JP3903589B2 - 回転電機のコア積み装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばインダクションモータやACジェネレータ等に使用される大型の回転電機の製造装置において、回転子コアまたは固定子コアのコア積み装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図10は回転子コア板の一例を示す平面図であり、材質は鉄であることが多い。また、大型回転電機の場合、回転子コア板11の形状はリング状で外径が例えば500mm以上、内径が例えば200mm〜600mm程度、厚さが0.5mm程度の鉄板であり、この回転子コア板11を高さが例えば500mm〜1500mm程度になるように積載する。即ち、1000〜3000枚くらい積載しなければならない。12はスロットであり、回転子コア板11の外周から内側に複数設けた切込みである。
従来、このような回転子コアまたは固定子コアのコア積み装置として、ロボット等によって自動的にコア板を積む装置はあったが、厳密な位置合せもせずに単に下から上に積み重ねていくものであったため、正確に積むことができるものではなかった。
このため、コア板の不揃いが発生して修正作業が必要になったり、コア板の落下やフレームへの挿入ミスなどが発生することもあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の回転電機のコア積み装置は、上記のように、自動で能率よく正確にコアを積むことができるものではなかった。
【0004】
本発明は、上記のような従来の問題点を解決するためになされたもので、自動的に効率よくコアを積むことができ、さらに回転軸が一致するように、また、各スロットの位置をも一致するように、正確に位置決めして積むことができる回転電機のコア積み装置を得ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の構成に係る回転電機のコア積み装置は、リング状の回転子コア板及びダクトコア板を複数枚積載する回転電機のコア積み装置において、回転子コア板及びダクトコア板の内周側に切欠いたキー溝を備えると共に、回転子コア板及びダクトコア板の積載方向に伸び、回転子コア板及びダクトコア板の中空部に挿入され、回転子コア板及びダクトコア板の挿入側端部に設けたテーパ部と回転子コア板及びダクトコア板のキー溝と嵌合するガイドキーを有するガイド軸、このガイド軸の外周側で積載される回転子コア板及びダクトコア板を保持する保持台、並びに保持台を昇降させる昇降機構を備え、回転子コア板及びダクトコア板を積載するにつれて保持台を昇降させてガイド軸に対する回転子コア板及びダクトコア板を積載する軸方向の位置を保つように構成したものである。
【0006】
また、本発明の第2の構成に係る回転電機のコア積み装置は、リング状の内周側に複数のスロットを有する固定子コア板及びダクトコア板を複数枚積載する回転電機のコア積み装置において、固定子コア板及びダクトコア板の積載方向に伸び、固定子コア板及びダクトコア板の中空部に挿入され、固定子コア板及びダクトコア板の挿入側端部に設けたテーパ部と固定子コア板及びダクトコア板のスロットの少なくとも1つと嵌合するガイドキーを有するガイド軸、このガイド軸の外周側で積載される固定子コア板及びダクトコア板を保持する保持台、並びに保持台を昇降させる昇降機構を備え、固定子コア板及びダクトコア板を積載するにつれて保持台を昇降させてガイド軸に対する固定子コア板及びダクトコア板を積載する軸方向の位置を保つように構成したものである。
【0007】
また、本発明の第3の構成に係る回転電機のコア積み装置は、第1または第2の構成において、積載するコア板の回転方向及び回転軸の位置を予め仮位置決めする位置決め部を備え、この仮位置決めされたコア板をガイド軸に挿入するように構成したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による回転電機のコア積み装置を示す構成図である。図において、1はロボット、2はロボット1のロボットアームで、本実施の形態では1つのロボットアーム2を備えており、2a,2b,2cはそれぞれ異なる作業位置にロボットアーム2を配置した様子を示している。3は回転子コア板11を格納しているコアストッカ、4はコア位置決め部、5はコア積み部、11は、リング状で外周から内側に複数のスロットが切込んで配設されている回転子コア板である。
【0009】
以下、本実施の形態によるコア積み装置の動作について説明する。コアストッカ3には積載すべき回転子コア板11が置かれており、ロボット1はロボットアーム2を作業位置2aに配置させ、回転子コア板11を1枚掴む。そして、ロボットアーム2を作業位置2bに移動させる。
【0010】
図2,図3は、回転子コア板11を実際に積載する前に、その1枚の回転方向および回転軸の位置を予め仮位置決めするコア位置決め部4の構成を詳細に示すものであり、図2は斜視図、図3は平面図である。
図において、41はローラ42を矢印A方向に回転させるモータ、43,44は第1,第2位置決め具、45は位置決め具43、44用のモータ、46は第1,第2位置決め具43,44に設けられたコア保持爪、47は第2位置決め具44に設けられた位置決め用爪である。本実施の形態では、2つの第1位置決め具43と1つの第2位置決め具44を有し、回転子コア板11の回転軸に対してほぼ120度の角度の3方向から回転子コア板11の仮位置決めを行なっている。
【0011】
ロボット1のロボットアーム2が作業位置2bに移動して回転子コア板11を位置決め部の上に放す。第1位置決め具43に設けられたコア保持爪46と、第2位置決め具44に設けられたコア保持爪46,位置決め用爪47とは、モータ45によって中心軸の方に位置しているので、コア保持爪46と位置決め用爪47は回転子コア板11の中空部に入る状態となり、回転子コア板11の内周面に引っ掛かるような状態になる。図2の点線のように回転子コア板11が位置すると、モータ41によるローラ42の回転によって回転子コア板11は回転する。
コア保持爪46と位置決め用爪47の先端にもローラ等により回転可能に構成しているので、回転子コア板11は滑らかに回転する。
【0012】
コア保持爪46はモータ45によって同期をとり、次第にB方向に移動する。3方向からコア保持爪46で回転子コア板11の内周側が位置決めされるので、回転子コア板11の径方向の仮位置決めが行なわれ、回転軸が位置決めされる。
【0013】
図4は回転子コア板11を示す平面図で、外周側に複数のスロット12が設けられている。さらに本実施の形態における回転子コア板11には、内周側に切欠いた凹状のキー溝13が設けられており、これを用いて回転方向の位置決めを行なっている。
図2,図3における第2位置決め具44の位置決め用爪47は、例えばバネなどによって所定の力でC方向に引っ張られている。そして、キー溝13の位置に位置決め用爪47が来た時、C方向の引っ張り力によって、キー溝13に入り込み、回転子コア板11の回転は停止する。これにより、回転子コア板11の回転方向の仮位置決めが行われる。
【0014】
次に、ロボット1はロボットアーム2を作業位置2bに配置させ、仮位置決めした回転子コア板11を1枚掴む。そして、ロボットアーム2を作業位置2cに移動させる。
【0015】
図5はコア積み部5の構成を詳細に示す斜視図であり、構成が解りやすいように一部切欠いて示している。
図において、51は積載される回転子コア板11を保持する保持台で、例えば下降式コア受け台、52は積載方向に伸びるガイド軸で、53は主ガイド軸、54は内周保持板、55はガイドキーである。また、56はボールねじ、57はモータ、58は昇降用ガイド軸である。
図5に示すように、中心が積載する回転子コア板11の中心軸と一致させた主ガイド軸53に、3方向に内周保持板54を設けている。ガイド軸52が回転子コア板11の中空部に挿入された状態で回転子コア板11を積載し、3つの内周保持板54で構成される外円は、積載される回転子コア板11の内周と同じである。そして、回転子コア板11の挿入側の端部において、内周保持板54で構成される外円の半径をある程度小さくし、下方に向かうにつれて徐々に大きくして回転子コア板11の内周と同じになるまでテーパ状に構成している。また、1つの内周保持板54の先端には、回転子コア板11のキー溝13と嵌合するガイドキー55が積載方向に沿って設けられている。回転子コア板11はガイド軸52の外周側に積載されていくので、下降式コア受け台51はガイド軸52の外周側で回転子コア板11を保持する。
【0016】
ロボット1のロボットアーム2が作業位置2cに移動して回転子コア板11をコア積み部の上に放す。仮位置決めされた回転子コア板11はテーパ部からほぼ正確にガイド軸52の外円にはまり込み、さらに、回転子コア板11のキー溝13の位置もほぼ正確であるため、キー溝13とガイドキー55とは嵌合し、複数の回転子コア板11を積載すると、所定の精度で整列された状態に積まれていく。
【0017】
このガイド軸52のコア板挿入側端部を図6に拡大して示す。テーパ部の傾斜角度θは、例えば45度以下とし、テーパ部に続く垂直部において、テーパ部の端からの距離xが所定である位置を回転子コア板の積載位置11cとしている。このときの距離xは、ガイド軸52の上部で回転子コア板11がテーパ部をすぎてスムーズに落下できる程度のものであり、本実施の形態では、例えばテーパ部から5〜10mm程度にしている。
【0018】
このようにガイド軸52のコア板挿入側端部をテーパ状に傾斜を持たせると、ガイド軸52の上方に放された回転子コア板11aがガイド軸52に挿入されやすくなる。さらに、放された回転子コア板11aの回転軸の位置が回転子コア板11bのように横にずれていても、そのずれが距離yの範囲以内ならテーパ部で修正される。そして、回転子コア板11bは回転軸が位置合せされて垂直部に挿入され、所定の積載位置である垂直部挿入側端から距離xの位置で回転子コア板11cのように積載される。
ガイド軸52に設けたテーパ部は、上記のように積載する回転子コア板11の回転軸の横ずれを修正する働きをするのであるが、その角度θを45度以上にすると、ガイド軸52と回転子コア板11との摩擦が大きくなり、垂直部へスムーズに落下しにくくなるので、45度程度以下にするのが望ましい。また、この角度θをあまり小さくすると、距離yが短くなって回転軸の横ずれの修正範囲が狭くなったり、テーパ部の長さを長くしなければならず、実用的ではない。
【0019】
次に、ガイド軸52に対する回転子コア板11を積載する軸方向の位置、以下回転子コア板11の積載位置と記すが、この回転子コア板11の積載位置を垂直部から所定の位置、即ち距離xの位置に保つ機構について説明する。図7は本実施の形態に係る下降式コア受け台51を積載方向に昇降させる昇降機構を説明するための断面構成図である。
複数の回転子コア板11を積載しながら、モータ57でボールねじ56(図5参照)を回転させ、回転子コア板11が積載されるにつれて、下降式コア受け台51を昇降用ガイド軸58に沿って徐々に下降させる。これによって、回転子コア板11の積載する位置を、常にガイド軸52のテーパ部から垂直部へ距離xだけ下がった位置として保っている。この距離xが長すぎると回転子コア板11が落下するまでに時間がかかり効率が悪くなるとともに、落下中にガイド軸52の外円と引っ掛かったりして積載誤差を生じる可能性もあるので、短かい距離で常に同じ位置になるようにした。このため、安定して積載され、コア積み時における回転子コア板11の内周とガイド軸52の外円との引っ掛かりを防止できる。
【0020】
なお、図示していないが、コア積みの途中で図8に示すダクトコアを挿入し、最後に端板を積み、プレスしてネジ締めを行なえば、ロータコアが完成する。
【0021】
以上の様に構成すれば、コア積み装置の自動化が可能となり、作業時間の短縮及び重量物運搬作業が廃止できると共に、手作業時の治工具費用の削減もでき、効率よくコア板を積むことができる。また、ガイド軸52に設けたテーパ部の作用によって、積載した回転子コア板11で回転軸が一致し、さらに回転子コア板11に正確にキー溝13を備えることによりガイド軸52のガイドキー55との嵌合によって各スロットの位置をも一致するように、正確に位置決めして積むことができる。
【0022】
また、本実施の形態ではコア位置決め部4を設けた構成としたが、予め整列されたコア板が供給されて仮位置決めする必要がない場合には、必ずしもコア位置決め部4を備える必要はなく、コアストッカ3から直接コア積み部5で積載する構成としてもよい。
【0023】
このコア積み装置は、図4に示したような回転子コア板のみではなく、図8に示すようなダクトコア板を積載する場合にも適用できる。ダクトコア板14もリング状で複数のダクトピースが配設されており、その外周側に複数のスロット15を有する。このダクトコア板14の中空部にキー溝16を備え、ガイド軸52のガイドキー55と嵌合させて積載してもよい。
【0024】
また、本実施の形態では1つのロボットアームとコア位置決め部とコア積み部を備えたコア積み装置としたが、適宜、コア板を搬送するロボットの数を増やせば、もっと効率のよい装置となる。
【0025】
実施の形態2.
さらに、このコア積み装置は、図4に示したような回転子コア板のみではなく、図9に示すような固定子コア板を積載する場合にも適用できる。固定子コア板17もリング状であり、その内周側に複数のスロット18を有する。この固定子コア板17のスロット18の少なくともいずれか1つをキー溝とし、コア積み部5のガイドキー55と嵌合させて積載してもよい。
【0026】
本実施の形態の場合には、固定子コア板17に別にキー溝を設けずに、スロット18の凹部を利用して回転方向の位置決めを行なうことができる。
【0027】
また、実施の形態1,2では、コア位置決め部5のガイド軸52はコア板の中空部へ挿入されて積載していくものを示したが、コア板の外周を位置決めするガイド軸を、コア板を包囲するように設けてもよい。ガイド軸52に設けられるガイドキー55は、コア板の積載位置の外周から内側に突出するように構成する。コア板が回転子コア板やダクトコア板の場合にはキー溝としてとしてスロットの1つを設定できる。コア板が固定子コア板の場合には、外周の一部にキー溝となる切欠きを設け、これを基準に積載するようにしてもよい。
【0028】
また、実施の形態1,2では、コア位置決め部5における下降式コア受け台51をボールねじによって昇降させることにより、ガイド軸52に対するコア板を積載する軸方向の位置を常に同じ位置としたが、逆にガイド軸52を上昇させてコア積み位置との相対位置を保つようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】
以上のように、本発明の第1の構成によれば、リング状の回転子コア板及びダクトコア板を複数枚積載する回転電機のコア積み装置において、回転子コア板及びダクトコア板の内周側に切欠いたキー溝を備えると共に、回転子コア板及びダクトコア板の積載方向に伸び、回転子コア板及びダクトコア板の中空部に挿入され、回転子コア板及びダクトコア板の挿入側端部に設けたテーパ部と回転子コア板及びダクトコア板のキー溝と嵌合するガイドキーを有するガイド軸、このガイド軸の外周側で積載される回転子コア板及びダクトコア板を保持する保持台、並びに保持台を昇降させる昇降機構を備え、回転子コア板及びダクトコア板を積載するにつれて保持台を昇降させてガイド軸に対する回転子コア板及びダクトコア板を積載する軸方向の位置を保つように構成したので、自動的に回転子コア板及びダクトコア板を積載して組立作業時間の短縮が可能になり、さらに精度よく回転子コア板及びダクトコア板を積載できる回転電機のコア積み装置を得ることができる。
【0030】
また、本発明の第2の構成によれば、リング状の内周側に複数のスロットを有する固定子コア板及びダクトコア板を複数枚積載する回転電機のコア積み装置において、固定子コア板及びダクトコア板の積載方向に伸び、固定子コア板及びダクトコア板の中空部に挿入され、固定子コア板及びダクトコア板の挿入側端部に設けたテーパ部と固定子コア板及びダクトコア板のスロットの少なくとも1つと嵌合するガイドキーを有するガイド軸、このガイド軸の外周側で積載される固定子コア板及びダクトコア板を保持する保持台、並びに保持台を昇降させる昇降機構を備え、固定子コア板及びダクトコア板を積載するにつれて保持台を昇降させてガイド軸に対する固定子コア板及びダクトコア板を積載する軸方向の位置を保つように構成したので、固定子コア板及びダクトコア板の形状を変更することなく、自動的に積載して組立作業時間の短縮が可能となり、さらに精度よく固定子コア板及びダクトコア板を積載できる回転電機のコア積み装置を得ることができる。
【0031】
また、本発明の第3の構成によれば、第1または第2の構成において、積載するコア板の回転方向及び回転軸の位置を予め仮位置決めする位置決め部を備え、この仮位置決めされたコア板をガイド軸に挿入するように構成したので、第1、第2の構成による効果に加え、更に精度よくコア板を積載でき、効率のよい回転電機のコア積み装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による回転電機のコア積み装置を示す構成図である。
【図2】 実施の形態1に係わるコア位置決め部を示す斜視図である。
【図3】 実施の形態1に係わるコア位置決め部を示す平面図である。
【図4】 実施の形態1に係わる回転子コア板を示す平面図である。
【図5】 実施の形態1に係わるコア積み部を示す斜視図である。
【図6】 実施の形態1に係わるコア積み部を拡大して示す説明図である。
【図7】 実施の形態1に係わるコア積み部を示す断面構成図である。
【図8】 実施の形態1に係わるダクトコア板を示す平面図である。
【図9】 本発明の実施の形態2に係わる固定子コア板を示す平面図である。
【図10】 従来の回転子コア板を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ロボット、2、2a,2b,2c ロボットアーム、3 コアストッカ、4 コア位置決め部、5 コア積み部、11 回転子コア板、12 スロット、13 キー溝、14 ダクトコア板、15 スロット、16 キー溝、17 固定子コア板、18 スロット、42 ローラ、43 第1位置決め具、44 第2位置決め部、46 コア保持爪、47 位置決め用爪、51 下降式コア受け台、52 ガイド軸、53 主ガイド軸、54 内周保持板、55 ガイドキー、56 ボールねじ、58 昇降用ガイド軸。
Claims (3)
- リング状の回転子コア板及びダクトコア板を複数枚積載する回転電機のコア積み装置において、上記回転子コア板及びダクトコア板の内周側に切欠いたキー溝を備えると共に、上記回転子コア板及びダクトコア板の積載方向に伸び、上記回転子コア板及びダクトコア板の中空部に挿入され、上記回転子コア板及びダクトコア板の挿入側端部に設けたテーパ部と上記回転子コア板及びダクトコア板のキー溝と嵌合するガイドキーを有するガイド軸、このガイド軸の外周側で上記積載される回転子コア板及びダクトコア板を保持する保持台、並びに上記保持台を昇降させる昇降機構を備え、上記回転子コア板及びダクトコア板を積載するにつれて上記保持台を昇降させて上記ガイド軸に対する上記回転子コア板及びダクトコア板を積載する軸方向の位置を保つように構成した回転電機のコア積み装置。
- リング状の内周側に複数のスロットを有する固定子コア板及びダクトコア板を複数枚積載する回転電機のコア積み装置において、上記固定子コア板及びダクトコア板の積載方向に伸び、上記固定子コア板及びダクトコア板の中空部に挿入され、上記固定子コア板及びダクトコア板の挿入側端部に設けたテーパ部と上記固定子コア板及びダクトコア板のスロットの少なくとも1つと嵌合するガイドキーを有するガイド軸、このガイド軸の外周側で上記積載される固定子コア板及びダクトコア板を保持する保持台、並びに上記保持台を昇降させる昇降機構を備え、上記固定子コア板及びダクトコア板を積載するにつれて上記保持台を昇降させて上記ガイド軸に対する上記固定子コア板及びダクトコア板を積載する軸方向の位置を保つように構成した回転電機のコア積み装置。
- 積載する上記コア板の回転方向及び回転軸の位置を予め仮位置決めする位置決め部を備え、この仮位置決めされた上記コア板を上記ガイド軸に挿入するように構成したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の回転電機のコア積み装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP11685098A JP3903589B2 (ja) | 1998-04-27 | 1998-04-27 | 回転電機のコア積み装置 |
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JP11685098A JP3903589B2 (ja) | 1998-04-27 | 1998-04-27 | 回転電機のコア積み装置 |
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JPH11308822A JPH11308822A (ja) | 1999-11-05 |
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JP11685098A Expired - Lifetime JP3903589B2 (ja) | 1998-04-27 | 1998-04-27 | 回転電機のコア積み装置 |
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