JP2022108321A - 異常内容提示プログラム、および異常内容提示プログラムを用いた情報処理端末装置、並びに情報処理端末装置を備えた異常管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】本開示が解決しようとする課題は、サービスパーソンが異常発生現場で手間をかけずに異常を特定するためのツールを提供することである。【解決手段】 異常内容提示プログラムでは、CPU10aが、第1ステップにおいて室外ユニット2が有する識別情報20aを入力として受け付け、第2ステップおいて当該識別情報20aに基づいて室外ユニットの機種を特定し、第3ステップおいて空気調和装置1により報知される異常情報29aを入力として受け付け、第4ステップにおいて当該異常情報29aと特定した室外ユニット2の機種とに基づき異常内容を抽出し、第5ステップにおいて当該異常内容を表示画面11へ出力する。この異常内容提示プログラムの利用者は、サービスマニュアル等を参照するような手間をかけることなく、その場で異常内容を抽出することができる。【選択図】図5
Description
異常内容提示プログラム、および異常内容提示プログラムを用いた情報処理端末装置、並びに情報処理端末装置を備えた異常管理システムに関する。
空気調和装置には、異常が発生した際に、ユーザーが施工業者に伝えるべき情報をリモコンに表示させる機能が搭載されている。例えば、特許文献1(WO2018/138903)に記載の空気調和装置は、製品型名および製造番号などの識別情報、および異常情報をリモコンに表示させることができる。
また、一般に、空気調和装置の室外ユニットには、異常発生を知らせるためのLED回路または7セグメント回路が搭載されており、リモコンのある部屋にサービスパーソンが入室できない場合には、LED回路または7セグメント回路の表示されるコードを基に必要情報を得ることができる。
しかしながら、実際には、サービスパーソンはLED回路または7セグメント回路の表示されるコードを基に、サービスマニュアル等を用いて詳細な内容を確認する作業が必要であり、異常を特定するまでに手間がかかる。
それゆえ、サービスパーソンが異常発生現場で手間をかけずに異常を特定するためのツールを提供する、という課題が存在する。
第1観点の異常内容提示プログラムは、コンピュータにより実行され、室外ユニットおよび室内ユニットを有する空気調和装置の異常内容を利用者に提示する、異常内容提示プログラムであって、第1ステップと、第2ステップと、第3ステップと、第4ステップと、第5ステップとを含む。第1ステップは、室外ユニットが有する識別情報を入力として受け付けるステップである。第2ステップは、第1ステップで受け付けた識別情報に基づいて室外ユニットの機種を特定するステップである。第3ステップは、空気調和装置により報知される異常情報を入力として受け付けるステップである。第4ステップは、第3ステップで受け付けた異常情報と、第2ステップで特定した室外ユニットの機種とに基づき、機種ごとに報知される異常情報と異常内容とを関連づけている関連付け情報から異常内容を抽出するステップである。第5ステップは、第4ステップで抽出した異常内容を出力するステップである。
この異常内容提示プログラムでは、利用者は、異常が発生した空気調和装置の室外ユニットが据え付けられている現場において、識別情報および異常情報を入力するだけで、サービスマニュアル等を参照するような手間をかけることなく、その場で異常内容を抽出することができる。
第2観点の情報処理端末装置は、第1観点の異常内容提示プログラムを実行する情報処理端末装置であって、出力された異常内容を表示する表示部を備える。
この情報処理端末装置では、利用者は、異常発生現場に情報処理端末装置を持っていけば、情報処理端末装置を介して異常内容を抽出することができるので、サービスマニュアル等の紙データを持参する必要がなく、作業性がよい。
第3観点の情報処理端末装置は、第2観点の情報処理端末であって、撮像部と、所定の情報が入力される入力部とをさらに備えている。入力部は、撮像部により撮像された識別情報を入力として受け付ける。
この情報処理端末装置では、識別情報の入力が、手入力ではなく、撮像部を介した画像入力であるので、手間がかからず作業性がよい。
第4観点の情報処理端末装置は、第2観点または第3観点の情報処理端末であって、撮像部と、所定の情報が入力される入力部とをさらに備えている。入力部は、撮像部により撮像された空気調和装置の異常情報を入力として受け付ける。
この情報処理端末装置では、異常情報の入力が、手入力ではなく、撮像部を介した画像入力であるので、手間がかからず作業性がよい。
第5観点の空気調和装置の異常管理システムは、室外ユニットおよび室内ユニットを有する空気調和装置と、第2観点から第4観点のいずれか1つに記載の情報処理端末装置とを備えている。室外ユニットは、識別情報を示す表示部材と、異常情報を報知する報知部材と有している。
第6観点の空気調和装置の異常管理システムは、第5観点の空気調和装置の異常管理システムであって、異常内容提示プログラムがクラウドサーバで実行される。
この異常管理システムでは、空気調和装置の全機種におよぶ膨大な異常情報に対して、必要な時に必要な情報を抽出することができる。
第7観点の空気調和装置の異常管理システムは、室外ユニットおよび室内ユニットを有する空気調和装置と、第2観点から第4観点のいずれか1つに記載の情報処理端末装置とを備えている。異常内容提示プログラムはクラウドサーバで実行される。
この異常管理システムでは、空気調和装置の全機種におよぶ膨大な異常情報に対して、必要な時に必要な情報を抽出することができる。
図1は、本開示に係る空気調和装置1の異常管理システムの構成図である。図1において、空気調和装置1の異常管理システムは、顧客が使用している空気調和装置1が故障した際に迅速な修理対応を行うことができるシステムである。
(1)全体の構成
本システムは、顧客物件Bに設けられる空気調和装置1と、空気調和装置1の故障診断を行う診断サーバ100と、空気調和装置1の修理を行うサービスマンが携帯する情報処理端末装置10とを備えている。
本システムは、顧客物件Bに設けられる空気調和装置1と、空気調和装置1の故障診断を行う診断サーバ100と、空気調和装置1の修理を行うサービスマンが携帯する情報処理端末装置10とを備えている。
情報処理端末装置10は、空気調和装置1の機器情報(例えば、識別情報および異常情報)を診断サーバ100へ送信する
診断サーバ100は、機種ごとの異常情報と異常内容とを関連づけている関連付け情報を保有し、空気調和装置1の識別情報および異常情報に基づいて、対応する異常内容を照合することができる。本実施形態では、診断サーバ100はクラウドサーバである。
診断サーバ100は、機種ごとの異常情報と異常内容とを関連づけている関連付け情報を保有し、空気調和装置1の識別情報および異常情報に基づいて、対応する異常内容を照合することができる。本実施形態では、診断サーバ100はクラウドサーバである。
(1-1)空気調和装置1
空気調和装置1は、顧客物件Bの室内の空気調和を行う。空気調和装置1は、熱源側ユニットである室外ユニット2と、利用側ユニットである複数の室内ユニット3と、室外ユニット2と各室内ユニット3とを接続する冷媒連絡配管4とを備えている。
空気調和装置1は、顧客物件Bの室内の空気調和を行う。空気調和装置1は、熱源側ユニットである室外ユニット2と、利用側ユニットである複数の室内ユニット3と、室外ユニット2と各室内ユニット3とを接続する冷媒連絡配管4とを備えている。
室内ユニット3は、例えば、天井設置型であり、建物の特定の階の特定の部屋の天井に据え付けられる。
図2は、室外ユニット2の斜視図であって、前板を取り外して電装品ボックス50を露出させている。図2において、電装品ボックス50の正面の右隅に、コードQが印刷されたシール55が貼り付けられている。コードQは、QRコード(登録商標)などのマトリックス型2次元コードであり、室外ユニット2の機種を識別するための識別情報20aを含んでいる。
また、電装品ボックス50の正面の右隅であって、上記コードQの下方に、7セグメントディスプレイ60が設けられている。7セグメントディスプレイ60を囲むように、白色の四角枠61がシルクスクリーン印刷によって描かれている。
7セグメントディスプレイ60は、英数字を連ねた異常情報29aを先頭から順に一文字ずつ切り換えて表示する。例えば、温度センサの異常に対応する異常情報29aである異常コード「L8-01」を報知する場合、「L」→「8」→「-」→「0」→「1」の順で文字を切り換える。
(1-2)情報処理端末装置10
情報処理端末装置10は、小型ノートパソコン、スマートフォン、およびタブレット端末などの携帯端末である。ここでは、タブレット端末を例に説明する。
情報処理端末装置10は、小型ノートパソコン、スマートフォン、およびタブレット端末などの携帯端末である。ここでは、タブレット端末を例に説明する。
図3は、異常管理システムで使用される情報処理端末装置10の構成図である。また、図4は、情報処理端末装置10の正面図である。図3および図4において、情報処理端末装置10は、CPU10aと、表示画面11と、カメラ12と、入力部13と、通信インタフェイス14と、メモリ15と、これらを互いに繋ぐバス16を含んでいる。データは、バス16を介して送られる。
CPU10aは、情報処理端末装置10が起動されると、メモリ15の領域15bに記憶されている異常内容提示プログラムに従って、サーバ接続情報記憶領域15cに記憶されているサーバ接続情報を使って自動的に診断サーバ100に接続する。
表示画面11は、異常内容提示プログラムに従って、例えば、ログイン画面を表示する。サービスパーソンによって、入力部13からログインパスワードが入力されると、情報処理端末装置10と診断サーバ100との間での通信が可能となる。
カメラ12で撮影された画像は、診断サーバ100に送信される。入力部13は、例えば、タッチスクリーンである。サービスパーソンは、入力部13を使って、アルファベット及び数字などのキャラクタデータを入力することができる。
通信インタフェイス14は、公衆回線を介して診断サーバ100と繋がる。バス16は、CPU10a、表示画面11、カメラ12、入力部13、通信インタフェイス14およびメモリ15を互いに繋ぐ。CPU10a、表示画面11、カメラ12、入力部13、通信インタフェイス14およびメモリ15の間で送受信されるデータは、バス16を介して送られる。
(2)異常内容提示プログラム
図5は、異常内容提示プログラムのフローチャートである。以下、図5を参照しながら、異常内容提示プログラムに従った情報処理端末装置10の動作について説明する。
図5は、異常内容提示プログラムのフローチャートである。以下、図5を参照しながら、異常内容提示プログラムに従った情報処理端末装置10の動作について説明する。
(ステップS1)
CPU10aは、ステップS1において、情報処理端末装置10が起動したか否かを判定する。CPU10aは、情報処理端末装置10が起動していると判定したときはステップS2へ進む。
CPU10aは、ステップS1において、情報処理端末装置10が起動したか否かを判定する。CPU10aは、情報処理端末装置10が起動していると判定したときはステップS2へ進む。
(ステップS2)
次に、CPU10aは、ステップS2において、表示画面11に異常内容提示プログラムへのログイン画面を表示した上で、ログインの有無を判定する。CPU10aは、ログインが有ったと判定したときはステップS3へ進む。
次に、CPU10aは、ステップS2において、表示画面11に異常内容提示プログラムへのログイン画面を表示した上で、ログインの有無を判定する。CPU10aは、ログインが有ったと判定したときはステップS3へ進む。
(ステップS3)
次に、CPU10aは、ステップS3において、メモリ15に記憶されている異常内容提示プログラムを立ち上げる。
次に、CPU10aは、ステップS3において、メモリ15に記憶されている異常内容提示プログラムを立ち上げる。
(ステップS4)
次に、CPU10aは、ステップS4において、サーバ接続情報記憶領域15cに記憶されているサーバ接続情報を使って自動的に診断サーバ100に接続する。
次に、CPU10aは、ステップS4において、サーバ接続情報記憶領域15cに記憶されているサーバ接続情報を使って自動的に診断サーバ100に接続する。
(ステップS5)
次に、CPU10aは、ステップS5において、カメラ12の機能をオンにした上で、識別情報20aの入力の有無を判定する。CPU10aは、識別情報20aの入力が有ったと判定したときはステップS6へ進む。
次に、CPU10aは、ステップS5において、カメラ12の機能をオンにした上で、識別情報20aの入力の有無を判定する。CPU10aは、識別情報20aの入力が有ったと判定したときはステップS6へ進む。
(ステップS6)
次に、CPU10aは、ステップS6において、診断サーバ100にアクセスして、入力された識別情報20aに対応する室外ユニット2の機種を特定する。
次に、CPU10aは、ステップS6において、診断サーバ100にアクセスして、入力された識別情報20aに対応する室外ユニット2の機種を特定する。
(ステップS7)
次に、CPU10aは、ステップS7において、カメラ12の機能をオンにした上で、異常情報29aの入力の有無を判定する。CPU10aは、異常情報29aの入力が有ったと判定したときはステップS8へ進む。
次に、CPU10aは、ステップS7において、カメラ12の機能をオンにした上で、異常情報29aの入力の有無を判定する。CPU10aは、異常情報29aの入力が有ったと判定したときはステップS8へ進む。
(ステップS8)
次に、CPU10aは、ステップS8において、診断サーバ100にアクセスして、特定した室外ユニット2の機種と、異常情報29aとに対応する異常内容を抽出する。
次に、CPU10aは、ステップS8において、診断サーバ100にアクセスして、特定した室外ユニット2の機種と、異常情報29aとに対応する異常内容を抽出する。
(ステップS9)
そして、CPU10aは、抽出した異常内容を、メモリ15のデータベース記憶領域15aに記憶した後、表示画面11に出力する。
そして、CPU10aは、抽出した異常内容を、メモリ15のデータベース記憶領域15aに記憶した後、表示画面11に出力する。
上記ステップS1~ステップS9で表された異常内容提示プログラムは、情報処理端末装置10上で実行されているが、それに限定されるものではなく、クラウドサーバである診断サーバ100上で実行されてもよい。
(3)異常内容提示プログラムを利用した作業手順
前提として、空気調和装置1が故障した旨の通知を受けたサービスパーソンが、情報処理端末装置10を携帯して現地に到着している、こととする。
前提として、空気調和装置1が故障した旨の通知を受けたサービスパーソンが、情報処理端末装置10を携帯して現地に到着している、こととする。
(手順ST1)
サービスパーソンは、異常を報知している室外ユニット2を特定する。具体的には、故障の通知を受けた空気調和装置1の室外ユニット2の正面の前板を取り外して、電装品ボックス50を露出させる。
サービスパーソンは、異常を報知している室外ユニット2を特定する。具体的には、故障の通知を受けた空気調和装置1の室外ユニット2の正面の前板を取り外して、電装品ボックス50を露出させる。
サービスパーソンは、電装品ボックス50の正面視右上に位置する7セグメントディスプレイ60が異常情報29aを表示していることを確認する。
(手順ST2)
次に、サービスパーソンは、情報処理端末装置10を起動させ、ログインし、異常内容提示プログラムを立ち上げる。
次に、サービスパーソンは、情報処理端末装置10を起動させ、ログインし、異常内容提示プログラムを立ち上げる。
(手順ST3)
次に、サービスパーソンは、室外ユニット2の機種を特定する。
次に、サービスパーソンは、室外ユニット2の機種を特定する。
図6は、識別情報20aを読み取る直前の情報処理端末装置10の正面図である。図6において、電装品ボックス50の正面視右上の隅にシール55が添付されている。サービスパーソンは、情報処理端末装置10のカメラ12でシール55を被写体として捉え、情報処理端末装置10の表示画面11の枠内に当該シール55に印刷されているコードQが入るようにして、コードQを読み取らせる。
コードQは、例えば、QRコード(登録商標)であり、室外ユニット2の機種を特定する識別情報20aを含んでいる。
情報処理端末装置10のCPU10aは、読み取られたコードQを、入力部13を介して受け付ける。そして、CPU10aは、コードQの識別情報20aに基づいて、室外ユニット2の機種を特定する。
(手順ST4)
次に、サービスパーソンは、情報処理端末装置10に、7セグメントディスプレイ60が表示する異常情報29aを読み取らせる。
次に、サービスパーソンは、情報処理端末装置10に、7セグメントディスプレイ60が表示する異常情報29aを読み取らせる。
図7は、異常情報29aを読み取る直前の情報処理端末装置10の正面図である。図7において、サービスパーソンは、情報処理端末装置10のカメラ12で7セグメントディスプレイ60を被写体として捉えて、表示画面11の枠内に7セグメントディスプレイ60を囲む四角枠61が入るようにして、異常情報29aを読み取らせる。
情報処理端末装置10のCPU10aは、読み取られた異常情報29aを、入力部13を介して受け付ける。
情報処理端末装置10は、異常内容提示プログラムが立ち上がったときに、通信インタフェイス14を介して診断サーバ100と繋がっているので、CPU10aは、異常情報29a、室外ユニット2の機種に基づいて、異常情報29aに対応する異常内容を抽出する。そして、CPU10aは、抽出した異常内容を表示画面11に出力する。
(4)特徴
(4-1)
異常内容提示プログラムでは、CPU10aが、第1ステップにおいて室外ユニット2が有する識別情報20aを入力として受け付け、第2ステップおいて当該識別情報20aに基づいて室外ユニット2の機種を特定し、第3ステップおいて空気調和装置1により報知される異常情報29aを入力として受け付け、第4ステップにおいて当該異常情報29aおよび特定した室外ユニット2の機種に基づき異常内容を抽出し、第5ステップにおいて当該異常内容を表示画面11へ出力する。
(4-1)
異常内容提示プログラムでは、CPU10aが、第1ステップにおいて室外ユニット2が有する識別情報20aを入力として受け付け、第2ステップおいて当該識別情報20aに基づいて室外ユニット2の機種を特定し、第3ステップおいて空気調和装置1により報知される異常情報29aを入力として受け付け、第4ステップにおいて当該異常情報29aおよび特定した室外ユニット2の機種に基づき異常内容を抽出し、第5ステップにおいて当該異常内容を表示画面11へ出力する。
この異常内容提示プログラムの利用者(サービスパーソン)は、異常が発生した空気調和装置1の室外ユニット2が据え付けられている現場において、識別情報20aおよび異常情報29aを入力するだけで、サービスマニュアル等を参照するような手間をかけることなく、その場で異常内容を抽出することができる。
(4-2)
情報処理端末装置10は、異常内容提示プログラムを実行する端末装置であって、出力された異常内容を表示する表示画面11を備えている。サービスパーソンは、異常発生現場に情報処理端末装置10を持っていけば、情報処理端末装置10を介して異常内容を抽出することができるので、サービスマニュアル等の紙データを持参する必要がなく、作業性がよい。
情報処理端末装置10は、異常内容提示プログラムを実行する端末装置であって、出力された異常内容を表示する表示画面11を備えている。サービスパーソンは、異常発生現場に情報処理端末装置10を持っていけば、情報処理端末装置10を介して異常内容を抽出することができるので、サービスマニュアル等の紙データを持参する必要がなく、作業性がよい。
(4-3)
情報処理端末装置10では、入力部13が、カメラ12により撮像された識別情報20aを入力として受け付けるので、識別情報20aの入力に手間がかからず作業性がよい。
情報処理端末装置10では、入力部13が、カメラ12により撮像された識別情報20aを入力として受け付けるので、識別情報20aの入力に手間がかからず作業性がよい。
(4-4)
情報処理端末装置10では、入力部13が、カメラ12により撮像された空気調和装置1の異常情報29aを入力として受け付けるので、異常情報29aの入力に手間がかからず作業性がよい。
情報処理端末装置10では、入力部13が、カメラ12により撮像された空気調和装置1の異常情報29aを入力として受け付けるので、異常情報29aの入力に手間がかからず作業性がよい。
(4-5)
空気調和装置1の異常管理システムは、室外ユニット2および室内ユニット3を有する空気調和装置1と、情報処理端末装置10とを備えている。室外ユニット2は、識別情報20aを含むコードQを印刷したシール55と、異常情報29aを報知する7セグメントディスプレイ60と有している。
空気調和装置1の異常管理システムは、室外ユニット2および室内ユニット3を有する空気調和装置1と、情報処理端末装置10とを備えている。室外ユニット2は、識別情報20aを含むコードQを印刷したシール55と、異常情報29aを報知する7セグメントディスプレイ60と有している。
(4-6)
空気調和装置1の異常管理システムは、異常内容提示プログラムがクラウドサーバで実行されてもよい。かかる場合、空気調和装置1の全機種におよぶ膨大な異常情報に対して、必要な時に必要な情報を抽出することができる。
空気調和装置1の異常管理システムは、異常内容提示プログラムがクラウドサーバで実行されてもよい。かかる場合、空気調和装置1の全機種におよぶ膨大な異常情報に対して、必要な時に必要な情報を抽出することができる。
(5)変形例
(5-1)
上記実施形態では、異常情報29aを7セグメントディスプレイ60で報知する構成を例に説明したが、これに限定されるものではなく、1個のLEDを用いて報知してもよい。
(5-1)
上記実施形態では、異常情報29aを7セグメントディスプレイ60で報知する構成を例に説明したが、これに限定されるものではなく、1個のLEDを用いて報知してもよい。
図8は、1個のLEDで報知される異常情報29aを読み取る直前の情報処理端末装置10の正面図である。図8において、LED70は、第1所定時間内の点滅回数と、第1所定時間の後に続く第2所定時間内の点滅回数の組合せによって異常情報29aを報知する。
例えば、温度センサの異常に対応する異常情報29aである異常コード「L8-01」を報知する場合、LED70は、第1所定時間内に4回点滅し、第2所定時間内に1回点滅する。
サービスパーソンは、情報処理端末装置10のカメラ12でLED70を被写体として捉えて、表示画面11の枠内にLED70を囲む四角枠71が入るようにして、異常情報29aを読み取らせる。
(5-2)
上記実施形態では、室外ユニット2の機種を特定する識別情報20aを表示するものとしては、QRコード(登録商標)を例に説明したが、それに限定されるものではなく、室外ユニット2に記載された数字等であってもよい。この場合、サービスパーソンが入力部13を介して数字等を入力してもよい。
上記実施形態では、室外ユニット2の機種を特定する識別情報20aを表示するものとしては、QRコード(登録商標)を例に説明したが、それに限定されるものではなく、室外ユニット2に記載された数字等であってもよい。この場合、サービスパーソンが入力部13を介して数字等を入力してもよい。
(5-3)
また、上記実施形態では、カメラ12により撮像された空気調和装置1の異常情報29aを入力として受け付ける形態を例に説明したが、それに限定されるものではない。異常情報29aが英数字の場合、カメラ12での撮影ではなく、サービスパーソンが入力部13を介して入力してもよい。
また、上記実施形態では、カメラ12により撮像された空気調和装置1の異常情報29aを入力として受け付ける形態を例に説明したが、それに限定されるものではない。異常情報29aが英数字の場合、カメラ12での撮影ではなく、サービスパーソンが入力部13を介して入力してもよい。
(5-4)
さらに、異常情報29aとしては、室外ユニット2の異常だけでなく、室外ユニット2に接続されている室内ユニット3の異常も含まれる。
さらに、異常情報29aとしては、室外ユニット2の異常だけでなく、室外ユニット2に接続されている室内ユニット3の異常も含まれる。
(6)その他
上記実施形態では、室外ユニット2を縦型室外ユニットで説明したが、これに限定されるものではなく、トランク型の室外ユニットであってもよい。
上記実施形態では、室外ユニット2を縦型室外ユニットで説明したが、これに限定されるものではなく、トランク型の室外ユニットであってもよい。
図9は、トランク型の室外ユニット2Xの正面図であって、右側の前板を取り外して電装品ボックス50Xを露出させている。図9において、電装品ボックス50Xの正面右上の隅に、識別情報20aであるコードQXが印刷されたシール55Xが貼り付けられている。
また、電装品ボックス50Xの正面右上の隅であって、上記コードQXの下方に、7セグメントディスプレイ60Xが設けられている。7セグメントディスプレイ60Xを囲むように、白色の四角枠61Xがシルクスクリーン印刷によって描かれている。
コードQXの機能、および7セグメントディスプレイ60Xの動作は、上記実施形態におけるコードQの機能、および7セグメントディスプレイ60の動作と同等であるので、ここでは説明を省略する。
以上、本開示の実施形態を説明したが、特許請求の範囲に記載された本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。
1 空気調和装置
2 室外ユニット
3 室内ユニット
10 情報処理端末装置
11 表示画面(表示部)
12 カメラ(撮像部)
13 入力部
20a 識別情報
29a 異常情報
55 シール(表示部材)
60 7セグメントディスプレイ(報知部材)
100 診断サーバ(クラウドサーバ)
2 室外ユニット
3 室内ユニット
10 情報処理端末装置
11 表示画面(表示部)
12 カメラ(撮像部)
13 入力部
20a 識別情報
29a 異常情報
55 シール(表示部材)
60 7セグメントディスプレイ(報知部材)
100 診断サーバ(クラウドサーバ)
Claims (7)
- コンピュータにより実行され、室外ユニット(2)および室内ユニット(3)を有する空気調和装置(1)の異常内容を利用者に提示する、異常内容提示プログラムであって、
前記室外ユニット(2)が有する識別情報(20a)を入力として受け付ける、第1ステップと、
前記第1ステップで受け付けた前記識別情報(20a)に基づいて前記室外ユニット(2)の機種を特定する、第2ステップと、
前記空気調和装置(1)により報知される異常情報(29a)を入力として受け付ける、第3ステップと、
前記第3ステップで受け付けた前記異常情報と、前記第2ステップで特定した前記室外ユニット(2)の機種とに基づき、機種ごとに報知される異常情報と異常内容とを関連づけている関連付け情報から、異常内容を抽出する、第4ステップと、
前記第4ステップで抽出した前記異常内容を出力する、第5ステップと、
を含む、
異常内容提示プログラム。 - 請求項1に記載の異常内容提示プログラムを実行する情報処理端末装置であって、
出力された前記異常内容を表示する表示部(11)を備える、
情報処理端末装置(10)。 - 撮像部(12)と、
所定の情報が入力される入力部(13)と、
をさらに備え、
前記入力部(13)は、前記撮像部(12)により撮像された前記識別情報(20a)を入力として受け付ける、
請求項2に記載の情報処理端末装置(10)。 - 撮像部(12)と、
所定の情報が入力される入力部(13)と、
をさらに備え、
前記入力部(13)は、前記撮像部(12)により撮像された前記空気調和装置(1)の異常情報(29a)を入力として受け付ける、
請求項2または請求項3に記載の情報処理端末装置(10)。 - 空気調和装置(1)の異常管理システムであって、
室外ユニット(2)および室内ユニット(3)を有する空気調和装置(1)と、
請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の情報処理端末装置(10)と、
を備え、
前記室外ユニット(2)は、
前記識別情報(20a)を示す表示部材(55)と、
前記異常情報(29a)を報知する報知部材(60)と、
有する、
空気調和装置(1)の異常管理システム。 - 前記異常内容提示プログラムは、クラウドサーバで実行される、
請求項5に記載の空気調和装置(1)の異常管理システム。 - 空気調和装置(1)の異常管理システムであって、
室外ユニット(2)および室内ユニット(3)を有する空気調和装置(1)と、
請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の情報処理端末装置(10)と、
を備え、
前記異常内容提示プログラムは、クラウドサーバで実行される、
空気調和装置(1)の異常管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021003224A JP2022108321A (ja) | 2021-01-13 | 2021-01-13 | 異常内容提示プログラム、および異常内容提示プログラムを用いた情報処理端末装置、並びに情報処理端末装置を備えた異常管理システム |
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