無目内にベースによって支持する自動
扉に、前記駆動装置を圧縮荷重を受ける方向に設けられ
る防振用ゴム等の緩衝材を介して前記ベースに弾性支持
し、前記レール部材を圧縮荷重を受ける方向に設けられ
る別の防振用ゴム等の緩衝材を介して前記ベースに弾性
支持することにより防振するものである。
【0008】又、前記駆動装置及び前記レール部材はそ
れぞれアングル材及び支持部材を介してベースに支持さ
れるもので、前記アングル材及び支持部材は、前記駆動
装置及び扉のそれぞれの重量による縦方向の荷重を受け
て圧縮されるそれぞれ別の防振用ゴム等の緩衝材と、前
記駆動装置及び扉のそれぞれの重量による横方向の荷重
を受けて圧縮されるそれぞれ別の防振用ゴム等の緩衝材
によって前記ベースに弾性支持されているのものであ
る。
れぞれアングル材及び支持部材を介してベースに支持さ
れるもので、前記アングル材及び支持部材は、前記駆動
装置及び扉のそれぞれの重量による縦方向の荷重を受け
て圧縮されるそれぞれ別の防振用ゴム等の緩衝材と、前
記駆動装置及び扉のそれぞれの重量による横方向の荷重
を受けて圧縮されるそれぞれ別の防振用ゴム等の緩衝材
によって前記ベースに弾性支持されているのものであ
る。
【0009】
【作用】上記手段によると、防振ゴム等の緩衝材は圧縮
荷重を受ける部分のみに局所的に設けられているので、
それぞれの防振ゴム等の緩衝材が圧縮荷重を受けた状
態、即ち、防振ゴム等の緩衝材が効率良く機能する状態
にあり、モータ、減速機等からなる駆動装置やレールを
走行する戸車から発生する振動や振動音が無目から天井
を通して階上の居室に波及することを効率良く防止す
る。
荷重を受ける部分のみに局所的に設けられているので、
それぞれの防振ゴム等の緩衝材が圧縮荷重を受けた状
態、即ち、防振ゴム等の緩衝材が効率良く機能する状態
にあり、モータ、減速機等からなる駆動装置やレールを
走行する戸車から発生する振動や振動音が無目から天井
を通して階上の居室に波及することを効率良く防止す
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は、本発明の防振装置が実施された自動扉
の無目2内の側面断面図であり、図2は図1の正面断面
図である。実施例では、片引戸の自動扉を例に取り説明
するが、図3に示す両引戸においても同様の効果が得ら
れる。
明する。図1は、本発明の防振装置が実施された自動扉
の無目2内の側面断面図であり、図2は図1の正面断面
図である。実施例では、片引戸の自動扉を例に取り説明
するが、図3に示す両引戸においても同様の効果が得ら
れる。
【0011】図1において、1は扉、2は無目、3はレ
ール、4は戸車、5は駆動装置、6はベース、7から1
1は防振ゴム等の緩衝材である。
ール、4は戸車、5は駆動装置、6はベース、7から1
1は防振ゴム等の緩衝材である。
【0012】扉1は、吊り金具18に設けられた戸車4
を介してレール3に懸架され、建物の開口部に沿い水平
移動するように拘束されている。レール3はその底面と
一側面を支持するように、図2に示すように無目2内に
水平方向に点在して設けられた支持部材16を介して前
記ベース6に支持されている。吊り金具18は、駆動装
置5のベルト12との連結部18aを有している。駆動
装置5は、ベルト12、プーリ13、減速機を有するモ
ータからなる駆動部と、図2に示すコトローラ14を備
え、その上面と一側面を覆うように前記無目2内に水平
に延びるL型のアングル材15を介してベース6に支持
されている。ベース6は、駆動装置5及びレール3部材
を支持するための補助ベース6a及び6bを有してい
る。
を介してレール3に懸架され、建物の開口部に沿い水平
移動するように拘束されている。レール3はその底面と
一側面を支持するように、図2に示すように無目2内に
水平方向に点在して設けられた支持部材16を介して前
記ベース6に支持されている。吊り金具18は、駆動装
置5のベルト12との連結部18aを有している。駆動
装置5は、ベルト12、プーリ13、減速機を有するモ
ータからなる駆動部と、図2に示すコトローラ14を備
え、その上面と一側面を覆うように前記無目2内に水平
に延びるL型のアングル材15を介してベース6に支持
されている。ベース6は、駆動装置5及びレール3部材
を支持するための補助ベース6a及び6bを有してい
る。
【0013】補助ベース6aは、前記アングル材15の
両端で、隙間δを開けて上面と一側面の局所で連結され
ている。この連結部で駆動装置5の重量による圧縮荷重
を受ける側に防振ゴム等の緩衝材7、8が設けられてお
り、緩衝材7が駆動装置5全体の重量による縦方向の圧
縮荷重を受け、緩衝材8が駆動装置5全体の重量による
横方向の圧縮荷重を受ける。緩衝材7は図4に示すよう
に、その上下面から隆起する4つの弾性パッド7aを一
体成形してなり、中央の貫通孔7bを通る通しボルト2
0とナット21により前記アングル材15と裏板22と
の間に支持される。尚、アングル材15は、図2に示す
ように、両端のベース6に固定した弾性ゴムを有するス
トッパ部材17によって水平方向への移動が規制され、
モータが駆動する時の反力によって左右に振れるのを防
止されている。
両端で、隙間δを開けて上面と一側面の局所で連結され
ている。この連結部で駆動装置5の重量による圧縮荷重
を受ける側に防振ゴム等の緩衝材7、8が設けられてお
り、緩衝材7が駆動装置5全体の重量による縦方向の圧
縮荷重を受け、緩衝材8が駆動装置5全体の重量による
横方向の圧縮荷重を受ける。緩衝材7は図4に示すよう
に、その上下面から隆起する4つの弾性パッド7aを一
体成形してなり、中央の貫通孔7bを通る通しボルト2
0とナット21により前記アングル材15と裏板22と
の間に支持される。尚、アングル材15は、図2に示す
ように、両端のベース6に固定した弾性ゴムを有するス
トッパ部材17によって水平方向への移動が規制され、
モータが駆動する時の反力によって左右に振れるのを防
止されている。
【0014】補助ベース6bは、前記無目2内に点在し
て設けられた支持部材16をその底面と一側面とで支持
するように、図2に示すように、無目2内に水平に延び
たレール受けである。この補助ベース6bの支持部に扉
1の重量による圧縮荷重を受ける側に防振ゴム等の緩衝
材9、10、11が設けられており、緩衝材11が扉1
の重量による縦方向の圧縮荷重を受け、緩衝材9、10
が扉1の重量による横方向の圧縮荷重を受ける。緩衝材
10、11は図5に示すようにL字状の裏板23と支持
部材16に一体成形されており、ボルト24、25によ
り、ベース6及び補助ベース6bに固定される。
て設けられた支持部材16をその底面と一側面とで支持
するように、図2に示すように、無目2内に水平に延び
たレール受けである。この補助ベース6bの支持部に扉
1の重量による圧縮荷重を受ける側に防振ゴム等の緩衝
材9、10、11が設けられており、緩衝材11が扉1
の重量による縦方向の圧縮荷重を受け、緩衝材9、10
が扉1の重量による横方向の圧縮荷重を受ける。緩衝材
10、11は図5に示すようにL字状の裏板23と支持
部材16に一体成形されており、ボルト24、25によ
り、ベース6及び補助ベース6bに固定される。
【0015】このような構造の自動扉は、コトローラ1
4からの指令によりモータが作動し、プーリ13、13
が回転し、ベルト12が移動する。このベルト12の移
動により扉1が建物の開口部を開閉する。このとき、防
振ゴム等の緩衝材7〜11は圧縮荷重を受ける部分のみ
に局所的に設けられているので、それぞれの緩衝材7〜
11が圧縮荷重を受けた状態にあり、即ち、防振ゴム等
の緩衝材が効率良く機能する状態にあり、減速機を有す
るモータ、ベルト12等からなる駆動装置5やレール3
を走行する戸車4から発生する振動や振動音が無目から
天井を通して階上の居室に波及することを効率良く防止
する。
4からの指令によりモータが作動し、プーリ13、13
が回転し、ベルト12が移動する。このベルト12の移
動により扉1が建物の開口部を開閉する。このとき、防
振ゴム等の緩衝材7〜11は圧縮荷重を受ける部分のみ
に局所的に設けられているので、それぞれの緩衝材7〜
11が圧縮荷重を受けた状態にあり、即ち、防振ゴム等
の緩衝材が効率良く機能する状態にあり、減速機を有す
るモータ、ベルト12等からなる駆動装置5やレール3
を走行する戸車4から発生する振動や振動音が無目から
天井を通して階上の居室に波及することを効率良く防止
する。
【0016】又、アングル材15の固体物が、振動及び
振動音の伝播を防止するので、防振ゴム等の緩衝材のみ
からなる防振装置に比べ、より一層、振動及び振動音の
伝播を低下する。更に、レール3が支持部材16を介し
て補助ベース6bに支持される構造であると、支持部材
16に設けられた緩衝材9〜11によって、レール受け
である補助ベース6bに直にレール3を取り付ける場合
に比べ、より一層、振動及び振動音の伝播を低下する。
振動音の伝播を防止するので、防振ゴム等の緩衝材のみ
からなる防振装置に比べ、より一層、振動及び振動音の
伝播を低下する。更に、レール3が支持部材16を介し
て補助ベース6bに支持される構造であると、支持部材
16に設けられた緩衝材9〜11によって、レール受け
である補助ベース6bに直にレール3を取り付ける場合
に比べ、より一層、振動及び振動音の伝播を低下する。
【0017】
【発明の効果】本発明の自動扉の防振装置は、防振ゴム
等の緩衝材を圧縮荷重を受ける部分のみに局所的に設け
て、それぞれの緩衝材が圧縮荷重を受けた状態にあるよ
うにして、防振ゴム等の緩衝材を効率良く機能させ、モ
ータ、減速機等からなる駆動装置やレールを走行する戸
車から発生する振動や振動音が無目から天井を通して階
上の居室に波及することを効率良く防止する。その結
果、マンション等の居住用建物の開口部等の消音の必要
な場所に設置される自動扉として最適な自動扉の提供を
可能にする。
等の緩衝材を圧縮荷重を受ける部分のみに局所的に設け
て、それぞれの緩衝材が圧縮荷重を受けた状態にあるよ
うにして、防振ゴム等の緩衝材を効率良く機能させ、モ
ータ、減速機等からなる駆動装置やレールを走行する戸
車から発生する振動や振動音が無目から天井を通して階
上の居室に波及することを効率良く防止する。その結
果、マンション等の居住用建物の開口部等の消音の必要
な場所に設置される自動扉として最適な自動扉の提供を
可能にする。
【図1】本発明の防振装置が実施された自動扉の無目内
の側面断面図である。
の側面断面図である。
【図2】図1の正面断面図である。
【図3】自動扉を示す図である。
【図4】図1における緩衝材の取付状態を示す分解斜視
図である。
図である。
【図5】図1における別の緩衝材の取付状態を示す斜視
図である。
図である。
【図6】従来の自動扉の防振装置を示す図である。
1 扉 2 無目 3 レール 4 戸車 5 モータ(駆動装置) 6 ベース 6a、6b 補助ベース 7、8、9、10、11 緩衝材 12 ベルト(駆動装置) 13 プーリ(駆動装置) 15 アングル部材 16 支持部材 18 吊り金具
Claims (5)
- 【請求項1】 建物の開口部を水平移動して開閉する扉
と、該扉が戸車を介して懸架されるレール部材と、前記
扉を移動させる駆動装置と、前記レール部材及び前記駆
動装置を前記開口部上方の無目内に支持するベースとを
備えた自動扉であって、前記駆動装置を圧縮荷重を受け
る方向に設けられる防振用ゴム等の緩衝材を介して前記
ベースに弾性支持し、前記レール部材を圧縮荷重を受け
る方向に設けられる別の防振用ゴム等の緩衝材を介して
前記ベースに弾性支持することを特徴とする自動扉の防
振装置。 - 【請求項2】 建物の開口部を水平移動して開閉する扉
と、該扉が戸車を介して懸架されるレール部材と、前記
扉を移動させる駆動装置と、前記レール部材及び前記駆
動装置を前記開口部上方の無目内に支持するベースとを
備えた自動扉であって、前記駆動装置の重量による縦方
向の荷重を受けて圧縮される防振用ゴム等の緩衝材と、
前記駆動装置の重量による横方向の荷重を受けて圧縮さ
れる別の防振用ゴム等の緩衝材によって弾性支持される
アングル材を介して前記駆動装置を前記ベースに支持す
ることを特徴とする自動扉の防振装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の自動扉の防振装置におい
て、前記アングル材の水平方向への移動を規制するスト
ッパ部材を前記ベースに設けたことを特徴とする自動扉
の防振装置。 - 【請求項4】 請求項2記載の自動扉の防振装置におい
て、前記扉の重量による縦方向の荷重を受けて圧縮され
る防振用ゴム等の緩衝材と、前記扉の重量による横方向
の荷重を受けて圧縮される別の防振用ゴム等の緩衝材に
よって前記ベースに弾性支持される支持部材を介して前
記レール部材を前記ベースに支持することを特徴とする
自動扉の防振装置。 - 【請求項5】 建物の開口部を水平移動して開閉する扉
と、該扉が戸車を介して懸架されるレール部材と、前記
扉を移動させる駆動装置と、前記レール部材及び前記駆
動装置を前記開口部上方の無目内に支持するベースとを
備えた自動扉であって、前記扉の重量による縦方向の荷
重を受けて圧縮される防振用ゴム等の緩衝材と、前記扉
の重量による横方向の荷重を受けて圧縮される別の防振
用ゴム等の緩衝材によって前記ベースに弾性支持される
支持部材を介して前記レール部材を前記ベースに支持す
ることを特徴とする自動扉の防振装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35386893A JP3237088B2 (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 自動扉の防振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35386893A JP3237088B2 (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 自動扉の防振装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07197731A true JPH07197731A (ja) | 1995-08-01 |
JP3237088B2 JP3237088B2 (ja) | 2001-12-10 |
Family
ID=18433765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35386893A Expired - Fee Related JP3237088B2 (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 自動扉の防振装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3237088B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001336343A (ja) * | 2000-03-29 | 2001-12-07 | Hawa Ag | 可動要素を備えたシステム用の防音装置 |
JP2011252289A (ja) * | 2010-06-01 | 2011-12-15 | Howa Corp | 自動ドアの開閉装置 |
JP2022107034A (ja) * | 2019-01-09 | 2022-07-20 | 三協立山株式会社 | 建具 |
JP2022141973A (ja) * | 2022-05-19 | 2022-09-29 | 三協立山株式会社 | 建具 |
JP2023022292A (ja) * | 2022-08-01 | 2023-02-14 | 三協立山株式会社 | 建具 |
-
1993
- 1993-12-29 JP JP35386893A patent/JP3237088B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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