JP3903117B2 - レンズ付きフイルムユニット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ストロボ装置を内蔵したレンズ付きフイルムユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
簡単な撮影機構が組み込まれ、写真フイルムが予め装填されたレンズ付きフイルムユニットが本出願人より製造・販売されている。このようなレンズ付きフイルムユニットには様々な種類があり、ストロボ装置が組み込まれたものもある。レンズ付きフイルムユニットのストロボ装置は、放電管や拡散板等からなるストロボ発光部と、このストロボ発光部を発光させるストロボ回路が形成された回路基板と、ストロボ回路にストロボ充電を行わせる充電スイッチとからなる。
【0003】
上記充電スイッチは、ローコスト化のために簡素化されたものとなっており、回路基板上に形成された複数の接点部に金属接片を同時に当接させ、ストロボ回路を閉じることにより充電を開始させる。金属接片を接点部に接触させる操作部材としては、一度の操作で金属接片を接点部に当接させた状態に維持できる係止機構を備えたスライド式のものや、撮影者によって付勢されている間だけ金属接片を接点部に接触させるようにした、押しボタン式やスライド式のものが用いられている。
【0004】
また、レンズ付きフイルムユニットのストロボ装置では、ストロボの充電完了を撮影者に知らせるために、発光表示する発光素子が組み込まれている。この発光素子は、レンズ付きフイルムユニットの背面に形成された表示開口に対面して設けられている場合や、ライトガイドを介してファインダ内で確認できるように配置されている場合もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記充電スイッチの操作部材のうち、係止機構を備えたスライド式の充電スイッチは、操作部材を充電位置にセットした状態で撮影を終了してしまい、ストロボ装置の電源である乾電池が空になり、その後のストロボ撮影ができなくなることがあった。このような問題は、本来ならば、操作部材の位置や発光素子の発光表示を確認してから撮影を終了すれば防止することができるが、レンズ付きフイルムユニットの形態によっては、操作部材の操作状態が分かりにくかったり、発光素子の発光表示をレンズ付きフイルムユニット外から簡単に確認できないものがあり、また、撮影者がレンズ付きフイルムユニットの操作に不慣れな場合等にも多く発生する。
【0006】
本発明は、上記問題点を解決するためのもので、ストロボ充電スイッチの切り忘れを防止したレンズ付きフイルムユニットを提供することを特徴とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、本発明のレンズ付きフイルムユニットは、充電スイッチのオン操作に連動してレンズ付きフイルムユニットの表面から突出し、ストロボ回路の充電が完了したことを表示する充電完了表示手段を設けたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
図2は、本発明のレンズ付きフイルムユニット2のストロボ不使用時の際の外観を示すものである。レンズ付きフイルムユニット2の前面には、撮影レンズ3,対物側ファインダ窓4,ストロボ発光部5,充電操作部材6,ファインダ切換え操作つまみ7が設けられ、上面にはシャッタボタン8,残り撮影可能枚数を表示するカウンタ窓9,ストロボ充電の完了を表示する充電完了表示手段を構成する表示用ライトガイド10を突出させる際に用いられる開口11等が設けられている。また、レンズ付きフイルムユニット2の背面側には、1コマの撮影ごとに回転操作される巻上げノブ12,接眼側ファインダ窓13(図3参照)等が設けられている。
【0009】
充電操作部材6は、図2に示すオフ位置と、図1に示すオン位置との間で上下方向でスライド自在とされており、ストロボ撮影を行う際には上方のオン位置にスライド操作し、ストロボ撮影を行わない際には下方のオフ位置にスライド操作する。また、充電操作部材6がオン位置にスライド操作されると、レンズ付きフイルムユニット2の上面に形成された開口11からは、図1に示すように、表示用ライトガイド10が突出される。この表示用ライトガイド10は、ストロボ充電が完了すると発光し、撮影者と被撮影者とにストロボ充電が完了したことを知らせる。
【0010】
図3に示すように、レンズ付きフイルムユニット2は、未露光の写真フイルム15と略円柱形状のカートリッジ本体16とからなるフイルムカートリッジ17が装填される本体部18と、この本体部18の前面に組み付けられる露光ユニット19と、ストロボ装置であるストロボユニット20と、本体部18の前面側及び背面側を覆うように組み付けられる前カバー21及び後カバー22とから構成されており、これらは爪係合によって組み立てられる。
【0011】
本体部18の中央部には、前面側に組み付けられた露光ユニット19から写真フイルム15までの間の撮影光路を遮光する遮光筒24が設けられている。この遮光筒24の前面側には露光開口24aが形成されており、背面側には写真フイルム15への露光範囲を規定するアパーチャーが形成されている。遮光筒24を挟む左右には、カートリッジ本体16とロール状に巻かれた写真フイルム15とがそれぞれ製造段階で収納されるカートリッジ室25とフイルムロール室26とが一体に形成されている。
【0012】
カートリッジ室25の上部には、巻上げノブ12と、カートリッジ本体16をレンズ付きフイルムユニット2から取り出す際に、カートリッジ本体16に組み込まれた遮光蓋16aを閉鎖する遮光蓋閉鎖機構27とが取り付けられている。これらの巻上げノブ12と遮光蓋閉鎖機構27とは、カートリッジ室26を通してカートリッジ本体16のスプール16bと遮光蓋16aとに係合する。
【0013】
カートリッジ室25及びフイルムロール室26は、本体部18の背面側に後カバー22が組み付けられ、後カバー22に一体に形成されたカートリッジ室用の底蓋28と、フイルムロール室用の底蓋29とが閉じられることにより適正な遮光能が得られる。なお、底蓋28,29は、後カバー22に対して屈曲自在な薄肉部を介して連結されており、底蓋28は、使用後のレンズ付きフイルムユニット2からフイルムカートリッジ17を取り出す際に開放される。また、後カバー22の内面側の中央部には、本体部18のアパーチャーに対面して写真フイルム15の背面を支持するフイルム支持面22aが形成されている。
【0014】
本体部18の前面で、遮光筒24の外周には、写真フイルム15にプリント範囲を示すマークを写し込むためのマーク写し込み機構が組み込まれている。このマーク写し込み機構は、詳しくは図示しないが、本体部18の遮光筒24の下方に形成された2個の写し込み用開口と、これらの開口を開放,遮蔽して写し込みマークの形態を切り換えるマーク切換板と、ストロボユニットに取り付けられたマーク写し込み用発光素子の光をガイドして写し込み用開口に導く写し込み用ライトガイドと、これらを遮光する遮光カバー31と、遮光筒24の上方に回動自在に取り付けられ、後述する視野切換板32(図4参照)の移動に連動して回動し、マーク写し込み板を移動させる回動レバー33とからなる。
【0015】
露光ユニット19は、遮光筒24の前面に取り付けられるブロック形状のベース部材35に、シャッタチャージ機構,シャッタレリーズ機構,フイルム巻止め機構,フイルムカウント機構,撮影レンズ3,ファインダ光学系等が組み付けられてユニット化されたものである。
【0016】
ストロボユニット20は、複数の電気部品が取り付けられてストロボ回路が形成された回路基板37と、この回路基板37に取り付けられ、放電管38(図5参照)とこの放電管38を保持する保持部材39と放電管38の光を拡散する拡散板40等からなるストロボ発光部5と、回路基板37に取り付けられ、ストロボユニット20の電源となる乾電池41を電気的に接続する電池接片42a,42bと、フイルムロール室26の前面に取り付けられ、充電操作部材6のオン位置へのスライド操作によって回路基板37に接触しストロボ回路にストロボ充電を行わせる金属接片43と、回路基板37に取り付けられ、露光ユニット19のシャッタレリーズ機構のレリーズ動作に連動してオンするシンクロスイッチ44とからなる。
【0017】
図4に示すように、前カバー21は、前カバー本体45と、この前カバー本体45の前面に取り付けられる前面パネル46とからなり、前カバー本体45には、前面パネル46に形成された対物側ファインダ窓4と同形状のファインダ開口47が形成されている。また、前カバー本体45と前面パネル46との間には、充電操作部材6と、視野切換板32と、トグルバネ50とが取り付けられる。
【0018】
視野切換板32は、前カバー本体45及び前面パネル46と同じプラスチックによって略円板形状に成形されたもので、中央部分に形成された円形の開口52が前カバー本体45の前面に形成されたレンズ鏡筒49の外周に嵌めこまれることにより、前カバー本体45に回動自在に取り付けられる。この視野切換板32は、一端に形成されたコイル部50aが前カバー本体45の前面のピン53に挿入され、他端50bが視野切換板32の穴54に挿入されるトグルバネ50によって、中間位置を挟む時計方向と反時計方向とに付勢される。
【0019】
視野切換板32の前面下部には、ボス56が一体に形成されており、このボス56は前面パネル46の凸部57の下方に形成された円弧形状のスリット58に挿入される。スリット58に挿入されたボス56には、前面パネル46の前面側から、ボス56よりも大きく形成されたファインダ切換え操作つまみ7が取り付けられる。このように、視野切換板32と、ファインダ切換え操作つまみ7とを別部品にすることにより、ファインダ切換え操作つまみ7の操作性を犠牲にすることなくスリット58の幅を狭くすることができ、レンズ付きフイルムユニット2内の遮光能を維持することができる。
【0020】
視野切換板32の外周部分には、対物側ファインダ窓4とファインダ開口47との間で、露光ユニット19に組み込まれた対物側ファインダレンズ61a(図3参照)の前方に挿脱される切換え用ファインダ枠であるアスペクト比3.0のパノラマサイズ(Pサイズ)用ファインダ枠62と、アスペクト比1.5のCサイズ用ファインダ枠63とが形成されている。また、これらのパノラマ用ファインダ枠62とCサイズ用ファインダ枠63との間には、標準ファインダ枠である対物側ファインダ窓4とファインダ開口47との間を開放する切欠部64が形成されている。
【0021】
本実施形態のレンズ付きフイルムユニット2では、アスペクト比1.8のハイビジョンサイズ(Hサイズ)を標準サイズとしており、標準ファインダ枠である対物側ファインダ窓4はアスペクト比1.8となっている。そのため、使用開始時のレンズ付きフイルムユニット2は、対物側ファインダ窓4に視野切換板32の切欠部64が対面しているため、接眼側ファインダ窓4とファインダ開口47との間が開放され、視野範囲がHサイズとなる。
【0022】
また、ファインダ切換え操作つまみ7を操作して視野切換板32を回動させ、Cサイズ用ファインダ枠63を接眼側ファインダ窓4とファインダ開口47との間に挿入すると視野範囲がCサイズとなり、Pサイズ用ファインダ枠62を接眼側ファインダ窓4とファインダ開口47との間に挿入すると、視野範囲がPサイズとなる。
【0023】
また、視野切換板32の開口52の外周には、開口52の中心からの距離が変化させられて屈曲した形状とされたカム溝66が形成されている。このカム溝66には、本体部18に取り付けられる回動レバー33に形成された2本のアーム部67,68のうち、一方のアーム部67に形成されたピン67aが挿入される。これにより、視野切換板32の回動に連動して回動レバー33が回動し、マーク写し込み機構のマーク切換板がファインダ視野に合致したマークを写真フイルム15に写し込む。また、視野切換板32は、回動レバー33のピン67aによって回動範囲が規制され、更に各視野範囲の位置で位置決めされる。
【0024】
充電操作部材6は、前カバー21から露呈されて実際に操作される操作部70と、前カバー本体45の前面に取り付けられる基板部71と、前カバー本体45の前面に形成されたスリット72に挿入されて、表示用ライトガイド10に一体に形成されたピン73に係合する係合部74とからなる。充電操作部材6は、前カバー本体45のスリット72に沿って上下方向でスライド自在となる。
【0025】
基板部71には、上下方向に延びたスリット76が形成されており、このスリット76には前カバー本体45の前面に突設されたピン77が挿入される。そして、充電操作部材6が上下方向でスライド移動すると、スリット76の内壁面に形成された2個の凹部がピン77に係合し、充電操作部材6のスライド操作にクリック感を付与する。なお、スリット76の側方に形成された細いスリット78は、スリット76に弾性を付与するために設けられている。
【0026】
操作部70は前カバー本体45の開口48に対面して配置され、その背面には、上方にスライド移動された際に開口48を通してストロボユニット20の金属接片43を押圧する突起(図示せず)が設けられている。金属接片43は、3本の接触片43a,43b,43cを有しており、操作部70に押圧されると、これらの接触片43a〜43cを回路基板37上に形成された3個の接点部37a,37b,37cにそれぞれ接触させる。これらの接点部37a〜37cと金属接片43とは、ストロボ回路にストロボ充電を行わせる充電スイッチ80と、ストロボ発光を禁止させる発光禁止スイッチ81(図5参照)とを構成し、ストロボユニット20は充電操作部材6が上方にスライドされている期間、連続してストロボ充電を行う。
【0027】
図5は、回路基板37に形成されているストロボ回路の回路図である。ストロボ回路は、大別して写し込みランプ点灯部83,昇圧部84,充電・発光部85とからなる。写し込みランプ点灯部83は、シンクロスイッチ44に連動して写し込み用発光素子86を点灯させる回路である。昇圧部84は、電力供給源となる乾電池41,発振トランジスタ87,発振トランス88,充電用ダイオード89,停止トランジスタ90,表示用発光素子91等から構成されている。
【0028】
発振トランジスタ87と発振トランス88とは周知のブロッキング発振回路を構成しており、充電スイッチ80がオンとなると、発振トランジスタ87にベース電流が流れ込んで、発振トランジスタ87が作動を開始する。発振トランジスタ87は、作動を開始すると発振トランス88からの正帰還作用によって発振する。
【0029】
発振トランス88の二次コイル93には、発振トランジスタ87の発振中に、一次コイル94と二次コイル93との巻線比に応じた高電圧の起電力が発生する。充電用ダイオード89は、この起電力によって一方向に流れる二次側電流だけを充電・発光部85に給電する。
【0030】
停止トランジスタ90は、ベース端子がツェナダイオード96に接続されている。ツェナダイオード96は、メインコンデンサ97の充電電圧が印加され、この充電電圧が規定充電電圧に達した時に、ツェナ電流を流す。停止トランジスタ90は、ツェナダイオード96がツェナ電流を流していない場合には、ベース電流が流れないのでエミッタ・コレクタ間を非導通状態にするが、ツェナダイオード90がツェナ電流を流すようになった場合には、エミッタ・ベース間に動作電圧以上の電圧が印加されてツェナ電流がベース電流として流れる。停止用トランジスタ90がこのようになると、発振トランジスタ87のベース端子とエミッタ端子が等電位となり、発振トランジスタ87の発振が停止される。なお、ストロボ充電開始用スイッチ80がオンの状態で、メインコンデンサ97の充電電圧が規定充電電圧以下になると、再び、発振トランジスタ87は発振を開始する。また、メインコンデンサ97の充電電圧が規定充電電圧になると、表示用発光素子91が点灯する。
【0031】
充電・発光部85は、メインコンデンサ97,ストロボ発光部5の内部に設けた放電管38,トリガ電極99,トリガー用コンデンサ100,トリガー用トランス101,シンクロスイッチ44,充電スイッチ80,発光禁止スイッチ81等から構成されている。メインコンデンサ97は、その両端子が放電管38の両電極に接続されるとともに、マイナス端子が充電用ダイオード89のカソードに接続されている。
【0032】
昇圧部84から給電された電流(二次側電流)は、メインコンデンサ97を充電するとともに、トリガー用コンデンサ100を充電する。シンクロスイッチ44は、シャッタの作動に連動して開閉され、シャッタ全開時にオンとなる。シンクロスイッチ44がオンとなると、トリガー用コンデンサ100が放電し、この放電された電流がトリガー用トランス101の一次コイル103に電流が流れる。これにより、二次コイル104に高電圧のトリガー電圧が発生する。このトリガー電圧は、トリガー電極99を介して放電管38に印加される。このトリガー電圧の印加によって、放電管38の内部のXeガスがイオン化して放電管38の両電極間の抵抗が破れ、メインコンデンサ97が放電して放電管38が発光する。
【0033】
また、写し込み用発光素子86は、放電管38の発光の如何にかかわらず、シンクロスイッチ44のオンによって発光し、写真フイルム15にプリントサイズを示すマークを写し込む。
【0034】
発光禁止スイッチ81は、トリガー用コンデンサ100、トリガー用トランス101の一次コイル103、及びシンクロスイッチ44とから構成される放電回路(太線で示したループ)を開閉する。この回路は、シンクロスイッチ44がオンされることに連動してトリガー用コンデンサ100が放電し、この放電電流をトリガー用トランス101の一次コイル103に流すためのものである。したがって、この回路を開放することで、トリガー用コンデンサ101の放電が禁止される。
【0035】
また、発光禁止スイッチ81は、メインコンデンサ97、及びトリガー用コンデンサ100を充電する回路上にも配置されている。したがって、スイッチ81がオフすると、メインコンデンサ97、及びトリガー用コンデンサ100への充電も禁止する。なお、充電スイッチ80と、発光禁止用スイッチ81とは、マイナス側端子が共通端子とされている。
【0036】
上記ストロボ回路は、充電スイッチ80と発光禁止スイッチ81とがオンされている間は、ストロボ発光が行われた後に継続して次のストロボ充電が開始される。また、充電スイッチ80と発光禁止スイッチ81とがオンされている間は、メインコンデンサ97への充電が完了してもブロッキング発振回路の動作が継続されるため、表示用発光素子91は点灯を続ける。
【0037】
図6,7,8,9に示すように、表示用ライトガイド10は、透明なプラスチックを用いて形成されており、筒状の取付穴110を含む取付部111と、表示用発光素子91の光を内面反射してガイドするガイド部112とからなる。取付部111は、露光ユニット19のベース部材35に一体に設けられた、ファインダレンズ61a,61bを保持するためのレンズホルダ部113に取り付けられる。レンズホルダ部113には、表示用ライトガイド10の取付穴110に挿入されるガイドピン114と、ガイド部112の背面を支持する支持レール115とが一体に形成されている。ガイドピン114の下部には、取付部111を保持する保持板116が一体に設けられている。
【0038】
ガイド部112は、充電操作部材6の操作によって上方にスライド移動した時に表示用発光素子91に対面し、表示用発光素子91の光を受ける第1反射面118と、この第1反射面118で反射された光を上方に向けて反射する第2反射面119と、この第2反射面119で反射された光を放射して撮影者と被撮影者とに充電の完了を知らせる光放射部120と、同じく第2反射面119で反射された光をファインダ光学系の光軸内に向けて反射するファインダ用反射面121とからなる。
【0039】
光放射部120は、レンズ付きフイルムユニット2の前面側と背面側とに光を反射する表示用反射面120a,120bからなり、撮影者と被撮影者とが同時にストロボ充電の完了を知ることができる。これにより、撮影者は撮影操作に移ることができ、被撮影者は撮影準備が整ったことが確認して撮影される準備を行うことができる。また、ファインダ用反射面121により、ファインダを覗いた状態で表示用発光素子91の光を確認できるので、フレーミングを行ったままストロボ充電の完了を知ることができる。
【0040】
次に、上記実施例の作用について説明する。図2に示すレンズ付きフイルムユニット2の巻上げノブ12を回転操作してフイルム巻き上げ操作を行うと、巻上げノブ12の回転によって、図3に示すカートリッジ本体16のスプール16bが写真フイルム15を巻き付けながら回転し、これに伴い露光ユニット19のシャッタ機構でシャッタチャージが行われる。撮影者は、撮影したいプリントサイズに合わせてファインダ切換え操作つまみ7をスライド操作する。
【0041】
ファインダ切換え操作つまみ7をスライド操作すると、図4に示すように、ファインダ切換え操作つまみ7に連結された視野切換板32が前カバー本体45と前面パネル46との間で、撮影レンズ3の周りを回動する。図示していないが、ファインダ切換え操作つまみ7が移動するスリット58の外側には、ファインダ切換え操作つまみ7を合致させる3種類の指標(Hサイズ,Pサイズ,Cサイズ)が設けられており、ファインダ切換え操作つまみ7をいずれかの指標に合わせると視野切換板32が位置決めされ、視野切換板32の外周部に形成されたPサイズ用ファインダ枠62、あるいは、Cサイズ用ファインダ枠63、または切欠64のいずれかが対物側ファインダ窓4に対面して視野範囲を切り換える。
【0042】
また、視野切換板32の回動に連動し、カム溝66に係合した回動レバー33が回動する。この回動レバー33は、図3に示す遮光筒24の下方に組み込まれたマーク写し込み機構を構成するマーク切換板をスライド移動させ、2個の写し込み開口を開閉することにより、ファインダ視野に合ったマークを写真フイルム15に写し込めるようにする。
【0043】
ストロボを使用せずに撮影を行う場合には、そのままファインダでフレーミングを行ってシャッタボタン8を押下する。すると、露光ユニット19のシャッタ機構がレリーズ動作し、これに連動してシンクロスイッチ44がオンする。シンクロスイッチ44がオンすると、ストロボの使用の如何にかかわらずマーク写し込み用の発光素子86が一定時間点灯し、その時点で選択されたプリントサイズを表すマークが写真フイルム15の撮影コマ範囲外に写し込まれる。
【0044】
ストロボ撮影を行う場合には、図1に示すように、充電操作部材6を上方の充電位置に向けてスライド操作する。充電操作部材6を上方にスライド操作すると、充電操作部材6に一体に形成された基板部71のスリット76内に形成された凹部と、前カバー本体45の前面のピン77との係合によりクリック感が得られるので、スライド操作が完了したことが容易に確認できる。
【0045】
充電操作部材6が上方にスライドすると、図8に示すように、レンズ付きフイルムユニット2内に収められていた表示用ライトガイド10は、充電操作部材6の係合部74が表示用ライトガイド10のピン73を係合した状態でスリット72内を上方に移動することにより、図9に示すように、ガイドピン114と支持レール115とに沿って上方に移動する。これにより、表示用ライトガイド10の光放射部120が開口11からレンズ付きフイルムユニット2外に突出し、第1反射面118が表示用発光素子91に対面する。
【0046】
また、充電操作部材6の操作部70の背面に形成された突起(図示せず)は、前カバー本体45の開口48を通してストロボユニット20の金属接片43を押圧する。これにより、金属接片43の接触片43a〜43cが、回路基板37の接点部37a〜37cに接触し、図5に示すストロボ回路の充電スイッチ80と発光禁止スイッチ81とがオンし、発振トランジスタ87と発振トランス88とで構成されたブロッキング発振回路が発振動作を開始する。
【0047】
発振動作中に二次コイル93で発生した高電圧の起電力による二次側電流は、充電用ダイオード89を介して充電・発光部85に給電され、ここでメインコンデンサ97とトリガー用コンデンサ100とに充電される。
【0048】
メインコンデンサ97への充電が進むと、メインコンデンサ97の端子間電圧が高くなる。このため、二次コイル93の負荷が大きくなって、二次側電流が流れにくくなって、二次コイル93の起電力、逆起電力の電圧が低下し、また発振回路の発振周波数が高くなる。
【0049】
これにより、ツェナダイオード96に逆方向電圧がかかるようになる。そして、メインコンデンサ97が規定充電電圧に達すると、ツェナダイオード96には、ツェナ電圧が印加されるため、ツェナ電流が流れる。このツェナ電流は、停止用トランジスタ90のベース電流として流れるため、停止トランジスタ90がオンとなる。
【0050】
停止トランジスタ90がオンすると、発振トランジスタ87のベース・エミッタ間が停止トランジスタ90によって接続されて等電位となり、発振トランジスタ87がオフする。発振トランジスタ87がオフすると、発振トランス88の一次コイル94に電流が流れなくなるから、メインコンデンサ97の充電が停止する。
【0051】
メインコンデンサ97が規定充電電圧まで充電されると、表示用発光素子91が点灯する。この表示用発光素子92から放射された光は、図6,7,9に示すように、第1反射面118に入射して第2反射面119に向けて反射され、第2反射面119で反射されて光放射部120に入射する。光放射部120に入射した光は、表示用反射面120a,120bに反射されてレンズ付きフイルムユニット2の前面側と背面側とに向けて同時に放射されるので、撮影者と被撮影者とが同時にストロボ充電の完了を確認することができる。これにより、撮影者は次の撮影操作に移ることができ、被撮影者は撮影準備が整ったことが確認して撮影される準備を行うことができる。
【0052】
また、第2反射面119で反射された光は、ファインダ用反射面121にも入射し、ファインダを覗いた状態でも表示用発光素子91の光を確認できるので、撮影者は、フレーミングを行ったままでもストロボ充電の完了を知ることができる。
【0053】
撮影者がシャッタボタン8を押下すると、露光ユニット19のシャッタ機構がレリーズ動作し、これに連動してシンクロスイッチ44がオンする。シンクロスイッチ44がオンすると、トリガー用コンデンサ100が放電し、この放電による電流がトリガー用トランス101の一次コイル103に流れ、二次コイル104にトリガー電圧が発生する。このトリガー電圧がトリガー電極99を介して、放電管38に印加にされる。これにより、放電管38の両電極間でメインコンデンサ97の電荷が放電され、放電管38が発光し、ストロボ発光部5から被写体に向けてストロボ光が照射される。
【0054】
被写体を反射した光は、撮影レンズ3を透過してアパーチャーにセットされた写真フイルム15に露光され、撮影コマが形成される。また、シンクロスイッチ44がオンすると同時に、マーク写し込み用の発光素子86が一定時間点灯し、その時点で選択されたプリントサイズを表すマークが写真フイルム15の撮影コマ範囲外に写し込まれる。
【0055】
撮影後、充電操作部材6を充電位置にセットしておけば、自動的に次の撮影のためのストロボ充電が開始される。また、充電操作部材6が上方の充電位置にスライドされて充電スイッチ80と発光禁止スイッチ81とがオンされている間は、メインコンデンサ97への充電が完了してもブロッキング発振回路の動作が継続して表示用発光素子91は点灯を続けるので、撮影終了する際に充電操作部材6を充電位置にあることが確実に確認できるので、乾電池41を無駄に消耗して次の撮影時にストロボ撮影が行えなくなるような問題は発生しない。
【0056】
なお、上記実施形態の表示用ライトガイド10は、表示用反射面120a,120bをガイド部112の上端に形成した凹部内に設けたが、図10に示すように、ガイド部112の上部に直接に表示用反射面120a,120bを設けてもよい。
【0057】
また、図11に示すように、上端に向かって徐々に細くなる光放射部130や、図11に示すように、光放射部130の周囲に波型の突条131を設けた光放射部132や、図13に示すように、光放射部130の先端に凹部133を形成した光放射部134等を用いることもできる。
【0058】
更に、図14に示すように、中央に円柱部136を形成し、この円柱部136の周囲に放射状に切欠137やリブ138を設けた光放射部140等も用いることができる。また、光放射部の形状はこれらに限定されるものではなく、撮影者と被撮影者とが同時に発光素子の光が確認できるように光が放射される形状ならば用いることができる。
【0059】
更に、上記各表示用ライトガイドは、無色透明なプラスチック、例えばポリスチレンを用いて成形したが、半透明,青や赤,緑等の色が含まれた透明なプラスチックやガラス等を用いてもよい。また、ライトガイドを無色透明あるいは半透明な材質で成形し、発光素子に色付きのものを用いてもよい。更に、光拡散剤を混入して半透明となったプラスチックを用いることもできる。また、ライトガイドと充電操作部材とを一体に形成してもよい。
【0060】
また、上記各実施の形態では、表示用発光素子91をストロボユニット20の回路基板37に取り付け、この発光素子91に対面する表示用ライトガイドをスライド移動させてレンズ付きフイルムユニット2外に突出させるようにした。しかしながら、、図15に示すように、充電操作部材6のスライド操作に連動して同方向に移動する透明なプラスチックで形成された保持部材150に表示用発光素子91を保持させ、この表示用発光素子91を直接にレンズ付きフイルムユニット2外で発光させて、ストロボ充電の状態を表示することもできる。なお、上記実施形態と同じ部品については同符号を用いて詳しい説明を省略する。
【0061】
図16に示すように、充電操作部材6が上方の充電開始位置にスライドされると、充電操作部材6に係止された保持部材150が同方向に一緒に移動する。表示用発光素子91の端子91aは、屈曲されて回路基板37に当接されており、発光素子91がレンズ付きフイルムユニット2外に突出される発光表示位置に移動すると、回路基板37上に形成された導通面152に接触する。この導通面152には充電完了後に電流が流れるようになっており、ストロボ充電が完了すると表示用発光素子91が発光して、撮影者と被撮影者とにストロボ充電が終了したことを知らせる。保持部材150は、表示用発光素子91を保護するカバー部150aが一体に設けられており、表示用発光素子91が放射する光を透過できるように透明なプラスチックで成形されている。
【0062】
上記実施形態によれば、ストロボ充電状態を表現する光の強度を、ライトガイドを介して外部に放射する場合よりも強くすることができるので、撮影者から離れた被写体でもストロボ充電状態を確認することができる。また、表示用発光素子91の端子91aと導通面152とをストロボ回路の電源スイッチとして利用することもできる。
【0063】
また、表示用発光素子91の移動によって端子91aを回路基板37の導通面152に接触させる以外に、端子91aを柔軟で長さに余裕のある配線コードを介して回路基板37のストロボ回路に接続し、表示用発光素子91の移動を配線コードで吸収するようにしてもよい。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のレンズ付きフイルムユニットによれば、充電完了表示手段により、ストロボ回路の充電状態を容易にまた明確に知ることができるので、充電スイッチを切り忘れることがなく、乾電池を無駄に消耗して次の撮影時にストロボ撮影が行えなくなるような問題は発生しない。
【0065】
また、充電完了表示手段を発光素子とライトガイドから構成し、ライトガイドを充電操作部材と一体にスライドさせてレンズ付きフイルムユニット外に突出させるようにしたので、複雑な機構等を用いることなく低コストに採用することができる。
【0066】
更に、ライトガイドには撮影者と被撮影者とが充電完了を確認できる少なくとも二つ以上の発光面を設けたので、撮影者はライトガイドを確認することで容易に次の撮影操作に移行することができ、被撮影者は撮影される準備を行うことができる。また、ライトガイドをレンズ付きフイルムユニットの上面から突出させるようにしたので、レンズ付きフイルムユニットを縦位置に構えても容易にライトガイドを確実に視認することができる。
【0067】
また、発光素子を直接レンズ付きフイルムユニットの表面から突出させることにより、ライトガイドを用いた場合よりもストロボ充電状態を表現する光の強度を強くすることができるので、撮影者から離れた被写体でもストロボ充電状態を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ストロボ撮影状態にある本発明のレンズ付きフイルムユニットの外観を示す斜視図である。
【図2】非ストロボ撮影状態にある本発明のレンズ付きフイルムユニットの外観を示す斜視図である。
【図3】レンズ付きフイルムユニットの構成を示す分解斜視図である。
【図4】前カバーの構成を示す分解斜視図である。
【図5】ストロボ回路の回路図である。
【図6】表示用ライトガイドの取付状態を示す分解斜視図である。
【図7】表示用ライトガイドの外観を示す斜視図である。
【図8】非ストロボ撮影状態のレンズ付きフイルムユニットの要部断面図である。
【図9】ストロボ撮影状態のレンズ付きフイルムユニットの要部断面図である。
【図10】第2の実施形態の表示用ライトガイドの外観を示す斜視図である。
【図11】第3の実施形態の表示用ライトガイドの外観を示す斜視図である。
【図12】第4の実施形態の表示用ライトガイドの外観を示す斜視図である。
【図13】第5の実施形態の表示用ライトガイドの外観を示す斜視図である。
【図14】第6の実施形態の表示用ライトガイドの外観を示す斜視図である。
【図15】別の実施形態の充電完了表示手段の非ストロボ充電状態を示す要部断面図である。
【図16】別の実施形態の充電完了表示手段のストロボ充電状態を示す要部断面図である。
【符号の説明】
2 レンズ付きフイルムユニット
5 ストロボ発光部
6 充電操作部材
10 表示用ライトガイド
19 露光ユニット
20 ストロボユニット
37 回路基板
91 表示用発光素子
120,130,132,134,140 光放射部
Claims (4)
- シャッタ機構や撮影レンズ等の撮影機構と、ストロボ回路と、このストロボ回路にストロボ充電を行なわせる充電スイッチとを含むストロボ装置とを備え、予め製造時に写真フイルムが装填されるレンズ付きフイルムユニットにおいて、
下方に設けられたオフ位置と、上方に設けられたオン位置との間でスライド自在とされ、前記オン位置にスライドされたときに前記充電スイッチをオンさせて前記ストロボ回路にストロボ充電を行なわせる充電操作部材と、
前記ストロボ回路の充電完了時に発光する発光素子と、
前記充電操作部材に係合して一体的にスライド移動され、前記充電操作部材がオフ位置にあるときには前記発光素子に対面せず、前記充電操作部材がオン位置に移動されたときに前記発光素子に対面して発光素子から照射された光をガイドするライトガイドと、
前記ライトガイドの上端に設けられ、前記充電操作部材がオフ位置にあるときに前記レンズ付きフイルムユニット内に収納され、前記充電操作部材がオン位置に移動されたときにレンズ付きフイルムユニットの上面から突出されて、撮影者と被撮影者とが視認して充電状態を把握できるように前記発光素子から入射された光を放射する光放射部とを備えることを特徴とするレンズ付きフイルムユニット。 - 前記ライトガイドは、無色または着色された透明または半透明のプラスチックで形成されることを特徴とする請求項1記載のレンズ付きフイルムユニット。
- 前記ライトガイドは、前記発光素子から照射された光をガイドするとともに上端に前記光放射部が設けられたガイド部と、前記充電操作部材に係合され、かつ前記ガイド部を上下方向でスライド自在に支持する取付部を備えることを特徴とする請求項1または2記載のレンズ付きフイルムユニット。
- 前記ガイド部には、前記発光素子から照射された光をガイドしてファインダ光学系の光路内に反射するファインダ用反射面が設けられていることを特徴とする請求項3記載のレンズ付きフイルムユニット。
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