JP6541445B2 - 移動間仕切り装置 - Google Patents
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Description
本発明のその他の効果については、以下の発明を実施するための形態の項でも説明する。
以下、本発明に係る第1の実施の形態について図1〜図9を参照しつつ説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
先ず、本実施の形態に係る移動間仕切り装置の構成について説明する。図1〜図3に示されるように、本実施の形態に係る移動間仕切り装置10は、図示しない天井に固定されるレール100と、レール100内を移動するランナ200と、ランナ200に吊下げ支持されるパネル300と、ランナ200のローラ204が当接した際に衝撃を緩衝するローラ緩衝材400と、ランナ200の支軸202が当接した際に衝撃を緩衝する支軸緩衝材500と、を備えて構成される。以下、移動間仕切り装置10の各構成について詳細に説明する。
レール100は、ランナ200が走行可能な走行経路を形成するものであり、ランナ200を内部に収容可能な内部空間120を画成する下方が開放された略コの字型の複数のレール部材102a、102b...が、直列、L字状、T字状、および十字状等に連結されることにより構成されている。これらレール部材102a、102b...の配置によって、パネル300の配設位置、すなわち、パネル300によって間仕切られる空間の大きさや形状が決定する。なお、図2及び図3では、直線状のレール部材102a,102bが直交するよう連結されてL字状をなしている箇所が示されている。ここで、本実施の形態においては、図3に示されるような、直線状のレール部材102a,102bが直交して走行経路が屈曲または交差することにより走行経路の方向(移動方向)が変更される部分を、方向変更部600と称し、当該方向変更部600に形成された内周側の角部を内角部602、外周側の角部を外角部604と称して以後説明を行う。
ランナ200は、図1に示されるように、レール100の内部空間120内に配設された支軸202の上端部に、所定の間隔を空けて上下方向に連なる一対のローラ204,204が水平方向へ回転自在に設けられて構成されている。一対のローラ204,204は、それぞれレール100の上部空間120aと下部空間120bとに位置するよう配設されており、それぞれの下端部が円筒状をなすと共に、上端部が上方へ行くに従い縮径する断面略台形形状をなしている。一対のローラ204,204は、一方が上方側リブ160aの一方側(図1によれば右側)のみと当接し、他方が下方側リブ160bの他方側(図1によれば左側)のみと当接している。これにより、一対のローラ204,204はリブ160上を走行して、レール100に沿って移動可能となっている。支軸202は、その下端部に図示しないネジ部が形成されており、このネジ部にスプリングワッシャ付きナット206が螺合されている。
パネル300は、図1に示されるように、ランナ200によって吊下げられるようになっており、その水平方向両端部付近の上端部がランナ200の支軸202にスプリングワッシャ付きナット206によってそれぞれ連結されている。これにより、パネル300がレール100から移動可能に吊下げられた状態になる。
ローラ緩衝材400は、レール100の壁部140におけるローラ204両側面にそれぞれ対向する箇所に設けられた凹部142に嵌合可能な弾性体であり、ローラ204が当接した際に、当接による衝撃およびその衝撃音を緩衝するものである。そのような弾性体としては、例えばポリアミド系あるいはイソブチレン系の樹脂材料が挙げられる。本実施の形態においては、ローラ緩衝材400は、図3に示されるように、ランナ200の移動方向、即ちレール100の長手方向に沿って一様に延在して設けられている。
支軸緩衝材500は、リブ160におけるランナ200の支軸202両側面にそれぞれ対向する箇所に設けられた凹部162に嵌合可能な弾性体であり、支軸202が当接した際に、当接による衝撃およびその衝撃音を緩衝するものである。そのような弾性体としては、例えばポリアミド系あるいはイソブチレン系の樹脂材料が挙げられる。本実施の形態においては、支軸緩衝材500は、方向変更部600に形成される内角部602及び外角部604からランナ200の移動方向に沿って所定の距離延在しており、その方向における端部はテーパー状に先細るよう構成されている。このように移動方向の端部がテーパー状をなすことにより、ローラ緩衝材400が設置されていない箇所だったとしても、方向変更部600においてレール100の壁部140と極力接触しないようにランナ200を正しいルート(レール100の幅方向中央位置)へ誘導することが可能となる。
次に、本発明に係る第2の実施の形態について図10及び図11を参照しつつ説明する。本実施の形態に係る移動間仕切り装置10aは、上記第1の実施の形態に係る移動間仕切り装置10に、ローラ緩衝材400の衝撃を減衰するためのダンパを新たに設けたものである。ここでは、当該ダンパの構成についてのみ説明することとし、その他の部分については、上記第1の実施の形態と同様であるため、重複説明を省略する。
100 レール
200 ランナ
202 支軸
204 ローラ
300 パネル
400 ローラ緩衝材
500 支軸緩衝材
504 下面
600 方向変更部
602 角部
800 ダンパ
Claims (5)
- 天井に支持されたレール(100)の内壁(140,160)に沿って移動するランナ(200)が、該ランナの支軸(202)を介してパネル(300)を吊下げ支持する移動間仕切り装置(10,10a)であって、
前記レールの内壁に、前記支軸と接触可能に該内壁より突出する第一緩衝部(500)が設けられ、
前記第一緩衝部は、少なくとも前記レールの内壁における前記レールの走行経路の方向変更部(600)に形成される角部(602)に、前記支軸と接触可能に該角部より突出するよう設けられることを特徴とする移動間仕切り装置。 - 天井に支持されたレール(100)の内壁(140,160)に沿って移動するランナ(200)が、該ランナの支軸(202)を介してパネル(300)を吊下げ支持する移動間仕切り装置(10,10a)であって、
前記レールの内壁に、前記支軸と接触可能に該内壁より突出する第一緩衝部(500)と、前記ランナが有する該ランナが前記レール内で移動するためのローラ(204)と接触可能に前記内壁より突出する第二緩衝部(400)とが設けられており、
少なくとも前記レールが直線状に延びる範囲においては、前記第二緩衝部と前記ローラとの間隔は、前記第一緩衝部と前記支軸との間隔より小さいことを特徴とする移動間仕切り装置。 - 前記第二緩衝部は、その前記レールの外壁面側において、該第二緩衝部が受ける衝撃を減衰するためのダンパ(800)と当接していることを特徴とする請求項2記載の移動間仕切り装置。
- 前記第二緩衝部は、その下端部が上端部より突出するよう形成されていることを特徴とする請求項2または請求項3記載の移動間仕切り装置。
- 天井に支持されたレール(100)の内壁(140,160)に沿って移動するランナ(200)が、該ランナの支軸(202)を介してパネル(300)を吊下げ支持する移動間仕切り装置(10,10a)であって、
前記レールの内壁に、前記支軸と接触可能に該内壁より突出する第一緩衝部(500)が設けられ、
前記支軸には、前記ランナが前記レール内で移動するためのローラが上下方向に少なくとも2つ連設されており、
前記第一緩衝部(500a)は、少なくとも前記2つのローラ間に位置する支軸と対向するよう設けられており、前記2つのローラのうちの下方側のローラに対向する面(504)が露出していることを特徴とする移動間仕切り装置。
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- 2015-06-02 JP JP2015112451A patent/JP6541445B2/ja active Active
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