JP3901493B2 - タンクキャップ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は,燃料等の液体を貯留するタンクの給液口に装着されるタンクキャップに関し,特に,アウタキャップと,このアウタキャップ内に嵌合されるインナキャップと,これらアウタ及びインナキャップ間に介裝されてアウタ及びインナキャップ間の空間をタンク外に連通する上部ブリーザ室とタンク内に連通する下部ブリーザ室とに区画すると共に,これら上部及び下部ブリーザ室間を連通する連通孔を有するセパレータとを備え,タンク内の呼吸を許容しながらタンク内の液体の外部への流出を阻止するようにしたタンクキャップの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
かゝるタンクキャップは,例えば特開昭63−7664号公報に開示されているように,既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のタンクキャップでは,上部ブリーザ室及び下部ブリーザ室間を連通する連通孔と,下部ブリーザ室に開口する内側ブリーザ孔とが,単に下部ブリーザ室を挟んで上下に配置されているので,タンク内の液体が内側ブリーザ孔から下部ブリーザ室に勢いよく浸入すると,前記連通孔を通して上部ブリーザ室まで浸入する液体が比較的多く,下部ブリーザ室の浸入液体に対する減衰機能が充分とは言えない。
【0004】
本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたもので,下部ブリーザ室の浸入液体に対する減衰機能を高めて,下部ブリーザ室から上部ブリーザ室への液体の移行を効果的に抑えることができるようにした,前記タンクキャップを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために,本発明は,アウタキャップと,このアウタキャップ内に嵌合されるインナキャップと,これらアウタ及びインナキャップ間に介裝されてアウタ及びインナキャップ間の空間をタンク外に連通する上部ブリーザ室とタンク内に連通する下部ブリーザ室とに区画すると共に,これら上部及び下部ブリーザ室間を連通する連通孔を有するセパレータとを備えるタンクキャップにおいて,前記下部ブリーザ室を,タンク内に連通する下部中央室と,この下部中央室の直上にあって,前記連通孔が開口する上部中央室と,これら上部及び下部中央室を囲繞する環状室とに区画する補助セパレータを前記セパレータに連設し,この補助セパレータには,上部中央室及び環状室間を連通する上部横孔と,下部中央室及び環状室間を連通する下部横孔とを設けたことを第1の特徴とする。
【0006】
この第1の特徴によれば,タンク内の液体が波立って,その一部が下部ブリーザ室における下部中央室に勢いよく浸入した場合でも,その液体は下部中央室の天井壁に当たって勢力を減衰されること,下部横孔及び上部横孔は,少なくとも上下方向に位置をずらせて配置されていて,下部横孔から環状室に浸入した液体を上部横孔に殆ど到達させないこと,上部横孔及び連通孔の上部中央室への開口方向が90°異なっていて,上部横孔から上部中央室に浸入した液体は連通孔に達する前に上部中央室で勢いを減衰されること等により,下部ブリーザ室は高い減衰機能を発揮して,液体の上部ブリーザ室への移動を効果的に抑え,タンクキャップ外への流出を確実に防ぐことができる。
【0007】
また本発明は,第1の特徴に加えて,前記上部中央室の底面を前記上部横孔に向かって下る円錐状の凸面に形成したことを第2の特徴とする。
【0008】
この第2の特徴によれば,上部中央室で勢いを減衰された液体は,該室底面の円錐状凸面により上部横孔側へ誘導され,環状室を経てタンク内に速やかに戻ることができる。
【0009】
さらに本発明は,第1又は第2の特徴に加えて,前記セパレータ及び補助セパレータを合成樹脂製とすると共に,セパレータの外周面には,インナキャップの内周面に密接する環状の第1シール突起を,同セパレータの上端には,アウタキャップの天井壁に密接する環状の第2シール突起を,また補助セパレータの下端には,インナキャップの底壁に密接する環状の第3シール突起をそれぞれ形成したことを第3の特徴とする。
【0010】
この第3の特徴によれば,専用のシール部材を使用することなく,セパレータ及び補助セパレータとアウタキャップ及びインナキャップとの各間をシールすることができ,構造の簡素化を図ることができる。
【0011】
【発明の実施の態様】
本発明の実施の態様を,添付図面に示す本発明の実施例に基づいて以下に説明する。
【0012】
図1は燃料タンクへの装着状態で示した本発明のタンクキャップの縦断面図,図2は図1の2−2線断面図,図3は上記タンクキャップの底面図,図4は図1の4−4線断面図,図5は図1の5部拡大図である。
【0013】
先ず,図1及び図2において,符号Tは,動力作業機や汎用エンジンの燃料タンクを示し,それの給油口1に本発明のタンクキャップCが装着される。このタンクキャップCは,何れも鋼板製のアウタキャップ2及びインナキャップ3を備え,アウタキャップ2は,下面を開放した浅い筒状の囲い壁2aを有する。一方,インナキャップ3は,偏平な有底の円筒部3aと,この円筒部3aの上端に連なる環状の折り返し部3bと,この折り返し部3bの外側から半径方向外方に延びるフランジ部3cとからなっており,折り返し部3bの頂点がアウタキャップ2の天井壁に密着するように,フランジ部3cはアウタキャップ2の囲い壁2a内周面に嵌合され,そして,囲い壁2aの下端縁を半径方向内方へかしめることにより固定される。
【0014】
インナキャップ3の円筒部3a外周には環状の弾性パッキング5が嵌め込まれ,また円筒部3aの底壁には鋼板製の弾性係止片6がリベット7により固着されており,この係止片6の両端部を燃料タンクTの給油口1内端縁に弾性的にバヨネット係合することにより,タンクキャップCは燃料タンクTに取り付けられる。その際,パッキング5はインナキャップ3のフランジ部3c及び燃料タンクT間で挟圧され,給油口1を液密に閉鎖する。
【0015】
図1〜図4に示すように,インナキャップ3の円筒部3aの底壁の中心部には内側ブリーザ孔9が穿設され,この内側ブリーザ孔9に下方から対向するバッフル部10係止片6にが形成される。
【0016】
またインナキャップ3の円筒部3aには,セパレータ11及び補助セパレータ12が配設される。セパレータ11は,円筒部3a内周面に嵌合される円筒壁11aと,この円筒壁11aの内周面に一体に結合して,円筒部3a及びアウタキャップ2間に形成される空間を上部ブリーザ室15及び下部ブリーザ室16に区画する隔壁11bとからなり,この隔壁11bの上面は,中心に向かって下る円錐状の凹面17に形成されると共に,この隔壁11bの中心部には連通孔18が設けられる。また円筒壁11aの上部とインナキャップ3の折り返し部3bとの間には環状通路19が画成され,前記上部ブリーザ室15をこの環状通路19に連通する内側切欠き20が円筒壁11aの上端に設けられる。
【0017】
アウタキャップ2及びインナキャップ3間には,囲い壁2a及び折り返し部3bにより挟まれる外側環状室22が画成されており,この外側環状室22を前記環状通路19に連通する外側切欠き21が折り返し部3bの上端に設けられる。またこの外側環状室22をタンクキャップC外に解放する外側ブリーザ孔8がアウタキャップ2の囲い壁2aとインナキャップ3のフランジ部3cとの嵌合面間に形成される。
【0018】
補助セパレータ12は,セパレータ11の円筒壁11aより小径の円筒壁12aと,この円筒壁12aの内周面に一体に結合した隔壁2とからなっていて,円筒壁12aの小径の上端部を前記隔壁11b下面の環状嵌合部23内に嵌合連結すると共に,下端面をインナキャップ3の円筒部3a底面に密接させ,且つ前記内側ブリーザ孔9を円筒壁12a内に収めるように配置される。而して,前記下部ブリーザ室16は,円筒壁12aを囲繞する環状室16aと,円筒壁12a内の隔壁12b上方の上部中央室16bと,円筒壁12a内の隔壁12b下方の下部中央室16cとに区画され,円筒壁12aの上端には,環状室16a及び上部中央室16b間を連通する切欠き状の上部横孔25が,また円筒壁12aの下端には,環状室16a及び下部中央室16c間を連通する切欠き状の下部横孔26がそれぞれ設けられる。その際,両横孔25,26は,円筒壁12aの周方向に相互に位相をずらせて配置される。また連通孔18及び上部横孔25の上部中央室16bへの開口方向は互いに90°異なることになる。
【0019】
図5に示すように,セパレータ11の円筒壁11a外周面には,インナキャップ3の円筒部3a内周面に弾性的に密接する環状の第1シール突起31が一体に形成され,同円筒壁11aの上端には,アウタキャップ2の天井壁に弾性的に密接する環状の第2シール突起32が一体に形成され,また補助セパレータ12の下端には,前記円筒部3aの底壁に弾性的に密接する環状の第3シール突起33が一体に形成される。
【0020】
次に,この実施例の作用について説明する。
【0021】
燃料タンクTの内部が,燃料の消費や温度変化により減圧したり,昇圧したりすると,燃料タンクTは,外側ブリーザ孔8,外側環状室22,外側切欠き21,環状通路19,内側切欠き20,上部ブリーザ室15,連通孔18,上部中央室16b,上部横孔25,環状室16a,下部横孔26,下部中央室16c及び内側ブリーザ孔9の経路を通して呼吸することができる。
【0022】
而して,燃料タンクT内の減圧時,外気が塵埃や雨水等の異物を伴って,外側ブリーザ孔8から外側環状室22に流入すると,該室22の減衰作用により,上記異物は勢いを失って落下し,空気のみが上記経路を経て燃料タンクT内に吸入される。外側環状室22で落下した異物は,後に燃料タンクTが呼気するとき,外側ブリーザ孔8からタンクキャップC外に排出される。
【0023】
燃料タンクTの振動や傾動等により,その内部の燃料が波立ってタンクキャップCの下面に勢いよく当たると,先ずバッフル部10がその燃料を受け止めて,内側ブリーザ孔9への燃料の浸入に抵抗する。しかし,多量の燃料がタンクキャップCの下面に当たる場合は,一部の燃料がバッフル部10の両側から内側ブリーザ孔9を経て下部中央室16cに浸入することになるが,下部中央室16cに浸入した燃料は,該室16cの天井壁に当たって,その勢力を減衰され,その殆どが内側ブリーザ孔9から燃料タンクT内に流下して戻る。また一部の燃料が下部中央室16cから下部横孔26を通過して環状室16aに移れば,該室16aでも減衰作用を受ける。しかも下部横孔26及び上部横孔25は,上下方向でも周方向でも互いに位置をずらせて配置されているから,下部横孔26から環状室16aに浸入した燃料が上部横孔25に到達することは殆どない。
【0024】
さらに上部横孔25及び連通孔18は,上部中央室16bへの開口方向を90°異ならせているから,環状室16aから上部横孔25を通して上部中央室16bに燃料が浸入しても,その燃料は連通孔18に達する前に上部中央室16bで勢いを減衰されることになる。こうして,下部ブリーザ室16の減衰機能は高められるので,内側ブリーザ孔9を通過した燃料が連通孔18を経て上部ブリーザ室15に移るのを効果的に抑え,タンクキャップC外への燃料流出を確実に防ぐことができる。
【0025】
上部中央室16bにおいて勢いを減衰された燃料は,該室16bの底面に落下すると,その底面が上部横孔25に向かって下る円錐状の凸面24となっているので,燃料はその凸面24を上部横孔25に向かって自然に流れ,環状室16aへと速やかに流下し,さらに下部横孔26,下部中央室16c,内側ブリーザ孔9を順次経て燃料タンクTに戻ることができる。
【0026】
また,万一,燃料タンクTの呼気作用に伴なって,上部中央室16bから連通孔18を経て上部ブリーザ室15に燃料が浸入した場合には,その燃料は,該室15の減衰作用により燃料の勢いを失って,上部ブリーザ室15の底面に落下し,空気のみが前述の経路を経てタンクキャップC外に排出される。
【0027】
上部ブリーザ室15で勢いを減衰された燃料は,該室15の底面に落下すると,その底面が連通孔18に向かって下る円錐の凹面17となっているので,燃料はその凹面17を連通孔18に向かって自然に流れ,上部中央室16bへと速やかに流下していく。
【0028】
ところで,インナキャップ3の円筒部3aと,セパレータ11の円筒壁11aとの嵌合部は,円筒壁11a外周に一体に形成された環状の第1シール突起31を円筒部3a内周面に弾性的に密接させることによりシールされ,また円筒壁11aとアウタキャップ2との当接部は,円筒壁11aの上端に一体に形成された環状の第2シール突起32をアウタキャップ2の天井壁に弾性的に密接させることによりシールされ,さらに補助セパレータ12とインナキャップ3との当接部は,補助セパレータ12の円筒壁12a下端に一体に形成された環状の第3シール突起33をインナキャップ3の円筒部3a底壁に弾性的に密接させることによりシールされるので,専用のシール部材を使用することなく,セパレータ11及び補助セパレータ12とアウタキャップ2及びインナキャップ3との各間をシールすることができ,部品点数を削減して,構成の簡素化を図ることができる。
【0029】
本発明は,上記実施例に限定されるものではなく,その要旨の範囲を逸脱することなく種々の設計変更が可能である。例えば,タンクキャップCは,燃料タンクT用に限らず,オイルその他の液体タンク用とすることもできる。
【0030】
【発明の効果】
以上のように本発明の第1の特徴によれば,アウタキャップと,このアウタキャップ内に嵌合されるインナキャップと,これらアウタ及びインナキャップ間に介裝されてアウタ及びインナキャップ間の空間をタンク外に連通する上部ブリーザ室とタンク内に連通する下部ブリーザ室とに区画すると共に,これら上部及び下部ブリーザ室間を連通する連通孔を有するセパレータとを備えるタンクキャップにおいて,前記下部ブリーザ室を,タンク内に連通する下部中央室と,この下部中央室の直上にあって,前記連通孔が開口する上部中央室と,これら上部及び下部中央室を囲繞する環状室とに区画する補助セパレータを前記セパレータに連設し,この補助セパレータには,上部中央室及び環状室間を連通する上部横孔と,下部中央室及び環状室間を連通する下部横孔とを設けたので,タンク内の液体が波立って,その一部が下部ブリーザ室における下部中央室に勢いよく浸入した場合でも,その液体は下部中央室の天井壁に当たって勢力を減衰されること,下部横孔及び上部横孔は,少なくとも上下方向に位置をずらせて配置されていて,下部横孔から環状室に浸入した液体を上部横孔に殆ど到達させないこと,上部横孔及び連通孔の上部中央室への開口方向が90°異なっていて,上部横孔から上部中央室に浸入した液体は連通孔に達する前に上部中央室で勢いを減衰されること等により,下部ブリーザ室は高い減衰機能を発揮して,液体の上部ブリーザ室への移動を効果的に抑え,タンクキャップ外への流出を確実に防ぐことができる。
【0031】
また本発明の第2の特徴によれば,前記上部中央室の底面を前記上部横孔に向かって下る円錐状の凸面に形成したので,上部中央室で勢いを減衰された液体は,該室底面の円錐状凸面により上部横孔側へ誘導され,環状室を経てタンク内に速やかに戻ることができる。
【0032】
さらに本発明の第3の特徴によれば,前記セパレータ及び補助セパレータを合成樹脂製とすると共に,セパレータの外周面には,インナキャップの内周面に密接する環状の第1シール突起を,同セパレータの上端には,アウタキャップの天井壁に密接する環状の第2シール突起を,また補助セパレータの下端には,インナキャップの底壁に密接する環状の第3シール突起をそれぞれ形成したので,専用のシール部材を使用することなく,セパレータ及び補助セパレータとアウタキャップ及びインナキャップとの各間をシールすることができ,構造の簡素化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】燃料タンクへの装着状態で示した本発明のタンクキャップの縦断面図。
【図2】図1の2−2線断面図。
【図3】上記タンクキャップの底面図。
【図4】図1の4−4線断面図。
【図5】図1の5部拡大図。
【符号の説明】
C・・・・・・タンクキャップ
T・・・・・・タンク(燃料タンク)
2・・・・・・アウタキャップ
3・・・・・・インナキャップ
11・・・・・セパレータ
12・・・・・補助セパレータ
15・・・・・上部ブリーザ室
16・・・・・下部ブリーザ室
16a・・・・環状室
16b・・・・上部中央室
16c・・・・下部中央室
18・・・・・連通孔
24・・・・・円錐状凸面
25・・・・・上部横孔
26・・・・・下部横孔
31・・・・・第1シール突起
32・・・・・第2シール突起
33・・・・・第3シール突起
Claims (3)
- アウタキャップ(2)と,このアウタキャップ(2)内に嵌合されるインナキャップ(3)と,これらアウタ及びインナキャップ(2,3)間に介裝されてアウタ及びインナキャップ(2,3)間の空間をタンク(T)外に連通する上部ブリーザ室(15)とタンク(T)内に連通する下部ブリーザ室(16)とに区画すると共に,これら上部及び下部ブリーザ室(15,16)間を連通する連通孔(18)を有するセパレータ(11)とを備えるタンクキャップにおいて,
前記下部ブリーザ室(16)を,タンク(T)内に連通する下部中央室(16c)と,この下部中央室(16c)の直上にあって,前記連通孔(18)が開口する上部中央室(16b)と,これら上部及び下部中央室(16b,16c)を囲繞する環状室(16a)とに区画する補助セパレータ(12)を前記セパレータ(11)に連設し,この補助セパレータ(12)には,上部中央室(16b)及び環状室(16a)間を連通する上部横孔(25)と,下部中央室(16c)及び環状室(16a)間を連通する下部横孔(26)とを設けたことを特徴とする,タンクキャップ。 - 請求項1記載のタンクキャップにおいて,
前記上部中央室(16b)の底面を前記上部横孔(25)に向かって下る円錐状の凸面(24)に形成したことを特徴とする,タンクキャップ。 - 請求項1又は2記載のタンクキャップにおいて,
前記セパレータ(11)及び補助セパレータ(12)を合成樹脂製とすると共に,セパレータ(11)の外周面には,インナキャップ(3)の内周面に密接する環状の第1シール突起(31)を,同セパレータ(11)の上端には,アウタキャップ(2)の天井壁に密接する環状の第2シール突起(32)を,また補助セパレータ(12)の下端には,インナキャップ(3)の底壁に密接する環状の第3シール突起(33)をそれぞれ形成したことを特徴とする,タンクキャップ。
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