JP3818558B2 - レンズ付きフイルムユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レンズ付きフイルムユニットに関し、更に詳しくは、スライド操作される充電操作部材を備えたレンズ付きフイルムユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
簡単な撮影機構が組み込まれ、写真フイルムが予め装填されたレンズ付きフイルムユニットが本出願人より製造・販売されている。このようなレンズ付きフイルムユニットには様々な種類があり、夜間や室内での撮影が行えるように、ストロボユニットが組み込まれたものもある。レンズ付きフイルムユニットのストロボユニットは、放電管や拡散板等からなるストロボ発光部と、このストロボ発光部を発光させるストロボ回路が形成されたプリント基板と、ストロボ回路にストロボ充電を行わせる充電スイッチとからなる。
【0003】
上記充電スイッチは、ローコスト化のために簡素化されたものとなっており、プリント基板上に形成された複数の接点部を金属接片で接続し、ストロボ回路を閉じることにより充電を開始させる。金属接片を接点部に接触させる充電操作部材としては、一度の操作で金属接片を接点部に当接させた状態に維持できる係止機構を備えたスライド式のものや、撮影者によって付勢されている間だけ金属接片を接点部に接触させるようにした、押しボタン式やスライド式のものが用いられている。
【0004】
係止機構を備えたスライド式の充電操作部材は、充電操作部材をスライド自在にガイドするガイド部と、充電操作部材をオン位置とオフ位置とで保持するとともに、該オン位置とオフ位置との間でのスライド時に充電操作部材にクリック感を付与するクリックストップ手段とを備えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、充電操作部材をオフ位置からオン位置へとスライドさせると、充電スイッチを構成する金属接片がプリント基板に接触することによって、充電操作部材に与えられる負荷が変化してしまい、クリック感が2段階に感じられ、充電操作部材の操作感が悪化するという問題があった。また、金属接片により与えられる負荷によって、充電操作部材のオン位置へのスライドが完了したと勘違いし、充電操作部材のスライド操作が途中までしか行われなくなるという問題もある。
【0006】
本発明は、上記問題点を解決するためのもので、充電操作部材の操作感を向上させ、スライド操作の完了が明確に分かるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、本発明のレンズ付きフイルムユニットは、スライド操作時にクリックストップ手段によって充電操作部材に付与される負荷を、充電スイッチをオンさせる際に充電操作部材に付与される負荷よりも大きくしたしたものである。
【0008】
また、クリックストップ手段によって充電操作部材に付与される負荷は、充電操作部材をオフ位置からオン位置へスライドさせる際よりも、該充電操作部材をオン位置からオフ位置へスライドさせる際の方が小さくなるようにしたものである。
【0009】
更に、充電操作部材とガイド部とのいずれか一方に設けられた被係合部と、他方に設けられ、被係合部に係合して充電操作部材をオン位置とオフ位置とで保持する係合部と、該充電操作部材がスライドされた際に弾性変形して被係合部あるいは係合部のいずれか一方を他方に対して退避させ、充電操作部材にクリック感を付与する弾性部とからクリックストップ手段を構成し、該係合部と被係合部との間の係合力を高めることによって充電操作部材に付与する負荷を大きくしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
図2及び図3は、本発明のレンズ付きフイルムユニット2の使用時及び不使用時の状態を示す斜視図である。レンズ付きフイルムユニット2は、簡単な撮影機構が組み込まれ、予め写真フイルムが装填されたユニット本体3と、このユニット本体3の外周に巻き付けられるようにして貼付される外装ラベル4とから構成されている。外装ラベル4には、ユニット本体3の上面から突出してストロボ充電の完了を表示するライトガイド5,フイルムカウンタ窓6等を露呈させるための開口等が形成されている。
【0011】
ユニット本体3の前面には、左右方向にスライドして開閉されるレンズバリア8と、このレンズバリア8の開放位置で露呈される撮影レンズ9,ファインダ10と、被写体に向けてストロボ光を照射するストロボ発光部11及び上下方向でスライド自在とされた充電操作部材12が設けられている。またユニット本体3の上面及び背面には、前記ライトガイド5,フイルムカウンタ窓6,シャッタボタン13,巻上げノブ14が設けられている。
【0012】
充電操作部材12は、図2に示すように、上方にスライド操作された際に、ユニット本体3内に組み込まれたストロボ回路にストロボ充電を行わせるとともに、ストロボ発光を許容する。また、図3に示すように、充電操作部材12が下方にスライドされている際には、ストロボ回路へのストロボ充電は行われず、充電が完了している場合でもストロボ発光が禁止される。前記ライトガイド5は、充電操作部材12の上方へのスライド操作に連動してユニット本体3の上面から突出され、ストロボ充電が完了すると発光し、撮影者と被撮影者との両方にストロボ充電が完了したことを知らせる。
【0013】
図4に示すように、ユニット本体3は、前カバーユニット16、本体基部17、露光ユニット18、ストロボユニット19、フイルムカートリッジ20、及び後カバー21から構成されている。本体基部17には、フイルムカートリッジ20を構成するカートリッジ本体22が収納されるカートリッジ室23と、カートリッジ本体22から引き出されてロール状に巻かれた写真フイルム24を収納するフイルム室25とがそれぞれ一体に設けられている。これらカートリッジ室23とフイルム室25との間には、詳しくは図示しないが、撮影光路を遮光する遮光筒とこの遮光筒に連なるアパーチャーとが設けられており、前記露光ユニット18は遮光筒の前面に取り付けられる。
【0014】
後カバー21には、カートリッジ室23とフイルム室25との底を塞ぐためのプルトップ式の底蓋21a,21bがそれぞれ設けられている。後カバー21を取り付けた後に、これらの底蓋21a,21bで各室23,25の底を塞ぐことでフイルムカートリッジ20が本体基部17との間で光密に収納される。カートリッジ室23の底を塞ぐ底蓋21aは、現像所で撮影済みの写真フイルム24を収納したカートリッジ本体22を取り出すときに開放される。
【0015】
カートリッジ室23の上には、巻上げノブ14が回転自在に設けられている。巻上げノブ14は、一部が後カバー21の開口27から露呈している。フイルム巻き上げ操作を行うと、未露光の写真フイルム24がフイルム室25から引き出されて露光ユニット18の後方に設けられた本体基部17のアパーチャにセットされ、これと同時に露光済みの写真フイルム24がカートリッジ本体22内に巻き上げられる。
【0016】
露光ユニット18は、撮影レンズ9やファインダ10を構成する対物レンズ及び接眼レンズ、シャッタレリーズ機構,シャッタチャージ機構、フイルム巻止め機構、フイルムカウンタ機構等をユニット化したものである。露光ユニット18の上部には、ユニット本体3の上面に形成された開口部から外部に露呈されるシャッタボタン13が取り付けられている。
【0017】
前カバーユニット16は、前面に撮影レンズ9を露呈させるレンズ開口29a,充電操作部材12を露呈させる開口29b,ストロボ発光部11を露呈させる開口29c等が形成されている前カバー本体29と、この前カバー本体29の前面にスライド自在に取り付けられるレンズバリア8とからなる。
【0018】
ストロボユニット19は、各種電気部品が取り付けられてストロボ回路が形成されたプリント基板31と、放電管やリフレクタ,拡散板等からなるストロボ発光部11と、ストロボユニット19の電源となる電池32とから構成されている。プリント基板31には、露光ユニット18のシャッタレリーズ機構のレリーズ動作によってオンし、ストロボ発光を行わせるシンクロスイッチ33と、充電操作部材12のスライド操作によってオン/オフされる充電スイッチ34とが設けられている。
【0019】
充電スイッチ34は、図1に示すように、プリント基板31上に取り付けられた金属接片36と、この金属接片36に近接して設けられた接点部37,38とからなる。金属接片36は、略U字形状に屈曲されており、端部に形成された二股部36aがの接点部37,38に接触することにより充電スイッチ34がオンする。この金属接片36の変位は、充電操作部材12の背面に設けられた押圧突起39の押圧によって行われる。充電操作部材12がオフ位置にある際には、金属接片36は図示するように、接点部37,38に接触せず、充電操作部材12がオン位置にある際には、金属接片36は押圧突起39に押圧されて変位し、接点部37,38に接触する。
【0020】
充電操作部材12には、平板状の基板部41が一体に設けられており、この基板部41とプリント基板31との間には、基板部41が上下方向でスライド自在となるようにガイドするガイド部であるガイド部材42が配置されている。基板部41には、ガイド部材42に形成されたガイドピン43,44と、クリックストップ手段を構成する被係合突起45とがそれぞれ挿入される開口46,47が形成されており、基板部41はこれらに沿って上下方向でスライドされる。
【0021】
また、基板部41には、ライトガイド5に一体に形成されたピン5aを挟み込んで保持する二股形状の保持部49が設けられている。ライトガイド5は、基板部41によってユニット本体3上面から突出されると、プリント基板31に取り付けられたLED50に対面する。そして、LED50から照射された光を内面反射によりユニット本体3外にガイドし、撮影者と被撮影者とにストロボ充電の完了を知らせる。
【0022】
基板部41の前面下部に設けられている突条52は、レンズバリア8によって充電操作部材12をオン位置からオフ位置へスライドさせる際と、充電操作部材12のロックとに用いられる。充電操作部材12がオン位置にある際にレンズバリア8が閉じられると、レンズバリア8の内面の下部に設けられたレバー(図示せず)が突条52の傾斜した上面を押圧し、基板部41を下方に押し下げる。そして、完全にレンズバリア8が閉じられると、レバーは突条52の上部に配置され、充電操作部材12の上方へのスライドを阻止する。
【0023】
基板部41の開口47の一方の側辺は、隣接して形成された開口54によって弾性変形可能な弾性部55とされており、開口47内には係合部である係合突起56が一体に形成されている。これら弾性部55と係合突起56は、クリックストップ手段を構成する。被係合突起45は、開口47の内壁面に当接するガイド面45aで基板部41をガイドするとともに、上下部に形成された上係合面45b及び下係合面45cに、係合突起56に形成された下係合面56a及び上係合面56bを係合させることで、基板部41をオフ位置とオン位置とで保持する。充電操作部材12をスライド操作すると、基板部41に設けられた係合突起56と被係合突起45とが当接し、弾性部55が弾性変形して被係合突起45に対する係合突起56の通過を許容する。その際の係合突起56と被係合突起45との係合及び係合解除によって、充電操作部材12のスライド操作にクリック感が付与される。
【0024】
充電操作部材12を前面側から見た正面図である図5に示すように、充電操作部材12をオフ位置からオン位置までスライドする際に当接する係合突起56の上係合面56bと、被係合突起45の下係合面45cとは、被係合突起45のガイド面45aに対する角度θ1が90°近くとされており、充電操作部材12がオフ位置にある際の係合突起56と被係合突起45との係合力が高められている。これにより、充電操作部材12をオフ位置からオン位置へとスライド操作する際に充電操作部材12に掛かる負荷が大きくなるため、ユーザーは充電操作部材12を強い力で操作することになる。そのため、充電スイッチ34の金属接片36の変位による負荷変動が感じられる間もなく、充電操作部材12はオフ位置からオン位置へと一気に移動することになる。
【0025】
このように、係合突起56と被係合突起45との係合力を高めることで、従来発生していた2段階のクリック感等の操作感の悪化や、操作途中でのスライド操作の中止等といった問題を解決することができる。また、振動や衝撃等によって充電操作部材12が不用意にオフ位置からオン位置へと移動してしまうのも阻止することができ、内蔵する電池32の消耗を防止することができる。更に、部品の一部の面の角度を変更するだけなので、ローコストに実施することができる。
【0026】
なお、係合突起56の下係合面56aと被係合突起45の上係合面45bの角度θ2は、θ1よりも小さくされているため、充電操作部材12をオン位置からオフ位置へとスライド操作する際には、弱い力で容易に行うことができ、充電スイッチの切り忘れ等を防止することができる。
【0027】
次に、上記実施例の作用について説明する。レンズ付きフイルムユニット2で撮影を行う場合には、図3に示すように、不使用状態となっているレンズ付きフイルムユニット2のレンズバリア8をスライド操作して、図2に示すように、撮影レンズ9やファインダ10等を露呈させる。次に、ユーザーはファインダ10を覗いてフレーミングを行なう。被写体の輝度が低い場合や、逆光での撮影の際には、ストロボ撮影を行うために、図3に示すように、オフ位置にある充電操作部材12を図2に示すオン位置に向けてスライド操作する。
【0028】
充電操作部材12を上方に向けてスライド操作すると、図1に示すように、充電操作部材12とこれに一体に形成された基板部41がガイド板42に沿って上方にスライドする。その際に、図5に示すように、基板部41に一体に形成された係合突起56の上係合面56bが、被係合突起45の下係合面45cを押圧する。被係合突起45は、弾性部55を弾性変形させて係合突起56を退避させ、係合突起56を乗り越える。その際に、充電操作部材12にクリック感が付与される。
【0029】
係合突起56の上係合面56bと、被係合突起45の下係合面45cの角度θ1は、90°近くとされているため、係合突起56と被係合突起45との係合力が高められており、充電操作部材12をオフ位置からオン位置へとスライド操作する際に充電操作部材12に掛かる負荷が大きくなる。これにより、ユーザーは充電操作部材12を強い力で操作することになるため、充電スイッチ34の金属接片36の変位による負荷変動が感じられる間もなく、充電操作部材12はオフ位置からオン位置へと一気に移動することになり、従来発生していた2段階のクリック感等の操作感の悪化や、操作途中でのスライド操作の中止等といった問題は解決される。また、振動や衝撃等によって充電操作部材12が不用意にオフ位置からオン位置へと移動してしまうのも阻止することができ、内蔵する電池32の消耗を防止することができる。
【0030】
充電操作部材12がオン位置にスライドされると、図1に示すように、充電操作部材12の背面に設けられた押圧突起39が金属接片36を押圧して変位させ、接点部37,38に接触させる。これにより、充電スイッチ34がオンし、ストロボ回路はストロボ充電を行う。また、図2に示すように、ライトガイド5がユニット本体3の上面から突出され、プリント基板31に取り付けられたLED50に対面する。ストロボ充電が完了すると、LED50が発光する。LED50から照射された光はライトガイド5に入射し、ライトガイド5内の内面反射によってユニット本体外に放射される。ユーザーや被撮影者は、ライトガイド5から放射される光を見てストロボ充電が完了したことを知ることができる。
【0031】
シャッタボタン13を押下すると、露光ユニット18に組み込まれたシャッタレリーズ機構が作動し、写真フイルム24に露光を行うとともに、ストロボユニット19のシンクロスイッチ33をオンさせる。これにより、シャッタレリーズに合わせてストロボ発光部11からストロボ光が被写体に照射され、適性な輝度の撮影を行うことができる。
【0032】
撮影終了をする場合には、充電操作部材12をオン位置からオフ位置にスライド操作し、撮影レンズ9等を隠す方向にレンズバリア8をスライドさせる。図5に示すように、係合突起56の下係合面56aと被係合突起45の上係合面45bの角度θ2は、θ1よりも小さくされているため、充電操作部材12をオン位置からオフ位置へとスライド操作する際には弱い力で容易に行うことができ、充電スイッチの切り忘れを防止することができる。
【0033】
なお、上記実施形態では、係合突起と被係合突起との当接面の傾斜をスライド方向に対して急にすることにより充電操作部材に掛かる負荷を大きくしたが、弾性部を太くしても同様の効果を得ることができる。この場合には、充電操作部材をオン位置からオフ位置にスライドする際の負荷も大きくなる。
【0034】
また、係合突起と被係合突起と弾性部とからなるクリックストップ手段を用いたレンズ付きフイルムユニットを例に説明したが、その他のクリックストップ手段を用いたレンズ付きフイルムユニットにも用いることができ、同様の作用効果を得ることができる。
【0035】
更に、レンズバリアやライトガイドを有するレンズ付きフイルムユニットを例に説明したが、これらを備えていないレンズ付きフイルムユニットにも採用することができる。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のレンズ付きフイルムユニットは、スライド操作時にクリックストップ手段によって充電操作部材に付与される負荷を、充電スイッチをオンさせる際に充電操作部材に付与される負荷よりも大きくしたので、従来発生していた2段階のクリック感等の操作感の悪化や、操作途中でのスライド操作の中止等といった問題を解決することができる。また、振動や衝撃等によって充電操作部材が不用意にオフ位置からオン位置へと移動してしまうのも阻止することができ、内蔵する電池の消耗を防止することができる。
【0037】
更に、クリックストップ手段による負荷は、充電操作部材をオフ位置からオン位置へ移動させる場合よりも、充電操作部材をオン位置からオフ位置へと移動させる場合の方が小さくなるようにしたので、弱い力で簡単に充電スイッチをオフさせることができ、充電スイッチの切り忘れによる電池の消耗を防止することができる。
【0038】
また、部品の一部の面の角度を変更するだけで、充電操作部材をオフ位置からオン位置へスライドさせる際の負荷を大きくすることができるので、ローコストに実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】充電操作部材及びクリックストップ手段の構成を示す分解斜視図である。
【図2】レンズ付きフイルムユニットの使用状態を示す外観斜視図である。
【図3】レンズ付きフイルムユニットの不使用状態を示す外観斜視図である。
【図4】ユニット本体の構成を示す分解斜視図である。
【図5】クリックストップ手段の構成を示す正面図である。
【符号の説明】
2 レンズ付きフイルムユニット
3 ユニット本体
12 充電操作部材
19 ストロボユニット
34 充電スイッチ
31 プリント基板
41 基板部
42 ガイド部材
45 被係合突起
55 弾性部
56 係合突起

Claims (2)

  1. ストロボ回路への充電のオン/オフを切り換える充電スイッチを備えたストロボユニットと、
    前記充電スイッチをオンさせる位置とオフさせる位置との間でスライド操作される充電操作部材と、
    この充電操作部材をスライド自在にガイドするガイド部と、
    前記充電操作部材とガイド部とのいずれか一方に設けられた被係合部と、他方に設けられ、被係合部に係合して充電操作部材をオン位置とオフ位置とで保持する係合部と、該充電操作部材がスライドされた際に弾性変形して被係合部あるいは係合部のいずれか一方を他方に対して退避させ、充電操作部材にクリック感を付与する弾性部とを有するクリックストップ手段とを備え
    前記係合部と被係合部との間の係合力を高めることにより、前記スライド操作時にクリックストップ手段によって充電操作部材に付与される負荷は、前記充電スイッチオンする際に充電操作部材に付与される負荷よりも大きくされていることを特徴とするレンズ付きフイルムユニット。
  2. 前記クリックストップ手段によって充電操作部材に付与される負荷は、充電操作部材をオフ位置からオン位置へスライドさせる際よりも、該充電操作部材をオン位置からオフ位置へスライドさせる際の方が小さいことを特徴とする請求項1記載のレンズ付きフイルムユニット。
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