JP7002347B2 - ワークの搬送装置、及び、ワークの搬送方法 - Google Patents

ワークの搬送装置、及び、ワークの搬送方法 Download PDF

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本発明は、ワークの搬送装置、及び、ワークの搬送方法に関するものであり、特に、半導体ウエハ等のワークを保持して所定の位置まで搬送し、ワークの位置決めを行う、ワークの搬送装置、及び、ワークの搬送方法に関するものである。
一般に、化学的機械研磨法(CMP)によって半導体ウエハ等のワークを研磨する際には、ワークの品質向上と作業の省力化等の観点より、研磨装置内でロボット等によってワークの自動搬送を行う技術が導入されている。
ワークの自動搬送を行う場合、ワークが収納されているカセットからワークを1枚ずつ取り出し、取り出したワークを研磨装置のチャックテーブルに正確に取り付ける必要がある。
しかしながら、1台のロボットを使用して、ワークを1枚ずつカセットから取り出し、取り出したワークを研磨装置のチャックテーブルに正確に取り付ける作業はかなりの困難を伴う。すなわち、カセットにワークが収納しやすいように、カセットの収納スペースはワークのサイズより大きく形成されていて、カセットの収納スペースとワークとの間に所定のガタがあるので、ロボットのハンドでワークを精度良く把持することは困難である。
また、カセットに収納されている研磨前のワークは清浄な状態にあるが、研磨後のワークはスラリー等で汚れた状態にある。これを1台のロボットのハンドを使用して搬送するとなると、ロボットのハンドに汚れを付けるとともに、清浄な状態にあるワークをも汚染することとなる。
このような状況に対処すべく、ワークの研磨面にロボットのハンドが接触することなくウエハを搬送する方法として、ウエハの外周縁を保持して搬送するウエハの保持機構が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1で知られるウエハの保持機構はウエハの外周縁を保持する3個の保持部材と、3個の保持部材を放射方向に案内する案内部を有して、案内部に沿って移動可能に支持する支持プレートと、3個の保持部材を案内部に沿って移動せしめる移動手段と、支持プレートに設けられた3個の水平方向移動規制ピンと、を設けている。
そのウエハの保持機構は、ウエハを保持した支持プレートがチャックテーブル上の所定の位置まで搬送されると、3個の水平方向移動規制ピンの下端がそれぞれチャックテーブルと当接し、それら3個の水平方向移動規制ピンがチャックテーブル上に垂直に配置される。そして、ウエハがチャックテーブル上にリリースされる際、3個の水平方向移動規制ピンでウエハのズレを規制し、ウエハがチャックテーブル上の一定範囲内に収まるようにしている。
特許第5525794号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明は、3個の水平方向移動規制ピンの高さにバラツキがあると、チャックテーブルに対して支持プレートが水平にならないため、チャックテーブル上に配置されるワークにズレが生じる虞がある。そのため、水平方向移動規制ピンの高さ合わせ、及び、支持プレート並びにクランプ部との水平を合わせる必要があり、調整が煩雑になるという問題点があった。また、構造も複雑であるという問題点があった。
そこで、簡易な構造で、迅速に、高精度でワークの位置決めが行えるワークの搬送装置、及び、ワークの搬送方法を提供するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に記載の発明は、略円板に形状されたワークの外周縁をクランプして所定の受け渡し位置まで搬送し、前記受け渡し位置で前記ワークの位置決めを行うワークの搬送装置であって、前記ワークの外周縁に隣接して設けられた水平回動する受け具を有し、前記受け具をクランプ方向に回動させて前記ワークの外周縁をクランプして前記受け渡し位置まで搬送し、前記受け渡し位置で前記受け具をリリース方向に回動させて前記ワークをリリースするチャック機構を備え、前記受け具に、前記リリース後の前記ワークの外周面に当接して、前記受け渡し位置上における前記ワークの前記位置決め調整を行う位置決め調整手段を設けた、ワークの搬送装置を提供する。
この構成によれば、受け具がクランプ方向(閉方向)に回動されるとワークをクランプし、クランプした状態で所定の受け渡し位置までワークを搬送することができる。また、受け渡し位置では、受け具がリリース方向(開方向)に回動されると、ワークを受け渡し位置にリリースすると共に、受け具に設けられている位置決め調整手段がワークの外周面と当接して、受け渡し位置でのワークの位置決め調整が行われる。すなわち、受け具を回動切り換えすることにより、受け具の持つ機能を、ワークのクランプ機能からワークの位置規制機能(位置決め機能)に、また、ワークの位置規制機能からクランプ機能にそれぞれ切り替えることができ、一個の受け具で両方の機能を両立させることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成において、前記受け具は、一端側に、前記ワークの下面外周縁を支える、前記ワークの下面に対し傾斜している係止爪を有するクランプ部を設け、他端側に、前記ワークの外周面に当接可能な前記位置決め調整手段を設けた、ワークの搬送装置を提供する。
この構成によれば、受け具がワークをクランプする際、受け具の一端側に有する傾斜している係止爪が、ワークの下面外周縁に、ワークに対して傾斜した状態で当接するので、ワークと係止爪部との接触は線接触となり、清浄な状態にあるワークが係止爪部との接触で汚れるのを防止できる。一方、受け具の他端側に有する位置決め調整手段は、ワークの外周面に当接するので、位置決め調整時にワークの研磨面を汚すことがない。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の構成において、前記位置決め調整手段は、前記ワークの周方向に沿って舌状に形成している、ワークの搬送装置を提供する。
この構成によれば、例えば半導体ウエハの外周の一部に、結晶の方位を明らかにするV字形のノッチ部(切り欠き部)が設けられることがある。しかし、位置決め調整手段がワークの外周面に沿って舌状に形成した場合では、位置決め調整手段がノッチ部内に落ち込んで位置決め調整が狂うのをなくすことができ、より正確な位置決めを行うことができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1、2又は3に記載の構成において、前記チャック機構は、前記受け具をワークの外周縁を囲むようにして、略等しい間隔をあけて少なくとも3個以上、複数個設けている、ワークの搬送装置を提供する。
この構成によれば、少なくとも3個の受け具によりウエハの外周面を保持するので、確実な保持及び位置の調整を行うことができる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の構成において、前記チャック機構は、前記複数個の前記受け具の動作を連動させるリンク機構と、前記リンク機構に駆動力を付与する駆動手段と、を備える、ワークの搬送装置を提供する。
この構成によれば、駆動手段による駆動力を、リンク機構を介して複数個の受け具に付与し、複数個の受け具の動作を連動させて行わせることができる。
請求項6に記載の発明は、略円板に形状されたワークの外周縁をクランプして所定の受け渡し位置まで搬送し、前記受け渡し位置で前記ワークの位置決めを行うワークの搬送方法であって、一端側に、前記ワークの下面外周縁を支える、前記ワークの下面に対し外側から内側に向かって傾斜している係止爪部を有するとともに、他端側に前記ワークの外周面に当接可能な前記位置決め調整手段を有して回動する受け具を使用し、前記受け具を、前記ワークの受け取り時には、前記係止爪部を前記ワークにおける外周縁の下面と当接可能なクランプポジションに回転させ、前記ワークが前記受け渡し位置に搬送された後は、前記ワークをリリースするリリースポジションを経て前記位置決め調整手段が前記ワークの外周面に当接して位置決め調整が可能な位置決めポジションまで回転させる、ワークの搬送方法を提供する。
この方法によれば、受け具の回動切り換えにより、受け具の持つ機能を、ウエハのクランプ機能からウエハの位置規制機能に切り替える、又は、ウエハの位置規制機能からクランプ機能に切り替える、というように一個の受け具で両方の機能を両立させることができる。しかも、受け具がワークをクランプする際、受け具の一端側に有する傾斜している係止爪部が、ワークにおける外周縁の下側に、ワークに対して線接触の状態で当接する。一方、位置決めをする際は、ワークの外周面に当接する。したがって、ウエハのクランプ時及び位置決め時のいずれの場合であっても、ワークの研磨面を汚すことがない。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の方法において、前記受け具を、前記ワークの前記外周縁を囲むようにして、略等しい間隔をあけて少なくとも3個以上、複数個設け、前記受け渡し位置に配置された前記ワークに、前記位置決め調整手段を当接させて位置決め調整をする、ワークの搬送方法を提供する。
この方法によれば、少なくとも3個の受け具によりワークの外周面を保持するので、確実な保持及び位置の調整を行うことができる。
本発明によれば、受け具の回動切り換えにより、受け具の持つ機能を、ウエハのクランプ機能からウエハの位置規制機能(位置決め機能)に、逆にウエハの位置規制機能からクランプ機能に、それぞれ切り替えることができる。すなわち、一個の受け具で両方の機能を両立させることができるので、簡易な構造で、迅速、かつ高精度にワークの位置決めを行うことができる。また、その後の加工時の取り扱いを容易にすることができる。
本発明の一実施例として示すワークの搬送装置の概要を説明する図である。 本発明の一実施例として示すワークの搬送装置の要部斜視図である。 同上ワークの搬送装置におけるチャック機構を上側から見た斜視図である。 同上ワークの搬送装置におけるチャック機構を下側から見た斜視図である。 同上チャック機構における受け具を単品で示す図であり、(a)はその平面図、(b)は(a)のA-A線矢視方向より見た側面図である。 同上チャック機構の動作図であり、ワークの外周縁を受け具がクランプしている状態を示している図である。 同上チャック機構の動作図であり、ワークを受け具が位置決めしている状態を示している図である。 同上ワークの搬送装置の動作説明用の模式図であり、位置決めパッド上にワークがクランプされている状態を示す図である。 同上ワークの搬送装置の動作説明用の模式図であり、(a)は受け具が、位置決めパッド上に配置されているワークをクランプ可能な位置に待機された状態を示す図、(b)はワークと受け具との位置関係を示す平面図である。 同上ワークの搬送装置の動作説明用の模式図であり、受け具が、位置決めパッド上に配置されているワークのクランプ動作を開始した状態を示す図である。 同上ワークの搬送装置の動作説明用の模式図であり、ワーク搬送途中である状態を示す図である。 同上ワークの搬送装置の動作説明用の模式図であり、(a)は受け具がチャックテーブル上に配置された搬送途中にある状態を示す図、(b)はその状態時における受け具とワークとの位置関係を示す図である。 同上ワークの搬送装置の動作説明用の模式図であり、(a)は受け具がワークと共にチャックテーブル上に配置された状態を示す図、(b)はその状態時における受け具とワークとの位置関係を示す図である。 同上ワークの搬送装置の動作説明用の模式図であり、(a)は受け具がチャックテーブル上でリリースを始めている状態を示す図、(b)はその状態時における受け具とワークとの位置関係を示す図である。 同上ワークの搬送装置の動作説明用の模式図であり、(a)は受け具における位置決め調整の途中の状態を示す図、(b)はその状態時における受け具とワークとの位置関係を示す図である。 同上ワークの搬送装置の動作説明用の模式図であり、受け具による位置決め調整が終わり、受け具がチャックテーブル上にワークを残して上昇を開始した状態を示す図である。 本発明で使用する受け具の一変形例を示す図である。
本発明は、簡易な構造で、迅速に、高精度でワークの位置決めが行えるワークの搬送装置、及び、ワークの搬送方法を提供するという目的を達成するために、略円板に形状されたワークの外周縁をクランプして所定の受け渡し位置まで搬送し、前記受け渡し位置で前記ワークの位置決めを行うワークの搬送装置であって、前記ワークの外周縁に隣接して設けられた水平回動する受け具を有し、前記受け具をクランプ方向に回動させて前記ワークの外周縁をクランプして前記受け渡し位置まで搬送し、前記受け渡し位置で前記受け具をリリース方向に回動させて前記ワークをリリースするチャック機構を備え、前記受け具に、前記リリース後の前記ワークの外周面に当接して、前記受け渡し位置上における前記ワークの前記位置決め調整を行う位置決め調整手段を設けた、ことにより実現した。
以下、本発明を実施するための形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明では、実施形態の説明の全体を通じて同じ要素には同じ符号を付している。また、以下の説明では、上下や左右等の方向を示す表現は、絶対的なものではなく、本発明のワークの搬送装置の各部が描かれている姿勢である場合に適切であるが、その姿勢が変化した場合には姿勢の変化に応じて変更して解釈されるべきものである。
図1は、本発明の一実施例に係るワークの搬送装置、及び、ワークの搬送方法の概要を説明するための図である。
図1において、ワークとしてのウエハWは、搬送前、所定の位置決めパッド10上に配置されて負圧で位置決め保持されている。位置決めパッド10は、収納カセット内にあってもよい。
位置決めパッド10上に保持されているウエハWは、搬送ロボット11のアーム部11bの先端に設けられている、チャック機構12の受け具13によりクランプされて位置決めパッド10上から持ち上げられる。また、位置決めパッド10上から持ち上げられウエハWは、そのまま搬送ロボット11により次の工程に設けられている受け渡し位置となる、チャックテーブル14上まで搬送される。
チャックテーブル14上では、チャック機構12における受け具13のリリース動作がなされると、受け具13からウエハWがリリースされてチャックテーブル14上にウエハWが配置されるとともに、ウエハWのチャックテーブル14上での位置決め調整も続けてなされる。また、位置決め後、ウエハWは負圧でチャックテーブル14上にチャックされて次の加工の準備がなされるとともに、チャック機構12における受け具13もチャックテーブル14から離れて上昇し、所定の位置(位置決めパッド10上等)へ戻る。これにより、ウエハWの一連の動作が終了する。
さらに詳述すると、位置決めパッド10は、図示せぬ真空ポンプに一端側が接続され、他端側が位置決めパッド10のチャック面10aに開口する負圧ライン15を有している。そして、チャック面10a上にウエハWが配置された状態で、負圧ライン15のエアが引かれて負圧になると、チャック面10aが負圧となり、ウエハWがチャック面10a上に吸引チャックされて固定されるようになっている。
チャックテーブル14は、テーブル本体14aと、テーブル本体14aの上面側に収容配置されたチャック部14bと、図示せぬ真空ポンプに一端側が接続され、他端側がチャック部14bに開口する負圧ライン16とを有している。そして、チャック部14b上にウエハWが配置された状態で負圧ライン16内のエアが引かれると、チャック部14bが負圧となり、ウエハWがチャック部14b上に吸引チャックされて固定されるようになっている。
搬送ロボット11は、図2に示すように、搬送ロボット11の本体部11aと、本体部11aに水平回動可能に取り付けられているアーム部11bを有し、アーム部11bの先端側に支軸17を介してチャック機構12が取り付けられている。チャック機構12は、位置決めパッド10のチャック面10a上のウエハWをリリース可能に保持するものであり、図3から図7に細部構成を示す。
チャック機構12は、図3、図4、図6、図7に示すように、支軸17の下端面に水平に固定して取り付けられている板状をしたチャック本体18を有している。
チャック本体18は、円板状をした本体部18aと、本体部18aの外周縁から放射状に延出している4本のアーム18bを一体に有している。4本のアーム18bは本体部18aの円周方向に略等しい間隔を空けて、本体部18aから延長した形で、本体部18aから外側に向かって放射状に本体部18aと一体に設けられている。なお、各アーム18bの先端はウエハWの外周の外側まで延ばされており、その先端部に上下に貫通した孔19を有する軸受部18cが設けられ、その軸受部18cに受け具13が水平回動可能に各々取り付けられている。
図4に示すように、チャック本体18における本体部18aの下面側には、一対のリンク機構21と、一対のリンク機構21に駆動力を各々付与する駆動手段としてのシリンダー23が配置されている。シリンダー23は、作動杆23aがシリンダー23内に完全に引き込まれた第1位置(クランプポジション)と、シリンダー23内から途中の位置まで突出した第2進出位置(リリースポジジョン)と、シリンダー23内から最終位置まで突出した第3位置(位置決めポジション)と、に段階的に、また第3位置からは第2位置、第1位置を経て、往復切り替え可能な電動又はエアシリンダーである。
リンク機構21は、第1リンク機構部21aと、第1リンク機構部21aを間に挟んで、第1リンク機構部21aの左右両側に各々展開配置されている第2リンク機構部21bを有している。
第1リンク機構部21aは、3個のI字状のリンク片211を有し、これらリンク片211を連結ピン212で水平回転可能に、かつZ状に連結している。また、3個のI字状のリンク片211のうち、1個のリンク片211は、シリンダー23の作動杆23aと連結されていて、作動杆23aの動作に連動して、また作動杆23aの移動量だけ駆動するようになっている。
第2リンク機構部21bは、T字状のリンク片221と、T字状のリンク片221における水平アーム221aの先端部と連結ピン223を介して水平回動可能に連結されているI字状のリンク片222と、を有している。なお、T字状のリンク片221における垂直アーム221bの一端部は、第1リンク機構部21aのI字状のリンク片211と連結ピン212を介して水平回動可能に連結されている。また、I字状のリンク片222は、受け具13と水平回動可能に連結されている。
受け具13は、図5にも単品で示している。なお、図5の(a)は受け具13の平面図、(b)は(a)のA-A線矢視側面図である。図5と共に図1~図4、図6、図7に示す受け具13の構成を説明する。
受け具13は、概略長方形をした小さなブロック片である。受け具13の上面13aの一端側には、チャック本体18におけるアーム18bの先端部と水平回動自在に連結している支軸13bが設けられており、上面13aの他端側には、第2リンク機構部21bにおけるI字状のリンク片222の先端部と水平回動自在に連結している支軸13cが設けられている。
そして、受け具13は、支軸13bを介するアーム18bとの連結、及び、支軸13cを介するI字状のリンク片222の連結により、T字状のリンク片221が内側方向(クランプ方向)に水平に直線移動されると、そのT字状のリンク片221の移動を、受け具13がI字状のリンク片222を介して受け、受け具13が支軸13bを支点としてクランプポジジョン方向へ回動される。反対に、T字状のリンク片221が外側方向(リリースポジション方向)に水平に直線移動されると、I字状のリンク片222を介して受け具13が、支軸13bを支点としてクランプポジジョン方向と反対のリリースポジジョン方向、及び、位置決めポジジョン方向に回動されるようになっている。
また、受け具13におけるウエハWの外周面と対向している側面13dであり、かつ、支軸13cが設けられている端部側の側面13dには、クランプ部13eが設けられている。クランプ部13eは、図5(b)に示すように、ウエハWの外周面と対向している面側を開放させているとともに、上下にそれぞれ爪部131、132を設け、かつ、奥壁面133を垂直面として、側面視略コの字状に形成されている。
また、受け具13のクランプ部13eにおける上下の爪部131、132は、外側(ウエハWの外周面側)から内側(奥壁面133側)に向かって傾斜し、開放側(ウエハWの外周面側)の厚みが薄くなった傾斜面として各々形成されている。この爪部131、132に形成している傾斜面は、クランプ部13eがウエハWの外周部分を保持したとき、ウエハWの外周縁が線で接触され、爪部131、132との接触面積を少なくして、ウエハWが爪部131、132との接触で汚れるのを防止する機能を持たせている。さらに、爪部131は開放側の厚みをほぼ無くして、鋭利な刃のように断面楔状に形成されている。これは、チャックテーブル14上に搬送したウエハWを、チャックテーブル14に近い高さ位置から、衝撃を与えることなくチャックテーブル14上にリリースできるようにするためと、反対に、チャックテーブル14上での加工が終り、チャックテーブル14でのチャックが解除されて、チャックテーブル14にエア等で浮上されたウエハWとチャックテーブル14との間の隙間に、爪部131の先端を侵入させて、ウエハWをキャッチをし易くするためである。
また、受け具13におけるウエハWの外周面と対向する側面13dであり、そして支軸13bを設けている端部側の側面13dには、図5(a)に示すように支軸13bを軸中心として平面視略半円形に形成してなる、位置決め調整手段としての位置決め側面134が設けられている。位置決め側面134は、チャックテーブル14上にウエハWが配置されたとき、そのウエハWの外周と当接されて、ウエハWの位置を規制できる位置に設けられている。そして、一対のT字状のリンク片211に各々連動している4個の受け具13は、シリンダー23における作動杆23aが第3位置(位置決めポジジョン)に配置されて、この作動杆23aに連動して受け具13がクランプポジジョンからリリースポジジョンを通って位置決めポジジョンに回転されると、4個の受け具13の各位置決め側面134がそれぞれウエハWの外周面に当接して、4個の受け具13で囲まれる中央にウエハWが寄せられ、チャックテーブル14上におけるウエハWの位置出しをして位置決めが容易に行える機能を有している。
図8から図16は上述した搬送装置の動作説明図であり、図8から図11は位置決めパッド10上に配置されているウエハWを次工程のチャックテーブル14に向かって搬送するための、ウエハWをクランプして持ち上げる手順を示し、図12から図16は位置決めパッド10からチャックテーブル14まで運ばれて来たウエハWを、チャックテーブル14上にセットして位置決めする手順を示している。したがって、次に、搬送装置の動作を、図3から図7に示すチャック機構12の動作と共に説明する。
まず、図8から図11に示す、位置決めパッド10上に配置されているウエハWをクランプして持ち上げる手順を、図3から図7に示すチャック機構12の動作と共に説明する。
搬送される前のウエハWは、図8に示すように所定の位置決めパッド10上に配置されて、負圧で位置決め保持されている。
続いて、図9(a)に示すように、搬送ロボット11が下降して、位置決めパッド10に近づく。この時の搬送ロボット11のチャック機構12は、シリンダー23の作動杆23aを第2進出位置(リリースポジション)まで突出させて、一対のT字状のリンク片221をそれぞれリリースポジションまで外側方向に動かし、そして4個の受け具13のクランプ部13eがそれぞれウエハWの外周よりも距離S1だけ僅かに外側へ移動した状態まで開いている。図9(b)はウエハWと受け具13との位置を平面的に示したものである。したがって、この状態でチャック機構12が搬送ロボット11に案内されて下降すると、受け具13がウエハWとぶつかることなく、クランプ部13eの開放側をウエハWに向けて、ウエハWの外周外面と受け具13が対応する位置まで下降することができる。
受け具13がウエハWの外周面と対応する位置まで、搬送ロボットと共にチャック機構12が下降されたら、シリンダー23の作動杆23aをシリンダー23内に第1位置(クランプポジション)まで引き込む。すると、一対のT字状のリンク片221も内側方向に動き、同時に4個の受け具13のクランプ部13eの爪部131、132がウエハWの外周よりも内側に移動し、ウエハWをクランプして閉じる。図10はこのクランプ状態を示している。また、図10に示すように、各受け具13のクランプ部13eがそれぞれ閉じられるとき、位置決めパッド10の負圧を解くと共に、位置決めパッド10の負圧ライン15からエアを吹き出し、ウエハWを位置決めパッド10のチャック面10aから浮かせる。そして、各受け具13のクランプ部13e内にそれぞれウエハWの外周が進入された状態にして、受け具13のクランプ部13eでウエハWをクランプする。なお、図6は、チャック機構12の4個の受け具13がウエハWをクランプしている状態を示している。なお、ウエハWがエアにより浮かされ、ウエハWの上面外周縁が爪部132に当接しても、上面外周縁は爪部132の傾斜面に当接するので、爪部131と下面外周縁の場合と同様に、ウエハWに爪部132の汚れが付着するのを防げる。
また、受け具13のクランプ部13eがウエハWをクランプしたら、図11に示すように搬送ロボット11によりチャック機構12を上昇させる。このとき、ウエハWの下面側の外周縁が爪部131の傾斜面に線接触状態で当接し、そのまま図12に示すように次工程のチャックテーブル14上まで搬送される。すなわち、受け具13のクランプ部13eは、その搬送時、図11、図12に示すようにウエハWの外周が爪部131と爪部132との間に進入され、爪部131の傾斜面にウエハWの下面側の外周縁を線接触状態で当接させてクランプにしている。
また、図12に示すように、ウエハWがチャック機構12と共にチャックテーブル14の上方に配置されたら、続いて図13に示すように、受け具13におけるクランプ部13eの下面がチャックテーブル14の上面と当接するまで、搬送ロボット11がチャック機構12をウエハWと共に下降させる。
クランプ部13eの下面がチャックテーブル14の上面と当接したら、搬送ロボット11のチャック機構12は、シリンダー23の作動杆23aを第2進出位置(リリースポジジョン)まで突出させて、一対のT字状のリンク片221をリリース方向(外側方向)に動かす。そして、リリースポジジョンに配置されると、4個の受け具13のクランプ部13eがそれぞれウエハWの外周よりも距離S1だけ僅かに外側へ回動した状態に開く。これにより、受け具13におけるウエハWのクランプ状態が解かれ、ウエハWはクランプ部13eからチャックテーブル14上に受け渡されて配置される。しかし、ウエハWが受け具13から受け渡し位置であるチャックテーブル14上に受け渡されるとき、受け具13のクランプ部13eが回動して開閉するので、受け具13の回動動作により、ウエハWが受け具13と共に動き、チャックテーブル14上の所定の決められた位置に配置されない場合が生じる。
そこで、シリンダー23の作動杆23aを第3位置(位置決めポジジョン)まで更に突出させ、一対のT字状のリンク片221をリリース方向に更に動かすと、4個の受け具13がそれぞれ更に位置決めポジジョンまで回転される。また、この回転に伴い、図15に示すように、4個の受け具13の位置決め調整手段としての位置決め側面134が、ウエハWの外周面に各々当接する。そして、この4個の受け具13における位置決め側面134の各当接で、ウエハWがチャックテーブル14上の予定された中心位置に各々寄せられ、位置決め調整される。
また、位置決めが終了したら、負圧ライン16のエアを抜き、チャックテーブル14におけるチャック部14bを負圧状態にし、チャック部14b上にウエハWを保持する。一方、搬送ロボット11は、シリンダー23の作動杆23aを第3位置(位置決めポジジョン)から第2位置(リリースポジション位置)まで戻し、ウエハWをチャック部14b上に残したまま、チャック機構12と共に上昇する。これにより、ウエハWは精度良くチャックテーブル14のチャック部14b上にセットできる。また、搬送ロボット11は、再び位置決めパッド10上まで戻り、同じ動作を繰り返す。
したがって、このワークの搬送装置によれば、略円板に形状されたワークであるウエハWの外周縁に隣接して設けられた回動する受け具13を有し、この受け具13をクランプ方向(チャック方向)に回動させてウエハWをクランプし、受け具13をリリース方向に回動させてクランプしているウエハWをリリースするチャック機構12を備え、受け具13に、リリース後のウエハWの周面に当接してチャックテーブル14(搬送位置)上におけるウエハWの位置決め調整を行う位置決め調整手段としての位置決め側面134を設けている。そして、受け具13がクランプ方向(閉方向)に回動されるとウエハWをクランプし、クランプした状態で所定のチャックテーブル14までウエハWを搬送することができる。また、チャックテーブル14では、受け具13がリリース方向(開方向)に回動されると、ウエハWをチャックテーブル14上にリリースすると共に、受け具13に設けられている位置決め側面134がウエハWの外周面と当接してチャックテーブル14上におけるウエハWの位置決め操作が行われる。これにより、受け具13の開閉動作の切り換えにより、受け具13の持つ機能を、ウエハWのクランプ機能からウエハの位置規制機能に、またウエハWの位置規制機能からクランプ機能にそれぞれ切り替えることができる。すなわち、一個の受け具13で、両方の機能を両立させてウエハWの外周面を保持することができるので、確実な保持及び位置の調整を行うことができる。
なお、上記実施例では、略等間隔で受け具13を4個配置した場合を示したが、少なくとも3個以上であってもよい。
また、受け具13に設けた位置決め手段としての位置決め側面134は、支軸13bを軸中心として平面視略半円形に形成している構造を開示したが、例えば図16に示すように、受け具13が位置決めポジジョンに回動された時に、ウエハWの周方向に沿って連続して配置されるように、受け具13の一端側から外側に向かって舌状に延ばした形状にしてもよいものである。このように、受け具13が位置決めポジジョンに回動された時に、ウエハWの周方向に沿って連続して配置されるように設けた場合では、例えばウエハWの外周の一部に、図16に示すように結晶の方位を明らかにするV字形のノッチ部(切り欠き)24が設けられることがある。しかし、位置決め調整手段である位置決め側面134を、ウエハWの周方向に沿って連続して配置されるように構成した場合では、位置決め側面134がノッチ部24内に落ち込むことはなく、ノッチ部24内に落ち込んで位置決め調整が狂わないようにすることができる。これにより、更に正確な位置決めを行うことができる。
また、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を成すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
10 位置決めパッド
10a チャック面
11 搬送ロボット
11a 本体部
11b アーム部
12 チャック機構
13 受け具
13a 上面
13b 支軸
13c 支軸
13d 側面
13e クランプ部
131 爪部
132 爪部
133 内側面
134 位置決め側面(位置決め調整手段)
14 チャックテーブル(受け渡し位置)
14a テーブル本体
14b チャック部
15 負圧ライン
16 負圧ライン
17 支軸
18 チャック本体
18a 本体部
18b アーム
18c 軸受部
19 孔
21 リンク機構
21a 第1リンク機構部
211 I字状のリンク片
212 連結ピン
21b 第2リンク機構部
221 T字状のリンク片
221a 水平アーム
221b 垂直アーム
222 I字状のリンク片
223 連結ピン
23 シリンダー
23a 作動杆
24 ノッチ
W ウエハ(ワーク)
S1 距離

Claims (7)

  1. 略円板に形状されたワークの外周縁をクランプして所定の受け渡し位置まで搬送し、前記受け渡し位置で前記ワークの位置決めを行うワークの搬送装置であって、
    前記ワークの外周縁に隣接して設けられた水平回動する受け具を有し、前記受け具をクランプ方向に回動させて前記ワークの外周縁をクランプして前記受け渡し位置まで搬送し、前記受け渡し位置で前記受け具をリリース方向に回動させて前記ワークをリリースするチャック機構を備え、
    前記受け具に、前記リリース後の前記ワークの外周面に当接して、前記受け渡し位置上における前記ワークの前記位置決め調整を行う位置決め調整手段を設けた、
    ことを特徴とするワークの搬送装置。
  2. 前記受け具は、
    一端側に、前記ワークの下面外周縁を支える、前記ワークの下面に対し傾斜している係止爪を有するクランプ部を設け、
    他端側に、前記ワークの外周面に当接可能な前記位置決め調整手段を設けた、
    ことを特徴とする請求項1に記載のワークの搬送装置。
  3. 前記位置決め調整手段は、前記ワークの周方向に沿って舌状に形成している、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のワークの搬送装置。
  4. 前記チャック機構は、前記受け具をワークの外周縁を囲むようにして、略等しい間隔をあけて少なくとも3個以上、複数個設けている、ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のワークの搬送装置。
  5. 前記チャック機構は、
    前記複数個の前記受け具の動作を連動させるリンク機構と、
    前記リンク機構に駆動力を付与する駆動手段と、を備える、
    ことを特徴とする請求項4に記載のワークの搬送装置。
  6. 略円板に形状されたワークの外周縁をクランプして所定の受け渡し位置まで搬送し、前記受け渡し位置で前記ワークの位置決めを行うワークの搬送方法であって、
    一端側に、前記ワークの下面外周縁を支える、前記ワークの下面に対し外側から内側に向かって傾斜している係止爪部を有するとともに、他端側に前記ワークの外周面に当接可能な前記位置決め調整手段を有して回動する受け具を使用し、
    前記受け具を、前記ワークの受け取り時には、前記係止爪部を前記ワークにおける外周縁の下面と当接可能なクランプポジションに回転させ、前記ワークが前記受け渡し位置に搬送された後は、前記ワークをリリースするリリースポジションを経て前記位置決め調整手段が前記ワークの外周面に当接して位置決め調整が可能な位置決めポジションまで回転させる、ことを特徴とするワークの搬送方法。
  7. 前記受け具を、前記ワークの前記外周縁を囲むようにして、略等しい間隔をあけて少なくとも3個以上、複数個設け、前記受け渡し位置に配置された前記ワークに、前記位置決め調整手段を当接させて位置決め調整をする、ことを特徴とする請求項6に記載のワークの搬送方法。
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