JP3900229B2 - 基板搬送用ハンド - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基板搬送用ハンドに係り、特にクリーンルーム内におけるPDP(プラズマ・ディスプレイ・パネル)用ガラス基板等を移送する基板搬送用ハンドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図9は複数のガラス基板等を収納したカセットの斜視図である。
このカセットaは、基板bの両端部を水平に支持するようになっていて、上下方向に所定間隔をもって複数枚(15〜20枚)収納するようになっている。
【0003】
図10は基板移載用ロボットの平面図である。
上記カセットaから基板bを取り出すのに、基板移載用ロボットc(多関節アームロボット)が使用されている。基板移載用ロボットcは、2本の関節アームdを有し、関節アームdの先端には薄いハンドeを有しており、このハンドeをカセットaの基板bの間に水平に挿入し、基板bの下面から支持したのち、わずかに上方に持ち上げてカセットaから取り出すようになっている。
【0004】
これまで比較的小さな基板を搬送する場合、このように水平に載置されたカセットから基板を取り出し、水平に把持して水平な検査台等に移載していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、クリーンルームのレイアウト上、基板を収納したカセットを斜めまたは垂直に載置しなければならないことがある。また、基板のサイズが大きくなるとたわみ等によって、基板を水平に把持して移載するのがむずかしくなるなどの問題がある。
【0006】
本発明は、上述した種々の問題点に鑑み創案されたものである。すなわち、本発明は、斜めまたは垂直に載置されたカセットから基板を容易に取り出すことができるとともに、基板を斜めまたは垂直に把持して搬送するときも、水平な検査台等に移載するときも基板のたわみを少なくすることができる基板搬送用ハンドを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明は、基板を把持して移送する基板搬送用ロボットに使用するハンドであって、先端にV字状の切欠き部を有する4角形状をしており、前記V字状の切欠き部の両側とハンド中間部の両側とに基板に吸着する吸盤を有し、かつ、前記V字状の切欠き部の両側の各先端に、起立して基板の先端を把持する起伏可能な先端フックを有し、ハンド内部に先端をリンクを介して先端フックに連結するとともに、後端をハンド後端に設けた連結ロッド押引装置に連結した連結ロッドを有し、ハンド後端の両側に先端フックと対峙するように設けられ、ばね力により基板の後端部を押える後端フックを有する基板押え装置を配設した基板搬送用ハンドを提供する。
【0008】
本発明の好ましい実施形態によれば、上記吸盤は、上記ハンド上面の凹部内に設けられ、底板の上面周縁部に環状の突起を有するとともに、中央に貫通孔を有する有底円筒状の基板受け部材と、底板の下面に固着され、中央に前記貫通孔に連通する貫通孔を有し、杯を伏せた形状の弾性支持部材とからなり、ハンド上面の凹部の底には支持部材内部に連通する空気吸引通路が設けられている。
【0009】
本発明の他の好ましい実施形態によれば、上記吸盤の環状の突起の上面に環状のシールリングを嵌着している。
【0010】
本発明の他の好ましい実施形態によれば、上記先端フックは、先端に突起を有し、後端は回転軸に支持されており、かつ、中間にはリンクおよびスライド部材を介して連結ロッドの先端に連結したピンを設けている。
【0011】
本発明の他の好ましい実施形態によれば、上記基板押え装置は、基板の後端を押える先方に突出した後端フックと、該後端フックを移動する伸縮シリンダと、後端フックと伸縮シリンダとの間に介在させたスプリングボックスとからなる。
【0012】
本発明の他の好ましい実施形態によれば、上記連結ロッドは、複数の連結ロッドを連結してY字状に形成している。
【0013】
次に本発明の作用について説明する。
ハンドは先端に切欠き部を有し、後端は基板移載用ロボット(多関節アームロボット)の手首の先端に接続される。先端に設けられたV字状の切欠き部は、カセットから基板を取り出す際や基板を検査台等に載置する際、基板を支持する基板支持部材に干渉しないように設けられている。斜めまたは垂直に載置されたカセットから基板を取り出すときは、基板移載用ロボットを作動してハンドをカセット内に収納されている基板の下側に挿入し、ハンドをわずかに上方に持ち上げてハンドの凹部内に設けられた吸盤の環状の突起で基板の下面を支持すると同時に、連結ロッド押引装置により連結ロッドを引っ張り、ハンド先端に伏していた先端フックを起立させ、基板を把持して、対峙して設けられた基板押え装置の後端フックとの間で押える。吸盤の弾性支持部材のスカート内をスカート内に連通した空気吸引通路から空気を吸引して弾性支持部材内を真空として基板を吸盤により吸着して固定する。なお、基板を吸盤により吸着して固定するのは、斜めまたは垂直に支持するときは、基板の自重が先端フックにかかるので、先端フックと後端フックで押えるだけで十分であるが、水平に支持するときは、基板の自重が先端フックにかからず横ずれを起こしやすいので、それを防止するためである。移送後、ハンドから検査台等へ基板を移載するときは、前記基板の固定と反対の操作により弾性支持部材内の空気の吸引を停止して基板の固定を開放すると同時に、連結ロッド押引装置により連結ロッドを押し出して先端フックの先端を伏せて基板の先端部を開放する。なお、吸盤の環状の突起の上面に環状のシールリング(Oリング)を配設しておけば、基板と吸盤との間をより気密にすることができる。
【0014】
このように先端に起伏可能な先端フックを、後端に連結ロッド押引装置と後端フックを有する基板押え装置を、上面に吸盤を配置しているので、斜めまたは垂直に載置されたカセットから基板を容易に取り出すことができるとともに、斜めまたは垂直に把持して搬送するときも、水平な検査台等に移載するときも基板のたわみを少なくすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の基板搬送用ハンドを接続して使用する基板移載用ロボットの側面図、図2は基板搬送用ハンドの平面図、図3は基板搬送用ハンドの側面断面図で、(A)は図2のA−A矢視図、(B)は図2のB−B矢視図、図4は先端フックの平面図、図5は図4のC−C矢視図、図6は基板押え装置の平面図、図7は図6のD−D矢視図、図8は吸盤の側面断面図である。
【0016】
図1ないし図8において、1は基板14を把持して移送する基板搬送用ロボット9に使用する基板搬送用ハンド(以下「ハンド」という)であって、先端にV字状の切欠き部1aを有する4角形状をしており、V字状の切欠き部1aの両側とハンド中間部の両側とに基板14に吸着する吸盤4を有し、かつ、前記V字状の切欠き部1aの両側の各先端に、起立して基板14の先端を把持する起伏可能な先端フック5を有し、ハンド内部に先端をリンク17を介して先端フック5に連結するとともに、後端をハンド後端に設けた連結ロッド押引装置7に連結した連結ロッド6を有し、ハンド後端の両側に先端フック5と対峙するように設けられ、ばね力により基板14の後端部を押える後端フック13を有する基板押え装置8を配設している。
【0017】
ハンド1は、図2に示すように、V字状の切欠き部1aの両側の先端に先端ハンド1bが設けられている。また、ハンド1および先端ハンド1bの下面側は所定部をくり抜いて下方を開放した凹部1dを設けるとともに、その凹部1dを下側からハンドカバー3,3aにより塞いで軽量化を図るようにしている(図5,図7,図8)。2はハンド1の後端に設けた接続部で、図1に示すように、基板移載用ロボット(多関節アームロボット)9の2本の関節アーム9a,9bの先端に設けられた自由角度手首9cの先端に接続されている。基板移載用ロボット9は、2本の関節アーム9a,9bによってハンド1を斜めまたは垂直に傾斜させることができ、また、先端アーム9bの手首9cによってハンド1を水平にすることもできるようになっている。14はハンド1上に支持した基板である(図2の1点鎖線)。
【0018】
10は移動可能なカセット受入架台で、上下方向に所定間隔をもって複数枚(15〜20枚)収納したカセット11を載置するカセット受10aを有し、かつ、カセット受10aをシリンダ10bにより斜め、水平および垂直(図1の2点鎖線)に傾動可能に設けている。12は移動可能な基板検査台で、カセット11から基板移載用ロボット9のハンド1によって取り出され、把持されて搬送された基板14を載置するようになっている(図1)。
【0019】
4はハンド1に設けられた吸盤で、図2に示すように、ハンド1の切欠き部1aの両側の先端ハンド1bの手前側とハンド1の中間部の両側に計4個設けられている。この吸盤4は、図8に示すように、ハンド1に設けられた上方を開放した凹部1c内に設けられている。また、吸盤4は、底板26aの上面周縁部に環状の突起26bを有するとともに、中央に貫通孔26cを有する有底円筒状の基板受け部材26と、底板26aの下面に固着され、中央に貫通孔26cに連通する貫通孔27aを有し、杯を伏せた形状の弾性支持部材27とから構成されている。27bは弾性支持部材27のばねとシールを兼ねた環状のスカートである。28は吸盤4の環状の突起26aの上面に嵌着したシールリング(Oリング)である。吸盤4は環状の吸盤押え板29によりハンド1にわずかに上下動可能に設けられている。
【0020】
ハンド1の凹部1cの底には弾性支持部材27の内部に連通する空気吸引通路1fが設けられている。31は空気吸引通路1fを形成するための塞ぎ板で、この塞ぎ板31の下面をハンドカバー3が覆うように固定されている(図5,図7、図8)。1gはハンド1の両側に設けた空気吸引通路で、空気吸引通路1fと連通するように設けられている。
【0021】
5はハンド1の先端ハンド1bに設けられた起伏可能な先端フックで、図2ないし図5に示すように、先端に基板14の先端を把持する突起5aを有し、後端は先端ハンド1bに先端ハンド1bと直交するように設けた回転軸15により回転可能に支持されており、中間にはリンク17およびスライド部材18を介して連結ロッド6cの先端に連結したピン16を設けている。リンク17とスライド部材18とはピン16aを介して連結されている。
【0022】
6は連結ロッドで、図2に示すように、1本の後端ロッド6a,2本のV字状の中間ロッド6b,2本の平行な先端ロッド6cを連結してY字状に形成している。
【0023】
前記スライド部材18は、後端を先端連結ロッド6cに連結し、かつ、幅方向の両端部に貫通孔18aを設けており、この貫通孔18aに先端連結ロッド6cに沿うように設けたガイドロッド19を貫通して支持され、連結ロッド6によって押し引きされる際、スライド部材18が常に水平に摺動できるようになっている。また、ガイドロッド19の後端側にはコイルばね20が外嵌されており、連結ロッド6の引っ張りを開放した際、ばね力によってスライド部材18およびリンク17を先方に移動させて先端フック5を伏せるようになっている。
【0024】
7はハンド1の後端の幅方向の中間に設けられた連結ロッド押引装置(伸縮シリンダ)で、伸縮シリンダの先端は、図2および図3(A)に示すように、連結ロッド6の後端に連結されており、連結ロッド6の押し引きによって、先端フック5の起伏を行うようになっている。
【0025】
8はハンド1の後端の両側の上方に開放した凹部1e内に設けられた基板押え装置で、図2,図6および図7に示すように、基板14の後端を押える上方に突出した後端フック13と、この後端フック13を移動する伸縮シリンダ25と、後端フック13と伸縮シリンダ25との間に介在させたスプリングボックス21とから構成されている。後端フック13は、後端フック取付部材13aの中間に設けられている。後端フック取付部材13aの両端に設けられたスプリングボックス21は、一端を後端フック取付部材13aの両端に設けたボルト22と、ボルト22に外嵌したコイルばね24と、このコイルばね24に外嵌し、先端を後端フック取付部材13aに固定した摺動ガイド(内筒)23と、摺動ガイド(内筒)23に外嵌した摺動ガイド(外筒)23aとから構成されている。また、摺動ガイド(外筒)23a同士は、連結部材23bによって連結されており、かつ、連結部材23bは、図6に示すように、3本のロッドを有する伸縮シリンダ25の先端に連結されている。スプリングボックス21のコイルばね24は、後端フック13を先方に押し出すようになっており、連結ロット6を引っ張って先端フック5を起立させたとき、後端フック13により基板14の後端を把持し、基板14を水平な基板検査台12に載置するときは、後端フック13が基板14の載置の障害にならないように、後端フック13を伸縮シリンダ25によって後端フック13を後方に移動させて後端フック13を基板14から開放し、基板検査台12の上に水平に載置できるようになっている。
【0026】
30はハンド1の中間に設けられた光センサーで、ハンド1上に基板14が有るか否かを検知する(図2)。
【0027】
次に本発明の実施形態の作用について説明する。
ハンド1は先端に切欠き部1aを有し、後端は基板移載用ロボット(多関節アームロボット)9の手首9cの先端に接続される。先端に設けられたV字上の切欠き部1aは、カセット11から基板14を取り出す際や基板14を検査台12等に載置する際、基板14を支持する図示しない基板支持部材に干渉しないように設けられている。斜めまたは垂直に載置されたカセット11から基板14を取り出すときは、基板移載用ロボット9を作動してハンド1をカセット11内に収納されている基板14の下側に挿入し、ハンド1をわずかに上方に持ち上げてハンド1の凹部1c内に設けられた吸盤4の環状の突起26bで基板14の下面を支持すると同時に、連結ロッド押引装置7により連結ロッド6を引っ張り、ハンド1先端に伏していた先端フック5を起立させ、基板14を把持して、対峙して設けられた基板押え装置8の後端フックとの間で押える。基板14を吸盤4の突起26bで支持したのち、吸盤4の弾性支持部材27のスカート27b内をスカート27b内に連通した空気吸引通路1fから空気を吸引して弾性支持部材27内を真空として基板14を吸盤4により吸着して固定する。なお、基板14を吸盤4により吸着して固定するのは、斜めまたは垂直に支持するときは、基板14の自重が先端フック5にかかるので、先端フック5と後端フック13で押えるだけで十分であるが、水平に支持するときは、基板14の自重が先端フック5にかからず横ずれを起こしやすいので、それを防止するためである。移送後、ハンド1から検査台12等へ基板14を移載するときは、前記基板14の固定と反対の操作により弾性支持部材27内の空気の吸引を停止して基板14の固定を開放すると同時に、連結ロッド押引装置7により連結ロッド6を押し出して先端フック5の先端を伏せて基板14の先端部を開放する。なお、吸盤4の環状の突起26bの上面に環状のシールリング(Oリング)18を配設しておけば、基板14と吸盤4との間をより気密にすることができる。
【0028】
このように先端に起伏可能な先端フック5を、後端に連結ロッド押引装置7と後端フック13を有する基板押え装置8を、上面に吸盤4を配置するようになっているので、斜めまたは垂直に載置されたカセット11から基板14を容易に取り出すことができるとともに、斜めまたは垂直に把持して搬送するときも、水平な検査台等12に移載するときも基板14のたわみを少なくすることができる。
【0029】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、Y字状の連結ロッドに替えて、ハンドの両幅側の長手方向に設けた2本の連結ロッドにしてもよいなど、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更し得ることは勿論である。
【0030】
【発明の効果】
上述した本発明の基板搬送用ハンドによれば、斜めまたは垂直に載置されたカセットから基板を容易に取り出すことができるとともに、斜めまたは垂直に把持して搬送するときも、水平な検査台等に移載するときも基板のたわみを少なくすることができるなどの優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基板搬送用ハンドを接続して使用する基板移載用ロボット(多関節アームロボット)の側面図である。
【図2】本発明の基板搬送用ハンドの平面図である。
【図3】基板搬送用ハンドの側面断面図で、(A)は図2のA−A矢視図、(B)は図2のB−B矢視図である。
【図4】基板押え装置の側面断面図。
【図5】図4のC−C矢視図である。
【図6】基板押え装置の平面図である。
【図7】図6のD−D矢視図である。
【図8】吸盤の側面断面図である。
【図9】カセットの斜視図である。
【図10】基板搬送用ロボットの平面図である。
【符号の説明】
1 ハンド
1a 切欠き部
1b 先端ハンド
1c,1d,1e 凹部
1f,1g 吸引空気通路
2 接続部
3,3a ハンドカバー
4 吸盤
5 先端フック
6 連結ロッド
7 連結ロッド押引装置
8 基板押え装置
9 基板移載用ロボット
10 カセット受入架台
11 カセット
12 基板検査台
13 後端フック
14 基板
15 回転軸
16,16a リンクピン
17 リンク
18 スライド部材
19 ガイドロッド
20 コイルばね
21 スプリングボックス
22 ボルト
23 摺動ガイド(内筒)
24 摺動ガイド(外筒)
25 シリンダ
26 基板受け部材
26a 底板
26b 突起
26c 貫通孔
27 弾性支持部材
27a 貫通孔
27b スカート
28 Oリング
29 吸盤押え板
30 光センサ
31 空気通路塞ぎ板

Claims (5)

  1. 複数の長方形のガラス基板14を収納するカセット11の狭い隙間に挿入すべく基端部を除く前方部分の厚さが薄く形成され、基板14を把持して移送する基板搬送用ロボット9に使用されるハンド1であって、先端にV字状の切欠き部1aを有する長方形をしており、前記V字状の切欠き部1aの両側とハンド1中間部の両側とに基盤14に吸着する吸盤4を有し、かつ、前記V字状の切欠き部1aの両側の各先端に、起立して基板14の先端を把持する起伏可能な先端フック5を有し、ハンド1内部に先端をリンク17を介して先端フック5に連結するとともに、後端をハンド後端に設けた連結ロッド押引装置7に連結した連結ロッド6を有し、ハンド1後端の両側に先端フック5と対峙するように設けられ、ばね力により基板14の後端部を押さえる後端フックを有する基板押え装置8を配設してなり、上記吸盤4は上記ハンド1上面の凹部1c内に設けられ、上部に設けられた底板26aの上面周縁部に環状の突起26bを有するとともに、中央に貫通孔26cを有する有底円筒状の基板受け部材26と、上部に設けられた底板26aの下面に固着され、中央に前記貫通孔26cに連通する貫通孔27aを有し、杯を被せた形状であって、基板受け部材26を上方に向かって付勢する弾性支持部材27と、上記凹部1c内の基板受け部材26の外側に設けられ、上記弾性支持部材27の付勢力に抗して、上記基板受け部材26の下端と上記凹部1c上面との間にわずかな隙間を残して基板受け部材26を抑え込む吸盤抑え板29とからなり、ハンド1上面の凹部1cの底には弾性支持部材27内部に連通する空気吸引通路1fが設けられており、前記先端フック5は倒伏したときにはハンド1の厚さ以内に収まっていることを特徴とする基板搬送用ハンド。
  2. 上記吸盤4の環状の突起26bの上面に環状のシールリング28を嵌着した請求項1記載の基板搬送用ハンド。
  3. 上記先端フック5は、先端に突起5aを有し、後端は回転軸15に支持されており、かつ、中間には、リンク17及びスライド部材18を介して連結ロッド6の先端に連結されているピン16を設けている請求項1または請求項2記載の基板搬送用ハンド。
  4. 上記基板押え装置8は、基板14の後端を押える、上部が先方に突出した後端フック13と、該後端フック13を移動する伸縮シリンダ25と、該後端フック13と伸縮シリンダ25との間に介在させたスプリングボックス21とからなる請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の基板搬送用ハンド。
  5. 上記連結ロッド6は、複数の連結ロッド6a、6b、6cを連結してY字状に形成している請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の基板搬送用ハンド。
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