JP3899452B2 - 制御装置の状態表示方法および装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、制御装置の状態表示方法および装置に係り、特に、制御装置を構成するCPU、入出力処理装置およびリモート入出力装置をプラント機器近傍や制御機器室などに分散設置したときの制御状態を表示する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の制御装置の状態表示装置は、下記のように制御装置の各構成機器の状態を個別に表示する機能を有するものであった。
その1.制御装置の構成機器毎にその状態をプリント上または画面上にリストとして表示する。
その2.異常が発生している制御装置の構成機器毎の状態をプリント上または画面上にリストとして表示する。
その3.制御装置の機器の構成を表示し、機器毎に正常、異常の状態を画面上に色替え表示する。
その4.制御装置の機器の収納状態を画面上に表示し、これに機器の状態を重ね表示する。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】
上記従来技術1では、制御装置の構成機器が多数であると、リスト表示が膨大になり、必要情報の把握までに時間と手間を要し、状態を確認するのが困難である、という問題点を有する。
また、従来技術2では、従来技術1の問題は解決されるが、状態を把握した後に制御装置の構成機器を保守する際に、当該機器が何処にあり、どのように収納されているのかが分かりにくい、という問題点を有する。
従来技術3では、機器の状態は分かるが、機器の発生した異常要因を特定することができない、という問題点を有する。
従来技術4では、視覚的に機器の存在と状態を提供し、これらの問題点を解決する。しかし、従来技術4では、制御装置がリモート入出力装置や分散演算装置などによって構成され、この構成装置がプラント機器の近傍や、監視・制御室や保守事務室などに分散設置された場合、制御装置の異常がどの構成装置で発生し、何処の収納ラック等に収納されているのかが把握できず、保守に手間と時間を要する、という問題点を有する。
また、一般に、制御装置の構成機器をプラント機器の近傍などに設置する場合は、収納ラック等の関係から複数の制御装置の構成機器を同一の収納ラックなどに収納する場合が多く、個々の構成機器の状態を確認しても、構成機器の数が多く、設置場所が分散しているため、今度はその接続する制御装置や他の構成機器の収納場所とラックを把握することが困難である。
【0004】
本発明の課題は、上記事情に鑑み、現場に分散設置された制御装置の構成機器の状態監視を実施するに際し、制御装置の構成機器の状態を表示すると共に、その構成機器の設置場所および収納箇所を表示することを可能とすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、中央操作室に設けた表示手段および記憶手段を有する保守ツールと、保守ツールとネットワークを介して接続されたプラント機器を制御する複数の制御装置からなり、各制御装置を構成するCPU、入出力処理装置およびリモート入出力装置の構成ユニットを通信回線を介して複数の設置場所に分散配置すると共に、構成ユニットを形成する複数のカードを筐体内に収納し、表示手段に構成ユニットおよびカードの稼動状態を表示する制御装置の状態表示方法または装置であって、記憶手段に構成ユニットの設置場所特定データおよびカード情報データを記憶し、表示手段に構成ユニット毎の実装状態および構成ユニット内のカードの実装状態のイメージ図を表示し、カードの一つを指定し、かつ、当該ユニットに接続する他のユニットの状態表示を要求したとき、他のユニットの実装状態および当該ユニット内のカードの実装状態のイメージ図を表示すると共に、この際、当該ユニットの設置場所および当該カードを収納する筐体内の実装位置を表示する。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態による制御装置の状態表示方法を実施するシステム構成を示す。
プラントを制御するシステムにおいて、制御装置を構成する構成機器はコントローラ(CPU)、入出力処理装置PI/O、リモート入出力装置RI/Oからなり、これらの構成機器は、中央操作室、制御機器室A,B,C、ボイラ、タンクヤード、貯炭場に分散して設置される。
中央制御室には、制御装置の保守を行う保守ツール1、プラントの監視を行う計算機2が設置され、制御ネットワーク14を介して制御機器室Aに設置のコントローラA(CPUユニットA)3、コントローラB(CPUユニットB)4、制御機器室Bに設置のコントローラC(CPUユニットC)5と接続される。
制御機器室Aに設置のプラントの制御を行うコントローラA3は、制御機器室Cに設置の入出力処理装置PI/OユニットA6と接続し、入出力処理装置PI/OユニットA6は入出力処理装置PI/OユニットB7及びタンクヤードに設置のリモート入出力装置RI/OユニットA9に接続し、また、リモート入出力装置RI/OユニットA9は制御機器室Cに設置の入出力処理装置PI/OユニットC8とボイラ室に設置のリモート入出力装置RI/OユニットB10と接続する。また、コントローラB4はリモート入出力装置RI/OユニットA9と接続する。リモート入出力装置RI/OユニットB10とボイラ室に設置のリモート入出力装置RI/OユニットC11、リモート入出力装置RI/OユニットC11と貯炭場に設置のリモート入出力装置RI/OユニットD12を接続する。
上述のように分散して設置される制御装置からなるプラント制御システムにおいて、各制御装置の構成ユニットであるCPUユニット(コントローラA)3、CPUユニット(コントローラB)4、CPUユニット(コントローラC)5、入出力処理装置PI/OユニットA6、PI/ユニットOB7、PI/OユニットC8、リモート入出力装置RI/OユニットA9、RI/OユニットB10、RI/OユニットC11、RI/OユニットD12は、筐体(盤)に分散して設置され、保守ツール1は、各制御装置を構成するこれらのCPUユニット、入出力処理装置PI/Oユニット、リモート入出力装置RI/Oユニットの設置場所、状態、異常要因を表示する。
【0007】
図2は、図1のシステムを構成する制御装置の構成例を示す。
保守ツール251は、制御ネットワーク200を介してコントローラA、コントローラB、コントローラCと接続される。各コントローラは、プラント210からの情報をボイラ室設置のRI/OユニットB221内のリモートアナログ入力装置RAI225,226、貯炭場設置のRI/OユニットD253内のリモートデジタル入力装置RDI229,230より取り込み、また、各コントローラは、プラント210に対してプラント機器近傍のタンクヤード設置のRI/OユニットA220内のリモートアナログ出力装置RAO223,224、ボイラ室設置のRI/OユニットC221内のリモートデジタル出力装置RDO227,228より情報を出力する。
制御機器室Aに設置のコントローラAは、CPUユニットA内I/Fカード206により制御機器室Cに設置のPI/OユニットA内I/Fカード204と通信線240を介して接続され、PI/OユニットA内I/Fカード204はさらにPI/OユニットB内I/Fカード252と通信線241を介して接続される。PI/OユニットA内に実装されるカードAI231、AO232、DO233、PI/O208はI/Fカード204を介してCPU237と情報通信を行う。
PI/OユニットA内PI/Oカード208は、プラント機器近傍のタンクヤード設置のRI/OユニットA220、ボイラ室設置のRI/OユニットB221、RI/OユニットC222、貯炭場設置のRI/OユニットD253内リモート入出力カードRAO223、RAI225、RDO227、RDI229と通信線242,243,244,245を介して各々接続され、情報通信を行う。
制御機器室Aに設置のコントローラBも、同様にCPUユニット238内I/Fカード207とPI/OユニットC内I/Fカード205と通信線246を介して接続され、PI/OユニットC内に実装されるカードAI234、AO235、DO236、PI/O209はI/Fカード205を介してCPU238と情報通信を行う。PI/OユニットC内PI/Oカード209は、プラント機器近傍のタンクヤード設置のRI/OユニットA220、ボイラ室設置のRI/OユニットB221、RI/OユニットC222、貯炭場設置のRI/OユニットD内253内のリモート入出力カードRAO224、RAI226、RDO228、RDI230と通信線247,248,249,250を介して各々接続され、情報の通信を行う。
上述の分散して設置されるプラント制御システムにおいて、保守ツール251は、分散して筐体(盤)に設置される各制御装置の各構成ユニット内のカードの収納位置、状態、異常要因を表示する。ここで、各構成ユニット内の各カードは、筐体(盤)の設定された位置にそれぞれ収納される。
一方、PI/OユニットA内PI/Oカード208は、各RI/Oユニット220,221,222,253内のカードの状態情報を通信線243、244、245を介して受信し、メモリなどの記憶装置(図示せず)に記憶し、CPU237に各RI/Oユニット220,221,222,253内のカードの状態情報を送信する。CPU237は、I/Fカード206、通信線240、I/Fカード204を介し、PI/OユニットA内の各カード204,231,232,233,208から送信される各カードの状態情報を受信し、メモリなどの記憶装置に記憶する。
また、PI/OユニットC内PI/Oカード209も、同様に各RI/Oユニット220,221,222,253内のカードの状態情報を通信線247,243,244,245を介して受信し、メモリなどの記憶装置に記憶し、CPU238に各RI/Oユニット224,226,228,230内のカードの状態情報を送信する。CPU238は、I/Fカード207、通信線246、I/Fカード205を介し、PI/OユニットC内の各カード205,234,235,236,209から送信される各カードの状態情報を受信し、メモリなどの記憶装置に記憶する。
【0008】
例えば、ボイラ室設置のRI/OユニットB221内のRAI225で異常が発生した場合、コントローラAは、入出力処理装置PI/O208よりRAI225の異常を通信線242,243を介して受信し、メモリなどの記憶装置に記憶し、RAI225の異常情報をCPU237に送信する。CPU237は、RAI225の異常情報をI/Fカード206、通信線240、I/Fカード204を介して受信し、メモリなどの記憶装置に記憶する。
中央操作室設置の保守ツール251は、ユーザからの状態表示要求があると、制御ネットワーク200を介してコントローラAのCPU237から各場所に分散して設置される各ユニット内の各カードの状態情報を読み込み、各カードがどのキャビネット(筐体)のどのユニット内にあり、どこの設置場所にあり、どういう状態であるのかを表示する。異常のあるRAIカード225は他の正常なカードとは色を変えて表示するなどの異なる表示を行う。
【0009】
図3は、カード設置(収納)場所の登録画面例を示す。
カードの設置場所を特定するために予め下記のような画面でカードの設置場所を入力しておく。
CPUユニット設定画面501において、CPUユニットの入る盤の番号502とCPUユニットが盤のどの位置にあるかを指定するユニット座標503を登録することにより、CPUがどの盤のどの位置に存在するかを設定する。
また、CPUユニット内のカードは、CPUユニットのスロット番号505に対して何のカードが入っているかを特定するためにカードの種別506、カード型式507を入力する。PI/Oユニットに接続するためのインタフェースカード511には接続するPI/Oユニットの数509を設定する。
PI/OユニットがCPUユニット内のどのカードから接続されるかを特定するためにインタフェースカードのスロット番号504をマウスなどの入力装置で指定する。指定によりPI/Oユニットの設定画面520を表示させる。
PI/OユニットA設定画面520では、PI/Oユニットがどの盤のどの位置に存在するかを特定するためにPI/Oユニットが入る盤の番号521、ユニット座標522を入力する。PI/Oユニットのスロット番号523に対してカードの種別524とカード型式525を設定することにより、PI/Oユニット内のスロットに何のカードが入っているかを特定する。
CPUユニットボタン550は、CPUユニット設定画面へ画面を移動するボタンである。次ページボタン529は、CPUユニットのインタフェースカード511に接続するPI/Oユニットが複数ある場合に現在表示されているPI/Oユニットに接続されるPI/OユニットでCPUユニットのインタフェースカードから遠い順番で接続するPI/OユニットのPI/Oユニット設定画面520を表示させるボタンである。前ページボタン528は、現在表示されているPI/Oユニットに接続されるPI/OユニットでCPUユニットに近い順番で接続するPI/OユニットのPI/Oユニット設定画面520を表示させるボタンである。
スロット番号0のPI/Oカード527に接続するRI/Oユニットの情報を設定する画面RI/Oユニット設定画面531を表示するためにスロット番号526をマウスなどの入力装置で指定する。
PI/Oカードに接続するRI/Oカードは、設置場所がカード毎に分散しているため、RI/Oユニット設定画面530ではPI/O527に接続する順番に一貫番号533を振っておき、一貫番号533に対してRI/Oカードの種別534、型式535を設定する。また、各RI/Oに対して盤番号537、ユニット座標538、スロット番号536を設定することによりRI/Oカードの場所を特定することができる。PI/Oユニットボタン539は、RI/Oカードが接続されるPI/Oユニット設定画面へ画面を移動するボタンである。
【0010】
図4は、図3で設定したデータのデータベース例を示す。
場所特定データベース1429は、カードがどこに実装されているかを示すために、カードを所有するコントローラの名称、カードが実装される盤番号、盤内のユニット番号、ユニット内のスロット番号、カード型式をデータベース内に記憶する。また、カードがどのカードに接続するかを示すために、カードと接続する上位カードが実装される盤内のユニット番号、ユニット内のスロット番号を保守ツール251の記憶装置(図示せず)に記憶する。
例えば、カード型式RAO1(1411)のカードは、設置場所1412の盤番号1413内のユニット座標1414内のスロット番号1415に実装される。また、上位カードの実装されるユニット番号1410、上位カードのスロット番号1416、上位カードに接続するユニットの順番を示すRIOユニット番号1417を記憶することにより、カードがどの上位カードにどういう順番に接続するかを示すことができる。更に、型式RAO1(1411)のカードが接続するCPUユニット内のカードが実装されるユニットの番号1418、スロット番号1419を記憶することにより、CPUユニット内にある最上位の接続カードから型式RAO1(1411)の接続順を示すことができる。
カード情報データベース1430は、カードの型式と種類を対応付けるために、カード種類とカード型式を情報として保守ツールの記憶装置に記憶する。場所特定データベース1429とカード情報データベース1430から情報を取り出し、保守ツール251はシステムの情報を画面に表示する。
【0011】
図5は、システム状態表示の画面表示例を示す。
画面内の表示は、制御装置の列盤表示部401、盤内のユニット実装を表示する盤内表示部402、ユニット内のカード実装を表示するユニット表示部403、エラーメッセージを表示するメッセージ表示部404からなる。
列盤表示部401内には、制御装置が盤毎に表示され、盤面数が多く表示部内に入りきらない場合はスクロールバー405によって列盤表示部401内をスクロールさせ、全ての制御装置の盤を表示する。また、列盤が属する装置名称420と、列盤の設置場所421を表示する。
列盤表示部401内の盤410をマウスにてクリックすることにより、盤内表示部402内にその盤内のユニット実装を表示する。また、列盤表示部401において盤内表示部402で表示される盤がどの盤であるかを示すために盤内表示402内で表示される盤410を色替え表示する。列盤表示部401において盤内に異常などの状態変化が発生した際、状態変化がある盤が分かるように該当する盤413、414を色替え表示する。その際の色は盤内表示を示す色とは異なる色とする。
盤内表示402は、盤内のユニット実装を表し、表示されている盤の設置場所422、盤の番号423を表示する。
盤内表示402において盤をマウスでクリックすることにより、表示されるユニット実装部、例えばコントローラAの実装ユニットであるユニット415をマウスでクリックすることにより、コントローラAユニット415内のカードの実装状態をユニット表示部403に表示する。また、その際どのユニットがユニット表示部403に表示されたか分かるように、該ユニット415を色替え表示する。また、ユニットに異常などの状態変化がある場合、状態変化の発生したユニットが分かるようにユニットを色替え表示する。その際の色はユニット表示を示す色とは異なる色とする。
ユニット表示部403はCPUユニットを例としている。ユニット表示部403は、ユニット内に実装されるカードの実装を表し、ユニットが実装される盤の設置場所425、盤番号426、ユニット座標427を表示する。ユニット表示403において表示されるユニット内に実装されるカード417をマウスでクリックすると、カード(IF)417に接続されているカードの収納ユニット(RI/O)416を表示する。
また、ユニット表示403において表示されるユニット内に実装されるカード417に接続するカードが別ユニットにある場合、該カード417をマウスでクリックし、PIOユニットボタン419を押すことにより、該カードが接続するカードが実装されるユニット内のカードの実装状態をユニット表示部403に表示する。
また、カード417に接続するカードを実装するユニットが別の盤例えば盤412にある場合において盤412のユニット表示をしているときは、該カードの実装状態を表示する際実装される盤412に矢印418を表示し、どの盤のユニットを表示しているかが分かるようにする。また、その際、矢印で示される盤が属する装置の名称、設置場所に合わせて設置場所420、装置名称421の表示を更新する。
【0012】
図6は、CPUユニットの画面例を示す。
CPUユニット画面では、指定したユニット内に実装されるカードの情報をデータベースから取出し、表示する。データベースからの情報により、該当ユニットが設置される場所1606、盤番号1607、ユニット座標1608、該当ユニットの各スロットに実装されるカード1600,1601,1602,1603,1604のカード名称、型式を表示する。
カードAI1602に異常発生などカードの状態が変化した場合、スロットを色替して表示し、状態変化が発生したカードの実装場所、カードの種類を分かりやすくする。
カードI/F1601は、下位にPIOユニットを接続し、情報を送受信しているカードである。カードI/F1601をマウスでクリックし、PIOユニットボタン1605をマウスでクリックすることにより、カードI/F1601に最初に接続するPIOユニットを表示する。
【0013】
図7は、PIOユニットの画面例を示す。
PIOユニット画面は、盤内表示で指定する、CPUユニット画面で指定する、あるいは、前後に接続するPIOユニット画面より指定することにより、表示される。
PIOユニット画面では、PIOユニット内に実装されるカードの情報をデータベースから取出し、表示する。データベースからの情報により、該当ユニットが設置される場所1710、盤番号1711、ユニット座標1712、該当ユニットの各スロットに実装されるカード1700,1701,1702,1703,1704,1705のカード名称、型式を表示する。
カードDO1702に異常などの状態変が生じた場合、スロットを色替して表示し、状態変化が発生したカードの実装場所、カードの種類を分かり易くする。カードPIO1703は、下位にRIOユニットを接続し、情報を送受信しているカードである。カードPIO1703をマウスでクリックし、RIOユニットボタン1713をマウスでクリックすることにより、データベースより情報を取出し、カードPIO1702に最初に接続するRIOユニットを表示する。
CPUユニットボタン1714は、マウスでクリックすることにより、データベースから情報を取出し、表示中のPIOユニットが接続するCPUユニット画面を表示する。
前ページボタン1715は、マウスでクリックすることにより、データベースから情報を取出し、表示中のPIOユニットが接続する1つ前のPIOユニット画面を表示する。
次ページボタン1716は、マウスでクリックすることによりデータベースから情報を取出し、表示中のPIOユニットが接続する1つ後のPIOユニット画面を表示する。
【0014】
図8は、RIOユニットの画面例を示す。
RIOユニット画面は、盤内表示で指定する、PIOユニット画面で指定する、あるいは、前後に接続するRIOユニット画面より指定することにより表示される。
RIOユニット画面では、RIOユニット内に実装されるカードの情報をデータベースから取出し、表示する。データベースからの情報により、該当ユニットが設置される場所1810、盤番号1811、ユニット座標1812、該当ユニットの各スロットに実装されるカード1800,1801,1802,1803,1804のカード名称、型式を表示する。
カードRAO1803に異常発生などカードの状態が変化した場合、スロットを色替して表示し、状態変化が発生したカードの実装場所、カードの種類を分かり易くする。
RIOユニット内のカード1800,1801,1802,1803,1804は、PIOユニット内のカードと接続するかまたはRIOユニット内のカードと接続する。
表示中のあるカードの接続先を表示するとき、例えばカードRAI1802の接続先を表示するときはカードRAI1802をマウスでクリックし、次ページボタン1807ボタンをマウスでクリックすることにより、データベースより情報を取出し、カードRAI1802の1つ後に接続するRIOユニットを表示する。また、カードRAI1802をマウスでクリックし、前ページボタン1806ボタンをマウスでクリックすることにより、データベースより情報を取出し、カードRAI1802の1つ前に接続するRIOユニットを表示する。さらに、カードRAI1802をマウスでクリックし、PIOユニットボタン1805ボタンをマウスでクリックすることにより、データベースより情報を取出し、カードRAI1802の接続するPIOユニットを表示する。
【0015】
図9は、本発明のシステム状態の検出方法を示す。
図9において、制御装置301は、制御機器室Aに設置されるCPUユニットA302、制御機器室Cに設置されるPI/OユニットA303、タンクヤードに設置されるRI/OユニットB304より構成され、また、CPUユニットA302にはCPU305、I/FAカード306が設置され、PI/OユニットA303にはI/FBカード307、PI/Oカード308が設置され、RI/OユニットA304にはRAOカード309が設置されるとしてシステム状態の検出方法を説明する。
CPUユニットA302内のI/FAカード306は、PI/OユニットA303内のI/FBカード307と通信を行っている。また、PI/OユニットA303内のPI/Oカード308は、RI/OユニットA304内のRAOカード309と通信を行っている。
PI/OユニットA303内のPI/Oカード308は、RAOカード309の状態をメモリ314内に記憶する。PI/OユニットA303内のI/FBカード307は、PI/Oカード308のメモリ314からRAOカード309の状態を読み取り、RAOの状態をメモリ313に記憶する。また、PI/O308の状態をメモリ313に記憶する。IF/Bカード307は、メモリ313に記憶されているRAOカード309の状態とPI/Oカード308の状態をCPUユニット302内のI/FAカード306に送信する。CPUユニット302内のI/FAカード306は、受信したRAOカード309の状態とPI/Oカード308の状態をメモリ312に記憶する。また、I/FAカード306は、I/FBカード307の状態をメモリ312に記憶する。CPU305は、I/FAカード306のメモリ312に記憶したRAOカード309の状態、PI/Oカード308の状態、I/FBカード307の状態をメモリ310に格納する。また、CPU305は、I/FAカード306の状態をメモリ311に記憶する。 保守ツール251は、ネットワークを介してCPU305内のメモリ311に記憶されているRAOカード309の状態、PI/Oカード308の状態、I/FBカード307の状態、I/FAカード306の状態を読み込む。また、CPU305の状態もネットワークを介して読み込み、制御装置301の状態を記憶装置321に記憶し、表示を行う。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、状態表示装置に分散設置される制御装置の各構成ユニット、各構成ユニットに収納されるカードの設置場所、収納位置を表示可能とするので、操作員は構成ユニット、カードの設置場所、収納位置を視認しながら、構成ユニット、カードの状態を確認することができ、引いては補修必要機器の収納箇所が認識し易く、制御装置の保守性を向上することができると共に、保守上のヒューマンエラーの防止を図ることができる。
また、制御装置内の構成ユニット、カード毎の状態を表示した表示上で、この構成ユニット、カードを指定することにより、当該構成ユニット、カードに接続する他の構成ユニット、カードの状態表示を要求できるようにし、このとき、この構成ユニット、カード構成機器の設置場所、収納位置を表示装置上に判別できるように表示するようにしたので、操作員にとって制御システムの状態確認作業の作業性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による制御装置の状態表示方法を実施するシステム構成図
【図2】本発明の制御装置の詳細構成図
【図3】本発明のカード設置場所登録画面の例
【図4】本発明のカード情報のデータベースの例
【図5】本発明のシステム状態表示画面の例
【図6】本発明のシステム状態表示で表示するCPUユニットの画面例
【図7】本発明のシステム状態表示で表示するPIOユニットの画面例
【図8】本発明のシステム状態表示で表示するRIOユニットの画面例
【図9】本発明のシステム状態の検出方法の説明図
【符号の説明】
1,251…保守ツール、2…計算機、3,4,5…コントローラA,B,C(CPUユニットA,B,C)、6,7,8…入出力処理装置(PI/OユニットA,B,C)、9,10,11,12…リモート入出力装置(RI/OユニットA,B,C,D)、14,200…制御ネットワーク、210…プラント、240,241,242,243,244,245,246,247,248,249,250…通信線、I/F,AO,DO,PI/O,RAO,RAI,RDO,RDI…カード

Claims (2)

  1. 中央操作室に設けた表示手段および記憶手段を有する保守ツールと、前記保守ツールとネットワークを介して接続されたプラント機器を制御する複数の制御装置からなり、前記各制御装置を構成するCPU、入出力処理装置およびリモート入出力装置の構成ユニットを通信回線を介して複数の設置場所に分散配置すると共に、前記ユニットを形成する複数のカードを筐体内に収納し、前記表示手段に前記ユニットおよび前記カードの稼動状態を表示する制御装置の状態表示方法であって、
    前記記憶手段に前記ユニットの設置場所特定データおよび前記カード情報データを記憶し、
    前記表示手段に前記ユニット毎の実装状態および前記ユニット内の前記カードの実装状態のイメージ図を表示し、
    前記カードの一つを指定し、かつ、当該ユニットに接続する他のユニットの状態表示を要求したとき、前記他のユニットの実装状態および当該ユニット内のカードの実装状態のイメージ図を表示すると共に、
    この際、当該ユニットの設置場所および当該カードを収納する筐体内の実装位置を表示することを特徴とする制御装置の状態表示方法。
  2. 中央操作室に設けた表示手段および記憶手段を有する保守ツールと、前記保守ツールとネットワークを介して接続されたプラント機器を制御する複数の制御装置からなり、前記各制御装置を構成するCPU、入出力処理装置およびリモート入出力装置の構成ユニットを通信回線を介して複数の設置場所に分散配置すると共に、前記ユニットを形成する複数のカードを筐体内に収納し、前記表示手段に前記ユニットおよび前記カードの稼動状態を表示する制御装置の状態表示装置であって、
    前記記憶手段に前記ユニットの設置場所特定データおよび前記カード情報データを記憶し、
    前記表示手段に前記ユニット毎の実装状態および前記ユニット内の前記カードの実装状態のイメージ図を表示し、
    前記カードの一つを指定し、かつ、当該ユニットに接続する他のユニットの状態表示を要求したとき、前記他のユニットの実装状態および当該ユニット内のカードの実装状態のイメージ図を表示すると共に、
    この際、当該ユニットの設置場所および当該カードを収納する筐体内の実装位置を表示することを特徴とする制御装置の状態表示装置。
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