JP3902914B2 - 板紙製緩衝体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は板紙製緩衝体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から電気製品に限らず各種の物品を梱包して輸送する場合などに発泡スチロール製の緩衝体が使用されてきたが、ゴミとしての発泡スチロール材の増加による環境破壊が問題視されるようになってきたことから、緩衝体には素材を発泡スチロールから紙に代えたものが多く用いられるようになってきており、紙を素材とした緩衝体には短繊維化したり細片化した紙材を固めたものや段ボールや厚紙などからなる板紙を組んでなるものがある。
【0003】
上述した板紙からなる緩衝体において基本的な構造のものを例示すれば、図9に示されているように、一枚のブランクaの四方を側面板bを脚として折り曲げて外箱cに収める形状とし、収納物品dの出し入れ側となる天面板eの所要箇所にクロス状に切り込みを入れ、この切り込みにより形成される四枚の舌片fそれぞれを折り曲げることで、前記収納物品dの形状に対応した開口gを形成するとともに、それぞれ折り曲げられた舌片fによって収納物品dの移動を抑えて、収納物品差し入れ方向に奥行のある収納凹部hを前記開口gに連続するようにしたものがある。
【0004】
また、上述した一枚のブランクからなるものの他に、複数枚のブランクからなる緩衝体もある。図10に示すように、一枚の主ブランクaは組み起こしにより緩衝体の基本骨格となるものであって、天面板eの四方に連接された側面板bを折り倒して緩衝体外周面とし、また、天面板eには上記開口gを設けている。そして、もう一つのブランクiにあっては、収納物品dの移動を抑える複数枚の側面板jを底面板kの周辺から折り起こした形状にして、このブランクiを前記開口gに対応させ、側面板jそれぞれの端部に位置する糊代片lを開口gの周辺に貼り合わせることで前記開口gに前記ブランクiを組み付け、これによって収納凹部hを形成していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した紙材からなる緩衝体の内、短繊維化したり細片化した紙材を固めた緩衝体は使用中などにおいて紙粉が生じ易く、電気製品や精密機械などを収納物品とするときの緩衝体には適さないという欠点があるとともに、緩衝体自体の表面がザラ付いて色合いも灰色となっているため、収納物品の見栄えが低下するという問題がある。このような点から抄紙された紙材からなる段ボールや厚紙などの板材にて組まれた緩衝体が多く利用され、上述したように複数枚のブランクを組み合わせて収納凹部を備える構成の板紙製緩衝体も採用されるようになってきている。
しかしながら、複数枚のブランクからなる緩衝体においては、開口の周辺に副ブランクの糊代片を貼り合わせていることから、その開口周りが固くなり、その結果として緩衝効果が低下するという不都合が生じている。
そこで本発明は上記課題を考慮してなれたもので、収納物品を入れる開口の周囲にて複数枚のブランクスが貼り合わされた緩衝体であっても、緩衝効果が低下しないようにすることを課題とし、板紙からなる良好な緩衝体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を考慮してなされたもので、緩衝体天面となる天面板に収納物品に対応した開口を有する主ブランクの前記開口に一枚以上の副ブランクを組み付け、前記開口の周辺に副ブランクの糊代片を貼り合わせて、前記開口に収納物品を配置する収納凹部が設けられ、天面板四周の折り部を介して側面板が連接され、隣り合う側面板同士が、一方の側面板の糊代片の他方の側面板への貼り合わせにて連接されて、天面板に連接された四方の前記側面板で緩衝体外周面が形成されている板紙製緩衝体において、前記副ブランクの糊代片を貼り合わせた開口周辺の貼り合わせ部の幅寸法より、該貼り合わせ部から外方に位置する天面板表出部の幅寸法を大きくされ、かつ前記天面板の四方の角と該角に隣り合う前記側面板の角を切り欠いて、天面板の四方の隅部に側面板に亘る切り欠き部を設けて、緩衝体天面の各隅部においての前記天面板と二面の側面板との集合部分を非存在にしたことを特徴とする板紙製緩衝体を提供して、上記課題を解消するものである。
そして、本発明において、上記開口周辺の貼り合わせ部から外方に位置する天面板表出部に緩衝用開口が設けられていることが良好であり、また、上記開口周辺の貼り合わせ部から外方に位置する天面板表出部に、貼り合わせ部の外端に平行にして切り込みが設けられていることが良好である。
【0007】
【発明の実施の形態】
つぎに本発明を図1から図8に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図中1は板紙製緩衝体であって、天面側を開放して差し入れ口としている収納凹部を有し、この収納凹部に収納物品やその収納物品の一部を嵌め入れ、その状態で外箱などに収めることで、搬送時などでの前記収納物品の移動を抑えるとともに、外箱に対して外部から衝撃が加わってもこの板紙製緩衝体で衝撃を吸収して収納物品に伝わる衝撃を少なくするものである。
板紙製緩衝体1は、該板紙製緩衝体1の基本的骨格を形成する主ブランクAと後述する収納凹部を形成する二枚の副ブランクB,Cとの三枚のブランクからなるものであり、重ね合わせ状態でプレス加工することで、この三枚のブランクそれぞれの面板が曲げ起こされた状態となって相互に組み合わされるとともに、後述するように所要位置でこの三枚のブランクが貼り合わされて一体となっている。
【0008】
図5に示すように、プレス加工する以前の状態において前記主ブランクAの上に一方の副ブランクBが重ねられ、主ブランクAの下にもう一つの副ブランクCが重ねられ、この状態でプレス加工が行われる。図3に示されているように、主ブランクAはこの板紙製緩衝体の天面となる天面板3を中央に配し、天面板3の各側辺に折り部4を介して側面板5が連接され、各側面板5が折り部4から折り倒されることで板紙製緩衝体1の外周面を形成している。
【0009】
天面板3の長辺側に位置する側面板5それぞれにあっては、側辺それぞれに糊代片6が折り部4を介して連接され、主ブランクAを組み起こした状態においては、この糊代片6が折り部4から折り曲げられて天面板3の短辺側に位置する側面板5に貼り合わせている。板紙製緩衝体1の外周面となる前記側面板5それぞれは、天面板四周の折り部4の位置より下端がやや外方に位置していて、この板紙製緩衝体1を側方から見たときに側面板5それぞれが傾斜して側面視形状が梯形となるようにしている。
また、上記主ブランクAにおいて、天面板3の四方の角及びその角に隣り合う各側面板5の角が切り欠かれていて、組み起こされた主ブランクAでは天面板3の四方の隅部に板紙製緩衝体1の内部から外方に通じる切り欠き部7が側面板5に亘って形成され(図1参照)、後述するように複数の板紙製緩衝体1を積み重ねたとき、上位の板紙製緩衝体1の側面板5の貼り合わせ部分の下端が下位の板紙製緩衝体1の前記切り欠き部7に位置するようにして、上下の板紙製緩衝体1同士が強く噛み合わないようにしている。そして、緩衝体天面の各隅部において前記切り欠き部7によって天面板3と二面の側面板5の集合部分が存在しないように設けられており、緩衝体天面の各隅部で剛性が高まるのを抑えている。
【0010】
また、天面板3の中央には収納物品の形状に対応してその収納物品全体や一部分を差し入れることができるように開口8が形成されており、その開口8の周辺上面に接着剤9が予め塗布されている。この接着剤9は、通常の状態では接着することがなく、上述したプレス加工時の圧や熱などの接着条件を加えることで接着力を呈するようにしたものであり、プレス加工時に開口8の周辺上面に重ねた副ブランクBの後述する対応個所が貼り合わされている。
接着剤9は上記糊代片6にも塗布されていて、プレス加工時に前記糊代片6と側面板5とが組み起こしされて重ね合わされ、プレス加工時に接着力を呈した接着剤9にて貼り合わされている。
【0011】
上記二つの内の一方の副ブランクBは主ブランクAの上記開口8に組み付けられるもので、展開状態とした図2に示すように、それぞれ対向して折り起こしできる切り起こし片10を有した二つの底面板11と、この二つの底面板11に亘るように略コ字状に形成され、折り部4を介してその底面板11に連接している二つの側面板12と、二つの底面板11の対向方向に位置して折り部4を介して連接されている二つの側面板13とからなるものである。
このように副ブランクBでは四方に四つの側面板12、13を有していて、上記プレス加工時にこれらの側面板12、13が折り起こされながら上記主ブランクAの天面板3における開口8に挿入され、前記側面板12、13の端辺に折り部4を介して連接されている糊代片14それぞれが前記開口8の周辺上面に上記接着剤9により貼り合わされることで、この開口8に副ブランクBが組付固定されている。
なお、副ブランクBにおいては、側面版12、13が折り起こされるときに上記折り起こし片10もZ状に折り起こされる。そして、この折り起こし片10の起立によって後述する副ブランクCの一部分を嵌め入れることのできる上底形成用開口15を有するものとなる(図6参照)。
【0012】
板紙製緩衝体1では、上述したように主ブランクAにおける天面板3の開口8に側面板12、13を折り起こして副ブランクBを挿入し、副ブランクB側の上記糊代片14を前記開口8の周辺に貼り合わせており、この開口8の周辺に形成された貼り合わせ部16の存在によって、開口8の周辺での剛性が高まっているが、本発明の実施の例では、図示されているように貼り合わせ部の幅寸法17より、その貼り合わせ部16から外方に位置する天面板表出部18の幅寸法19を大きくしている。これによって、貼り合わせ部16によって前記開口8の周辺の剛性が高まっていても、全体での剛性の高まりを抑えて板紙製緩衝体1の衝撃吸収性能を維持するようにしている。
また、上記天面板3では四方の天面板表出部18それぞれの中央部分において、折り部4から上記貼り合わせ部16の外端までの間を打ち抜きした緩衝用開口20が設けられている。このように天面板表出部18に緩衝用開口20が位置しているため、天面板3側からの拘束度合いを低くして側面板5それぞれを変形し易くしており、これによっても板紙製緩衝体1の衝撃吸収性能を維持するようにしている。
【0013】
図4は主ブランクAに対して上記副ブランクBとは反対側から組み付ける副ブランクCを展開状態で示している。この副ブランクCは、三枚のブランクB、A、Cを重ねた状態で所要のプレス装置により組み起こす際、上記副ブランクBの上底形成用開口15に入って開口8側に臨む上底面板21を中央に配している。そして、この上底面板21の対向二辺に折り部4を介して連接した折り倒し片22の倒し込みによって、この折り倒し片22と上記折り起こし片10とが重なり合っており、折り起こし片10の先端が上底面板21に重ね合わされている。
このように上記開口8に挿入されている副ブランクBに対して逆方向から副ブランクCが取り付けられ、上底形成用開口15の上端に上底面板21が位置するとともに、折り起こし片10と折り倒し片22とが重なっている状態で、開口8から副ブランクBの挿入方向での奥行に段差のある収納凹部23が形成されている。
【0014】
上述のようにして形成された収納凹部23の側面板12、13それぞれは、その側面板12、13の下端が上端位置(折り部4の位置)より収納凹部23の中心側に位置して若干傾斜していて、これによって収納凹部23の内周形状は上方に開いたテーパー形状に形成されている。また、上記上底面板21に連続する折り倒し片22それぞれにおいて、その上端が先端の折り位置より上底面板21の中心側に位置するように傾斜していて、この傾斜した折り倒し片22に重なる折り起こし片10も同様に傾斜している。
このように収納凹部23で形成される収納空間は上方に開いた形状であり、二つの板紙製緩衝体1の収納凹部23が上下に位置した場合に、上位の収納凹部23を形成している凸形状部分が下位の収納凹部23に開口8を通して進入できるようにしている。そして、上述したように板紙製緩衝体1の外周面を形成している側面板5が傾斜して、外周面形状が裾開きしているものであるから、複数の板紙製緩衝体1を揃えて積み重ねたときに上下の板紙製緩衝体1の一部が相互に重なり合うようになり、積み重ね状態を安定させるとともに、積み重ねた複数の板紙製緩衝体が占める空間が小さくなるようにしている。
【0015】
上記副ブランクCでは、図示されているように、上底面21の隅部それぞれから折り倒し片22の対向方向に連続する折り起こし片24とこの折り起こし片24の先端に分離可能にして連続している分離面板25とを有している。そして、各ブランクB、A、Cに対しての組み起こしを伴うブレス加工時に、前記折り起こし片24と分離面板25とが分離し、一方の折り起こし片24にあっては折り起こされて、さらにその先端部26が曲りながら上記貼り合わせ部16における上記糊代片14とは反対側の面に接合され、もう一方の分離面板25にあっても、中央が下位置となるように両側が折り起こされるとともに、その両側の先端部27それぞれが折り曲げられながら天面板3の短辺側の折り部4に沿った位置に接合される。分離面板25は、図7に示すように天面板3の短辺側の折り部4を介して連続する側面板5と副ブランクBの側面板13との間に位置しており、これら面板の間の間隔を維持する。
【0016】
副ブランクCには、上底面板21の上記折り起こし片10の先端が重なる位置、折り倒し片22の先端で底面板11の裏面に折り重ねられる位置、折り起こし片24の先端部26、分離面板25の先端部27にそれぞれ接着剤9が予め塗布されていて、これらの接着剤9が塗布された部分が、プレス加工時に対向部位に貼り合わされる。
【0017】
上記折り起こし片24の先端部26は上述したように開口8の周辺裏面に貼り合わせていて、貼り合わせ部16の糊代片14と開口8の周辺と前記先端部26とが重なっているこの個所では、三枚の板紙が一体となっているために剛性が高まっている。このように剛性が高まっていると衝撃吸収性が低下することから、上記天面板表出部18の領域中であって貼り合わせ部16の前記先端部26が貼り合わされている位置に近接して、かつ、貼り合わせ部16の長手方向に沿って平行なスリット28が入れられている。
このようにスリット28が、先端部26を含んで三枚の板紙が一体となっている個所に近接した位置に設けられているため、外部から加わった力がその個所(三枚の板紙が一体となっている個所)に向けて伝達される場合に、スリット28での変形が生じ易くなって上述した衝撃吸収性の低下を抑えている。
【0018】
また、上記スリット28はプレス加工時に上記先端部26を開口8の周辺裏面に貼り合わせる際に、その先端部26のズレ止めをする役割も果たしているものである。即ち、前記折り起こし片24はプレス金型により折り起こされるとともに、プレス金型にあてがわれながら先端部26が開口8の周辺裏面に押し付けられるようにしている。しかし、折り起こし片24の形状が細いものであるためにプレス金型で押し付けを行う際に先端部26がズレる可能性がある。そのため、折り部4からスリット28までの距離をプレス金型の押し付け幅より若干大きくし、プレス金型でプレスを行ったときに前記スリット28で板紙の厚みに差を生じさせて段部29を形成し、その段部で先端部26の移動X(折り起こし片24の幅方向で近接する側面板5側へのズレ)を止めて、適正に先端部26が貼り合わされるようにしている(図8)。なお、図1において前記先端部26の貼り合わせ位置を26aとして示した。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、緩衝体天面となる天面板に収納物品に対応した開口を有する主ブランクの前記開口に一枚以上の副ブランクを組み付け、前記開口の周辺に副ブランクの糊代片を貼り合わせて、前記開口に収納物品を配置する収納凹部が設けられ、天面板四周の折り部を介して側面板が連接され、隣り合う側面板同士が、一方の側面板の糊代片の他方の側面板への貼り合わせにて連接されて、天面板に連接された四方の前記側面板で緩衝体外周面が形成されている板紙製緩衝体において、前記副ブランクの糊代片を貼り合わせた開口周辺の貼り合わせ部の幅寸法より、該貼り合わせ部から外方に位置する天面板表出部の幅寸法を大きくされ、かつ前記天面板の四方の角と該角に隣り合う前記側面板の角を切り欠いて、天面板の四方の隅部に側面板に亘る切り欠き部を設けて、緩衝体天面の各隅部においての前記天面板と二面の側面板との集合部分を非存在にしたことを特徴とするものである。このように、貼り合わせ部から外方に幅寸法の大きい天面板表出部が設けられているので、貼り合わせ部の位置で剛性が高まっても天面板全体における剛性の高まりが抑えられ、また、緩衝体天面の各隅部において切り欠き部によって天面板と二面の側面板の集合部分が存在しないように設けられているので、緩衝体天面の各隅部で剛性が高まるのを抑え、衝撃吸収性を維持して緩衝体として機能を充分に果たすことができるなど、実用性に優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る板紙製緩衝体の一例を示す説明図である。
【図2】 副ブランクを展開状態で示す説明図である。
【図3】 主ブランクを展開状態で示す説明図である。
【図4】 もう一方の副ブランクを展開状態で示す説明図である。
【図5】 三枚のブランクの重ね合わせを分離した状態で示す説明図である。
【図6】 組み起こしされた三枚のブランクを分離状態で示す説明図である。
【図7】 分離面版を示す説明図である。
【図8】 スリットと貼り合わせ部とを断面で示す説明図である。
【図9】 従来例を示す説明図である。
【図10】 同じく従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
1…板紙製緩衝体
3…天面板
5…側面板
6…糊代片
7…切り欠き部
8…開口
10…折り起こし片
11…底面板
12…側面板
13…側面板
14…糊代片
16…貼り合わせ部
17…貼り合わせ部の幅寸法
18…天面板表出部
19…天面板表出部の幅寸法
20…緩衝用開口
22…折り倒し片
23…収納凹部
24…折り起こし片
25…分離面板
26、27…先端部
28…スリット

Claims (3)

  1. 緩衝体天面となる天面板に収納物品に対応した開口を有する主ブランクの前記開口に一枚以上の副ブランクを組み付け、前記開口の周辺に副ブランクの糊代片を貼り合わせて、前記開口に収納物品を配置する収納凹部が設けられ
    天面板四周の折り部を介して側面板が連接され、隣り合う側面板同士が、一方の側面板の糊代片の他方の側面板への貼り合わせにて連接されて、天面板に連接された四方の前記側面板で緩衝体外周面が形成されている板紙製緩衝体において、
    前記副ブランクの糊代片を貼り合わせた開口周辺の貼り合わせ部の幅寸法より、該貼り合わせ部から外方に位置する天面板表出部の幅寸法を大きくされ、
    かつ前記天面板の四方の角と該角に隣り合う前記側面板の角を切り欠いて、天面板の四方の隅部に側面板に亘る切り欠き部を設けて、緩衝体天面の各隅部においての前記天面板と二面の側面板との集合部分を非存在にしたことを特徴とする板紙製緩衝体。
  2. 上記開口周辺の貼り合わせ部から外方に位置する天面板表出部に緩衝用開口が設けられている請求項1に記載の板紙製緩衝体。
  3. 上記開口周辺の貼り合わせ部から外方に位置する天面板表出部に、貼り合わせ部の外端に平行にして切り込みが設けられている請求項1または2に記載の板紙製緩衝体。
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