JPH09253950A - ワークのストッカー装置 - Google Patents

ワークのストッカー装置

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JPH09253950A
JPH09253950A JP6558896A JP6558896A JPH09253950A JP H09253950 A JPH09253950 A JP H09253950A JP 6558896 A JP6558896 A JP 6558896A JP 6558896 A JP6558896 A JP 6558896A JP H09253950 A JPH09253950 A JP H09253950A
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JP
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work
pallet
stocker
plate
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JP6558896A
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Masato Miyashita
真人 宮下
Makoto Kubota
誠 窪田
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設備費の負担やスペース面での不利を招くこ
となく、ワーク加工中に次に加工すべきワークをパレッ
トに搭載する外段取りを行えて、全体として生産性の著
しい向上を図ることができるようにする。 【解決手段】 回転駆動装置2およびプレート昇降機構
22を装備したストッカー本体1に対して、回転周方向
に等間隔を隔ててワークWを積み重ね状に保持する複数
のプレート8を有し、これらプレート8のうちの一つま
たは複数個をプレート昇降機構22に対応する所定位置
に回転変位させるワーク搭載用パレット7を分離可能に
構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば単ギヤや
ベベルギヤといった種々形状をもつギヤなどの多品種少
量ワークをそれの自動加工ラインにおける各加工設備毎
にそれぞれストックさせておくために、ロボット等のロ
ーディング装置と共に設置使用されるワークのストッカ
ー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえばギヤの自動加工ラインにおいて
は、ギヤに加工される鋳物製のワーク(素材)を切削加
工する工程や研磨工程などの各工程毎にワークのストッ
カー装置が設置されており、加工部へのワークの授受な
どはローディング装置のハンドに把持させて行なってい
る。
【0003】このように工程毎に設置するストッカー装
置として、従来では、図8に示すような構成のものが使
用されていた。即ち、モータ101が装備されたストッ
カー本体102と、このストッカー本体102の上面側
に水平面内で回転可能に配設されるとともに、上記モー
タ101の回転軸101aに直結して回転駆動可能に構
成されたワーク搭載用パレット103と、このパレット
103上の回転周方向に等間隔置きに配設され、かつ、
それぞれの位置でパレット103上に立設されたワーク
拘束バー105に沿って昇降可能に構成されて複数のワ
ークWを積み重ねて保持する複数のプレート104と、
上記ストッカー本体102側のシリンダ107に連結さ
れ、上記パレット103の回転駆動を介して所定位置に
回転変位されたプレート104を押し上げて該プレート
104上に積み重ねたワークWの1個分を上昇変位させ
るリフター106と、このリフター106によるプレー
ト押上時に図9に示すように、最上段のワークWの上面
レベルL1を検出して押上動作を停止させるセンサ10
8とを備えてなり、上記リフター106によるプレート
104の押上げ停止状態で上記最上段のワークWをロー
ディング装置のハンド109で把持させて所定の加工設
備に搬入する一方、上記パレット103の回転駆動を介
して加工済ワーク保持用のプレート104を所定位置に
回転変位させた上、加工済のワークWをその加工済ワー
ク保持用プレート104に移載し、その後、再び未加工
ワーク保持用プレート104を所定位置に戻して上記同
様にリフター106により次段のワークWを上昇させロ
ーディング装置のハンド109に把持させて所定の加工
設備に搬入するといった動作を繰り返すことで、一つの
プレート104上の複数のワークWに対する加工を行
い、このような動作を複数のプレート104に対してそ
れぞれ行うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したような構成の
従来のワークのストッカー装置においては、ワーク搭載
用パレット103がストッカー本体102側のモータ1
01の回転軸101aに直結されてパレット103とス
トッカー本体102とが固定関係に一体化されているの
で、上記パレット103上に複数のプレート104を介
して保持されたワークWを入れ替える、所謂段取り替え
は、いわゆる内段取りとなる。つまり、上記全部のワー
クWに対する所定の加工工程が終了した後にストッカー
装置に対して全ての加工済ワークと未加工ワークとを入
れ替える内段取り替え作業を行なわなければならないた
めに、その段取り替え作業に多大な時間を費やし、加工
能率、生産性の向上に自ずと限界があった。また、上記
ワークWの段取り替えを外段取り、つまり、上記パレッ
ト103上のワークWの加工中に次に加工すべきワーク
をパレットに搭載させるといった段取り替えの準備を行
えるようにしようとすれば、この種のストッカー装置全
体を複数台用意する必要があって、設備費の負担が極め
て大きくなるだけでなく、スペース的にも非常に不利で
ある。
【0005】そこで本発明は上記実情に鑑みてなされた
もので、設備費の負担やスペース面での不利を招くこと
なく、ワーク加工中に次に加工すべきワークをパレット
に搭載する外段取りを行えて、全体として生産性の著し
い向上を図ることができるワークのストッカー装置を提
供することを目的としている。
【0006】
【課題解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1記載の発明は、ストッカー本
体と、このストッカー本体の上面側に水平面内で回転自
在に配設されたワーク搭載用のパレットと、上記ストッ
カー本体に設置されて上記パレットを所定の動作毎に回
転変位させる回転駆動装置と、上記パレット上にその回
転周方向に等間隔に配置されるとともに、各位置で上記
パレット上に立設された複数のワーク拘束バーに沿って
昇降可能に構成されて複数のワークを積み重ね状に保持
する複数のプレートと、上記ストッカー本体に設置され
て所定位置のプレートを昇降変位させるプレート昇降機
構と、このプレート昇降機構によりプレートを介してワ
ークが押し上げられた際に最上段のワークを検出するセ
ンサとを備え、上記パレットを介して所定位置に上昇変
位されたプレートにおける最上段のワークをローディン
グ装置のハンドに把持させ、加工後のワークを上記パレ
ットにおける所定のプレート上に移載させるように構成
されたワークのストッカー装置において、上記複数のプ
レートを有するパレット側を上記ストッカー本体側に対
して分離可能に構成したことを特徴とするものであり、
上記複数のプレートを有するパレットを複数用意してお
くだけで、ある一つのパレット上に搭載したワークの加
工中に別のパレットに次に加工すべきワークを搭載させ
るという段取り替えの準備を並行する外段取りが可能で
あり、一つのパレット上の全てのワークの加工が完了し
た段階でパレット同士を交換するだけでよく、段取り替
え作業時間の大幅な短縮によって加工能率、生産性の向
上が図れる。また、パレットのみの交換でよいから、ス
トッカー装置全体を入れ替える場合に比して、設備負
担、スペース負担の軽減だけでなく、段取り替え作業自
体の簡略化も図れる。
【0007】また、上記請求項1に記載のワークのスト
ッカー装置において、請求項2に記載のように、上記パ
レット側の回転軸と回転駆動装置側の回転軸との間を連
結するカップリングとして、回転駆動装置側の原動部と
パレット側の従動部とからなり、上記原動部と従動部と
に上記回転駆動装置側の回転軸の回転にともなって互い
に弾性的、自動的に嵌合する回転力伝達用の嵌合部を設
けてなるものを用いる場合は、未加工ワークを搭載した
パレットをストッカー本体の所定位置に装着した上で、
ストッカー本体側の回転駆動装置を駆動させるだけで、
該回転駆動装置側の原動部の嵌合部とパレット側の従動
部の嵌合部とを弾性的、自動的に嵌合させてストッカー
本体側の回転駆動装置からパレット側への回転力伝達が
可能となるので、上述の段取り替え時に動力伝達系に対
する人為的な作業も一切不要である。
【0008】さらに、上記請求項1に記載のワークのス
トッカー装置におけるプレート昇降機構として、請求項
3に記載のように、上記ストッカー本体に上下方向姿勢
に保持されたボールねじと、このボールねじを回転駆動
するサーボモータと、上記ボールねじに螺合し、かつ上
記プレートを押し上げる複数のフォークを立設している
リフターと、上記ボールねじの両側においてストッカー
本体とリフターとの間に形成された昇降ガイド装置とか
ら構成されたものを用いる場合は、ワークの上昇停止精
度を高めてローディング装置のハンドによるワーク把持
を確実なものとすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明に係るワークのスト
ッカー装置の全体を示す一部破断側面図、図2は同装置
を一部取り外し状態で示す平面図である。
【0010】図1および図2において、1は上壁1aが
周辺部位を残して開放された略箱形のストッカー本体で
あり、内部には、後述するワーク搭載用パレットを所定
動作毎に回転変位させるための回転駆動装置として、ブ
レーキ付モータ2が設置されている。上記ストッカー本
体1の上壁1a上には、ベース位置決め用の複数のピン
3やストッパ4が設けられている。
【0011】5は上記ストッカー本体1の上壁1aの上
に配置されるベースであり、上記ストッカー本体1側の
一対の搬入用ローラコンベア6,6により上記ストッパ
4に当接する位置まで搬入された際、上記ピン3により
位置決めされるようになっている。7はその中央下面に
回転軸7Aが垂設されて上記ベース5上に回転可能に配
設された円盤状のワーク搭載用のパレットであり、この
パレット7上には、複数段に積み重ねられるワークWを
下方から支持する複数の円形のプレート8が回転軸心周
りに等間隔に配置されている。上記各プレート8は上記
パレット7上に立設されてワークWを取り囲む逸脱防止
用の複数のワーク拘束バー9に沿って昇降可能に構成さ
れている。
【0012】上記ワーク拘束バー9は、ワーク径の異な
るものに対応できるように、図3に示すようなバー変位
機構10により径方向に変位可能に構成されている。上
記変位機構10は、例えば上記パレット7に固定された
内歯車11、この内歯車11内に同心状に配設された太
陽歯車12、この太陽歯車12の周りに等間隔に配され
た複数の遊星歯車13、および各遊星歯車13と上記ワ
ーク拘束バー9との間を連結して遊星歯車13の公転に
伴って上記ワーク拘束バー9を径方向に変位させるリン
ク14などから構成されている。
【0013】上記ベース5の所定位置には、上記プレー
ト8の外周部に対応して後述するワーク持上用フォーク
が挿通可能な複数の孔部15が形成され、また、上記パ
レット7にも上記各プレート8の外周部に対応して複数
の孔部16が形成されており、上記パレット7の回転変
位により所定位置に達したプレート8側の孔部16がベ
ース5側の孔部15に一致して割り出し状態となる。上
記ベース5、パレット7およびプレート8などにより、
パレットブロック17が構成されている。18は上記ス
トッカー本体1内に設けられて上記孔部15,16の割
り出し状態を位置決めする割り出し位置決めシリンダで
ある。
【0014】19は上記パレット7側の回転軸7Aと上
記モータ2側の回転軸2aとの間を離脱可能に連結する
カップリングであり、このカップリング19は、たとえ
ば図4に示すように、モータ2側の原動部19Aとパレ
ット7側の従動部19Bとを有し、これら原動部19A
と従動部19Bの各対向面には、軸心周りの所定位置で
互いに嵌合する回転力伝達用の凸部19aおよび凹部1
9bがそれぞれ形成されている。上記モータ2の回転軸
2aはスプライン軸から構成されるとともに、上記原動
部19Aの下面に形成された軸孔20に廻り止め状態に
嵌合されており、また、上記モータ2と原動部19Aと
の間には、該原動部19Aを上下方向に変位可能に弾性
支持するスプリング21が介在されている。
【0015】すなわち、上記構成のカップリング19に
おいては、パレットブロック17がフォークリフトFL
などでストッカー本体1上に搬入され、ローラコンベア
6,6により、所定位置に移動された際に上記従動部1
9Bがパレットブロック17側の自重で原動部19Aに
押し付けられ、この状態で上記モータ2を駆動して原動
部19Aを回転させると、該原動部19A側の凸部19
aと従動部19B側の凹部19bとの回転位相が合致し
たとき、両者19a,19bがスプリング21を介して
弾性的、自動的に嵌合して原動部19Aと従動部19B
とが結合状態となり、モータ2の回転力が上記パレット
7側に伝達される。
【0016】22,22は上記プレート8を所定動作毎
にワークWを1枚ずつ昇降させる2連のプレート昇降機
構であり、例えばパレット7側の孔部15を貫通してプ
レート8を押し上げる複数のフォーク(図5)23が立
設されたリフター24と、このリフター24の基部側に
固設されたナット部25と、上記ストッカー本体1内に
上下方向姿勢に配設されて上記ナット部25が螺合する
ボールねじ26と、このボールねじ26を回転駆動する
サーボモータ27と、上記ボールねじ26の両側におい
て上記ストッカー本体1側に固定され、かつ上記リフタ
ー24側のガイド28にスライド可能に嵌合するレール
(図6)29からなる昇降ガイド装置とを備えており、
パレット7側の孔部16がベース5側の孔部15に割り
出された際に上記サーボモータ27を駆動してボールね
じ26を回転させると、上記リフター24が上下方向に
移動し、フォーク23によりプレート8を介してワーク
Wを上昇もしくは下降させるように構成されている。
【0017】上記各プレート8に対応してワーク拘束バ
ー9の先端側の側方には、図7のように、プレート昇降
機構22によりワークWがプレート8を介して押し上げ
られた際に最上段のワークWを検出してサーボモータ2
7を停止させるセンサ30が配置されている。このセン
サ30は最上段のワークWのみが上記ワーク拘束バー9
の先端レベルLを越えたことを検出する位置、具体的に
は、厚さの異なる複数種のワークWのうちで最小厚さの
ワークWの厚さ範囲内で最上段のワークWの下面が上記
レベルLを越えるのを検出する位置に設定されている。
【0018】上記最上段のワークWはローディング装置
となるロボットのハンド31に把持されて加工部に移さ
れ、加工後に再びパレット7における空のプレート(加
工済用のプレート)8に移載されるように構成されてい
る。
【0019】上記構成のワークのストッカー装置におい
て、未加工のワークWを積み重ね状態に保持するプレー
ト8が上記プレート昇降機構22のフォーク23により
ワークWの1個分の厚さだけ押し上げられると、最上段
のワークWがロボットのハンド31に把持されて加工部
に移載される。この時点で、上記フォーク23が上記パ
レット7側から下降すると、上記モータ2によりパレッ
ト7が一方向に所定量回転変位し、加工済ワーク保持用
プレート8が上記フォーク23に対応する所定位置に変
位される。この状態で上記プレート昇降機構22のフォ
ーク23により上記加工済ワーク保持用プレート8を上
昇させ、上記ハンド31に把持された加工済ワークWを
加工済ワーク保持用プレート8上に移載させる。次に、
上記フォーク23を下降させた後、上記モータ2により
上記パレット8を逆方向に回転させて、未加工ワークW
が積み重ねられた未加工ワーク保持用プレート8を再び
フォーク23上に位置させ、そのプレート8における次
段のワークWを上昇させてハンド31に把持させること
を繰り返すことによって、一つの未加工ワーク保持用プ
レート8に保持された全てのワークWに対する加工と加
工済ワークの再保持とを順次行う。
【0020】ここで、上記パレット7側の回転軸7Aと
モータ2の回転軸2aとはカップリング19を介して離
脱可能に連結されているので、上記パレット7のみを複
数個用意しておけば、複数台のストッカー装置を設置す
ることなく、ワークWに対する加工中に別のパレット7
上にプレート8を介して次に加工すべきワークWを積み
重ねる段取り替えの準備を、いわゆる外段取りで行なえ
段取り替え作業時間の短縮化を図ることができる。
【0021】また、上記プレート8上のワークWをプレ
ート昇降機構22により押し上げた際に、最上段のワー
クWのみがワーク拘束バー9の先端レベルLを越える
と、これをセンサ30が検出して上記押上動作を停止さ
せるようにしたので、厚さの異なる種々のワークWに対
してロボットのハンド31による把持位置を一定にさせ
ることができ、ハンド31の動作パターンをワークWの
種別毎に変えたりする煩わしさもなくなる。また、上記
ワークW同士が切削油等で粘着していても、上記ハンド
31により最上段のワークWを把持させて持ち上げてか
ら水平移動させることにより次段のワークWをワーク拘
束バー9に当てて最上段のワークWのみを確実に移載さ
せることができる。
【0022】さらに、上記プレート昇降機構22におけ
るリフター24の昇降をサーボモータ27とボールねじ
26を使用して行なわせる構成としたことにより、上記
ワークWを上昇させた際の停止位置精度が高められ、ワ
ークWの種別に関係なく、上記ハンド31による最上段
のワークWの受け渡しをミスなく確実、適正に行なわせ
ることができる。
【0023】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、ストッカー本体に対してワーク搭載用パレットを
分離することができるので、ワークの段取り替えを、ワ
ーク加工中に別のパレット上に次に加工すべきワークを
搭載させるといった外段取りで行なうことができるとと
もに、全てのワークの加工が完了したとき、パレット同
士のみを交換するだけで、次の加工工程に移行すること
ができる。したがって、ストッカー装置全体を複数台用
意するといった設備経済的負担、スペース負担を要する
ことなく、段取り替え作業時間を短縮してワークの供給
効率、加工能率を増進して生産性の著しく向上を達成す
ることができるという効果を奏する。
【0024】また、請求項2の発明によれば、上記請求
項1記載の発明の効果に加えて、上述のような段取り替
え時における動力伝達系に対する人為的な作業も一切不
要とでき、段取り替え作業を簡単にできるとともに、そ
の作業時間を一層短縮化することができる。
【0025】さらに、請求項3の発明によれば、上記請
求項1または請求項2記載の発明の効果に加えて、ワー
クの上昇停止精度を高めてローディング装置のハンドに
よるワーク把持を確実、かつ適正なものとすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るワークのストッカー装置全体を示
す一部破断側面図である。
【図2】同上装置の一部であるパレットを離脱した状態
を示す平面図である。
【図3】ワーク拘束バーの変位機構の概要を示す要部の
拡大平面図である。
【図4】パレット側と回転駆動装置側とのカップリング
の具体構造を示す要部の縦断側面図である。
【図5】プレート昇降機構におけるフォークを拡大して
示す斜視図である。
【図6】プレート昇降機構を示す要部の拡大横断面図で
ある。
【図7】最上段のワークの取り出し状態を説明する要部
の正面図である。
【図8】従来のワークのストッカー装置全体の概要を示
す側面図である。
【図9】従来のワークのストッカー装置におけるワーク
取り出し状態を説明する要部の正面図である。
【符号の説明】
1 ストッカー本体 2 モータ(回転駆動装置) 2a 回転駆動装置側の回転軸 7 ワーク搭載用パレット 7A パレット側の回転軸 8 プレート 9 ワーク拘束バー 19 カップリング 19A 原動部 19B 従動部 19a,19b 凹凸部(嵌合部) 22 プレート昇降機構 30 センサ 31 ロボットのハンド W ワーク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストッカー本体と、このストッカー本体
    の上面側に水平面内で回転自在に配設されたワーク搭載
    用のパレットと、上記ストッカー本体に設置されて上記
    パレットを所定の動作毎に回転変位させる回転駆動装置
    と、上記パレット上にその回転周方向に等間隔に配置さ
    れるとともに、各位置で上記パレット上に立設された複
    数のワーク拘束バーに沿って昇降可能に構成されて複数
    のワークを積み重ね状に保持する複数のプレートと、上
    記ストッカー本体に設置されて所定位置のプレートを昇
    降変位させるプレート昇降機構と、このプレート昇降機
    構によりプレートを介してワークが押し上げられた際に
    最上段のワークを検出するセンサとを備え、上記パレッ
    トを介して所定位置に上昇変位されたプレートにおける
    最上段のワークをローディング装置のハンドに把持さ
    せ、加工後のワークを上記パレットにおける所定のプレ
    ート上に移載させるように構成されたワークのストッカ
    ー装置において、上記複数のプレートを有するパレット
    側を上記ストッカー本体側に対して分離可能に構成した
    ことを特徴とするワークのストッカー装置。
  2. 【請求項2】 上記パレット側の回転軸と回転駆動装置
    側の回転軸との間を連結するカップリングが、回転駆動
    装置側の原動部とパレット側の従動部とからなり、上記
    原動部と従動部とに上記回転駆動装置側の回転軸の回転
    にともなって互いに弾性的、自動的に嵌合する回転力伝
    達用の嵌合部を設けてなるものから構成されている請求
    項1記載のワークのストッカー装置。
  3. 【請求項3】 上記プレート昇降機構が、上記ストッカ
    ー本体に上下方向姿勢に保持されたボールねじと、この
    ボールねじを回転駆動するサーボモータと、上記ボール
    ねじに螺合し、かつ上記プレートを押し上げる複数のフ
    ォークを立設しているリフターと、上記ボールねじの両
    側においてストッカー本体とリフターとの間に形成され
    た昇降ガイド装置とから構成されている請求項1または
    2記載のワークのストッカー装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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